GM:■トレーラー
GM: アカデミアに真の冬がやってきた。
GM: 学園島の北半分は雪と氷に閉ざされ、あらゆる都市機能が麻痺。
GM: 当然ながら学校も閉鎖され、生徒たちは農場地帯に設けられた難民キャンプで肩を寄せ合う。
GM: 刻々と迫る、物資的限界。精神的限界。未来の自由と引き換えの、外部介入。
GM: 誰も彼もが希望の火を待望する中、その糸口は意外な所からもたらされた。
GM: 
GM: 恐るべき冬の領域に挑む、選ばれた生徒たち。
GM: 立ちはだかるは、野生化した『局地生存EXオーヴァード/ホワイトパンダ』。
GM: 学園凍結を目論むディオゲネスクラブと、終わらない冬の楽園を望むOWSC(オーヴァード・ウィンター・スポーツ・サークル)連。
GM: その先に待つ『冬の泉』目掛けて起動するのは――『卒業課題砕氷戦艦/アカデミアB』。
GM: 
GM: ダブルクロス3rd Edition
GM:『極限極寒極圏アカデミア/Academia Ice Break!』
GM: ダブルクロス、それは裏切りを意味する言葉。
GM
GM
GM
GM:◆PC1 柳武 歩
GMhttp://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYiP_fjAEM
GM:という訳でここから自己紹介をしてもらいます。
GM:人格と能力を……洗いざらい……喋ってもらおうかァーッ!
GM:まずはPC1、柳武歩さん!
柳武歩:はーい
柳武歩:柳武歩、生徒会の手伝いをしている元ヤンキーです。
柳武歩:三白眼と金髪、迷彩柄のジャケット(校則違反)がトレードマーク。
GM:色々ハイブリッドだ
柳武歩:いかつい見た目だけど、その実力はCランク程度なので安心です。
柳武歩:エグザイル/モルフェウスのクロスブリードであり
柳武歩:武器を作って、三種のリミットエフェクトでシーンを殴る程度の能力しか持ち合わせておりません。
GM:うーんこれはCランク
柳武歩:過去との決別、因縁のライバルとの対峙、学園を二分する抗争”デイ・アフター・ウォー”など
柳武歩:色々経験して、今は明るく前向きに、色々な物にチャレンジする生徒になっています。
GM:よかったねえ
柳武歩:でも正直、寒いのは苦手!そんな感じです。
GM:ンンーッ? なんだァその長いスカートはァ……校則違反だなァー!
GM:自己紹介ありがとうございました。ではそんな寒いのが苦手な柳武さんに送るハンドアウトはこちら!

PC1:柳武歩
シナリオロイス…"フレイムバッシュ"赤枝 東輝(あかえだ とうき)  推奨感情…P:懐旧/N:不信感
突如として学園島を襲った限界状況への対応に追われる君に、知り合いの下級生が声をかけてきた。
彼の名前は赤枝 東輝。少年は、今回の異常現象の原因の正体を知っている、と告げた。
そして、その原因……"コールドヴィッツ"を止められるのは自分だけだ、とも言う。
紆余曲折の末にその発言の信用性が認められ、君は赤枝と共に島北部を目指す第二調査隊を編成することになる。
 
GM:赤枝は、ぶっちゃけ可変ではあるんですが、特に要望がなければ11歳くらいの小学生を想定しています。
柳武歩:小!
GM:中学生でもよい。下級生であれば大丈夫かなーって思ってます。
柳武歩:小学生で問題ありません。生徒会の手伝いしてる時に、行事か何かで知りあった感じかな…?
GM:ぶっきらぼうなところのあって生意気な感じの少年だけど、最終的にはちゃんと年長者の言うことを聞くので、困ったガキだけどマジ困らせられる感じではない、そんなラインです。
柳武歩:助かるわぁ
GM:きっとそうです。少なくとも彼は、柳武さんを生徒会のパシリと認識して声をかけてきます。
柳武歩:りょうかい!
GM:推奨感情とかは、まあOP終わってからでも良いでしょう。他に何か質問があれば……今のうちだぜ!
柳武歩:オーケー!よろしくお願いします。
GM:よしきた! それじゃ次のPCに移ります!
GM
GM:◆PC2 星宮 千佳
星宮千佳http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYs7O2jwEM
星宮千佳:ほしみやちかです! 11歳です!
星宮千佳:そういう、元気いっぱいのアホ小学生です。UGNチルドレン。
GM:元気小学生なのだ
星宮千佳:クオンタムキャラとしてはキャラシートのキャラ説明が非常に短いのが特徴で、
星宮千佳:書いてある通り、諸々を評価されてアカデミアに体験入学に来ました。
星宮千佳:シンドロームはモルフェウス/エンハイ/ノイマンのDロイス錬金術師。ガトリングガンを両手に作って敵をはちのすにします。
GM:はちのすだーっ!
星宮千佳:クラスは……攻撃力が上がるBランクアタッカー、錬金術師らしいAランクスペシャリスト(ミナとかぶる)など色々迷いましたが
星宮千佳:最終的に、あの後乗せサクサク丸と同じAランクサポーターを選択しました。シーン1回、誰か一人のダイスを+2できます。
星宮千佳:サポートにかこつけてみんなとお話したいなあ。
GM:サポト!
星宮千佳:そんな感じです。そこそこのサポート、そこそこの攻撃力、いっぱいの元気でがんばります。
星宮千佳:とにかくみんなとお話したい! 以上です。
GM:オーケーです。よろしくお願いします!
GM:シナリオロイスは変わらず、エキセントリックサイエンティストな黒野 白雪ですが……
GM:なんか体験授業とかで生物の講義をしに来た彼女と仲良くなったみたいな感じにしましょう。
星宮千佳:それで!
GM:白雪的にも千佳ちゃんはイヌみたいなので心をゆるしやすい。
星宮千佳:転生してきた獣将軍リリと言われており、実際犬です
GM:おいおい現パロか
GM:ではそんな千佳ちゃんに送るハンドアウトは……こちら!

PC2:星宮千佳
シナリオロイス…"ズーキーパーVII(セブン)"黒野 白雪  推奨感情…P:有為/N:隔意
黒野 白雪は学生ながらEXオーヴァードやキュマイラシンドロームの研究に心血を注ぐ科学者である。
彼女は今回の騒動に当たり、看過し難い調査阻害要因であるホワイトパンダの研究を行なっていた。
そしてその研究の成果の実証のため学園島を北上すべく、そのサポートとして君に声をかけたのだ。
純粋な学園復活を願う気持ちか、打算的な報酬目当てか……ともあれ、君は彼女へ協力することにした。
 
GM:黒野白雪は典型的な黒髪スレンダー美人で、いつも白衣をひっかけているタイプの高校生です。
星宮千佳:マッドサイエンティストですか?
星宮千佳:あまりマッドじゃない?
星宮千佳:学会を追放されている?
GM:マッド……
GM:学会は追放されていない!
GM:ただ割と自由で、研究への情熱が強く、周囲の目を気にしない時もありますので
星宮千佳:よかった
GM:マッドサイエンティストというか、エキセントリックサイエンティストかも
星宮千佳:研究熱心なのはいいことなのだなあ
GM:告白されても「人間は脆弱だ。動物的魅力に欠ける」と振るタイプです
星宮千佳:おっぱいは大きいですか?
星宮千佳:スレンダーだから小さい?
GM:スレンダー系美人です
GM:シュッとしています。生殖的魅力には欠けるかもしれないが、狩猟者としては能率的だろう?
星宮千佳:ヒロさんのキャラみたいな性格だ・・・
GM:まあともあれそんな感じで! 感情等はOP後にでも。
星宮千佳:はーい。
GM
GM:◆PC3 三ツ辻 リク
GMhttp://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFgsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYo86OMww
GM:PC3、三ツ辻リク! 男を見せる時がきたぞ! 自己紹介をお願いします。
三ツ辻リク:三ツ辻リクです。限りなく人間に近い、UGN製の最新型人造人間です。
三ツ辻リク:番長連の厄介になってるアカデミアの健康優良機械化番長でございます!
GM:健康マシン!
三ツ辻リク:シンドロームはブラックドッグ/エグザイル/サラマンダー、
三ツ辻リク:見た目は少年だけど、これは機械による仮の姿、失った肉体を取り戻す鍵を探す為、アカデミアにやって来た広島の男なのだ
GM:広島er!
三ツ辻リク:中身も広島的番長男、仁義を重んじる任侠少年(ロボ)となっております!
三ツ辻リク:性能的には機械の体と雷的エネルギーを使ったカバーリングを得意としています
三ツ辻リク:エフェクトで味方をガードしつつ、反射的カウンターでダメージを与える、攻性カバーキャラです
GM:さ、触りたくない……触りたくないのに触られにくる……
三ツ辻リク:「おうおう、やっちゃるけえのう。覚悟せえや。……ピピピ(電子音)」
GM:機械化された番長感が尋常ではない……
三ツ辻リク:……UGN製の最新型人造人間で外見的には人間なのですが、DAWを経、更に今回は極寒のアカデミアという非常事態なので
三ツ辻リク:色々ロボ寄り
三ツ辻リク:です
三ツ辻リク:早く人間になりたい!
三ツ辻リク:こんな感じで
GM:寒冷地仕様! 不凍液は持ったな? 行くぞォ!
三ツ辻リク:プシュー!(蒸気)
GM:それじゃそんな機関人間リクに送るハンドアウトはこれ!
 
PC3:三ツ辻リク
シナリオロイス…スキー部副部長 "トリワタリ"菅野 ジェミソン  推奨感情…P:執着/N:憤懣
オーヴァード・ウィンター・スポーツ・サークル連合――通称OWSC連。
彼らはこの混乱に乗じ、雪と氷に閉ざされたアカデミアを占拠し、ウィンタースポーツに明け暮れているのだという。
それだけならばまだしも、この異変を解決しようとした調査隊にまで危害を加えたのだとか。
説得に失敗したスキー部部長の依頼を受けてか、あるいは事態を解決すべく自主的にか、それともスポーツ愛ゆえか……
どうあれ君は、彼らの暴挙を止めるべく、第二調査隊への参加に手を挙げた。
 
GM:OWSC連はメッチャ寒いのをこれ幸いとウィンタースポーツをしまくりたいし、このメチャ寒状態をどうにかしようとするものを許さない連合、の略でもありmす。
三ツ辻リク:けしからんぜ!
GM:凍り付いた学校の廊下をスケートで滑る、屋上から雪で作った坂をスキーで滑り降りるなど楽しく暴虐を働いています。
GM:そのリーダーが、スキー部副部長菅野ジェミソンです。彼は彼を止めようとしたスキー部部長をも負傷させています。
GM:あなたはそんな噂を耳にしてか、あるいはスキー部部長に直接頼まれてか、もしくはそういうの関係なしにこの事態を解決しようとしてかで動いてもらいます。
三ツ辻リク:かしこまりました。マナーを守らない邪悪スキー野郎に天誅をくだせっちゅうわけじゃな!
GM:そう! 広島の冬の力で、こう……なんとか! どんなものかはしらないけど!
三ツ辻リク:菅野ジェミソン……いかにも迷惑スキープレイヤーっぽい名前(偏見)だぜ……
GM:べ、別に今からPC4風のに変えても大丈夫だよ……? この辺はこう……柔軟だから……
三ツ辻リク:だ、大丈夫です。番長連の治安活動の一環として働いてた際に、OWSC連とぶつかった的な展開なら……イケると思います!
GM:よし……正直ここは疲れた頭で風呂に入っていた時の突発的思いつきだったのでどこまで乗せられるか未知数なのだが……やるぜ!
三ツ辻リク:こちらも迷惑はかけないことを念頭に、頑張ります!あ、言い忘れてた、ランクはAランクディフェンダーです。やるぜ!
GM:やったーランクA!
GM:大体そんな感じだ! よろしくお願いします!
GM:ではそういう事で次に参ります!
GM
GM:◆PC4 連城 夕太
GM:http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYjv_fjAEM
連城 夕太:はいはい!はーい!連城夕太です!中学生です!
GM:フッ……一瞬臆病風に吹かれちまったが気にするな。 その素性をつまびらかにするがいい!
連城 夕太:えっと、何を話そう。
連城 夕太:あ、そうだ。新顔の風紀委員です!はじめまして!
連城 夕太:アカデミア抗争とかいうビッグイベントに乗り損ねて歯噛みしてたら、偶然にも中学風紀委員に空席ができたので
GM:初々しいねェ~
連城 夕太:アカデミアで起きる事件に片っ端から首を突っ込むために滑り込みました!
GM:フェスマン(お祭り男)!
連城 夕太:とにかくその場のノリで動くし起きてることは楽しむタイプだけど、風紀委員なので事件解決も頑張ります。
連城 夕太:じゃないとクビになっちゃうし……
GM:ギロチンなのだ
連城 夕太:性能は武器を作って撃ち出すだけのシンプルな範囲攻撃。
連城 夕太:行動値13から最大攻撃力62で範囲攻撃するだけのどこにでもいるCランクです。
GM:こわい……
連城 夕太:あ、それと起点エフェクトがシーンLv回なので、1シーンに最大3回しか撃てません。ポンコツ!
連城 夕太:だいたいそんな感じです。
GM:思い切った構成だ……
GM:ではそんな長期戦で一点攻勢されそうな君に送るハンドアウトは……これだ!
 
PC4:連城夕太
シナリオロイス…ディオゲネスクラブ  推奨感情…P:執着/N:憤懣
君は風紀委員として、きわめて冷静に難民キャンプの治安維持に努めていた。
君の頼れる先輩や力強い後輩が調査隊を編成して、事態の解決のため動いていることを知っていたからだ。
……しかし、彼らは敗走した。それはディオゲネスクラブの手による量産型仮面の兵士によるものだったという。
そんな折に、生徒会長から第二調査隊編成の布告が出た。彼らの無念を晴らすため、君は名乗りを上げる。
 
GM:新顔なので後輩はいなさそうだけど、ともかくそんな感じです。彼らは……負けた!
連城 夕太:先輩がた……!先に行くなんてズルい!俺も連れてってよ!
GM:防寒装備がね……
連城 夕太:そんな……
GM:しかし先輩がたは敗れ帰り……ここには……主を失った防寒装備がある!
連城 夕太:やったー!遊べる!首を突っ込もう!
連城 夕太:しかもディオゲネスクラブが相手!ビッグイベント!ヒュー!
GM:その好奇心があんな事態を生み出すとは、当時の僕は思ってもいなかったのです(モノローグ)
GM:まあ、この辺はざっくりざっくりでやっていきましょう。何か質問があれば……今のうちだぜ!
連城 夕太:質問はない!行き当たりばったるので大丈夫です!
連城 夕太:あ、それと顔だけはいいです!銀髪碧眼の美少年!
GM:ぎっ銀髪碧眼!
連城 夕太:そんな感じで!よろしくお願いします!顔を褒めて!
GM:毛が白い中学生……
GM:OKです。それじゃよろしくお願いします!



GM
:◆OP0 PC登場不可

GM
GM:アカデミア北方。
GM:底冷えするような青白い光が空へと打ち上がった、その日――
GM
GM:例年通りの冬を迎えていた学園島/オーヴァードアカデミアは、突如として厳冬に襲われた。
GM:さながら極地が如き厳冬である。風は鋭く、水は冷たく。見上げるほどに雪は積もり、見上げた空にはオーロラが煌めく。
GM:水道管が内部から爆裂し、暖房器具が煙を噴いた頃、アカデミア生徒会長の雲雀宏一は緊急事態宣言を発令。
GM:北部から学園島をじりじりと侵食する寒冷という異常災害に備え、一般生徒を休耕中の農作地へ避難させ始めた。
GM
GM:……それから五日。
GM:極寒は留まることを知らない。学校としての機能は避難先で確保しているが、迫る寒気はそんな誤魔化しも凍て砕こうとしている。
GM:避難生活への慣れと見慣れぬ雪の楽しさに、生徒の多くは浮ついて、その間に流れる空気が無闇に暗くなることは決してない――しかしそれも、いつまで続くか。
GM:調査隊の退却の報が入ったとなれば、状況を見ることのできる生徒たちの緊張は、尚も高まる。行く末は現在の自由自治と引き換えの、外部介入か。
GM
GM:そんな折。
GM:積もる雪を踏み分けて歩き出す、一つの人影があった。
GM
GM
GM:『極限極寒極圏アカデミア/Academia Ice Break!』
GM



GM
GM:◆OP1 登場PC…柳武歩
GM:他PCは登場不可です。登場侵蝕されたまえ。
柳武歩:36+1d10
DoubleCross : (36+1D10) → 36+1[1] → 37

GM:さて、状況は今のOP0でお話しした通り。
GM:柳武さんは生徒会の協力者として、プレハブ仮説校舎や仮設住宅の間を走り回ったりしていることと思います。
GM:今日の天気は薄晴れ。曇の向こうから白い日差しが差し、この数日と比べれば気温は若干高い。降雪も比較的穏やかです。
GM:それを反映したかのように、生徒たちの間の空気もすこぶる穏やかで、オーヴァード雪合戦などしている小中学生などもよく目につく。
GM:良くも悪くも、生徒達が現状に慣れているのを肌で感じます。他方では調査隊の退却などの報もあり、なかなか気も抜けない……
GM:そんな状況な訳ですが……そうだなあ。
GM:あなたは倉庫で眠っていた防寒用具の掘り出しを終え、屈強な輸送部に後を託し、一息ついている所です。
GM:倉庫近くの校舎の軒先にはあったか~い飲み物も飲める自販機があったりする。
柳武歩:「ざ ぶ い」
柳武歩:ガチガチ歯を鳴らしながら背を丸め、白い息を吐く。
柳武歩:「ぐおお……こんな寒くなんなら髪切んじゃなかったちくしょう……!」
柳武歩:まだら模様だった髪はきれいに一色に染められ、以前よりもずっと短い。
柳武歩:いつもの迷彩柄ジャケットにマフラーを巻いてはいるものの、露出したうなじが寒々しい。
柳武歩:「コーヒー……コーヒー、ホットの……無糖!」
GM:そう。髪の長さと体感する寒さは結構素直に関与するのだ。冷たい風は短い髪の合間をすり抜け、頭皮すら突き刺してくる。
GM:ガシャコン、と音を立てて、要望通りの飲み物が吐き出されてくる。
柳武歩:手袋を外すと、かじかんだ指は何度もプルタブの上を滑る。
GM:こんな状況下でも電力が供給されているのは、ブラックドッグ地下労働バー回転要員のおかげだ。しかしそれも、農業地帯がほど近いこの近辺だからこそ。
柳武歩:「あがががが……」
GM:少し歩けば、電力の供給すら危うい、文字通り凍結した領域へと突入することだろう。
柳武歩:ようやく開いた飲み口からコーヒーをすすり、盛大に白い息を吐き出す。
柳武歩:「くはあー!」
柳武歩:「っとに、いつまで続くんだよこの状況……」
柳武歩:心底参った様子で、白い景色を眺める。
GM:では、そんなあなたに
赤枝 東輝:「おい」
GM:短くぶっきらぼうな声がかけられます。
柳武歩:「んあ?」
柳武歩:口を開けて声の方に顔を向ける。
GM:光沢する軽くて温かい素材のウルトラライトダウン的なオレンジの上着にマフラーを巻いた、ぶすっとした表情の少年です。鼻と耳が赤い。
GM:「あんた……柳武だよな。高校の生徒会のパシリ」
赤枝 東輝:「あんた……柳武だよな。高校の生徒会のパシリ」
柳武歩:「んー、そうだな。合ってる」
赤枝 東輝:「だよな。頭、トラじゃないから分かんなかった」
柳武歩:「お前は確か、赤枝っつったか?」
赤枝 東輝:「覚えてた」 意外そうな顔をする 「そう。赤枝だよ」
柳武歩:「あれ、そんなにトラっぽかったか……」苦笑する。
赤枝 東輝
:「トラだったよ。トラトラ。みんなトラ女つってたし」

柳武歩:「なんかの行事で一緒したよな。生意気そう、って思ったから覚えてるよ」
赤枝 東輝:「そう。あの秋のナントカ言う……つか、生意気じゃねーし」
柳武歩:「そ、そうだったのか。知らんかった」
柳武歩:「初等部が高等部二年を呼び捨てにすんの、普通生意気っつうんだよ。で。何か用か?」
赤枝 東輝:「フン」 柔らかそうな手袋で、マフラーを巻いた口元を押さえ
赤枝 東輝:「……まあ、パシリだけど生徒会だし、良いか」 独り言っぽく呟いて
赤枝 東輝:「あのさ。調査隊ダメだったんだろ? この後どうなるのかとか、決まってるわけ?」
柳武歩:「……どうかな。かいちょも考えてはいるんだろうけど、同じ事やっても結果は変わらんからな」
柳武歩:コーヒーの缶で手を温めながら、ふと真顔になる。
柳武歩:「闇雲には動けねえだろーな」
赤枝 東輝:「そか。同じじゃないことならやれるのか?」
柳武歩:「あ?そりゃ、何か手があればな」
柳武歩:「ま、とりあえず今はこう、地道に、インフラ?とかいうのを整備して……」
赤枝 東輝:「よし……」 手袋を嵌めた手を握り
赤枝 東輝:「じゃ次はオレを連れてってくれよ。オレは知ってるんだ」
赤枝 東輝:「今この島を寒くしてるヤツも、ソイツを止める方法も」
柳武歩:「はあ!?」
赤枝 東輝:「声でけえよ」 ちょっとムスッとする
柳武歩:「お、お前ホントかそれ!」
柳武歩:思わず赤枝君に詰め寄る。
赤枝 東輝:「なんだよ。うわなんだよ!」
赤枝 東輝:軽率に手から炎を出して歩ちゃんを叩こうとするが、直前で止まり、炎の出ていないもう片方の手でべしべし叩く。アカデミア教育成果!
柳武歩:「あっ、お前何そのあったかそうな能力。ずりーな」
柳武歩:「……じゃなくて、さっさと報告だよ。誰が行くかはともかく、重要すぎんだろその話!」
赤枝 東輝:「普通にあっちいからな。オレとアイツ以外触ったらヤケドすっし……じゃなくて」
赤枝 東輝:「ソイツはルーシリオ・びるへ……ヴィルヘルトゥニヤ。いやヴィヘヘルツゥニア?だっけ。まあ"コールドヴィッツ"つった方が分かると思う。大人はそう呼んでたし」
赤枝 東輝:「初等部の五年。オレと同じ。仮設の寮、探してみろよ。ゼッテーいねえから」
GM:君は、この現状をどうにかするのに手一杯で、生徒の確認が不完全に終わっていることが問題になっているのを思い出した。
柳武歩:「ヴィ……?その、コールドヴィッツ……てのか。優先すりゃ探れなくはねーだろうが」
柳武歩:「確かなハナシなんだろな。今、余計な人は割けねえぞ?」
赤枝 東輝:「確かだよ。オレは悪いけど、全部見てたんだ。……だけどこっから先は話さねえ」
赤枝 東輝:「オレを次の調査隊に入れろ。そしたら全部ちゃんと話してやる。どうだよ?」
柳武歩:「うーん……それを決めるのは俺じゃねーからな。何の保証もねえし、そもそも危険すぎる。でも、まあ」
柳武歩:少し首を傾げ、改めて赤枝君の顔を覗き込む。
赤枝 東輝:「……なんだよ」 覗かれると、強い目で見返してくる。睨むように鋭いが、まっすぐだ
柳武歩:「生意気なお前が、寒い中わざわざ外に出て話しかけてきたんだ。なんとか信じてもらえるように話すか」
赤枝 東輝:「……パシリじゃこんなもんか……まあいいや」 全然隠れていない独り言でこう呟いて
柳武歩:「聞こえてんだよこのやろう」
赤枝 東輝:「なんだよ。……じゃあ、生徒会長の所、連れてってくれよ。オレがちゃんと説明すっし」
柳武歩:「へいへい。じゃあ行くか」
柳武歩:残りのコーヒーを一気にあおる。
柳武歩:「ぐあ……もう冷たくなってる……!」
赤枝 東輝:「言ってくれりゃ熱くしたのに。缶に穴空くかもしんねーけど」
赤枝 東輝:「ともかく、頼むよ。……オレがアイツを、止めなきゃいけないんだ」
柳武歩:「なんでだ……って、今は言わねえんだっけか」
赤枝 東輝:「……さっきから思ってたんだけどさ」
赤枝 東輝:「独り言聞くなよ」
柳武歩:「聞こえるように言うからだろーが。ほら、ついて来い」
GM
GM:あっと、忘れるとこだった。改めてシナリオロイスの感情とかそういうのを。
柳武歩:そうですね。推奨感情はP:懐旧/N:不信感ですが
GM:(懐旧ってなんだ……?)
柳武歩:○P:誠意/N:不安 って言う感じで取りたいと思います
GM:ではそれで! こんどこそシーンを切ります!



GM:◆OP2 登場PC…星宮 千佳
星宮千佳:星宮千佳の侵蝕率を+1(1d10->1)した(侵蝕率:32->33)
GM:体験入学生! 侵蝕率をあげ……あげてた!
GM:それではシーンの方に入って行きますkedo,
星宮千佳:kedo
GM:けど、状況の方は覚えていますか? アカデミアは今とても寒く、農業エリアに避難状態です。
星宮千佳:そうですね
GM:体験入学中の君の面倒をみるUGN事務員お姉さんも申し訳なさそうにしたりして、各方面に連絡を入れたりしていますが、
GM:それはそれとして、外にはたくさん雪が積もっていたりする訳ですけど、千佳ちゃんはどんな感じで過ごしてますか?
星宮千佳:同年代の子供がいるなら、元気にわーわー駆け回ってますと思いますが
星宮千佳:困ってる人がいるなら、そっち優先! チルドレンなので!
星宮千佳:荷物を運んだり、お湯を沸かしたり、色々手伝ってます。
GM:いいこかよ!
星宮千佳:お手伝いしてようかなあ。調査隊もアレになってしまったし・・
GM:じゃあ、色々手伝ってもらいましょう。まだまだ仮設のおうちの数が欲しいのだ。
GM:足りないことはないけど、これから体調を崩す子も出るかもしれないから、多めに用意しておきたい、とお姉さんが言っていました。
GM:なので仮設住宅の建材を運ぶ感じですね。重い柱から軽いネジまで色々あって、無理のない程度に色々運んで、と言われています。
GM:その辺はUGNチルドレンなので判断を任されている。
星宮千佳:「よいせ、よいせ!」
星宮千佳:《万能器具》でトロッコのカートみたいなやつ(軽い)を錬成して、それに資材を入れて運んでます。
GM:能率が良い!
事務員お姉さん:「……わ、もうこんなに運んでくれたの?」 様子を見に来た事務員お姉さんも驚く!
星宮千佳:「さよう!」
事務員お姉さん:「偉いわね~。この調子だと予定より早くおうちが準備できるかも」
星宮千佳:「あたしねー、レンキンジュツシで、サポーターなんだって! だからこういう……トロッコのやつも、すぐ作れちゃうってわけです!」
事務員お姉さん:「すごい。お姉さん助かっちゃいます」
星宮千佳:「あとなんこ建てるの? みっつくらい?」
星宮千佳:「床だんぼうとか、おいだき機能はついてる?」
事務員お姉さん:「こだわりがあるのね~」
星宮千佳:「だってー」
星宮千佳:「さむいもん! 風邪をひいちまいますぜ!」
星宮千佳:「アカデミアって、海のまんなかにあるから、ハワイみたいなものなんでしょ? なんでさむいのかな?」
事務員お姉さん:「そうね、確かに普段はハワイみたいなものだけど……」 お姉さんは困り顔だ
事務員お姉さん:「今はあっちの方で何かが起こってるみたいね」 北の方を見る
星宮千佳:「ほー」 同じ方を見る。
GM:視界の限りでは、雪を降らせ続ける分厚い灰色の雲しか見えません。ハイテクっぽい建物にも、ほ とんど灯りがついていない
星宮千佳:「ハワイでもジケンおきるんだねえ」
星宮千佳:「もしあたしがジケン解決したら、SSランク?にしてもらったり、生徒会に入れてもらったりできるかなあ?」
事務員お姉さん:「そうねえ。SSランクは無理だけど生徒会なら……ん、ごめんね。はいはい、っと」お姉さんはタブレットを取り出して何か操作する
事務員お姉さん:「……あら。方針変更。仮設住宅の耐雪機能問題。はー……なるほど。屋根が平らだから……」
事務員お姉さん:「……千佳ちゃん! とりあえずお手伝い、お休みしてもらって良い?ちょっと確かめなきゃいけないことができてね。すぐお姉さん戻ってくるから!」
星宮千佳:「へい!」
星宮千佳:「社会の時間でやったよー! 雪国のやねはとんがってないとだめなんです!」
星宮千佳:「えらい人に、とんがらせなきゃだめだよーって言ってね!」
事務員お姉さん:「それ! アカデミアもこんな状況はさすがに想定してないのね……!あっ、汗拭くのよ! 冷えないように!」 そう言ってお姉さんはどこかに行ってしまいました
星宮千佳:「いっちゃった」
星宮千佳:「ここで待ってたほうがいいのかなあ。どうしようかなあ」
GM:では、そんなことを考えていると、ほどなくお姉さんと入れ替わりでふらりと一つの人影が現れます
星宮千佳:寒いので、《万能器具》で即席テントを作って中にもぞもぞ入ってます。
星宮千佳:「ストーブはつくれないかなあ。石油がないから、さすがにだめかなあ……」 暖房器具を作ろうと四苦八苦している。
黒野 白雪:「……おや。うーん?」彼女は辺りをしばらく見回していましたが、やがてテントを見つけると、それに近付いて
星宮千佳:「せんぷうきみたいなヒーターならつくれるかなあ……?」
黒野 白雪:「よいしょと」 顔を突っ込みます
黒野 白雪:「やっぱりか。見つけたよ、千佳ちゃん」長く艶やかな黒髪の美しい少女です。テントの中の君を見てにっこりと笑って見せる
星宮千佳:「雪ちゃん!」
星宮千佳:ブオーッ
星宮千佳:微妙な温度の温風が出る、ハロゲンヒーターのような扇風機のような、よくわからない暖房器具を黒野さんの方に向ける。
星宮千佳:「ようこそあたしのテントへ! あったまっていくと良いでしょう!」
黒野 白雪:「おお、ぬくい……待った待った、肌が乾いてしまいそうだ」暖房器具の首を押して、よそに向ける
黒野 白雪:「でもあったかいのは嬉しいよ。お邪魔するね」 すいっとテントの中に入ってくる
星宮千佳:「どうぞどうぞ!」
星宮千佳:「このさむいの、いつまで続くのかなあ」
星宮千佳:「島にきたときは、まだこんなに寒くなかったのに……」
黒野 白雪:「さあ、どうだろうね……ある時急に終わるかもしれないし、もしかしたらここに本格的な 校舎が建ってしまうかも」 足を斜めに並べてぺたりと座り
星宮千佳:「冬将軍がせいそくしてるのかな?」
黒野 白雪:「冬将軍。難しい言葉を知っているね。せいそくするものではないけれど。あの極寒の領域に今、生息しているのは……」
星宮千佳:「のは……?」
黒野 白雪:「……ホワイトパンダだ」
黒野 白雪:遠い目をする
星宮千佳:「ホワイトパンダ!」
星宮千佳:「こないだね、遠足で上野動物園にいったから、普通のパンダならみたことあるよ!」
星宮千佳:「普通のとはちがうっぽい?」
黒野 白雪:「ふふ。普通のパンダとは結構違うね。何せホワイトだから……白いよ」
黒野 白雪:「純白の美しいパンダたち……寒さへの耐性はあるけれど、いや、だからこそこの状況は望ましくない」
星宮千佳:「えっ」
星宮千佳:「そうなの? 雪でおおよろこびじゃないの?」
黒野 白雪:「……そう。ことはそう単純じゃない。そして……千佳ちゃん。私は今日、恥ずかしながら君にお願いをしに来たんだ。ホワイトパンダとも関係のあるお願いをね」
星宮千佳:「ほうほう!」
星宮千佳:「もうすがよい!」
黒野 白雪:「申すよ。実は近頃、今は立ち入り禁止になっているあの寒い学校に赴いて、根本的な原因へ対処する第二調査隊というものが編成されるんだが……」
星宮千佳:「コンポン……チョウサタイ」
星宮千佳:神妙に頷く。
黒野 白雪:「……どうしてあんなに寒いのかな、どうやって寒いのを直せるのかな、というのを、調べようという……探検隊のことだ」 かみ砕きます
星宮千佳:「あっ、なるほど!」
星宮千佳:「南極調査隊みたいなやつ!」
黒野 白雪:「それは知ってるんだな」
星宮千佳:「しってるよー! 犬がソリを引いてね、タロとジロっていうんだけど……」
黒野 白雪:「タロとジロ……」遠い目になりかけるが、千佳ちゃんの言葉に意識を引き戻されます
星宮千佳:「じゃない!」
星宮千佳:「それでそれで?」
黒野 白雪:「……私も、ホワイトパンダを助けてあげるために参加しようと思っている。だが、私だけだと、何というか……駄目でね」
星宮千佳:「おおー」
黒野 白雪:「協力してくれる人が欲しい。けれど、私の知人の中でも人の型をした者は、あまり探索に向いていなくって」
黒野 白雪:「元気で、少し戦える子が良い。さて、誰かいるかな……と考えていたら、君のことが思い 浮かんだということさ」
星宮千佳:「それってつまり……さむさの原因の冬将軍をたおして、ホワイトパンダをたすけて、SSランクにしてもらえるってことだよね?」
黒野 白雪:「大体そんな感じ……いや、SSランクは、まあ、さておきだね」
星宮千佳:「やるやる! やりたーい! です!」
黒野 白雪:「そうか、ありがとう。千佳ちゃんならそう言ってくれると思っていた……とても助かるよ」
星宮千佳:「あたりまえでござろう!」
星宮千佳:「困ってるひとを見かけたらたすけてあげてくださいね、って、キリタニも言ってたもん!」
黒野 白雪:「これは前金だ。あったかいよ」缶入りのアカデミアおしるこを差し出してきます
星宮千佳:「わー」 こくこくおしるこを飲む。
黒野 白雪:「そうか。キリタニという人は良いことを言うな」あまりに千佳ちゃんが気軽に呼ぶのでUGN日本支部長であるという発想に至らない
星宮千佳:「そうなの! キリタニはねー、わかってるやつなんだよー」
黒野 白雪:「とはいえ、千佳ちゃんはこの辺りのお手伝いもしてるんだろう?」
星宮千佳:「むっ」
星宮千佳:「しばらく休憩ーって言われたから……」
星宮千佳:「おきてがみしておけば大丈夫かなあ?」
黒野 白雪:「ふふ……気持ちは嬉しいけど、おきてがみはね。お姉さんも心配するさ」よしよしと頭を撫で
黒野 白雪:「調査隊の派遣はすぐって訳じゃないんだ。だからそんなに急がないで良いよ。詳しいことが決まったら連絡を……いや、お姉さんにした方がよいのかな」
星宮千佳:「あっそうなんだ、すぐじゃないんだ」
星宮千佳:『冬しょうぐんを倒してきます! ちか🐭』と書いた紙を置こうとして、やっぱりやめます。
星宮千佳:「じゃあ、あたしはここで手伝ってるから……出発するときは教えてね? 声かけてね?」
星宮千佳:「おきてけぼりにしないでね!」
黒野 白雪:「うん。多分数日以内だとは思うから……その時は必ず声をかけるよ。私の方からお願いしたんだしね」
黒野 白雪:「さて、とりあえず人は決まった、と……本当はもうちょっとぬっくりしていたいところだけど、そうもいかない」 よいしょと立ち上がり、テントから出て行く
星宮千佳:「あっ、おまちなさい! おみやげ、おみやげ!」
黒野 白雪:「おみやげ?」
星宮千佳:ポケットからホッカイロを取り出して手渡します。学校から支給されてるやつ。
星宮千佳:「外はさむいからねえ~。気をつけるんだよ~」
星宮千佳:「おんなのこがおなかを冷やしちゃいけないからねえ~」 よくおばあちゃんに言われてる事だ。
黒野 白雪:「おや、ありがとう。ふふ……温かいな。使わせてもらうよ」 カイロを揉みながら
黒野 白雪:「それじゃあ、千佳ちゃん。快諾と、温かいお土産をありがとう。連絡するから、それまで体を大事にね」
星宮千佳:「うぃ!」
星宮千佳:「おたっしゃでー!」
星宮千佳:手をぶんぶん振って見送ります。
黒野 白雪:千佳ちゃんのそれに、黒野は微笑してひらひらと手を振って返す
GM:という感じでシーンを切りましょう。シナリオロイス内容を確認させてください
星宮千佳:シナリオロイス!
GM:確認っていうか、感情! どういう感情を持つか!
GM:黒野白雪をどう見る? 恋心? 劣情? ゲヘヘ……
星宮千佳:推奨は有為/隔意ですが、どう見ても頭がよくてどうぶつへの愛に満ちたやさしいお姉さんなので
星宮千佳:-雪ちゃん!/"ズーキーパーVII(セブン)"黒野 白雪/○信頼/劣等感/ロイス
星宮千佳:これで取りたいです。劣等感は、あたしより頭がすごくいいなーという意味での劣等感。
GM:まあ千佳ちゃんだと有為とかはあんまないよね……w 了解です
GM:という訳でシーンを切ります!
星宮千佳:へい!
星宮千佳:立ち絵!
星宮千佳:よしよし



GM:◆OP3 登場PC…三ツ辻リク
GM:他PCは登場不可です。登場侵蝕ダイスが振られてください!
三ツ辻リク:40+1d10
DoubleCross : (40+1D10) → 40+5[5] → 45

三ツ辻リク:45!
GM:クックック……燃えてるじゃないか……!
GM
GM:突然だがこの画像をご覧いただこう。

awmap

三ツ辻リク:アカデミアマップ!
GM:取り込んでトレスしました!
三ツ辻リク:おお…
GM:これは現在の学園島の様子です。基本的に生徒たちは①の農業地帯から出ることはないが……
GM:出ることはないが(継続)、残存者の様子を見たり物資を届けたりといった名目で、②の研究棟やUGNブロックへ足を運ぶ者は少なくない。
GM:君も、そんな一人だった。UGNブロックに居残るUGN関係者になにかしらの物資輸送を行なったのである。
GM:そして現在はその帰路。ここ数日のひどい時期に比べれば、降雪の勢いは随分弱まっている……だがそれもいつまで続くか分からない。
三ツ辻リク:了解。ならば現在位置は②のUGNブロック……の、帰り!
GM:特に、夜が来ればその冷えようは尋常ではなく、文字通り瞬く間に凍り付いてしまうだろう。
GM:時刻は夕方だ。君は一刻も早く帰還し、あったかい一斗缶などに当たらなければならない……
三ツ辻リク:なるほど。では帰途!わしはイオノクラフト(エフェクトではなく一般名詞の方)を利用したホバー飛行で低空移動中じゃ
GM:……だが、そんな君の聴覚に、この凍える世界には本来存在しないもの……人間同士の諍いの声が、届く。
???:「……てっ! こんな……!」 片方は女の声。吹き荒ぶ冷たい風の中でも凛と響く美しさだ
???:「そうして……から、僕らは……ッ!」片方は男の声。荒れ狂う冷たい風の中で尚も燃えたぎるような熱に満ちている
三ツ辻リク:「うう~寒い寒い……まったくこんな体になっても暑さ寒さは変わらんの。早く帰ってあったけぇ一斗缶に……む」
三ツ辻リク:「……ったく。めんどくせぇ。こんな時までトラブルかい」
???:「っ……だからって……こと……!」
???:「……るさいッ! 分からせ……今しか……!」
三ツ辻リク:方向転換。放置する訳にもいかない。割り出した位置に接近
GM:言い合いの発生している場所はそう遠くありませんでした。曲がり角を二つほど余計に曲がればすぐに視認できます。
三ツ辻リク:どんな様子か、見えてきます……?
三ツ辻リク:一応、最低限どんな状況か確認します。ただの小競り合いならいいんじゃが……。
GM:はい。そこにいたのは二人の男女です。どちらもスキーウェアを着込んでスキー板を足に嵌めて、いかにもスキー部といった風体ですが……
GM:女の方はスキー板を氷で地面に固定されて動くことができず、男の方は空中に氷を作り出し、その上に立っています。
三ツ辻リク:わかりました。ちょっとスキー中にけんかって訳じゃなさそうだ!
菅野ジェミソン:「……チッ。説得もここまでか」そして男の方は、あなたの来訪を察知するとスキーのストックを投げ槍のように構えます
菅野ジェミソン:「僕らと袂を分かつというなら、もはや部長の存在は邪魔だ……!ここで氷漬けになるがいい!」
三ツ辻リク:ビリビリ!電光石火のスピードで二人の間に割り込む!可能すよね。
深山 ユキ:「ッ……!」来たる攻撃に身を縮めた瞬間、その目の前に一つの体が割り込む。可能です!
菅野ジェミソン:「不醒槍……!」 その瞬間投げ放たれる、演出で受け止められそうな巨大な氷の槍!
三ツ辻リク:投げ放たれると同時に落雷音!辺りが蒸気の霧で満ちる
三ツ辻リク:空中に投げ放たれた槍はその場で蒸発して消え失せる
菅野ジェミソン:「とことんなジャマだ……!」空中から氷を生成し、新たなスキーストックを作り出す
三ツ辻リク:「いやあ~間一髪じゃったかのお」その辺りの漂う蒸気の中からひょっこり顔を出すのがわしじゃ!
深山 ユキ:「あ、あなたが、私を……?」正面に回り込んで見ると、大層な美人である。まとめてニットキャップに仕舞われた髪は明るい金色で、顔立ちもどこか外人めいている
三ツ辻リク:「おいおい、兄ちゃん。問答無用かい」バチバチ!指から電気。
三ツ辻リク:「わしゃ只ちょっとけんかを止めに来ただけなんじゃがの。話くらい聞かせちゃもらえんか」
菅野ジェミソン:「チッ……誰だかはしらないが、お節介な奴め。部外の者に話すことなんてない!」
三ツ辻リク:「おう。何があったか知らんが……まあ、槍はやりすぎじゃろ、うん。おっとダジャレじゃないぞい」>私を
菅野ジェミソン:「……フン。部長。あなたがいようといまいと、OWSC(オーヴァード・ウィンター・スポーツ・サークル)連はこれからも活動を続けます」
菅野ジェミソン:「僕たちはあなたのような腑抜けじゃない……!」
菅野ジェミソン:そう言い捨てると、彼は空中に氷の道を描いて、スーッと空中を滑り、北……生徒の立ち入りが禁止されている区域へと消えて行きました。
三ツ辻リク:「……チッ。逃げられた。まあええわい。顔覚えたからなー!キャンプ歩くときは覚悟せぇよー!!」逃げる背中に大声
深山 ユキ:「……菅野くん……」彼女はそう言って彼の消えて行った氷の道を悲しげに見ると、君に向き合います
深山 ユキ:「……すみません。助けていただき、ありがとうございました。あなたがいなければ、どうなっていたことか」
三ツ辻リク:「危なかったのぉ、ええと……部長さん?ったく、オーバードっちゅうやつは喧嘩の加減も知らんから困る」
深山 ユキ:「深山ユキと申します。スキー部の部長を務めていまして……」
三ツ辻リク:「三ツ辻リク。ここじゃ番長連で世話になっちょう。……あー、何じゃ。こういうこともあるわい。あんま気落ちせんで……」
三ツ辻リク:「まぁ、事情は……話す必要があるなら、生徒会なり風紀委員なりしかる所で話すとええ。ついでじゃ、送っちゃるわい」
深山 ユキ:「……そうですね。私もまさか、暴力に訴えられるなんて思っていませんでした」悲しげな面持ちだ
GM:それからスキー板を脱いで、うんうん唸りながら地面に氷で貼り付いてしまったそれを剥がそうとしていますが
深山 ユキ:「……取れない……どうしましょう」 悲しげだ
三ツ辻リク:「こりゃまた……」GM、わしで剥がせるかのう
GM:演出で剥がせそうな気配がします。いかんせんユキは非力なNPCなので……
三ツ辻リク:「……ピピ、ピ‐」電子音と共にぱちぱちとした放電が指先に収束する。その指でなぞるようにして接着部の氷を解かそう
深山 ユキ:「まあ……」 感嘆の声
三ツ辻リク:「……今まであまり細かい使い方はしてこなかったが、いけそうじゃぞ!わしもこの体も、意外とやるもんじゃな!」
深山 ユキ:「ご器用……なんですね?こんなことができるなんて。私なんか、ちょっと頑丈で寒さにつよいだけですので、すごいと思います」
三ツ辻リク:「カッカ。まあある意味たまたまみたいなもんじゃが、役に立てたようでよかったわい。褒められるのも気分がええしな」
深山 ユキ:「本当にありがとうございます。三ツ辻さんは恩人です」スキー板をきゅっと抱きしめると、いそいそとそれをはき直す。クロスカントリー・スタイルなのだ
深山 ユキ:「それでは、戻りましょう。ご一緒していただけますか?」
三ツ辻リク:「よっしゃ、なら戻ろかの。ああ、深山さんも(難民)キャンプかの?」
三ツ辻リク:少し浮かび上がる。雪上でも、スピードで遅れを取ることはないぜ!
深山 ユキ:「はい。菅野くんたちのことも、連れて帰りたかったんですけど……」また悲しげな表情になる
深山 ユキ:「……調査隊の話、ご存じですか? 失敗してしまった、って」雪に覆われた道を、シャーッと滑るように進んでいく
三ツ辻リク:「……聞いちょるよ。風紀委員からも、うち(番長連)からも志願者が出た、混成部隊じゃろ?」
三ツ辻リク:「……残念な話じゃったな。思わぬ難関にやられたっちう話じゃが……」
深山 ユキ:「……すみません。あれをやったのが、菅野くん……菅野ジェミソン。さっきの彼と、その仲間みたいで。そんなこと、やめてほしくって」
深山 ユキ:「だから何とか連絡を取って、直接話して説得しようとしたんですけど……駄目でした。至らない部長です」 滑りながら悲しげに笑う
三ツ辻リク:「マジかい。っかぁ~、あんちくしょう、わしらにとっても借りのある奴じゃったか!ますますとっちめてやらんとのう」
深山 ユキ:「本当にごめんなさい。仲間の方が……確かに前から少し情熱的な所はあったけど、そんなことをするような子じゃなかったのに」
三ツ辻リク:「いや、奴の事情はよう知らんけど、部長さんのせいってこともない。あんま気にせんといて…と言っても難しいかのう…」
深山 ユキ:「……もう一度、説得を……いえ、直接でなくても、せめて頭を冷やした菅野くんと、お話しできれば……」 少し俯きがちになって考えていたが、やがて顔を上げる
深山 ユキ:「……初めてお会いになった方にこんなことをお願いするのは無礼かもしれませんが、三ツ辻さん」
三ツ辻リク:「……そうじゃのう(本当に心配なんじゃな……優しい部長さんじゃわい……)」
深山 ユキ:「よろしければ、彼に会って……その……とっちめて……あんまり痛くしないであげてほしいんですけれどとっちめまして」
深山 ユキ:「それから、話をさせてもらえないでしょうか。彼を説得したいんです」
三ツ辻リク:「ふむ。わしにか。そりゃあ納得できる事情を聞いた以上それも吝かじゃあないが……わしに頼むか」
深山 ユキ:「すみません。恥ずかしながら、あまりこういったことが得意そうな知人は少なくて……いたとしても、菅野くんの方についてしまったりしていて」
三ツ辻リク:「こういっちゃなんじゃが、わしゃ番長じゃ。風紀委員とかきっちりした所に頼んだ方が、穏便に、すっきりすむかもしれんぞ」
三ツ辻リク:「……なるほど。スキー部も大変じゃな。あいつ、あんなんでもそれなりに人望はあると見える。人望じゃないかもしれんが」
深山 ユキ:「そうかもしれません。けれど、これは個人的な事情が関わってもいますし……風紀の方に頼んだら、私が話をする機会ができるかどうか」
深山 ユキ:「あ。話、といっても、電話越しになると思いますけれど」
三ツ辻リク:「そう、じゃな。うん、部長さんも、ちゃんとあいつ自身を説得して、納得できる形で止めたい、か……」
三ツ辻リク:「……いいじゃろ。手を貸すよ、わしも」
深山 ユキ:「……!ほ……本当、ですか。自分で口にして、浅ましいお願いをしてしまったんじゃないかって、不安だったのですが」
三ツ辻リク:「ははっ。まあホントのところ言うとな、この寒さじゃろ?緊急態勢じゃ難民避難じゃ言うて、わしも退屈で仕方なかったのよ」
三ツ辻リク:「じゃからまあ、わしの憂さ晴らしも兼ねとる。それくらいの理由と受け取っといてくれ」
深山 ユキ:「ありがとう……ございます!何かお礼ができれば良いのですが……すみません、今は何も思いつきません」
深山 ユキ:「必ず何か、考えておきますから……三ツ辻さんも何か、ご希望があればおっしゃってくださいね」
三ツ辻リク:「この寒さが引いてアカデミアがいつもの調子に戻ったら、何かおごっちょくれ。それくらいでええよ」
深山 ユキ:「ええ、必ず……どうか菅野くんのこと、よろしくお願いします」
三ツ辻リク:「おう。さってと、責任重大じゃな。……小耳に挟んだ所によると第二調査隊編成の噂もある、そこから何かしら噛めないか探ってみるか……」考え、考え
GM:という訳でシーンを区切ります。シナリオロイスは……菅野ジェミソン!なぜなら深山さんはこの後ほとんど出ないから……!
三ツ辻リク:という訳で、依頼も依頼も受けたし、何も泣ければシーンを移っても大丈夫……なにー!!>ほとんど出ない
三ツ辻リク:おす、かしこまりました。では菅野に!
三ツ辻リク:感情はハンドアウト通り、執着/憤懣で!憤懣が表
三ツ辻リク:取りました、以上で!
GM:ありがとうございます。それではシーンを切ります!



GM:◆OP4 登場PC…連城 夕太
GM:待たせたな……他PC登場不可です。登場して侵蝕ダイスを振りましょう!
連城 夕太:1d10+34 どばーん
DoubleCross : (1D10+34) → 1[1]+34 → 35

GM: 
GM:仮設校舎・風紀委員会室。
GM:呼び出された君の目の前には、風紀委員長のベアトリス・ハックマンがいた。流麗な横顔に憂えた瞳で、手元の書類に目を通している。
連城 夕太:「はいはい!連城夕太、ただいま馳せ参じましてございまする!」
連城 夕太:「……俺、何かまずいことしました?」
ベアトリス・ハックマン:「ああ、ご苦労。そこにかけたまえ」 冷たいパイプ椅子を示して
連城 夕太:やや緊張した面持ちで椅子に腰掛ける。
ベアトリス・ハックマン:「そうだな。心当たりがあるなら、自白した方が身のためかもしれないぞ?」フ、と笑い
連城 夕太:「いや、違うんですよ!正当防衛……あっ」
連城 夕太:「危ない!騙されるとこだった!何もしてないです!」
ベアトリス・ハックマン:「騙す。君にはやはりもう少し教育が必要なようだ……」
連城 夕太:「ちーがーうーんーでーすー。法的にはセーフなんでー」
連城 夕太:「あっ、そんなことより!なんで俺を呼んだんです?」
ベアトリス・ハックマン:「……が、そうも言っていられない。今はな」口元から笑みを消し、書類を机に放るよう置く
ベアトリス・ハックマン:「生徒会主導で出された第一次調査隊の派遣が失敗に終わった」
連城 夕太:「ほう」よく分かっていない顔。
ベアトリス・ハックマン:「それなりの能力と人数を揃えて行なった派遣だったのだがね。風紀委員の何名かも重傷だ。全員が全員、という訳ではないが」
連城 夕太:「ほう……ほう?」
連城 夕太:「それってヤバくないですか」
連城 夕太:「ヤバいですよ!ビッグイベント!生徒会主導で集められた一大戦力が敗北!超ヤバい!」ガタンと椅子を蹴倒しながら立ち上がる。
ベアトリス・ハックマン:「その通り。敵の戦力……いや違うな。環境を過小に評価していたのは、失敗の要因の一つに数えて……」
ベアトリス・ハックマン:「……連城。座るんだ」
連城 夕太:「何なに、何があったんですか!巨大ジャーム?マスターエージェントの襲来?」
連城 夕太:「はっ」
連城 夕太:いそいそと椅子を戻す。
連城 夕太:「……大丈夫です。完全にクールです」しゅんとして椅子にかけ直す。
ベアトリス・ハックマン:「最大の敵は寒さだ。無敵の将たるナポレオン・ボナパルトを阻んだのがロシアに語られる"冬将軍"であるように、どれほど精強な兵も、寒冷には足を止められる」
連城 夕太:「ほう」
ベアトリス・ハックマン:「付け加えて、OWSC連の妨害……だがこれだけなら致命的にはならなかった。寒さに次ぐ敵となったのは」
ベアトリス・ハックマン:「ディオゲネスクラブだ」
連城 夕太:「ディオっ……」ガタン、と立ち上がる。
連城 夕太:「……」振り返って、蹴倒した椅子を見る。
ベアトリス・ハックマン:「連城」
連城 夕太:いそいそと戻して座り直す。「……はい」
ベアトリス・ハックマン:「次やったらば、椅子を直すことを許可しない。床に座ってもらうぞ」
連城 夕太:「そんなっ!」ガタン。
連城 夕太:「……だめ?」
ベアトリス・ハックマン:「…………」
連城 夕太:「……」
ベアトリス・ハックマン:風紀委員長は沈黙し、冷えた鉄のような目で君を見る
連城 夕太:「…………大丈夫です。完全に理解しました」
連城 夕太:冷え切った床の上に正座する。
ベアトリス・ハックマン:ベアトリスはそんな君の膝前辺りに、何枚かの写真を放り寄越す。
ベアトリス・ハックマン:「どうやってこんなものを作ったかは知らないが、恐るべきはこの自律型仮面……兵士。あるいは人形。さすがに無機物だけあって、寒さに鈍ることもない」
連城 夕太:「おお……」食い入るように写真を見つめる。
GM:彼女の言葉通り、写真には不気味な仮面を被り、不自然なくらいに細く黒い人型の姿がいくつも写っています
GM:あと、最後の写真が妙に厚いと思ったら、それは使い捨てカイロでした
連城 夕太:「あ、あったかい……委員長にも人の情があったんですね……」
ベアトリス・ハックマン:「ああ。だがそんな心遣いは不要だったようだな?」
連城 夕太:「あっ」
ベアトリス・ハックマン:「……第一調査隊は失敗に終わったが、それは彼らのような存在を認知していなかったがゆえのこと、とも言える」
ベアトリス・ハックマン:「だが生徒会は、既に第二調査隊の編成・派遣を計画している。どうも何か掴んでいるらしくてな……結局聞き出すことはできなかったが」
連城 夕太:「おおう……」床の滲み入るような冷たさに耐え、カイロを揉み揉み頷く。
ベアトリス・ハックマン:「第二調査隊。その規模はごく小さいものとなる。余計な人員を排し、それに対する万全のバックアップで、最短経路の成果をもぎ取るのが目的だ」
ベアトリス・ハックマン:「避難地管理の事情も踏まえ、風紀から出す人員は一名のみと決定した。実行力、行動力、そして何より、極寒に屈せぬ意欲が求められる」
ベアトリス・ハックマン:ベアトリスは足を組み替え、君を見る 「行ってくると良い」
連城 夕太:「ほう……」頷いて、一拍置いてからハっと顔を上げる。
連城 夕太:「いいんでっ……」腰を浮かしかけて、危うく正座の姿勢に戻る。
連城 夕太:「いいんですか!?そんな重大事件に参加しちゃって!」
連城 夕太:「俺、やる気も実力もそこそこあるけど新人なんで、全然そういうの参加できてなかったんですよ!」
連城 夕太:「いやー、ついに初の大型イベントですよ!しかもディオゲネスクラブ絡み!委員長はちゃんと見ててくれたんだな……」
ベアトリス・ハックマン:「連城」
ベアトリス・ハックマン:「静かに」
連城 夕太:「感動で……」
連城 夕太:「……はい」
ベアトリス・ハックマン:「……(事情が不透明な現状、性格等も完全に把握していて信頼のおける歴戦の風紀委員はむしろ手元に置いておきたいなどの)さまざまな状況を加味した上で、今回は君が適任だと、私が見なしたんだ」
ベアトリス・ハックマン:「だが忘れるな。これは君にとってのチャンスなどではない」
ベアトリス・ハックマン:「気を抜き、浮ついた思いがあれば、それは命取りにすらなる……」
連城 夕太:「そんな……浮ついてなきゃ死ぬってよく言われるのに……」
連城 夕太:「あ、何も、言ってないです」
ベアトリス・ハックマン:「……ともかく、その辺りを忘れないように、行ってくると良い」
ベアトリス・ハックマン:「生徒会の方がリーダーも出すと言っていたからな。年長者の言う事はちゃんと聞くように」
連城 夕太:「了解です!指示を聞くのは得意中の得意なんで!」
ベアトリス・ハックマン:「用件は以上。何か質問は?」
連城 夕太:「それでは!連城夕太、作戦行動に参加して来ます!」勢いよく立ち上がって一礼すると、そのまま部屋から駆け出していく。
連城 夕太:そしてすぐに戻ってくる。「あの」
ベアトリス・ハックマン:「何か?」 もう別の書類を見ていた
連城 夕太:「集合場所とか聞くの忘れてました」
ベアトリス・ハックマン:「……生徒会室。と言っても、仮設校舎の生徒会室がどこかは覚えていなさそうだな」
連城 夕太:「あーっ!それは失礼ですよ委員長!」
ベアトリス・ハックマン:「ほう。ならば分かっているか? 生徒会室がどこにあるか……」
連城 夕太:「こう見えて記憶力ならばっちりなんですから!いいのは顔と頭だけってよく言われます」びしっと親指を立てる。
ベアトリス・ハックマン:「私はその行動力も良いものだと認めている。……それで?」
連城 夕太:「マジで!では早速行ってきます!朗報をお待ち下さい!」
ベアトリス・ハックマン:「そうか。では行ってくると良い」
連城 夕太:再び慌ただしく駆け出してしまう。風紀委員会室の扉は開けっ放しだ。
ベアトリス・ハックマン:「この仮設校舎において、生徒会室は――」
ベアトリス・ハックマン:「……まったく」
GM:ではここでシーンを区切ります。
GM:シナリオロイス対象はディオゲネスクラブ! 感情とかどうかなさりまして?
連城 夕太:ロイス/ディオゲネスクラブ/敵対者/好奇心○/敵愾心 こんな感じで取得します
連城 夕太:今は好奇心が強い!
GM:おそれしらずボーイ!
GM:それではシーンを切ります。



GM:◆Middle1 シーンプレイヤー…柳武歩
GM:全員登場です。侵蝕のダイスを……振るのだ!
柳武歩:1d10+37
DoubleCross : (1D10+37) → 6[6]+37 → 43

三ツ辻リク:1d10+45
DoubleCross : (1D10+45) → 9[9]+45 → 54

連城 夕太:1d10+35
DoubleCross : (1D10+35) → 2[2]+35 → 37

星宮千佳:星宮千佳の侵蝕率を+9(1d10->9)した(侵蝕率:33->42)
GM
GM:さて、歩ちゃんが赤枝に話しかけられ、彼を生徒会に仲介してから一日が経過しました。
GM:元々の予定か、あるいは赤枝の情報を得たからかは分かりませんが、生徒会は第二調査隊を派遣することを決定し、志願者を集い、生徒会による選定を経た、そのメンバーが招集されています。
GM:情報提供者として、赤枝東輝。情報提供者の後見人兼生徒会代表として、柳武歩(当然みたいに指名された)。
GM:風紀委員より、連城夕太。番長連より、三ツ辻リク。
GM:道中協力者として、黒野白雪と星宮千佳。
GM:調査隊本体の内訳は、以上六名。皆さんは仮設校舎・地下生徒会室に集まっています。
GM:土の壁が剥き出しだったり、隅の方でキノコが育てられていたりと、どう見ても洞窟という感じではありますが、間違いなく高温多湿なので、外に比べるとメチャ快適です。
星宮千佳:「さむさむさむ!」
星宮千佳:あっ、寒くない
雲雀 宏一:入った途端寒くなくなるのだ。
星宮千佳:「さむ……あれ? あったかい」
雲雀 宏一:「さてみんな。寒いところお疲れ様。まあまあ、入って入って」
GM:こたつに入った生徒会長の雲雀 宏一が、ゆるく手を振りお出迎えです。
三ツ辻リク:あっ、会長!
連城 夕太:「すげー、ヤンキーだ」派手な金髪の先輩を見てぽろっと口を滑らせる。
連城 夕太:「あ、嘘!違うんです!」
柳武歩:「風がないだけでも外よりだいぶマシっすね……っていうか、おおい!何スかそのこたつは!」
星宮千佳:《万能器具》で作ったハロゲンヒーター(youtubeで実物調べて正しいものを作った)を砂に戻しながらこたつに入ります。
星宮千佳:「おこた! おこた!」
柳武歩:「なに?何が違うって?」連城君に不敵に笑いかける。
三ツ辻リク:「……こらまた随分とぬくそうじゃのォ、会長」
連城 夕太:「あー、いやいや……何もかも違うんですって……」
雲雀 宏一:「ぬくいよ!こうしてくれるとね、みんな生徒会室に積極的に報告しに来てくれるというわけさ」
星宮千佳:「ずるーい」
星宮千佳:かごからみかんを勝手にとって食べてます。
連城 夕太:「会長すごい!狡猾ですね!」
雲雀 宏一:「はははは。気温が温かいと冷たい言葉も気にならないなあ」
三ツ辻リク:「なるほどなるほど、合理的じゃ。して、今日は調査隊の面通しかい?メンバーは揃った様じゃからの」
赤枝 東輝:「……これが生徒会長なのか……」 困惑している
星宮千佳:「じゃからの!」 自己紹介したくてウズウズしてます。
連城 夕太:「ちびっこだ」
星宮千佳:「五年生です!」
柳武歩:「かいちょのノリは気にするな。疲れるぞ」赤枝君の肩を叩く。
連城 夕太:「俺は二年生!中学だけど!」
赤枝 東輝:「……分かった。そうしとく」 歩ちゃんの言葉に素直に頷き
雲雀 宏一:「ま、そういうことだ。ひとまず第二調査隊としての結集式……なんてたいそうなものじゃないけど」
雲雀 宏一:「顔を合わせて、話をして、あったまってもらおうと思ってね。ほら、これからもっと寒いところに行ってもらうからさ。ははは」
三ツ辻リク:「おう!『じゃからの』!(しゅびっと挙手)メンバーの紹介はこれから始まると思うが……嬢ちゃんも仲間かい。よろしくのォ」
三ツ辻リク:にっかり挨拶
星宮千佳:「あたふぃたち、なにふれふぁいいの?」 みかんを頬張っている。
星宮千佳:「なにすればいいの?」
連城 夕太:「悪いやつをやっつける!」
星宮千佳:「冬しょうぐんね!」
柳武歩:「他人事みてーに言いやがる」会長の笑いに呆れつつ、メンバーの顔を見渡す。
柳武歩:(なんか年下多いな…!)
雲雀 宏一:「そうだね。まずはその辺りを明確にしておこう……うーん、リモコンリモコン。あった」
三ツ辻リク:(イカした(※迷彩柄)ジャケットじゃな……)歩ちゃんを見返す
GM:ぱちっとリモコンを手に取り、ボタンを操作すると、がしゃんがしゃんと音を立てながら大型ディスプレイが歩いてきます。
柳武歩:「ウワッなんか来た!」
GM:その大型ディスプレイは良い感じに皆さんが画面をよく見える所で座り込むと、ふいんと点灯します。
連城 夕太:「生徒会、いいなあ……トップがゆるい……」こたつでぬくぬくしている。
雲雀 宏一:「なんかって。元の生徒会室でも使っていたモニターだよ?」
雲雀 宏一:「運搬が大変なので機械工作部に任せたらこうなっただけで……」
星宮千佳:「おおー、えらいえらい」
星宮千佳:うさぎ小屋のうさぎ感覚でディスプレイを撫でてます。
連城 夕太:「なですぎるとバクハツするよー」
三ツ辻リク:「マジか。予算を何だと思ってるん・・・学生のDIYか・・・財テクじゃな・・・」
黒野 白雪:「……確かに、見ようによっては動物でもあるか……でも千佳ちゃん。テレビを見る時は離れて、だよ」
GM:さて、点灯した画面に映されているのは一枚の静止画です。
GM:恐ろしいくらいに澄み切った夜空にオーロラが輝き、その合間に白い正八面体の結晶のような何かが浮いています。
連城 夕太:「アニメで見たな……ごんぶとビーム撃ってくるやつ……」
雲雀 宏一:「これは学園島北方10キロメートル、その海上の様子だ。で、」
星宮千佳:「……??」
柳武歩:「これは……?」
雲雀 宏一:「これが今回の異変の元凶。異常寒気の発生源とみられている」リモコンに付属したポインターで結晶を示す
三ツ辻リク:「また随分と随分な所に随分な奴がおるの……」
星宮千佳:「ははー」
雲雀 宏一:あ、ちなみに結晶そのものは2メートルくらいのものです。大きいけど、怪獣並に大きい訳じゃない
星宮千佳:「冬しょうぐんって、人じゃないんだ」
赤枝 東輝:「……人じゃない、のか?」
雲雀 宏一:「ふふ、良い着眼点だね星宮さん。ではこれを拡大してみると……」
柳武歩:「冬将軍にこだわるなあ」苦笑した後、赤枝君の反応を少し気にかける。
三ツ辻リク:「フム……」>2メートル
GM:結晶がズームされると、中に人の姿が見えます。
星宮千佳:「うわっ、ひとだ」
GM:ぼんやりとしたシルエット程度ですが、頭身比から、おそらく小学生くらいであること、髪の毛が長いことが分かります。
三ツ辻リク:「うお、なんじゃこりゃ……」
連城 夕太:「女の子? が、氷漬け……かな……」
雲雀 宏一:「そうとも、女の子が氷漬けだ」
星宮千佳:「ええっ」
雲雀 宏一:「ルーシリオ・ヴィヘルトゥヘニヤ。グリーンランド出身の、Sランクオーヴァード。小学五年生で、まだ日本語も英語も勉強中」
星宮千佳:「凍死しちゃう!」
連城 夕太:「死んでたらこの雪も消えるって」
赤枝 東輝:連城くんの発言に、ギロリと鋭い目線を向ける
連城 夕太:「……っていうことですよね?」
星宮千佳:「こおりづけで生きてるの?」
柳武歩:「ウィヘルトゥヘニヤ……言いづらい。赤枝、これがお前の言ってた子だよな?」
雲雀 宏一:「そして、その面倒を任せられていたのが、そこの赤枝東輝くんという訳だ……うん、あとは彼の口から説明してもらおう」
雲雀 宏一:「手が冷えた」 こたつにすっぽり入ってしまう
連城 夕太:「あ、いや、違うんだって……違わないけど……」赤枝くんの視線に慌てて手を振る。
星宮千佳:「……? おしりあいなの?」
星宮千佳:「カノジョ? 妹? いとこ?」
三ツ辻リク:「びへるとへにや……(言えない)」
赤枝 東輝:「……一応言っとくけど、あいつはまだ生きてる。そこの……ガングロが言うみたいに、死んでたら寒さも収まってるだろうからな」
連城 夕太:「ルーシィちゃん」
連城 夕太:「そう、それ。無事だってこと! いや、無事じゃないけどさ」
赤枝 東輝:「星宮、うっさい。カノジョでも妹でもいとこでも友達でもなんでもねーよ。ただ面倒見てただけ。俺なら言葉が通じるから、って……」 《ドクタードリトル》です
星宮千佳:「ほうほう」
赤枝 東輝:「呼ぶ時は、そこのガングロみたいに、ルーシーで良い。コードネームは"コールドヴィッツ"……『冷たい泉』だな」
柳武歩:「ルーシーか。そっちなら呼びやすい」
星宮千佳:「ヘニャちゃんのほうがかわいいのに!」
三ツ辻リク:「そうじゃったか。情報提供っちうからどんなものかと思ったが……そりゃクリティカルじゃ。重要じゃな」
連城 夕太:「ガングロじゃなくて連城先輩ですぅー」
赤枝 東輝:「ショーガクセーにセンパイとか、ないし。……んでだな」
三ツ辻リク:「ルーシーか。ルーシーちゃんな。……よしわかった。可愛らしい冬将軍じゃのう」
赤枝 東輝:「ぶっちゃけ、前にアイツとちょっとケンカしたんだよ。そしたらアイツが空の上に飛んでって、それで気付いたらこうなってた訳」
連城 夕太:「うへー……痴話ゲンカのとばっちりかぁ……」
赤枝 東輝:「調査隊とかいう奴らが連れ戻すだろうと思って放っておいたんだけど、ダメだったし。じゃあ俺がちゃんと連れ戻しに行かなきゃって……」
赤枝 東輝:「ちわじゃねえし!」 思わず手から炎が吹き出すが、すぐに収まる
三ツ辻リク:(「こ、こいつ言いにくいことを直球口に出しおった……!」なまなざし。驚愕が入り混じる)>痴話ゲンカ
連城 夕太:「間違えた。ちわじゃない」こくこく頷く。
赤枝 東輝:「……ともかく、そういう事! アイツ叩いて連れ戻せばこの寒いのも何とかできっから!て言ったら、会長がじゃあそうしようつって」
赤枝 東輝:「こうなった」
柳武歩:「……ケンカの原因は言えんのか?痴話喧嘩じゃねえってんなら」
赤枝 東輝:「げっ、原因って……」 慌てる 「カンケーないだろそれ! いいじゃんか何でも!」
柳武歩:「おう。まあ、言わなくてもいいや」
赤枝 東輝:追及があっさり止んで逆に困惑しかけたが、すぐに調子を取り戻す 「……ともかく!俺はそういうこと。アイツ連れ戻せば、このクソ寒いのをどうにかできんだ」
星宮千佳:「えぇー、だめだよ! ケンカの原因をホーチしてると、また同じケンカになっちゃうよ!」
星宮千佳:「でも……そっかあ。まず寒いのをなんとかするのが先かなあ」
連城 夕太:「人前じゃ言いにくいこともあるんだよ、ホシミヤちゃん」
三ツ辻リク:「なーるほーどのー。……ええ(イイ)の、原因としちゃあの嬢ちゃんで、わしらはそれを叱って連れ戻す。解り易くなったわ」
柳武歩:「逢いに行かねえことには話もできねえしな」
柳武歩:「俺は、赤枝がこの情報を持ってたんで、かいちょに話を通した。柳武歩だ。生徒会の手伝いしてる」
赤枝 東輝:「……おう、そうだよ。俺はそんだけ」
星宮千佳:「あ! 自己紹介! 自己紹介ね!」
星宮千佳:「ほしみやちかです! 五年生で、アカデミアには体験入学にきてます!」
星宮千佳:《万能器具》で手作り感あふれる名刺を作ってみんなに配っている。
三ツ辻リク:「……(赤枝くんの様子をじいっと見て考えつつ)……まあええわい!番長にゃ難しいことは分からん!」
連城 夕太:「元気いいなあ」
星宮千佳:「得意なのはレンキンジュツと、はちのすです。よろしくね!」
赤枝 東輝:「元気いいけどバカだって、ウワサ聞いてる。星宮は」 赤枝も小学五年生なのだ
星宮千佳:「バカじゃないよう!」
柳武歩:「こら、ウワサしか知らんやつにバカとか言うんじゃねえ」
三ツ辻リク:「ケンカの理由はともかく、連れて帰った後のフォローはまずその後じゃな。オッケーオッケー、了解じゃて」
赤枝 東輝:「んだよ。分かったよ」
連城 夕太:「真面目だなぁ、ヤンキ……」
連城 夕太:「なんも言ってないです」
柳武歩:「聞こえてんだよこのやろう」
連城 夕太:「すみませんごめんなさい!ほんと悪気はないんです!口が勝手に思ったことを!」
三ツ辻リク:「おうおう、これはご丁寧に(名刺受け取り)……そうじゃぞう、この名刺、暖かみがあって中々じゃ。バカってほどバカモノとは思えんわい」
星宮千佳:「あゆみちゃんはいい人だねぇ」
赤枝 東輝:「……女子はやっぱりすぐケッタクする……」
柳武歩:「いい人ってのは星宮みたいな子のこと言うんだよ。体験入学で来てんのに、こんな面倒に巻き込まれて、協力してくれんだろ」
連城 夕太:「次、自己紹介いきます!」話題を無理にそらす。
連城 夕太:「連城夕太、中学二年で風紀委員です!えっと……」
連城 夕太:「あと何か言っといた方がいいことありますかね?」
赤枝 東輝:「中二病だ……」
連城 夕太:「あっそうだ!年長者の言うことはちゃんと聞くようにって言われたんで、先輩方の指示に従って真面目に頑張ります!」
連城 夕太:「風紀委員として綱紀粛正と学園治安の維持に……なんか、しますので、よろしくお願いいたします!」
柳武歩:「おい、重要な部分がフワッとしたぞ!」
星宮千佳:「フーキ!」
連城 夕太:「苦手なんですよ真面目にやるの!それでブシドー先輩にすげー怒られたし……」
星宮千佳:「すごいすごい! 中学生っぽい!」
連城 夕太:「空前絶後の荒唐無稽!言語道断懲戒免職!みたいな……なんかそんなこと言われて……」
柳武歩:「なんだそいつ…お笑い芸人か」
連城 夕太:「あっごめん今のなしで」
連城 夕太:「乾坤一擲で職務に励みたいと思います!以上!」
星宮千佳:ぱちぱちぱちーっ
三ツ辻リク:「さっきから口が災いを呼んでばかりじゃぞ。大丈夫かフーキ委員」
連城 夕太:「えへへ、千佳ちゃんありがとー」
赤枝 東輝:「大丈夫なのか……まいいや」
星宮千佳:「えへへへ」
柳武歩:「そういう奴は結構いるもんなんだな」三ツ辻君の言葉に何やら頷きながら
連城 夕太:「ほんと、風紀委員クビになったら辛いんで……よろしくおねがいします……」
三ツ辻リク:「よし、じゃあわしじゃな!三ツ辻リク、番長連。まあ、何じゃ。番長として色々と日々の職務?……職務じゃな、ウン」
星宮千佳:「おおお、番長!」
星宮千佳:「高校生っぽい!」
赤枝 東輝:「番長……」
赤枝 東輝:「……番長は高校生なのか……」
三ツ辻リク:「に励んでいたら、今回頼まれごとがあってな、調査隊に名乗りを挙げさせてもらった。義によって助太刀いたすってやつじゃな!」
連城 夕太:「すげー、本物っぽい」
三ツ辻リク:「っちうワケでよろしく頼む。今回の……そうじゃ、今回絡んでるのはそこのルーシーちゃんだけじゃない」
柳武歩:「こりゃ心強いな。番長つったら、無道先輩や羽石には前に世話んなったし」
柳武歩:「……あ?何かほかにあんのか?」
星宮千佳:「番長、いっぱいいるんだ……」
三ツ辻リク:「それも説明するが、そいつらにゃわしらも借りがある。落とし前もつけにゃならんしな。以上!」
連城 夕太:「あ、そうそう。言い忘れるとこだった」
連城 夕太:「今回の件、ディオゲネスクラブも関わってるみたいなんで特別注意してください」
星宮千佳:「ディ?」
連城 夕太:「わるいやつら」
柳武歩:「ぐあ。そういうことか……」
星宮千佳:「FHだ!」
三ツ辻リク:「高校生じゃぞう。よろしくな!」(ずいっと千佳ちゃんと赤枝くんに胸を張り)
連城 夕太:「仮面をつけた悪の軍団!」
星宮千佳:「仮面舞踏会だ!」
連城 夕太:「レッツ・ダンス!」
柳武歩:「微妙に理解ができてんのかどうかあやしい!」
赤枝 東輝:「……まあ、悪い奴らだって分かってりゃ、十分だろ」
赤枝 東輝:ふう、と息を吐く 「俺たちとかルーシーは、関係ない」
柳武歩:「そりゃそうだけどな。しかし何だよ。ルーシーって子を止めればいいっつう単純な話だと思ったのに」
星宮千佳:「ねー。わるいのは冬将軍じゃなくて、きっと仮面クラブの人たちなんだね」
三ツ辻リク:「まあ大体そんなもんじゃ。悪い奴らが趣味の悪い仮面をつけて、夜の街で悪のダンス!そういうどついとかなきゃならん奴だって理解がありゃOKよ」
雲雀 宏一:「あぁー、今回のディオゲネスクラブは、実際どうなのか分からないんだ。オーヴァードウィンタースポーツサークル連合と争ってることは分かっててー」 たれぱんだみたいになってる会長が言う
星宮千佳:「たぶんルーシーちゃんも、仮面クラブの人になんかされて、氷漬けにされてるんだよね?」
連城 夕太:「俺としては大歓迎ですけどねえ。あいつらの名前が出るとビッグイベントって感じでワクワクするし」
連城 夕太:「それそれ」千佳ちゃんをびしっと指差す。
雲雀 宏一:「まあ、詳しい事情についてはアカデミア温泉基地の残存者に聞いて欲しい。多分彼らが一番良く知ってるからねー」
連城 夕太:「悪いヤツが小学生の女の子、っていうより、気分いいですし」
柳武歩:「お前今、自分で特別注意しろって言っておいて何がワクワクだコラ……」
星宮千佳:「!?」
三ツ辻リク:「……ディオゲネスクラブはな。それと、OWSC連合。会長から名前が出たが、ウィンタースポーツサークルの連合じゃ」
星宮千佳:「お……おんせん!?」
星宮千佳:「おんせん! 入れるの温泉!」 もうディオゲネスクラブとかOWSCとか全部吹っ飛んでいる。
連城 夕太:「……俺、お口チャックしときます」指でバッテンを作って口の前に。
雲雀 宏一:「三ツ辻さんが用事あるのはそっちだったねー」
三ツ辻リク:「こいつらが、ルーシーちゃんの周りに張ってるっちゅう話じゃ。先の調査隊を叩いたのも、こいつららしいな」
柳武歩:「OWSC連合?そんな連中も居んのかよ」
柳武歩:「やる事が……多い!もうねえよな!?」
連城 夕太:「……」バッテンを維持したままこくこく頷く。
雲雀 宏一:「温泉は……事件が解決したらかなー」
雲雀 宏一:「生徒会長印の優待券をあげようー」
連城 夕太:「……!…………!!」こたつをガタガタ揺らして喜びを表現。
三ツ辻リク:「わしもまあ、関係者から話を聞いてな。どうにも根性が曲がってる連中らしいから、この件を止めるためにも、ブッチメる必要がある。そういうこっちゃな、うむ」(サンキュー会長、の手振り)
柳武歩:「連城、逆にうるせえ。普通に喋れ」
連城 夕太:「うふぇー」
星宮千佳:《万能器具》で『しゃべっていいよ』の立て札をかかげている。
黒野 白雪:「まったく色々な意味で賑やかしいな……動物園でもないんだし。さて、黒野白雪だ。EX オーヴァード、ホワイトパンダの研究をしている」
柳武歩:「ホワイトパンダ……???」
黒野 白雪:「うん。柳武さんには申し訳ないが、現在、彼らは凶暴化していて、彼らもまた、調査の妨げになるだろう」
黒野 白雪:「ルーシーという少女の作り出したこの寒気に、ディオゲネスクラブ、OWSC連、そして……ホワイトパンダ」
連城 夕太:「ホワイトパンダ……」
黒野 白雪:「これらが今回の調査の主要な障害となる。その認識で良いかな?」
柳武歩:「やる事が……多い……」頭を抱えて顔を引き攣らせる。
雲雀 宏一:いいよーって感じで両腕で頭上にマルを作っている
連城 夕太:「大丈夫、先輩なら出来ます!がんばれ!応援してます!」
柳武歩:「おめーも頑張るんだよ!!」
星宮千佳:「パンダさんたちは、なるべくミネウチですませたいよね」
連城 夕太:「分かってますけど!」
星宮千佳:「パンダは悪くないもん。たぶん」
連城 夕太:「ほら、励ましといた方がいいかなって思って」
黒野 白雪:「ふふ。ホワイトパンダに関して言えば……多少の交戦は必要になるだろうが、私がなんとかする目処はついている。あまり気を張る必要はない」
黒野 白雪:「パンダはわるくないからね」
三ツ辻リク:「思ったよりややこしいのお……まあええわい。要は全員ぶっ飛ばせばええんじゃろ。イケるイケる」
連城 夕太:「へー……」黒野さんをじっと見る。
星宮千佳:「パンダはみねうち! みねうちでお願いします!」
黒野 白雪:連城くんと目が合うと、ふ、と口元だけで微笑する
柳武歩:「わかったわかった。気を付けるさ」
連城 夕太:「よく見ると美人だ」
三ツ辻リク:「……おっととそうじゃな、パンダは峰うちじゃな。峰うちで元気に返しちゃるぞ!」
三ツ辻リク:「……ルーシーちゃんも、尻たたきくらいで済んでくれればええのう」
黒野 白雪:「おや。目があまり良くないのかな? 私はこれで、一目で分かる美人のつもりだよ」
連城 夕太:「部屋に入ったときは歩先輩の金髪に気を取られてて……あっ」
赤枝 東輝:「……何でもいいけど、ちょっと待てよ。さっき言い忘れたんだけど」
赤枝 東輝:「ルーシーはディオゲネスクラブと関係、何もないからな」
連城 夕太:「根拠はある?」
赤枝 東輝:「あいつ、仮面なんか着けてない。絶対にだ」
赤枝 東輝:「見たって言っただろ……あいつは俺とケンカして……それで飛んでって、こうなったんだって! その時仮面なんてつけてなかった!」
赤枝 東輝:「ホントだからな!」
三ツ辻リク:「美人じゃ、見た目だけじゃなくセリフまで美人のそれじゃ。カカッ、たまの非常事態も悪くないのう」
星宮千佳:「ほうほう?」 ディスプレイに映っているルーシーちゃんを覗き込む。
連城 夕太:「うへえ……そうなると」
連城 夕太:「仮面なしで、これだけのことをやってのけて、今も続けてるってわけだ」
GM:画面の中のシルエットだと仮面の有無までは判断できない
連城 夕太:「ヤバいね」くつくつ笑う。
三ツ辻リク:「普段……いや番長連にジョシがいない訳じゃないが……お目に掛かれない美人と、たくさん会えるわい」ッカッカと笑う
柳武歩:「連城」たしなめるように呼びかける。
黒野 白雪:「やれやれ、美人だとそれだけで喜ばれて、益だね。世界に対して」
連城 夕太:「……はい」両手を上げて降参のジェスチャ。
赤枝 東輝:「暴走、ってヤツだろ……授業でやった。あいつはSランクですげーから、って。そうなんだよ」
GM:まあ、ここまで話したら知覚判定とか振るまでもなく、それなりに頭が働く人なら気付くでしょう。赤枝はまだ自分の知っている全部のことは言っていなさそうです
GM:でもこの場ではそれ以上話す予定は(GM的に)ないのでカンベンな!
星宮千佳:「はいはい! 質問です!」
星宮千佳:「もし仮面をかぶってる人に……ルーシーちゃんがかぶってたらもそうだけど、仮面クラブの人にあったら、どうするの?」
星宮千佳:「仮面を割ればいいの?」
三ツ辻リク:「わかっちょるよ。多分赤枝くんと喧嘩して、何かあったとしても、まあ八つ当たりじゃろ、これは」
星宮千佳:赤枝くんの言うことを基本的に信じ切っている。つけてなかったといっているのだから、つけていないはず!
赤枝 東輝:「仮面の奴らに会ったら関わり合いにならないで逃げる……って聞かされてるけど、俺らは」
柳武歩:「割るにしろひっぺがすにしろ、まあ簡単には行かねえ。叩きのめすくらいの力がなけりゃ逃げたほうがいい」
三ツ辻リク:「穏便に連れ帰れるなら、越したことはないよな。……それが出来ればの話じゃが」暗に、連城くんの「ヤバいね」に同意して
星宮千佳:「ほーほー……」
連城 夕太:「まあ、仮面に限らずヤバそうな人に会ったら身の安全が第一」
連城 夕太:「そういう事件を解決するのは風紀委員の役目だからさ」
黒野 白雪:「おや、頼れる風紀委員様じゃないか」
三ツ辻リク:「わしらは調査隊じゃ。この身分だと向こうも襲ってくる公算が高いから、ぶっ飛ばして連行するのがええ!」本音!
柳武歩:「黒野あたり戦闘向きじゃなさそうだし、みんなで守ってやんねーとな」
三ツ辻リク:「……が、まあ時と場合によりけりじゃな。分が悪いとなったら逃げて安全を確保じゃ。実際奴らは何をしてくるかわからんからのう」周りの空気を察してフォロー
黒野 白雪:「その通り。首から上は結構なものだけれど、戦いなんてからきしだ。私はただの動物に詳しいだけの女子生徒……そう思っておいてほしい」
連城 夕太:「そりゃまあ、事件に対してはちゃんとやりますよ」
連城 夕太:「首から上……」顔をまじまじと見る。
連城 夕太:「……首から下」次いで体をじっと観察する。
連城 夕太:「なるほど」
星宮千佳:「首から上?」 自分の顔をペチペチ触っている。
三ツ辻リク:「連城くんスゴイな。わし君と会ったのは今日が初めてじゃけど、ある意味尊敬するわい……」>観察
黒野 白雪:「ふふ……大した風紀委員様だ。専用のチャンネルで風紀委員に生徒から意見を送ることができるのは知っているね?」 薄く笑い
連城 夕太:「あ、えっと……いや!仕方ないじゃないですか!あんなこと言われたら見ちゃいますって!勘弁してください!」
連城 夕太:「それより!そんなことより!何よりも!事件解決ですよ!」
三ツ辻リク:「モチモチお肌に自信っちゅうこっちゃな。千佳ちゃんも、そのまま大きくなるとええ。ツルツルピカピカになれるぞ」>ペチペチ
連城 夕太:「さあ行きましょう先輩がた!アンド小学生!勇敢なクルセイダーの出発だ!」
柳武歩:「……ミナと平賀に言っとこ、後輩の育成も頑張ってくれって」
雲雀 宏一:「そうそう。そろそろ準備を始めて欲しい。防寒着なんかは一応揃えたし……」
連城 夕太:「カッコマン……じゃない、平賀先輩と知り合いなんですか!? いいなあ!」
柳武歩:「まーな。友達だよ」
柳武歩:「うす。準備します。また寒いんだろなあ、外は」
星宮千佳:防寒ジャケットを着込んで、《万能器具》で錬成した特製はらまき(ポケットにホッカイロを仕込める)を装着してます。
雲雀 宏一:「……あ、通信繋がったな。それじゃ準備しながら画面見て欲しい。今回の最後の協力者に面通しだ」
星宮千佳:「だいじょうぶ! あたし、あったかいものなら色々作れるもん!」
連城 夕太:「色々話聞きたいんですよ、平賀先輩に! 今度紹介して……」きゃんきゃん言いながら歩先輩につきまとっています。
GM:会長がリモコンをぽちぽち操作すると、ウィーガシャ動きながらモニターが適正な高さになる
???:「あ、見える、しました! 映る、してる? ますか?」
???:ディスプレイに映ったのは、画面を覗き込む外人めいた顔立ちの金髪の美女。背後の様子からして、凍り付いた海沿いのようです。
星宮千佳:「?」
雲雀 宏一:「映ってるし、聞こえてるよー」
星宮千佳:「こんにちはー!」 手をふる。
連城 夕太:「おおー、美人……」
???:「はい! こんに、ちわ!」嬉しそうに手を振ってくる。ドライスーツを着込んでいますが、その上からも分かるほどに豊満なバストの持ち主です。
星宮千佳:「ガイジンさんだ!」
連城 夕太:「首から下もすごい」
???:「べんり、ですね! これなら、だいじょうぶ、です。見える、しますか?」そう言って彼女は、少しばかり画面から離れる
三ツ辻リク:「おお、こんちわー」画面の内外につられて手を振ってしまう
柳武歩:「ちわす。……誰すか?」
???:そうなると、皆さんの目も豊満なバストよりもそれより下の部位に引きつけられることでしょう。彼女の下半身は、半ばまでドライスーツ素材に包まれていますが、まさに魚のそれ……まるで童話に出てくるような人魚!
連城 夕太:「ッ……!すげえ!人魚!初めて見た!」
雲雀 宏一:「ふふふ。これこそが今回の調査の切り札……アカデミア海洋生物研究所にお住まいの、ザ・人魚。歌織ルルさんだ」
三ツ辻リク:「……実際そうじゃな。大丈夫なのかその恰好。いかがわしくないんか」ぼそり小声>首から下
柳武歩:「人魚……人魚?」
連城 夕太:「はじめまして!風紀委員の連城です!」画面に向かってぶんぶん手を振る。
星宮千佳:「人魚さん、寒くないのかな? だいじょうぶ?」
歌織 ルル:「ルル、です! 海の中、とくい、なので。おてつだい、です!」
柳武歩:「ちょっと待ってくれかいちょ……いやお前ら飲み込み早いな!」連城君と千佳ちゃんに驚く。
三ツ辻リク:「うおっ、人魚じゃ人魚。わしも初めて見た!」
歌織 ルル:「ここは、さむい、です!風、冷たい、ですねー。海、中、方が、あったかい、ですよ!」
星宮千佳:「あっ、体験入学の星宮千佳です!五年生です!」
柳武歩:「そのリアクションが普通だよな三ツ辻!安心したわ!」
三ツ辻リク:「ふふん、わしこれでも番長連じゃ中道常識派で通ってるもんね!いやー何でもアリのオーヴァード界とは言えなー」興味深げ
雲雀 宏一:「ははは。本来は研究対象だから、あんまりこういうのに駆り出すのはダメなんだけどね。緊急事態だったから」
連城 夕太:「海ん中も寒いですよー!」
柳武歩:「海ん中とか考えたくもねえ…!」想像するだけで身震いする。
連城 夕太:「一回ドボンしたとき死にかけたから……ほんと気をつけたほうがいいですよ……」
雲雀 宏一:「実際、ルーシリオさんの写真を撮ってきてくれたのだって歌織さんなんだ。この厳冬の下では、海の下の方がむしろ行き来には便利ということだよ」
星宮千佳:「あっそっか」
星宮千佳:「いちどプールに入っちゃえば、プールの外より中のほうがあったかいもんね」
連城 夕太:「気化熱! 千佳ちゃん賢い!」
柳武歩:「あー確かに……いやでも、そういうレベルの話か……?」
歌織 ルル:「ありがと、です!だいじょうぶ。このふく、ぴったり、あったかい、ので。ちょっと、ンー、窮屈、ですが」 自分の胸の辺りを気にして、無遠慮に揉む
連城 夕太:「おわっ」思わず画面に目が釘付けになる。
柳武歩:「ちょ、ちょっとそれやめろ!教育に悪い」連城君と赤枝君の目を覆う。
歌織 ルル:「?」 もむもむしている
連城 夕太:「べっ、べ、別に見てないです!」
三ツ辻リク:「うおお、こりゃ中学生……とそれ以下にとっちゃ目の毒じゃ。今は水着の季節じゃないっちゅうに!」
柳武歩:「もむな!手!ストップ!わかる!?」
歌織 ルル:「止めます! ……日本語、分かる、しますよ?」良い感じに寄せて上げたポイントで止まる
連城 夕太:「見ての通りっていうか見えてないです、見えてないんで大丈夫です」
柳武歩:「そこで止めるなァー!」
歌織 ルル:「??」 両手を離してようやく元通り
連城 夕太:「そこってどこ!?どうなってんの!?」
黒野 白雪:「海生研の『賢者』か。ウワサには聞いていたけど、実在するとは……」 興味ぶかげ
星宮千佳:「ルルちゃん、なにか必要なものとかありますかー!」
柳武歩:「なんかあったら、頼りにするっす」ようやく連城君を解放。
星宮千佳:「あったらこっちから持っていくから、言ってね!」
雲雀 宏一:「まあ、見ての通り中身は少々子どもっぽいけど、基本的には言う通りにしてくれるし、こうして沿岸や水路から情報を集めてくれるからね」
雲雀 宏一:「もし凍っていない海沿いとか、あと大きめの地下水路とか見つかったら、彼女のことも探して見ると良い。余裕があれば、だけれども」
三ツ辻リク:「お、おうそりゃ頼もしいですな。ありがたい。お世話になります。オッス」画面越しに礼
連城 夕太:「っはあ、見えた……」
歌織 ルル:「だいじょうぶ、です! そっち、必要、もの、ある、したら、言う、ください!運ぶ、します!」
連城 夕太:「助かります!ごきょーりょく感謝いたします!」
赤枝 東輝:「……別にこんなの。女子なんて。興味ねえし……」 ぶつぶつ言ってる
連城 夕太:「……そこって一体どこだったんだ」
雲雀 宏一:「はい、という訳でこれで全部。まとめると、『異変の元凶のルーシリオさんを止めよう!』『ジャマをするのはディオゲネスクラブとOWSC連とホワイトパンダ!』『人魚が支援!』だね」
雲雀 宏一:「あー仕事した。一週間ぶんの仕事した。もう一週間こたつから出ないぞ。出ないぞー」
柳武歩:「はあ……」
柳武歩:「なんか出発前からめちゃめちゃ疲れた気がする」
連城 夕太:「歩先輩、超真面目ですね」
星宮千佳:「これから! これからですぜ!」
雲雀 宏一:「そうそう。これからこれから。これから君たちはあの寒い中を……突っ切っていく!訳だからねー。防寒装備ほんと、しっかりしなよー」
赤枝 東輝:「……思ったより大変そうだな」
三ツ辻リク:「わしが言うこっちゃないですが、まだまだ仕事は増えるからの、会長殿。……何たってわしらがぶっ飛ばして事件を解決するんじゃからな!」
三ツ辻リク:「覚悟しといてください。わしらが戻ったら仕事漬けですからな。カッカッカ」
雲雀 宏一:「あっはっはっはっ。妨害工作でも働こうかなあ」
連城 夕太:「うわあ。ダメな高校生だ」
星宮千佳:「ほらみんな! ホッカイロもって! ちゃんと準備して!」
星宮千佳:「外はすっごくさむいんだから、なめてかかったら風邪ひいちゃう!」
柳武歩:「かいちょはいつも通りだな……お、さんきゅー。準備できたぜ」
連城 夕太:「ありがとー。千佳ちゃんは気が利くなぁ」わしわし頭を撫でる。
三ツ辻リク:「じゃ、ま!行こうかの!みんな、防寒はしっかりの!」
星宮千佳:「うぇへへー」
連城 夕太:「はーい!ばっちりです!」
三ツ辻リク:「ありがとの!千佳ちゃん。ヒュー、助かるわい。わしちょっとやそっとじゃ平気じゃが、寒すぎても不具合あるからのぉ」
柳武歩:「あ、そうだ。出発前に」手を前に出す。
赤枝 東輝:「……ん。大丈夫。行ける」 真面目に着込んでいた
星宮千佳:「お?」
連城 夕太:「手?」
柳武歩:「いっちょ、円陣でも組んでおこうぜ」
三ツ辻リク:「む?」
星宮千佳:「あっ、知ってる知ってる!」
連城 夕太:「あ、いいないいな!面白い!」
星宮千佳:「ファイオーってやつね!」
柳武歩:「そう。それそれ」
連城 夕太:ぽんと手を乗せる。
星宮千佳:ぺちりと手をのせる。小さい。
黒野 白雪:「団結の呼応か。うん、応じよう」 冷たい手を重ねる
三ツ辻リク:「……ええの。カカッ柳武の、ぬし見た目も(服飾センス的な意味で)イカしとるが、中身も熱いやつじゃのう」
星宮千佳:「うんうん。みんなでSSランクになりたいもんねえ」
赤枝 東輝:「えぇー……」 小学生特有の抵抗を示しつつも、ちゃんと手を重ねる
三ツ辻リク:ぱちりと手を乗せる。冷たい
柳武歩:応じてくれた赤枝君に、にこりと笑って。
柳武歩:「行くぞォ!第二調査隊、ファイト!オー!」
三ツ辻リク:「かかっ」嬉しそう>赤枝くん
連城 夕太:「オオー!」
三ツ辻リク:「オオーッ!」
星宮千佳:「おおー!」
星宮千佳:「SSランクー!」
赤枝 東輝:「オー」
連城 夕太:「これこなしたらランク上がるの?ほんと?」
星宮千佳:「えっ? あがらないの?」
三ツ辻リク:「どうじゃろうなあ……」
星宮千佳:「ゲームとかでも、クエストこなしたらレベルあがるでしょ?」
連城 夕太:「上がんないと思う……」
星宮千佳:「えぇー」
星宮千佳:「そんなあ……」
連城 夕太:「でも名声値は上がるかも」
黒野 白雪:「名声というのは、その人がすごい、という有名さのことだ。SSランクは難しいが、有名人にならなれるかもしれないね」
GM:あ、そんな感じでざらっと流れでロイス取ってって下さい。調達は……不可!
星宮千佳:なんてことだ
星宮千佳:1シーン1回のAランクサポーターを使おうと思ったのに……ロイスはどうしようかなあ、誰にとろうかなあ
三ツ辻リク:確かにこれは迷うな……誰に取ろう……!
柳武歩:うぃー。まずはPC間ロイスを順当に取ろうかな
星宮千佳:あっそうか、そういうシステムがあった
星宮千佳:とるならPC順になるのかなー
三ツ辻リク:大体が、順番か逆順ですよねPC間ロイス
連城 夕太:そういえばそんなシステムもあった
GM:あ、そういうシステムの導入は特に考えてなかったんだよな……自由に取ってくれれば良いかなって。でもやるか
GM:歩ちゃんは千佳ちゃん、千佳ちゃんは三ツ辻くん、三ツ辻くんは連城くん、連城くんは歩ちゃんに!
GM:あとはつけたいようにつけるといいぞ!
柳武歩:うぇーい!PC間ロイス:星宮千佳 ○P:庇護/N:隔意 これで!
星宮千佳:はやっ
連城 夕太:ロイス/先輩/柳武歩/好奇心○/恐怖 取得します!
星宮千佳:三ツ辻くんって学ランですか? ブレザーですか?
三ツ辻リク:学ランにしましょう!制式制服はブレザーですけど、番長は規則を破るもの!
星宮千佳:あっ学ランなんだ。じゃあ猜疑心はやめよう
柳武歩:学ランだと猜疑心なのw
星宮千佳:ブレザーだったら、番長なのに学ランじゃないので本当に番長なのか疑わなきゃいけないところでした
柳武歩:そういう理解!
三ツ辻リク:PC間ロイスは、連城夕太 感情は○P:感服/N:不安で!
星宮千佳:-やさしそうな番長!/三ツ辻リク/○敬意/食傷/ロイス これで取ります。
星宮千佳:峰打ち作戦に同意してくれたので、すごく敬意です。以上です。
三ツ辻リク:そ、そうかァー……確かに!(笑)>猜疑心
三ツ辻リク:食傷w
連城 夕太:こちらは以上で!
三ツ辻リク:同じく!
柳武歩:こちらも!
GM:ではシーンを区切ります



GM:☆ミドルシーン判定について
GM:今回、セッションの環境的に情報収集の数なんかはそんなに多くはありません。
GM:代わりに、道中でサブクエストみたいなものが発生しており、それを達成すると『補給ポイント』が貯まります。
GM:これが10以上ある状態でシーンを終了すると、自動的に10減少する代わりに全員が一回調達判定を行なうことができます。
GM:逆に言うと、これを貯めないとこのシナリオでは一切調達判定は行えません。
GM:また、君たちがこれから探索するエリアは常にエネミーエフェクト《苛烈なる冷気》の影響下にあるものとします。防寒装備をきちんとしていればその影響を受けることはありませんし、戦闘でHPダメージを受けても破損することはありませんが……
GM:イベントで防寒装備が破損した場合、それの修復も、先述と同じタイミングで行なわれます。もし修復できなかった場合、次シーンの登場時に《苛烈なる冷気》の影響を受けるので、留意してください。
GM:いじょうです。質問があったら投げておいてね!
星宮千佳:防寒装備が破損するエロトラップイベントがあるということね・・
連城 夕太:エロかどうかは分からない



GM:◆Middle 2 シーンプレイヤー…星宮千佳
GM:他PCは任意登場です。侵蝕などされてください。
柳武歩:とりあえず出る!
柳武歩:1d10+43
DoubleCross : (1D10+43) → 6[6]+43 → 49

連城 夕太:1d10+37 えいっ
DoubleCross : (1D10+37) → 9[9]+37 → 46

星宮千佳:星宮千佳の侵蝕率を+3(1d10->3)した(侵蝕率:42->45)
連城 夕太:わお
星宮千佳:よかったよかった
三ツ辻リク:出てみよう!
三ツ辻リク:1d10+54
DoubleCross : (1D10+54) → 10[10]+54 → 64

三ツ辻リク:高ぇーよ!!
GM:バリバリダー
三ツ辻リク:今後に注意だぜ…!
GM:それでは皆さんは、アカデミアの寒気を止めるべく第二調査隊として農業地帯を出立しました。

awmap
GM:現在地は地図画像の②です。人の気配はないけど、実際はまだ残っている人もいる地域。死ぬほどの寒さでもありません。
黒野 白雪:「まずは最初に私の研究室……いや、私が間借りしていた研究室に向かいたい」 と、黒野が提案します
黒野 白雪:「そこにホワイトパンダを従えるため、必要なものがある。そこに立ち寄れば脅威が一つ、そのまま減らせるということだからね。行かない手はないと思うよ」
星宮千佳:「パンダをメロメロにしちゃう笹があるのかなあ」
連城 夕太:「ふつうパンダにするための絵の具かも」
柳武歩:「笹でいけんのか?……絵の具はまったく意味ねえな?」
星宮千佳:「ホワイトじゃなくなっちゃう!」
連城 夕太:「ホワイトだと見た目さみしいかなって思って……」
黒野 白雪:「そうだね、その二つだと千佳ちゃんの考えが近い……」
黒野 白雪:「さみしくないぞ」 毅然!
連城 夕太:「さみしくないんだ」
連城 夕太:「さみしくないそうですよ、歩先輩!」
柳武歩:「俺はもともとさみしいとは言ってねえぞ!」
三ツ辻リク:「ええと思う。事前になんとか出来るならそん方がええからの。……フゥーム、しかしパンダじゃろォ?」
三ツ辻リク:「ホワイトになったからいうて、どれほどのもんかのォ」あからさまにナメて後で痛い目を見る、愚かフラグムーブだ!
連城 夕太:「うん……さみしいって言ってたの俺一人だと、さみしいじゃないですか……」
黒野 白雪:「フッ。君の考えも分からなくはないが、相手はEXオーヴァード……しかも動物というのは、基本的に力強いものだ」
黒野 白雪:「群れ、生き残ることを知った彼らの力を甘く見ては、きっと痛い目に遭うだろう」
赤枝 東輝:「そうは言っても、パンダじゃなあ」 こちらも油断!
柳武歩:「まあ、そういう話なら反対する理由はねえよ。どっちみち北に行くなら通り道だしな」
星宮千佳:「かあさんの、しろくまさんは~♪ のそのそ、どたばたばったん~♪」 食料とかを入れたソリを引いている。
星宮千佳:「あれ? これじゃパンダじゃなくてクマだ……」
三ツ辻リク:「なるほどEXオーヴァード。しかもパンダも熊じゃからな。へへ、興味が出て来たわい」
黒野 白雪:「ありがとう。……アカデミア動物愛好家SNS『愛でったー』を見る限り、ここに滞在している者も苦労が多いようだ。良ければ手を貸して欲しい」
黒野 白雪:「あと、ホワイトパンダはシロクマではないよ」
黒野 白雪:「シロクマではないんだ」
星宮千佳:「ほんとに?」
三ツ辻リク:「わしの眼でそのホワイトパンダとやらがどれほどのものか、見定めてやるかのう!」
黒野 白雪:「ほんとだ。彼らはシロクマとは決定的に違う……」
黒野 白雪:「……大きさとかね」
連城 夕太:「パンダ、シロクマよりもずんぐりむっくりころころだから」
連城 夕太:「へぇー」
星宮千佳:「ホワイト、パンダは~♪ ずんぐり、むっくり~♪」
赤枝 東輝:「つまり小さくてずんぐりむっくりしたシロクマってコトだよな……」
連城 夕太:黒野さんの言葉に相槌を打ちつつ進んでいく。
柳武歩:「結局どっちでも変わんねえ気がするが……星宮、大丈夫か。それ重くないか?」
黒野 白雪:「……今は生物学の講義の時間ではない。落ち着け、私。大丈夫だ。今は生物学の講義の時間ではない……」 天を仰ぎ
連城 夕太:「黒野さん、『顔はいいのに』ってよく言われません?」
黒野 白雪:「ふふ。一番多いのは賞賛の言葉だからね。そんな雑音は覚えていない」>『顔はいいのに』
星宮千佳:「だいじょぶです! なぜならばー、なぜならばー?」
星宮千佳:「なぜならばー!」
星宮千佳:「あたしが作ったソリだから!」
星宮千佳:《万能器具》で作ったので、軽い!そしてするする滑る!
柳武歩:「へー。武器しか作れない俺より優秀だな」
赤枝 東輝:「……器用なヤツ。本物のチルドレンってあんななのか」
星宮千佳:「!」
三ツ辻リク:「大きさのォ……。まあ可愛らしいよな。それはわしも大いに認める所じゃ(うんうん頷き)」
星宮千佳:「あゆみちゃんもレンキンジュツシなの!?」
星宮千佳:「モルフェッフェなの!?」
星宮千佳:「おなかまだ!」
柳武歩:「モルフェウス、だろ」苦笑する。
連城 夕太:「俺も!俺もモルフェッフェ!それっぽいもの何も作れないけど!」
星宮千佳:「えっ……作れないモルフェウスもいるの……?」
星宮千佳:ありえない、みたいな顔をしている。
星宮千佳:「それは……ほんとうにモルフェウスなんでしょうか? ゆうた先生?」
連城 夕太:「えっ……うん……そんな顔されるとショックだよ……」
星宮千佳:両手を口にあてて、あらまあみたいな顔をしてます。
柳武歩:「まー、そのへんは個人差あるんだよ」
連城 夕太:「俺、大雑把だから……どかーんと壊す方が得意……」
三ツ辻リク:「……気にすることはないぞ連城。モルフェッフェの能力も個体差がデカい聞くからのォ。それにホラ、中学生じゃし成長するかもしれんし……」
赤枝 東輝:「そもそも個人個人違う能力なのを、ムリヤリいくつかに分類して当てはめてるだけ、だろ。確か」
連城 夕太:「リク先輩……!小学生……!ありがとう!」
星宮千佳:ゆうた君にロイスを取ります。
星宮千佳:-フーキ委員!/連城夕太/信頼/○憐憫/ロイス
連城 夕太:憐れまれた
三ツ辻リク:○憐憫
星宮千佳:あっ、P尊敬にします。尊敬/○憐憫。
柳武歩:尊敬されるようにガンバロ
星宮千佳:「そうじゃよ、ゆうたくん。何も作れなくても……胸をはればいいんじゃよ」
星宮千佳:ちょっと背伸びして、連城君の頭をぽんぽん撫でてます。
連城 夕太:「千佳ちゃん先生……ッ!」
連城 夕太:がしっと抱きしめます。
黒野 白雪:「10、9、8、7、」 ブザーに手をかけている
柳武歩:「おーい。足を止めるなよ?」
星宮千佳:「よしよし! おねえちゃんがついてるからね……!」 ひしっ
黒野 白雪:「……ふ。千佳ちゃんの優しさに感謝しておくといい」 ブザーをしまいます
連城 夕太:「あっ、進まないと歩先輩に怒られる。ちょー真面目ー」
星宮千佳:「雪ちゃん、いろんなもの持ってるんだねえ」 ソリを押す。
連城 夕太:「あと黒野先輩、俺風紀委員ですからね!?」
黒野 白雪:「もちろん。先輩だからね……おっと、それではやっぱり風紀委員フォーラムにしておくべきだったか」
柳武歩:「別に真面目じゃねえけどさ。その建物どのへんなんだよ、黒野。遠いか?」
黒野 白雪:「ああ、もう少し歩くね……」
星宮千佳:「雪ばっかでよくわかんないよねー」

GM:ということで、キリがないので進めて行きます。このシーンのサブクエストは、以下!
 
◇第二調査隊・サブクエスト1(UGN区画・研究施設編)
残存者への物資補給(補給ポイント5)…<運転:スノーモービル> 難易度8 ただし積雪により判定ダイスを2個減らす
道を塞ぐ氷雪の壁をどかす(補給ポイント3)…何らかの攻撃(自動命中)を行ない、15点以上のダメージを出す。失敗すると雪崩に巻き込まれ、防寒具を破損する。
暖房の室外機の修復(補給ポイント2)…<知識:機械技術>など 難易度7

 
星宮千佳:おお
GM:以上3種です。判定は一人一回!
星宮千佳:壁をどかすやつやりたいです!
星宮千佳:千佳は……ハンドレッドガンズで、固定値がある!
星宮千佳:壁が電磁反応装甲とかしてこない限りは大丈夫!
柳武歩:知識は連城くん任せかな
連城 夕太:それ壊しちゃいけない重要区画の壁とかだ
連城 夕太:知識ならなんとかなりそう
三ツ辻リク:わしは肉体が高いし、物資を届けに行こう!ダイスが二個減っちゃうけどがんばる!
柳武歩:肉体高めの二人でチャレンジしてみようぜ
三ツ辻リク:そうじゃな!
星宮千佳:じゃあ、一人失敗したら二人目にサポーターします
柳武歩:あ、ちなみにこれって
柳武歩:二人成功したらその分ポイント入るんですか?
GM:入りません! そしたらスノーモービル体験会になってしまう。
GM:1度クエストをクリアした場合、同じクエストを受注することはできないのです。
三ツ辻リク:OK。あくまで成功確率が上がるって感じね!
柳武歩:了解デース
連城 夕太:ラジャー
GM:という訳で順番にやっていきましょう。まずはその1、『残存者への物資補給』!
研究員:「今までこの辺りで配達を頑張ってた子がいたんだけど、腰を言わしちゃってねえ。今回だけでも、頼めるかい」 とおばあちゃん研究員に頼まれました
GM:スノーモービルの後ろカゴに、缶詰みたいな保存の利く食料が積まれています。
星宮千佳:「どうしよっか? あたし、ぱぱーって走ってきたほうがいい?」
連城 夕太:「かっこいい……スノーモービルかっこいい……!」目をキラキラさせている。
GM:しかし保存が利くとはいえ、この寒さでは中まで凍り付き木っ端微塵に粉砕してしまうかもしれないという空想ができるかもしれない。
柳武歩:「待て待て、星宮。このスノーモービル使うんだろ」
赤枝 東輝:「歩きだと大変そうだ。この辺り、やたら広いし」
星宮千佳:「スノモ!」
柳武歩:「しかし俺も単車くらいしか運転したことねーからな……誰かできる奴、居る?」
星宮千佳:「自転車しか運転できないよー!」
連城 夕太:「はい!できないけど今すぐ練習すれば……!」
星宮千佳:「あっ、あと一輪車」
黒野 白雪:「ちなみに私は、一輪車には乗れるけど自転車には乗れないよ」
柳武歩:「ダメだこれ」様々な受け答えに苦笑いしている。
星宮千佳:「さきちゃんとおんなじだ!」
三ツ辻リク:「わしも……そうじゃな、運転は柳武のと、大して変わらんか。でもまあ、こういうのはノリじゃ、ノリ!」
連城 夕太:「普通逆じゃないですか?」
星宮千佳:「ねー、ふつー逆だよねー?」
赤枝 東輝:「俺も自転車。女子って一輪車好きだよな……」
連城 夕太:「ねー!」
三ツ辻リク:「やれると思えばイケる、出来ると思えば道は拓けるものよ。……っつうわけで、わし行って来ようと思う!」
GM:という訳で判定しましょう! これ毎回このボリュームでやってたら日が暮れるわ!
星宮千佳:「がんばれー! フレッフレー!」
柳武歩:三ツ辻君たのむ!
連城 夕太:ファイトー!
三ツ辻リク:ゴメン!では振ります!運転!
三ツ辻リク:4dx>=8
DoubleCross : (4R10[10]>=8) → 9[3,3,7,9] → 9 → 成功

星宮千佳:えらーい
柳武歩:おおー
GM:すごいモービルなのだ
三ツ辻リク:9!成功!侵蝕率が60超えたからダイスも増えたぞ。それがいい方に作用した
連城 夕太:すごーい
GM:ではリクくんはこう良い感じに配達を終えることができました。
三ツ辻リク:スノーモービルに跨ると、バチバチと体から光がモービルに流れ込む。人馬一体だ。「じゃあ、行ってくる!」
三ツ辻リク:こうしてわしは配達を終えたわけだ!
GM:うむ……君の働きにより、この辺りの人たちは今日を飢えて過ごさずに済んだ……!
星宮千佳:「はやっ!」
三ツ辻リク:補給ポイント5、ゲットじゃぜー
星宮千佳:「リッくんはサンタなのかな?」
赤枝 東輝:「……スノーモービル、カッコ良いな……」
連城 夕太:「うう……俺も乗りたかった……」
柳武歩:「お?気になるなら、乗せてもらえばいいんじゃねえか」
三ツ辻リク:「サンタ……わしがサンタ……そうか、考えたこともなかったが、それもええのう……今度のクリスマスのバイトはそれにしてみるか!」
三ツ辻リク:最初のサブクエも果たして意気揚揚だ。さて次は……?
赤枝 東輝:「わかってねー……こういうのは自分で運転するから良いんじゃん」
連城 夕太:「分かってるじゃん小学生……」
連城 夕太:腕を組んでうんうん頷く。
星宮千佳:「男の子ってのりもの好きだよねえ」
GM:《補給ポイント:5》
GM:という訳で次のサブクエストは『道を塞ぐ氷雪の壁をどかす』!
GM:目的の研究室への最短経路に雪が崩れて積もり、しかもそこが凍り付いている!
星宮千佳:「おわー」
星宮千佳:「これ、スコップとかでザクザクするのはだめ?」
黒野 白雪:「回り道もなくはないが……ここを壊して通りたいな。その方が当然早い」
柳武歩:「スコップ……じゃ、日がくれそうだからな。俺でも結構時間かかるぞこれは」
黒野 白雪:「それをするなら回り道の方が早いだろうね。……かといって、半端な衝撃だと崩れてこちらに被害が出てしまうかも知れない、か。さて」
星宮千佳:「壊しちゃっていいの? 怒られない?」
星宮千佳:「証拠インメツが大変とか、ケイヒで落ちないとか……いわれないの?」
黒野 白雪:「雪と氷の部分だけ壊せればね。校舎は壊さない方が良いけど……」
星宮千佳:外の支部で活躍していたので、日常で極力エフェクトを使わない性質が染み付いている。
星宮千佳:「じゃあじゃあ、あたし! あたしがやりたいです!」
赤枝 東輝:「ま、アカデミアじゃ証拠インメツの必要もないからな。ケイヒが何かは知らねーけど」
星宮千佳:「はいはーい! あたしがこわしまーす!」
柳武歩:「やれんのか、星宮!?」
連城 夕太:「やる気満々だ!やっちゃえ千佳ちゃん先生!」
三ツ辻リク:「何教えとるんじゃ本土のUGNは……大丈夫じゃ大丈夫じゃ。ミスってもまあ、何とかなる。派手にやってやり」
黒野 白雪:「ふふ、君を連れてきた甲斐があった」
GM:という訳で判定どうぞ!
星宮千佳:「やれます! とくとごろう……ごらんあれ? ごろうじよ?」
星宮千佳:「ご笑覧あれ!」
星宮千佳:《ハンドレッドガンズ》。普段は両手に錬成するガトリングガンを、一丁だけ錬成。
星宮千佳:星宮千佳の侵蝕率を+5した(侵蝕率:45->50)
星宮千佳:ハンドレッドガンズのレベルが4なので、[Lv+4]で攻撃力9。ここにDロイス錬金術師で固定値が+5されて、攻撃力13。
星宮千佳:普通に撃ちます。
星宮千佳:6dx+8
DoubleCross : (6R10+8[10]) → 9[1,1,4,6,8,9]+8 → 17

星宮千佳:2d10+13
DoubleCross : (2D10+13) → 9[3,6]+13 → 22

GM:十分な攻撃だ!
星宮千佳:「はちのすだーっ!」 ——キュイイイイ、ギャガガガガガガ!
星宮千佳:壁を蜂の巣にします。本当に蜂の巣状になった、かつて雪壁だったものが残る。
星宮千佳:「いっちょあがり!」
GM:積もり積もった氷雪の壁はバラバラに砕け、君とは逆側に崩れていく。ちょっとした山にはなったが、歩いて通ることができるだろう!
連城 夕太:「かーっこいいー!」
柳武歩:「は、はちのす、ってこういうことか……」
星宮千佳:「どや!」 平坦な胸を張る。
連城 夕太:手袋をした手でぼふぼふ拍手します。
三ツ辻リク:「たーまやー!カカカッ、やるもんじゃのう!」
柳武歩:「やっぱチルドレンってすげえなあ」こちらもつられるように拍手。
星宮千佳:「かっこいいでしょー!」
赤枝 東輝:「……」 こっそり拍手
星宮千佳:「これがレンキンジュツシの力です!」
黒野 白雪:「よし、これで最短ルートを行けるね。向こうに着いたら温かいお茶でもいれようか」
星宮千佳:「あたし、ココアがいいなー」
星宮千佳:「ココア、ココアー」
連城 夕太:「ココアはあまいー」
星宮千佳:「あまくて~♪ おいしい~♪」
GM:+3 《補給ポイント:8》
GM:それではこのシーン最後のサブクエスト。『暖房の室外機の修復』!
GM:目的の研究室のある校舎に近付くと、ものすごく重武装した人が室外機の前でなんかしています。
研究員:「シュコー……シュコー……ムッ、君は……シュコー……黒野か……なんだ……シュコー?」
星宮千佳:「あやしい」
星宮千佳:まだ錬成維持したままのガトリングを向けてます。
柳武歩:「なんだこいつ」
研究員:「待て……シュコー……そんなのを撃たれたら……死……シュコー……んでしまう……シュコー」
研究員:「研究員証ならここに……シュコー……しまった、この装備では……シュコー……見せられない……シュコー」
星宮千佳:「雪ちゃんのともだち?」
黒野 白雪:「このまま通報まで持っていっても良いけど、フォローしよう。彼はレネゲイド反応研究の研究者だ。怪しくないよ。不審だけど」
星宮千佳:「おおー」
柳武歩:「結局怪しいんじゃねーか。何やってんスか?」
連城 夕太:「そんな不審な格好で何してるんですか」
星宮千佳:「そうだよー、スターウォーズのひとみたいだよー」
三ツ辻リク:「どこの組織にもおるんじゃのう、こういうパッと見怪しいメンバーが……」番長連だから、そういう面子は見慣れてるし、余裕だ!
研究員:「シュコー……暖房が……シュコー……止まってね……シュコー……室外機の雪を払ったはいいが……シュコー……以来、不調で……シュコー」
研究員:「こうして……シュコー……見に来たのだが……シュコー……まるで分からない……シュコー」
星宮千佳:「レネゲイドの専門家も、暖房はなおせないんだ」
研究員:「機械は……シュコー……専門外だ……シュコー……済まないが……シュコー……見て貰えないか……シュコー?」
連城 夕太:「どれどれ?どんな感じです?」ぐいぐい押しのけて覗き込もう。
星宮千佳:「どうしよう……あたしも、むつかしい機械はよくわかんないし……」
星宮千佳:「ゆーた兄ちゃん、直せるの!?」
柳武歩:「壊すなよ連城!」
連城 夕太:「いや、分かんないけど……」
黒野 白雪:「まあ、あまり気負わなくて良いよ。私たちはこの通り、しっかり防寒装備だからね」
連城 夕太:ミーミルの覚書を使用、専門家〈知識:機械技術〉として使います。
連城 夕太:で、判定!
星宮千佳:サポーターはいりますか!
連城 夕太:だいじょうぶ!
星宮千佳:ウェイ!
連城 夕太:9dx>=7
DoubleCross : (9R10[10]>=7) → 9[2,2,2,3,4,7,8,8,9] → 9 → 成功

星宮千佳:さすがなりよ
連城 夕太:できた!
柳武歩:おおー
GM:大した奴だぜ
三ツ辻リク:スゴイ
連城 夕太:ガチャガチャガコン、と何やら動かすとファンが勢いよく回り始める。
星宮千佳:「あっすごい」
連城 夕太:「あぶなっ」
星宮千佳:「なおった!?」
連城 夕太:「たぶん!」
柳武歩:「おお!?やるじゃねえか」
研究員:「シュコー!」
三ツ辻リク:「お、いけそうかモルフェッフェ。……おおー。やるもんじゃのう!」
連城 夕太:「こういうのって見てるとなんとなく分かりません?」
星宮千佳:「わかんないよー!」
星宮千佳:「すごーい!」
柳武歩:「わかってたまるか!」
星宮千佳:きらきらした視線を向けている。
連城 夕太:「なんとなくでやっちゃうからたまに壊すけど……」
研究員:「シュコー!?」
GM:+2 《補給ポイント:10》
連城 夕太:「あ、研究員さん!風紀委員の連城が直したって触れ回っといてください!」
連城 夕太:「できれば委員長に!委員長に直接お礼とか言って!心証を!」
研究員:「シュコー……いいだろう……シュコー……お前の名は……シュコー……少し響き渡るぞ……シュコー」
連城 夕太:「やったー!」
柳武歩:「抜け目のない奴……」
GM:さて、という訳で君たちは黒野に連れられ、彼女の研究室までやってきました。
GM:さっき室外機を直したおかげで、暖房も利いており、気持ちあったかいぞ。
連城 夕太:「ぶへぇ~……これが文明……」暖かい室内で弛みきっている。
黒野 白雪:「少し休んでいてくれるかな。すぐに資料をまとめて出発できるようにするからね」君たちに好みの飲み物を出しながら言うと、彼女は資料の山に向き合い始めた
星宮千佳:「あったかいね~~」 ダウンジャケットをぬいでます。
柳武歩:「おう、助かるわ。連城のおかげだな」出された暖かいお茶をすすっている。
星宮千佳:「でも、やっぱりみんなアカデミアンなんだねー」
柳武歩:「ん?」
連城 夕太:「えっ、マジですか……照れるなあ……」にへらーと笑いながらお茶を飲む。
星宮千佳:「あのね! 外だとね、チルドレン以外だと、ぜんぜん能力使ったこと無い人とか、最近オーヴァードになった人とか、そういう人が多いの」
星宮千佳:「でもここだと違うでしょ? みんなすごいなーって」
連城 夕太:「ああー……隠蔽とか色々大変らしいねえ……」
柳武歩:「そういう事か。確かに、ここに来る以上はみんなその辺は承知の上だかんな」
赤枝 東輝:「一応、ここでも普段は能力使うなってハナシだけどな。でも、隠さなきゃいけないってコトはないから……そんなにちげーんだ、外は」
連城 夕太:「こっちで暮らしてるとそゆこと全然忘れちゃうからねえ……」ずずず、とお茶をすする。
三ツ辻リク:「ん、そうか。そうじゃなァ。ここは元々能力が使える奴がくる所じゃし、隠すところでもないが……本土はそうもいかんからの」
星宮千佳:「そーなのですよー!」 ぶんぶん頷く。
星宮千佳:「だからね、オーヴァードともだちが増えて、あたし、すっごいうれしいの!」
星宮千佳:「これからも仲良くしてね! おねがいね!」
星宮千佳:ぺたぺた皆のところを回って、選挙活動のように握手を求めていく。
柳武歩:「オーヴァードともだちか。ふふ」握手に応じて微笑みかける。
連城 夕太:「当たり前だよ千佳ちゃん!」ぎゅっと手を握ってぶんぶん振り回す。
三ツ辻リク:「そうかそうか。そりゃよかったのう。体験入学に来ていきなりこんな事態になって災難じゃったが……そう言ってくれると嬉しいわ」
赤枝 東輝:「……変なヤツ、お前」 一応手は握る
星宮千佳:「えへへー」
柳武歩:「友達が増えるのはいいことだ」
連城 夕太:「オーヴァードじゃない人もいっぱいいるから、いろんな友達増えるよ」
三ツ辻リク:がっしと握ってピシガシグッグッと握手。如月弦太朗式だ
赤枝 東輝:手を離した後 「……ルーシーもさ」
三ツ辻リク:「これが済んだら番長連の校舎にも来るとええ。気のいい奴ばかりじゃ、みんな嬢ちゃんの友達になってくれるだろうよ」
星宮千佳:「こんなに楽しいところなら、キリタニもアカデミアにくればいいのになぁ……」
星宮千佳:「んお?」
柳武歩:「……ん」赤枝君に顔を向ける。
赤枝 東輝:「あいつ、自分の町で能力に目覚めて、全然制御できなくって、怪奇現象起こしまくって、追い出されるみたいにここに来たんだよ」
連城 夕太:「……」グミをもにゅもにゅ食べながら話を聞く。
赤枝 東輝:「で、ここ来たばっかの時は全然制御できなくって、ひっでえ時は体育の授業の時に吹雪とか起こしやがったんだけど」 ちょっと笑い
星宮千佳:「今は違うの?」 連城くんの横から勝手にグミをつまみつつ聞く。
三ツ辻リク:「……それはそれで、楽しそうじゃのう」一緒になって笑って
赤枝 東輝:「うん。今はちゃんと制御できるようになった……なってたんだ。でも、友達は作ろうとしないんだぜ。昔嫌なことがあったからって」
星宮千佳:「えぇー」
星宮千佳:「友達がいないと、さみしくない?」
連城 夕太:「もったいない」
星宮千佳:「ね! もったないよ!」
連城 夕太:「知り合い多い方が面白いのに」
連城 夕太:「ねー!」
赤枝 東輝:「……やっぱそうだよな。そーだよな。あいつ、俺にばっかりついてきてないでいろんなヤツと関わりゃよかったんだよ……」 最後の方は半ば独り言めいて
赤枝 東輝:「……なあ星宮」
星宮千佳:「なーに?」
赤枝 東輝:「俺は男だから女子とは友達にはなんねけど、もしあいつ戻ってきたら、同じことしてやってくれよ。悪い奴じゃねーし」
星宮千佳:「え、いいけど……」
星宮千佳:「とうき君もお友達になろうよー!」
星宮千佳:「まりこ先生も、男子と女子は仲良く!って言ってたもん!」
星宮千佳:「あたしととうきくんとルーシーちゃん、三人でお友達になればいいよ! ね!」
赤枝 東輝:「なっ、知らねー! 麻生センセはかんけいねーし!」
柳武歩:「赤枝。ルーシーは、他の奴とは関わらなくてもお前とは一緒に居たんだろ?」
赤枝 東輝:「男子と女子は友達になんかなんないんだよ! バカ!」
連城 夕太:「あっ、照れてる照れてる」
柳武歩:「男だ女だって、そんな事気にする必要ねえんじゃねえか?」
星宮千佳:「そーだそーだ!」
三ツ辻リク:「ええっ!じゃあ男子と女子は友達にならないんだったら、何になるんじゃ!?」ざーとらしいオーバーリアクション
星宮千佳:「親友かな?」
連城 夕太:「周りの目が気になるお年頃なんですよー」口を尖らせる。
赤枝 東輝:「んだよ! 女子となんか仲良くしねえし!」
赤枝 東輝:「なんにもならない!!」
星宮千佳:「ええっ……じゃあ、あたしとも仲良くしてくれないの……」
星宮千佳:「さみしい……」
連城 夕太:「ひゅーひゅー!とーきとルーシーいちゃついてるー!」
柳武歩:「ええい、お前ら茶化すな」
赤枝 東輝:「あっ……そんな顔すんじゃねえ……うるせ! 連城うるせ!」右手が炎上してすぐ鎮火する
連城 夕太:「……いやほんと、そういうの恥ずかしいんですってば」
連城 夕太:「普通に話してるだけなのにすぐ付き合ってるとか言われるしさー」めんどくさそうに足をばたつかせる。
連城 夕太:「だから、気にすんなって言われてもー、みたいな……」
星宮千佳:「もー。男子はほんとコドモなんだからー」
星宮千佳:「んもー」
連城 夕太:「ちょーコドモです。素直になんかなれませーん」
星宮千佳:「でも、ルーシーちゃんとお話はしたいよねえ」
星宮千佳:「なんで冬将軍になっちゃったのか、まだ、よくわかんないし」
星宮千佳:「そんなに雪がすきなのかなぁ」
柳武歩:「いいけどよ。素直になれなかったせいで、後悔しないようにな」
三ツ辻リク:「カカッ、そうかなんにもならんか……そうじゃなぁー」あまり茶化したりからかったりもなんなので、引き下がる
赤枝 東輝:「……へっ」 ちょっとバツが悪そうな顔をして視線を落とす
GM:と、そんなことを話していると、黒野が顔を出します。
黒野 白雪:「……結論から言えば、計画通りには行かないようだ」
連城 夕太:「笹、枯れてました?」ぐりんと首をかしげる。
連城 夕太:「この寒さですもんねえ」
黒野 白雪:「もともと笹ではない。フェロモンによる欺瞞と誘因だ」
連城 夕太:「違った」
三ツ辻リク:「白いパンダを白黒にできんっちうことかい?」
柳武歩:「へろもん……?」
黒野 白雪:「そうではないが、まあそういうことだ。基本的な薬剤や器具は問題ないが……生体サンプル。つまりホワイトパンダの体毛と血がダメになっている。寒気というより停電かな……クッ」
連城 夕太:「動物が異性を惹き寄せたり興奮させたりするために出すカガクブッシツ」
連城 夕太:「嗅ぐとエッチな気持ちになっちゃうんですよー」
柳武歩:「なっ、そんなもん用意してたのか黒野」
黒野 白雪:「間違いではないけど厳密でもない……しかし今は生物学の講義の時間ではないからな。見逃してあげよう」
星宮千佳:「パンダがエッチなの?」 状況を理解していない!
星宮千佳:「パンダがだめなの?」
黒野 白雪:「好きな異性の言う事は聞きたくなるだろう?彼らの知性に合わせて私がサインを出せば、すべて思うがまま……の予定だったのだが」
三ツ辻リク:「そいつは……マズったな。今からじゃ取り返しのつかんことか?」
連城 夕太:「パンダをエッチにできない俺たちがダメなの……」
星宮千佳:「なるほど……えっ」
星宮千佳:「それはまずいのでは!?」
星宮千佳:「こ……ころすしかない……?」
三ツ辻リク:「この件が片付けば、物資の流通も復活して、ナントカなるかもしれんが……」
黒野 白雪:「みねうちで頼むよ、みねうちで」
柳武歩:「新しいホワイトパンダの毛とか、血があれば解決すんのか?」
黒野 白雪:「体毛はともかく、血だ。あれはかなり厄介だ……が、不可能でもない……んん……」真剣な思案顔
黒野 白雪:「血は少し特殊な条件も関与していて……いや、だが……不可能では……」少しぶつぶつしながらその辺をうろうろ歩く
連城 夕太:「何なに、何です?」
連城 夕太:その後ろをひょこひょこついて歩く。
黒野 白雪:が、やがて落ち着いて立ち止まる
連城 夕太:「へぶっ」ぶつかる。
三ツ辻リク:(あ、やっぱぶつかったか……)
黒野 白雪:「……移動しながら考える。多分、やりようはあると思う」
連城 夕太:「なるほど、じゃあ行きましょう!」
柳武歩:「OK。最悪、ホワイトパンダは特別対策はなくてもやるしかねえな」
柳武歩:「あ、もちろんみねうちで!」
連城 夕太:「専門家がやりようはあるって言ってるんですからー、平気平気!」
赤枝 東輝:「……パンダはできるだけやらないようにしよう。加減きかねーし」
三ツ辻リク:「了解。ま、依然峰うちで済みそうなのはよかったわい。わしらとてカワイイパンダを殺りとうはないしな」
GM:という辺りで、良い感じの所で区切ります
三ツ辻リク:オッス!
連城 夕太:はーい!
柳武歩:ラジャー
星宮千佳:「話しあいでなんとかならないかなあ、パンダ……」 ホットドッグをかじってます。
星宮千佳:いつでも!
GM:さて、それではシーンを切りますが……
GM:補給ポイントが10に到達していたので、調達判定が可能です! あとロイス行為なども
GM:必要に応じ、してください
連城 夕太:GM、質問です!
GM:質問するといい!
連城 夕太:アイテム修繕サービスを調達しておいて、防寒装備が破損した際にそれを使用して修復することは可能ですか?
星宮千佳:調達だー!やったー!
GM:でっ伝説の!
星宮千佳:そんなサービスあったんだ
星宮千佳:amazonすごいなあ
柳武歩:よく覚えてたねえ、えらい
GM:可能としましょう。できるねこれは
連城 夕太:悪用できないか考えていたので覚えていた
連城 夕太:やったー!
連城 夕太:とはいえ目標値16は割と高い
三ツ辻リク:ああー修繕サービス……!連城くん冴えてる
星宮千佳:まだミドル2?だし、スペリオルミックスを狙おうかなあ
星宮千佳:スペリオルミックスを狙います。
GM:ねらえ!
星宮千佳:1dx+1=>15
DoubleCross : (1R10+1[10]>=15) → 3[3]+1 → 4 → 失敗

星宮千佳:うーんこの
柳武歩:きびすぃ
柳武歩:こちらは普通に応急手当キット狙い。
柳武歩:2dx>=8
DoubleCross : (2R10[10]>=8) → 10[8,10]+5[5] → 15 → 成功

星宮千佳:スペリオルいけたやんけ!
柳武歩:スペリオルイケたww
連城 夕太:こちらはスペリオルいってみよう
星宮千佳:(あっダメなパターンだなこれ……)
連城 夕太:2dx+1>=15
DoubleCross : (2R10+1[10]>=15) → 8[5,8]+1 → 9 → 失敗

連城 夕太:ダメだった!
三ツ辻リク:つらい。じゃあわしは防御点が重要なカバー型なので、普通にボディアーマーを狙う!
三ツ辻リク:2dx+2>=12
DoubleCross : (2R10+2[10]>=12) → 4[1,4]+2 → 6 → 失敗

三ツ辻リク:ダメ!
GM:スペリオルミックス風味の応急手当キットが手に入った!
星宮千佳:そうか、りっくんに防具を貢ぐという選択肢もあった
星宮千佳:メモっておこう
三ツ辻リク:おお、ありがとうございます……!!
柳武歩:ロイスは…千佳ちゃんへの感情を変更しとこう
柳武歩:星宮千佳 ○P:庇護/N:隔意 → 星宮千佳 ○P:信頼/N:脅威
連城 夕太:ロイスはまだ保留しておこう
連城 夕太:以上!
柳武歩:あと連城君にロイスを取ります
柳武歩:ロイス:連城夕太 ○P:有為/N:このやろう
三ツ辻リク:ロイスは……ううーん、悩んだけどここは一旦保留で!もう少し見る!以上っす
連城 夕太:このやろう……
三ツ辻リク:このやろう
柳武歩:以上!
星宮千佳:やったー信頼!
星宮千佳:以上です。あゆみんへのロイスをいつとろうかなあ
GM:それじゃ次のシーンに行きまーす。申告漏れあったらいつでも言ってね!



GM:◆Middle 3 シーンプレイヤー…三ツ辻リク
GM:侵蝕などしてください!
三ツ辻リク:わしか。ハイヨォ
GM:あ、登場は任意ですが今回は4個判定があります!
連城 夕太:1d10+46 ならば出る!
DoubleCross : (1D10+46) → 4[4]+46 → 50

柳武歩:出らずやだぜ
三ツ辻リク:1d10+64
DoubleCross : (1D10+64) → 10[10]+64 → 74

柳武歩:1d10+49
DoubleCross : (1D10+49) → 5[5]+49 → 54

GM:り、リクくん
三ツ辻リク:上等じゃあないか・・・!!
柳武歩:りっくん…
星宮千佳:星宮千佳の侵蝕率を+7(1d10->7)した(侵蝕率:50->57)
星宮千佳:うおお、たかい
三ツ辻リク:ちゃんと帰って来られるよう……がんばる!!
GM:では進めます。現在、地図上の②から③に移ろうかという所です。
連城 夕太:市街区!
GM:市街区。物理的に学園島の北方にある以上、その寒さは今までよりさらに深まります。ここまで来ると、人の存在もほとんどない。
GM:見渡す限り、沈黙した町並み。ごうごうという吹雪き音がいつまでも続き、白い雪が煙って視界を曇らせます。
GM:……さて、君たちは出発時、画面越しに姿を見た人魚のことを覚えているでしょうか。
GM:歌織ルル。今回の作戦行動で重要な情報源となる彼女との合流ポイントを、君たちは目指していました。
GM:目的は東の海岸です。少し遠回りになるが、最終目的……学園北方のルーシーを止めるための状況把握には、欠かせないことです。
赤枝 東輝:「防寒着着てても寒いものは寒いな……」赤枝は右手に火を点けて、それでセルフ暖にしています
柳武歩:「ひゃ ぶ い」出がけの威勢はどこへやら、ガチガチ歯を鳴らして涙目になっている。
連城 夕太:「ううぅうううぅぅううううぅ……」かつて歩道だったと思しきあたりを、積雪をかき分けながら進んでいる。
三ツ辻リク:「やれやれ、きっついの。冷え込むのくらい大したことないが……この雪と風で視界が遮られるのはいかん」
連城 夕太:「ほぶ」
連城 夕太:転倒して雪に埋もれる。
星宮千佳:「にいちゃーん!」
星宮千佳:よいせよいせと助け起こしてます。
柳武歩:「だだだ大丈夫か連城」二人をひっぱって手伝う。
連城 夕太:「千佳ちゃん……俺はもうダメだ……走馬灯が見えるよ……」
黒野 白雪:「しっかりするんだ。それは走馬灯ではなく、走馬灯にも浮かぶくらい非現実的に綺麗な黒野白雪だよ」
黒野 白雪:一応起こすのを助けています
三ツ辻リク:「あきらめが早いぞ連城、普段の調子の良さはどうしたーっ」手伝って雪を払い落としながら
星宮千佳:「ほら! 美人さんだよ、美人さん!」
連城 夕太:「顔は美人……中身は……ガクッ」
柳武歩:「まだ半分も進んでねえだろ!ベアトリス先輩に言うぞ!」
連城 夕太:「しゃきっ!大丈夫です!まだまだいけます!」
柳武歩:「わかりやすいヤツだなお前!」
赤枝 東輝:「センパイってすげーのな……」
連城 夕太:「さー張り切って進みまうおあっ!」慌てて動いて、再び転びかけてなんとか持ち直す。
三ツ辻リク:「美人のアメより上司の鞭の方が効くんか。中身だってわしゃ悪くないと思ううじゃがのお……」
連城 夕太:「委員長マジで怖いんですもん!鉄の女!ダマスカス鋼!」
星宮千佳:「ロボットなの?」
連城 夕太:「ロボットだって言われた方がまだ納得できる」
連城 夕太:「ウィーンガチャッ!ベアトリスハ、フーキイハンヲ、ユルサナイ!ビビビビビ!」
黒野 白雪:「そうかい? あれで結構話せるんだけどな、彼女……」
連城 夕太:「マジで……俺にだけ冷たいの……?」
柳武歩:「がんばれ、連城」
星宮千佳:「あっ、わかる! 好きな人にはいじわるしちゃうやつだ!」
星宮千佳:「もー! すみにおけないわねー!」
連城 夕太:「えっ、そうかな!あらやだー!照れちゃう!」
柳武歩:「絶対違うと思う……っていうか、まだ着かねえのかあ……」
赤枝 東輝:「女子ってホントそういうの好きだよな……」
三ツ辻リク:「そういう所じゃぞ、連城」
連城 夕太:「……うっす」
星宮千佳:「これ、どこまでいけばいいの? 海岸?」
GM:では、そんな風に話していますと
???:「フッ!情けない悲鳴だ。この程度の冷気を『寒い』と感じる軟弱者が、一、二……こんなにたくさん」
星宮千佳:「!」
星宮千佳:「くせもの!」
連城 夕太:「三以上の数を数えられないマン!」
???:「一体何の用かね? うん?」 前方の人影が威圧的に声を発する!
連城 夕太:「消防署の方から来ました!」
柳武歩:「詐欺か!」
三ツ辻リク:「デートの約束じゃよ。無粋な真似はよしてくれんか」
連城 夕太:「だって、何の用でも関係ないって態度じゃないですか」
???:「フ、無粋とは……事態を把握していないようだな。それならば教えてやろう」
連城 夕太:「だったら真面目に答えるだけ損かなーって……」
柳武歩:「まーな。こっちとしちゃ、ここを通してくれりゃそれでいいんだが」
???:人影は手に持ったライフル銃を天高く掲げる
???:「私はOWSC連幹部・バイアスロン部! 人呼んで『冬の狩人』!」
柳武歩:「……そのつもりは無さそうか。OWSC連合ってな、三ツ辻が言ってたやつだな」
星宮千佳:「夏の狩人もいるのかな」
バイアスロン部部長『冬の狩人』:「何やら怪しい連中が動いているという雪合戦部の情報を聞き出向いた甲斐があったというもの……お前達、生徒会の手の者だろう」
星宮千佳:砂浜でブーメランパンツ一枚の男を思い浮かべている
連城 夕太:「あ、口実発見!その銃器、校則違反!執行する風紀!」
バイアスロン部部長『冬の狩人』:「この冬は我らのもの。誰にも乱させはしない……」話している内に、彼の背後から別の三つの人影も現れる……!
星宮千佳:「あっ、これ知ってる」
星宮千佳:「はなしあいじゃダメなタイプの人だー!」
バイアスロン部部長『冬の狩人』:「ブー!これは競技用ライフルなので危険使用が成されない限り校則で取り締まられることはありませぇーん!」
三ツ辻リク:「なんじゃOWSC連か。思った以上に早かったのォ。前言撤回、ぬし、帰らんでいいぞ。喧嘩じゃろ?喧嘩しに来たんじゃろ?」
三ツ辻リク:猛禽のような笑み
連城 夕太:「え、そうだっけ?ちょっと待って……」生徒手帳をぱらぱらめくりはじめる。
バイアスロン部部長『冬の狩人』:「……何だと?」 三ツ辻くんを見る
三ツ辻リク:「わしらはな、この吹雪を止めて、ついでに借りのあるぬしらを叩きのめすために来たんじゃ。前の調査隊、」
三ツ辻リク:「覚えがないとは言わさんぞ」
連城 夕太:「そうだそうだー!」
バイアスロン部部長『冬の狩人』:「……フッ。そうだとも。前の調査隊もそうだ。この冬を止めようとしたから、追い返してやったのだ。慈悲深くも!」
星宮千佳:「ええー」
星宮千佳:「ずっと寒かったら、みんなこごえ死んじゃうよ?」
星宮千佳:「パンダもです!」
黒野 白雪:「ホワイトパンダは寒さにすごく強いから大丈夫なの」 申し訳なさそうに
三ツ辻リク:「そうじゃろうそうじゃろう。で、わしらを通すつもりもないんじゃろ?だから、ちょうどええっちゅうわけじゃ」
連城 夕太:「まあ、真面目なこと言うと」
連城 夕太:「その『前の調査隊』の件に関しては色々と聞きたいこともあるんで、ご協力願えません?平和的に、ねえ」
バイアスロン部部長『冬の狩人』:「いいだろう。お前たちもこの前の調査隊と同じようにしてやろう……そして南の方で生きていろ。この冬は……俺たちの場所だ!」
GM:吹雪が弱まり、その表情を窺うことができる。姿を現したOWSC連の四人は揃いも揃って、その瞳に常軌を逸した狂気の光を帯びている……危険にして異常!
柳武歩:「は。予想通りのこと言いやがる」
三ツ辻リク:「む」(一応連城くんも風紀委員だし、ちょっと顔を立ててやるかー? 的な構え)
連城 夕太:「オッケー!それ、宣戦布告とみなします!風紀!風紀執行で問題ないですよね!ね!?」
柳武歩:「なし!」
連城 夕太:「校則の何条だかに従ってあなた達を逮捕します!」
星宮千佳:「もー。こまった人は、ほんと、どこにでもいるんだから!」
星宮千佳:「逮捕します!」 連城くんの隣でびしっと指差す。
三ツ辻リク:「ないぞ!……やれやれ、やっぱ無駄だったようじゃなあ!覚悟せえよ冬の狩人、ヨンさまもびっくりな、きたない冬のソナタにしてやるわい!」
GM:という訳で判定の説明をします。
連城 夕太:「そうだそうだー!」ヨンサマってなんだろう、と思いながら野次を飛ばす。
星宮千佳:「ヨンさまってなあに?」 普通に聞く。

◇第二調査隊・サブクエスト2(VS,OWSC連)
突撃するボブスレー部部員の撃破(補給ポイントなし)…<回避>8 失敗すると1D+5のHPを失い、防寒具を破損する。
瞑想するカーリング部部員の撃破(補給ポイントなし)…<交渉>8 失敗すると1D+5のHPを失い、防寒具を破損する。
傾斜するスノーボード部部員の撃破(補給ポイントなし)…<RC>8 失敗すると1D+5のHPを失い、防寒具を破損する。
OWSC連幹部・バイアスロン部部員の撃破(補給ポイント10)…<射撃>15 他部員が撃破されるたび、難易度-3 失敗すると1D+8のHPを失い、防寒具を破損する。


星宮千佳:おお、これは痛い
連城 夕太:傾斜する……?
星宮千佳:私の戦闘力は1/6/1/1です
星宮千佳:もちろん射撃以外では役に立ちませんからご安心を……
連城 夕太:RCはまかせろー
柳武歩:うむ、射撃は千佳ちゃんしか必要な装備を持てないからな
GM:いやまあ、単なる判定だから武器も必要ないんだけどね
星宮千佳:あっ、こいつ侵蝕57か! ダイスボーナスがついてないんだな・・・!
三ツ辻リク:わしはボブスレー部を避けよう!
GM:ちなみにごめん、シーン頭に言ったことに反するけど、別にこれ冷静に考えて全員相手する必要はないので
GM:必ず4人必要では、ないね……!
星宮千佳:ほんとだ、バイアスロン部以外に補給ポイントないじゃん!
連城 夕太:そういうことも、ある……!
星宮千佳:全員倒すのがトゥルーエンドの条件だったりはしない?
三ツ辻リク:冬の狩人を倒せばいい所ですからねw そんな時もある!
GM:冬の狩人加入条件かもしれない……
GM:まあともかく、そんな感じです! いい感じに判定していくといいです!
連城 夕太:あ、GM!質問です!
GM:質問を浴びせるといい!
連城 夕太:《サンドシャード》を、使用武器を指定せずに判定に使うことは可能ですか?
GM:HRだっけ
連城 夕太:ですね
GM:エフェクトの説明で『所持している白兵武器ひとつを選択する』なので厳しいかな!
連城 夕太:了解!
連城 夕太:では判定やっちゃっていきます!
GM:相手は!
連城 夕太:スノーボード部員!
GM:良いでしょう。スノーボード部員は雪を操って窪地を作り出し、君を包囲した。
連城 夕太:あ、こいつ別にエフェクト使わなくても抜ける
GM:この雪の傾斜に囲まれたスノーアリーナでスノーボード前後往復轢殺をしようというのだ!
連城 夕太:では〈RC〉で振ります。
GM:判定どうぞ!
連城 夕太:7dx+7>=8
DoubleCross : (7R10+7[10]>=8) → 9[1,3,3,3,4,5,9]+7 → 16 → 成功

GM:ゲペーッ!?
連城 夕太:「それ、コース決まりきってるから」滑走するスノーボード部の眼前に、血液を固めたキューブを投げつける。
連城 夕太:「自分から弾にぶつかってくることになるよね……」
スノーボード部部長:「ギャッー!」
連城 夕太:「なむなむ。安らかに眠れ」
バイアスロン部部長『冬の狩人』:「スノボ部ー!」
星宮千佳:「きゃーっ! かっこいいー!」 ぱちぱち拍手している。
柳武歩:「いいぞー!ナイス風紀!」
三ツ辻リク:「ヒューッ、やるぞ風紀!」
連城 夕太:「いえーい!委員長に伝えておいてください!」
星宮千佳:じゃあ次!こっちも判定します!
GM:だれに!
星宮千佳:見学室でもちょっと話した通り、千佳は《ハンドレッドガンズ》しないと射撃判定ができないんですが
星宮千佳:もとい、射撃用武器がないんですが
星宮千佳:射撃判定には射撃武器が必要ですよね?(なんだこの質問)
GM:武器がなくても判定はできる気がするんだよな……なんかその辺ルールあったっけ
星宮千佳:なんかそこらへん曖昧なんですよね……攻撃を含まない判定がどうこうとかで、僕もうろおぼえです
星宮千佳:GMのゴールデンスパークに従います
星宮千佳:ゴールデンルール
GM:今回はできるでいいです。GMもそういう風に認識してスパアァァァァク!!
星宮千佳:やったー!
GM:なので判定どうぞ!
三ツ辻リク:よ、よかった!
星宮千佳:《万能器具》でなんか判定ボーナスはつきますか! トライアスロン部とどういう勝負するのかわからないけど
星宮千佳:バイアスロン
GM:バイアスロンです! そういうのは特になしかな、今回は
星宮千佳:普通に考えてバイアスロンで勝負だな・・・
星宮千佳:じゃあ、普通に判定してバイアスロン殺します。
バイアスロン部部長『冬の狩人』:「くっ、ボブスレーとカーリングも続け! 俺も援護する!」ライフルを構えて後方から支援射撃の構え!
星宮千佳:6dx+8=>12
DoubleCross : (6R10+8[10]>=12) → 10[3,3,4,4,7,10]+4[4]+8 → 22 → 成功

星宮千佳:これがUGNチルドレンです
三ツ辻リク:つよーい!
連城 夕太:高い!
星宮千佳:「させるかー!」 珍しく……本当に珍しく、ガトリングではなくスナイパーライフルを錬成!
星宮千佳:部長のライフルスコープをピンポイントで撃ち抜く!
バイアスロン部部長『冬の狩人』:「そっ、それは大人げないーッ!」 衝撃のあまり気絶!
星宮千佳:「あっ当たった!? あたしすごい!」
星宮千佳:「気絶しちゃった! あたしすごい!」
連城 夕太:「すごーい!美少女スナイパー!」
星宮千佳:「わーいわーい!」
星宮千佳:「えへへへー! ほめてほめて!」
柳武歩:「さっきは蜂の巣で、今度は一発かよ!すげーぞ!イエ!」千佳ちゃんの前に両手を出す。
ボブスレー部部長:「そんな、バイアスロン先輩が……!」
星宮千佳:「いぇー!」 パチーン!
連城 夕太:「イエー!」続いてパチーン!
カーリング部部長:「仕方ない、ここは一旦引くしかないのか……」状況判断とプライドの間で揺れ動いています。今なら判定ナシで捕まえられそうだ
三ツ辻リク:「おお!おお、おお一発か!IGNチルドレンっちうのもすごいもんじゃなあ!」興奮!
連城 夕太:「あっ先輩!そいつら逃げる!捕まえて!」ハイタッチで両手が塞がっている!
三ツ辻リク:「逃がすと思うかよ!」捕まえたい!何か判定とか必要ですか!
GM:不要だ! 演出捕獲しちゃっていいよ! リーダーが倒れればこんなものだ……
星宮千佳:「あっあっ」 不慣れなスナイパーライフルを錬成してしまったので、撃つべきか錬成しなおすか手間取っている。
星宮千佳:「つ、つかまえろー! りっくーん!」
星宮千佳:「つかまえてー!」
三ツ辻リク:了解!鈍い音と共にボブスレー部が崩れ落ちる。バチバチ、それと同時、閃光と共に張り倒されるカーリング部
柳武歩:「ぬあ!悪い三ツ辻、油断した!」
ボブスレー部部長・カーリング部部長:「退路ーッ!」 君の攻撃を受けて二人とも気絶!
三ツ辻リク:「逃がすと思うかよ、瞑想上手」バチバチ、稲光と共に旬化に堂のようにカーリングの傍らに現れるわし!
三ツ辻リク:瞬間移動!
カーリング部部長:「しゅ、集中を邪魔するな……カーリングだぞ……!?」
連城 夕太:「おおー、カッコマン先輩みたいだ……」
三ツ辻リク:「カーリングちゃうわい」
三ツ辻リク:「喧嘩じゃよ」あっかんべー
カーリング部部長:「カーリングストーンを投げて……サークルに入れなければいけないんだ……集中を超えて瞑想、没入する必要がある……ジャマをするな……!」
三ツ辻リク:「てわけで、来てもらうぞ。聞きたいこともあるしな」確保!
柳武歩:「やったな。これでちょっとはこの先も楽になんだろ」
カーリング部部長:「め、瞑想が……ッ!」 という訳で今度こそ気絶です
連城 夕太:「せーんぱーい!流石っ!番長連は伊達じゃない!にっぽんいち!」
GM:……して、その手応えからして分かるでしょう。そもそも確かに強い勢いで確保したが、気絶するほどの勢いは付けちゃいません。
GM:いや、付けていたかもしれませんけど、そこまで深く行く前に気絶してしまった、みたいな……そのような感じです。
三ツ辻リク:「グフフ、そうじゃろそうじゃろ?もっと褒めてもいいんじゃぞ」ふんぞり返り
柳武歩:フム…?
三ツ辻リク:むむ
星宮千佳:「えらいえらーい!」
三ツ辻リク:「しかし……」そんなに強く張ったおしたか?と見てみる
星宮千佳:「おきてー!」
柳武歩:「どうした?三ツ辻」
星宮千佳:「カーリングのひとー! おきてー!」
連城 夕太:「起きろー、起きねば怖い先輩が無慈悲で斬新な目覚ましをかけるぞー」スノボーの人をぺちぺち叩いてみる。
星宮千佳:馬乗りになってカーリング部の人の頬をぺちぺちしてます。
GM:それはスノボ部もバイアスロン部部長『冬の狩人』も同じです。死んだりはしていないけど、糸が切れたように倒れている。
GM:どちらにも無反応です。で、そうしていると、上空の方にフッと影が差す
柳武歩:「お前ら容赦ねえな!」引きつつも、様子が妙であることに気が付く。
連城 夕太:「むぬ?」上を見上げる。
菅野ジェミソン:「……その者たちは」
三ツ辻リク:「いやな、何か、何かおかしいっちゅうか……妙じゃな、こいつら。いや変っていやあらゆる点で変だが」
菅野ジェミソン:「敗北を『認めた』のだ。そういうヤツには、眠ってもらう。俺たちの強い冬には相応しくないからな」
三ツ辻リク:ばっと上を見る。「……よう。親玉のご登場かい」
連城 夕太:「寝たら死ぬのでは……?」極寒の周囲を見回す。
菅野ジェミソン:「俺たちは……OWSC連は、負けない。強くあるために、敗北を認めた者はドロップアウトする。それが俺の……」
菅野ジェミソン:風がびゅうと強く吹き、その反動で吹雪が止みます。上方のシルエットが露わになる。空中に氷で坂を作り上げ、その上を滑る者。
菅野ジェミソン:「……この冬を守るためのやり方だ」 その顔には――スキー板型の仮面!
星宮千佳:「真・冬しょうぐんかな?」
連城 夕太:「よーし!だったらじゃんけんで勝負だ!負けたらあんたドロップアウトな!」
星宮千佳:「あっ」
星宮千佳:「仮面だーーー!?」
菅野ジェミソン:「じゃんけんはウィンタースポーツではない……」
三ツ辻リク:「ご大層な言い分じゃなあ。お前らウィンタースポーツの士じゃないんかい!こがぁ(そんな)命がけのモン違うじゃろ!」
三ツ辻リク:噛みつく!
連城 夕太:「う、うぃんたーじゃんけん……」
柳武歩:「三ツ辻の言う通り。それに理想は結構だけどよ、それじゃお前の仲間は減る一方だと思うぜ」
三ツ辻リク:「仮面、じゃとう……!おまえ、そりゃあ!」
菅野ジェミソン:「フッ……どうとでも言えば良い。この冬に……ウィンタースポーターの楽園に、弱い者なんて不要なんだ」
連城 夕太:「でもそれ、最後には勝負する相手もいなくなっちゃうんじゃないです?」
連城 夕太:「楽しい?一人で滑って」
星宮千佳:「!」
柳武歩:「はは。言えるぜ、ソレ」
星宮千佳:「兄ちゃん、えらーい!」
星宮千佳:「そーだよ! 一人でやっても楽しくないでしょー!」
菅野ジェミソン:「言わば言え!こうしなければ……そうだ。そうすればあの人も……深山さんも分かってくれる。これが僕たちに必要な事なんだってことを……!」
柳武歩:「深山?」
菅野ジェミソン:「……どうとでも言え。コドモめ。僕たちは高校校舎で活動している。ディオゲネスクラブの邪魔者を片付けるので最近は忙しいが……」
連城 夕太:「ミヤマサン?」
三ツ辻リク:「まだ言うか。ただの吹き上がったスポーツ野郎かと思ったら、そんな趣味の悪いを被って、世迷言を……むかつくぞ、ヌシゃあ」
連城 夕太:「え?……あんた、ディオゲネスクラブとケッタクしてるんじゃないんだ」
菅野ジェミソン:「もしこの冬を超えてそこまで来たら、今度は僕ら精鋭が相手してやろう……フフフ」
連城 夕太:「だったら今ここで勝負しろー!面倒くさい!時間もない!」
連城 夕太:「あんたみたいな端役に構ってるひまもない!」
菅野ジェミソン:「奴らとは相容れない……奴らはスポーツを愛しちゃいないからな」
星宮千佳:「あゆみん、あゆみん、どうしよう」
星宮千佳:「言ってることが……よくわかんない!」
菅野ジェミソン:「ふん、僕も一滑りを堪能するついでに来た所だ。忙しくてならないんだよ!失礼する!」
柳武歩:「……妙なハナシだな」仮面を知るからこそ、不可解に思う。
星宮千佳:「はちのすにしちゃダメ?」
星宮千佳:「あっ、逃げちゃう!」
柳武歩:「無理そうだぜ。逃げる方が速い」
連城 夕太:「俺の本命はその『奴ら』の方なの!こら!」
三ツ辻リク:「わかるもんかい、あの部長さんはよ。ええい、元から連れて帰るつもりじゃったが、何としてもぶっ飛ばして連れ帰っちゃる。覚悟せえよ!」
柳武歩:「一先ずは仕方ねえか。こいつらも安全なとこまで連れていかなきゃな」気絶している部員たちを示す
菅野ジェミソン:「フッ……さよならだ! ゲレンデで会おう!」という訳でピューと氷の坂を滑り、《瞬間退場》します
連城 夕太:「うぐぐぐぐ……ぬぬ……」
連城 夕太:「……はぁ」大きくため息。
星宮千佳:「なんだったんだろうねー」
連城 夕太:「よし!切り替え切り替え!被疑者シューヨーしましょう!どっかの室内に連れ込まないと!死ぬ!」
三ツ辻リク:「覚えとれよーワレェ!ぬがー!」去るジェミソンの背中にどなる!
連城 夕太:「俺も寒くて死にそう!さっきからつま先の感覚ないんですけど!」
星宮千佳:「お話がややこしくて、よくわかんなかったよう」
星宮千佳:「あっ、あったまろ! あったまろう!」
柳武歩:「気にすんな、星宮。仮面を使ってる奴に話が通じねえのはいつもの事だ」
柳武歩:「……それでも、呼びかける事に意味がないとも思わないけどな」
三ツ辻リク:「……ったく、腹が立つわい。しかし、そうじゃな。こいつらも運ばんとな……」クールダウン
連城 夕太:「千佳ちゃん、あったかストーブとか出してね……」
星宮千佳:「いつものことなんだ……」
連城 夕太:「歩先輩、詳しいんですね」
黒野 白雪:「……ふむ。この辺りにある生きた建物となると……」
柳武歩:「まーな。二度三度あったことだから」
星宮千佳:ハロゲンヒーターと扇風機が魔合体した、明らかに錬成をミスってる暖房器具で連城くんをあっためてます。焼け石に水!
連城 夕太:「二度三度!二度!サンド!」
黒野 白雪:「……温泉」
星宮千佳:「!!!」
黒野 白雪:「アカデミア温泉を目指した方が、早いかもしれないな」
連城 夕太:「いいなあ!俺今回が初めてですよ!……よっこら、せっ」スノボ男を担ごうと四苦八苦する。
星宮千佳:「やったーーー!」
柳武歩:「うるっせ……元気じゃねえかお前!……温泉?」
星宮千佳:「おーんせーんだーー!」
星宮千佳:「わーいわーい!」
星宮千佳:「おんせんだーー!」
赤枝 東輝:「温泉好きすぎだろ……」
三ツ辻リク:「あとでな、色々話してやるわい>千佳ちゃんに さて、歌織さんと合流の予定じゃったが、一端……何?」
柳武歩:「すげえ喜んでる」千佳ちゃんのはしゃぎっぷりに目を細める。
連城 夕太:「温泉、自販機生きてるかなぁ」
連城 夕太:「コーヒー牛乳好きなんですよね」
黒野 白雪:「歌織ルルとの合流を目指すのは、何も全員である必要はないからね」
三ツ辻リク:「温泉!?温泉あるんか?わし知らんかった!!」
連城 夕太:「ふんぬっ……あと、食べ物出てくる自販機とかも……よいしょ……」
黒野 白雪:「危険はあるが、当初の目的を果たしつつ、彼らも助けるということなら、少しの間分かれてでも、そのようにするべきだろう」
連城 夕太:「ほら、アカデミア抗争のときに噴き出して……ダメだこれ、スポーツマン重い!」
星宮千佳:「おんせんだー! おんせんだー!」
柳武歩:「赤枝も寒かったろ。温泉でも入って温まった方がいいさ」
柳武歩:ボブスレー部員を軽々と引きずりつつ。
星宮千佳:「みんなで温泉にはいって、あったまってからルルちゃんと合流するのがいいと思います!」
星宮千佳:「みんなで入ったほうがたのしいよー!」
星宮千佳:「おんせんだよー!」
三ツ辻リク:「ああ、しゃあないな……>黒野さんに うむ、なら温泉と行くか!!」
連城 夕太:「みんなって言っても男女別だよ」
赤枝 東輝:「温泉って、フロだろ。まあ、入って良いなら入るけどさ……」あまりノリノリではない。子供なので寒さに強いのだ
柳武歩:「大丈夫か?これも使うか?」自分が使っているカイロを差し出す。
連城 夕太:「別に、よいしょ……一緒に入りたいわけでは、よいしょ……ないけど……」スノボ男を引きずりながら。
黒野 白雪:「しかし彼女を待たせるのもそれはそれで悪いだろう?あまり遅れると来ないものと判断してしまうかもしれないし、温泉帰りで会いに行くのは、単純に回り道にもなる」
黒野 白雪:「ルルに会う者は会って、彼らを運ぶ者は運んで、それから皆で温泉に入ろう」
黒野 白雪:「……温泉ならば、目的の物も手に入れられるかもしれないしね」
連城 夕太:「俺、温泉と人魚なら人魚さんの方行きたいです。超行きたい」
柳武歩:「下心!」
連城 夕太:「なっ、ちーがーいーまーすー!」
三ツ辻リク:「ソリが要るかもな。嬢ちゃんに頼って作ってもらうのも心苦しいが、こいつらはそれに乗せて引くのがよさそうか」
連城 夕太:「別に人魚超珍しいから気になるとかじゃなくてー!普通に事件解決のためにー!」
連城 夕太:「あ、ソリいいですね。温泉までこのまま引きずって行ったら途中で凍死しそう……」
星宮千佳:「まかせて! まかせてちょう!」 《万能器具》でソリを錬成する。
連城 夕太:「とにかく……俺は人魚さんに……純粋に使命感として……よいしょ」ソリの上にスノボを押し上げる。
三ツ辻リク:「わしは正味の所、寒いのには耐えられる。温泉の必要も薄いし、歌織さんと落ち合う必要があるならそっちに行こうかの」
柳武歩:「ホント便利だな星宮!」
星宮千佳:「ふふーん」
星宮千佳:「錬金術師だもん!」
星宮千佳:「でも、ルルちゃんも入れてみんなで温泉に入りたいなぁ……いい方法、ないのかなあ……」
黒野 白雪:「……それは、そうだね。一番簡単なのは……」 片目を瞑り「『この事件を解決したら』だと思うよ」 <みんなで
連城 夕太:「……かーっこいいー」
連城 夕太:「黒野さん、中身にもいいとこあるんですね……」
星宮千佳:「……あ、そっか! ジケンを解決したらいいわけね!」
黒野 白雪:「実は普段は美点を隠すようにしているんだ。完全無欠は妬まれるからね」
連城 夕太:「隠し方が完璧すぎますね」
赤枝 東輝:「……どうでもいいけど、とっとと行こうぜ。ウィンタースポーツとか、ホワイトパンダとか、ディオゲネスクラブとか言うけど、ホントの目的はその先なんだからさ」
星宮千佳:「いっこいっこ片付けていきましょー」 ずりずりーっ
GM:という訳でシーンを切ります。ロイス、そして補給ポイントが10に達したので調達判定が可能!
星宮千佳:あゆみんへのロイスは・・・うーん
連城 夕太:悩むなー
星宮千佳:どうせならあゆみんが活躍したシーンで取りたいなあ次のシーンで鉄パイプ礼装特攻イベが入るかもしれないから、
星宮千佳:そこでとろっと!
三ツ辻リク:了解ー!ではやはりまず自分でボディアーマーに挑戦してみるか……
星宮千佳:いや、でもイェーイパチーンしてもらったから、やっぱあゆみんにとろっと!
柳武歩:わあい
三ツ辻リク:やったぜあゆみん!
三ツ辻リク:では調達だ!
三ツ辻リク:2dx+2=>12
DoubleCross : (2R10+2[10]>=12) → 7[5,7]+2 → 9 → 失敗

三ツ辻リク:失敗!!!!
連城 夕太:ロイス/先輩/黒野白雪/美形○/変人 取得します
連城 夕太:枠が足りない……
柳武歩:三ツ辻君にロイス取ろう
柳武歩:ロイス:三ツ辻リク ○P:連帯感/N:言葉が妙
連城 夕太:ボディアーマー狙ってみます
三ツ辻リク:わーやったー!言葉が妙!!
連城 夕太:ミーミルの覚書を手配師として使用、ついでにラッキーメダル:ホワイトの効果も適用
柳武歩:あっ
柳武歩:ミーミルは確か…
連城 夕太:えっ
星宮千佳:みっみる
柳武歩:えーとどこに載ってたっけ
連城 夕太:ICですね
連城 夕太:あっ
連城 夕太:情報収集限定か
柳武歩:そう、それ!
連城 夕太:じゃあミーミルなし!すみません!
連城 夕太:ありがとうございます
GM:うむ……解決したようで良かったよ……(IC非所持)
星宮千佳:おお、よく覚えてたなあ
三ツ辻リク:あ、そうかミーミル……
連城 夕太:では改めて振ります
星宮千佳:ミーミル、「なんかコネになるやつ」というふんわりした記憶しかなかった
連城 夕太:2dx+2>=12
DoubleCross : (2R10+2[10]>=12) → 10[9,10]+7[7]+2 → 19 → 成功

星宮千佳:つっよ
連城 夕太:ふっ、コネなど必要なかった
柳武歩:結果オーライ!
三ツ辻リク:スゴイぜ!
星宮千佳:-不良じゃない/柳武歩/○好意/不安/ロイス
連城 夕太:というわけでボディアーマーはリクくんに贈呈!
柳武歩:不良じゃないw
星宮千佳:あゆみんがすごくいい人なので、嫌われたくないなー的な意味での不安です。
柳武歩:キュン…
三ツ辻リク:あ、くれるんですか!ありがとうございます!!うれしいー!
連城 夕太:けなげ
星宮千佳:調達はスペリオルミックス!
星宮千佳:1dx+1=>15
DoubleCross : (1R10+1[10]>=15) → 1[1]+1 → 2 → ファンブル

星宮千佳:死ね!
連城 夕太:自販機が凍ってた
柳武歩:ここでファンブル…w
星宮千佳:「う、うう……自販機が爆発したよー……」
柳武歩:しょうがないなあ。買ってあげよう
三ツ辻リク:あゆみんへのロイスは……ぼくも取りたいけど……よし、鉄パイプ特攻イベと云う名のあゆみんシーンに取っておこう
柳武歩:スペリオルミックスね
柳武歩:2dx>=15
DoubleCross : (2R10[10]>=15) → 10[7,10]+7[7] → 17 → 成功

柳武歩:!?
連城 夕太:さっすがせんぱーい!
星宮千佳:え、つよい
柳武歩:お、おう。千佳ちゃん飲むといいよ
星宮千佳:でもこれ、メジャーのコンボ侵蝕とか考えるとあゆみんが飲むべきじゃないですかw
星宮千佳:飲んでいいなら飲みますけど!
柳武歩:そ、そうかも。むしろ三ツ辻くんか?
三ツ辻リク:つよいなあ……!
星宮千佳:ああ、りっくんに飲ませるという手もありますね
柳武歩:三ツ辻さん、これ譲りますんでカバーしてくださいよぉ、へへへ
三ツ辻リク:ふふふ、スペリオルがなくとも、カバーは幾らでもするぞ!!
柳武歩:漢気…!
星宮千佳:結局誰が飲むんですかこれw誰も飲まないならおくれ!
三ツ辻リク:ゲヘヘ、でも貰えるならうれしいです。取り敢えず持っておいて、あとから様子見て必要な人が使う方向はどうでしょうか!
柳武歩:いやー、ディフェンダーの侵蝕は低ければ低いほどいいはず
連城 夕太:飲むなら早い方が意味ありますしね
星宮千佳:スペリオルは登場侵蝕ダウンだから、今飲もう!
三ツ辻リク:あ、千佳ちゃんの発言とほぼ同時、被った!よし、じゃあわしが飲む!
GM:シーン開始しなきゃアイテム使えないからね……!
柳武歩:そうだよ!受け取って飲んで!
柳武歩:飲めオラー!(口にねじこむ)
三ツ辻リク:イエス、即決できなくてゴメンね。ゴクリーーーーー!!
柳武歩:以上です!
三ツ辻リク:飲みました!
連城 夕太:以上!
星宮千佳:以上ですでーす
三ツ辻リク:以上!
GM:ではシーンを区切ります!



GM:『極限極寒極圏アカデミア/Academia Ice Break!』、前回までの三つの出来事!
星宮千佳:オーズだこれ
GM:ひとつ!アカデミアを覆い尽くす強力な寒気。その原因は島北部海上を浮遊するSランクオーヴァード"コールドヴィッツ"ルーシリオ・ヴィヘルトゥヘニヤ!
GM:ふたつ!事件解決のため北上する第二調査隊を阻むのは、ディオゲネスクラブ、OWSC連……そして、凶暴化したホワイトパンダ!
GM:みっつ!OWSC連のリーダー、スキー部副部長の菅野ジェミソンはスキー板型の仮面を着け、敗北した仲間を追いやろうとしている!?

GM:◆Middle 4 シーンプレイヤー…連城夕太
GM:侵蝕率ダイスなど振りましょうね。登場自由です
星宮千佳:でるよー
星宮千佳:星宮千佳の侵蝕率を+2(1d10->2)した(侵蝕率:57->59)
柳武歩:出るわー。これは出る
連城 夕太:1d10+50
DoubleCross : (1D10+50) → 9[9]+50 → 59

柳武歩:1d10+54
DoubleCross : (1D10+54) → 9[9]+54 → 63

星宮千佳:三ツ辻くんはダイスの出目が-1だよ!
星宮千佳:君たち高いな
三ツ辻リク:出たい!……が、さすがに様子見っ・・・スペリオル貰ったばかりでありがたいけど・・・見っ・・・!
柳武歩:せやな
星宮千佳:そうね・・・w
連城 夕太:すやっ
GM:さて、改めまして、激しい吹雪の吹き荒ぶ市街区です。
星宮千佳:「まえがーー!」
GM:皆さんが放課後に慣れ親しんだ町並みは白い氷雪の下で沈黙し、まるで廃墟のような有り様です。背の低い建物などは雪ですっかり埋まってしまっていることも
星宮千佳:「まえが見えないよーーー!」
柳武歩:「のおおおおごごごご」
星宮千佳:自分自身も半分雪だるまみたいになってます。
柳武歩:「まだ北の端じゃねえのにこれか!」
連城 夕太:「おお……」
赤枝 東輝:「なんかホント……凍りそうだな」右の袖口から火の粉が出ている。自分の体を燃やして暖を取っているらしい(自分だけ)
連城 夕太:「お花畑が見える……」
柳武歩:「ちょっと赤枝……お前みんなの近くに居ろ」
黒野 白雪:「ふふ、さすがの私もこの余裕を保つので精一杯だね。何かしたらボロを出しそうだ」
星宮千佳:「はなさないよ!」 赤枝くんにがっしと抱きついてます。寒い。
連城 夕太:「今まで出てなかったんですか、ボロ」
赤枝 東輝:「え、いいけど……星宮! お前は駄目! くっつくな」
連城 夕太:「ちょっと男子ーつめたーい!千佳ちゃんあっためてあげなよー!」
星宮千佳:「雪ちゃんはいつもクールでかっこいいよねー」
黒野 白雪:「今までに君が見たボロだと思っていたものは、実は大したボロじゃないのかもね?」
星宮千佳:「そーよー! あっためてあげてよー!」
赤枝 東輝:「うっせー! ジタバタしてたら勝手にあったまるだろ! くっつくの禁止! バリア!」
柳武歩:「バリアって、小学生かよ」
柳武歩:「小学生だった……」
GM:さて、今皆さんの前には、二つの目的が存在します。東の海岸へ赴き、歌織ルルへと接触すること。先ほど交戦し、気を失ったOWSC連を安全な場所……アカデミア温泉へと運搬すること。
GM:そして諸々の時間的制約を鑑みるに、この両者は同時に進めた方が良さそう、ということになっています。
星宮千佳:「どこに行けばいいんだっけ……ルルちゃんとこ? おんせん? 両方?」
星宮千佳:「あたし、みんなでおんせん入りたいけど、さむい中にルルちゃんをほっとくのもやだなぁ」
GM:……という訳で、皆さんを二部隊に分けてください。これ、別に判定で有利不利が着く訳じゃないので、心理とか下心とか先読みで決めてくれて結構です。
連城 夕太:「任せて!ルルちゃんには俺が会いに行く!」
星宮千佳:「へぶしょい!」
星宮千佳:「ずびーっ」
星宮千佳:「ど、どうしようどうしよう」
柳武歩:「すげえ勢いだな連城。そんなに会いたいか人魚」
連城 夕太:「会いたくない人いるんすか」
連城 夕太:「だって人魚ですよ!足が魚!見たことあるんですか先輩は!」
柳武歩:「いや興味なくはないけど…!こいつら運ぶのも大変だし、そっちは任せるさ」
連城 夕太:「やったー!」
星宮千佳:「じゃあ、あゆみんはおんせん?」
柳武歩:「ああ。星宮もだいぶ寒そうだけど大丈夫か?あったかい所に居た方がいいんじゃねえか」
黒野 白雪:「連城くんの言葉は直情的だが、一理ある。私としても直接観察の機会は大いに活かしたいところだ」 という訳で、白雪は海岸へ
星宮千佳:「うーんうーん……でも、あたしは雪ちゃんのゴエイ役だし……」
星宮千佳:「へっぷし!」
連城 夕太:「人魚はパンダじゃないっすよ、黒野先輩」
星宮千佳:「おんせんにします」 ずびーっ
黒野 白雪:「ああ、ちゃんと温まるんだよ。風邪なんてひいてはいけないからね」
連城 夕太:「あったまっておいで~」
柳武歩:「その方がいいよ。護衛はほら、連城がな。ばっちり代わりにやってくれるだろうから」
柳武歩:「な?」
黒野 白雪:「パンダは特に好きなだけさ。動物全般の中での人魚という存在を見たら、『会いたくない』訳がない」
星宮千佳:「ウーン」
星宮千佳:「ゆうた兄ちゃんでだいじょうぶかなあ」
連城 夕太:「そりゃもう!俺の実力ならパンダだろうと仮面だろうと!」
星宮千佳:尊敬/○憐憫
連城 夕太:シュッシュッとシャドーボクシングします。
星宮千佳:「だいじょうぶかなぁ……」
柳武歩:「喋れば喋るほど不安になるな」
星宮千佳:「ねー」
連城 夕太:「えー……この寒いのに喋るのやめたら死にますよ!」
黒野 白雪:「ま、いざという時は私がいるんだ。どうにかするさ」
連城 夕太:「ていうか歩先輩全然テンション低いけど大丈夫ですか。凍死しかけてるんじゃないですか」
柳武歩:「黒野は話相手も頑張ってくれ。また後で合流しよう」
星宮千佳:念のため、《万能器具》で防犯ブザーを作って連城くんにむりやり手渡します。
星宮千佳:「あぶなくなったらこれ鳴らしてね! ヒモをぴーって引けば音がでるからね!」
星宮千佳:「きをつけてねー!」
連城 夕太:「えっ……あ、ありがとう……」
柳武歩:「お前と比較したら誰でもテンション低いからな」
連城 夕太:「マジで。頑張って真面目になってるのに……」
黒野 白雪:「うん、これなら心強いね」 渡されるブザーを見てふ、と笑う
柳武歩:「あ、ちょっと待て。赤枝はどうすんだ」
赤枝 東輝:「……俺は基地がいい。休みたいし」という訳で、赤枝は温泉側。右手の袖口から吹き出す炎が、灯り兼熱源となるでしょう
連城 夕太:「覗きは厳禁だぞー」赤枝くんに。
星宮千佳:「トナカイさんだ!」
赤枝 東輝:「しねーし! バカ!」
連城 夕太:「バカって言う方がバカなんですー!」
赤枝 東輝:「トナカイ……? ドラゴンじゃなくて?」
柳武歩:(言い合いが同レベルだ……)
赤枝 東輝:「お前は2回言ったから2倍だ!」
星宮千佳:「吹雪の中は~♪ピカピカの~♪  おまえの鼻が~役に立つのさ~♪」
連城 夕太:「あっしまった……ってそんなルールないしー!」
柳武歩:「ほら、行くぞ。外居ると寒いんだからよ!」赤枝君の襟を掴んで引っ張っていく。
星宮千佳:「はやく行こうよう! こごえ死んじゃう!」
連城 夕太:「じゃー歩せんぱーい!子守りがんばってくださーい!」
星宮千佳:歩ちゃんと赤枝くんの間に挟まるようにてこてこ歩いていきます。
GM:という訳で進めて行きましょう。市街区はサブクエスト! 以下じゃん!
 
◇第二調査隊・サブクエスト3(市街区編)
交戦:群れからはぐれたホワイトパンダ(補給ポイント7)…<知覚> 難易度9 ただし吹雪により判定ダイスを3個減らす。失敗すると1D点のHPを失い、防寒具を破損する。
交戦:ディオゲネスクラブの自律型仮面(補給ポイント7)…<回避> 難易度9 ただし吹雪により判定ダイスを3個減らす。失敗すると1D点のHPを失い、防寒具を破損する。
地下道の確保(補給ポイント3)…<情報:アカデミア> 難易度8

 
GM:以上3種! 一人一回で重複不可です。全スルーでもいいよ!
星宮千佳:ううーんなかなかきびしい
星宮千佳:あたしがやるなら、知覚かなー
連城 夕太:知覚の千佳ちゃん
星宮千佳:ち!
星宮千佳:あっあと、Aランクサポーターでダイスを+2できます
連城 夕太:連城は消去法で情報かな……
GM:千佳「くっ」
柳武歩:あ、これ連城君もやれるの?
連城 夕太:あっ、あっちとこっちで別!?
GM:そうだぞ! 登場者全員です!
連城 夕太:よかった
GM:で、これやった後、海岸は海岸で、温泉は温泉でなやかやする
星宮千佳:なにゃかにゃ
星宮千佳:ちなみに、防寒具を失うと寒いエネミーエフェクトを喰らう気がしたんですが
星宮千佳:寒いエネミーエフェクト、どういう効果でしたっけ
GM:さむい
星宮千佳:登場時に登場侵蝕分のHPを失う?
GM:だったはず
柳武歩:さむい、じゃないよw
連城 夕太:あ、歩ちゃんの方が情報収集向いてるかな
星宮千佳:おお、じゃあヤバイ級に致命的でもないな・・・
柳武歩:全スルーした場合は、調達ができない意外にデメリットありましたっけ
GM:ないよー
GM:サブクエストだからね
柳武歩:これ判定ダイス3減がマジきついな…!
連城 夕太:あれ、いや、期待値は同じくらい……?
星宮千佳:いっしょにいるからあゆみんを支援したい!
連城 夕太:じゃああゆみんに頑張ってもらおう!
連城 夕太:ここで二人が成功すれば連城は労せずして調達権を得られる算段
柳武歩:厳しいけどやるなら回避かな
星宮千佳:先に千佳が知覚にいどんでみるのでもいいです
星宮千佳:HP失ってもそんな痛くないし・・・
柳武歩:つよいこ!じゃあ挑んでみておくれ…!
星宮千佳:まかせて!
連城 夕太:がんばれー
星宮千佳:というわけで、知覚判定に挑みます。群れからはぐれたホワイトパンダ。
星宮千佳:パンダ専門家の雪ちゃんがシナリオロイスだし、《万能器具》で何かちょこっとボーナスはつきませんか?
星宮千佳:パンダの好きそうなものを錬成するとか・・・
星宮千佳:パンダ探知機を手渡されているとか・・・・
GM:うーん、万能器具だと厳しい! 無上厨師ならイケてた。
星宮千佳:うわーん
GM:でも知覚だからな……たんじゅんに防雪ゴーグルとかつけてたら判定値+1くらいよいよ
星宮千佳:やった!じゃあ、スキーヤーがつけてるようなゴーグルをつけてます。+1!
GM:『交戦:群れからはぐれたホワイトパンダ』
星宮千佳:3dx+1=>9
DoubleCross : (3R10+1[10]>=9) → 9[3,8,9]+1 → 10 → 成功

星宮千佳:やったー!
星宮千佳:やったやった
GM:うむ、成功だ。《補給ポイント:7》
柳武歩:スゴイ…!
連城 夕太:すごい
星宮千佳:みんなまとめて先に判定しちゃったほうがいいのかな
GM:いや、一個ずつ軽めにやりましょう。
星宮千佳:うぇい!
GM:真っ白な街並みの中、かすかな獣の臭いと、不自然な揺らぎがあった。
星宮千佳:「む……むむ」
GM:……ホワイトパンダである!吹雪のためにその明確な姿を捉えることはできないが、君たちの進路の先、ほど近くにその存在を感じる。
星宮千佳:「うさぎ小屋のにおい」
星宮千佳:「ホワイトパンダだ!」
GM:あ、ホワイトパンダの外見ですが、白いパンダで相違ありません。
柳武歩:「な……なに?何の匂いって?」
星宮千佳:「どーぶつのにおい! これは近い……これは近いですよー!」
柳武歩:「この状況でよく普通に鼻効くなあ」
星宮千佳:ここまで引きずってきた"パンダのえさ"と書かれた袋から、笹とかスニッカーズとかを取り出してます。
GM:そしてそのホワイトパンダは、吹雪に紛れて接近し、攻撃しようとしてきます。OWSC連を連れている以上、退却はできない……的確に迎撃をしなければ!
星宮千佳:「こわくない! こわくないよー!」
GM:というわけで、好きに迎撃してください。
星宮千佳:「あたしたちは、パンダさんのみかただよー!」
星宮千佳:「ほら! おいしいごはんだよー!」
星宮千佳:笹とかスニッカーズ(パッケージ剥いてない)を雪の上に放ってます。
柳武歩:「え、そんなん食うのか!?大丈夫かこれ!」
星宮千佳:「キャンプにいくと、これがもっとたべられるよ~~!」
星宮千佳:「雪ちゃん監修だから、だいじょうぶ!」
星宮千佳:「たぶん!」
柳武歩:「不安しかない」
ホワイトパンダ:「グググ……」
星宮千佳:「ふおっ」
GM:君がそうしていると、ホワイトパンダは低く唸り、笹の葉を数枚だけむしると、だかだかと走って去って行きました。
星宮千佳:ガトリング錬成はしない。パンダは知能が高いから、ごはんを食べたら、キャンプに向かってくれるはずだ・・・
星宮千佳:「ほっ」
柳武歩:「お……おお!行った」
赤枝 東輝:「うまくいくのかよ、こんなので……」 ちょっと呆れてる
星宮千佳:「雪ちゃんがね、成功するかはチョウハン博打みたいなものだ……って言ってたんだけど」
星宮千佳:「成功してよかった~!」
星宮千佳:「チョウハンってなんだろうねー?」
星宮千佳:スニッカーズを回収してます。
赤枝 東輝:「チョウハン……長いと半分?」
星宮千佳:「ほぼほぼ成功するってことかなぁ」
柳武歩:「丁か半か……五分五分ってことだろ……」
GM:という訳で成功です。残り二つ!
GM:交戦:ディオゲネスクラブの自律型仮面(補給ポイント7)…<回避> 難易度9 ただし吹雪により判定ダイスを3個減らす。失敗すると1D点のHPを失い、防寒具を破損する。
GM:地下道の確保(補給ポイント3)…<情報:アカデミア> 難易度8
柳武歩:よし。では、交戦に行ってみよう…
星宮千佳:ここだ……! 一度も出番無しで終わる恐れがあった
星宮千佳:発動! Aランクサポーター!
星宮千佳:自分の侵蝕を+2し、あゆみんの判定ダイスを+2!
星宮千佳:星宮千佳の侵蝕率を+2した(侵蝕率:59->61)
柳武歩:侵蝕ボーナスで+1、吹雪で-3…千佳ちゃんパワーで+2…振れるダイスは4!
GM:よかろう。いざ、来るが良い!
柳武歩:4dx+1>=9
DoubleCross : (4R10+1[10]>=9) → 9[1,3,4,9]+1 → 10 → 成功

柳武歩:ヤタ!
星宮千佳:やったったー!
連城 夕太:ばっちり!
GM:見事……
GM:《補給ポイント:14》
GM:『交戦:ディオゲネスクラブの自律型仮面』
GM:ホワイトパンダを撃退し、アカデミア温泉前線基地へ向かう君たち。
GM:しかしそんな君たちの耳に届く音……ごうごうという吹雪の音に混じり、ヒュン、ヒュン、という異様な風切り音が混ざり始める。
星宮千佳:「まっかなおはなの~♪」 気づいていない!
柳武歩:「トナカイさっんーはー♪……待て。何の音だ、これ」
GM:気付いた時には、既に前方を塞がれていた。白黒の仮面を着けた、黒い人影が三つ。
GM:だがそのボディは風を受け流す流線意識形状であり、四肢は刃のように鋭い……人間ではない。ディオゲネスクラブがしばしば兵力として運用する、自律型仮面と称されるモノだ!
星宮千佳:「うおお!?」
星宮千佳:「こ……こんにちは?」
星宮千佳:「(あゆみんあゆみん、なんか変なひとたちだよ!)」
柳武歩:「ああ。挨拶は要らなさそうだぜ。こいつら、ただの木偶……」
GM:彼らは吹雪に紛れてするりと君たちへ接近してくる。その特徴的な身体形状に触れた風がヒュンヒュンという音を立て、殺意のまま振るわれる刃の接近を予感させる!
GM:……だが、その特異な形状が風に強いとしても、単純衝撃に強いとは思えない。最適解は、敵からの一撃を回避し、隙ができた瞬間に返しの一撃を叩き込むことになるだろう……
GM:くらいのことを考えついた頃、自律型仮面はその異形の動作で襲いかかってくる!
星宮千佳:「ひょええ」
星宮千佳:「はっ、はちのす! はちのす!」 敵だと思ってなかったので、ガトリング錬成にもたつく!
星宮千佳:「ヒエーッ」
柳武歩:千佳ちゃんの慌て方に敵の気が逸れたのを見逃さない。
柳武歩:あえて前に出ながら刃をギリギリの位置で躱し、懐に飛び込む。
自律型仮面:伸ばしきった刃の腕は、飛び込んだ歩ちゃんに対応できない。
柳武歩:横からの蹴りで、刃を次々と叩き割る。
柳武歩:「どうせならもっと熱くやりあえる奴が出てこいよ。寒いんだからよ!」
GM:造作もないことだ。自律型仮面はすぐに砕け、残骸は雪の中に倒れ伏す。
星宮千佳:「おわぁー」
赤枝 東輝:「……すげー。やるな」
星宮千佳:ぱちぱちぱちーっ
星宮千佳:「つよーーーい!」
星宮千佳:「かっこいーーーい!」
星宮千佳:パチパチパチ!
柳武歩:「いや……まあ。こいつらは雑魚だから」ちょっと照れくさそうに頭を搔いている。
星宮千佳:「いいないいなー! あたしも高校生になったら、あゆみんみたくかっこよくなれるかなー!」
赤枝 東輝:釣られて拍手をしている
柳武歩:「いや、俺みたいになんなくていいし…は、拍手やめ!二人とも!」
星宮千佳:《万能器具》で『あゆみん』『咲偉狂』の旗を作って掲げてます。
GM:という訳で残る判定は一つ!
GM:地下道の確保(補給ポイント3)…<情報:アカデミア> 難易度8
連城 夕太:情報収集判定に使える「ミーミルの覚書」は使用可能でしょうか……!
GM:現在の補給ポイントは14なので、どっちにせよシーン終了時に調達判定はできるけど……
連城 夕太:ああ、そうか
GM:ああ、<情報:>技能判定ではなく情報収集判定に補正がはいるのかな、それは……w
連城 夕太:じゃあパスしちゃおう
GM:ただ、10減った端数は次のシーンに持ち越されるので
GM:やる価値は出るかもしれない……出ないかも知れない……
連城 夕太:なにっ
星宮千佳:そうだよー!もちこしだよー!
連城 夕太:振るだけ振ってみます!
柳武歩:誘惑…
連城 夕太:えーと、ミーミルなしでラッキーメダルありで
GM:判定どうぞ!
連城 夕太:2dx+1>=8
DoubleCross : (2R10+1[10]>=8) → 10[2,10]+2[2]+1 → 13 → 成功

星宮千佳:つよい
連城 夕太:がんばった
GM:男の子だ
柳武歩:ステキ
GM:『地下道の確保』
黒野 白雪:「……人間の発見・発明は、大半は『楽をしたい』ということに端を発するものなんだよ」
黒野 白雪:「そして今、私は発見をした。聞くかい、連城くん」
連城 夕太:「前置き、必要でしたかね」
連城 夕太:「聞きますけど!」
黒野 白雪:「人生だって、本当に素晴らしい瞬間以外はそのための前置きみたいなものさ。そう、今の私は前置きを生きている……」
連城 夕太:「本題!凍死する前にお願いします!」
黒野 白雪:「うん、前置きの重要性を説くのも良いけど、私にも寒さは容赦がないからね」ふ、と笑って
黒野 白雪:「ここは市街区だ。なら、確か……地下道があるんじゃないか?しかも、学校区の方に伸びている」
連城 夕太:「おお」
黒野 白雪:「この荒天だ。恐らくは既に閉鎖され、しかも雪や氷で覆い尽くされているかもしれないが……生きているものもあるかもしれない」
連城 夕太:「おお、う……」深い雪に埋もれた周囲を見渡す。
黒野 白雪:「心当たりはないかい?気象の変化にも強そうな地下通路。風紀委員の知識に期待するよ」
連城 夕太:「えっと、多分……」ざくざくと積雪の中に分け入っていく。
連城 夕太:「このあたり、地下に入る階段があっ」
連城 夕太:ぼすん、と音を立てていきなり姿が消える。
黒野 白雪:「おや……」 遠目で見ていたが、姿が消えるとざくざくと雪の中に踏み入っていく
連城 夕太:「……あった!ありました!これ雪柔らかいんで注意してくださーい!」
連城 夕太:「うっかりすると一気に沈んで尻もちつきます!つきました!」
黒野 白雪:「無事か、ならよかった……さすがにひ弱な乙女の腕二本では、差し伸べられる助けも限られるからね」
連城 夕太:「あと、服の中に雪が、雪が入り込んで……!」
連城 夕太:積もった新雪をもごもごかき分けて地上に上がってくる。
連城 夕太:「とにかく、俺すごいですよね!お手柄ですよね、これ!」
黒野 白雪:「そうだな、お手柄だ。ここから更に北に行くとき、きっと厄に立つはずだよ」
黒野 白雪:「場所をしっかり覚えておこう。頼りになるね、連城くん」
連城 夕太:「やった……!これは風紀ポイントが上がってしまうな……」
GM:という訳で判定は成功し、補給ポイントは17!
GM:で、本当はこの後、このシーンの本体たる場面があるんですが、まあなんだ、様々な事情を鑑みて、ここで一旦シーンを中断します。
GM:補給ポイントが10を超えているので調達判定が可能です。ロイス取得と合わせてどうぞ!
連城 夕太:ロイスは保留!
柳武歩:ロイスはこのままで
連城 夕太:調達は……ボディアーマーかな
連城 夕太:2dx+1>=12
DoubleCross : (2R10+1[10]>=12) → 6[5,6]+1 → 7 → 失敗

連城 夕太:以上!
星宮千佳:調達! どうしようかなー
星宮千佳:うーんうーん
星宮千佳:シューターズジャケットか、スペリオルミックスか
星宮千佳:スペリオルミックスをねらおうっと。
星宮千佳:サポーターしやすくなるし・・・
星宮千佳:2dx+1=>15
DoubleCross : (2R10+1[10]>=15) → 9[9,9]+1 → 10 → 失敗

星宮千佳:わーん!
連城 夕太:凍っていた
柳武歩:フッ、スペリオルミックス
柳武歩:3dx=>15
DoubleCross : (3R10[10]>=15) → 9[7,9,9] → 9 → 失敗

柳武歩:フッ、失敗
柳武歩:フッ、以上
GM:それではシーンを切ります!



GM:◆Middle 5 シーンプレイヤー…星宮千佳
GM:全員登場可です。ぶっちゃけこのシーン相当長くなるので出といてくださいとは思います!
星宮千佳:でる!
柳武歩:出るらぁー
星宮千佳:シーンプレイヤーじゃん
連城 夕太:でるー
星宮千佳:星宮千佳の侵蝕率を+10(1d10->10)した(侵蝕率:61->71)
星宮千佳:ぐええ
連城 夕太:59+1d10
DoubleCross : (59+1D10) → 59+6[6] → 65

柳武歩:1d10+63
DoubleCross : (1D10+63) → 6[6]+63 → 69

三ツ辻リク:よっしゃ、出るで
三ツ辻リク:1d10+74
DoubleCross : (1D10+74) → 5[5]+74 → 79

三ツ辻リク:1引いて78!悪くない
GM:さて、あなたたちは海岸に向かった組と、温泉前線基地に先行した組で分かれています。
GM:あ、リクくんには人数的に海岸に向かった組にいて欲しいという意志があります。
GM:で、このシーンは前半で組ごとの移動先での描写を行ない、後半で温泉で合流しイベントが発生する感じでいきます。
三ツ辻リク:あ、そういうことか!なるほど失礼します、では海岸組シーンで出てきます~
GM:という訳でまずは海岸組です。
GM
GM:市街区東方の海岸。
GM:東進していると、吹雪が少しずつ落ち着いていくのが感じてられます。そして海岸に着く頃には、量こそあれど普通の降雪程度に落ち着いていきました。
黒野 白雪:「寒気の発生源から離れたのもそうだが、建物が風の行方を制限する市街区に比べ、開けた海岸は風が落ち着いているんだろう」
黒野 白雪:「こうも陸に海と、等しく冷え切っていては、海風も発生しないからね」
連城 夕太:「はー……カガクテキだ」
連城 夕太:「本当に首から上は優秀なんですね……」
連城 夕太:「あ、いや。体もすごい魅力的です!」
連城 夕太:「あ、待って違う、間違えた!セクハラとかじゃないです!違います!」
三ツ辻リク:「そうじゃな。冬の海岸は風がきついと相場が決まっておるが、内陸(おか)が酷い分穏やかなもんじゃ」
黒野 白雪:「ふ。口を開くたびにまずいことを二、三度言うな君は」
連城 夕太:「わ、わざとじゃないんです……」
黒野 白雪:「そういうことだね。凪いだ冬海というのも、なるほど珍しいものなのかもしれないが……」
GM:そう話していた白雪の目線が一点で止まります。
三ツ辻リク:「『優秀なのはルックスだけじゃないんですね』くらい言えりゃまた違うんじゃがのうこやつは……」
GM:彼女の視線の先にあるのは、看板です。海岸から少し離れた、白い氷の浮かぶ海の上に、大きな下矢印の書かれたプラスチック看板が立っています。
三ツ辻リク:「む」一点に気付く
連城 夕太:「リク先輩、そういうの思いつくってことは意外と遊び慣れて……何です?」
黒野 白雪:「さあ、何だろう。宝の隠し場所かな。ブービートラップかな?」 少し楽しそう
三ツ辻リク:「あれは……(何となく察する)何とも、また……」
連城 夕太:「はい!一番、連城夕太!突撃します!」
連城 夕太:看板の方に駆け寄っていき、海岸ギリギリで足を止める。
連城 夕太:「あ、うーん……しまった」
連城 夕太:「濡れたら後々凍傷で死にます?」
黒野 白雪:「かなりね」
連城 夕太:「……嫌だなぁ」
三ツ辻リク:「直に潜らにゃダメか?」追いついて、海岸線で
GM:連城くんが考え、リクくんが近付くと、看板がわずかに傾き、海中からぶくぶくと空気の泡が立ちます。
連城 夕太:「氷伝いにひょいひょい渡って……」
連城 夕太:「んえ?」
GM:やがて暗い海面の下に金色の髪が見え、ドライスーツの黒い色が見え、魚の尾が見え……!
三ツ辻リク:「お?」
歌織 ルル:「ぅ、わっ!」海の中から人魚が姿を現しました。ぱしゃっと舞った海水が、空中で凍りキラキラと光ります。
連城 夕太:「出たーっ!」
連城 夕太:「美人の人魚さーん!こんにちはー!」びょんびょん跳ねながら呼びかける。
連城 夕太:「風紀委員の連城でーす!よろしくお願いしまーす!」
三ツ辻リク:「おおー来た来た!よかったよかった、どうしたもんかと思っとったんじゃ」
歌織 ルル:「やっぱり! 影、見える、ました! こんにち、は!」外人風の金髪美女。身体を締め付けるドライスーツの上からも分かるくらいにグラマラスで、その下半身は魚の鱗と尾で覆われています。
連城 夕太:「すげー……!本当に脚が魚だ……!」
歌織 ルル:「やっぱり、寒い、ですね! 海、そと!」ゆらゆらと立ち泳ぎな感じです。鱗を外気に触れさせたら凍って大変なのだ
連城 夕太:「あっ」何かに気づいたようにぴたっと一時停止し、後ろを振り向く。「俺、今のとこまずいこと言ってないですよね……?OK?」
連城 夕太:「あ、はい!超寒いです!凍えて死にそう!」ルルさんの方に向き直る。
三ツ辻リク:「大丈夫じゃ大丈夫じゃ。おそらくな」ルルさんの顔色も見つつ
黒野 白雪:「危機感を抱くのは大事なことだけれどね、連城くん。何を言う時も堂々としていた方が、結局、成功したときも失敗したときも良くなるものだよ」
連城 夕太:「マジで……じゃあこれからは堂々とします」
三ツ辻リク:「おう、おはようさん(こんにちはのノリ)。いやあ寒いの。ほんとマジで。歌織さんでも関係ないか、そこは」
歌織 ルル:「海の中、あったかい、ですよ?海の下、とてもあったか、です。海の、表面。さむーい」
連城 夕太:「俺、海の中、入ると、あとで死にます」
連城 夕太:「人は、海では、生きられない……」
歌織 ルル:「そう、ですね! 死ぬ、だめです!」
三ツ辻リク:「そうじゃなあ。ここまでだといっそ海の中の方がぬくそうじゃ。ちうわけで、ちと事情があってわしらだけじゃけど、合流に来たぞい」
連城 夕太:「そう!生きる、いいこと!」
歌織 ルル:「生きる! とても、いいです! それで、は、報告、です! これ、これ、どうぞ!」
GM:ルルがさっきの看板を引き寄せると、それが耐環境ディスプレイであったことが分かります。彼女はベルトポーチから何か機器を取り出し、がちゃがちゃとディスプレイに接続しました。
三ツ辻リク:「今後どうするにしても、わしらにゃ知らんことが盛り沢山じゃ色々(情報を)教えてくれい!」
三ツ辻リク:「・・・おお、助かる!」観る!
歌織 ルル:「いろ、あわせる、すると、おはなし、できる。すごい、ですねー」
GM:ディスプレイは自動で点灯し、その中に映し出されるのは……地下生徒会室!
雲雀 宏一:「おつかれさまーー。調子、どう? うわ寒そ……」こたつにすっぽり入った生徒会長が表示されます
連城 夕太:「あっ腹立つ」
三ツ辻リク:「むかつくのこいつ」
連城 夕太:「会長、口は災いの元ですよー。一言多い!」
雲雀 宏一:「開口一番!」
連城 夕太:「もう少し考えてから喋れないんですか」
雲雀 宏一:「すごい糾弾を受けてるなあ……ほら、スマイルしよう、スマイル!ニコニコ明るい生徒会!」
三ツ辻リク:「こたつでぬくまっとるモンに対して、現場からは当然の……いや、連城、ぬし、それは……」>もう少し考えてから
雲雀 宏一:「ともかく成果、聞かせてくれる?実際これ、あんまりバッテリー持たないんだよね。かくかくしかじかでもいいからさ」
連城 夕太:「えっ、あっ……うん」リク先輩の言葉に背中を丸める。
連城 夕太:「かくかくしかじか!」無駄なことは言わず現状を説明する!
三ツ辻リク:「……まあええですわ。そうじゃな、マルマルウマウマ……」ここまでの報告を聞かせる!
雲雀 宏一:「ふーむなるほど……だいたい分かった。日本語だからね。りかいできる」
雲雀 宏一:「しかしとりあえず順調には進んでいるみたいで何より。この調子だと、北岸にもたどり着けるかな? OWSC連とディオゲネスクラブを相手にすることになるけど……」
連城 夕太:「だーいじょうぶですよ!OSWC連はチョロそうだし、ディオゲネスクラブは……なんとかなる!」
連城 夕太:「あれですよあれ、歩先輩がディオゲネ相手に百戦錬磨みたいな話してたんで!」
三ツ辻リク:「そこじゃ。勝てない……とはまっっったく言わないがぁ、先遣隊がやられた相手じゃ。気を付けるに越したことはないが……」
雲雀 宏一:「うん、脳天気派と慎重派で良いバランスだ。なら何の心配もないね」 にこりと笑う
連城 夕太:「能天気って言われたー。現実を見た客観的な判断ですよー」
三ツ辻リク:「・・・へっ、まあ太鼓判ち思うときましょう」
雲雀 宏一:「僕とハックマンさんも、こうしてうまくやってるんだから。うんうん・ ……さて、歌織さん。例のアレはとりあえず流されたり壊れたりはしてなかったんだよね?」
歌織 ルル:「はい! ごりっぱ、でした!」
連城 夕太:「例のアレ」首をひねる。
三ツ辻リク:「なんじゃろか」同じく首をひねる
雲雀 宏一:「そうか。じゃ、君たち第二調査隊には、そのまま北上を進めて欲しい。ひとつ、ベットを上積みしよう」
雲雀 宏一:「分かっていると思うけど、学園島北方10キロメートルに浮かぶ、今回の異変の根源、" コールドヴィッツ"ことルーシーさんに接触するためには……」
雲雀 宏一:「氷で覆われた海を10キロも行かなきゃいけない。そのための手段……『アカデミアB』の起動準備を整えるんだよ。まー、色々とこれも難しいんだけどね……」 珍しく真剣な顔をして指を組む生徒会長
連城 夕太:「アカデミアB……何かの乗り物ですか?」
連城 夕太:「B、B……ボマー!アカデミア爆撃機!」
雲雀 宏一:「そう、乗り物だ。Bのつく……うーんそうではなく……」
雲雀 宏一:「…………」
雲雀 宏一:「……うわ見て。手、真っ黄色。おみかん、食べ過ぎたよ」
三ツ辻リク:「アカデミアB…B…」
GM:生徒会長は君たちに真っ黄色の手のひらを見せてくる
連城 夕太:「ちょっとぉ!?あからさまに話題そらさないでくださいよ!」
雲雀 宏一:「まあまあ、その辺りはほら、じきに分かるから。案外ダメで、君たちには10キロほど寒中水泳してもらうことになる可能性もあるし……」
三ツ辻リク:「話逸らさんといてもらえますか。・・・で、Bはようわからんが、わしらは何すればええんじゃ」
連城 夕太:「ねえ何!?そういうの一番不安になるんですけど!かいちょー!」
歌織 ルル:「だめ! しぬ! します!」
三ツ辻リク:「この際じゃ。とことんつきあっちゃるわ」
連城 夕太:「そう!しぬ、よくない!いのち、だいじに!」
雲雀 宏一:「うん、サンキュー。どうあれ君たちには、このまま引き続き北上して、今度は北の……海水浴場近くを目指して欲しい。そこにまた、歌織さんには行ってもらうから」
雲雀 宏一:「そこでちゃんと話すよ。でもなー……こんなに手が黄色くちゃあ、書類も書けないな。あーあー、山縣さん代わりにやってくれないかなー?」
連城 夕太:「かーいちょー!?この人ごまかしたまま通信切る気だ!」
三ツ辻リク:「ほんまむかつくのこいつ。まあええ。北の海水浴場じゃな?わかった、会長としての肩書を信じちゃるわ」
三ツ辻リク:「山縣さんとやらも大変じゃ・・・」
雲雀 宏一:「あっはっは、まったく知りたがるなあ……まあ、そんなに知りたいならいいでしょう。秘密だよ?」 少し声をひそめて
連城 夕太:「おおっ」
三ツ辻リク:「むむ」
雲雀 宏一:「今回使おうとしているのは、戦艦さ。B……つまり、Battle ship。工作科のオーヴァード生徒が卒業制作として作ったものなんだけど……」
三ツ辻リク:「卒業制作」
連城 夕太:「おおおっ!」戦艦と聞いて目が輝く
雲雀 宏一:「……これが全環境に適応できるとんでもないやつでね。これの保有を認めたら、まあいろいろまずいので、Bって呼んでるワケ。納得してもらえた?」
連城 夕太:「が、学園の秘密兵器!すごい!ヤバいやつだ!」
連城 夕太:「……いや、ほんとにヤバくないですか、それ。バレたら取り潰しになるんじゃ」
三ツ辻リク:「な、なるほど。そりゃ確かにまずいわな。今の駆逐艦はすごいどころじゃあないわいBattle ship……」
雲雀 宏一:「とは言っても、今の状況もやばいからねー。やばい状況にはやばいものを持ち出すに限る、みたいな? あんまり言いふらしちゃダメ……」
雲雀 宏一:「……って言いたいけど、言いふらす相手もいないか! あはは!」
連城 夕太:「もっと別方向に危ないもの想像してたんですけど、政治的にまずいものと思わなかったですよ!それ……そんなもの……」
連城 夕太:「そんなもの……乗っていいんですね……!?」
雲雀 宏一:「いいよいいよ。正直、この状況が打開できない方がずっとまずい」
雲雀 宏一:「政治的にじゃなくて、学園的、生徒生活的にね?」
連城 夕太:「すげえー!自慢できる!いや、自慢はしちゃダメか……!自慢できないけど、すごい……!」
連城 夕太:「島外のねーちゃんになら言ってもいいかな……ダメかな……」
三ツ辻リク:「しかしまあ、こんな時に出番があるとは世の中何があるか分からんのう……」
雲雀 宏一:「僕も早くもとの生徒会室に戻りたいしー、みんなおんなじでしょ。だから頼むよ、ってこと」
三ツ辻リク:「了解じゃ、とことんつきあう言うたからな。そいつでルーシーちゃんを止めて、OWSC 連もぶちのめしちゃるわい!」
連城 夕太:「動かしてみたいな、戦艦……!大砲とか、使っていいのかな……!」
雲雀 宏一:「まあほら、まずいまずいって言ったって、あんまり他人に知られなきゃ良いんだから……」
???:「……会長、あの、私は……」
三ツ辻リク:「大丈夫じゃ連城。考えてもみい、この状況じゃぞ。前線の現場要員たるわしらは使えるモンをつこうただけ」
雲雀 宏一:画面の向こうから細く聞こえてきた声に対し 「しまった! わっすれてたあ!……まあいいや。という訳で、はい。こっちの用件は終わったから」
連城 夕太:「つ、使い放題か!!」
三ツ辻リク:「責任は……しかるべき、責任を取るべき役職が取るっちゅうこっちゃ!」
連城 夕太:「はーい!それじゃあ会長、戦艦ありがとうございました!!あとは俺たちの活躍をごゆっくりお待ち下さい!!」
雲雀 宏一:「えーと、三ツ辻くん。君にお客さんだ。はいどうぞ」画面の向こうで会長がカメラを動かすと、会長が画面から消え、代わりにさらりとした金髪の美人が映る
三ツ辻リク:「吉報を待っといてくれ会長!わしらは……やるぞ!…………え?」>お客さん
GM:歌織ルルとは別系統の美人だ。ルルが彫りの深く印象に残る美人なら、彼女……深山ユキは、白く儚い氷のような美人である。
三ツ辻リク:「あ、あんたは・・・部長さん!」
連城 夕太:「美人だ」
深山ユキ:「あ、はい……部長です。そちら、大丈夫ですか? たいそう寒そうで……」
三ツ辻リク:「おお、何じゃ何じゃ、お客さんち部長さんか。何々、大したこたぁないわい、これくらい。わしゃ番長じゃからな」
連城 夕太:「……ふむ」リク先輩と画面の深山さんを交互に見比べ、何やら一人で納得する。
三ツ辻リク:にっ
深山ユキ:「ありがとうございます。そちらの方はお初めてですね。深山、ユキと申します。お寒い中、お疲れ様です」 連城くんに
三ツ辻リク:「部長さんもまあ……この寒さじゃからな。風邪とかひいとらんで何よりじゃ」
連城 夕太:「どうもどうも、初めまして!先輩にはいつもお世話に……いつもじゃなかった」
連城 夕太:「ええと、風紀委員の連城と申します!」
深山ユキ:「お気遣いありがとうございます。私は、北国の生まれですので、これくらいなら」淑やかに笑み
深山ユキ:「風紀委員の連城さん、ですか。アカデミアのために、いつもお疲れ様です……」
三ツ辻リク:「そりゃあよかった。……何か用事かい?菅野のことじゃったら……すまんの、まだちょっと懲らしめてやれとらんわい……」
連城 夕太:「いえいえ、何のこれしき!趣味と実益を兼ねてのことですから……」後ろできゃんきゃん言っている。
深山ユキ:「……はい。お話は聞いておりましたので、そのことも承知しています。決してお焦りにならないで……無理をなさらないでくださいね」
深山ユキ:「ご用というほどではありませんが、状況をおうかがいしたかったのと……できれば、お礼を」 顔の前で指を合わせる
三ツ辻リク:「連城、あんまり失礼のない様にせえよ。この人何というか……あれじゃ、とってもキラキラした人じゃからな」ひそひそ声
連城 夕太:「やまとなでしこー、って感じですね……慎み深い……」小声で返す。
三ツ辻リク:「そうそうそれ!」小声!
連城 夕太:「……ヒューヒュー、すみに置けないですねー、とか言ったら怒ります?」小声だ!
三ツ辻リク:「そうかい。あんまり気を遣わんでええのになぁ。でも嬉しいよ。ありがとさんな」にっこり
深山ユキ:「三ツ辻さん。会ったばかりの私の頼みを聞いて下さって、本当にありがとうございます……私は影ながら無事を祈るしかできませんが、どうか……ご無事でお戻りください」
深山ユキ:「始めは菅野くんのことばかり心配していましたが、今はあなたのことが不安で。そのことを、お伝えしようと……」
連城 夕太:「おおっ」
連城 夕太:「……おほん、ごほっげほっ。失礼しました!咳が!」
三ツ辻リク:「バカ言え、そんなんちゃうわ!ただちょっと困っとる所を助けただけじゃ。色々まいっとるようじゃからな、この事態が収まるまででも……」小声!
三ツ辻リク:「……そうか。なぁに、わしゃ大丈夫じゃよ。約束通り、菅野はきちんと連れ帰っちゃる。あんたは部長としてドーンと構えとってください」
三ツ辻リク:「……でも、なんじゃ、嬉しいのう。こんな美人さんに心配されとる。案じてもらっとる身で悪いが、何だか力が湧いてくるわい!」
三ツ辻リク:鼻の下をこすっていう。笑顔だ!
深山ユキ:「それなら、私も顔をお見せした甲斐があります」 ユキは少し笑み……
深山ユキ:それから何か考え、やがて意を決した目を君たちへ向ける
連城 夕太:「……」横目でリク先輩を見ている。うっかり口を滑らせないように無言!
三ツ辻リク:「へへっ」微笑み返し
深山ユキ:「……もしも菅野くんが、私のことを気にしているようであれば、こう言って下さい」
深山ユキ:「『深山ユキは板を折った』と」
連城 夕太:「……!」無言で目を見開く。
三ツ辻リク:「!! ……!? !! それ……」言葉が出ない
深山ユキ:「危険なことばかりか、伝言までお願いしてしまうようで、すみません。どうかよろしくお願いします」 画面の向こうで頭を下げる
三ツ辻リク:「いや、それは……伝言なら構わんが……や、そうじゃなく。あんたはそれでええんか!?」
三ツ辻リク:「細かい事情は知らんが……どうにも……どうにもならんのか!?」
深山ユキ:「これで菅野くんが……皆が元に戻ってくれるなら、私はそれで」 その笑みは儚げだ「よろしくお願いします。どうか」
三ツ辻リク:「…………っ」絶句。何も言えない
三ツ辻リク:「……わかった。ええよ。伝えちゃる。待っとき」
深山ユキ:「ありがとうござ……ま……」画面がブツブツと不安定になり、やがてぷつりと電源が切れます。時間切れなのだ
三ツ辻リク:「あっ、部長さん!くそ、まだ言いたいことが……うまく整理がつかんけど、でも、くそっ!」
歌織 ルル:「おはなし、おわる、しました? おはなし、たいへん、です、した?」ルルが覗き込んでくる
連城 夕太:「……」ルルさんに無言でこくこく頷く。
三ツ辻リク:「大変じゃなあ。責任重大じゃ」頷いて言う
歌織 ルル:「言う、したいこと、だいじ、です!私、北、浜辺、行く、します。そのとき、また、つうしん? できる、します!」
連城 夕太:「……リク先輩、どう思います?あれでスキー仮面が反省して正気に戻るとか、あり得ますかね……?」
黒野 白雪:「……どうあれ、ここから市街区、校舎を抜けて、北の海水浴場に向かう必要がある、ということだね。しかも校舎には、OWSC連とディオゲネスクラブが待ち構えている」
三ツ辻リク:「……わからん。随分性根が曲がった奴っぽいからな。でもな、やらなきゃあならん」
三ツ辻リク:「わしは、あいつに部長さんの気持ちを伝えて、灸をすえにゃあならん。それが、わしの務めじゃ」
連城 夕太:「……ふむ」冷たい手袋を自分の頬に当てて、考える。
連城 夕太:「……よし、分かりました」
連城 夕太:「じゃあO連のスキー仮面についてはリク先輩が全面的に対処に当たるということで!俺はディオゲネに集中できます!」
三ツ辻リク:「そうじゃな、黒野さん。……行こうか。早いところ、ルーシーちゃんも止めてやらないとな」
三ツ辻リク:「あ、お前、上手いことわしに押し付けたな!……ええわい(くくっ)元々わしがやるつもりじゃ」
連城 夕太:「いやあ、俺がやいのやいの言ったら余計こじれそうな話じゃないですか。ほら、押しつけたとかではなく、適材適所というか」
三ツ辻リク:「歌織さんも、また改めて後で合流じゃ。通信も……そうじゃな、その時何か言うことが出来たら、頼むわ」
連城 夕太:「また北の浜辺で!そのときはいっぱい話しましょうね!」ルルさんに笑顔で手を振る。
三ツ辻リク:「……カカッ、もっともじゃ。よし、じゃあディオゲネス仮面の方は、ぬしに任すぞ。頼む」
歌織 ルル:「任せる、する! ばいばい!」太陽のような笑顔で手をぶんぶん振ると、海中へと潜っていきました
連城 夕太:「お任せあれ!シンプルにぶっ叩くのなら得意なんで!」
黒野 白雪:「私の方も、そろそろ本懐を果たさなければいけないな」 少し真面目な表情で
GM
GM
GM:一方その頃……
GM:君たちは気絶したOWSC連を連れて、アカデミア温泉前線基地に辿り着きました。
GM:和風住居めいた施設の周囲は温泉の地熱の影響によって積雪量が少ない上、人の手で雪かきがなされています。
GM:そして、その入り口の脇には、身長184cmほどの秀麗な外見をした風紀委員生徒じみた雪像が建っています。
GM:雪像の首には一枚の看板板がかけられている――『平賀温泉』
星宮千佳:えぇ・・・
柳武歩:「……」目をごしごしこすっている。
星宮千佳:「にのみやきんじろうかな?」
柳武歩:「ゴメン星宮、俺ちょっと疲れが限界みたいだ。幻覚が見えるわ」
星宮千佳:「あゆみん、どうしたの? ねむい?」
星宮千佳:「まー! それは……重症ですわ!」
星宮千佳:「おんせん入って、フルーツ牛乳のも!」
星宮千佳:「げんき出るよー!」
柳武歩:「おう。その看板に平賀温泉って書いてあるように見えるんだ…これはちょっとおかしい」
星宮千佳:「?」
星宮千佳:「平賀はおかしい?」
星宮千佳:「うなぎだから?」
柳武歩:「うん……平賀はおかしいんだよ」
星宮千佳:雪像をしげしげと眺めてます。
平賀迅:「……仮面でも、パンダでもない人の足跡があると思えば」そんな君たちの背後から男子生徒の声が聞こえ、
平賀迅:「客か。ようこそ、平賀温泉へ」しっかり厚着に冬用ゴーグルまでして、雪かき用の道具を持った風紀委員が姿を見せます
星宮千佳:「あっ」
星宮千佳:「かんりにんさんだ!」
柳武歩:「何してんのお前……」柱に手をついてよろめきながら応じる。
星宮千佳:「こんにちは! 体験入学の、ほしみやちかです!」
赤枝 東輝:「……第一調査隊が残ってるとか、」
赤枝 東輝:「言ってたっけ。それでか」
赤枝 東輝:「……赤枝です」 なんとなく頭を下げる
星宮千佳:「? かんりにんさんも、チョーサ隊なの?」
平賀迅:「うん、良い挨拶だ。……で、歩は?」
平賀迅:「こんな所で何をしているんだ」
星宮千佳:平賀くんのまわりをうろちょろして、顔を覗き込んだりしてます(40cm差)
柳武歩:「俺は第二調査隊のメンバーだよ。この二人も」
星宮千佳:「だよー!」
平賀迅:「そう。私は風紀委員の平賀迅だ……今は温泉の管理をやっている。かんりにんさんという君の指摘は正確だ……素晴らしい観察眼だな」
星宮千佳:「えへへへ……ほめられてしまいました」
平賀迅:「第二調査隊……なるほど。ようやく来たという訳だな」 腕を組み、感慨深げに頷く
柳武歩:「それがわからねえんだよ!何で温泉の管理人を…っていうか名前を!つけるな!」
柳武歩:「雪像も無駄!」指さす
平賀迅:「傷ついた仲間を守り……寝かせ……雪かきをし……温泉に入り……温泉卵を食べ……温泉に入り……」
平賀迅:「看板を奪い、雪像を建てた辛苦の日々が報われる時がきた、というわけだ……フ、感慨深い」
柳武歩:「奪うなあほ!」
平賀迅:「しかしだね、今までの人生で店舗経営というものをしたことがなかったことに気付いた以上、試さずにはいられ……」
赤枝 東輝:「なんでも良いけど早く入んない? 中あったかいんだろ。……この像溶かそうか?」歩ちゃんに
柳武歩:「おう溶かせ溶かせ。蒸発するまでやってくれ」
柳武歩:「その後中に入ろう」
星宮千佳:《万能器具》で『かんりにんさんの像』と書いた木の立て札を作ってます。
星宮千佳:「えっとかしちゃうの!?」
赤枝 東輝:「ん」 バーナーのような勢いで炎が吹き出し、平賀迅が溶け落ちていく
星宮千佳:「あーっ! あーーー!」
星宮千佳:「かんりにんさんがーーー!」
星宮千佳:「あ~~」
柳武歩:「あー……あとで星宮の像を一緒に作ろうな」
星宮千佳:「やったあ! あゆみんの像もつくろーね!」
GM:雪像はずるずると溶け落ち、やがて頭の辺りがぐらついてぽろりと落ちて、秀麗な首から上が砕け散った
星宮千佳:立て札の内容を『かんりにんさんのおはか』に変更してます。
平賀迅:「失われたものは……また作れば良い。そういうことだ。いや、あれは結構力作だったので、普通にちょっとショックなのだが……」
星宮千佳:「あ、かんりにんさんの像2号も作ってあげる! あたしが!」
柳武歩:「さんきゅー、赤枝。……星宮は優しいなあ」
赤枝 東輝:「……そんなに像作ったらジャマだろ。溶かすぞ」
星宮千佳:「とーき君のも作ったげるよ?」
赤枝 東輝:「いいよ。どうせ雪だるまみたいのだろ?」
星宮千佳:「ちがうもん! リアルシコウだもん!」
赤枝 東輝:「へっ、そんなこといって、顔とかぽんぽんぽん、のへのへのもへじなんだろー」からかう口調
柳武歩:「こら、喧嘩すんな。どのくらい凝るかはともかく、とりあえず中に入るぞ」小学生組の背中を押す。
平賀迅:「……うん。冗談はこの辺りにしておこう。赤枝が言うことももっともだ。何やら……あまり深刻ではなさそうだし」
星宮千佳:「ぬーっ! 違うもん!」 《万能器具》で、歩ちゃんを模した雪像(裸婦像)を作っていく。
星宮千佳:「ああっ、まだ途中なのに!」
星宮千佳:「めがみ像がーー!」
柳武歩:「こういうのは作んなくていい!」
赤枝 東輝:「へーっだ」 そのできかけ像もバーナー炎でゴーッと溶かす
星宮千佳:「リアルシコウなのに~~!」
平賀迅:「……キリがない。とにかく中に押し込むぞ。湧き出した温泉を床下に流しているので、実際とても暖かい」
星宮千佳:「うわーんわーん!」
柳武歩:手を引っ張ってなかば無理やり千佳ちゃんを室内に連れていく。
星宮千佳:「おんせんのちからで床暖房なの?」
星宮千佳:ずりずり引きずられてます。ずりずりー
GM:という訳で、君たちは温泉に併設された建物の中に入りました。平賀の言う通り、中はとても暖かく、防寒具が暑くさえ感じさせられることでしょう。
柳武歩:「あ、ホントにあったけえ……助かる」マフラーを外し、ジャケットを脱ぐ。
星宮千佳:「あつっ!」 雪でどろびちゃなジャケットを脱いでハンガーにかける。
平賀迅:「休憩室は畳敷きだ。毛布もある。病人をそっちへ運ぼう。……そうだ。温泉はすごいぞ。むちゃくちゃ熱いから、そういうことをしてもまだあったかいんだ」
赤枝 東輝:「あー……ようやく楽になる。防寒着重たい」
星宮千佳:「あっお客様! お召し物をお預かりしますわ~」 みんなのジャケットをハンガーにかけたりする。
柳武歩:「お、ありがとう。従業員みたいだな」
星宮千佳:「花嫁シュギョーのいっかんです!」
星宮千佳:言いながら、気絶してる人たちを雑にずりずり運んでます。
赤枝 東輝:「花嫁なんか、なれないだろ。ガキっぽいし」 ずりずり運ぶのを手伝いながら
星宮千佳:「だめかなぁ」
星宮千佳:「じゃあ、シュウトメさんでいいや!」
柳武歩:「わかんないぞ。星宮なんか、これからどんどん大人になるんだから」両手でずりずり運んで適当に寝かせる。
星宮千佳:「ほら! ほらみなさい!」
星宮千佳:「あゆみんもこう言ってます!」
赤枝 東輝:「なれねーよ。大人になっても、星宮、ずっとガキなんだ」
赤枝 東輝:「全然落ち着いてないし! 想像できない、大人になるなんて」
星宮千佳:「うう~、あゆみん~~」 しがみつく。
星宮千佳:「とーき君がいじめるよ~~」
柳武歩:「……みんな、ガキの頃からは想像もできないような成長するもんなんだよ」
柳武歩:「星宮は立派なおねえさんになって、赤枝をビックリさせてやろうな」
赤枝 東輝:「うっ……い、いじめじゃねえし。ホントのことだし」一瞬怖じ気づき、勢いを取り戻しかけるが、おのずトーンダウンする
星宮千佳:「ううーん」
星宮千佳:「あゆみんはホントにいい人だねぇ」
星宮千佳:「あゆみんも花嫁シュギョーしたから、そんなしっかりしてるの?」
赤枝 東輝:「……やっぱり女子はそうだ!」
星宮千佳:「モテモテマン? 告白されまくりマン?」
柳武歩:「別にいい人でもないし、花嫁シュギョーもモテモテも違うな」何度目かの苦笑をする。
柳武歩:「どうもこだわるな、赤枝。こういうのは女子がどうとかじゃないんだぞ」
平賀迅:平賀は地下を巡る温泉の流れる音に意識を集中している
赤枝 東輝:「どうとかじゃなくないだろー。女子はいつもケッタクするんだ」
星宮千佳:「うむうむ」
星宮千佳:「じゃあ、あたしがとーき君とケッタクしてあげる! それであいこね!」
赤枝 東輝:「へーっ! するかよ! 女子となんか仲良くするかって!」
星宮千佳:「もー」
柳武歩:「お前、ルーシーともそんな感じだったのか?」
赤枝 東輝:「……それは……」 虚を突かれたかのように言い淀み
星宮千佳:「……それはそれは?」
星宮千佳:「?」
星宮千佳:「とーき君?」
柳武歩:「ルーシーは女子じゃなくてお前と一緒に居たんだろ」
赤枝 東輝:「っ……そうだよ。だってあいつ、男子と女子が遊んだらダメだって言っても、全然聞かねえし」
赤枝 東輝:「どんくさいくせにサッカー混じろうとして、結局俺サッカーできなくなったし、そんとき」
赤枝 東輝:「……か、関係ねーだろ! 今はその、分かんねえけど……!」落ち着きなく右手が発火したり鎮火したりする
星宮千佳:「おお、うおお」 消火用の雪解け水が入ったバケツを持ちあげたりおろしたりしている。
柳武歩:「……まあ関係はないんだけどな」
柳武歩:「女子同士でも仲良くなれるとは限んないし、男女の友達だって普通にできると、俺は思うよ」
赤枝 東輝:「…………」 押し黙ると、右手も落ち着く
柳武歩:「な?」空気を変えるように、平賀君に呼びかける。
星宮千佳:「なー?」 なんとなく追従する。
平賀迅:「んっ?ああ済まん。ちょっと大地の脈動に意識を集中させてて話を聞いていなかった。だが同意しておこう……その通りだ」
平賀迅:「……で、何の話だ?」
赤枝 東輝:「…………」 はーー、と長い溜息を吐く
柳武歩:「聞いてなかったくせに同意だけしやがった…」がくんと首を横に傾ける。
星宮千佳:「この管理人さんはだめね!」
平賀迅:運び込んだOWSC連人員を畳の上に並べ、毛布をかけ終え「ひとまずこれでいいだろう。目立った外傷がなくて何より。あとは目を覚ますのを待つだけだ」
平賀迅:「フフ、済まないな。まだ管理人に着任して数日なんだ。湿布も貼らなければ雪かきもままならぬ未熟者だよ……」
星宮千佳:「ねえねえ。その人たち、なんで気絶しちゃってるんだろ?」
星宮千佳:「仮面クラブのせい?」
星宮千佳:「あたし、別に、全然はちのすにしてないんだよ? なのにカクーンって気絶しちゃったの!」
星宮千佳:「おかしいよねー?」
平賀迅:「ふむ。外傷なし、頭部も正常、体温脈拍許容範囲内となると、精神的ショック……」
平賀迅:「が、妥当なところだが、オーヴァードとディオゲネスクラブが関わっているとなれば、その可能性は無限にも広がるだろう」
柳武歩:「OWSC連の菅野ジェミソンとか言う、あいつが何かしたっぽかったからな」
星宮千佳:「ふーん……?」 気絶してる人たちをぺたぺた触っている。
平賀迅:「逆に言えば、その辺りが原因だと仮定してしまっても良いと思う。……呼吸もあるしな」
平賀迅:「……菅野か」 渋い顔をする 「OWSC連のリーダー……仮面を被った男」
平賀迅:「奴の能力は周囲の人間の煽動だ。その辺りに原因があるとは考えやすいが……」
平賀迅:「とはいえ、打倒した相手が気絶した、なんて話は風紀医院としても把握していない。別の要因が絡んでいるのか、私の知らない間に何か変化があったのか……」
星宮千佳:「むぬー」
赤枝 東輝:「……衝撃与えたら起きるとか、あるか?」 右手からまた炎を噴き出す
柳武歩:「敗北を認めた奴には眠ってもらう、とかなんとか言ってたぜ」
平賀迅:「敗北を認めたら……本人がそう言っているなら、そうなんだろう。しかしそんなことをすれば、絶対強者の軍勢でもない限り、戦力は見る見る減っていくだろうが……」
星宮千佳:とーき君の発言を聞いて、目覚まし時計型の爆弾をもりもり錬成してます。
柳武歩:「おおい赤枝!星宮!そりゃ手荒すぎんだろ、叩いても起きねえのに」
赤枝 東輝:「あっ、いいなそういうの……どうか線? あるやつは?」
星宮千佳:「ダイナマイト!」
柳武歩:「しかもあいつら、校舎のあたりでディオゲネスクラブとやりあってるんだろ……こら!爆発、ダメ!建物ん中だぞ!」
星宮千佳:「でも、たぶんダイナマイトでも起きないよね……うーん……?」
星宮千佳:「はい! やめます!」
赤枝 東輝:「へーっ……面白そうなのに」
星宮千佳:「仮面クラブとたたかってるなら、ほんとはあたしたちの仲間でもいいはずだよねー?」
平賀迅:「一体何が目的なのか。現状を維持するために北上を阻止するのなら、やっぱり仲間を自ら減らすのはおかしいし……」
星宮千佳:「キョクゲン状態で、精神にイジョーをキタしてしまったのかなあ」 勝手にフルーツ牛乳を取って飲んでます。
星宮千佳:「おいしー!」
平賀迅:「あっ。それは120円か3平賀スタンプだ」
柳武歩:「平賀スタンプ」
星宮千佳:「かたもみしてあげるから、スタンプくれませんか?」
星宮千佳:「おとうさんにも褒められるウデなんですぜ!」
平賀迅:「ああ。掃除なんかの簡単な手伝いをこなすことでもらえるスタンプで、あまり金銭を持たされていない小学生でも飲み物を楽しめるようにと……」
柳武歩:「一個40円の価値あんのか…」
平賀迅:「む。それは成果報酬だな。気持ち良ければいくでも平賀スタンプをポンポンするぞ……だがその前に」
平賀迅:平賀は窓の外へ視線を向ける
平賀迅:「……人間の来客と、パンダの来客だ」
星宮千佳:「お?」 ひょこっと窓によりかかって外を見る。
GM:千佳ちゃんが覗いた方の窓には、さっき分かれた三つの人影……三ツ辻くんに連城くんに白雪が歩いているのが見えるでしょう。
柳武歩:「お、こっちが怪我人連れだったつっても、早いな」
平賀迅:「パンダは逆から。じきに来るぞ。やれやれ……忙しくなりそうだ」
星宮千佳:「び、びっくりしたあ」
星宮千佳:「あたし、三人のだれかがパンダなのかなって思っちゃった」
星宮千佳:「よーし! パンダげいげき作戦ね!」
星宮千佳:「がーんばるぞー!」
GM
GM
GM
GM:連城くんと三ツ辻くん、白雪が温泉前線基地まで辿り着くと、その正門前には雪像が溶けたような跡ばかりが広がっていまして、
三ツ辻リク:「なんじゃろこれ・・・」
GM:建物の中に入れば、先に分かれた歩ちゃんと千佳ちゃん、そして赤枝に、平賀が待っていました。
星宮千佳:「やっほやっほー!」
星宮千佳:ぶんぶん手をふってます。
黒野 白雪:「やあ」 小さく手を振り 「再集結という訳だ。お互い無事で何より」
連城 夕太:「うわっ、カッ……平賀先輩!何やってんですかこんなとこで」
三ツ辻リク:「おーうィやっほーう!戻ったぞーう」負けじと手を振りタッチタッチ!
連城 夕太:「温泉経営……?老後のセカンドライフ?」
柳武歩:「おー、お疲れ。ここは割とあったかいぞ」
連城 夕太:「千佳ちゃーん!歩先輩!あと小学生!久しぶりー!」
平賀迅:「フ……見ての通り温泉経営だ。これでまた、多くの人がしたことがなく、私だけがしたことがあることが一つ増えてしまったということだよ」
三ツ辻リク:「うお、おわ!ホントじゃ!風紀委員の平賀迅じゃ!いやー噂には聞い……聞……えっ何やっとるんじゃこんな所で……温泉経営……?」
柳武歩:「そのテンションだと念願の人魚には会えたっぽいな、連城…」
赤枝 東輝:「案外早かったな……海ってそんなに近かったっけ」 手はちょっとだけ振ってやめる
星宮千佳:「とーき君! 小学生じゃなくて、とーき君だよー!」
連城 夕太:「会えましたよ!超美人でした!あともう一人美人に会いました!画面越しだけど!」
星宮千佳:「あとこの人は管理人さんです!」
星宮千佳:「えっ、かんり人さん有名人なの?」
星宮千佳:「みんな知ってる……」
連城 夕太:「管理人さん……んふっ、に、似合わない……」
柳武歩:「あちこちであれだけ派手に色々やらかせばな…」
星宮千佳:「サインもらっておいたほうがいいのかなぁ」
三ツ辻リク:「か、管理人さん……とりあえずよろしゅう。番長連の三ツ辻じゃ」ぺこり
連城 夕太:「そういや歩先輩は平賀先輩とどういう関係なんです?平賀迅被害者の会?」
平賀迅:「フフ……まあ、昔の話は現在の問題が終わってからにしよう。あと私のサインは平賀スタンプ5個分だ」
連城 夕太:「ひらがスタンプ」
柳武歩:「実質200円じゃねえか…あ、というかそんな事より報告はどうだったんだ?」
平賀迅:「ああ、リクだろう。知っているよ。元々は番長連との方が仲も良かったしね」
星宮千佳:「いっぱいマッサージしなきゃ!」
黒野 白雪:「それだよ。ついでに言うとこの辺りの現状も気になる。ホワイトパンダはこの辺りに出没するんじゃないか……?」
GM:と、いうことで、両シーンであったことをざっくりかくかくしかじか共有したことにします。伝えたくないことがあったら、言って!
連城 夕太:連城は情報フルオープンですね
星宮千佳:「パンダさん、スニッカーズはたべなかったんだよー」 フルオープン。
星宮千佳:というか、隠すような情報がない……。
赤枝 東輝:「せんかん……!?」 目をキラキラさせる
柳武歩:「ばとるしっぷ……」聞かされた話を飲みこめず、宇宙を見る猫みたいな顔になっている
三ツ辻リク:「……みたいじゃな。カカッ、考えてみりゃそう畏まることもないか」という訳でこちらも情報を開示だよ。深山先輩についてを除いて、隠さない!
三ツ辻リク:部長さんについてもまあ、事件に直接の関係もないし言わなくてもいいかくらいのノリで
黒野 白雪:「ホワイトパンダは基本雑食だし、スニッカーも食べるはずだが……うん、やっぱり警戒心が強まり、野生化しつつあるんだな」 考え込む表情
黒野 白雪:「早く手を打ちたい。私でも手遅れになるかも……」
柳武歩:「あー……おう。100%わかった」無理矢理飲み込んだ。
連城 夕太:「理解が早い!俺なら分からなくて根掘り葉掘りですよ!」
平賀迅:「せんかん……」 目の奥が稲光でバチバチしている
連城 夕太:「歩先輩は流石だなー、伊達にディオゲネスクラブと戦ってないなー……」
連城 夕太:「うらやましいなー……」
平賀迅:「……ではないな。そのホワイトパンダとやらならば、既にここに接近しつつある、ということは伝えておこう」 イージーエフェクト《地獄耳》です。似た効果のエフェクト持ちの方なら分かります
星宮千佳:「そのバロォシップがあれば、この事件はのきなみカイケツ?」 ネイティブ発音。
柳武歩:「いや…かいちょなら言いだしかねないと思っただけだし…」深い諦めの表情。
連城 夕太:「ノー、ノットのきなみ。ワンステップ・オブ・解決への一歩」
連城 夕太:「あっパンダ、そういえばパンダも仮面もこっち出なかったんですよー」
連城 夕太:「……って」
連城 夕太:「のんびりお話してる場合じゃないじゃないですか!」
三ツ辻リク:「来とるのか?パンダが!まずいのぉ、数で来られちゃ厄介かもしれんぞ・・・」
柳武歩:「そうだ。パンダはどうすりゃいいんだ黒野。何か俺らでできることあるか?」
黒野 白雪:「……フフ……」
星宮千佳:「みねうち! みねうちがいいよ雪ちゃーん!」
星宮千佳:「パンダさんを殺すのはやだよー!」
黒野 白雪:「柳武さん、聞いてくれたね。君がこれからどうするべきか……」その目にはエキセントリックサイエンティスト特有の怪しい光が宿る!
柳武歩:「な…なんだよ?」
連城 夕太:「俺、数を相手にするの超得意ですよ!超得意!」シュッシュッとシャドーボクシング。特に白兵系ではない。
三ツ辻リク:「頼もしい奴じゃ。わしゃぬしの犠牲を一生忘れんぞ・・・」しみじみ>シャドー
黒野 白雪:カバンを下ろし、最初に研究施設で回収した器具を取り出しながら「あと必要なのは、ホワイトパンダの血だといった。だが実のところ、単なる血では意味がないんだ」
黒野 白雪:「もっとも効率的に、効果的にホワイトパンダたちの群れを統率するのに必要なのは……ふふ! 興奮状態の彼らから採取する血液なんだよ」
星宮千佳:「ほー、血がひつようなんだ」 既に話を忘れかけている。
連城 夕太:「興奮状態……エッチな気分……?」
星宮千佳:「コーフン状態!」
柳武歩:「えっ…そうなのか!?」
連城 夕太:「おっ!歩先輩、過剰反応ー!」
黒野 白雪:頷き「そして以前の実験で、彼らは人間相手にも辛うじて……軽度の興奮状態に至ることが判明している」
黒野 白雪:「ついでに言うなら、非・興奮状態の彼らに攻撃を加えても、逃げるばかりで十分なサンプルを採取できないという問題もある……心当たりがあるだろ、千佳ちゃん? 君が出会ったホワイトパンダもそうじゃなかったか?」
星宮千佳:「はっ」
柳武歩:「はァ…?」また宇宙ネコの顔に戻りつつある。
星宮千佳:「あたしは攻撃しなかったけど……そういえばパンダさん、ささーって逃げちゃったなあ」
黒野 白雪:「よし、柳武さんの表情がうつろになってきたので、ハッキリとさせよう」ぱしんと荷物袋を閉じ
三ツ辻リク:「そりゃまた難儀じゃな。パンダとは言え(※まだ若干ナメてる)猛獣と聞いとるぞ・・・うむ?」>ハッキリと
黒野 白雪:「私と、彼女と、千佳ちゃんで、露天風呂に入る」
星宮千佳:「ほほう?」 首を右にかしげる。
連城 夕太:「なんと?」
星宮千佳:「なんで?」 首を左にかしげる。
柳武歩:「………」
柳武歩:「黒野。そうか、寒すぎて壊れちゃったんだな…ごめんな、もっと早く気付いてやれなくて」
三ツ辻リク:「ふむふむ・・・うん?」千佳ちゃんとシンクロするように首をかしげる。
柳武歩:哀しそうな顔で黒野さんの肩に手を置く。
星宮千佳:メトロノームみたいになってます。
黒野 白雪:「そうか協力してくれるか!」 肩に置かれた手をひしと握る
連城 夕太:「黒野先輩、自分の特殊な趣味に知り合い付き合わせるのはちょっとどうかと思います……」
連城 夕太:「あっいえ、違うんです!そういう趣味自体を否定するつもりは!蓼食う虫も好き好きっていいますし!」
三ツ辻リク:「(左右に振れる首が止まり)えっ、コーフンってそういう意味でか!?奴らホントにヒトにコーフンするんか!パンダなのに!?」
柳武歩:「意味が!わからねえッ!!」
星宮千佳:「ま、まってー! まってー!」
星宮千佳:「雪ちゃんは頭がいいから、ちゃんとした考えがあるはずです!」
黒野 白雪:「分かった。平易な言葉で言おう。ホワイトパンダは……人間の女の子を好きになって、ドキドキすることができる」
黒野 白雪:「ドキドキしたパンダなら、必要サンプルの条件を満たすことができる……」
黒野 白雪:「だから、私と柳武さんと千佳ちゃんで、露天風呂に入り……ドキドキしたホワイトパンダを誘き寄せ……サンプルを採る!」
星宮千佳:「ほら!」
柳武歩:「くそっ、わかる言葉で言われると余計に状況のアホさが際立つ!」
連城 夕太:「マジで……あの、先輩の妄想じゃなくて?カガクテキに?」
黒野 白雪:「ああ、これ過去の実験データによる実証だ。読むかい? 英語だけど」連城くんに分厚い紙束を差し出し
柳武歩:「アホだ…もうやだこの島」顔を覆う。
星宮千佳:「それだと……雪ちゃんとあゆみんだけでだいじょばない?」
三ツ辻リク:「そ、そうか・・・わしが言うのも何じゃが、スゴイな・・・生命って神秘じゃな・・・」
連城 夕太:「あ、ぶあつーい。今ちょっと読む時間ないですね」
星宮千佳:「あたし、いた方がいいかなあ? ギャクコウカになったりしない?」
連城 夕太:「リク先輩、逆にパンダに興奮できます?」
黒野 白雪:「うむ、その点については大丈夫……成熟の度合いはあまり関係がないという調査結果も出ているからね。それに……」
柳武歩:「つうか黒野だけでいいだろ!俺もいらねえよ!」
連城 夕太:「……」歩先輩と黒野先輩を見比べる。「議論が分かれるところかなぁ」
黒野 白雪:「大事なことだと思うので言っておくと、なにも裸になれって言ってる訳じゃない。まあ、ある程度肌を出す必要はあるが、水着程度の露出で十分だということも確認済みさ」
黒野 白雪:「柳武さん、そんなことをしたら私は……襲われてエンドだ! 戦えないからね!」
三ツ辻リク:「パンダ・・・パン・・・無理じゃのお。精一杯歩み寄ってみたが、ギリ無理じゃ・・・なんじゃろうなこの状況・・・」
星宮千佳:「水着でおんせんに入るの、なんか気持ちわるいなあ」
柳武歩:「くっそう……そう言われると一人でやらせるわけにも行かないじゃねえか」
星宮千佳:「まあいっか!」
黒野 白雪:「……とはいえ、人には事情がある。ここに来て無理強いをすることはできない。どうしても嫌だというなら、私一人でオトr……いや、露天風呂に入ろう」
星宮千佳:「だー! だめだめだめー!」
星宮千佳:「あたしは雪ちゃんのゴエーだから、ぜったい一緒にはいります!」
連城 夕太:「あー、この人悪辣だー。人情とかばりばり利用するタイプの人でなしだー」
黒野 白雪:「千佳ちゃん……!」 子供の純真さに初めて触れたかのような感動の表情を作ります
柳武歩:「あー、もうこうなりゃヤケだ……やるよ。黒野と星宮だけ危ない目に遭わして、逃げるわけにもな」
黒野 白雪:「そう言ってくれると……信じていたよ。あゆみん!」 両手で熱く手を握る
柳武歩:「こらっ、お前まであゆみんって呼ぶな!」
三ツ辻リク:「ダメじゃこのヒト。優秀なのはルックスと・・・一応認めてやるが知性だけじゃ・・・」
黒野 白雪:「ふふ、なんとでも言ってくれ。自分の研究領域で脇目も振らぬ科学者などいないってコトさ!」
星宮千佳
:「あたし達がおんせんに入って……ねえねえ、男子はどうするの?」

星宮千佳:「おとこ湯に入るのかな?」
連城 夕太:「そういえば俺たちはどうすれば……」所在なさげにきょろきょろする。
黒野 白雪:「それも考えてある。私としても混浴ってのはイヤだし、ホワイトパンダを誘き寄せるなら女性だけの方が都合が良い……」
黒野 白雪:「……だが、本格的な戦いになれば話は別だ。君らは、そうだな。近くに待機しておいて、私が合図したらすぐに駆けつけてくれ。それで十分だよ」
三ツ辻リク:「湯舟の外に張って、待ち伏せって所かの。・・・ふむ、OKじゃ。そこは任された」
連城 夕太:「あ、了解でーす。よかった、女装とかさせられなくて……」
三ツ辻リク:「まったくじゃ。思わぬ恥を晒してしまう所じゃったわい」>女装
柳武歩:「女湯の近くに……?」
連城 夕太:「……えっ」
柳武歩:「大丈夫か?」
星宮千佳:「あゆみん、どしたの?」
柳武歩:「いや、連城が捕まらないかと思って」
連城 夕太:「風紀委員!俺これでも風紀委員ですよ!?何の心配ですか!」
平賀迅:「安心しておけ、歩……ここに風紀委員がいるからな」
星宮千佳:「すごーい!フーキがいっぱい!」
三ツ辻リク:「お、おう……」>ここに風紀委員
星宮千佳:「これなら安心だー!」
柳武歩:「うーん……平賀かあ」
連城 夕太:「ふふ……平賀先輩も俺と対して変わらないみたいですね!」
柳武歩:「悪気なく何かやらかしそうっていう点では似てる気がするんだよな」
平賀迅:「フッ……どうやら私の魔術で冬の海に撃ち込まれたいらしいな、夕太よ」
連城 夕太:「あー……今のなしにしてもらっていいですかね。暖かさで口が滑りやすくなってて……」
柳武歩:「まあいいや。ゴチャゴチャ言ってても仕方ねえ……信用するぞ」
平賀迅:「うむ、信用しろ。これでこの平賀、信用は裏切らず、期待は超えることを信条としている」
三ツ辻リク:「何てことじゃ、認めたくない事態じゃが、この風紀はひょっとしてわしにかかっとるのか・・・?番長のわしに・・・?」
黒野 白雪:「……合意は形成されつつあると見た。管理人! ここに水着はあるか!」
平賀迅:「水着ならあるぞ。フロに全裸で入るのに抵抗のある者も少なくないし、そもそも元を質せばレジャー施設でもある」
黒野 白雪:「よし。露天風呂が利用可能になるまでどれくらいの時間がかかる!」
星宮千佳:「えっ、いつでも使えるんじゃないの?」
平賀迅:「私が個人的によく入っているのですぐにでも。暖房が効いているので湯冷めもしづらい」
星宮千佳:「お湯をいれないといけないのかな」 家のおふろを想像している。
平賀迅:「いつでも使えるとも。私は……優秀な風紀委員だからな。任せておけ」 千佳ちゃんに
連城 夕太:「風紀委員ってお風呂の管理するものなんですかね」
平賀迅:「風呂も守れぬ者が学園の風紀を守れる訳がない……私はそう信じている」
柳武歩:「これがお前の先輩だからな」
連城 夕太:「ははあ……今後の参考にします」
黒野 白雪:「……よし。では作戦決行だ。細かいところは、実戦で指示する。頼むよ……!」
星宮千佳:「おんせん作戦だー!」
星宮千佳:「がんばるぞー!」
柳武歩:「じゃあお前ら、いざって時は頼むぜ。いざって時じゃなくても…主に三ツ辻、頼むぜ」
柳武歩:何らかの念を押す。
連城 夕太:「がんばれー!」
三ツ辻リク:「おうよ。穏便に済むといいのぉ。望み薄でも、そう願わずにはいられんわい」
赤枝 東輝:(……これ、俺も参加しなきゃいけないのかなあ……)
連城 夕太:「除きは厳禁だぞ、小学生」東輝くんに。
赤枝 東輝:「しねえーよ! バカ!」
星宮千佳:「とーき君もいっしょに入れればよかったのにね~」
星宮千佳:タオルをひっつかんで、てってこ温泉の方に向かっていきます。
赤枝 東輝:「はっ、入ィらねーし!」
赤枝 東輝:声が若干裏返り
GM
GM
GM:アカデミア温泉前線基地――露天風呂。
GM:石造りの浴槽は非常に広く、暖かな天然温泉と、そこから発せられる湯気に満ちている。
GM:君たち女性陣は、アカデミア温泉に元々存在した水着の中から自分に合うものを選び、それを着用して温泉に入ることとなった。
GM:露出度低めのヤツからバッチリしたヤツまで様々だ。
黒野 白雪:「……いいかい。今回の目的は、温泉を楽しむことじゃなく、ホワイトパンダを呼び寄せることだからね」 白雪(髪をアップでまとめ、バッチリした黒ビキニを着用している)が声を潜める
黒野 白雪:「体を洗ったりせず、いきなり温泉に入らせてもらう。本来はマナー違反だが……何、入っていたのはあの風紀委員だけということだし、問題にはならないだろう」
柳武歩:「くっ……サイズ合うのがこんなチャラい水着しか無かった……」
柳武歩:ブルーの地にトロピカルなフラワープリント柄のホルターネックビキニで縮こまっている。
黒野 白雪:「……柳武さん、君、意外と……」
星宮千佳:「すごーい! おとなー!」
星宮千佳:レモン色のビキニです。レンタル品……ではなく、自前!
柳武歩:「い…意外と何だよ!」視線から胸をかばう。
星宮千佳:学園島はハワイのようなところだと思っていたので、夏に着た水着を持ってきてました。
黒野 白雪:「…………生命を感じる体をしているね」 言葉を選んだ!
黒野 白雪:「千佳ちゃんはよく似合っているね。元気があって良い。子供はそうでなくては」
柳武歩:「そういう自分はなんかスラッとしやがって…!モデルかよ」
星宮千佳:「ねー、モデルさんみたい!」
黒野 白雪:「ふふ……褒めてくれて嬉しいよ。機能的なのさ。狩りをする獣のようにね」いっそ見せびらかすように
星宮千佳:「あゆみんもスタイルいいし、いいなぁ、うらやましいなあ」
星宮千佳:「あたしも、はやく高校生になりたいなぁ……」
柳武歩:「別によくないけどな…星宮も、すぐだって」口元までつかってぶくぶくしながら。
黒野 白雪:「千佳ちゃんも美人になるよ。生物学に精通した私が保証しよう」
黒野 白雪:「元気のある子は無敵だからね」
星宮千佳:「ほんと!」 ざばぁっと立ち上がる。
星宮千佳:「わーいわーい! ムテキムテキー!」
黒野 白雪:「ふふ……」 やがて目を閉じて
星宮千佳:「あたしがムテキの美人になったら、あゆみんと雪ちゃんをお嫁さんにしよっと!」
黒野 白雪:「ふふふ、それは楽しみだ。どんな美人になるかな、千佳ちゃんは……」
柳武歩:「二人ともかよ。両方同じくらい大事にできんのかー?大変だぞ」
星宮千佳:「ムテキだからだいじょぶでーす!」
黒野 白雪:「……二人とも、か」
黒野 白雪:「……二人とも、こんな作戦に付き合ってくれてありがとう」
星宮千佳:ぱしゃぱしゃ泳いで、歩ちゃんにしがみつく。
星宮千佳:「お?」
柳武歩:「あはは。ムテキじゃしょうがねーなー」千佳ちゃんをだっこしつつ、黒野さんを見る。
柳武歩:「何だ、改まって」
星宮千佳:だっこされながら雪ちゃんの方を向く。
黒野 白雪:「いいや? 言いたくなったことを言っただけさ。ふふ」お湯をかき分け、ゆっくりと二人の元へ
黒野 白雪:「この作戦が終わった後も、友達でいてくれるかな?」
星宮千佳:「……?」 意味がわからない、という感じで歩ちゃんの方を見る。
星宮千佳:「一度トモダチになったら、ずっとトモダチじゃないの?」
黒野 白雪:白雪の様子に、底知れぬ恐ろしさや悪意のたぐいは感じられない。むしろどこか、今までに見せなかったもの……不安のようなものが漂ってすらいると見てとれる。
柳武歩:「……そーだな。何も無ければ、それでいいと思うけど」
柳武歩:「何か心配事でもあんのか?」
黒野 白雪:「……ふ。いいや、いいや!大したことじゃないさ。私としたことが、臆病の風に吹かれてしまったね」
黒野 白雪:「それより今は、ホワイトパンダがやってくるのが待ち遠しい。それまでは……えいっ!」千佳ちゃんと歩ちゃんに横からしがみつく
星宮千佳:「ひゃわー!」
柳武歩:「わ!なんだよ黒野!ちょ、そこくすぐったい!」
星宮千佳:「あっははは! あはははは!」
黒野 白雪:「ふふふ、どうしたどうした? そこっていうのはどこかな?人間の被擽点、つまりくすぐりに弱いポイントは他の動物よりは限られているが――」
柳武歩:「ふっ、やめ、あははは!」
GM
GM
GM:平賀温泉、屋根上――
GM:ごうごうと吹雪のすさぶ中、君たちは屋根の上へと出ていた。
三ツ辻リク:「寒っ!やれやれ、ある程度平気とは言えキツイミッションを割り当てられたの」
平賀迅:「……見ての通り、ここにはちゃんとした柵がある。よってここに来た所でこの柵を舐めるだけで終わるのだが……」
平賀迅:平賀がその柵を掴んで持ち上げると、柵はいとも簡単に外れ……おお、露天風呂が一望できるではないか!
連城 夕太:「なっ……!?」
平賀迅:「こういうことだ。いざなればここから君たちを参戦させる……瞬時にな」
連城 夕太:「いやいやいや、今はそこ戻してください!あらぬ疑いをかけられるんで!」
平賀迅:「うん。私もそう思う」 柵を元に戻す
赤枝 東輝:「つーかこれ、普通に良くないんじゃないかよ……?」
連城 夕太:「ほっ……先輩が悪意の人間だったらどうしようかと……」
連城 夕太:「あっいや、俺は信じてましたよ?そんなことないって」
三ツ辻リク:「なるほど、これは男どもの覗き防止ちうわけじゃな。……ま、うん、今日は大サービス開放日とはいえ、今は閉じた方がいいな」
三ツ辻リク:「あらぬ展開になったら、わし、こわいもん」
平賀迅:「フフ……安心したまえ。もし悪意があったら、どうあれ君は今頃あの女子達の最中に送り込まれているとも」
平賀迅:「誤解なきように言っておくと、こんな杜撰な柵が取り付けられたのはつい最近のこと……この大寒気が襲ってきてからのことだ」
連城 夕太:「ひい……!お、恐ろしいことを……」
平賀迅:「それまでのアカミデミア温泉は、その手の対策は通常以上に万全だった。どのようなオーヴァード学生でも、露天風呂の端すら外部からは覗けなかったという……」
三ツ辻リク:「そりゃあ、まあ、な。こんな学校じゃし。下手に覗いたらそっちのが危ない場合もあるし」
連城 夕太:「ほへー……霧に化けるとか透明になるとか、オーヴァードはなんでもありですもんねえ」
平賀迅:「一説によれば、警備会社の最新セキュリティシステムのテストすら行なわれていて、迂闊に近付いた生徒がはちのすにされたという自業自得にして痛ましい事件も……」
連城 夕太:「はちのす」
三ツ辻リク:「しかし大寒波で……それすらもおぼつかなくなった、と?」
平賀迅:「その通りだ。こんな寒波、雪に風。アカデミアの建物の大半はこれほどの極限環境を想定していない」
連城 夕太:「つまり今なら……露天風呂に限らず、あちこちの建物がセキュリティ穴だらけ……?」
平賀迅:「鋭いな、夕太。結局の所、生徒全員の退去を速断したのは、そういう観点によるところもある」
連城 夕太:「あっ!褒められた!俺すごい!」
平賀迅:「研究棟が比較的南部に配されていたのはまさしく不幸中の幸い……いや、あるいはこれすら想定されていたことなのか……」 視線を落とし
三ツ辻リク:「なるほどの。まあ大寒波でその客足自体が遠のいてるのは皮肉じゃが・・・いや、そうか。そういう安全上の問題もあって、『敢えて』の退去って面もあるのか」
平賀迅:「そういうことだな。退去しない不良ども……つまりOWSC連も、その手の悪事を働かないのも、また幸いだった」
三ツ辻リク:「フゥーム。ま、どちらにせよ、いざとなればわしらがインターセプトできるっちゅうのはええことじゃこの場に限るがの!」
赤枝 東輝:「……なんでもいいけど、俺たちこの後どうすんの?その、パンダが来たら……」
連城 夕太:「そもそも本当に来んのかな……」大きくため息をつく。
連城 夕太:「……中の笑い声、こっちまで響いてきますねえ。吹雪ごうごう言ってんのに」
平賀迅:「いや、着実に接近してきている……私の感知能力に狂いはない」
連城 夕太:「平賀先輩……その感知能力って、どのくらい精密なんです?たとえば、その」ちらりと柵の方を見やる。
三ツ辻リク:「打ち合わせ通りじゃ。女衆が引きつけつつ、合図があればわしらが踏み込んで迎撃する。温泉の中心に調査隊が立ちパンダを迎え討つっちうやつじゃな」
連城 夕太:「温泉の中心……?」
三ツ辻リク:「……かしましいもんじゃな。ここは寒いが、それはそれである意味気楽でええわい」>中の笑い声
平賀迅:「…………」
平賀迅:「……接近速度が早くなっている。油断するなよ」
連城 夕太:「油断とかしたことないんで大丈夫です」
赤枝 東輝:「……だからその『踏み込んで』っていうのがさ……その……」 もごもご
三ツ辻リク:「うむ>温泉の中心 ……あいよ>油断」
赤枝 東輝:「……み、みんな水着じゃんか」
連城 夕太:「……小学生」東輝くんの肩に手を置く。
連城 夕太:「皆水着だけど……皆水着までなんだよ……!」
赤枝 東輝:「ワケわかんねえ……!」
三ツ辻リク:「あ、あー。『そこ』か。それは……考えとらんかったな」
連城 夕太:「というか、どうせならもっと他の女子も参加してほしかった……っ!そうだろ、小学生……」
赤枝 東輝:「わかんねえ……全然わかんねえよバカ……!」
連城 夕太:「ルルさんとか、ミナちゃん先輩とか……」
三ツ辻リク:「今更この場でどうこうも出来ん。ここはそうじゃな、海水浴か、温水プールに来たと思えばええ。大丈夫じゃ、慣れればカカシみたいなもんよ」
三ツ辻リク:「・・・多分な」
連城 夕太:「あ、でもUndineなら蒼ちゃん推しなんだよ。ミナちゃん先輩はなんていうか、おしとやかで大人しそうなイメージじゃん」
平賀迅:「…………」 探知に意識を集中しているようだ
連城 夕太:「ほら、静かに図書室で本とか読んでそうな……蒼ちゃんは華があるからさ……場を賑やかにするオーラっていうか……」
赤枝 東輝:「海水浴か温水プール……海水浴か……温水……」
赤枝 東輝:「無理でしょ……温泉じゃん!」
連城 夕太:「暉ちゃんはねーちゃん思い出すからちょっと……って、聞いてる?聞いてないな?OK」
平賀迅:「……! 来る。敷地内に入ってきた……!」
三ツ辻リク:「マジか!そういうもんか!ええい、なら……!」
連城 夕太:「Und……違う、パンダか!」
三ツ辻リク:「……すまん、赤枝。時間切れじゃ」
赤枝 東輝:「く……っ!」
GM
GM
GM:再び、露天風呂。
GM:歩ちゃんと千佳ちゃん、白雪がわちゃわちゃしていると、ガササ、という何かをかき分ける音が聞こえた。
星宮千佳:「……!」
黒野 白雪:「……来たね。あとは、私たちがどういう風に彼らに映っているかだ」
星宮千佳:「……もうちょっとお色気だしたほうがいい?」
柳武歩:「いやいやいや……パンダのツボなんかわからんぞ」
星宮千佳:がんばって片脚だけ温泉から出したり、女豹のポーズっぽくお尻を突き出したりしてます。
柳武歩:「ちょっ、星宮!やめなさい!めっ!」
星宮千佳:「お、おいろけ作戦がー!」
黒野 白雪:「いいや、大丈夫。彼らにとって大事なのは、どちらかというと……匂いだ。フェロモン、と言い換えても良い。視覚的アプローチにあまり意味はない……」
柳武歩:「お前それ先に言えよ!?」
黒野 白雪:「これを言うと……ふふ……また怒られてしまうかもしれないが……防寒着を着込んで吹雪の中を強行軍した私たちは……はっきり言って十分な魅力がある!」
星宮千佳:「汗かいたから?」
柳武歩:「ホントに……ホントこいつ……」ゲンナリした顔
黒野 白雪:「そうとも! 体を洗わないで温泉に入ったのも、むしろそちらが本命の目的……来る!」
GM:バキバキ、と柵を破り倒し、のっそりと白い毛の塊が姿を現します。
GM:クマほどではない、されど人間にとっては間違いなく脅威となるサイズ。純白の前身に、茫洋とした眼……
星宮千佳:「…………パンダだー!」
GM:――ホワイトパンダ。
黒野 白雪:「よしッ! あの目……見れば分かる。興奮だ! あとはあいつを捕まえれば良い!」
柳武歩:「近くで見ると思ったよりでかいな」相手は紛れも無く野生の獣だ。立ち上がって身構える。
GM:白雪は首から提げていたホイッスルをピュイッと吹きます。他二名も現れてくれて構わない!
星宮千佳:『のぞいていいよ』という旗を《万能器具》で錬成して、ぶんぶんふってます。
連城 夕太:「風紀委員だ!神妙にお縄に……」柵から中に飛び込んでくる。
黒野 白雪:「問題は数……一頭だけでこれほどの強行にでることは考えづらい。場合によっては一頭を捕え、その後すぐに処理を行なう必要がある……」
連城 夕太:「か」
連城 夕太:「かわいくない!!こいつパンダなのにかわいくない!」
黒野 白雪:「フフ……私も興奮してきた……この一分一秒コンマ一秒、汗の一滴すら結果を競う、実験! さあ、頼むよ……歩ちゃん、千佳ちゃん! あと男子!」
連城 夕太:「えー……!パンダって模様取るとこんなに目ちっさいの……!?」
柳武歩:「かわいさ、重要じゃねえだろが!この状況で!」
三ツ辻リク:旗とホイッスルを合図にダイナミックエントリー!
連城 夕太:「かわいい方がいいじゃないですか、パ……ン、ダ……」歩先輩の方を見て、急激に語気が萎む。
連城 夕太:「いや、あの、なんでもないっす。何もないっす」さっと視線をホワイトパンダに戻す。
三ツ辻リク:「よっしゃ出番じゃな!そこなパンダ!神妙にお縄に・・・えっ何あれパンダ?パンダなの!!?」
三ツ辻リク:「怖いんじゃけど・・・!!」
連城 夕太:「小学生……たかが水着、されど水着だったな……」
赤枝 東輝:「連城のエロ! バカ! バカエロ!」
柳武歩:「おい!何だ今、何言った連城!こら!」お湯の中にしゃがみ込みながら抗議!
柳武歩:「三ツ辻も今更ビビってんじゃねー!」
星宮千佳:「んもー! なにぶつぶつ言ってるの!」 普通にお湯から出てきて連城くんと三ツ辻くんをぺちぺち叩く。
連城 夕太:「すんません……ほんと、パンダに集中するんで……ごめん……」
星宮千佳:「戦うときですぜ!」
星宮千佳:「あっ、なるべくみねうちね!」
三ツ辻リク:「お、おうそうじゃな!わかった、わかったわい!」ぺちぺちたたかれつつ
連城 夕太:「パンダ、みねうち、パンダ、みねうち、パンダ……」ぶつぶつ口の中で唱える。煩悩退散!
三ツ辻リク:「パンダだろうがおっかなかろうが!猛獣じゃからな!ぶち転がすたるわい!みねうちでな!」
連城 夕太:「……リク先輩」
連城 夕太:「俺がダメだったらよろしくお願いします」
三ツ辻リク:「い、今更弱気になるんじゃあない!ええーと(歩ちゃんと連城くんを交互に)(何となく察し)取り敢えず戦うぞ!骨は拾っちゃるわい!」
GM:それじゃあミドル戦闘が始まりますので、この戦闘のルールを説明します。
GM:この戦闘の目的は『白雪が血液と毛のサンプルを採取し、ホワイトパンダを制御する実験を成功させること』です。
GM:なので、一体のホワイトパンダを戦闘不能にした上で、その次のラウンドのクリンナップフェイズを迎えれば、戦闘は終了します。
GM:また、1ラウンド目には2体のホワイトパンダが登場していますが、2ラウンド目以降にはセットアッププロセスでさらなる数のホワイトパンダが登場することを留意しておいてください。
星宮千佳:さらなるパンダ!
GM:パンダがパンダを呼ぶ決戦なのだ
GM:それでは戦闘を始めましょう。彼我距離は10m!
GM:[ホワイトパンダ1/ホワイトパンダ2] -10m- [柳武歩/星宮千佳/三ツ辻リク/連城夕太]
GM
GM:◆1R
GM:◇セットアッププロセス
GM:該当行動ある方はどうぞ。パンダどもはなし!
柳武歩:ありません
星宮千佳:ないです! こいつははちのすしかできない(あとAランクサポーター)
連城 夕太:なし!
三ツ辻リク:ないです!
GM:セットアップないマンズ!
星宮千佳:さみしい
GM:ホワイトパンダたちは柵を割り倒して温泉に入り、興奮状態にある……キレた獣だ。
GM:そしてその背後には、更なるホワイトパンダがいる!
黒野 白雪:「とにかく一頭無力化して、時間をくれ! そうしたら私がなんとかする……!」
星宮千佳:「ううーん、スニッカーズもってくればよかったなぁ」
黒野 白雪:「今の千佳ちゃんはスニッカーズよりずっと魅力的なのさ……!」
星宮千佳:「きゃーっ!」
柳武歩:「喜ぶところなのか…」
GM:という訳でラウンド進行に進みましょう。千佳ちゃんと連城くんは同行動値! どうする?
連城 夕太:じゃあ先にやります!
星宮千佳:なんか連城くんの攻撃一発でおわりそうな気がするので、特にこだわりがなければゆーた兄ちゃんからでいいですw
連城 夕太:まだ80%未満だからそんな火力でもないけど!
連城 夕太:というわけで!
連城 夕太:マイナーアクションで《赫き剣》《破壊の血》《リミテッドイモータル》。HPを8点消費して武器作成、HP8点回復。
連城 夕太:侵蝕65→71
連城 夕太:メジャーで《コンセントレイト:モルフェウス》《サンドシャード》
星宮千佳:ここだ! Aランクサポーター!
星宮千佳:連城君の判定ダイスを+2個します。
連城 夕太:わーい!助かる!
星宮千佳:星宮千佳の侵蝕率を+2した(侵蝕率:71->73)
星宮千佳:「にーちゃんにーちゃん! あたしが手伝ってあげる!」 横手からしがみつく。
星宮千佳:「なにかほしいのある? ある?」
連城 夕太:使用武器は今作ったやつで攻撃力26、対象はホワイトパンダ2体!
星宮千佳:「なんか作ってあげる!」
連城 夕太:「じゃあ、えーっと」
連城 夕太:「フェンス!パンダが逃げないように!」
GM:判定どうぞ!
連城 夕太:判定いきます!
星宮千佳:「よしきたーっ!」 即席の檻を作ってぺぺっとなげつける!
連城 夕太:10dx8+7
DoubleCross : (10R10+7[8]) → 10[1,2,2,2,2,2,7,8,8,10]+10[3,6,10]+5[5]+7 →32

GM:イベイジョン14!ダメージどうぞ!
星宮千佳:やった!
柳武歩:つよ…
連城 夕太:26+4D10 もろもろ有効!
DoubleCross : (26+4D10) → 26+26[8,5,6,7] → 52

連城 夕太:いい出目!
三ツ辻リク:ヒェーッ!
柳武歩:つっよ…
GM:ホワイトパンダ1が《氷雪の守護》《吹雪の守護》。自身とホワイトパンダ2のダメージを軽減します
GM:4d10
DoubleCross : (4D10) → 25[8,5,6,6] → 25

連城 夕太:なっ、けもののくせに!
GM:けものはいてものけものはいないのだ!とはいえちゃんとダメージは入っているのでご安心を……
連城 夕太:「いっくぞオラー!!」左腕を振りかざし、頭上に大量の血液を噴き上げる。それはそのまま大小無数のブロックになり——
連城 夕太:「みねうちぃ!!」逃げ場を失ったホワイトパンダの頭上に振り下ろされる!
星宮千佳:「みねうち……かな……?」
ホワイトパンダ:「!!!」 興奮状態のホワイトパンダは前進を止めない!身体に纏わり付いていた氷雪を明確な敵意ある攻撃へ飛ばし、その威力を相殺する!
連城 夕太:「刃はないから、たぶん……」
連城 夕太:侵蝕71→77
ホワイトパンダ:降り注いだブロックは確かにホワイトパンダの体力を削っただろう。だが……まだまだだ!
GM:続いて千佳ちゃんです。どうする?
連城 夕太:「パンダのくせになまいきだ!」
星宮千佳:パンダ、まさかまだ生きているとは・・・
星宮千佳:「ならばあたしがミネウチだー!」
三ツ辻リク:さすがホワイトなパンダ・・・
星宮千佳:行動します。マイナーで《ハンドレッドガンズ》《ダブルクリエイト》!
GM:言っとくけど、ちゃんと《生命増強》とか積んでるからねw
GM:来るがいい!
星宮千佳:両手にガトリングガンを錬成。雪の壁を壊した時よりも……巨大で、ごつい!
星宮千佳:星宮千佳の侵蝕率を+8した(侵蝕率:73->81)
星宮千佳:おおっ、80をこえた
星宮千佳:メジャーでコンボ『はちの巣だーっ!』。《コンレントレイト:ノイマン》《マルチウェポン》、そしてオートで《パーフェクトコントロール》。
星宮千佳:コンセントレイト!
GM:くるがよいぞ!
星宮千佳:えーと、ちょっと待ってください。技能が160点版であがってて・・・あと、サイドリールがあるから・・・
星宮千佳:8dx8+8+3+10 こうかな!
DoubleCross : (8R10+8+3+10[8]) → 10[2,2,3,6,8,8,10,10]+10[3,3,6,8]+7[7]+21 → 48

柳武歩:た、高っ
連城 夕太:高い!
GM:ヒエーッ
星宮千佳:あ、対象はパンダ1にします。どっちでも変わらないけど・・・
三ツ辻リク:な、なんて・・・!
GM:ダメージどうぞ!
星宮千佳:6d10+26 サイドリール効果でダメージが+1d。装甲とかが有効です。
DoubleCross : (6D10+26) → 39[4,8,6,8,6,7]+26 → 65

星宮千佳:星宮千佳の侵蝕率を+9した(侵蝕率:81->90)
GM:パンダ2がパンダ1に《氷雪の守護》……!
GM:4d10
DoubleCross : (4D10) → 20[9,1,6,4] → 20

GM:altu
星宮千佳:いい出目!
GM:無理です。しにました。
星宮千佳:みねうち!
柳武歩:やったー!
連城 夕太:なむぱんだぶつ
GM:みねうちされました!
星宮千佳:「いくよー! いくよーっ!」 ……ガシャコ!
三ツ辻リク:みねうった!
星宮千佳:「これが! あたしの! 本気のーっ!」
星宮千佳:「はちのすだーっ!」 ギャガガガガガ!
星宮千佳:両手のガトリングガンから吐き出される実弾なのか念弾なのか分からないタイプの弾幕は圧倒的破壊力の小宇宙!
連城 夕太:「おおっ……」
連城 夕太:「み、みねうちは!?」
ホワイトパンダ:「! ! ……!?」先ほどと同じように体表についた氷雪で総裁しようとするが、受けきれない!
柳武歩:「す…すげえ…絶対食らいたくない」
星宮千佳:「あっ」
三ツ辻リク:「パンダにちょっぴり同情するわい。これが本土のチルドレンか・・・」
星宮千佳:「……あたしがみねうちって考えればミネウチになるから、大丈夫!」
星宮千佳:「たぶん!」
星宮千佳:言葉に合わせて、実際に貫通力のないゴム弾みたいな炸裂音に変わってます。死なないけど、痛い!
連城 夕太:「……なるほど!」
ホワイトパンダ:千佳ちゃんの弾幕をこらえ切れず、気力を削りきられパンダは倒れ伏します。
星宮千佳:「やったー!」
星宮千佳:「モルフェウスさいきょーっ!」
黒野 白雪:「よくやった……!」 そこへ白雪が接近し、倒れたパンダを温泉に引きずり込む!あとは彼女が良い感じにサンプルを回収することでしょう……
星宮千佳:水着のままでぴょんぴょん跳ねる。
GM:とはいえホワイトパンダにそんな事情は通用しない。まだまだ来るぞ!とりあえず今は歩ちゃんの手番だ!
黒野 白雪:「あ、ちなみに遭遇したばかりの時は怖くないが、一旦足を止めると(マイナーアクションが使える状態だと)『氷の鉤爪』が来るかもしれない! あれはかなり痛いから気をつけて!」
星宮千佳:「ポケモンで、きあいだめしてから攻撃してくるかんじ?」
連城 夕太:「きゅうしょに当たっちゃう」
黒野 白雪:「うーん、よく知らないがそうかもしれない……よしよし、血は間違いないな」
柳武歩:ではマイナー《インフィニティウェポン》。武器を作り、器物使いで一体化します
柳武歩:侵蝕69→71
柳武歩:メジャー《コンセ:モルフェウス》《カスタマイズ》《伸縮腕》《咎人の剣》で攻撃。
黒野 白雪:ざっくり来るな……氷雪の守護は1ターン1回だよ! 判定どうぞ!
柳武歩:11dx8+1
DoubleCross : (11R10+1[8]) →10[2,5,6,6,6,6,8,8,8,9,10]+10[2,3,4,4,10]+1[1]+1 → 22

星宮千佳:でもイベイジョンは超えたぞ!
GM:その通りだ。ダメージをどうぞ!
柳武歩:ダメージ!
柳武歩:3d10+21
DoubleCross : (3D10+21) → 24[6,10,8]+21 → 45

柳武歩:装甲は有効
連城 夕太:いい出目!
三ツ辻リク:高い!
GM:バッチリだ! これでホワイトパンダ2も倒れます
三ツ辻リク:やた!
柳武歩:足元のお湯を蹴りあげて手を突っ込むと、引き抜いた時には鈍い銀色の筒が握られている。
柳武歩:愛用の武器、鉄パイプ!
柳武歩:「加減は得意じゃねえ。多少痛てェのは勘弁してくれ!」
柳武歩:その場で放った突きがまっすぐに伸び、ホワイトパンダの足を打つ。
柳武歩:侵蝕71→81
ホワイトパンダ:「!!!」 スネをしたたかに突かれたホワイトパンダは悶絶!その場に倒れ込み温泉へドロップシュートだ!
星宮千佳:「て……」 目をまんまるにする。 「鉄パイプだー!?」
星宮千佳:「やっぱり不良なのかなぁ……?」
星宮千佳:『あゆみん』『咲偉狂』の旗をふって応援してます。
柳武歩:得物を頭上で一度大きく回し、脇に抱える。
連城 夕太:「おお、すっげー!歩せんパ……っ、い……」鉄パイプを握る歩ちゃんに視線をやり、思わずそらす。
連城 夕太:「すげーっす、ちょうかっこいいです」目をそらしたまま言う。
三ツ辻リク:「何じゃい何じゃい、お株を奪われてしまったのぉ」
星宮千佳:「もう! 応援するときは、ちゃんとあゆみんを見て応援しなきゃだよ!」
柳武歩:「よーしよし。次が来るまで時間あるな。あとは黒野次第……」
柳武歩:あわてて再度しゃがみ込む。
柳武歩:「見なくていい!」
三ツ辻リク:「わしよりよっぽど番長っぽいわい、柳武の」
連城 夕太:「ちょっと待って、想像以上だったから……ちょっとダメ」顔を覆って背中を向ける。
三ツ辻リク:視線は出来るだけ逸らしてやりつつ
連城 夕太:「リク先輩……みょーに慣れてる……」
三ツ辻リク:「む。むむ……そうかのぉ。わしにはそこの所、よくわからんわい。カカッ」>慣れてる
星宮千佳:「これでおわり? おわりかな?」
GM:よし分かった。気が変わりました。せっかく敵をすみやかに全滅できたしね。
柳武歩:えっ
GM:三ツ辻くんがすぐさま10m先、つまりホワイトパンダ出現地点に向かい、【肉体】判定(固定値は【肉体】技能で最大のもの)で)で9以上出せば柵を一時的に復旧させ、1ラウンドは凌げることにします。
星宮千佳:マインクラフト!
GM:ただし失敗したら次のラウンド、すぐそこにホワイトパンダが現れ、三ツ辻君は強力な集中攻撃を受けるだろう……!
星宮千佳:バイオハザード!
三ツ辻リク:ええっ
三ツ辻リク:いいじゃろう、やる!
GM:では宣言をどうぞ!
三ツ辻リク:パンダのポイントに向かうよ
三ツ辻リク:マイナーで戦闘移動、10m動く!
星宮千佳:サポーターはもう使えない……! がんばって!
三ツ辻リク:そしてメジャーアクション、柵を閉じる!
GM:判定どうぞ!
三ツ辻リク:技能は〈二輪〉、2だ
三ツ辻リク:コンセントレイトは持ってないので、クリティカルは素。いくぞ
三ツ辻リク:6dx+2
DoubleCross : (6R10+2[10]) → 9[3,5,5,6,8,9]+2 → 11

柳武歩:おおー!
三ツ辻リク:やった!
星宮千佳:すごーい!
星宮千佳:ほう二輪の経験が生きたな
連城 夕太:グッド!
GM:見事に通した……!では君は、倒された柵の元へ到達する。後続のホワイトパンダ……両手の指では足りないほどにいるだろう……彼らは目と鼻の先!放置していればすぐに襲いかかってくる!
三ツ辻リク:「まっ……ずいの!」柵の外のホワイトパンダを目にし言う。ヤバい!
三ツ辻リク:「じゃがの、今日はかわいくないパンダと遊んどる暇はないんじゃ!」
GM:ごふ、とホワイトパンダの喉の奥から凶暴な呻きが漏れる。
三ツ辻リク:柵の装置に直に手を突っ込む!二輪のバッテリーを充電する要領だ、そこに電撃を流し込んで……強引に動かす!
GM:り、律儀な技能活用!
三ツ辻リク:バリバリバリ!放電の光と共に柵が動いて、閉まるぞ
GM:総天然素材の柵はビシビシと動いて立ち、今まさに襲いかかってこようとしたホワイトパンダの鼻面を打ち、阻んだ!
星宮千佳:「おわー! すごーい!」
星宮千佳:「にんげん発電機だー!」
連城 夕太:「すげー!便利!」
三ツ辻リク:「ふぅー。この雪がやんだら相手になってやるわい。今日の所は帰っとき」
GM:……とはいえ、柵の向こう側からホワイトパンダの暴れる音が聞こえる。総天然素材の柵ではほどなく破壊されるだろう……!
三ツ辻リク:「カカカッ、こういう時には便利じゃな、この体も」
GM:だが、君たちはすでにこの戦いの勝利条件を満たしている……すなわち!
柳武歩:「黒野!」
黒野 白雪:「……やあ。よく彼らを押さえてくれた」
三ツ辻リク:「……おっと、でも長くはもたんか。早い所退避じゃ、退避」
黒野 白雪:黒野白雪は薄い笑みを浮かべている。その手には注射器。内容物は赤い液体。
星宮千佳:「あれは……!」
星宮千佳:「えっと……どうなるんだっけ!」
連城 夕太:「パンダがエッチに!」
黒野 白雪:「これでもう安心だ。ホワイトパンダは、もう私の言う事を聞くようになる。北を目指すに当たっての脅威には成り得ない……そして」
黒野 白雪:「……私の本当の姿を、見せる時が来た」
GM:白雪が注射器の内容を自らの静脈に注入する。彼女の身体が粟立つように震え……
柳武歩:「……なに?」思いもよらない展開に困惑する。
GM:水着の紐が――解ける――!!
連城 夕太:「おおっ!?うわ、あわわわ!!」
三ツ辻リク:「! おい、黒野さん——!!」
星宮千佳:「ええっ!」
連城 夕太:一瞬だけガン見!そして目をそらす!
星宮千佳:「ゆ……雪ちゃーん!?」
星宮千佳:「……はっ!」
三ツ辻リク:弾かれたように動く。電撃のように跳んで黒野さんに殴りかかり——逆に弾き飛ばされる!!
星宮千佳:—— 黒野白雪:「協力してくれる人が欲しい。けれど、私の知人の中でも人の型をした者は、あまり探索に向いていなくって」
三ツ辻リク:「——が、はっ!!」湯舟に叩きつけられるわし!
星宮千佳:「ま、まさか……まさか……?」
星宮千佳:「雪ちゃん……!」
柳武歩:「……そういう事か。友達でいてくれるか、なんて聞いたのは」
GM
GM
GM:……短い足。ずんぐりとした胴。太い腕。小さな眼。丸い耳。純白の毛並み。
GM:先ほどまで黒野白雪が立っていた場所に、今立っているものはそれである。まさしく全身白色のパンダである。傍らには、空になった注射器が落ちている。
星宮千佳:「ぱっ」
星宮千佳:「パンダだーーー!?」
GM:白色パンダは三歩ほど前進し、今まさに露天風呂へ乱入してこようというホワイトパンダを睨めつける。
GM:彼らは見る見る内に戦意を失い、しかし逃げるでもなく、ただその場で大人しく、丸くなって座っている。
黒野 白雪:「……もう大丈夫だ」白パンダの口から漏れるくぐもった声は、確かに人の言葉を形作る。
連城 夕太:「喋った……」
黒野 白雪:「偽称フェロモンは完成し、私の血肉に行き渡った。私はこれで、彼らの母パンダにして妻パンダ、そして女王パンダを装うことができる」
連城 夕太:「黒野先輩……なんですよね……?」
連城 夕太:「ということは、今……」白パンダ先輩の足元に落ちた水着を見る。「……裸!」
三ツ辻リク:「げほっ、げほげほ……パンダじゃと?」
黒野 白雪:「……あまりまじまじと見ないでくれ」 太い腕手で顔の半分くらいを隠す「そうだとも。ズーキーパーVII。私こそは黒野白雪――」
柳武歩:無言で連城君の後頭部にチョップを入れる。
連城 夕太:「へぶっ」
三ツ辻リク:裏切っていなかった!ので、単に足を滑らせて温泉に突っ込んだ事になったわし(ごめんね黒野さん!)、体を起こして驚く
黒野 白雪:「……そっちか。ああ、気にしないでいいよ。これがほら、私的には服みたいなものだから」 自分の毛皮を軽く引っ張って見せ
連城 夕太:「ああ、よかった……今度こそアウトかと思った……」後頭部をさすりながらため息をつく。
連城 夕太:「パンダ姿見て捕まったらさすがになんというか……悲しいから……」
黒野 白雪:「ああ、何故だかさっき変身過程でほぼ裸の私に突っ込んできた三ツ辻くん、怪我はないか? さすがにあのタイミングは乙女の恥じらいが働いて、変形しかけのパンダアームで全力パンチしてしまったが……」
連城 夕太:「黒野先輩、前置きが長いし説明が遅いんですよ」
連城 夕太:「ちゃんと言ってくれたら心の準備も出来たのに……」
柳武歩:「さすがに驚いたけど、このガッコじゃそこまで珍しい事じゃないんだった」
柳武歩:「えーと、レネゲイドビーイング?アニマルオーヴァードってのはまた別なんだっけ」
三ツ辻リク:「いや、その……すんません黒野さん、何かえろう(えらい)禍々しい空気を感じて反射的に殴りかかってしまいました……」
黒野 白雪:「……すまない。けれど、どうしてもね。本来の姿はあまり好きではないし……少し、怖いのさ」 また自分の顔を隠すようにして
三ツ辻リク:「100パーわしの不手際なんで、大丈夫す、わしのことは気にせんといてください」
連城 夕太:「俺も美人の先輩の方が好きですけど」
黒野 白雪:「EXオーヴァード。人間のキュマイラ因子を得た、アルビノのジャイアントパンダの、メス。そういう風に分類されるのが適切だと思う」
星宮千佳:「あ、あのあの」 手を挙げる。
星宮千佳:「つまり雪ちゃんは……もともとパンダさんだけど、女王様じゃないけど、今は女王様になってて、ってことだよね?」
星宮千佳:「フェロモンが失敗しちゃったわけじゃないよね?」
星宮千佳:「失敗してパンダの姿になっちゃった、とかじゃなくて……雪ちゃんは雪ちゃんなのは、かわらないんだよね?」
黒野 白雪:「では、気にしない。……うん、そうだね。千佳ちゃんは賢いな」
黒野 白雪:「実験は間違いなく成功した……人間の思考能力、導かれる成果は素晴らしい!」両腕を広げ、おとなしくなったホワイトパンダたちの群れを見せ
星宮千佳:「ほっ」
星宮千佳:「よかったあ~。雪ちゃんが雪ちゃんなら、なんも変わらないね!」
星宮千佳:「あたしは雪ちゃんのゴエーだし、おともだちです!」
連城 夕太:「それはすごいんですけど」
星宮千佳:雪ちゃんに抱きついてもふもふしてます。
連城 夕太:「先輩がパンダなら別に女子三人でお風呂入る意味は……いや、でも俺的には有意義だったけど……」
黒野 白雪:「……千佳ちゃん」少し驚きで硬直するが、すぐに千佳ちゃんの頭を肉球でぽむぽむし始める
柳武歩:無言で連城くんにチョークスリーパーをかける。
三ツ辻リク:「そうじゃな、前の別嬪さんスタイルも悪うなかったけど、こっちもモコモコかわいらしくてええように見えるわい」
星宮千佳:「えへー」 背後で連城君が凄い事になってるのには気づかない。
連城 夕太:「ふぐえっ……ギブ、無理無理無理……し、じぬ゛……」
黒野 白雪:「今となっては、そうだね。だが……やはり、この姿を見せて拒絶されない可能性が排除しきれない以上、最後の最後である今、必要になる瞬間まで、万全を期しておきたかったのさ」
黒野 白雪:「ふふ。そう言ってもらえるなら何より。人の型の方が好きだが、どちらも私の愛する私だからね」
赤枝 東輝:「…………」この中では一番事態についていけてないが、他の四人が落ち着いているので、ギリギリ冷静に事態を受け止められている
黒野 白雪:「……でも本当。終わってみれば、どうということはないな。連城くんの言う通り……もっと早く、本当のことを話しても良かったかもしれない」
柳武歩:その言葉に合わせて、連城君を解放する。
三ツ辻リク:「大丈夫か赤枝の。ちょっと温泉浸かってゆっくり考えてみるか?温泉卵も美味いらしい話じゃぞ」
黒野 白雪:「生まれついての異種ゆえ、というより、重ねた虚偽のために拒絶される恐ろしさ、それだけは最後の最後まで晴れやしなかった……」
星宮千佳:「……わかる!」
星宮千佳:「わかるよ。あたしも、わかる」
連城 夕太:「げほ、ごほっ……ほほう」
赤枝 東輝:「い、いや別に……いいよ。いや、俺は全然、わかんねえけど、みんな落ち着いてるし……大丈夫なんだろ?」
星宮千佳:「事件で……クラスの子にオーヴァードだって話さなきゃいけなかった時、すごい勇気が必要だったもん」
星宮千佳:「隠してたことを話すのは、こわいよね。あたし、わかるよ。雪ちゃん」
星宮千佳:「ありがとね。怖くて不安だったのに、めのまえでパンダさんになってくれて」
星宮千佳:ぎゅむーっと雪ちゃんに抱きついて背中をポンポンします。(手が届いていない)
三ツ辻リク:「おお。おお、そうか。そうじゃな、大丈夫じゃ。ちょっと見てくれがでかくモフモフになったが、黒野さんじゃぞ」
柳武歩:「ああ。見せたくない姿見せてまでやり遂げてくれたんだ。ありがとうだよ、黒野」
黒野 白雪:「千佳ちゃんにもそんなことがあったんだな……ありがとう、分かってくれて」肉球が背中をぎゅっとする
連城 夕太:「俺はそういうの、全然分かんないんですけど」
星宮千佳:「えへへへ」
連城 夕太:「なんか……全然分かんないのが申し訳ないです」
赤枝 東輝:黙って連城くんに頷きつつも、何か思案するような面持ちでもある
黒野 白雪:「三ツ辻くん、柳武さん……ありがとう。連城くんも赤枝くんも。そう言ってくれるだけで十分さ」
連城 夕太:「最初から言ってくれればいいのに……っていうのはシンプルすぎるんですよね、多分」
連城 夕太:「……むつかしいな」
連城 夕太:「……あっ!それと!!」
三ツ辻リク:「わしも……わしも正直その辺りはピンと来ない、っちうか、自分自身のことについてもふわふわした認識で申し訳ないんじゃが」
三ツ辻リク:「黒野さんがえらい勇気を出してえらい(スゴイ)事してくれたのは分かるぞ!へへっ、これで百人力じゃな!」
連城 夕太:「これ、終わったら元の姿に戻るんですよね!?パンダもいいけど、正直黒野先輩の顔はめちゃくちゃタイプなんで……」
連城 夕太:「できれば、もう一度見たいなーって……あの……」
黒野 白雪:「ふ……」 連城くんの問いには笑みだけを返し
柳武歩:「本当にストレートだなこいつ…」
三ツ辻リク:「ぬしのぉ……」全く仕方ない奴じゃ的な眼で
黒野 白雪:「ああ。それでは」 千佳ちゃんをそっと離し、パンダたちに向き合う「させた甲斐がどの程度『えらい』ものか、今から見せてあげよう……どれ」
連城 夕太:「えっと」
連城 夕太:「……今言うことでもなかった、ですね、ハイ」
GM:白雪(パンダ)が腕を振るって何か吠えてみせると、大人しくしていたパンダたちが立ち上がる。
GM:彼らは自ら、倒した柵の外へと出ると、その倒した部分をよいせよいせと元に直してみせた。もちろん、ちゃんと柵として機能させるには、人の手を入れる必要があるだろうが……
黒野 白雪:「……よし。これくらいの作業ならできる。ちゃんと待機も、しているね」
連城 夕太:「おお……色気に惑わされてる……」
柳武歩:「すげえ。ホントに完全に言う事聞くんだな」
三ツ辻リク:「マジ女王様じゃな……」
黒野 白雪:白雪は君たちを振り返る「そうとも。そして彼らは寒さに強く、攻めは遅いが、守りに長けている。……ここから先に進むのに、えらく役に立つと思わないかな?」
星宮千佳:「もふもふしててあったかそうだしね!」
星宮千佳:「いっしょに来てもらう? ってこと?」
連城 夕太:「パンダの手も借りたいです、ぜひ」
三ツ辻リク:「(役に)立つぞ!こりゃ頼もしいわい!」
柳武歩:「第二調査隊の戦力アップってわけだな」
黒野 白雪:「そう。日向に影に、必ず役立とうとも」
柳武歩:「よぉし。こっから先は仮面の連中とOWSC連がやりあってる危険地帯って話だが、パンダの手伝いで切り抜けてやろうじゃねーか」
GM:という風に話していると、屋内から声が届きます
星宮千佳:「んぉ?」
平賀迅:「事態は済んだな? では戻るといい! 急ぎの用事ではないが……」
三ツ辻リク:「よっしゃ、それじゃあ準備と休息が済んだら、早速向かおうかい。歌織さんもきっと待っ……むむ?」
星宮千佳:水着のままで寒いので、温泉に口元まで浸かってます。
星宮千佳:「なになに? なにかありましたか?」
平賀迅:「お前達の客(OWSC連メンバー)が、目を覚ましたぞ!」
星宮千佳:「!!」
星宮千佳:「のー!」
連城 夕太:「尋問の時間だ!」
星宮千佳:身体も拭かずに走っていく。また暴れられたら嫌だ!
星宮千佳:「ジンモンだー!」
星宮千佳:手錠も錬成する!
連城 夕太:「洗いざらいだー!」
柳武歩:「ちょっ待て星宮!着替え!」
三ツ辻リク:「おお。そりゃちょうどええな。話を聞かせてもらおうかい」千佳ちゃんの後に続く!
連城 夕太:千佳ちゃんと一緒に走っていく。
柳武歩:「その格好で行くなあー!」
黒野 白雪:「……ふふ。本当……変わらないで、いてくれるんだね」」
赤枝 東輝:「……」
三ツ辻リク:「あ、嬢ちゃん服は着とけよ!風邪引くぞ!」自分もびしょ濡れだ!
GM:ではシーンを区切ります。調達はないです。ロイス取得変更等あればどうぞ!
星宮千佳:雪ちゃんをSロイス指定します。
星宮千佳:シナリオロイスを、Sロイスに! ズッ友だよ!
柳武歩:おおー
GM:Pフレンド(パンダフレンド)!
柳武歩:こちらは変更特になし!
星宮千佳:-雪ちゃん!/"ズーキーパーVII(セブン)"黒野 白雪/○信頼/劣等感/ロイス
→ -パンダの雪ちゃん!/"ズーキーパーVII(セブン)"黒野 白雪/○大信頼/劣等感/Sロイス

連城 夕太:黒野先輩へのロイスを 敬意○/隔意 に変更!
三ツ辻リク:色んな人に取りたい気持ちはあるけど、ここは深山ユキさん部長に取ろう。遺志/悔悟○だ!
三ツ辻リク:死んでないけどね!!
星宮千佳:あっ、調達なしか
星宮千佳:じゃあ以上です
連城 夕太:こちらも以上!
三ツ辻リク:以上す!
GM:ではシーンを切ります



GM:◆Middle 6 シーンプレイヤー…三ツ辻リク
GM:多分これも分けた方が良いんだろうなと思いつつ、このシーンではOWSC連合部員と話した後、赤枝東輝の話もあります。なんで、歩ちゃんも登場必須です。他二名は任意!
柳武歩:OK
三ツ辻リク:よっしゃ!
星宮千佳:やすみます!しんじゃう!
連城 夕太:1d10+77 登場!
DoubleCross : (1D10+77) → 1[1]+77 → 78

柳武歩:1d10+81
DoubleCross : (1D10+81) → 2[2]+81 → 83

三ツ辻リク:1d10+78
DoubleCross : (1D10+78) → 5[5]+78 → 83

三ツ辻リク:1引いて82!
GM:君たちが休憩室(スーパー銭湯とかにある畳敷きのああいう所)に向かうと、君たちに襲いかかってきたOWSC連の中でもリーダー格であったバイアスロン部部長『冬の狩人』が目を覚ましていました。
GM:彼は大人しい様子で胡座をかいて座っていましたが、君たちがやってきたのを見るとふいと目を逸らします。
連城 夕太:「風紀委員だぞー!恐れよー!」
バイアスロン部部長『冬の狩人』:「……迷惑をかけたな」
連城 夕太:その正面にどかっと座り込みます。
GM:完全服従という感じではありませんが、少なくとも今何かをしでかしそうな気配はない。
連城 夕太:「うむ!とても迷惑!」
連城 夕太:「ショクンには第一調査隊への職務執行妨害を含めた複数の嫌疑がかかっています!お分かりですな!」
柳武歩:「なんか異様にイキイキしてるなこいつ…」
バイアスロン部部長『冬の狩人』:「その嫌疑を否定する余地はない……否定する者もいないだろ」
三ツ辻リク:「おうおう、ほんまじゃほんまじゃ。後のお裁きは覚悟せえよ」畳敷きのへり(段差になってる所)にこしかけつつ
連城 夕太:「うむうむ、よろしい!」風紀委員らしい仕事なのでテンションが上っている!
柳武歩:「あっ三ツ辻もあんまり変わらなかった…」
連城 夕太:「それでは色々洗いざらい話してもらいましょうか!ショクンらの動機とか、仮面のこととか」
バイアスロン部部長『冬の狩人』:「ボブスレー部員も、カーリング部員も、スノーボード部員も……自覚あっての行いだ。覚悟は決まっている」
バイアスロン部部長『冬の狩人』:「…………」 狩人は少し沈黙していたが
連城 夕太:「それとこの異常気象にどう関わってるのか!さあさあ!」ぺんぺんと畳を叩いて催促する。
バイアスロン部部長『冬の狩人』:「……異常気象?それは知らない。ただ、それに乗じて行動を起こしたのは間違いない」
バイアスロン部部長『冬の狩人』:「そうだ。事の発端はこの異常気象だ。皆が避難する中、ジェミー……菅野が言ったんだったかな。避難するなんて勿体ない。俺たちが存分に活動する絶好の機会じゃないか、と」
連城 夕太:「ふむふむ」
三ツ辻リク:「ふむ、おそらく異常気象の原因はルーシーちゃんで、菅野はそれに乗じて行動を起こしたと、この辺は大体の推測通りじゃな・・・」
バイアスロン部部長『冬の狩人』:「同調するものは残り、意見を違えるものは去った。しかしそこに、ディオゲネスクラブがやってきた……」
バイアスロン部部長『冬の狩人』:「その時の俺たちは、学校と、折角の冬、ウィンタースポーツを楽しむことができる機会を守るべく戦うことに決めたんだ。間違いなく」
バイアスロン部部長『冬の狩人』:「……だが、いつの間にか菅野は仮面を手にしていた。最初はスキーボードにしているだけだったか、いつからか顔に着けるようになり……」
連城 夕太:「待って……いや、続けて」
三ツ辻リク:「まあ何じゃ。確かにスキースケートにはおあつらえ向きじゃからな。避難よりも競技を優先するスポーツバカがいること自体は頷けるが・・・」
連城 夕太:「おかしいけど、おかしいんだけどツッコんでも不毛な気がする……!」
バイアスロン部部長『冬の狩人』:「……菅野の指揮下で戦うと、俺たちは普通以上の力を発揮できるようになった。だがそれと引き換えに、『この機会を守ること』だけに意識が向くようになった」
柳武歩:「それで、調査隊にも攻撃しちまった、ってことか?」
三ツ辻リク:「・・・つまり菅野も最初はそれだけだったちうことか・・・?」
バイアスロン部部長『冬の狩人』:「そうだ。調査隊やお前達を襲った理由はそれだ。奴らは間違いなく『この機会』を奪う存在だった……」
連城 夕太:「ふむ……」両手で頬を押さえて考え込む。
バイアスロン部部長『冬の狩人』:「……本心を言えば、今、学校区に居座っているOWSC連は、およそすべて菅野の支配下にあり、暴走している、と言いたい。それがおそらく、事実にも近い」
バイアスロン部部長『冬の狩人』:「だが、それはしない。俺たちは俺たちの行いに相応する罰を甘んじて受けるつもりだ。それが……スポーツマンシップだと、俺は思う」
柳武歩:「目的がズレちまったんだな。仮面に手出すと、そういう事になりやすいみたいだ」
バイアスロン部部長『冬の狩人』:「愛すべき、楽しむべき、正々堂々あるべきスポーツで人を傷つけた俺たちにできることは、それくらいだ」 腕を組み、押し黙る
三ツ辻リク:「殊勝じゃのぉ。・・・なんじゃ、憑き物がおちたみたいじゃな」
柳武歩:「元々はこういう奴らだったんだろな。菅野もそうかもしれない」
バイアスロン部部長『冬の狩人』:「実際、そのようなものだ。お前たちに負けて、俺は……俺以外の者も、本来の気持ちを取り戻したような気がする」
連城 夕太:「ウィンタースポーツで負けたら即アウト!って決まりも、別に元々あったわけじゃないんすよね」
連城 夕太:「菅野さんがなんかごちゃごちゃそういうこと言ってたんだけど」
バイアスロン部部長『冬の狩人』:「そうだ。スポーツは勝負。勝ちの裏に負けがあり、常に勝てる者など、数えるほどの天才のみ……」
連城 夕太:「はあ……」
バイアスロン部部長『冬の狩人』:「……そうだな。あんなムチャを言い出したのも、やはり菅野だ。確か深山さんを説得しに行った帰りのことだったか……?」
三ツ辻リク:「わしはぬしらに借りがあった調査隊に入った面もあるが、バイアスロン部・・・じゃったか?狩人サン自体にはもう返したようなもんじゃ」
三ツ辻リク:「ぬしら自体は、そう嫌いでもない。戻ってケジメをつけたら、またスポーツが出来るようになるとええな」
三ツ辻リク:「・・・なんじゃと?」>帰り
三ツ辻リク:「そりゃもしかして、本当に最近のことじゃったりせんか?」食い気味に
バイアスロン部部長『冬の狩人』:「なんだ? ……確かに、最近のことだ」
柳武歩:「なんか知ってんのか?三ツ辻」
バイアスロン部部長『冬の狩人』:「……菅野は深山さんにご執心だ。いや、スキー部ならば誰でも、深山さんに大なり小なり惹かれているだろう。一度滑りを見れば分かる。力強く、美しいあの姿はまさしく……」
バイアスロン部部長『冬の狩人』:「……ゲレンデの、女神」 溜息交じりに
連城 夕太:「ミヤマサン、ってあの……」言いかけて、自分が話していいものか悩んで口を半開きにする。
三ツ辻リク:「いや、な。わし、その場にいたかもしれん……」
三ツ辻リク:「まあ、大層きれいなお人じゃったが・・・」
三ツ辻リク:「そう、か。えろう強引な様子じゃったから止めたが、それで話がご破算になって歯止めが効かなくなった可能性も」
三ツ辻リク:「あるんか……。ハァーあいつめ……」
バイアスロン部部長『冬の狩人』:「……いいや。その場に居合わせて菅野を止めてくれたのなら、俺からお礼を言わせてほしいくらいだ。そんな因果など、気にすることはない」
バイアスロン部部長『冬の狩人』:「深山さんは心で滑る人だ。そんな人を強引に取り込んだところで、彼女は二度と滑れなくなっていただろう……」
連城 夕太:「……」口をしっかりつぐんで難しい顔をしている。
柳武歩:「心で滑る…」(表現をいまいち理解できていない)
三ツ辻リク:「うん、そうじゃな。どっちにしろ深山部長さんは菅野に反対のようじゃったし、奴の引きこみようも目に余るもんじゃった」
バイアスロン部部長『冬の狩人』:「あれからOWSC連から脱落者が増えた。フィギュアスケート部、スノーモービル部、樹氷部に冷凍部……」
連城 夕太:「……?」口をつぐんだまま首をひねる。おかしいだろその部活。
三ツ辻リク:「……」わしも引っ掛ったが、あまりに自然に出て来たため口には出せない>樹氷部に冷凍部
バイアスロン部部長『冬の狩人』:「俺もヤツの下で戦っていた時には疑問にも思わなかったが、今のヤツが何を考えているかは、まるで分からん」
バイアスロン部部長『冬の狩人』:「事実、俺の知る限りでもOWSC連はディオゲネスクラブに押され始めていた。このままでは程なくケリがつくだろう」
三ツ辻リク:「わしの気が重いのは、今の話から推測されるあいつの弱虫ぶりよ。何じゃい、筋が通らん事してダメなら更にこじれるって、まったく……!」
柳武歩:「戦力が減ったら進むのは楽だがよ。そうなっちまうと、OWSC連の連中が危ねえな」
連城 夕太:「……早めに正気に戻って撤退してくれると嬉しいんですけど」口を尖らせる。
柳武歩:「粘って限界以上にやりすぎるのが一番まずいからな…」
三ツ辻リク:「しかし、しかしそうか……」>心で滑る人・二度と滑れなく
連城 夕太:「OWSC連がスキー仮面の暴走でこんなことしてるなら、あいつの目を覚まさせないと難しいですかね」
連城 夕太:「……面白くない」
三ツ辻リク:「そうじゃな。早い所」
三ツ辻リク:「早い所叩きのめさんと、菅野のお陰でいらん犠牲が増えそうじゃ」
柳武歩:二人の後輩男子を見て、ふふ、と笑みを浮かべる。
連城 夕太:「あ、そうそう」
三ツ辻リク:「そうじゃなあーおもしろくないわい!本っ当におもしろくない!!」>面白くない
連城 夕太:「ディオゲネの方については、何か知ってますかね?……って無理かな、やっぱ」冬の狩人に。
連城 夕太:「スキー仮面もいつの間にかで、戦ってるのもただの縄張り争いですよねぇ」
バイアスロン部部長『冬の狩人』:「……ディオゲネスクラブは、当初俺たちに交渉をしかけて来たのだ。この学校を永遠の冬に閉じ込めるため連携しよう、と」
柳武歩:「はあ…?」
連城 夕太:「へ?願ったり叶ったりじゃないですか。超ラッキー」
バイアスロン部部長『冬の狩人』:「だが、仮面を受け取った菅野が断った。奴らの動機は『UGNへの間接的攻撃』だ。俺たちとは違う。だから手は組めず……むしろ戦う羽目になったんだ」
バイアスロン部部長『冬の狩人』:「目的は同じでも、動機が違っていた。だから菅野は奴らに攻撃を仕掛けた……俺の知る限りでは、そのはずだ」
三ツ辻リク:「ははぁーなるほどの。なんじゃいなんじゃい、仮面クラブも結構迂闊じゃな」
連城 夕太:「はあ……原理主義者だ……」呆れ顔。
三ツ辻リク:「・・・まあこれで状況がややこしくなっとるんじゃ。あんまり笑えもせんか」
バイアスロン部部長『冬の狩人』:「スポーツマンシップに則ってのこと、と菅野は言っていた……フ。学園にこれだけ迷惑をかけ、何がスポーツマンシップだと、今の俺なら言えるのだが」
連城 夕太:「それでディオゲネと学園と三つ巴になってるんだから世話ないですよねえ」
連城 夕太:「俺だったらもっとこう、どっちかをうまいこと利用してぶつけ合わせて……」
連城 夕太:「……なんでもないです」
柳武歩:「よく自重したな。今の完全に悪役っぽい感じだったもんな」
バイアスロン部部長『冬の狩人』:「お前達がもしOWSC連を止めてくれるなら……」ポケットから手帳を取り出し、学校区の一部をさらさらと書き上げます
連城 夕太:「俺、正義の風紀委員ですから」背筋を正す。
三ツ辻リク:「連城が言うと何じゃの、すごく『計画倒れ!』『策士策に溺れる!』感が逆に微笑ましいの。わしは嫌いじゃないぞ」
バイアスロン部部長『冬の狩人』:「これを。OWSC連の中心はここだ。道中でディオゲネスクラブを完全に撒くことは難しいだろうが、不要な接触は避けられる」
三ツ辻リク:「おう、元々止めるために来た所も大きいからの」手帖を覗きこむ
連城 夕太:「おお……!すごい、今までで一番役立つ情報だ!」
三ツ辻リク:「こりゃあ・・・こりゃええわい!ありがたぞ冬の狩人!」
バイアスロン部部長『冬の狩人』:「OWSC連に残ってる奴の中でも、特に求心力があるのは、菅野に加えてスピードスケート部、アイスクライミング部、雪合戦部の四名……」
連城 夕太:「あ、さっきまでが無駄話ってことじゃないです!全部役立ちます!中でも一番ってこと!」
連城 夕太:「雪合戦部そんなカリスマなんですか」
バイアスロン部部長『冬の狩人』:「逆に言えば、その四名さえ押さえれば、OWSC連の抵抗も終わりだ。他の者も自ず、愚行を改めることだろう……頼んでも、良いだろうか」
バイアスロン部部長『冬の狩人』:「雪合戦部は……下級生に人気だ」
柳武歩:「任せろ。アイススイミングが何だかよくわかんねえけど、何とかするさ」
連城 夕太:「頼むも何も、風紀委員ですからね、俺!やっちゃいますよ!」
連城 夕太:「……それ倒すの、微妙に心痛むなぁ」
三ツ辻リク:「四天王っちうわけじゃな。……ああ、頼まれるまでもないわい。わしらはなんにせよこの吹雪を止めるんじゃ」
三ツ辻リク:「ついでにOWSC連を張り倒すのなんて、屁でもないわい!その為に来たわけでもあるしの!」
バイアスロン部部長『冬の狩人』:「助かる。……すまん、少し眠って、良いだろうか。まだ疲れが残っていてね……」
三ツ辻リク:「正気に戻った後、正義の雪合戦部に更生してもらうよう、祈ろうかの……」>心が痛む
柳武歩:「おう。悪かったな、無理さして。ゆっくり休んでくれ」
連城 夕太:「起きる頃には春ですよ、任せちゃってください」
三ツ辻リク:「助かったわ。後はわしらの仕事じゃ。今は休んでくれ」
バイアスロン部部長『冬の狩人』:「ありがとう……ああ、見える……あの雪の荒野……ユキウサギの赤い眼が……」
GM:狩人はそのままゆっくりと目を閉じ、寝息を立て始めました
連城 夕太:「……いや、春が来るのは嬉しくないのかな、ウィンタースポーツ……でも事件解決だしな……間を取って節分……」
柳武歩:「いいから黙って寝ろ」冬の狩人を布団に押し込む。
バイアスロン部部長『冬の狩人』:「むにゃにゃ……」
三ツ辻リク:「……今度は、ウサギを追い掛け過ぎんようにな。スポーツはみんなが楽しめてこそじゃ」眠るさまを見守る
柳武歩:「パンダに、地図。いい材料も揃ってきたな。あとは……」顎に手を当てて何やら思案する。
三ツ辻リク:「……Battle Shipじゃな!こりゃあいけそうじゃぞ!」>思案
赤枝 東輝:ではそうしていると、休憩室の入り口から東輝が顔を出します 「……話、終わったかよ」
柳武歩:「ああ。こっちの話は済んだ」
三ツ辻リク:「ああ、お疲れさん。話は済んだし収穫はあったぞ。休めたなら、嬢ちゃんの方が起き次第北に向かおうかい」
赤枝 東輝:難しい話っぽいからというのと、赤枝自身もちょっと疲れていたので休んでいたのでした
赤枝 東輝:「済んだか。あ、星宮はマッサージ椅子であうあう言ってたけど今は寝てる。あの平賀とかいう人は雪像作ってる」
連城 夕太:「カッコマン先輩、自分好きすぎだろ……」
柳武歩:「あのやろう性懲りもなく…」
三ツ辻リク:「何やっとるんじゃ……」
柳武歩:「……で。赤枝は?」
赤枝 東輝:そう言われると、少し虚を突かれた様子になり 「な、なんだよ。俺はって」
柳武歩:「ここまで、深くは聞かねえで来たよ。元々そういう約束だったからな」
柳武歩:「ルーシーと何があったのか、どうやってルーシーを止めんのか」
柳武歩:「別に、言わなくても俺はお前を信じるし、この先も連れていくつもりだけどな」
赤枝 東輝:「……」 しばし言葉に迷い
赤枝 東輝:「…………あの……パンダ……いや、黒野って人……あと星宮も」
赤枝 東輝:「言ってたじゃんか。本当のことを言うの大変だって。でも、隠してるともっと大変だし……あの黒野って人と同じで、俺も隠せねえと思うし」
赤枝 東輝:「だから俺も言うつもりだったよ。今。なんか、先に言われちったけど……」ちょっと拗ねる
柳武歩:「悪い。まあ、そうだろ。ホントの気持ちを言わねえでいるのって、それなりにキツいんだ」
赤枝 東輝:「……別にキツくはねえけど、でも、あのパンダ……黒野……白いパンダ見てたら、あ、言った方が良いかもな、って思ったから、話すんだけどさ」
赤枝 東輝:「……なんつうか、悪いのは俺なんだよ! あいつは悪くなくって!」本人的にも思い切った発言だったからか、尻上がりに声量が大きくなる
柳武歩:「自分を責めなくていい。何があったのかだけ聞かしてくれ」赤枝君の肩に手を置く。
赤枝 東輝:歩ちゃんに言われ、声も落ち着く「……あの……ちょっと前にさ.アカデミア、寒くなって、雪降った時あったじゃん」
赤枝 東輝:「で、すげーってみんなで話してたのに、アイツ全然大したことないってカオしてて、っていうか実際そう言ってさ……」
連城 夕太:「北から目線だ……」
柳武歩:「ああ……確かに、あったな」
赤枝 東輝:「そうだよ!アイツの故郷に比べたら全然だって。俺がそんなことないつっても、すげー意地張るし」
赤枝 東輝:「……アイツ、それについては本当に全然譲んなくって!俺を連れて行きたい、そうすれば分かる、とか言い出して!」
柳武歩:「連れて行きたい…?」
赤枝 東輝:「そう。イミ分かんねえだろ?だから俺もムカッてして、そんなに言うなら、その故郷の方を持ってこい、小さな島なんだろ! って言ってやったんだ」
三ツ辻リク:「そ、そうかそう言う喧嘩じゃったか……」
柳武歩:「それは…まさか、じゃあ、この今の状態がそうなのか?」
赤枝 東輝:「……そうしたら、二日して、アイツの姿が見えねえと思って探したら、学校の外れの方で、その……」
赤枝 東輝:「…………仮面着けた奴から、仮面受け取ってんの見て、おい何してんだ、って言ったら、これで連れてくるって、アイツ言って……」 頷く
柳武歩:目を閉じる。ルーシーは仮面なんかに手を出していないという、赤枝君の嘘を思い返す。
赤枝 東輝:そこからは、焦燥するように「……な、なあ。仮面で悪いことしたら、やっぱ退学とかなるってウワサ聞いてんだけど、さっきあの、銃持ってたヤツ!あいつと話してる感じ、そうでもないんだろ?」
赤枝 東輝:「ルーシー、アイツ大丈夫だよな?あいつバカで、すげー騙されやすくって……あの仮面のヤツに騙されただけで、だからさ……」
連城 夕太:「むー……それはまあ、人それぞれというか」
赤枝 東輝:「だからさ……」 焦る表情は、やがて不安げなそれに
連城 夕太:「騙されてても、やっていいことと悪いことはあるし、今回の事件は規模がでかいし……」
柳武歩:「連城の言う通り。絶対大丈夫なんて言えねえ。色々な判断があるんだろうし…何より」
柳武歩:「やっちまった当人が、通い続ける気になれるかってのもでかい」
赤枝 東輝:「ルーシーが通い続ける気、か……」
連城 夕太:こくこく頷く。「罪悪感があるなかで、ひとりぼっちで学校通うのはつらそうだもんなぁ」
柳武歩:「そこを頑張れるか、赤枝。お前が居てくれればルーシーは一人じゃない」
赤枝 東輝:「俺が……いれば」
三ツ辻リク:「フゥーム。絶対にダメとも大丈夫とも言い切れんが」どどんと胡坐をかき
三ツ辻リク:「なんじゃったらな、どうしても居た堪れないちうなら、保健室でも、わしら番長連の校舎でも好きに通ってもええ」
柳武歩:「ああ。そりゃいいな…そこで別な友達だってできるかもしれない」
赤枝 東輝:「……そういうの、できるのか? いや、なんか聞いたことある気はすんだけど……」不安げ
三ツ辻リク:「まずは、誰でもええから信じてやるのが大事じゃ。病は気から、それでホントにちゃんとした居場所だって出来るかもしれんぞ」にっかり
柳武歩:「他の問題は、俺らが報告書をあれこれしたり、頑張ってみるし。な?」
三ツ辻リク:「出来るじゃろう。こーんなでっかくて、最新のオーヴァード学園ですってふんぞり返ってる学校じゃ。保健室登校くらいな」
連城 夕太:「そうそう。それに俺、風紀委員だぜ?ほら、なんかうまいこと……多分やれるって」
赤枝 東輝:「……分かった。いや、まだどうすりゃいいのか、よく分かんねえけど。分かった……とにかくなんとか、なるんだよな」 大きく息を吐いて
三ツ辻リク:「番長連の方はわしが総長にかけあうちみるよ。大丈夫じゃ。総長はあれで一本気にお方じゃし、番長も気のええ奴らばかりじゃ」
三ツ辻リク:一瞬頭によぎった馬面やフリースタイルを頭から払いつつ(別に悪い奴らじゃないだろ!)
赤枝 東輝:「正直、それもできるか分かんねえけど……あいつ俺にべたべただし……だけど、分かった。上手くやれるんなら」
三ツ辻リク:「そうじゃよ。なあ風紀委員。今回の相手初等部じゃし、初犯じゃし。ディオゲネもバックにいて、酌量の余地ありじゃ」
三ツ辻リク:「上手いことやれる目算は大きいかもしれんぞ~?」
赤枝 東輝:「……ええと。もっかい、お願いします。これ、俺のせいだし、あいつもバカだけど、ちゃんと助けてやりたいです。力、貸して欲しい……貸して下さい」 頭を下げる
連城 夕太:にやっと笑う。「素直になった」
三ツ辻リク:「・・・頼まれてしもうたなあ。これは番長として、断るわけにもいかんわい」同じくにやりと笑う
連城 夕太:「最初っから言えよー……ってほど簡単じゃないんだよなぁ、多分これも」
柳武歩:「力、貸すさ。最初から、お前は危険を承知で行くつもりだってのは分かってたからな」
柳武歩:「腹括ってるやつは好きなんだ」
連城 夕太:「俺は東輝のこと別に好きじゃないけどー」
連城 夕太:「ルーシーちゃんは学園にいてくれた方がきっと面白いし、そのためには東輝のこと助けなきゃいけないし」
赤枝 東輝:「……あり、がとう。なのかな……ありがとうございます? うーん……」落ち着きがない!
赤枝 東輝:「……別に俺も、連城のこと好きじゃねーし。好きな奴なんて、いねえし」
連城 夕太:「ルーシーちゃんも?」
赤枝 東輝:「全然好きじゃねーし! あんなヤツ! バカ!」
連城 夕太:「バカって言う方がバカなんですー」
柳武歩:「はいはい、そこでまたケンカしてる暇はねえの」二人の頭をつかんで、髪をわしゃわしゃする。
赤枝 東輝:「なんだよ! よせよ! バカ!」 右手から炎が出たり収まったりする
三ツ辻リク:「仲良きことは美しきかなじゃ……世がみんなこうだったらどんなに平和じゃろうのぉ……」ウンウン、しみじみ頷き
柳武歩:「次の目的地は決まってんだ。行こうぜ、ほら。星宮も起こしてやらんとな」
連城 夕太:「そうだ!まずはO連をなんとかして、ディオゲネもなんとかして」
三ツ辻リク:「そうじゃ、わしルーシーちゃんには実際あったことないんじゃ。聞いた限りじゃハネッ返りの強そうな子じゃからの、楽しみじゃ」気合十分!
連城 夕太:「あと戦艦をなんとかして、ルーシーちゃんをなんとかする!」
三ツ辻リク:「うむ、それで一件落着じゃな。行こうかい!」
柳武歩:「あー、それと赤枝。一個だけ訂正できるか」
赤枝 東輝:「……な、なんだよ」
柳武歩:「ルーシーのこと。カノジョでも、友達でも、なんでもないって言ったやつ」
柳武歩:「なんでもなくはないだろ?」
赤枝 東輝:「んなこと言っても……じゃあ、ええと」
赤枝 東輝:「知り合い……」
柳武歩:「うわあ…他人行儀だなオイ。大事なやつ、くらい言えねえかな」
連城 夕太:「せんぱーい、それ友達よりハズいです」
赤枝 東輝:「だっ、ばっ、ぶっ、べっ、べ、っつに、大事なやつじゃねえし!ただ、なんつか、手がかかってバカで……」
柳武歩:「うーん、そうかな。まあいいや、今はそれで…行こう!」赤枝君の背中をぐいぐい押して進む。
赤枝 東輝:「……妹! 妹だ、あいつ。妹みたいなんだ!そうそう、イモートだよイモート。カノジョでも友達でもなくてさ。イモート! ならいいだろ!」
連城 夕太:「先輩、やっぱ真面目ですねー」その後ろをひょこひょこついて歩く。
GM:それではシーンを区切りましょう。ロイス等あればどうぞ。調達は……まだできない!次のシーンで頑張って!
連城 夕太:なーやーむー!少し悩むので待って!
柳武歩:くっ、ルーシーちゃんに取りたかったがロイス枠がもう残ってないんだよなあ
柳武歩:というわけで以上!
三ツ辻リク:ロイスは……赤枝くんに取りたい所だけどあと1枠しかない!もうちょっとだけ様子を見る!以上です!
GM:それではシーンを区切ります!
連城 夕太:ロイス/後輩/赤枝東輝/親近感○/軽視 取得します!
連城 夕太:以上!
GM:待ってって言ったのに待ってなかった! ごめんよ!
連城 夕太:大丈夫!
GM:まあ、こういうこともあるので、ちょっと遅かった?と思っても、システム的な発言は遠慮なくしてくれよな……では改めてシーンを区切ります。



GM:◆Middle 7 シーンプレイヤー…三ツ辻リク
GM:色々な圧縮ミスにより連続シーンプレイヤーだ。付き合ってもらおう……他のPCは任意登場!侵蝕ダイス振るいい!
星宮千佳:で、出たい……けどちょっと様子見!
連城 夕太:出る!
柳武歩:出るかー
連城 夕太:1d10+78
DoubleCross : (1D10+78) → 9[9]+78 → 87

連城 夕太:一気に行った
三ツ辻リク:おっけい!
柳武歩:1d10+83
DoubleCross : (1D10+83) → 1[1]+83 → 84

三ツ辻リク:1d10+82
DoubleCross : (1D10+82) → 2[2]+82 → 84

星宮千佳:千佳はたぶん、温泉ロビーのマッサージ椅子でうとうとしてます。
星宮千佳:きみら低いな!?
三ツ辻リク:83!スペリオル貰ったとたん安定しやがってこいつ!
GM:うむ、気持ちは分かるがこのシーンは平賀温泉を出てOWSC連と決着を着けるシーンなのだ……
三ツ辻リク:温泉でぬくぬくしてるからきっと・・・>こやつの低さ
三ツ辻リク:よっしゃー!
GM:なのでホワイトパンダにしょわれて上から毛布などかけられ移動することになるだろう。いつでも飛び起きてください。
柳武歩:かわいい
三ツ辻リク:リリカル・・・
連城 夕太:ほのぼの
平賀迅:「……発つか」
平賀迅:雪像を作っていた平賀は作業を止め、いざ北上せんという皆さんを見送る構えです。
GM:辺りの吹雪も今は少しばかり落ち着いている。北へ向かうなら今しかない。
連城 夕太:「それでは先輩!大船でお待ち下さい!」
柳武歩:「ここのおかげでだいぶ休めたよ。ありがとな」
三ツ辻リク:「よっしゃ、行こうかの!」制服は既に電磁乾燥している。パリパリだ
平賀迅:「その、何だ……パンダの群れを味方につけている理屈はよくわからないが……うむ。吉報を待つとしよう」
平賀迅:「フ。この温泉の管理維持に努めた甲斐があったというものだ」
連城 夕太:「風紀委員の仕事としてどうなんですかね……いや、結果オーライではありますけど……」
三ツ辻リク:「世話になったの、番長連にはまたいつでも顔出すとええ。茶くらいは馳走するぞ」
三ツ辻リク:「今は風紀委員じゃし、難しいかもしれんがの」笑って
平賀迅:「そうだな。いずれ機会があればだ。OWSC連の者の面倒は任せておけ」
平賀迅:「千佳にも、目が覚めたらよろしく。私は平賀温泉最後の日を全うするとしよう……」そう言って雪像制作に戻ります
三ツ辻リク:「おう! フンフフンフーンデッパツイェー」鼻唄。士気は十分だ
連城 夕太:「お達者でー」手を振って温泉を後にする。
柳武歩:「よし、行くか……あ。そうだ平賀」出発しかけたところから戻ってきて、小声で。
平賀迅:「うん? 何だ」
柳武歩:「ミナって今、他所の担当してんのか?」
平賀迅:「ああ。彼女は農業地帯キャンプの警備をしているはずだ。今も任務を全うしているだろう」
柳武歩:「……そうか。わかった」
柳武歩:「…第三調査隊は出ねえからな。俺らで終わらせる」
平賀迅:「……フ。それは良い。私もいい加減、雪像制作にも飽いてきたところだった。いかんせん見せる相手がいないからな……」
平賀迅:「彼女とも、再会するなら憂いない平和の下でに越したことはない」
柳武歩:「おう。じゃーなっ」
平賀迅:「ああ。無事でな」 軽く手を振ると、雪像作成に戻ります
柳武歩:片手を上げて温泉を後にし、みんなと合流しよう。
連城 夕太:「……告げ口じゃないですよね?俺の素行について、とか」合流した歩先輩にそわそわ尋ねる。
柳武歩:「そんなんじゃねーよ。野暮用だ」
連城 夕太:「よかった……自覚はないけど確信はあるんですよ、きっと何かやらかしてるんだって……誰かがそれを委員長にチクったら俺は……」
柳武歩:「何でそんな薄い氷の上を歩くみたいな生き方をしてるんだお前は…」
三ツ辻リク:「お前さん、変な所でビビりじゃの・・・」
連城 夕太:「自分でも不思議です」
黒野 白雪:「みんな、早く輪に入ってくれ。今は良いが、北上すればするほど寒気が強くなるのは分かっている」 白パンダ姿の白雪が手招きする
GM:ちなみに、彼女の言う輪とはホワイトパンダで大きく組んだ円陣のことである……隙間なく並んでいる訳ではないので完全防風とはいかないが、それでも風と雪の影響を大幅にシャットアウトできる!
三ツ辻リク:「うーっす。へへっ、お世話になります!」
連城 夕太:「うおおお、温泉で油断してた!凍え死ぬのは嫌だ!」
柳武歩:「うわ、これ中に入ると全然違うな!」効果にびっくりしている。
GM:なお、中心を歩くのは千佳ちゃんを背負ったボスホワイトパンダと白雪だ。この二人の近くならじゃっかん温かいという効果もあるぞ。
三ツ辻リク:「おお、暖かい(外ほど寒くない)……これが自然の恵み……パンダの叡智……」
黒野 白雪:「ホワイトパンダの耐寒能力を上げたのはただの偶然だったのだが、何が良く働くか分からないものだな」 時々千佳ちゃんを撫でている
三ツ辻リク:「これで何事もなく海岸まで行けたら万々歳じゃの。」
三ツ辻リク:「まあ、来た所で逆に好都合じゃ。幾らでも相手になってやるが!」
連城 夕太:「俺は相手になるならあったかい場所がいいです……この寒いのに戦うのとかちょっと……」
連城 夕太:パンダに囲まれながらも既にテンションが落ち込み始めている。
柳武歩:「……」ピリピリと周囲を警戒している。ディオゲネスクラブ、OWSC連、いずれかの接触がないかどうか。
三ツ辻リク:「寒さは人から気力を奪うな。パンダに囲まれて尚恐ろしい冬の暴虐……」
連城 夕太:「ディオゲネ、ご飯とか暖房とかどうしてんでしょうね……やる気ある悪役はやっぱ気合でなんとかできんのかな……」
三ツ辻リク:「案外、キャンプに混じってたりしてのぉ。やつら仮面じゃからな。外せばだれか判らなかったりして」何の気なしの相槌
赤枝 東輝:「……マジで近付かれるとあれだけど、これくらいなら……」連城くんの様子を見ていた赤枝が、右手から炎を派手めに噴出する。辺りの音頭が僅かに上昇する
連城 夕太:「うおっ!?……おお、あったかい……お前は第二調査隊の一斗缶だ……」
赤枝 東輝:「火力はあんまねえけど、持久力と制御は褒められたことあっし。ずっとじゃなきゃ続けるよ」
赤枝 東輝:「ワケ分かんねえし……」言いつつも、右手から火を出し続ける。以前に比べると、少しばかり角が取れたようだ
柳武歩:「おお…やるな赤枝…」
三ツ辻リク:「ぬしはヒトにぬくみを与えられるオーヴァードじゃ……誇っていいぞ……」しみじみ
GM:皆さんは話している内に、学校区へと差し掛かります。
GM:慣れ親しんだ校舎群は、ほぼすべてが雪と氷の白色に覆われ、固まっています。目に見えた破損などは少ないものの、中に入ることなどは非現実的でしょう。
GM:という訳で、この地域のサブクエスト……そして最後の補給ポイント獲得機会です!
三ツ辻リク:「ひどいもんじゃ。事態が解決してからも、解凍とか大変じゃぞこれは……」
三ツ辻リク:ウォーッ
星宮千佳:がんばえー!

◇第二調査隊・サブクエスト4(学校区編)
交戦・ディオゲネスクラブのはぐれ自律型仮面(補給ポイント6)…範囲攻撃で20点のダメージを与える。失敗する2DのHPを失い、防寒具を破損する。
OWSC連のオート・ウィンター・アスレチック攻略(補給ポイント4)…【肉体】の任意の技能難易度9。失敗すると1D+5のHPを失う。
行き倒れた元OWSC連構成員の保護(補給ポイント4)…<情報:アカデミア> 難易度10
冷気を発する巨大な氷への対処(補給ポイント3)…<RC> 難易度10。失敗すると1D+5のHPを失い、防寒具を破損する。

 
GM:以上です。現在の補給ポイントは7。3獲得すればこのシーンで、13獲得すればこのシーンと次のシーンで調達判定ができるという寸法だぜ。
GM:侵蝕率等と相談しつつどうぞ!
連城 夕太:質問です!
GM:したまえ!
連城 夕太:はぐれ自律型仮面は回避とかしますか?
GM:しない!
連城 夕太:了解!
柳武歩:範囲は連城君しか居ないんだなあ
GM:怒濤の大蛇でも……ええんやで?
柳武歩:なっばっこんな所で使えるか!
三ツ辻リク:悪魔の誘惑!
柳武歩:シナリオ一回やねんぞ!
連城 夕太:武器作成+サンドシャードで侵蝕8、ダメージは確実に超えられる
連城 夕太:ただ、ここで調達権得て何を買うかですよね
柳武歩:うん…無理しなくてもいい気はする
連城 夕太:巨大な氷ならエフェクトなしで成功できるはずで
三ツ辻リク:確かにミドルの戦闘は済んだし、回復系なども今の所必要ないっちゃないんですよね
連城 夕太:連城をそっちに回すと範囲がいないから13ポイントには届かなくなるかな
柳武歩:3点とれば10には届くんだね
連城 夕太:ですね
柳武歩:千佳ちゃん居ないシーンだしさっと連城君にクリアしてもらっちゃおうかな…!
連城 夕太:了解!
三ツ辻リク:13まで届かせるには、ほぼ全員の成功が必要になりますしね。異議なし!
連城 夕太:では「冷気を発する巨大な氷への対処」、行きます!
GM:よかろう……
連城 夕太:技能RCで侵蝕80超えで
連城 夕太:9dx+7>=10
DoubleCross : (9R10+7[10]>=10) → 10[1,1,2,3,5,7,8,8,10]+7[7]+7 → 24 →成功

連城 夕太:すごい張り切ったな
柳武歩:ヒューウ
GM:なんてやつだ!
GM:難易度を15くらい上げてやっても良かったな……ともかく成功です。
三ツ辻リク:やったぜ
GM:君たちは北上中、ちょっとした広場の真ん中に巨大な氷塊が突き刺さっているのを見た。
連城 夕太:「すげー、でかい」
GM:その氷塊は、隙間もないというのに冷たい風、冷気を発しており、ホワイトパンダたちもくぐもった警戒の声を上げている
黒野 白雪:「……あんなものが自然にできるとは考えづらいな。北……異常の発生源に近いからこそか?」 白パンダ白雪が怪訝っぽい表情で言う
連城 夕太:「怪しいですよね?ちょっとアブナいっすよね?調べた方がいいですよね?」見るからにうずうずしている。
赤枝 東輝:「……なんか、アレ、おかしいな。内側に……力がある感じがする」と、サラマンダー能力者の赤枝も警戒の様子
連城 夕太:「というわけで!」
黒野 白雪:「ああ、私は止めないよ。でも気をつけて」
連城 夕太:「一番、風紀委員の連城、ぶっこみまーす!」掲げた左腕から膨大な血液が噴き上がり……「あれ?」
連城 夕太:打撃キューブを形成するより早く寒気で凍りつき、歪な血液オブジェができあがる。
連城 夕太:「ちょ、これ、重……無理!支えらんない!」
赤枝 東輝:「……溶かす? 腕が無事な保証、ないけど」
柳武歩:「うわっ!こっちに倒すなよお前!」
連城 夕太:「ああああーっ!!」凍結血液オブジェが重量のままに氷塊に叩きつけられる!
三ツ辻リク:「うお!ちょ、ぬし、大丈夫か!」
GM:バキイイィ――ン!
GM:辺りに冴え渡るような破壊音が響くと、その打撃により、奇妙な氷塊は破壊されている!
連城 夕太:「……俺は無事。結果オーライです」転倒した姿勢のまま答える。
三ツ辻リク:「あ、でもいいぞ!よっしゃラッキー!じゃな!」
GM:割れた氷塊からはごう、と数秒だけ冷たい風が吹き荒れたが、それが収まった後には何もない。継続的に放出されていた冷気も収まったようだ。
柳武歩:「だんだん分かってきた…連城は、あれだな」
柳武歩:「感覚で行く、自由なところが強みなんだな…」
連城 夕太:「褒め……られたのか微妙なところ……」
三ツ辻リク:「ぶちエライことが出来るんじゃ。胸を張っとき」
連城 夕太:「へへ……でも結局あの氷なんだったんだろ……」
黒野 白雪:「ここに来て全く別の異常……というのは、あまり考えづらい。そうなると現状考えられるのは……ルーシーという子の関係か」
連城 夕太:「近づいてるからなのか、あの子が何かしてたのか……」
三ツ辻リク:「根元に何かあったりするかのぉ。どれ、ちょっとひとっ走りみて来るか……?」
連城 夕太:「まあ、本人に会えば分かるはず!きっと!」
三ツ辻リク:「(目を細めて氷塊を見)……そうじゃな。何もなさそうじゃし。行こう!」
赤枝 東輝:「……まあ、似たようなものがあっても、連城に任せれば大丈夫だろうし。そのたんび、転ぶことになると思うけど……」
柳武歩:「次はみんなで支えるさ」



GM
GM:前回までの『極限極寒極圏アカデミア/Academia Ice Break!』、3つの出来事!
GM:一つ!赤枝東輝との些細な諍いから暴走した"コールドヴィッツ"ルーシリオ・ヴィヘルトゥヘニヤにより、アカデミア学園島は極寒に閉ざされた!
GM:二つ!凶暴なるホワイトパンダの群れを、生来のアルビノパンダであった黒野白雪が調伏、統率!第二調査隊の戦力に!
GM:三つ!寒さも極まる学校区を進む第二調査隊の前に立ちはだかるのは、OWSC連とディオゲネスクラブ……!?
GM
GM:という訳で、前回から引き続きです。君たちは雪と氷に閉ざされ、猛吹雪が吹き荒れる学校校舎群の間を進んでいた。
GM:ホワイトパンダの群れが動く暴風の壁となってくれるので多少はラクだが、それでも冬の厳しさの下
GM:冬の厳しさの最中にある……その時!
菅野ジェミソン:「……どこに向かっている?」
菅野ジェミソン:凍った校舎のへりに、スキー板を履いてスキー板型の仮面を被った人影があり。OWSC連リーダー、菅野ジェミソン!
連城 夕太:「どこでしょう!正解者にはアカデミア内無償労働刑1ヶ月をプレゼント!」
三ツ辻リク:「……なんじゃ、怪人スキー仮面のお出ましかい。存外早かったのぉ」
菅野ジェミソン:「この冬はもはやただの冬ではない。決して溶けることのない永劫の冬だ。屈さず、逃げず、勝利を信じ続ける者のみが許される『純化された冬』になってゆく」
柳武歩:「プレゼントが罰じゃねーか」
三ツ辻リク:「いや、ちょうどええか。前座は早い方がベターじゃからな」
連城 夕太:「だからさー」
連城 夕太:「そうやって一人で滑って楽しいんですか?」
連城 夕太:「そりゃー世の中には一人の方が楽しい人とか人間よりパンダが好きな人とか……人?……まあいいや、そういう人とか」
連城 夕太:「いることはいるけど。アンタ絶対つるむの好きなタイプじゃないですか」
連城 夕太:「そういうの、続けても面白くないと思うけど」
菅野ジェミソン:「……フン。他人がいてこそという思考こそ惰弱……だが、敢えて否定しよう」
菅野ジェミソン:「一人ではない。オレは一人などではないぞ」
連城 夕太:「ほほー」
三ツ辻リク:「何ぃ・・・?」
GM:菅野が口にすると、吹雪の壁の向こうにいくつかの人影が現れる。それは残存するOWSC連……
GM:その中から前に出るのは、更に三つの人影!一人はスケート靴を履き、一人は登山スタイルで、一人はタンクトップだ……!
柳武歩:「仲間が居るのはまあ、いい事だけどな……ウエッ、寒そう」
連城 夕太:「さ、寒そう!一人明らかに寒そうな人がいる!時間あげるから服着ておいで!」
三ツ辻リク:「おーおー、揃いも揃って……な、何じゃあれ……え、大丈夫なんか……凍ってまうぞ……」
三ツ辻リク:後半から、素!
菅野ジェミソン:「……彼らこそは、この冬になおも強さを誇り残り続ける猛者たち……」
菅野ジェミソン:「スピードスケート部、『冬の疾風』! アイスクライミング部、『冬の昇龍』! そして雪合戦部……『冬の猟兵』!」
スピードスケート部部長『冬の疾風』:「フッ……」 全体的に細くて長いシルエット!
アイスクライミング部部長『冬の昇龍』:「…………」 全体的にパワー型っぽいシルエット!
雪合戦部部長『冬の猟兵』:「やれやれ……」 そして肩の可動範囲の広さを重視したシルエットだ!
三ツ辻リク:「なんて奴らじゃ……その不退転の心意気だけは認めてやらざるを得んようじゃな……」
柳武歩:「雑な外見しやがって…」
菅野ジェミソン:「気高い勝者のみが許される冬だ。奪うことは許されない。止めることは許されない」
連城 夕太:「よーし、じゃあその人たちも倒して真のぼっちを味わわせてやろうじゃないか!」
柳武歩:「お前らにはお前らの望みがあるんだろうけどな」
柳武歩:「カップルがろくにデートもできねえような冬は止めさせてもらうぜ」
連城 夕太:「えっ、ロマンチスト……」
連城 夕太:「やだ何、歩先輩そういう相手いるんですか!?マジで!?」
柳武歩:「俺じゃねーよ」
連城 夕太:「えー……つまんなーい」
菅野ジェミソン:「こうすればいずれ……深山部長も分かる時がくる」 遠いものを見る目をして「これこそがオレたちに真実相応しいものであると。誰もに認められる世界であると」
柳武歩:「……どうもあいつ、深山ってヤツにこだわってんな」
三ツ辻リク:「……それはそれとして、じゃ!なーにが気高い勝者のみが許される冬、じゃ!」
三ツ辻リク:「ぬしらの気高さとやらでシマが大変なことになってるんでのう!ここは踏み倒させてもらうぞ!」」
連城 夕太:「うーん……その深山先輩のことですけど」
三ツ辻リク:「……特にじゃ、菅野。ぬし今部長さんも分かる時が来る」
三ツ辻リク:「言うたの。カバチたれるんじゃあない」
連城 夕太:「はっ」リク先輩を見て慌てて口をつぐむ。先輩に任せる約束!
菅野ジェミソン:「フン、通りすがりの番長がどんな能書きを垂れるつもりだ?」
三ツ辻リク:(「すまんのう、連城。気を遣わせてしもうたか」)
三ツ辻リク:「わしにぬしを説得できるような恰好のいいハナシなんかできんよ。頭の出来がよくない番長じゃからのう」
三ツ辻リク:「じゃがの。お前が、深山の部長さんを語るな。それだけは許せん。張り倒して部長さんの前に連れて行く」
三ツ辻リク:「そして、謝れ。ずっとお前のことを心配しちょる、部長さんに謝れ。アホな事してすいませんでしたってな」
三ツ辻リク:「……それだけじゃ。わしは今のぬしを認める事なぞせんぞ。勿論この、純化された冬とやらもな」
菅野ジェミソン:「……フハ! どうとでも言うが良い……お前こそ、深山部長の何を知っている!オレはこの冬をあの人に捧げるために純化しているんだ!」
菅野ジェミソン:「あの人だって分かっているはずだ……本当は望んでいるはずだ。認めはしないだろう。だが必ずや認める……認めていただく!」
菅野ジェミソン:「そしてそのために、今はお前たちを排除するのみ! 行くぞ!」
GM:という訳で、OWSC連の三部長との決戦判定に入ります。判定は全部で二段に分かれています。
三ツ辻リク:バチバチ。雷が走る。静かに臨戦態勢!
 
・判定はラウンド制で行なわれます。
・彼らは全員、菅野ジェミソンの《愚者の契約》によって自分の競技に有利な法則を獲得しており、特定の方法で勝利しなければ打倒することはできません。
・第一関門:VSアイスクライミング部『冬の昇龍』……絶対氷壁 『冬の昇龍』が望む限りせり上がり続ける、ただ登り続けるためだけの氷壁
【肉体】判定による任意の技能の達成値のぶんだけ氷壁を昇ることができます。ラウンド終了時、氷壁を昇った距離が『冬の昇龍』より高ければ勝利になります。
もし、クリンナッププロセス時に条件を満たしていなければ、全員が2d10点のダメージを受けることになります。上昇値は毎ラウンドリセットされます。
『冬の昇龍』に対して<白兵><射撃><RC>等で攻撃することも可能ですが、直接の攻撃を彼が受け付けることはありません。しかし、間接的な攻撃に成功すれば、『冬の昇龍』の進行速度を抑えることができるでしょう。
具体的には、メインプロセスで氷壁(装甲値10)に対して10点以上のダメージを与えられれば、震動・雪崩などで冬の昇龍の上昇値が5点減少します。
・第二関門:VS雪合戦部『冬の猟兵』……無限の雪原 『冬の猟兵』が望む限り広がり続ける、ただ駆け、ただ投 げるための雪原
メジャーアクションを消費して<射撃>あるいは<RC>判定に成功すれば勝利です。難易度は『冬の猟兵』との彼我距離に等しいです。初期配置だと100mです。
『冬の猟兵』は移動せず、自分の手番でシーン全員に対して攻撃を仕掛けてきます。<回避>の難易度は20固定、ダメージは諸々有効の「5d10+25-[彼我距離/2]」です。接近するほどダメージは大きくなります。
スピードスケート部『冬の疾風』に関しては、特に自身のフィールドを持っていませんが、彼は自由に氷の上を滑 り、PCたちに妨害を仕掛けてきます。
この妨害は、第一関門では【肉体】判定直後、第二関門では移動直後に白兵攻撃を仕掛けてくるというものです。攻撃によりダメージを受けた場合、上昇値や移動距離は半減させられます。
PCの攻撃により合計50以上のダメージを受けるか、妨害に失敗する、もしくは妨害時にダメージを受けると、転倒・敗北し、妨害は行なわれなくなります。
GM:という具合です。何か質問などありまして?
連城 夕太:あ、はーい!
連城 夕太:第一関門での壁を登った距離は各PC個別ですか?
GM:個別です!
連城 夕太:了解!
三ツ辻リク:第二関門の射撃orRC、猟兵に攻撃を当てる難易度はどれくらいになりますか!
三ツ辻リク:あ、出てた!ごめんなさい!
GM:初期だと100で、近付くたび減っていくよ!
三ツ辻リク:オッス、見落としてました!ありがとうございます!
連城 夕太:あ、第一関門突破してからでないと第二関門に挑めない?
GM:ですね! じゅんばんがあります。
連城 夕太:OK、完全に理解しました
連城 夕太:つまり第一関門で必ず1Rは使うと
GM:使いますね。シーン持続エフェクトなどは第一→第二で引き継ぎます
GM:では質問等なければ始めて行きます。
GM:いや、質問自体はいつしてくれてもいいけどね……!
三ツ辻リク:りょうかいです!

GM
:・第一関門:VSアイスクライミング部『冬の昇龍』……絶対氷壁

GM:一団の中でパワータイプっぽいシルエットが前に出ると、その背後から氷の壁がせり上がる……!
アイスクライミング部部長『冬の昇龍』:「——アイスクライミング」
アイスクライミング部部長『冬の昇龍』:「極地の氷壁、天上の絶壁。これらをスポーツの域にまで落とし込んだ……生と死の競技」
アイスクライミング部部長『冬の昇龍』:「お前達に超えられるか……見せて貰おう」
連城 夕太:「俺らルールも分かんないんですけどー、そういう素人いじめってよくないと思いまーす」
アイスクライミング部部長『冬の昇龍』:そう言うと、アイスクライミング部部長『冬の昇龍』は、特に道具も使わず氷の壁を登り始める!
連城 夕太:「あっ聞いてないなこれ。完全に自分の世界だ」
アイスクライミング部部長『冬の昇龍』:「ルールなどない……何せこれは非公式スポーツだからな。ただ登り、ただ相手より上に立つ!」
アイスクライミング部部長『冬の昇龍』:「……立つというか、貼り付く感じだが……」 律儀!
連城 夕太:「ほほう」
柳武歩:「意外にまじめな奴だなこいつ…」
三ツ辻リク:「そのまじめさでもっと真っ当にスポーツにうち込めばええものを・・・」
黒野 白雪:「そうだね。ある意味では真面目、真摯かもしれないが……その行いが間違っていることは疑うべくもない」
黒野 白雪:「どんな形であれ『勝って』しまえば、それで良いと思うよ。フォローは私たちに任せてくれ」 白パンダの黒野白雪がウィンクし、背後のホワイトパンダたちがマッチョなポーズを取る!
連城 夕太:「……よし!歩先輩、リク先輩!こういうの得意ですよね!頑張ってください!」
柳武歩:「投げっぱなしはかいちょで間に合ってるつうの…」
連城 夕太:「適材適所ですよ!俺体育苦手なんで……」
三ツ辻リク:「おうよ!取り敢えず肉体労働担当のわしらで、あの筋肉を軽く捻ってやろうかの柳武の!」
柳武歩:「わーかったよ。まあ、確かに頭使うよりゃいい!」
柳武歩:GM、判定は行動値順でしょうか?
黒野 白雪:そうです。という訳でラウンド進行を開始します。
GM:セットアップの前に、気になる『冬の昇龍』の上昇値を決めておきましょう。デドン!
GM:12dx+5
DoubleCross : (12R10+5[10]) → 10[1,1,2,3,3,5,5,5,6,6,6,10]+6[6]+5 → 21

柳武歩:ぐはっ
GM:ちっ、しけてやがる……こういうことです! 今ラウンドはこれだけ昇るのでガンバってね!
連城 夕太:高い!
GM:という訳でセットアッププロセスです。こちらは特になし。必要があればどうぞ!
連城 夕太:特になし!
三ツ辻リク:ゲッ!12D点…からの21!低く済んだ方だが…高い!
柳武歩:ないよ
三ツ辻リク:ないです!
GM:ではラウンド進行。行動値順です。まず連城くん!
連城 夕太:待機!
GM:それじゃ次、歩ちゃん! どうする?
柳武歩:待機します
連城 夕太:「無理!これまず体持ち上がんないっすもん!」氷壁をぺしぺし叩いて文句を言っている。
柳武歩:「…どうすりゃいいんだこれ…なんつうか、とっかかりがねえな?」困惑している。
GM:では三ツ辻くん! 二度あることは……?
三ツ辻リク:ここでわしは……昇る!
GM:では判定ダイスを振ってみるがいい!
三ツ辻リク:というわけで判定してみます。挑戦だ挑戦!
三ツ辻リク:判定は〈二輪〉。いくぞー
三ツ辻リク:7dx+2
DoubleCross : (7R10+2[10]) → 10[1,1,5,5,7,9,10]+8[8]+2 → 20

三ツ辻リク:ぐえー!
三ツ辻リク:1足りない!
GM:フッ、頑張ったが足りないようだな……そして!
スピードスケート部部長『冬の疾風』:シャーッ——!氷を削り滑る音を立てながら、スピードスケート部の細長いシルエットが迫る……
スピードスケート部部長『冬の疾風』:……氷壁を! 垂直に滑り降りながら!
三ツ辻リク:「フフン、なるほどのぼりゃええんじゃな。よっしゃ、なら」
三ツ辻リク:拾ったガラスを次々投擲!足場とする!そこを素早く登らんとするわしに…迫る疾風!
スピードスケート部部長『冬の疾風』:「フッ……させはしない」
三ツ辻リク:取り敢えずしのぐぞ!後続の妨害に賭ける!
スピードスケート部部長『冬の疾風』:「もはや僕らは冬の修羅に落ちた存在だ。僕は、競技で誤魔化しはしない……勝利のため、君をここで落とす!」
スピードスケート部部長『冬の疾風』:攻撃を行ないます。メジャーで《コンセントレイト:サラマンダー》+《炎の刃》。
スピードスケート部部長『冬の疾風』:6dx8+2
DoubleCross : (6R10+2[8]) → 10[2,3,4,6,7,10]+1[1]+2 → 13

スピードスケート部部長『冬の疾風』:お好きなリアクションをどうぞ
三ツ辻リク:13・・・
三ツ辻リク:よけない!ガード!
スピードスケート部部長『冬の疾風』:ではダメージだ。
スピードスケート部部長『冬の疾風』:2d10+6
DoubleCross : (2D10+6) → 10[6,4]+6 → 16

スピードスケート部部長『冬の疾風』:諸々有効
三ツ辻リク:機械化兵、クリスタルシールド、ボディアーマーで30点軽減!きかない!
GM:えっ何ソレ……こわ……
連城 夕太:硬っ
柳武歩:カッチカチや…
三ツ辻リク:これがわしのボディよ・・・
スピードスケート部部長『冬の疾風』:火花を散らしながら氷壁を滑り下り、回転しつつのスピードスケートシューズキックをリクくんに放つ
三ツ辻リク:カッ!迫る疾風の蹴りを睨むわし。疾風の蹴りがわしを……すりぬける!
三ツ辻リク:バチバチバチ……体が半分電子化している。疾風のキックは素通りしたのだ
スピードスケート部部長『冬の疾風』:「……クッ!君は……風のようだな。銀盤の上の凍霧のような……!」
スピードスケート部部長『冬の疾風』:『冬の疾風』はそのまま駆け抜け、超高速で姿を消す……!
柳武歩:「コラァー!登ってる奴の邪魔すんな!三ツ辻が危ねえだろーが!」下でぷんぷん憤慨している。
スピードスケート部部長『冬の疾風』:「フ……僕はどちらかといえば『君たち側』だからね……こうもするさ!」
三ツ辻リク:「……そいつは嬉しいのォ。わしにゃもったいないポエット評点じゃわい」
三ツ辻リク:カカッと笑う!疾風の妨害をものともせず、20登ったぞ!あと一歩届かないが・・・?
三ツ辻リク:以上です!
GM:という訳で待機している二人ですが、どうする?
柳武歩:氷壁に対して攻撃をしたいです
連城 夕太:応援します。がんばれー。
GM:では攻撃をするといい。自動命中ではあるけど、判定等どうぞ!
柳武歩:マイナーアクションで《インフィニティウェポン》。メジャーで《咎人の剣》
柳武歩:器物使いの効果を適用でダイス+3
柳武歩:9dx+1
DoubleCross : (9R10+1[10]) → 7[1,1,2,2,5,5,6,7,7]+1 → 8

GM:自動命中。ダメージどうぞ!
柳武歩:しょぼい達成値だが…
柳武歩:1d10+11+10
DoubleCross : (1D10+11+10) → 10[10]+11+10 → 31

柳武歩:侵蝕は84→90に。
GM:そのダメージ値なら、問題なく妨害は成功する
アイスクライミング部部長『冬の昇龍』:「フン、なかなかやるようだが、俺には届かない……」氷の壁を登り続ける昇龍。しかし……!
三ツ辻リク:やった!歩ちゃんありがとう・・・!
柳武歩:「ほー、そうかよ。そっちがそう言うなら」
柳武歩:手袋を外した手を、雪に覆われた地面に付ける。引きはがすと…握られているのは巨大な鉄のハンマー!
柳武歩:「こうしても文句は言わねえよなオラァ!」
柳武歩:目前の氷壁に向かって駆け込み、大きく振りかぶって叩きつける!
柳武歩:攻撃地点からアイスクライミング部部長の進路上まで、斜めに亀裂が入っていく!
アイスクライミング部部長『冬の昇龍』:「ぐおっ、雪崩か……!?だがお前と俺は同条件……のはず……ッ!?」 震動には耐えたが、亀裂を前に目を剥く
アイスクライミング部部長『冬の昇龍』:「これはまず……ギャッ!!」 そのままあえなく高度低下!判定値16程度の高さにまで落ちた!
連城 夕太:「すっげー!!格好いい!!マッチョ!!」大喝采!
柳武歩:「マッチョはやめろ!」
三ツ辻リク:「ヒュー!さすが、やるもんじゃのう柳武の!」自分は登ったポイントにしっかり掴まって高度を維持!
連城 夕太:「あ、えっと……び、びーなす……」
柳武歩:「いやそれはそれでガラじゃないから…」
GM連城くんは特に行動なしでいいかな?
連城 夕太:はい!
GM:ではラウンドを終了しよう……達成値を比較する。『冬の昇龍』は16、三ツ辻くんは20……
GM:よってこのラウンドで三ツ辻くんの勝利・第一関門の突破が決定する!
三ツ辻リク:「わしらの……勝ちじゃな!」
柳武歩:やったー!
柳武歩:「アイスクライミング、なかなか面白い競技だな。気に入ったぜ」上を見上げ、三ツ辻君に親指を立ててみせる。
アイスクライミング部部長『冬の昇龍』:「そんな、バカな……俺が……俺が相手のケツを見るだと……!?」
アイスクライミング部部長『冬の昇龍』:驚愕のまま力を失い、ズリズリと落ちて行く『冬の昇龍』!それと同時に氷壁も緩やかに瓦解していく。
三ツ辻リク:「助かったわい柳武の!急造じゃがわしらの連携も中々のもんじゃな!」にっかり。親指を立て返し!
連城 夕太:「いえーい!すげー!二人とも超さすが!!」
連城 夕太:「ほら、やっぱ言った通りでしょ!役割分担ですよ!」
柳武歩:「と言う事は、この後はお前が働くんだよな?あー?」圧!

GM:……そして、その後に残るのは雪原である。吹雪の吹き荒ぶ雪原。一定間隔で立つ雪の壁以外には何もない、真っ白な雪原。
GM:語らう君たちにむけ、豪速の雪球がヒュンヒュンと飛来する!
三ツ辻リク:氷壁から着地。昇竜は……うむ、無事じゃな。そこで展開された雪原に、目を見張るわし!
連城 夕太:「ひえっ!?せ、先輩!俺よりあっち見てあっち!」
柳武歩:「おわあ!?」慌ててエビ反りになって避ける。
雪合戦部部長『冬の猟兵』:「……バイアスロン。アイスクライミング。奴らは決して弱くはなかった。だが強くもなかった。何故か」
雪合戦部部長『冬の猟兵』:「……服装だ。全ては服装が悪い。奴らはもっと、肩の可動域を重視するべきだったのだ……!」 タンクトップの男が雪玉を手の中で弄ぶ!
三ツ辻リク:「なんじゃこりゃ、さっきまで校舎があった筈なのに……!うおお!?」雪玉を慌てて避ける
柳武歩:「だからその寒そうな格好やめ…うおお!」頭を抱えて地面に伏せる。
雪合戦部部長『冬の猟兵』:彼は一抱えもある雪の山を、両手でかき集め、押し込め、押し込め、拳大の雪球にして見せた。
雪合戦部部長『冬の猟兵』:「俺様のこの握力。走力。肩力。全てを活かせるのがこの『雪合戦』……」
連城 夕太:「この寒さにその格好で動ける人ならそりゃ強いだろうけど……!」
雪合戦部部長『冬の猟兵』:放たれた雪球は、定間隔で防御用に立てられた雪の壁を粉砕・貫通!
三ツ辻リク:「次の相手はあの風邪引きそうな雪合戦部ちゅうわけか。いやいや正直舐めてたがどうしてどうして……油断がならんな!」
雪合戦部部長『冬の猟兵』:「……優しくはしてやれんぞ」 獰猛に笑う……!
連城 夕太:「先輩……あれ、死人が出ません?雪合戦じゃなくてただの合戦ですよもう」
GM:という訳でクリンナッププロセスを経て再セットアッププロセスです。特になければイニシアチブにイクゾー!
柳武歩:ないです!
連城 夕太:イニシアチブにゴー!
GM:言ってなかったですが、『冬の猟兵』の行動値は16ですので、イニシアチブプロセス最初に動きます。射撃型だからね……!
柳武歩:「ある意味普通に戦闘になってんのと近いけどな。しかしどうやって近付きゃいんだ、あんなの」
連城 夕太:「……走るしかない?」
三ツ辻リク:「まあ、戦争じゃな。だがやるしかないぞ!わしらもフォローするし、全力でぶちのめすんじゃ!」
三ツ辻リク:あ、もちろんセタップはありません!
雪合戦部部長『冬の猟兵』:という訳で君たちに尋常でない質量と腕力が込められた雪球が、マシンガンのごとく降り注ぐ……!
雪合戦部部長『冬の猟兵』:対象は全員、回避するなら難易度20の攻撃です。回避するならダイスを振るがいい!
柳武歩:こちらはガードするよ
連城 夕太:がんばって避けよう
連城 夕太:2dx>=20
DoubleCross : (2R10[10]>=20) → 5[2,5] → 5 → 失敗

連城 夕太:むり!
柳武歩:さっき《インフィニティウェポン》で作った武器をガードに使う。器物使いの効果でガード値は計8!
三ツ辻リク:ガード!
GM:あ、これ5d10+25になってるけど確か5d10+20にしようって悔い改めたんだよな……まあ5d10+25でいいか
柳武歩:ナ、ナンダトーッ
雪合戦部部長『冬の猟兵』:ではダメージを出します
雪合戦部部長『冬の猟兵』:5d10+25
DoubleCross : (5D10+25) → 21[2,3,6,1,9]+25 → 46

雪合戦部部長『冬の猟兵』:46点! 全員の初期彼我距離(100)/2を引くと……0!
柳武歩:よかった
三ツ辻リク:やった!
雪合戦部部長『冬の猟兵』:放たれる雪玉は剛速球だが、君たちに当たる様子はない。少なくとも
雪合戦部部長『冬の猟兵』:少なくとも今は、だが……・
連城 夕太:「……あれ放っといたらいつまで投げ続けますかね」
三ツ辻リク:「それも見ものじゃが……黙って見とるわけにもいかんからのう……」
雪合戦部部長『冬の猟兵』:では行動値順に処理していくぞ。連城くん! どうする?
柳武歩:「だな…見ろあのタンクトップ、この天気の中身体から湯気出てんぞ」
連城 夕太:待機!
連城 夕太:「よし、それじゃあ……プランBで行きましょう」先輩2人に目配せ。
雪合戦部部長『冬の猟兵』:素肌から発せられた湯気が雲と化し、やがてそれが雪を降らせ始める……永久機関である。
GM:それじゃ次、歩ちゃんだ。どうする?
柳武歩:待機!
柳武歩:「プランB…えっ、プランB、何?ごめん!俺それちゃんと聞いてなかったかも」
連城 夕太:「あっ、え……すみません、言ってみたかっただけです」
GM:では三ツ辻くんだ。どうする?
柳武歩:「このやろう……!」
三ツ辻リク:「えっプランB!?えーと……よし、プランBじゃな!わしに続けーっ!」
三ツ辻リク:マイナーで戦闘移動、メジャーでも……どうせねらえないから全力移動!30m縮める!
三ツ辻リク:合計30㎡
三ツ辻リク:㎡じゃなくてm!メートル!
GM:じゃあ30m縮まった! そして移動をしたな……
スピードスケート部部長『冬の疾風』:シャ——ッ!雪原を裂き、吹雪の向こうから美しいフォームのスピードスケート選手が現れる!
三ツ辻リク:オス!
スピードスケート部部長『冬の疾風』:メジャーで《コンセントレイト:サラマンダー》+《炎の刃》。攻撃!
スピードスケート部部長『冬の疾風』:6dx8+2
DoubleCross : (6R10+2[8]) → 7[1,2,2,5,5,7]+2 → 9

三ツ辻リク:ガード!
スピードスケート部部長『冬の疾風』:フッ……どうする?
三ツ辻リク:そして今回は《自動触手》と《蒼き悪魔》を使う!
三ツ辻リク:こっちは相変わらず30までノーダメージ!
スピードスケート部部長『冬の疾風』:白兵攻撃ですからね!
スピードスケート部部長『冬の疾風』:と思ったけど、あれ、攻撃の種類問わねえのかこいつ……何のエフェクトと勘違いしてたんだろ
スピードスケート部部長『冬の疾風』:ではダメージが出る
スピードスケート部部長『冬の疾風』:1d10+6
DoubleCross : (1D10+6) → 4[4]+6 → 10

三ツ辻リク:うす、どちらのエフェクトも距離は問わず。ガード値も距離とわずです!
スピードスケート部部長『冬の疾風』:うーむ通らない。
三ツ辻リク:射撃限定とか白兵限定とかのカウンターエフェクト、ありますからね……!
三ツ辻リク:そして疾風に24点の固定ダメージ
スピードスケート部部長『冬の疾風』:そのダメージは退場フラグだ。フィギュアスケートめいた回転で蹴りを繰り出すが……
三ツ辻リク:洗練されたフォームで蹴り掛かって来た疾風を、轟音と共に雷撃が襲う!
スピードスケート部部長『冬の疾風』:「何と……!」
三ツ辻リク:「悪いのう、今度は素通りさせてやらん」バチバチバチ体から走る稲妻!
三ツ辻リク:「連城!こいつはわしが引き受けちゃる!いったれ!」
連城 夕太:「あっ了解!プランBします!」
スピードスケート部部長『冬の疾風』:「ぐっ……金属のブレードに電気の相性は最悪……考えたな!」特に根拠なきことをのたまう!
GM:という訳で待機組の行動です。どうする?
柳武歩:こちらは行動放棄でその場に留まるよ
連城 夕太:こちらは突っ込みます!
連城 夕太:マイナーで18m戦闘移動、メジャーで36m全力移動
連城 夕太:合計54m猟兵側に進みます
GM:ほう、思い切ったな……残り46m!
GM:という訳でラウンド終了です。クリンナップ・セットアップをスキップして次のラウンドにイクヨー
連城 夕太:「全速前進っ!」開けた雪原の真ん中を突っ切って猟兵に向かう!
連城 夕太:OK!
柳武歩:「おらぁ!もっとこっちに撃って来いやー!」
ハンマーを振り回して雪玉を打ち返そうとし、空振りしまくっている

三ツ辻リク:おっす!
柳武歩:OK!
雪合戦部部長『冬の猟兵』:「クックッ……ノコノコと来たな。雪合戦の真髄を知れ!」
雪合戦部部長『冬の猟兵』:攻撃行動をします。回避するなら目標値は20。リアクションどうぞ!
連城 夕太:一応ドッジ!
連城 夕太:3dx>=20
DoubleCross : (3R10[10]>=20) → 7[3,7,7] → 7 → 失敗

柳武歩:こちらはガード!
三ツ辻リク:連城くんへは距離的にカバーリングが届かない!ここだけはナントカ耐えてくれ……!
連城 夕太:さっきダイス数間違えてました
三ツ辻リク:ガード!
雪合戦部部長『冬の猟兵』:ダメージが……出る!
雪合戦部部長『冬の猟兵』:5d10+25
DoubleCross : (5D10+25) → 36[8,7,7,7,7]+25 → 61

雪合戦部部長『冬の猟兵』:それぞれ彼我距離やガード値や装甲値やら引くが良い!
雪合戦部部長『冬の猟兵』:(彼我距離/2)
三ツ辻リク:35を引いて……こちらは26!きかない!!
雪合戦部部長『冬の猟兵』:圧倒的質量を拳大に込めた執念の雪球が、ガトリングガンのような勢いで君たちに降り注ぐ……!
連城 夕太:23引いて……死ぬ!リザレクト!
連城 夕太:「ゆきがっせぼはぁっ!?」顔面に雪弾の直撃を受けて吹っ飛ぶ!
連城 夕太:1d10+87
DoubleCross : (1D10+87) → 1[1]+87 → 88

連城 夕太:HP1で復活
三ツ辻リク:「すまん連城、後で応急手当キット買うから……!」ごめんね!
柳武歩:こちらは50と8引いて3ダメージ
連城 夕太:「ぼぶ……おべふ、っふす!」突っ伏したまま元気に返事をする。鼻血が雪原を赤く染めている。
雪合戦部部長『冬の猟兵』:「まずは一人……もっとも、こいつは競技ではないからな」
雪合戦部部長『冬の猟兵』:「立ち向かう気概を折るまで続けさせてもらう。覚悟をしいや!そして俺様の肩の可動域を……崇めろ!」
GM:という訳で次の行動に移ります。連城くん……どうする!
柳武歩:「連城、あいつ……!」自身も軽く雪玉の攻撃を受けたが、全然軽い。
連城 夕太:「う……どぅふふ……」鼻血まみれのままゆらりと立ち上がる。
連城 夕太:マイナーで18m前進して……いくつだっけ
連城 夕太:28か
三ツ辻リク:「あんにゃろう、図に乗りおって…!」雪玉の嵐が、ぼふんぼふん体に弾かれながら言う!
連城 夕太:うーん微妙
連城 夕太:いいや、やっちまおう!
連城 夕太:メジャーアクションで全力移動、距離0m!
GM:なんと
連城 夕太:「ま……だ、まだぁ!」再び猪突猛進!猟兵に掴みかからんばかりの距離に!
連城 夕太:「もう一発!やってみろ!」
連城 夕太:という感じで!
雪合戦部部長『冬の猟兵』:「フハ! 大した度胸……オーヴァードとて痛みは感じるだろうに」接近すると分かる、猛禽じみた目が、ニタリと笑う
三ツ辻リク:大丈夫か、連城くん!
柳武歩:「連城…無茶しやがる…!」
雪合戦部部長『冬の猟兵』:「ならば次、渾身の一投を食らわせてやろう……光栄に思え!」
雪合戦部部長『冬の猟兵』:という訳で次の手番。歩ちゃんはどうする?
柳武歩:た…待機で
雪合戦部部長『冬の猟兵』:では次、三ツ辻くん! 別に予定がなければ行動放棄とかでもいいんだぜ!
連城 夕太:「先輩がた!」
連城 夕太:「適材適所!ここが俺のつかいどころ、です!」視線は前に向けたまま、2人にびしっと親指を立てる。
三ツ辻リク:よし、全力移動してもカバーできる距離が詰まらないし……ここは見守る!
三ツ辻リク:「連城……!」待機
GM:それでは残る歩ちゃん、どうする?
柳武歩:行動放棄で!
柳武歩:勢いよく踏み出しかけた足を止める。
柳武歩:「こうなったらやれ!連城!カッコいいとこ見せてみろ!」
三ツ辻リク:「かませ!その雪合戦部のニヤケ面、ぶっ飛ばしてみい!!」
GM:ではクリンナップ、セットアップを経て、冬の猟兵が動く……!
雪合戦部部長『冬の猟兵』:攻撃行動です。回避するなら難易度20、やってみろ!
連城 夕太:一応ドッジ!
連城 夕太:3dx>=20
DoubleCross : (3R10[10]>=20) → 9[2,6,9] → 9 → 失敗

柳武歩:こちらはガードで。
三ツ辻リク:ガード!
雪合戦部部長『冬の猟兵』:ダメージを算出する!
雪合戦部部長『冬の猟兵』:5d10+25
DoubleCross : (5D10+25) → 25[8,3,1,10,3]+25 → 50

雪合戦部部長『冬の猟兵』:彼我距離/2を引いて、諸々有効。いくらもらう!
三ツ辻リク:きかない!
柳武歩:ちょうどノーダメだ
連城 夕太:しぬ!リザ!
連城 夕太:88+1d10
DoubleCross : (88+1D10) → 88+10[10] → 98

連城 夕太:ぎゃっ
柳武歩:うげえ
雪合戦部部長『冬の猟兵』:雪玉は当然、歩ちゃんに三ツ辻くんにも降り注ぐ……
三ツ辻リク:こ、ここにきて!
三ツ辻リク:「連城ーッ!」嵐の雪玉を耐えながら
雪合戦部部長『冬の猟兵』:だが、連城くんを見る『猟兵』の眼の爛々たるや。極限まで握り極めた雪球を更に12個握り極め、投げ放つ剛速球。その重量・高度はもはや、鉄球のそれに等しい……!
連城 夕太:「ぶっ、べふっ、ぎゃふん」至近距離で雪玉を浴び、血まみれで再び倒れ伏す!
柳武歩:自分の目の前に来た雪玉を、ハンマーの一振りで薙ぎ払う。
連城 夕太:「ぶふ、ふ、ふぇっふぇっふぇっ……」
連城 夕太:血染めの雪原に倒れたまま、笑い始める。
連城 夕太:「超痛え……血を……」
連城 夕太:「血を、流しすぎ……」
雪合戦部部長『冬の猟兵』:「笑っているのか……お前……!」 歓喜めく笑み!
連城 夕太:「いや、流させすぎですよ……タンクトップせんぱぁい?」
連城 夕太:行動いいでしょうか!
GM:という訳でこちらの行動は以上だ。連城くんどうぞ!
連城 夕太:マイナーなし、メジャーアクションでエフェクトなしのRC判定
連城 夕太:そして彼我の距離は0m!
GM:するがいい……ゼロ距離の決着!
連城 夕太:9dx+7>=0
DoubleCross : (9R10+7[10]>=0) → 10[2,3,7,8,9,9,9,10,10]+3[1,3]+7 → 20 →成功

GM:お見事だ。判定は当然成功。
連城 夕太:「血、なんですよ、俺」連城がゆっくり身を起こす。その足元は流血で真っ赤に染まっている。1人の人間ではありえない量の出血で。
連城 夕太:「ブラム=ストーカーなんで、これだけ出血大サービスしてりゃ……」
連城 夕太:ぼこり。真っ赤な雪が一塊、球体になって浮かび上がる。
連城 夕太:「何発喰らいましたっけ?十発?二十発?」
雪合戦部部長『冬の猟兵』:「……クク……恐ろしい顔だ……子供!かくいう俺も、こうも懐に潜られたのは初めて!」
連城 夕太:ぼこり、ぼこり。足元から次々と血染めの雪玉が浮かび上がり、猟兵を取り囲む。
連城 夕太:「何発いっときます?十倍?百倍返し?」
雪合戦部部長『冬の猟兵』:タンクトップ男は両腕を広げる 「俺がお前に食らわせた34発!十倍でも百倍でも受けて立とう……これは雪合戦なのだから!」
連城 夕太:「だったら千倍!3400発!」
雪合戦部部長『冬の猟兵』:「それは百倍では……!?」
連城 夕太:流血しながら駆けてきた46m!そこに流された血液が残らず雪玉となって浮上し
連城 夕太:「うるせー!いちいち計算してらんねーッッすよ!!」
連城 夕太:一気に猟兵へと殺到する!
雪合戦部部長『冬の猟兵』:「お、おおぉッ、おおおおごごごごごごッッ!!」数発は迎撃を試みるが、それだけだ
雪合戦部部長『冬の猟兵』:『冬の猟兵』は四方八方から嵐の如く雪球を浴びせられ、その衝撃で宙を舞いすらする……!
連城 夕太:「あー……」吹き飛んだ猟兵と、紅雪の小山を見てため息をつく。
連城 夕太:「……実際、これ何発なんだろ」
雪合戦部部長『冬の猟兵』:ドサリ、と猟兵の身体は連城くんの近くに落ちてくる。彼は全身をボロボロにしながら、流血しながら、それでも獰猛に笑って
雪合戦部部長『冬の猟兵』:「……ふは、は。良い攻撃だった……なあ、お前」
雪合戦部部長『冬の猟兵』:「雪合戦……しねえか」
連城 夕太:「悪いけど、風紀委員なんで」
連城 夕太:「遊んでたら委員長にどやされます」
雪合戦部部長『冬の猟兵』:「そうか……雪合戦、楽しい……のになァ……」それだけ言うと力尽き……無限に広がっていた雪原が消え、元の校舎群の風景が戻ってくる。
柳武歩:「連城……このバカ野郎」
柳武歩:憮然とした顔で、連城君にずんずん歩いて近付く。拳を握って高く上げる。
連城 夕太:「ひえっ」
柳武歩:が、開いた掌をぺしょっと連城君の頭に置く。
柳武歩:「お前、頑張りすぎなんだよバカ。心配するだろーが」
連城 夕太:「……えっ」びくっと目をつぶって、少ししてから恐る恐る開く。
柳武歩:いつも吊り上がり気味の眉尻を下げて笑う。
連城 夕太:「いや、先輩も頑張ってたんで俺もこれぐらいやんないと」
OWSC連メンバー:「おい、マジかよ……」「四天王がやられた……」「次はぼくらか?」「やれるのかよ……!?」 取り巻きのOWSC連に動揺が広がり、菅野ジェミソンは舌打ちする!
連城 夕太:「それに俺、怪我したり血ぃ流したりとか得意分野なんで」
三ツ辻リク:「やったのおー連城!」おなじく雪原をザクザク駆けて連城くんを迎える
柳武歩:「どんな得意分野だ…まあ、血ィ流した甲斐はあったみたいだけどな」
連城 夕太:「ふふ、ふっふっふ……風紀委員連城・大活躍の伝説がまた刻まれちゃいましたね?」
黒野 白雪:「……まったく。私は直接見ていないが、動物だってそんな戦い方はしないぞ。やれやれ……」
三ツ辻リク:「おうおう、わしゃいざって時はやってくれると信じとったよ。ちゃんと手当もしとくんじゃぞ」にっかり
赤枝 東輝:「ていうか、あんな奴らとの戦いでそんなになる余地あったんだな……」
連城 夕太:「うわっ、黒野先輩!やべー俺鼻血まみれじゃん!」
連城 夕太:そこらの雪で顔をむりやり濯ぐ。
柳武歩:「色物に見えても、仕切ってるアタマが仮面って事には変わりねえからな…」
連城 夕太:「ぶはっ……ほら!ちょっと鼻血出てただけなんで!言うほど大怪我でもないんで!」
三ツ辻リク:「まあの、実際油断ならんやつらじゃったよ」
黒野 白雪:「やれやれ。後でちゃんと治療するんだよ……ほら、見たまえ。群れのアタマはまだこちらを見ている」 白雪がパンダアームで校舎の上を指す
柳武歩:「おう、どうだよ。俺らは排除されてねーぞ。まだやるのか?」
菅野ジェミソン:「……もはや純化もままならないか。『昇龍』『疾風』『猟兵』と揃っていながら……それとも手を抜いていたか?」
連城 夕太:「10分後にはアンタも寝てますよ!ヘイヘイ!」
三ツ辻リク:「さァて菅野。四天王はみんなやられちまったぞ。ぬしゃどうする。そこで見とるだけか!」
GM:OWSC連の残メンバーは、次々に糸切れたように倒れていく。菅野の語る『敗北を認めた者の末路』そのものだ
連城 夕太:「それとも今すぐ負けを認めます?その方がお互い楽でしょ?」
菅野ジェミソン:「フン……このまま交戦した所で、確かにオレに勝ち目はない。だが負けではない。より適切な場所・機会でさえあれば……」 そう言いながらも、表情は少し物憂げだ
連城 夕太:「うわー弱気ぃ~。そういうのって結局負けを認めたくないだけの言い訳じゃないの~?」
連城 夕太:「っていうかー、場所が悪いとか時間が悪いとか言っていいならここで転がってる3人だって何度でも言い訳して再戦しますよ」
連城 夕太:「そういうこと言わずに素直に倒れたこいつらの方がまーだ潔いっていうかー」
三ツ辻リク:「地金が出とるぞ。そっちから喧嘩売ってきといて、時間や場所が悪いじゃと?スポーツ選手が聞いてあきれるわ!」
菅野ジェミソン:「ハン。意味なく傷を負って興奮する野生動物には分かるまい……オレの戦いはオレのためにある。言い訳、結構。いくらでも言うが良いさ」
連城 夕太:「そもそも?アンタ今までエラそうに上から目線で喋ってばっかりで勝負しようとしてないじゃないですかー」
連城 夕太:「あ、もしかして。も・し・か・し・て♡」
連城 夕太:「そんなこと言って、アンタ」
連城 夕太:「負けるのが怖いんでしょ。弱っちいから」
柳武歩:「こら連城」襟首を掴んで止める。
連城 夕太:「ぐえ」
菅野ジェミソン:「……真実怖ろしいのは、そんなことではないさ」 ニヒルに笑い
菅野ジェミソン:「深山部長。オレはやり遂げます。貴女が分かるその時が来るまで……!」そのまま《瞬間退場》します
柳武歩:「別に間違ってないんだけど、今またちょっと悪者っぽくなってたからな。ほどほどにしような」
連城 夕太:「はっ……つい口が滑って……」
黒野 白雪:「教育には良くなかったかもね。私としては、少しせいせいしたけれど?」くすりと笑うパンダ
柳武歩:「やり合う時は来るさ。すぐに」
連城 夕太:「あの……今の、委員長にはチクんないでくださいね……?」
三ツ辻リク:「くそったれ、また逃げよって。……だがええじゃろう、今度こそ、逃げる所なんぞない」
赤枝 東輝:「……悪役っていうか、性格は悪そうだった」
連城 夕太:「わ、悪くねーし!俺ほど性格いい人間いないし!」
柳武歩:「チクるかどうかは今後の心がけ次第、かな」
三ツ辻リク:「だ、大丈夫じゃないかの?あの委員長もそこまで……どうかのぉ……いや風紀委員として役立つところもありそうじゃが、しかし……」
連城 夕太:「おおう……心がけ……」
黒野 白雪:「さて、それはともかく……だ」 白雪は辺りを……OWSC連メンバーを見回す
黒野 白雪:「……OWSC連、ほとんど全員がこれでアウトになり、意識不明か。この氷点下で。まったく後先がないな」
柳武歩:「パンダでこいつら安全なところまで運べるか?」
黒野 白雪:「そのつもりだよ。君たちを守る防風役はいなくなるけれど……」
黒野 白雪:「まあ、ここまで来ればね。北の海水浴場もあと少しだ」
連城 夕太:「俺らはピンシャンしてるんで大丈夫です!」
三ツ辻リク:「まあそこは、仕方ないかの。嬢ちゃんにはちとすまんが……イケるイケる!」
黒野 白雪:「そうか。では私はホワイトパンダたちの統率に集中するから、一旦お別れだ」
黒野 白雪:「千佳ちゃんを背負わせたボスパンダだけは、君たちに従うよう言いつけておく。……彼女が目覚めたらよろしくね」
柳武歩:「ああ、伝えとく。黒野も気ィつけてな」
連城 夕太:「護衛、中途半端ですみません」
黒野 白雪:「ああ。君たちの健闘を祈っている……それじゃあね!」
三ツ辻リク:「おう。上手いこと始末つけて戻って来るからの(ぐっと拳)。黒野のパンダさんも、頼むぞ」
黒野 白雪:軽く手を振り、黒野白雪率いるホワイトパンダたちは、OWSC連のメンバ-を背負ったり抱えたりして平賀温泉の方へ向かっていった。
GM:そして白雪の言う通り、学校区の終わりはもうすぐだ。吹雪も心なしか、落ち着きつつある……
三ツ辻リク:「手早いもんじゃのぉ。本当に”えらい”お人じゃった。いや、パンダか」
連城 夕太:「パンダだけど人でいいんじゃないですかね」
連城 夕太:「っていうか、パンダも人ってことにしません?」
柳武歩:「世話んなりっぱなしだな。後で個人的にも礼しねえとな…」
連城 夕太:「……いや、白パンダは人じゃないか……」
柳武歩:「……お前やっぱ血流し過ぎじゃない?」
三ツ辻リク:「……そうじゃな。よっしゃこれが済んだらしっかり礼をせんとの!」
連城 夕太:「いや、大丈夫でっす!むしろいつもより元気!」
連城 夕太:「血湧き肉躍る?っていうか、血が余っちゃって余っちゃってしょうがないっていうか」
柳武歩:「ダメだこれ。治療するからちょっと来い、包帯で縛り上げてやる」
連城 夕太:「え、ちょっと待って、今のそんなにおかしかったですか?ちょ、ああー……」
柳武歩:連城君の襟首を掴んで引きずって行く。
三ツ辻リク:「血の気は確かに増えとるようじゃのぉ」笑って二人の後をついて行く。次は北の海岸だ!
GM:ではシーンを切ります。調達! ロイス! どうぞ!
連城 夕太:歩先輩へのロイスを 信頼○/恐怖 に変更!
柳武歩:連城君へのロイス感情を○P:仲間意識/N:不安しよう
三ツ辻リク:迷ったけど……歩ちゃんにロイスを取ろう!
柳武歩:しよう → にしよう
三ツ辻リク:○P:連帯感/N:不安 で!スゴイ破壊力じゃ……(ゴゴゴ)みたいな感じで!
柳武歩:わーい
柳武歩:連城君応急手当キット一個いる?
連城 夕太:もらう!
柳武歩:じゃあ譲る
連城 夕太:わーい
連城 夕太:使う!
三ツ辻リク:一個じゃ足りなさそうなら、こちらも買うよ!
連城 夕太:とりあえず1個め!
連城 夕太:2d10+10
DoubleCross : (2D10+10) → 20[10,10]+10 → 30

連城 夕太:全回復
柳武歩:メッチャ効いた
三ツ辻リク:20!
連城 夕太:歩先輩の献身的な看護で
GM:血気盛んな若者だ……
連城 夕太:調達はボディアーマーを狙います
連城 夕太:4dx+1>=12
DoubleCross : (4R10+1[10]>=12) → 8[3,5,6,8]+1 → 9 → 失敗

連城 夕太:財産3点使って購入!
三ツ辻リク:よし、じゃあわしも連城くん用に狙ってみよう
三ツ辻リク:あ、買った!大丈夫だ!
柳武歩:自分用のUGNボディアーマーを買おう
柳武歩:6dx+1>=12
DoubleCross : (6R10+1[10]>=12) → 8[1,2,5,6,7,8]+1 → 9 → 失敗

柳武歩:ダメ!財産も足りない。以上です
三ツ辻リク:では改めて、あゆみん用に
三ツ辻リク:3dx+2>=12
DoubleCross : (3R10+2[10]>=12) → 9[3,9,9]+2 → 11 → 失敗

三ツ辻リク:財産点は3有る!一点なら押し込んで買います!
柳武歩:あざっす!
三ツ辻リク:エヘヘ、スペリオルで助けてもらったしね!
三ツ辻リク:僕も以上です!
GM:それじゃこれで大丈夫かな?
連城 夕太:以上!
GM:ではシーンを切ります!
柳武歩:ういす!



GM:前回までの『極限極寒極圏アカデミア/Academia Ice Break!』、3つの出来事!
GM:一つ!赤枝東輝との些細な諍いから暴走した"コールドヴィッツ"ルーシリオ・ヴィヘルトゥヘニヤにより、アカデミア学園島は極寒に閉ざされた!
GM:二つ!OWSC連、四天王と呼ばれる面々は撃破され、リーダー、菅野ジェミソンはその場を離脱。倒れたメンバーは黒野白雪率いるホワイトパンダたちが保護した。
GM:三つ!第二調査隊は学校区を抜け、いよいよ北部海水浴場へと近付いていく。学園の秘密兵器『アカデミアB』の起動のために……!



GM:◆Middle 8 シーンプレイヤー…連城 夕太
連城 夕太:おお
GM:というわけて、というわけです。他PCも登場自由。侵蝕ダイスをどうぞ!
連城 夕太:98+1d10
DoubleCross : (98+1D10) → 98+8[8] → 106

GM:あと多分これが最後のミドルになりまーす。
星宮千佳:でるでるマウス
連城 夕太:高いよ!
星宮千佳:うおお
星宮千佳:星宮千佳の侵蝕率を+7(1d10->7)した(侵蝕率:90->97)
柳武歩:出るぜー
柳武歩:90+1d10
DoubleCross : (90+1D10) → 90+5[5] → 95

三ツ辻リク:でーる
三ツ辻リク:88+1d10
DoubleCross : (88+1D10) → 88+7[7] → 95

星宮千佳:三ツ辻くんは-1だよ!
三ツ辻リク:あ、そうでした!ありがとう!94!
GM:学校区を抜け、海水浴場へ。
GM:さんざんに君たちを苛んだ吹雪は、ここにきて多少の弱まりを見せていた。凍り付くような低温は変わらないが、少なくとも雪混じりの暴風に進行を妨げられることはなくなってきた。
GM:海水浴場もまた、砂浜を分厚い雪に覆われ、海岸線には白い氷が流れ着く。当然、海面だって白氷に覆われています。
赤枝 東輝:「……なんか、静かになったな」 赤枝がぽつりと漏らす
連城 夕太:「ペンギンいないかな、ペンギン」
赤枝 東輝:「冬の動物が湧いてくるわけじゃないだろ……?」
GM:黒野白雪率いるホワイトパンダたち(千佳ちゃんを背負っていた一頭を除き)が君たちから離れ、吹雪も落ち着いて、他に人もいない。
GM:確かに目の前に広がっているのは、少し寒すぎるだけの、冬と氷の海岸のようにも思える。
星宮千佳:「なんもないねえ」
星宮千佳:「場所、ここであってるの?」
連城 夕太:「どうだろ……合ってるはず……」
柳武歩:「寒さがキツくなってくるよりはありがてーけどな。どうしたもんかな」きょろきょろ周囲を見渡している。
三ツ辻リク:「もともと誰もいないだろうし、風ものうなった。ほんま、静かじゃ。約束のバショとしては合ってる筈じゃが…」
連城 夕太:「物陰に隠れてるわけでもないですよね。戦艦ですよ戦艦……」
GM:では、君たちがそんな風に話していると、
星宮千佳:「あ! アニメでみたことある!」
星宮千佳:「海がどばーってふたつに割れてでてくるんだよね!」
GM:海面上の氷がにわかに揺れ動きます。
柳武歩:「いやいやいや……さすがにそれは」
星宮千佳:「ほら!」
三ツ辻リク:「う、お。おいおいおい……」心なしかわくわく風味
連城 夕太:「おお……!」ばたばたそちらに駆け寄っていく。
柳武歩:「……え?」顔が強張る。
GM:その揺れの中心が持ち上がったかと思うと……
GM:……海面からにゅにゅっと、大きな下矢印の書かれたプラスチックの看板が生えてきました。
連城 夕太:「……おお」テンションが下がる。
柳武歩:思わずその場に転びかける。
柳武歩:「紛らわしいんだよ!!」
三ツ辻リク:「……おおー」心なしか鎮まり風味
連城 夕太:「……いやいや!でもこれは!」
連城 夕太:「ルルさーん!!」
星宮千佳:「あれが戦艦……?」
赤枝 東輝:「いや、戦艦ってのはもっとこう……」
三ツ辻リク:「歌織さんじゃな!いよいよあの下にお目当てがあるっちゅうことじゃ!」
GM:連城くんが呼ぶと、看板がぴょんっと反応し、水中に引っ込んでいき
GM:やがて浜辺近くの氷をよいしょと押し退け、人影が現れます。
GM:波打つような長い金髪、ドライスーツに包まれなおも強調的な豊かなボディライン……そして、魚型の下半身!
連城 夕太:「やったー!また会えた!相変わらず美人!セクシー!おさかな!」
星宮千佳:「人魚さん!」
柳武歩:「下って、まさかここ潜んのか?……あっ、人魚」
三ツ辻リク:「歌織さんじゃ!こっちじゃこっちー!」
連城 夕太:「連城でーす!覚えてます?風紀委員の連城、連城、連城夕太です!」
歌織 ルル:「よい、しょ! はい! 呼ばれる、しました!」なだらかな海岸に半ば身を乗り出し、ぶんぶん手を振ってきます
歌織 ルル:「覚える、してます! 送れる、する、して、ごめんなさい。早い、早かった、ですね!」
連城 夕太:ルルさんに駆け寄って握手を求める。「ルルさんに会うためですから!」
赤枝 東輝:「……うわ、本当に人魚なんだなこれ……」
星宮千佳:「あっ、デレデレしてる」
柳武歩:「調子いい奴だな。まあ、確かに頑張ってはいたけど」
歌織 ルル:連城くんの手を握ってぶんぶんし 「嬉しい、です!会長さんも、喜ぶ、する、でしょう! しましょう!」
三ツ辻リク:「カッカ、遅れとるなんてあらんよ。わしらがちいと早く来ただけじゃ。歌織さんも、大事ないようでなにより」
連城 夕太:「それで、それで……あの、ですね」もじもじしながら上目遣いになる。
連城 夕太:「約束の、戦艦はどこに……?」
歌織 ルル:「海、中、安全です!くらーけんも、話、する、すれば、わかる、してくれる、します!」
三ツ辻リク:「そうじゃそうじゃ戦艦じゃ。わしも気になるのう。もうすぐ近くにあるんかのう」
星宮千佳:「くらーけん」
柳武歩:「クラゲとも話ができるのか。さすが人魚だな」感心している。
歌織 ルル:「せんかん! その話、する、ですなら、私、違う。会長、呼ぶ、するです!」
三ツ辻リク:「そうかそうか、そりゃよかったのう(笑顔)……いるんか、クラ—ケン……(笑顔のまま。小声)」
連城 夕太:「クラーケンはクラゲじゃないですよー。ゲームとかやったことないんですか?」
連城 夕太:「あっ会長……会長かぁ……」
柳武歩:「え、だってくらーけん……くらげじゃないの?え?」
GM:そう言って、ルルはまた先ほどの看板にベルトポーチから取り出した機器を繋げ、通信ディスプレイにしました。
柳武歩:「呼ぶなら呼んでくれ。もう今から嫌な予感がするけどな」
三ツ辻リク:「……そう、じゃな。そういえば会長の方じゃったわ……」
星宮千佳:「クラーケンって、水ぞくせいのボスだよね?」
星宮千佳:「ほんとにいるんだ! クラーケン!」
連城 夕太:「クラーケン、会いたいな……」
連城 夕太:「……グミで釣れないかな、クラーケン」ポケットをごそごそ探っている。
GM:ディスプレイは自動で点灯し、やがて地下洞窟生徒会室を映し出します。その中心にいるのは、
ベアトリス・ハックマン:「……ふむ。意外とよく見えるな」風紀委員長、ベアトリス・ハックマンです。少し上から見下ろすような角度で、君たちの方を覗き込んでいます
連城 夕太:「ひっ」
三ツ辻リク:「うお」
星宮千佳:「こんにちはー!」
ベアトリス・ハックマン:「これがカメラか。マイクは……繋がっているな。風の音もよく聞こえる。お前たちの声もな」
柳武歩:「あれ、かいちょじゃない……お疲れ様っス」丁寧に礼。
連城 夕太:「おしさしぶりであります、委員長」びしっと気をつけの姿勢。
ベアトリス・ハックマン:「角度はこう……」正面から向き合うような角度になり、ルールブックに載せても恥ずかしくない絵面になりました
星宮千佳:「ルールブックに乗ってそうな角度!」
ベアトリス・ハックマン:「よし。こんにちは。そしてご苦労様、第二調査隊よ。事細かな報告は省略して構わない……大事ないか?」
連城 夕太:「大事も小事もなんにもないです!ばっちりです!」
柳武歩:「色々無理はしてますけど、今の所欠けてる奴は居ないっスね」
三ツ辻リク:「おうよ。わしらはみんな健在、元気りんりんじゃ」風紀委員長のモデル角度は敢えて流し
連城 夕太:「あ、えっと、黒野先輩が単独行動してるんで保護を……いや、単独じゃないけど、1 人……」
連城 夕太:「ひとり?数え方は……いや、とにかく!大体問題ないです!細かいことはあとで!」
ベアトリス・ハックマン:「現在生徒会長がご多忙のため、この場は一時的に私が応対する。……黒野白雪が別行動、という認識で構わないな?」
星宮千佳:「ひとり!」
連城 夕太:「そう、別行動!それです!」
ベアトリス・ハックマン:「無事であるなら構わない。そちらは天気も落ち着いているようだな。大事ないようで安心した」
ベアトリス・ハックマン:心なしか三ツ辻くん、歩ちゃんを見て 「連城は迷惑をかけていないか?」と訊く
連城 夕太:「委員長……心配してくれてたんですね、俺たちの無事を……」
柳武歩:「えー……まあ、こんな感じスけど、助けられてるのも大きいんでトントンってことで。な、三ツ辻」
連城 夕太:「こ、こんな感じって!?」
三ツ辻リク:「問題あらんよ。ちぃっとナンパで軽薄じゃけど、あんたン所の新鋭はよう働いとる」
連城 夕太:「え、もっと褒めてくださいよ!連城大活躍って!頑張ってるじゃないですか俺!」
三ツ辻リク:「そう、柳武のの言うとおり、トントンっちう所じゃな」にいっと、楽しそうな笑み
赤枝 東輝:「まあ、頑張っちゃいるけど……」余計なことは言わないでおいているが、何か言いたげでもある
連城 夕太:「お、お前ー!小学生のくせにお前までー!」
連城 夕太:「はっ」ぎぎぎ、と画面に向き直る。
ベアトリス・ハックマン:フ、と薄く笑い「今後も迷惑をかけるだろうが、あと少しだ。引き続きよろしく頼む」
連城 夕太:「……怒られなかった」
ベアトリス・ハックマン:「さて、私がこの場に呼ばれたのは他でもない。件の『アカデミアB』についての伝達事項のためだ」
連城 夕太:「B!バテゥシップ!」それっぽい発音!
三ツ辻リク:「よかったの連城。覚えは悪くなさそうじゃぞ……っと、待ってました待ってました!それじゃ、Bじゃ!」
柳武歩:「それッスね。どこにあるんスか?まさか泳いでこの下に潜らなきゃいけないとかは……」
ベアトリス・ハックマン:「全環境対応型機動戦艦『アカデミアB』……こんなものの存在をなぜ建造後に私に伝えるのか……ということは置いておくとして」
ベアトリス・ハックマン:「柳武、と言ったか。君の勘は少し正しい。確かに、そう。『アカデミアB』は現在海中に存在し、君たちにはそこを目指してもらうことになる」
連城 夕太:「かいちゅ……泳ぐの……?」
柳武歩:「ぐえ」思い切り顔を引きつらせる。
星宮千佳:「こごえ死んじゃう!」
三ツ辻リク:「そうかそうか。そんなこったろうと思っとったよ」行けない事はないが…という渋い顔
ベアトリス・ハックマン:「泳げと言えば、やってくれるかね?……そんなことを無理強いはしないよ。その通り、凍え死んでしまう。……表示の調整はこれか」
GM:画面の向こうでベアトリスが何か操作すると、ディスプレイ表示が乱れ、何かの図が表示される。ベアトリスはテレビ画面のワイプみたいになって、画面の右上端に小さく表示される。
星宮千佳:「お笑い芸人みたい」
柳武歩:「こ、こら星宮。めっ!偉い先輩なんだぞ」
三ツ辻リク:「お笑い芸人」
連城 夕太:「超怒られるよ……」
GM:図は、何かの建築物の構造図のようだった。縦長だが、カラーリングや書き込まれた説明文からして、海沿いの地下に長く伸びている建物だろうと想像できる。
ベアトリス・ハックマン:「……こんな無愛想な芸人もいないだろうがな」そう言いつつ、また何か操作すると、ワイプも消えてしまった
ベアトリス・ハックマン:「では説明しよう」 そして音声だけがのこる
連城 夕太:「おお、これは……」目を丸くする。「建設費が高そう」
三ツ辻リク:「か、会長……(敢えて追求せずに続く言葉に耳を傾ける)こりゃ何の通路かのう……」
ベアトリス・ハックマン:「その通り。これが尋常に建設されたものであれば、建設費はとんだことになっただろうな……」 声からも苦笑が滲み出る
星宮千佳:「イホー建築なの?」
ベアトリス・ハックマン:「キング・ブロンコ氏を知っているかな。これは彼が彼のエフェクトで建造した、海底Rファイト会場だ」
連城 夕太:「マジで!でかくない……!?」
星宮千佳:「ほあー」
柳武歩:「あー、あの人……海底Rファイト?そんな面白そうな事やってたんスね」
ベアトリス・ハックマン:「法に照らせば、間違いなく違であるが、許可は……下りている。生徒会長とRファイト運営委員会の許可が……なぜか……」 声の苦悩の色が混じる
三ツ辻リク:「尋常じゃない建築……建設費の掛からない……オーヴァード絡みっちうことか……?おおー、やっぱりじゃ」
三ツ辻リク:「海底Rファイト……わしの言えた義理じゃないが何ち酔狂な……」
連城 夕太:「委員長も会長には敵わないんすね……権力の無常だ……」
柳武歩:「なんていうかこう……お察しするッス」しみじみと。
連城 夕太:「いえ、続きをどうぞ!何も言ってないです!」
ベアトリス・ハックマン:「いいや、結局作られただけ作られたで、利用されたことはない。事件の現場になったことはあるが、それから色々あってね」
星宮千佳:「あったんだ、事件……」
連城 夕太:「事件、ない場所の方が珍しいよ」
星宮千佳:「アカデミア、やっぱり危険じゃない……?」
ベアトリス・ハックマン:「生徒会の管理の下……なぜか生徒会の管理の下……今は、そう。卒業制作の一時的な作業場として開放されていたようだ」
星宮千佳:「だからフーキ委員がいるのね!」
連城 夕太:「そう、俺たちがいる!だから安全!」
柳武歩:「何かスンマセン」会長の所業については平謝りする。
連城 夕太:「……安全、だといいなぁ」首を傾げる。「卒業制作バテゥシップ……」
ベアトリス・ハックマン:「そうだ。当該事件でも、SSランク風紀委員が解決に一役買っている。様々な被害こそ出たが、不可逆に致命的なものは存在していない。安心して欲しい、星宮さん」
GM:島外からの留学生なので気を遣っている!
星宮千佳:「フカギャク……に……」
星宮千佳:「あぶなくないってことよね!」
星宮千佳:「あんしんします!」
ベアトリス・ハックマン:「良かった。……話を戻そう。書類によれば、彼らが作るのは『最新技術とエフェクトの融合により完成する海底遊覧船』のはずだったが……」
三ツ辻リク:「お。何か話が読めて来たぞ……」
ベアトリス・ハックマン:「……ご存じの通り、できあがったのは戦艦だった」
連城 夕太:「おかしくない……!?さすがに途中で気づかない!?」
柳武歩:「わからねえ…」
柳武歩:「炊飯器でごはん炊いたらラーメンが出てきたくらいの理不尽さがある」
星宮千佳:「いろいろ付け足したくなったのかなぁ」
ベアトリス・ハックマン:「……その意見はもっともだが、あの会長がな。学生生活の成果を披露する、一生に一度の機会だからと、自由にやらせていたようで」
三ツ辻リク:「うむ。何がどうつながって戦艦になったのかはさっぱり分からんが、戦艦が出来たんじゃな?」
ベアトリス・ハックマン:「そう。星宮さんの言う通り、最初はクラーケン撃退銛などのアカデミア沿岸海中危険生物への対処装備だけだったのだが、様々な過程を重ねた結果……」
ベアトリス・ハックマン:「……戦艦になった」
連城 夕太:「すげえ……俺、今初めて『自由すぎてもダメだな』って分かった」
三ツ辻リク:「そういうことなら、まあそれで……おう、そういうことか……」>自由にやらせていた・様々な過程を重ねた結果
柳武歩:「ああ。思う存分逆の手本にしてくれ」
ベアトリス・ハックマン:「そして、そんな経緯を踏んでいるため、君たちはその海底作業場を経由してアカデミアBに到達することができる」
ベアトリス・ハックマン:「怪我の功名、とでも言うべきだろう。……会長に言うとまた調子がつくので、秘密裏で頼む」
柳武歩:「あ、でも、ちくしょう…今は逆にそれが役に立つもんになってんのか……あの人はホントにどこまでが計算なのかわっかんねえな」
連城 夕太:「脱法建築ブツの中にある脱法戦艦ですもんね……」
連城 夕太:「つまり……つまり」
連城 夕太:「こんな機会を逃せば二度と!合法的に乗ることなんて出来ないシロモノですよ!」
星宮千佳:「一生の思い出だー!」
星宮千佳:「わーいわーい!」
連城 夕太:「委員長!カンペキに理解しました!この仕事、風紀委員として立派に適法します!」
三ツ辻リク:「イエス、そういうことじゃ!」ぱちんと指を鳴らして連城くんの発言にノる!
ベアトリス・ハックマン:「……はしゃがないように。これは未だ、危険を伴う任務なのだから」機械のように平静な声は、心なしか冷え込んでいるようにも感じられる。連城くんは分かるが、怒りたいところを我慢している声だ
連城 夕太:「ひっ」
連城 夕太:「あの、大丈夫です。細心の注意を払って適法行為します」
柳武歩:「っす。気をつけるっす」一緒に喜べばいいのかツッコめばいいのかわからず、何とも言い難い表情を作っていた。
ベアトリス・ハックマン:「よろしい。では、経路を説明しよう」そう言うと、表示されている建築図の地上部に赤い正円が表示される
ベアトリス・ハックマン:「これがエレベーターだ。内部に正式な手順で入るためにはこれを用いるしかない。電源は独立しているので生きているはずだ」
三ツ辻リク:「あ、すんません、気をつけて当たります。続けてください……」縮み縮み
三ツ辻リク:「(ふむふむ)」無言で頷きつつ
ベアトリス・ハックマン:「その後は内部を進み、建造ドックへ向かう。アカデミアB内部の艦橋に操作メモリーを設置すれば、あとは自動で目的の地点を目指すだろう」
連城 夕太:「ハイテックなシステムだ」
柳武歩:「それだけなら楽そうに聞こえるッスね。建物ん中なら吹雪も遮られるし」
星宮千佳:「あのあの、中にモンスターとかは居ますか?」 海底神殿ダンジョンを想像している。
ベアトリス・ハックマン:「操作メモリーそのものは、歌織さんに持たせている。説明が終わったら受け取ってくれ」
星宮千佳:「もう、みんなクタクタだから、モンスターがいるとたいへんかも……」
ベアトリス・ハックマン:「モンスターはいない。当初は警備用にトラップも設置していたようだが、面倒になって撤去したという記録があるので、トラップもないだろう」
星宮千佳:「よかったぁー」
柳武歩:「本当に行き当たりばったりだな、建設が……!」
連城 夕太:「逆に危なくないっすか……」
連城 夕太:「変な連中が住み着かなくてよかった……」
ベアトリス・ハックマン:「……連城の言う通り。トラップが存在しないために、内部に敵が存在する可能性は、ある」
ベアトリス・ハックマン:「君たちはここまでの経路で、すべての敵を排除することができたか?」OWSC連とディオゲネスクラブのことを言外に言っている
星宮千佳:「ひえー」
星宮千佳:「できたっけ?」
星宮千佳:みんなの方を見る。
連城 夕太:「ディオゲネは遭ってもないっすね」
柳武歩:「そうだな。OWSC連についちゃ、菅野ジェミソン以外は大体片付いたっぽいかもしれねーが」
ベアトリス・ハックマン:「……その施設は、事件現場になったことがあるとも言った。そしてこのアカデミアにおける事件の大半には、ディオゲネスクラブが関わっている」
連城 夕太:「ああ……存在は知られてる、と思った方がいいですね」
三ツ辻リク:「OWSC連はともかく、ディオゲネは微妙か……となると、可能性として……」
ベアトリス・ハックマン:「そう。以前の事件においても、そうだった。ディオゲネスクラブはその設備を認識しているし、お察しの通り環境変化には強い場所だ。彼らが拠点にしている可能性すら、考慮できる」
連城 夕太:「つまりつまり……戦艦に乗り込むついでにダンジョンアタックで仮面野郎を捕まえられれば最高」
連城 夕太:「あいつらの拠点が別にあるなら、それはそれでOK」
三ツ辻リク:「……ふぅー、なるほどの。まあええじゃろ。最初からみんなぶっちめちゃるつもりだったんじゃ」
連城 夕太:「ヤバい手段で戦艦乗っ取られてるケースが最悪……ですかね」
三ツ辻リク:「いたならいたで、手間が省けるわい」
ベアトリス・ハックマン:「連城の理解で正しい。一応、戦艦の無事は歌織さんに確認してもらっている。内部がどうなっているかは分からないが……」
ベアトリス・ハックマン:「とはいえ、最優先とするべきは、現状の極寒を打破することだ。それを念頭に置いて行動せよ」
連城 夕太:「おお……ルルさん、美人で人魚なだけじゃなかった……」
柳武歩:「よし。向こうがどう出るか……いずれにしろ、やってやろう」目つきがギラつき始める。
連城 夕太:「了解です!戦艦をなんとかしてルーシーちゃんをなんとか助けて寒いのをなんとかする!」
連城 夕太:「連城夕太、一所懸命にがんばります!はい!」
星宮千佳:「あっあたしもあたしも!」
星宮千佳:「星宮千佳、一生懸命がんばります!」
連城 夕太:「いえーい!一緒に懸命がんばろう!」
ベアトリス・ハックマン:「……すまないな。星宮さん。せっかく体験入学に来てくれたのに、力を借りることになって。ひとえに私たちの力不足のせいだ」
三ツ辻リク:「任された。戦艦への乗船経路は分かったが、後のやることは変わらんわい。あんたらも、これまで通りキャンプのことは頼んだぞ」
ベアトリス・ハックマン:「こちらでも、暴動……というと派手になるか。少々の混乱が現在発生している。会長が不在なのはそのためだ」
星宮千佳:「こういうのがアカデミアなんでしょ? いっぱい事件がおこって、みんなで解決するんだよね?」
星宮千佳:「気にしなくていいのです! まかせて!」
ベアトリス・ハックマン:「……ありがとう」 少し穏やかな声色で
ベアトリス・ハックマン:「今はまだ大きな問題にもなっていないが、君らにアカデミアの今後が懸かっているといっても、そう過言ではないだろう。覚えておいてほしい」
柳武歩:「混乱?……大丈夫なんスか?」
星宮千佳:「混乱?」 火炎瓶を投げる暴徒の姿を想像している。
ベアトリス・ハックマン:「大した問題ではない。有志学生と風紀で問題なく収められるようなものだ。が、今後ともずっとそうだという保証はないからな。期待している」
連城 夕太:「期待!」
連城 夕太:「全力で応えます!ばっちり期待しててください!」
柳武歩:「……了解ス。あ、こっちはこんな感じなんで、大丈夫だと思うッス。連城も星宮も元気だし、三ツ辻は異様に頑丈だし、赤枝もやっと素直になったし」
連城 夕太:「もう連城夕太ここにありっていうのをアカデミア中に知らしめる気持ちでやりますんで!」
連城 夕太:「あっ俺だけじゃなくって皆も!千佳ちゃんとか先輩方とか……」
赤枝 東輝:「……うっせ。何だよ素直になったって」反論するけど自覚もあるので、そこまで強くは言わない
連城 夕太:「あっいやしゃべりすぎですね!黙ります!!」
ベアトリス・ハックマン:「……分かった、分かった。連城は調子にのって失敗しないように」
三ツ辻リク:「そいつ(混乱)は……大変じゃの。わかった、わしらも出来る限りは急ぐ。……待っとってくれ」
連城 夕太:びしっと敬礼する。
ベアトリス・ハックマン:「私が話すべきことはこれくらいか。あとは……」図が消え、元の地下生徒会室の映像に戻る。ベアトリスは自分の横に目線を送っていたが
ベアトリス・ハックマン:「……少しだけなら余裕がある。どうぞ」
星宮千佳:「お?」
三ツ辻リク:「ま、柳武の言う通りかの。こんな感じなんで、そう心配はないと思いますわ」
深山ユキ:「ありがとうございます、ハックマン風紀委員長。それでは失礼しまして」ベアトリスに代わって顔を見せたのは、金髪の美しい女生徒、深山ユキだ
深山ユキ:「ええと……皆様、お疲れさまです。初めましての方もいらっしゃいますよね。深山ユキです。スキー部の部長をさせていただいていまして……」
深山ユキ:「今は、菅野くんのことを。先ほど少し、彼の名前が聞こえた気がするのですが」
三ツ辻リク:「おわ!」びっくり!
三ツ辻リク:「あー、深山さん……そうじゃの、菅野にな、あったんよ」
深山ユキ:「お疲れ様です。三ツ辻さん。彼は……まだ諦めていないんですね」
柳武歩:「深山……ああ、『部長』か」菅野や三ツ辻くんの話に聞いたが、顔を見るのは初めてだ。
三ツ辻リク:「すまんの、やつを説得するなり、深山部長さんの所に引っ立てるなりしたかったんじゃが……逃げられてしもうた」
三ツ辻リク:「うん、それに部長さんの言うとおり……諦めても、いなかったな」
深山ユキ:「ご迷惑をおかけしてすみません。……彼はオーヴァード空中スキーの使い手。お話に出ていた、あかでみあB……が動いた時も、どうか油断なさらないでください。諦めていないなら、彼はきっと来ます」
星宮千佳:「空中スキーって、スキーなのかなあ」
連城 夕太:「スキーじゃなかったら何になるのか分からないからスキーでいいと思う……」
深山ユキ:「……このようなことになるなら、深山はもう、滑るつもりはありません、と。菅野くんにお伝えしていただければ。彼が信じるか信じないかはともかく、止めることの助けにはなるはずです」
深山ユキ:「そうだね。結構スキー部でも揉めたんだけど、スキー板を使って滑ってるからスキーで良いか、って……」
柳武歩:「投げやりな認定だ……!」
三ツ辻リク:「オーヴァード空中スキー……そうか。わかったよ部長さん、そうじゃな、やつは絶対に諦めんじゃろうし、なら必然、わしらの前にまた現れる」
深山ユキ:「はい。その時はきっと、お願いします」
三ツ辻リク:「……ああ。ああ。すまんの部長さん、ちっとわし、頭に血が昇り過ぎてたみたいじゃ」
深山ユキ:「血が昇りすぎていた、ですが?」
三ツ辻リク:「まずはやつを張っ倒してでも止めて、部長さんの事を伝えて、ちっとばかしでも反省させて、部長さんに謝らせるのはそれから……とも思ってたんじゃが」
三ツ辻リク:「そうじゃな、やつが少しでも部長さんを気に掛ける心が残ってるんなら、部長さんの気持ちを、まず先に伝えるべきだったんじゃな」
三ツ辻リク:「もう少し、菅野のことを信じてやってもよかったのかもしれん」
深山ユキ:「いいえ、そんな」 くすりと笑って
深山ユキ:「私はすべて、あなたにお任せしています。三ツ辻さん。お気になさらないで。三ツ辻さんが良いと思ったことを、実行してください」
三ツ辻リク:「……ははっ。ありがとうの、部長さん。そう言ってくれると、わしも少し気が楽じゃわい」同じくにっこり
深山ユキ:「はい。今回はこれだけお伝えしておこうと……後はもう、事件が解決するまで、お話しする機会もできなさそうですし」
GM:先ほどまで緑色だったディスプレイ横のランプが赤色に点灯している。あからさまにバッテリーが残り僅かなのだ
ベアトリス・ハックマン:「……では、以上で通信を終了しよう」
三ツ辻リク:「ああ。わざわざ足労をかけたの。大丈夫じゃ。今度こそ、ちゃんとケリつけてくるけえの。待っとってくれよ」
ベアトリス・ハックマン:「任務達成のため、最後に確認しておくことはあるか?」
星宮千佳:「あたしはないです!」
連城 夕太:「名声値……いや、なんもないです!」
柳武歩:「んー、俺も大丈夫かな。ないッス。あざっした!」
赤枝 東輝:「俺もない……一応」
三ツ辻リク:「あ、ディスプレイがガス欠じゃ!おう、わしも特には必要ないけえの。サンキューの、風紀委員長」
連城 夕太:「あっ!いや、ひとつ!」
ベアトリス・ハックマン:「言ってみろ、連城」
連城 夕太:「オーヴァードが事件を起こした場合でも、本人にそこまでやる気はなかったー、とか」
連城 夕太:「誰かに唆されて力が暴走しちゃったんだー、とか」
連城 夕太:「そういうときって、情状酌量の余地とか……ありますよね……?」
ベアトリス・ハックマン:「……ああ」 浅く腕を組み
ベアトリス・ハックマン:「オーヴァードとは、根本的に不安定かつ制御不能のものだ。それが心身ともに変化する性徴・成長期とも重なれば尚更のこと」
ベアトリス・ハックマン:「それにより生まれる世界との摩擦……そういうものを低減し、許容し、前進させるための場所が、オーヴァードアカデミア」
ベアトリス・ハックマン:「許されぬことが許されるための庭。そういう側面もあると、私は考えている」
連城 夕太:「……だとさ、小学生」東輝に、にやりと笑ってみせる。
連城 夕太:「あっ、ありがとうございました!委員長の鋼鉄のご判断なら安心です!」
赤枝 東輝:「……」 連城くんを見て、何か言おうともごつき、結局うまく言葉にできず
赤枝 東輝:「……あんがと」 ようやくそれだけ口にする
柳武歩:「連城、ナイス」少し笑って背中を叩く。
連城 夕太:「いひひ」くすぐったげに笑い
三ツ辻リク:「連城、やっぱぬし、風紀委員じゃよ。……わし、悪さしたやつはみんなしばいて引っ立てりゃいいとしかおもっとらんかったもんな……(ぼそり)」
ベアトリス・ハックマン:「……もっとも、そのためには厳重な規律と過程を欠かすことはできないがね。それは忘れぬよう」
ベアトリス・ハックマン:「ではもう、他にないな?」
連城 夕太:「はい!第二次調査隊、全霊で職務を全うします!」
星宮千佳:「いってきまーす!」
ベアトリス・ハックマン:「いいだろう。健闘を祈る」
GM:ベアトリスが短くそう言うのと同時、電源が落ちる
三ツ辻リク:「さて、気合入ったのう。行くか!」
柳武歩:「切れる時はいきなり切れんだなこれ。で?メモリー、とかいうのを貰うんだっけ」
連城 夕太:「はーっ、緊張した!カチコチ!委員長出てくるといつもこんなんなっちゃうんですよ!」肩こりしたとでも言いたげにぐるぐる腕を回す。
星宮千佳:「USB?」
連城 夕太:「規格はわかんないけど……」
赤枝 東輝:「キンチョーしてたのかよ、あれで。いつもと大して変わんなかったし」 連城くんに
歌織 ルル:「そう! めもりー? 防水で、すごくて、高い! 言う、してた、です!」歌織が腰のポーチをごそごそ漁ると、USBメモリーっぽいものが出てきます
連城 夕太:「えー……観察眼がないなー小学生ー」
GM:USBではない独自規格です。ちょっと重くてごつい
星宮千佳:「USB……じゃない!」
連城 夕太:「やったー!キーアイテム!ありがとうございまっ、わっ、とっと」危うく海に落としかける。
柳武歩:「コラ連城!いきなり失くすなよ!?」
三ツ辻リク:「うおおい連城!」
連城 夕太:「あ、あぶねー……びっくりした……」
歌織 ルル:「防水だから、大丈夫! 落とす、しても、私、探す、します!」
連城 夕太:「……歩先輩、持っててください。途中で失くさないように」
星宮千佳:「こいつを、海底神殿に持っていけばいいってわけね!」
歌織 ルル:「でも、ここ以外……ンー、海底、作業、場所?そこ、私、拾う、だめです。だから、落とす、ダメです!」
連城 夕太:「分かるです!ルルさんの努力、無駄、する、しないです!」
柳武歩:「神殿じゃないけど、まあそうだな」
三ツ辻リク:「わかった。そこからは、もう落とせんっちうわけじゃな。任せろ、必ず上手いことやってみせるわい」
歌織 ルル:「あと、地図、これです!おもてが、えれべーたまで。うらが、中です。迷う、しない、なる、してます!」そう言って地図も渡されます。とりあえず道に迷うことはないでしょう。地図が読めれば
連城 夕太:「やったー!ダンジョンマップ!ありが……」手を出そうとして、引っ込める。
連城 夕太:「落とさないように、誰か持っててください……」
三ツ辻リク:「ほっほ。こりゃ便利じゃの。助かるわい」
星宮千佳:「地図もあゆみんが持つ?」
柳武歩:「あ、いや。三ツ辻持ってて。俺もなんかの拍子に破りそう」
柳武歩:「メモリーは壊さないように頑張る」
三ツ辻リク:「りょおーかい。わしが持っとくのがよさそうじゃな。大丈夫、」
星宮千佳:「あたしが高校生なら、同じメモリー作ったりできたのになぁ」 USBメモリを《万能器具》で作って砂に戻してます。
三ツ辻リク:「体の絶縁配備はバッチリじゃ。燃やしたり破いたりとか、わしはしないぞ!」
歌織 ルル:「ンー……私も、他、用事、ないです。私も、今回、役目、終わる、ですね」
連城 夕太:「ルルさん!春が来たらまた会いましょうね!」
歌織 ルル:看板をはじめとする機器類ももう運ばないようで、その辺に分かりやすく差しています。事件解決後に回収してもらうつもりでしょう
柳武歩:「色々ありがとな。助かったぜ」
連城 夕太:「あったかくなったら俺も海潜るんで!」
星宮千佳:「あたしも! いっしょに泳ごうねー!」
三ツ辻リク:「今まで色々助かったわい。サンキュの。後は茶でも飲みつつ待っとってくれ。わしらがばっちり解決しちゃるけえの」
歌織 ルル:「いーえ! アカデミア、みんな、元気、好きです、ですから!」 太陽のように笑う
歌織 ルル:「前、迷惑、かける、しました。今回、助ける、できる、しました。よかった、です!」
連城 夕太:「ルルさんにならちょっとぐらい迷惑かけられても全然OKですよー!」
連城 夕太:事情はよく知らないが調子のいいことを言う。
歌織 ルル:「ありがとう、ございます! それでは、帰る、待つ、してます!応援、する、してます! ……がんばって!」
歌織 ルル:そう言って手を振ると、彼女は海の並と共にざあっと姿を消し、そのまま去って行きました。
三ツ辻リク:「……そうか。おう!またの!……行ってくるわい!」手を振る
柳武歩:「応援されちゃったし、もうひと踏ん張り頑張らねえとなあ」腕を曲げ、伸ばし、改めて気合を入れる。
GM:静かになった底冷えする海水浴場に、君たちだけが残されます。
連城 夕太:「……」彼女が去っていったあとの海面をしばらく眺め、
連城 夕太:「美人、多いっすよね」ポツリと呟く。
星宮千佳:「多いとイヤなの?」
連城 夕太:「千佳ちゃん」
連城 夕太:「美人が嫌いな男はいないよ……!」
連城 夕太:「千佳ちゃんも、きっと美人になる!だから仲良くしようね!」
星宮千佳:「しようしよう!」
星宮千佳:「それで、もしあたしがおっきくなっても兄ちゃんがモテてなかったら、お嫁さんにしたげるね!」
連城 夕太:「やった……お嫁さんかぁー。お婿さんがいいなぁ」
赤枝 東輝:「……俺は別に、美人とかどうでもいいし。巻き込むなっての」 唇を尖らす
柳武歩:「三ツ辻どう思う?今、風紀としてギリギリの発言が無かったか?」
三ツ辻リク:「気持ちは分からんでもないし、美人が多いのはそりゃあいいことじゃが、この嬢ちゃん相手にこんな事を力いっぱい吹き込むのは」
三ツ辻リク:「風紀どころではないギリギリさを感じるのう、柳武さんや……」
連城 夕太:「そんなっ!?じゃあ今の取り消しで!!……あっいや、仲良くするのは取り消さないで!待って!ちょっと考えますんで!ちょっと待って!」
星宮千佳:「あたしは気にしないのに……」
星宮千佳:「仲良くはしてね!」
柳武歩:「赤枝はこうはならないようにな……まあ、それは大丈夫か」
赤枝 東輝:「さっきの会長に言ってやろうぜ、今の」
赤枝 東輝:「ならねーし! 連城みたいなんかに!」
連城 夕太:「俺、そこまで酷い!?」
三ツ辻リク:「嬢ちゃん、歳を食うとな、色々なギリギリさに縛られて生きなければならんのじゃ。でもその気持ちは忘れんでな……」
三ツ辻リク:「そうして仲良くしてやることが、連城に対しても救いになるんじゃから……」
GM:君たちは口々に言い合いながらも、アカデミアBの待つ地下作業場を目指して歩き始める……
GM
GM:……海水浴場から少し離れた場所に、その小屋は建っていた。
GM:内部構造は至ってシンプルだ。中に入れば、すぐに巨大で無骨な両開きの扉が出迎える。
GM:ボタンを推せば、エレベーターは開く。資材運搬も想定してか巨大なエレベーターの内部から、生暖かい空気が溢れた。
GM:電源が生きているどころではない。暖房がついているのだ。……そしてそれは、内部に『人間』の存在を予感させる。
星宮千佳:「下へまいりまーす」 真っ先に飛び込む。
連城 夕太:「おお……暖房?」
連城 夕太:「あっ俺も俺も!一人で走っちゃ危ないよ!」
三ツ辻リク:「温泉旅館でも浴びはしたが……この暖かい空気、随分久しぶりな気がするの」
連城 夕太:千佳ちゃんに続いて駆け込みます。
柳武歩:「中に居る……思った通り、って感じかね」
三ツ辻リク:「しかしまあ、これで誰かしら“いる”のはほぼ確実……あ、待て!ンな不用意に……!」
赤枝 東輝:「……エレベーターなのに、ボタン2個しかないんだ。変なの」多数階層しか知らない都会っ子がひょいっと入る
三ツ辻リク:辺りを警戒しっつ、二人を追います!
柳武歩:暖かさに緩みそうになる気を引き締めつつ、乗り込む。
連城 夕太:「ま、風紀委員としちゃ望むところって感じですよ」シュッシュッとシャドーボクシングしてみせる。
連城 夕太:「ディオゲネス・クラブ!見たことないんですよ本物!」
GM:内部のボタンを押せば、巨大な扉はゆっくりと閉じる。エレベーターは鈍い駆動音を立て、重く緩やかに地下へ。
星宮千佳:「ディオゲネがダンジョンのラスボスなの?」
連城 夕太:「あー……O連かもしれないけどぉー……」微妙にテンションが落ち込む。
連城 夕太:「ま、あっちは本拠地ここじゃないし、面白そうな方がいてほしいし」
柳武歩:「そんな楽しいもんじゃねえと思うけどな」
連城 夕太:「えー……実際ディオゲネってどんな感じなんですか?やっぱり黒いマントとか羽織ってるんです?」
連城 夕太:「百戦錬磨の歩先輩なら色々詳しいんですよね?」
柳武歩:「どっから仕入れたイメージだ!」
連城 夕太:「悪役ならやっぱりマントかなって……あ、トゲトゲした鎧かな?」
三ツ辻リク:「マントっちうか妙なお面は被っとるよな。んで、大体が、中々に強い」
赤枝 東輝:「トゲトゲした鎧って何だよ……ん?」
連城 夕太:「おおっ……!リク先輩も詳しいんですか!言ってくださいよ先に!」
柳武歩:「ああ。俺だって別に詳しくはねえけど、少なくとも見た範囲じゃ、みんな悩んだり苦しんだりしてたし……」
GM:では君たちがそう雑談していると、ギウゥ、という音を立ててエレベーターが緩やかに停止します。
GM:ただし、ドアは開かない。
柳武歩:「……止まったな」
連城 夕太:「あれ……故障?」
GM:そしてやがて、照明が落ちます。真っ暗闇です。
赤枝 東輝:「うわっ」
連城 夕太:手近なドアだか壁だかをゴンゴン叩いてみる。「……閉じ込められた?」
三ツ辻リク:「む……」
柳武歩:「赤枝、火ィ出せるか?明かりが欲しい」
星宮千佳:「ライトライト!」
星宮千佳:スマホのライトでわたわたとあたりを照らす。
赤枝 東輝:「あ、いや……星宮の方が良いぜ。狭いところでやると中毒になるってセンセに言われたことある」
柳武歩:「なるほどな。とりあえずそれで見えるか」
赤枝 東輝:「星宮作れねーの。でかい照明……」
星宮千佳:「イッサンカチュードク?」
赤枝 東輝:「それそれ」
連城 夕太:「あー……俺らが入ってくるのに気づいて宙ぶらりんで閉じ込めた、とかかな……」
GM:そして程なくして、ザザ、という音がスピーカーから聞こえます。マイクのスイッチを入れたかのようだ。
星宮千佳:「どうせすぐに電気つくかなあって……」
連城 夕太:「最悪、このまま気温が下がって凍死……お?」
少女の声(通信):『……っはーい、その通りでーす! 危ないなあもう!まさかここまで来るとはね! 一体何のご用でしょうか、先輩に後輩たち!』
星宮千佳:「かんり人さんかな?」
連城 夕太:「そういう君は何年生ー?」
連城 夕太:「って、こっちの声聞こえてるかなぁ」
少女の声(通信):『優秀カワイイ"ラーズグリーズ"ちゃんじゃなければ危うく突入を許すところでした! はい! 中学二年生です!』
柳武歩:「全然知らん」
連城 夕太:「同級生!風紀委員の連城です!よろしく、えーと」
連城 夕太:「ラズリーちゃん!」
少女の声(通信):『これから有名になるんですーぅ!緊急時のホットラインを使ってるので会話もちゃんとできます。気遣いに感謝してね!』
星宮千佳:「わー、ありがとー!」
連城 夕太:「すごーい!通信機の電池切らす会長とは大違い!えらい!」
"ラーズグリーズ"(通信):『ふふん、どうもですね!ま、お礼なんて良いんですよ。なんてったってあなたたちは……』
星宮千佳:「ラズリーちゃん、停電でエレベーターが動かないのです! なんとかして!」
"ラーズグリーズ"(通信):『……あっその子状況理解してないな!残念ですがそれはできません。何故なら私が……エレベーターを外部操作で止めたからです!
星宮千佳:「ええっ」
"ラーズグリーズ"(通信):『この! ディオゲネスクラブの! "ラーズグリーズ"が!』
三ツ辻リク:「元気のいい後輩じゃなあ。ならな、感謝ついでにこれをどうにかしてくれると嬉しいんじゃが……」
星宮千佳:「敵じゃん!」
柳武歩:「まあ、わざわざ話しかけてきたってことは、このまま放置ってわけでもねえんだろ」
連城 夕太:「えっ……気づいてなかった?」
星宮千佳:「いま把握しました!」
"ラーズグリーズ"(通信):『だからそう、ざんねんながらあなたたちの冒険はここで終わってしまったんですね! うーん悲しい……』
連城 夕太:「お利口!」
"ラーズグリーズ"(通信):『……え。私すごい放置するつもりでしたけど?』通信の向こうできょとんとしている
柳武歩:「あっそ……暇なんだな」
"ラーズグリーズ"(通信):『その資材運搬用エレベーターは頑丈でなかなか壊れないし、このまま待ってれば凍えてへろへろになってくれれうかなーって……』
"ラーズグリーズ"(通信):『あーっ! 呆れられてる! ひどーい!こう、命乞いとか交渉とか、ないんですか! 私それ期待して通信繋げたのに!』
星宮千佳:「ラズリーちゃん、どうしたら電気つけてくれますか?」
連城 夕太:「あ、じゃあじゃあ!連城の命乞い百連発とか聞く?」
連城 夕太:「最近のマイブームは生み出した実験体に反逆されたマッドサイエンティスト!」
柳武歩:「なかなか壊れないってことは、絶対壊れないわけじゃないだろ。俺としてはそっちを試したいけどな」
"ラーズグリーズ"(通信):『ふふーん、どうしよっかなあ。電気つけるの……へへへ。やっぱりここは殺し合いとかしてもらうのがFHっぽいかなあ。へへへー』
"ラーズグリーズ"(通信):『むっ! それも割と興味がある……そっちでいいかな……?』
連城 夕太:「あっこの子チョロそう」
GM:では、そんな風に話していると、ぼわんと照明がつきます。
GM:最初の電灯とは違う、暖色で薄暗い灯りです。
GM:やがてエレベーターも動き始める。
連城 夕太:「えっ……割と優しい……?」
柳武歩:「……お?」
"ラーズグリーズ"(通信):『え、あれ? なんか動いてない? おや? なんでなんで?』
連城 夕太:「えっ!?そっちでやったんじゃないの?何それ……こわ……」
赤枝 東輝:「……あー、これじゃね?」
三ツ辻リク:「(思案顔してた所で)お、おお?何じゃ、心変わりか?連城の命乞い百連発、わし聞きたかったんじゃが……」
赤枝 東輝:赤枝が指差す先の液晶には『緊急電源駆動中・片道のみ。停止次第下りてください』と表示されています
星宮千佳:「キンキュー電源ですって!」
柳武歩:「ザルい!」
連城 夕太:「……あー、安全措置」
星宮千佳:「片道のみですって!」
連城 夕太:「すごい……脱法建築なのにしっかりしてる……」
連城 夕太:「……こほん」
三ツ辻リク:「ガバガバかい!対処しとるもんだと思っとったわ!」
"ラーズグリーズ"(通信):『……うえええ!? うっそ!あれ、ちゃんと電源落としてたのに……な、何それ。頑張って設計図読み解いたのに!? カルペさん下調べ雑過ぎない!?』
連城 夕太:「ふはははは!時間稼ぎの罠にまんまとかかったな!」
連城 夕太:「俺が無駄話をしていたのも全てこの装置の駆動を見越してというわけだよ明智くん!」
"ラーズグリーズ"(通信):『れ……連城風紀委員……なんてこと……ナメてた……!』
星宮千佳:パチパチパチーッ
星宮千佳:拍手してます。 「すごーい!」
柳武歩:「向こうが明智くんなんだ……?」
連城 夕太:「はっはっは!この頭脳に恐れおののいて降伏するなら今のうちだぞー?」
"ラーズグリーズ"(通信):『くっ……いやいやいやいや。大丈夫。あたしはアクシデントにも強い子。アクシデントに対応してこそ立派なFH……』 マイクの向こうですうはあと呼吸して
三ツ辻リク:「まあこっちが明智くんで、わしらが小林少年よりかはマシと思おうかの」
"ラーズグリーズ"(通信):『……ふん! だったら迎撃するまでです!寒冷地仕様の自動仮面群に、とっておきの『新作』、味わわせてやるんだから……!』
GM:そこまでで通信が切れます。同時にエレベーターも停止し、ゆっくりとドアが開く。
星宮千佳:「やっぱり、モンスターがでてきそうな流れだよねー」
連城 夕太:「よーし行きましょう先輩方アンド小学生!敵は意外とアホみたいです!」
星宮千佳:「よいしょ!」 ぴょんっと外へ飛び出る。
柳武歩:「命乞いとか交渉とか、それで済ませりゃいいのにな。一番厳しいルート選んだぞあいつ」
エレベーター案内ガイダンス(ボーカロイド):『緊急の事件が起こった可能性があるよっ。あせらず、あわてず、周囲を見て、安全第一に行動してね☆』 場違いに明るい機械音声のみが流れる
GM:エレベーターが開いた先は、それなりに開けた作業場です。何やら資材の切れ端や工具などが散逸している。
三ツ辻リク:「やりたい放題じゃな……」ガイダンス聞きつつ
三ツ辻リク:「まあここからは間違いなく何かが待ち受けてる訳じゃし、一気に駆け抜けてまうかの!」
GM:地図を見れば、ここを横切って通路、耐水作業場を経て地下ドックを目指せば良いらしいが……
赤枝 東輝:「……でも聞こえるぜ、音」
赤枝 東輝:赤枝の言う通り、通路の向こうからカシャカシャ、シュンシュンという無機質な駆動音が聞こえてくる。
星宮千佳:「……?」
星宮千佳:「メカゴキブリかなあ」
連城 夕太:「似たようなものかも」
三ツ辻リク:地図を展開!「ここを横切……あーっ、速いのぉ。しかも面倒そうじゃ」>音
連城 夕太:「勝手に棲みついて勝手に増える!」
GM:寒冷地に適用した、自律型仮面の兵士たちの音だと君たちは察しがつくだろう。
GM:彼らを突破しなければ、目的の『アカデミアB』には辿り着けない……!
柳武歩:通路の奥に目を凝らす。
柳武歩:「この寒い中で害虫退治ってのも妙な話だがな。やるしかねえか…!」

◇第二調査隊・VSディオゲネスクラブ
このシーンでは、上から順番に判定を一人一回ずつ行なっていく。一人が複数の判定を行なうことはできず、一つの判定を複数回行なうことも、基本的にはできない(失敗しても進行する)。

交戦・ディオゲネスクラブの自律型仮面群…<射撃><RC>どちらかの判定で難易度14。失敗すると1d+5のHPを失う(防御不可)。防寒着も破壊される。
交戦・ディオゲネスクラブの自律型仮面群(閉所)…<白兵><RC>どちらかの判定で難易度15。失敗すると2d+10のダメージ(防御可能・カバーリング可能)を受ける。防寒着も破壊される。
????…2d+10のダメージ(防御可能・カバーリング可能)を受けた後、<白兵><射撃><RC>いずれかの判定で難易度10。この判定を失敗した場合、成功するまでやり直さなければいけない。
????…<白兵>判定で難易度16。失敗すると2d+10のダメージ(防御可能・カバーリング可能)を受ける。防寒着も破壊される。

星宮千佳
:うわっ厳しい

GM:クライマックス直前だからね!
GM
GM:エレベーターで地下作業場へ到着した君たちに、寒冷地適用した細身の自律型仮面が迫る……!
GM:黒く奇妙な、しかし辛うじて人の形を取っていると分かる、不気味なシルエット。単体では大した脅威になりえないが、群れをなせば十分な脅威となる、いわゆるトループ型のエネミーである。
GM:仮面だけが白く艶やかに光るその人影が、風切り音を立てながら通路から次々現れ、君たちに襲いかかる!
GM:ということで判定に入っていきましょう。まずは最初、
GM: ・交戦・ディオゲネスクラブの自律型仮面群…<射撃><RC>どちらかの判定で難易度14。失敗すると1d+5のHPを失う(防御不可)。防寒着も破壊される。
GM:です! 誰が行く!
星宮千佳:はーい!あたしがやります。
星宮千佳:ふってよろしいですか!
GM:ならば来たれ! 判定どうぞ!
星宮千佳:8dx+8
DoubleCross : (8R10+8[10]) → 10[3,5,5,6,7,7,8,10]+4[4]+8 → 22

星宮千佳:よし!
柳武歩:すげえ!
GM:余裕のヨーギラスかよ~
三ツ辻リク:一蹴だぜ!
連城 夕太:つよい!
星宮千佳:「いっぱいいる! あたしにまかせて!」
星宮千佳:「前に、ネコの大群のジャームに襲われた時に……おもいついた……」
星宮千佳:「これをくらえーっ!」 フラググレネード錬成! 投下!
星宮千佳:錬成!投擲!錬成!投擲!
GM:爆発!爆発!爆発!
星宮千佳:「——悪は去った!」
連城 夕太:「うはーっ!ド派手ー!」拍手喝采!
GM:元より自律型仮面群は大した耐久力を持たない。そのような攻撃を受ければ、当然……ひとたまりもない!
三ツ辻リク:「ヒューッ!ええぞええぞ!」
柳武歩:「いいぞ星宮!いい勢いついたぜ」
赤枝 東輝:「うわ、すっご……すげえのたくさん作るんだな」
星宮千佳:「レンキンジュツシなので!」
GM:千佳ちゃんの攻撃により、自律型仮面が姿を現すことはなくなった。アカデミアBの待つドックへの道は……開けている!
連城 夕太:「よーし、とっつにゅー!!」
星宮千佳:「もう他のモンスターはいないよね……? ゴーゴー!」
赤枝 東輝:「次が来る前に行こう……!」
三ツ辻リク:「いったれいったれ!うははー!」
柳武歩:「前、気ィつけろよ!」殿で後方を警戒しつつ。
GM:それでは君たちは、ドックを目指して急ぐ。
GM:通路を通って奥に進むほど、心なしか肌寒さが増して来ている。おかしなことだ。暖房は確かに動いているのに……
連城 夕太:「ぶええ……すきま風、じゃないっすよねえ。地下だし」
三ツ辻リク:「むむむ。何か嫌な予感がするのう……」
柳武歩:「何か仕掛けられてんのか?」
星宮千佳:「リモコンの操作まちがえて、冷房にしちゃったんじゃない?」
GM:……だが、長々思案している暇はない。壁の内側から、天井の裏から、構造タイルを引き剥がして自律型仮面が襲い来る。敵は既に至近距離だ!
GM: ・交戦・ディオゲネスクラブの自律型仮面群(閉所)…<白兵><RC>どちらかの判定で難易度15。失敗すると2d+10のダメージ(防御可能・カバーリング可能)を受ける。防寒着も破壊される。
GM:これです。誰が行く!
連城 夕太:判定いきます!
GM:やれーッ!
連城 夕太:10DX+7>=15
DoubleCross : (10R10+7[10]>=15) → 10[1,3,4,4,5,7,9,9,10,10]+6[5,6]+7 →23 → 成功

星宮千佳:おおお
GM:景気の良い連中だ……!
三ツ辻リク:瞬殺!
連城 夕太:「どわわわわ、危ない!風紀は急に——」
連城 夕太:凝固血液キューブを生成し、突入する勢いのまま仮面の群れに突っ込む!
連城 夕太:「止まれない!」至近距離での打撃!
GM:閉所での奇襲が仇! 回避の余地もなく、姿を現した自律型仮面は轢弾されていく!
赤枝 東輝:「うわ、すげ……っ」右手から噴出する炎で対応しようとしていた赤枝も、その不要を察する
柳武歩:「よくわからんオリジナル標語を作るんじゃねえ!」
柳武歩:「でも突破は偉い!褒めてやるっ」
連城 夕太:「意外と楽勝!いけますよこれーっ!」ぴょんぴょこ跳ね回っている。
三ツ辻リク:「ほんま、活躍しとるの!誇ってええぞ連城!」
星宮千佳:「えらい! あとで学級新聞にのせてあげます!」
連城 夕太:「写真は斜め25度の角度でお願い!」
赤枝 東輝:「そんなこと言ってる場合かよ……っ!」
GM:自律型仮面の奇襲を退けた君たちは、いよいよドックに近付いていく。奥から溢れ出るような、不穏な冷気を肌に感じながら。
柳武歩:「ははっ。編集部の部長にも頼んでみるかな」
星宮千佳:「んー?」
星宮千佳:「なんか、どんどん寒くなってない? きのせい?」
星宮千佳:「エアコン、こわれちゃったのかな」
三ツ辻リク:「気のせい、だったらええんじゃがな、どうやらそうでもないっぽいぞ」
GM:やがて、君たちはドック前のホールに辿り着いた。壁面には耐水圧強化ガラスが張られており、海の中がよく見える。
GM:もちろん、強化ガラス越しの海中に、巨大な船体を確認することもできる。恐らくはあれこそが『アカデミアB』なのだろう。
星宮千佳:「あったー! ヤマトだ!」
連城 夕太:「すげーっ!クラーケンもいるかな!?」
GM:……しかし、君たちの歩みはそこで止まる。ドックへと通じる扉が、凍り付いて閉ざされている。
GM:しかもそれは、ただの氷ではない。異常冷気を発する巨大な氷のプレートだ。そしてその正面には、君たちを睨めつける……無機質な仮面!
柳武歩:「アア?何だこりゃ。あいつら、自分が使えねえからって勝手しやがるな!」
星宮千佳:「ぬりかべかな……?」
"ラーズグリーズ"(通信):『ふふふふふ、そう! これが今回の成果にして新兵器! 仮面氷塊!』スピーカーの向こうからノイズ混じりの少女の声!
連城 夕太:「あ、まだいたんだ」
"ラーズグリーズ"(通信):『いますよ! っていうか仮面の指揮してるのもあたしですし!』
三ツ辻リク:「げっ!小賢しい真似を……!」
"ラーズグリーズ"(通信):『えー、ごほん……あのルーとかシリとかいう子が作り出した、冷気を噴き出す氷の塊に、自律型仮面で『意志』を与えてあげたのです。意志というか、敵意というか』
柳武歩:「余計な事しかしねえなホントに」
"ラーズグリーズ"(通信):『まあ、ダメ元で試してみただけなんですけど?エフェクトで生成された氷だったからか、良い感じに働きましてね! 柔軟発想の勝利ですよ。どやぁ!』
連城 夕太:「なるほど、すごーい」
連城 夕太:「つまり仮面をぶち割っちゃえば氷に戻る!解説ありがとう!」
"ラーズグリーズ"(通信):「……あっ」
"ラーズグリーズ"(通信):「い、いやいや! そう簡単にさせませんとも!さあ、抜けられるものなら抜けてみろ! アカデミアをこの極寒から解放なんてさせないんですからね!」
三ツ辻リク:「思い付きでせんでもええことしよって!上等じゃ、押し通ったらぁ!」
連城 夕太:「えー……寒くない方が面白いのに」
連城 夕太:「大雪は楽しかったけど、飽きてきたしー」
GM:ラーズグリーズの通信が切れると同時、仮面氷塊から生命すら奪いうる極限の冷気が放たれる。同時に、ピキピキと音を立てて、仮面を氷の膜が守る!
星宮千佳:「ぬりかべさん、痛みとか感じるのかなあ。感じたらかわいそうだけど……」
星宮千佳:「あっ寒い! 割っちゃおう!」
柳武歩:「割り切りが速ェ…!」
赤枝 東輝:「いや、でも実際それくらい寒いからな……氷だし大丈夫だろ!」
GM: ・仮面氷塊の冷気壁を突破し、仮面を守る氷の膜を破る…2d+10のダメージ(防御可能・カバーリング可能)を受けた後、<白兵><射撃><RC>いずれかの判定で難易度10。
三ツ辻リク:「ぬりかべさん、下手に冷たかったばっかりに、残念じゃったな……」>割っちゃおう!
GM:誰が判定をする!
連城 夕太:「いやマジで冷えてきたんでなんとかしてください!寒い!」
三ツ辻リク:わしがいく!
三ツ辻リク:まずは冷気をガード!!
GM:OK。ダメージを出すぞ!
GM:2d+10
DoubleCross : (2D6+10) → 10[6,4]+10 → 20

星宮千佳:あっ、2dって2d6なんだ!?
星宮千佳:嬉しい誤算!
GM:うむ、誤算だよ
GM:DX3は2d10! 振り直します!
連城 夕太:うっかりさんだ
GM:2d10+10
DoubleCross : (2D10+10) → 4[3,1]+10 → 14

三ツ辻リク:誤算じゃった!
星宮千佳:あっさがった
三ツ辻リク:減った!
連城 夕太:下がった!
GM:誤算ーッ!
柳武歩:振り直しは、下がる
柳武歩:これは嬉しい誤算
三ツ辻リク:クリスタルシールドでガード。防御+装甲で30点防ぐ!きかない!
GM:どっちにしても十分防がれてんじゃねーか!
柳武歩:これどっちにしろノーダメだったやつだ
GM:まあいいや。その後判定をしてください。っていうかこれ繰り返しても負担になんないから、二回目以降はダメージ倍とかにしようかな……?
GM:判定どうぞ!
三ツ辻リク:最大でも冷気は30ダメですからねw
三ツ辻リク:続けて白兵判定!
三ツ辻リク:7DX+1>=10
DoubleCross : (7R10+1[10]>=10) → 10[3,5,6,6,9,10,10]+8[1,8]+1 → 19 → 成功

GM:おいおい絶好調か~
星宮千佳:すばらしい
連城 夕太:高い!
三ツ辻リク:成功!
三ツ辻リク:ひらりと先頭に立ったわしが地面へ雷を叩きつける!爆風!散らされる冷気!
三ツ辻リク:そして、バチバチ!振るわれる稲妻!冷気の膜が切り裂かれるぞ!
星宮千佳:「やったか!?」
GM:冷気が散り、仮面を守っていた氷が砕け、剥き出しになる!だがまだ、仮面が砕けるには至らない。
三ツ辻リク:「まだじゃ!大元の仮面がのこっとる!柳武の!任せるぞ!」
GM:冷気に代えてつららのような氷の柱が生成され、仮面を守るように、また仮面に迫るものを刺し貫くように伸びていく……!
連城 夕太:「第二形態!中ボスのくせに生意気な!」
星宮千佳:「いけーあゆみん! やっちゃえー!」
GM: ・仮面氷塊の仮面を破壊する…<白兵>判定で難易度16。失敗すると2d+10 のダメージ(防御可能・カバーリング可能)を受ける。
GM:これで最後だ。来るが良い!
柳武歩:ではマイナー《インフィニティウェポン》で武器作成、Dロイス器物使いで一体化。
三ツ辻リク:メジャー用のエフェクトで、援護などは可能ですか!
GM:うーん、アリにしましょう。したまえ!
三ツ辻リク:ありがとうございます!では、柳武さんのC値を下げるぞ。《解放の雷》!
三ツ辻リク:柳武さんのC値が-1されます
GM:よかろう。侵蝕値はちゃんとあげるんだぞ。では判定をどうぞ!
柳武歩:ありがとう!メジャーは《コンセントレイト》《カスタマイズ》使用で侵蝕は95→101
柳武歩:12dx7+1>=16
DoubleCross : (12R10+1[7]>=16) →10[1,2,2,3,5,5,7,8,8,9,9,10]+10[1,5,7,8,9,9]+10[3,7,7,9]+10[1,3,7]+5[5]+1 → 46 → 成功

星宮千佳:めっちゃまわった
連城 夕太:フルパワーじゃん
GM:おいおいフルスイングか
三ツ辻リク:ヒェッ
柳武歩:「任されたぜ!」
柳武歩:飛び散った氷の破片をキャッチし、それを起点に短い手斧を生成する。
三ツ辻リク:バチバチ!邪魔なつららを払う!
柳武歩:障害は何もない。ストレートに仮面に飛びかかり、力いっぱい叩きつける!
GM:迫る脅威を排除すべく氷の柱が伸びていた……が、間に合わない!
柳武歩:「おっらぁ!」
星宮千佳:「いけー! こわせー!」
GM:仮面は一撃で砕け散り、衝撃の余波で氷塊にもヒビが入る。
GM:どことも知れない中心から、その余力が溢れるように、冷気がしばし溢れて……
GM:行く道を阻んでいた仮面氷塊は、音を立てて砕け散った!
連城 夕太:「いえーい!先輩サイキョー!ラズリーちゃーん見てるー?」
星宮千佳:「ぱーぱぱぱー♪」 ソシャゲの勝利ファンファーレ。
"ラーズグリーズ"(通信):「うええぇぇえ!? な、なんて強引な……一発なんて! ひどい!」
三ツ辻リク:「やったぞー!カカーッ、わしらの快進撃じゃ!」
柳武歩:斧を肩に担ぎ、顔にかかった前髪に息を吹きかける。
柳武歩:「ま、俺らにかかれば当然の結果だな」
連城 夕太:「かーっこいいー……俺も真似していいです?」
星宮千佳:「マネできるの?」
"ラーズグリーズ"(通信):『うーっ……どうしようこれ、あたし出た方が良いかなあ。でも寒いのヤなんですよね……』
柳武歩:「な、なんかそれは恥ずかしいからダメ。自分で考えろ!」
連城 夕太:「ふーっ!……ま、トーゼンの結果だな」
柳武歩:「うおおお!やめろっつってんだろ!」
連城 夕太:「えーっ!格好いいのに……」
"ラーズグリーズ"(通信):『うーんうーん……うん、ま、いいや!あたし今回は結構頑張りましたし!』
"ラーズグリーズ"(通信):『まあ仮に船を動かしたところで、"コールドヴィッツ"ちゃんを止められるかっていうと……ふふふ! 無理でしょうしね!』
連城 夕太:「俺はラズリーちゃんに会いたーい!本物のディオゲネ見たーい!」
連城 夕太:「やだやだー!会ってくれないと風紀権限濫用して身元調べ上げてやるー!」
"ラーズグリーズ"(通信):『いいえ! 一度決めたらそうするのがこの"ラーズグリーズ"です!……身元調査なんて、ふふっ。無理に決まってますし?』
"ラーズグリーズ"(通信):『帰ってディオゲネスクール便で送っておいた氷塊ちゃんの分析でもしましょう! それではみなさん、寒い中お疲れ様でした!』
GM:と、これで通信が切れました。 辺りは水を打ったような静寂が満たされます。
柳武歩:「顔も見せないでさっさとトンズラとは、楽なもんだなぁ」
柳武歩:呆れたように呟く。
連城 夕太:「あっ……本当に帰っちゃったかな……」
星宮千佳:「えっ、ラスボスなのに帰っちゃうの?」
三ツ辻リク:「お、一度決めたらもう出ないんか!そうなんか!なら遠慮はいらんのう!」
三ツ辻リク:「うぷぷーっ!残念じゃったのうお嬢ちゃん!!……なんじゃ、ホントに帰ってもうたんか。それはそれで、ちょっと寂しいのう……」
赤枝 東輝:「……そういう奴もいるんだ。ディオゲネスクラブって、乱暴で危険なのばっかりって聞いてたんだけど」
柳武歩:「正直に言えば助かったとこはあるぜ。まがりなりにも幹部連中の一人なら、それなりに手こずるだろうしな」
星宮千佳:「幹部はやっぱり強いの?」
連城 夕太:「そこはほら、ディオゲネスキラーの歩先輩がいるんで」
柳武歩:「そりゃ強いよ。もう一度やって勝てるかどうかわかんねえ奴だっている」
連城 夕太:「えっ、マジで……」
星宮千佳:「帰ってくれてよかったね~」
星宮千佳:「あたし、もうへとへとだもん」
柳武歩:「今の奴がマスターブレイドレベルだとも思えないけどな…まあいいや。とにかく、これでいよいよだろ?」
三ツ辻リク:「そこは、そうじゃの>手こずる ……さ、わしらもBに乗り込もか。"コールドヴィッツ"ちゃんを止めて、今度こそあの嬢ちゃんにほえ面のお代わりをくれてやらんとの……」
赤枝 東輝:「……うん、もう一頑張りだな」
GM:君たちは氷に閉ざされていた扉を開き、狭い通路を進みます。
連城 夕太:「そうだった!最優先目標、ルーシーちゃんを助ける!」
GM:飛行機に乗ったことがある者は、空港からそこへ乗り込むための通路を思い出すことでしょう。外も見えず圧迫感がある道です。
星宮千佳:「あ! 飛行機にのるときのアレみたい!」
星宮千佳:「通路が割れたら、おぼれて死んじゃうかなぁ」
赤枝 東輝:「そういや水中のやつさっき見た時、船の横になんか繋がってたな……」
三ツ辻リク:「……ああ、飛行機。なるほどこういうモン、なのか」
連城 夕太:「浮かんでからリザレクトできるといいね……」
赤枝 東輝:「ヘンな事言うなよ星宮……!」
柳武歩:「そもそも寒くて死ぬんじゃねえか…?」
GM:ほどなくしてそれは終わり、金属質な船体の中に足を踏み入れます。君たちが中に入れば、自動で温かい照明が点く。
星宮千佳:「おお……!」
連城 夕太:「ハイテック」
GM:内部にはまだ材料や工具が散乱しており、作成中であることが見受けられます。が、あくまでそれは居住性を高めるためのものであり、一応の駆動には問題がない旨が地図には記されています。
連城 夕太:「大砲、大砲どこにあるんですかね。撃てますかね……?」
星宮千佳:「工事現場みたいだねー」
柳武歩:「えーと……たしか、カンキョーにメモリーを設置……カンキョーどこ!」
GM:そして、その地図の通りであれば、メモリーを装着すべき艦橋へも一直線です。トイレとかレクリエーションルームとかレッスンルームとか砲塔管制室とか衣装部屋とか色々ありますが……
三ツ辻リク:「この辺の工具やらなんやらはスルーしてええらしい。カンキョーにメモリのセットを優先してOKじゃな」
赤枝 東輝:「こっちだ。早く行こう」 壁面の案内板を見て、赤枝が足早に進む
星宮千佳:「もうモンスターでないといいなぁ」 てこてこついていきます。
柳武歩:「OK!まっすぐな。連城余計なモン触んなよ!」先を急ぐ。
連城 夕太:「だ、大丈夫ですって!仕事はバッチリやるんで、俺!」いじっていたスパナを放り出して駆け出す。
GM:ほどなくして皆さんは艦橋に到着しました。分厚いプラスチック製の窓の向こうには、深くて暗い暗黒の海が広がっています。
GM:そして艦橋の中心には艦長が座るとおぼしき豪華な椅子があり、その右手側に、渡されたメモリがピッタリと嵌まりそうな窪みがある。
星宮千佳:「すごい! あからさま!」
連城 夕太:「すげー……アニメみたい」
柳武歩:「これ?ここでいいの?」機械には疎いので及び腰だ。
連城 夕太:「自爆スイッチとか押さないでくださいね」
柳武歩:「自爆スイッチあんの!?」
連城 夕太:「え、ないんですか!?」
星宮千佳:「あっ知ってる! "ごめん、もう触った"ってやつでしょ!」
三ツ辻リク:「おお、おお……そうじゃな。そこでええと思う。他にメモリはまりそうなところも、なさそうじゃ」
連城 夕太:「アカデミアの先輩方が作ったんなら絶対つけますよ、自爆スイッチ……」
三ツ辻リク:密かにテンションが上がっている
赤枝 東輝:「……確かにある。それっぽいの。未実装って書いてあるけど……」英語で書かれたマニュアルとおぼしき物を読んで
柳武歩:「ちょ、ちょっと待って!こえーんだけど!」若干涙目になっている
赤枝 東輝:「『タイタニックスイッチ』……ってなんだろう。何かの俗語?」
連城 夕太:「タイタニックって沈むやつじゃん」
三ツ辻リク:「卒業生、タイタニックを何だと思っとるんじゃ……」
赤枝 東輝:「へー。自爆ボタンと別にあるんだけどこれ……まあいいや」
連城 夕太:「歩先輩……」
星宮千佳:「そうなの?」 タイタニックを知らない!
連城 夕太:「いざとなったら千佳ちゃんが脱出艇とか作ってくれますって!たぶん!」
星宮千佳:「えっ」
連城 夕太:「えっ」
星宮千佳:「……よくわかんないけど任せて!」
連城 夕太:「……ほら、ばっちり!」
赤枝 東輝:「とにかく触らなきゃ良いんだろ。……うん、メモリーはやっぱりそこに入れるんで良いっぽい。頼むわ」
柳武歩:「そうかよ!ウオオオ!俺はもうどうなっても知らねえぞ!」メモリを……セット!
柳武歩:「あ、これ裏表あんのか……ちくしょう」
柳武歩:「あれ?こっちが表?何だよ!」
柳武歩:二回、三回とひっくり返しながらようやくセットする。
星宮千佳:「ドジっ子だ!」
GM:ではそうすると、メモリーの小型ランプが点灯し、しっかりと接続されたことが分かります。
GM:艦長席前のモニターの電源が入り、右下でLoadingのクルクル回る奴がしばらく回って……
連城 夕太:「エラー、エラー、キミツホゴノタメ、ホンカンハ、10ビョウゴニ、ジバクシマス……」
連城 夕太:「なんて言われなくてよかったっすね」
モニター:『読込成功』 という表示がされたのを皮切りに
モニター:『航行データ解析中』  『周辺環境調査中』  『各機能調査中』  『人工知能による適切なBGM選択中』  などの無機質なウィンドウが次々と表示されていく
モニター:やがて、ブォン、という何らかの起動音が響き、船体が僅かに揺れ、ごう、という音と共に、窓の外の海中に空気の泡が漏れ……
星宮千佳:「あっ」
星宮千佳:「動きそう!」
モニター:『データ読み込み完了。ルート構築中』 『全機能正常。正常すぎるくらいに正常』 という表示がポップし、深海に相応しい神秘的なBGMが流れ始める!
柳武歩:「よ、よかったぁ……」へろへろとその場に座り込む。
三ツ辻リク:「お、おお。おお……動く、動くぞ!」
連城 夕太:「せ、先輩……マジでビビってたんすね」歩先輩の肩をぽんぽん叩く。「お疲れ様です」
星宮千佳:「正常すぎるくらいに正常って、だいじょうぶなのかなぁ」
GM:ゴウン、ゴウンという重く緩やかなエンジン回転音が足下から響き始め、僅かな揺れと窓から見える海の流れが、アカデミアBの航行開始を物語る。
星宮千佳:「あっおつかれさま! あゆみん、えらいえらい!」
柳武歩:「おー、さんきゅー……あとは目的地に向かって自動で進んでくれるんだったな」
GM:モニターに表示される海深メートル値が次第に減少し、それにつれて海の中も明るくなっていく。BGMも……次第に勇ましいものに変わっていく!
星宮千佳:「この音楽機能、だれがつけたんだろ……」
連城 夕太:「おお……」窓の外に視線が釘付けになる。
星宮千佳:「ちょーかっこいい!」
連城 夕太:「超センスある」
三ツ辻リク:「わかっとるのう!!」
柳武歩:「BGMはともかく、船はいいよな。ガンガン前に進む感じが」
柳武歩:少し感慨深げに窓の外を眺める。
赤枝 東輝:「ああ。近付いてるんだな……」 赤枝は次第に明るくなっていく窓の外をじっと見ている
柳武歩:「うん。もうすぐだ」
赤枝 東輝:「もうすぐ……」 ぐっと右手を握り、その隙間から火花が漏れる
星宮千佳:「トーキくん、全部おわったらちゃんと仲直りするんだよ!」
星宮千佳:「なにがあったのか知らないけど、なかよくね!」
赤枝 東輝:「……んだよ。お節介だ、星宮」 少し口を尖らすが、すぐに普段のトーンに戻り
赤枝 東輝:「するって。ちゃんと。仲直り……だから、力貸してくれよな」
星宮千佳:「! おー!」
星宮千佳:「するする! 貸す貸す!」 両手でぎゅむぎゅむ手をにぎる。
星宮千佳:「いっぱい貸すよー!」
赤枝 東輝:「な、ば、よせって! 手、繋ぐなよ! 男女で!」 やんわりと手を離す
連城 夕太:「うわっ、照れてるー!」
連城 夕太:「なになに、東輝恥ずかしいの?意識しちゃった?」
赤枝 東輝:「うっせー! 照れてねえし! 普通!」
赤枝 東輝:「バカ! 連城バカ! 連城バカ太!」
連城 夕太:「バカじゃないですー!先輩ですー!」
赤枝 東輝:「ショーガクセーに先輩とか後輩とか、ねえし!」
GM:騒がしくやり取りしている内に、窓の外の光景が急激に明るくなり……
GM:……アカデミアB艦橋が、海面に、出る!
GM:というところでシーンを切りましょう。ロイス等どうぞ!
三ツ辻リク:ロイスはもう七つ一杯!なしで!
星宮千佳:既にロイスの空きがない・・・そしてSロイスも取ってしまっている
連城 夕太:ロイス枠は埋まってる!こちらもなし!
柳武歩:こちらも変更なしでー
星宮千佳:ということで、以上です。変更なし!
GM:あ、みんな埋まってんのか……! んじゃ変更なしということで、このまま先に進みましょう。



GM:◆Climax シーンプレイヤー…柳武 歩
GM:全員登場してください。
星宮千佳:星宮千佳の侵蝕率を+10(1d10->10)した(侵蝕率:97->107)
柳武歩:控えめで頼む…!
星宮千佳:ぐえええ
柳武歩:101+1d10
DoubleCross : (101+1D10) → 101+3[3] → 104

連城 夕太:1d10+106
DoubleCross : (1D10+106) → 7[7]+106 → 113

連城 夕太:おおう……
三ツ辻リク:1d10+98
DoubleCross : (1D10+98) → 1[1]+98 → 99

柳武歩:連城マン…!
連城 夕太:リク先輩が守ってくれるから(慢心)
三ツ辻リク:1引いて変わりなし!スペリオル貰ってからホント控え目だな!
三ツ辻リク:がんばって盾になる、ます!
柳武歩:ルルちゃん語が蔓延している
GM:ガリ、バリという、氷を割り砕く音。ざばぁんという、海面を割り裂く音。二つの音を経て、アカデミアBはいよいよ海上へと出た。
GM:窓の向こうの海面はどこまでも白い氷に覆われており、空は不気味なくらいに澄んで暗い。降雪も暴風も奇妙に落ち着いていて、しかしながら死を予感させるほどの寒さがひしひしと伝わってくる。
GM:そして、その暗い空の中心に、星のように輝く結晶体が浮かんでいる。
赤枝 東輝:「あれだ……!」マニュアル片手の赤枝が、その存在をズームアップしてモニターに表示した。中心には確かに、幼い少女の姿。
連城 夕太:「こんなん外出たらペンギンでもシャーベットになっちゃいますよ……」窓に付着した海水が見る間に凍っていくのを指差す。
柳武歩:「ルーシーか」ガラス越しにも、寒さとプレッシャーをビリビリ肌に感じている。
赤枝 東輝:「そうだ、ルーシーだ……くそっ、ホント何やってんだよ。あのバカ」結晶の中の少女は、確かに仮面を被っている
連城 夕太:「おお……」モニタ越しにその姿をまじまじと眺める。「かわいい」
赤枝 東輝:「連城はロリコン」
連城 夕太:「ち、違うって!そういう意味じゃないって!」
星宮千佳:「呼びかけたら、外にでてこないかな?」
三ツ辻リク:「マジでこの寒波の中心なんじゃな。いよいよフンドシ締めてかかる時か」外の氷の様子と、結晶体の女の子を見て
赤枝 東輝:「呼びかけ……どうかな。やってみる」何か操作すると、にょきっとマイクが生えてきて、同時にごうごうという音で艦橋がみたされる。
柳武歩:「……」ひとまずは赤枝君の様子を見守る。
赤枝 東輝:「あー、あっ……うわ」赤枝が喋ると、風音に混じって声も聞こえてきた。外の音を拾ってきているのだ
連城 夕太:「歩先輩より機械強そう」
柳武歩:「うるさいよ連城!」小声。
GM:グオングオンという駆動音と、バリバリという氷の粉砕音も入り交じって聞こえてくる。氷を粉砕しながらアカデミアBが進んでいるという証である。
三ツ辻リク:「もう使いこなしとる……やるのう」同じく小声
赤枝 東輝:「べっつに、説明書通りにやってるだけだし……英語だけど」
連城 夕太:「そ、そうそれ!先輩が機械オンチってことじゃなくて、東輝やるじゃんって意味で……」小声!
星宮千佳:「えっ、英語よめるの!」
星宮千佳:「すごーい!」
赤枝 東輝:「エフェクトだよ。別に大したのじゃないって……それより、なあ星宮。よ、呼びかけって、どうすりゃいいんだ」
赤枝 東輝:「もどってこーいとか……?」
星宮千佳:「えっ」
星宮千佳:「……」
星宮千佳:「うーん」
星宮千佳:「あのね、とーき君」
赤枝 東輝:「な、何だよ」
星宮千佳:「たぶん、正解ってないと思うの。人によってうれしい言葉とか、好きな言葉とか、違うでしょ?」
星宮千佳:「だからね! とーき君が一番いいたいことを言おう!」
星宮千佳:「こういうのは、きっと、ハートが大事だから!」
赤枝 東輝:「んな事言われても、難しい……」
赤枝 東輝:「……けど、分かった。なんか言ってみる」
柳武歩:「ルーシーの事を知ってんのも、ルーシーが知ってんのも、お前だけなんだ。赤枝」
赤枝 東輝:「ルーシーのこと……」
柳武歩:「ここにいる、他の誰でも無理なんだ。気負わず行け」
赤枝 東輝:歩ちゃんを見上げ、それからモニターの中のルーシーを見て
赤枝 東輝:「……分かった」
赤枝 東輝:そう言って、一つ息を吐き、吸い、口を開く
赤枝 東輝:「……ルーシー! 聞こえてるな!」
赤枝 東輝:「その……よく分かったよ。お前の故郷がどんな所かとかは」
赤枝 東輝:「それに悪いこといったのも、俺が悪かった」
赤枝 東輝:「だけど……これは良くないだろ! みんな、すっごい迷惑してるし!体調崩す人とかいるし、だからやめろっていうか……」
赤枝 東輝:「……ていうか、そんな所に居られたら、話したくても話せねえし!」
モニター:モニターの中、氷の結晶の中の少女が僅かに唇を開く。
赤枝 東輝:「だからもうこんなのやめて、戻ってこい! バカ! バカルーシー!!戻ってきたら、そしたら一緒に……」
GM:赤枝がそこまで言った瞬間、船体全体がゴウンと揺れ、進行が止まる。
GM:そして程なく、赤枝の声も響かなくなる。
赤枝 東輝:「……え、あれ?」
連城 夕太:「故障?」
三ツ辻リク:「なんじゃ?」
菅野ジェミソン:「……」
GM:それを為した存在は、すぐさま君たちの目の前に現れた。窓の向こう、スキー板型の仮面を被った男。スキー板を履いて、空中に生成した氷の上を滑っている。
星宮千佳:「うえっ!」
柳武歩:少し悲しげに目を細め、眉根を寄せる。
星宮千佳:「スキーの人じゃん!」
柳武歩:「……いいとこだってのに」
菅野ジェミソン:「……スピーカーも、砕氷機関も、止めさせてもらった。まさかこんなシロモノがあるとはな……」
三ツ辻リク:「……ここできおったか。相変わらず空気の読めん奴じゃ」
連城 夕太:「空気読めないマンがご登場ー」
菅野ジェミソン:「けれどこれで終わりだ。この冬は、終わらせない……絶対に!」彼はそれだけ言い放つと、君たちに背を向けてルーシーの元へと向かう
GM:宙に浮いていたルーシーは、高度を下げて氷に覆われていた海面へと下りてきていた。それは彼女なりの、赤枝の言葉を受けての受容の姿勢だったのかもしれないが……
連城 夕太:「冬が終わんなきゃ学園が終わっちゃうんだけど……」
星宮千佳:「あー! やばやばやば!」
柳武歩:「あのヤロウ。仕方ねえ、外に出てあいつ止めるぞ!」
赤枝 東輝:「あっ……あいつ!」
星宮千佳:「ルーシーちゃんが!」
三ツ辻リク:「いかんぞ!全速じゃ!追わんと!……いや、砕氷機は止まってるんじゃったか!」
赤枝 東輝:「外だろ! もう海の上だから、甲板に出られる! あっちだ!」 赤枝が指し示す
連城 夕太:「千佳ちゃん、窓ぶち抜いて!」
三ツ辻リク:「……とにかく追わんと!」外に出んとする!
星宮千佳:「へい!」 迷わずぶち抜く!
GM:ぶち抜かれる窓!
連城 夕太:「こっちの方が、多分早い!」迷わず飛び出す!
柳武歩:「っしゃあ!」破れた窓から甲板へ飛び出していく!
GM:瞬間、ごう、とヒリつくような冷風が君たちに襲いかかるが、もはやそれを意にも介さない!
GM:……高度を下げつつあったルーシーの元へ、菅野ジェミソンは己の仮面を外して滑り込む。
三ツ辻リク:「くっそ、遠い!」外へ滑り出して、叫ぶ!
菅野ジェミソン:「君に止められちゃあ……駄目なんだ! すまないが……!」
GM:その仮面が、ルーシーを守る氷の結晶に貼り付いた。
GM:君たちはつい先ほど見たはずだ。仮面は人間にばかり働くものとは限らない。オーヴァードが、その力によって発生させた氷の塊にすら作用していた。菅野の仮面は、"ラーズグリーズ"が使っていたものとは違うとはいえ……!
菅野ジェミソン:「……ぐう!」
連城 夕太:艦橋構造物をアスレチックのように渡り降り、甲板を駆ける。「あれ、ヤバくないですか!」
連城 夕太:「ルーシーちゃんもだけど、スキー仮面も……」
GM:もはや物理的暴威にも等しい強烈な冷気が、ルーシーを守る結晶から発せられる!
柳武歩:「……!」変容していく氷晶を目の当たりにし、歯を食いしばる。
柳武歩:「馬鹿野郎が……」
GM:菅野は吹き飛ばされつつも、空中で姿勢を整えどうにか氷の上に着地した。だがルーシーは再びにわかに浮上して、白く目に見えるほどの輝く冷気を放つ……!
GM:二つの仮面により、二方向から増幅された恐るべき氷のオーヴァードの力に、君たちの中のレネゲイドウィルスが打ち震える!
GM:衝動判定をどうぞ。<意志>で難易度9です。
三ツ辻リク:「ヤバいぞ!猛烈にヤバい!あの野郎め……!」バチンバチンと甲板を雷ジャンプしながら、拳を握りしめる!
星宮千佳:4dx=>9
DoubleCross : (4R10[10]>=9) → 8[2,3,7,8] → 8 → 失敗

星宮千佳:あーっ
柳武歩:器物使いで思い出の一品と一体化。
連城 夕太:10dx+1>=9
DoubleCross : (10R10+1[10]>=9) → 10[2,2,3,3,4,4,7,9,10,10]+7[4,7]+1 →18 → 成功

連城 夕太:精神エリート!
柳武歩:6dx+1>=9
DoubleCross : (6R10+1[10]>=9) → 10[2,6,8,8,9,10]+3[3]+1 → 14 → 成功

三ツ辻リク:思い出の品を使う!
GM:あ、ちなみにこれEロイス《堕落の誘い》乗せなので、侵蝕率上昇は、99以下の人は100二してからでお願いしますね!
三ツ辻リク:オーゥ!
星宮千佳:おお・・
柳武歩:こちらは100以上なので関係なし!通常の上昇のみ!
柳武歩:104+2d10
DoubleCross : (104+2D10) → 104+12[5,7] → 116

連城 夕太:2d10+113 侵蝕!
DoubleCross : (2D10+113) → 14[8,6]+113 → 127

星宮千佳:星宮千佳の侵蝕率を+11(2d10->7,4)した(侵蝕率:107->118)
三ツ辻リク:3dx+2=>9
DoubleCross : (3R10+2[10]>=9) → 6[5,5,6]+2 → 8 → 失敗

三ツ辻リク:げ、衝動失敗!
三ツ辻リク:2d10+100
DoubleCross : (2D10+100) → 13[5,8]+100 → 113

連城 夕太:せ、先輩ーっ!
星宮千佳:100にしてからなら、リクくんもう1個ダイス増えるんじゃ?
連城 夕太:あ、ほんとだ
柳武歩:いや、衝動判定前に100になるわけではないはず
三ツ辻リク:衝動判定って、Eロイスで侵蝕率を上げてからでは……なかったはずなので……!
柳武歩:失敗すると100になって、そこから2d10増えるのだ
星宮千佳:ああー、失敗したらか
三ツ辻リク:いざとなれば、ロイスを切るのも辞さない!
GM:[柳武歩/星宮千佳/三ツ辻リク/連城夕太] -10m- [菅野ジェミソン] -10m- [氷塊A/氷塊B/氷塊C/"コールドヴィッツ"]  布陣はこんな感じの予定です!
GM
GM:氷上――
GM:殺意すら感じる冷気を一身に受けながら、君たちは立つ。
赤枝 東輝:「くっそ……ルーシーどうなったんだ、あれ……」厳しい表情で、その冷気の中心たる少女を赤枝は見る
三ツ辻リク:「無事ではある……筈じゃ。菅野にとってもあの子は大事じゃからな。しかし勿論放ってもおけん……!」
菅野ジェミソン:「……仮面とは欲望・願望を増幅し、力を与える装置だと俺は思っている。それが二つも装着されたらば、どうなるか……俺は前例を知らないが」
連城 夕太:「スキー仮面!余計なことしてくれちゃって!」凍結甲板で滑らないように仁王立ちになりながら、びしっと指差す。
連城 夕太:「いや、今は仮面じゃないか……スキー元仮面!」
菅野ジェミソン:「ここにいると肌で感じるぞ。怖ろしい冬の気配……冷気!魂まで凍り付きそうだ。だが、ここまできた……!」 仮面を着けていない素の顔で、それでも君たちを見る
菅野ジェミソン:「アカデミアを閉ざす冬はいよいよ加速する!これで深山部長も、皆も、誰も彼も分かるはずだ! 真実必要なことが何か……!」
柳武歩:「そのために、小さい子に仮面二つも押し付けて……恥ずかしいと思わねえのか」
星宮千佳:「女の子の気持ちも聞かずに勝手に仮面つけるとか、サイテー! サイテーだよ!」
三ツ辻リク:「何が真実じゃキサマー!」冷気の暴力の中、声を張り上げる
菅野ジェミソン:「恥ずかしいという気持ちも、なくはない! だがなりふりなんて構っていられるか!この機会を逃せば、次はないんだぞ!」
連城 夕太:「今必要なのはあったかい日差しとまともな食いもんですー!そんなんアカデミア中の誰でも分かってる!」
連城 夕太:「そんなんだからアンタは馬に蹴られるし深山さんもあんなことするんだよ!」
連城 夕太:「あれ、馬に蹴られる、で合ってましたっけ。こういうとき」
三ツ辻リク:「構わんかい!機会言うがな、ワレ結局なにがしたくて、なんでこんなことしとる!」
菅野ジェミソン:「……ウィンタースポーツ! 考えたことがあるか、お前たち!」
連城 夕太:「あんまりない!」
星宮千佳:「む?」
柳武歩:「何をだよ」
菅野ジェミソン:「たとえ俺たちがどれほどそこへ心血を注いでも、この技と魂が冴えるのは一年のうち、冬のみだ!」
三ツ辻リク:「何じゃと……」
菅野ジェミソン:「誰もが温もりを求め、寒さを排除する冬!その排除された寒さの中で生きるのが俺たちだ……」
菅野ジェミソン:「……俺とてそれで満足だった。他の誰もがそうだ。深山部長もそうだ。冬以外に自分たちが楽しめないから、なんだという。一年のうち、冬だけでも全力で輝ければ良い……」
星宮千佳:「? なのに、なんで?」
菅野ジェミソン:「……だが、深山部長の御父上はそれを認めなかった!あの人の神域の滑りを見ても、冬ばかりにしか役立たぬ遊びと鼻で笑い捨て――」
菅野ジェミソン:「――高校卒業と同時に縁組みすらして!あの人を温い社会の内側に縛り付けようとしている! あの美しく気高い生き様を奪おうとしている!」
菅野ジェミソン:「……ウィンタースポーツ。冬にしか成らない競技と、俺たちの生き様を認めない者が居るなら、なんてことはない。『永遠に冬にしてしまえばいい』。そんなことが……できる。オーヴァードなら。彼女なら!」
連城 夕太:「知ったこっちゃねー!」
連城 夕太:「そんなんアンタと深山さんとその親父の問題じゃん!」
連城 夕太:「ウィンタースポーツはできるかもしんないけど、冬に海水浴は出来ないじゃん!野菜も育たない!トラックも雪が積もって走れない!」
連城 夕太:「迷惑してんの、こっちは!世界一海水浴を好きな人とか、うまい野菜育てる人とか、速く走れる人とか」
連城 夕太:「そーいう人間がいたらどうすんだよアンタ!」
菅野ジェミソン:「……知ったこっちゃない!」
菅野ジェミソン:「俺にとって大事なのは、知りもしないそんな連中のことではなく、深山部長が深山部長の求めることをし続けること……!」
菅野ジェミソン:「ああそうだ。仮面を外した今ですら、俺は正しい……俺のやり方は正しいと、俺は確信できている……ッ」 それは半ば自分へ言い聞かせるように
三ツ辻リク:「……フゥーッ(息を吐き。連城くんを見て怒りポイントが少し落ち着いた)。……菅野ォ!」
連城 夕太:「じゃあ、それこそ知ったこっちゃない」
柳武歩:「……あの部長を自由に滑らせてやりたいなら、お前のやってるそれは逆効果だと思うぜ」
柳武歩:三ツ辻君に目線を送る。
連城 夕太:大きくため息をついて、リク先輩に言葉を譲る。
菅野ジェミソン:「何だ……互いに『知ったこっちゃない』今に、これ以上何を語るつもりだ?」
三ツ辻リク:「ワレの気持ちがな、わからんとは言わん。じゃがな、深山部長さんはそこまでして、誰かを踏みつけてまでウィンタースポーツを続けたいとは思っとらんぞ」
三ツ辻リク:「それは、わしよりずっと部長さんと付き合いが長くて、部長さんともよく話おうとったワレがよくしっとるんじゃのうか!」
菅野ジェミソン:「……そうだ。それは俺も分かった。だからこれは、すべて俺がやっていることだ」
三ツ辻リク:「……深山部長さんはな、スキーの板を折ると言っとったぞ」
菅野ジェミソン:「否応ない冬。過程はどうあれ、深山部長は存分に滑ることができる……冬が永遠に続けば、いずれ、」
菅野ジェミソン:「……何」
菅野ジェミソン:「何を、そんな……何故! 有り得ない!みっ、深山部長がそんなことを言うわけがない・!」
三ツ辻リク:「こんなことになるなら、もう、スキーを滑るつもりはない言うとったんじゃ」
菅野ジェミソン:「だって、深山部長は誰より美しく……誰より楽しく!25度の雪上の傾斜を愛して……」
三ツ辻リク:「菅野、ワレはどうか知らんが、あの部長さんはスキーが好きでも、それ以外のものや誰かを『知ったこっちゃない』とは思うとらんかったんじゃ」
菅野ジェミソン:「……それは……いや……ッ、あの人は……深山さんは……!」顔を押さえ、震え出す
三ツ辻リク:「そして、ワレにちゃんとそれを伝えるよう、わしが言伝かった。本当のことじゃ!」
三ツ辻リク:「菅野、もっぺんちゃんと部長さんと話し合え、今度こそちゃんとあの人を見て、あの人と向き合って話し合え。ケジメはつけてもらうが、まだ……」
三ツ辻リク:「……菅野?」
菅野ジェミソン:「……話なんてしたら……話なんてしたら」
菅野ジェミソン:「あの人は、辞めると言ってしまうに決まってるじゃあないか……ッ!!」
GM:菅野の背後、氷の結晶が明滅し、恐るべき冷気が吹き荒れる。菅野はそれに乗って再び上空へと滑り上がり、君たちを見上げる。
菅野ジェミソン:「……『知ったこっちゃない』。板を折ったってなんだ。スキーが常に必要な世界が実現できれば、深山さんだって持ち出すさ……」
菅野ジェミソン:「そのために……終わらせない。この冬は! 絶対に!」
菅野ジェミソン:その表情は決して明るくない。寒さに耐えるように歯を食い縛っている。だが、君たちへ相対する気持ちは変わらないようだ。
星宮千佳:「んもー。話し合いができないタイプの人だ!」
星宮千佳:「話し合いは大事なのに!」
三ツ辻リク:「……菅野、ワリャァ……!!」歯噛みし、拳を握りしめ、突き刺さらんばかりの視線で菅野を睨む
赤枝 東輝:「……事情、半分くらいしか分かんなかったけどさ。結局、あれだろ……あいつは、ルーシーで悪いことしようとしてるんだろ」
星宮千佳:「そういうこと!」
柳武歩:「赤枝も、三ツ辻も、スゲーいい説得だった。ちゃんと気持ちが乗った言葉だ」
柳武歩:「ただ、今はルーシーと菅野に……目ェ閉じて耳塞ぐような、邪魔な氷が付いちまってるんだろ」
柳武歩:「俺らで、そいつをブチ壊そう」手袋を外す。極寒の中に素手を晒して拳を握る。
赤枝 東輝:「分かった。菅野はやっつけて、ルーシーの氷は……ブッ壊す!」その右手から炎が柱のように噴き出す
連城 夕太:「俺は正直、説得よりそっちの方が得意なんで」
連城 夕太:「得意分野、ちょっと見せつけちゃいますよ」ぶんぶん腕を振り回す。
柳武歩:「よし。これが第二調査隊、最後の大仕事だ。きっちりカタ付けるぞ!」
星宮千佳:「おっけー!」
三ツ辻リク:「……おう、どうしても、目が曇っちまっとるようじゃな。複雑な所じゃが、予定に変更はナシじゃ。まずは奴をぶちのめす!」
赤枝 東輝:「ああ……!」
星宮千佳:「念入りに……死なない程度に……穴だらけにしてあげるね!」 加虐衝動。
GM:ということで最後に特殊ルールを追加します。アイテム『赤枝東輝』です。
柳武歩:ほう…!

●赤枝東輝
第二調査隊PCなら誰でも使用可能。1ラウンドに以下の両方の効果を1回ずつ使用できる。
・ダメージ判定の直前に使用。そのダメージを+2d10する。
・ダメージ判定の直前に使用。そのダメージを-2d10する。

GM
:活用してやってね!

星宮千佳:おお
柳武歩:おー
連城 夕太:優秀!
三ツ辻リク:さすがつよい!
GM:あ、後者は敵の攻撃に向かって使う想定です。射程とかはナシです。一応ね……
柳武歩:活用します!
GM:という訳で戦闘を開始していきましょう。
GM
GM:◇Round 1
GM:セットアップです。何かある人はどうぞ!
柳武歩:ないです!
連城 夕太:特になし!
星宮千佳:特になしです。
三ツ辻リク:ないです!
GM:セットアップなしーズ~
GM:こちらもセットアップはありません。イニシアチブ進行に入ります!
GM:ということでまずは三体の氷塊A
GM:まずは氷塊Aが動く!
柳武歩:動くんだ…
GM:マイナーで《フレイムリング》、メジャーで《コンセントレイト:サラマンダー》+《炎の刃》+《瞬速の刃》+《重力の足枷》
GM:1d4
DoubleCross : (1D4) → 4

GM:対象は連城くんだ!
連城 夕太:うわっ
連城 夕太:とりあえずドッジ!
GM:9dx+4
DoubleCross : (9R10+4[10]) → 10[1,1,2,3,4,5,6,9,10]+6[6]+4 → 20

GM:9dx8+4 こっちやねん
DoubleCross : (9R10+4[8]) → 10[1,1,2,2,2,7,8,9,10]+5[4,5,5]+4 → 19

GM:振り直しは減る
連城 夕太:振り直しは下がる
連城 夕太:4dx>=19 よけろー!
DoubleCross : (4R10[10]>=19) → 8[4,6,8,8] → 8 → 失敗

三ツ辻リク:連城くんが避けそこなうようなら、タイタスを切ってカバーする!
GM:ダメージ出すぞ~、ダメージ入ると戦闘移動-10mだぞ~
連城 夕太:かばわれる!
GM:2d10+16
DoubleCross : (2D10+16) → 8[5,3]+16 → 24

三ツ辻リク:失敗した!ので菅野のロイスをタイタス化!切って暴走を解除
三ツ辻リク:崩れずの群れでカバー!
GM:極限の冷気が青くゆらめく炎の塊となり、連城くんへ降り注ぐが……
連城 夕太:「うわっ!?」
三ツ辻リク:バチバチバチ!閃光の幕が連城くんの前に降りる!わしだ!
三ツ辻リク:カバーリング!装甲+ガード値でダメージも30点軽減!
三ツ辻リク:平気!
GM:無体~
GM:同じ攻撃があと2発来ます。2発目の対象は……
GM:1d3
DoubleCross : (1D3) → 2

GM:千佳チャン!
星宮千佳:暴走!リア不!
GM:9dx8+4
DoubleCross : (9R10+4[8]) → 10[5,5,5,5,8,8,9,9,10]+10[2,6,7,7,10]+2[2]+4 →26

星宮千佳:防具もない!
三ツ辻リク:カバーる!
GM:ヘッヘッヘ……無防備な千佳ちゃんを炎で……
星宮千佳:やったー!
GM:おのれ三ツ辻ィーッ! ダメージ出すぞ!
GM:3d10+16
DoubleCross : (3D10+16) → 14[3,6,5]+16 → 30

GM:青白い炎のように揺らめき輝く冷気の塊はなおも降り注ぐ!
星宮千佳:(あー)(これは食らっちゃうかなあ)
三ツ辻リク:《崩れずの群れ》!一行を覆う閃光が、青い炎をよせつけない!30点軽減で弾く!
星宮千佳:「……おお!」
星宮千佳:「おおー……! すごいすごい!」
GM:ぐべべべべ……だがあと一発ある! 対象は……
GM:1d2
DoubleCross : (1D2) → 1

GM:歩ちゃん! オヌシを蒼の炎でギャーッス!
GM:9dx8+4
DoubleCross : (9R10+4[8]) → 10[1,5,5,5,6,7,8,8,9]+6[4,6,6]+4 → 20

GM:リアクションどうぞ!
柳武歩:まずはドッジに挑戦
柳武歩:7dx+1>=20
DoubleCross : (7R10+1[10]>=20) → 8[1,3,4,4,5,8,8]+1 → 9 → 失敗

三ツ辻リク:「喧嘩しか能がないわしじゃが……これくらいはの!」口調は軽いが、目は菅野を見据え
柳武歩:ダメか!先生お願いします!
三ツ辻リク:カバーします!
GM:ダメージがこう!
GM:2d10+16
DoubleCross : (2D10+16) → 7[5,2]+16 → 23

GM:くっ……一発くらいは入ると思っていたんだがなあ
三ツ辻リク:《崩れずの群れ》!30点弾く!
GM:では氷塊たちの攻撃はこれで終了。
柳武歩:「いいな、三ツ辻。いざって時に味方守れんのはいい力だ」思わず笑みがこぼれる。
連城 夕太:「ちょーびっくりした。死ぬかと思いました」
菅野ジェミソン:すべて凌ぎきった三ツ辻くんを見て、菅野は苦々しく口元を歪める
GM:という訳で次の行動は星宮千佳ちゃんか連城夕太くんだ! どっちからどう動く!
三ツ辻リク:「大したことないのォ、菅野。その嬢ちゃんの方はともかく、ディオゲネスクラブの仮面の力は」
連城 夕太:はーい!先いいでしょうか!
星宮千佳:いっておくれ!
連城 夕太:「さて!それじゃあこっちのターン!」
連城 夕太:「やるよー!やるよー!やっちゃうよー!」
連城 夕太:マイナーで《赫き剣》《破壊の血》、HP10消費して攻撃力31の武器を作成。
連城 夕太:HP29→19、侵蝕127→131
星宮千佳:連城君の判定前にAランクサポーターします。自分の侵蝕を+2して、判定ダイスを+2。
連城 夕太:メジャーで《コンセントレイト:モルフェウス》《サンドシャード》にオートで《オーバーロード》も乗せて攻撃!
連城 夕太:対象は氷塊3つとコールドヴィッツ!
GM:ヒイイー判定どうぞ!
連城 夕太:13dx7+7 えいっ
DoubleCross : (13R10+7[7]) →10[1,2,2,3,4,5,5,6,9,9,9,10,10]+10[4,5,6,8,8]+5[3,5]+7 → 32

星宮千佳:「にーちゃん! 手伝ったげる!」
GM:全員ガード。氷塊AがBを、Cが"コールドヴィッツ"を《炎陣》でカバーリング
GM:ダメージどうぞ!
連城 夕太:4d10+62 もろもろ有効
DoubleCross : (4D10+62) → 25[9,1,5,10]+62 → 87

星宮千佳:めっちゃ強い
柳武歩:ウワッ何それ
GM:装甲10点……だがその威力ではどうしようもなし! 氷塊A、Cは戦闘不能です。
三ツ辻リク:つよい!!
GM:そして即座に《燃える魂》をそれぞれ使用。HPを20点まで回復します。
連城 夕太:なにーっ
星宮千佳:ええ・・・
柳武歩:復活まで持ってたか!
連城 夕太:「悪いけど……全力で!」左腕から噴き出した血液が氷塊の頭上に凝り、正四面体のキューブを作る。
三ツ辻リク:うおおいやらしい
GM:攻撃に反応し、氷塊が浮上。花開くように展開し、攻撃を受け止めようとします。
連城 夕太:「鈍いね、勘がっ!」
連城 夕太:墜落するキューブは衝突の直前、空中で弾けて無数の針として降り注ぐ!
GM:薄く展開していた氷塊を針が次々と突き刺さり、たまらず亀裂が走り、砕け散る!
GM:……だが、砕け散ったはずの氷の欠片は、"コールドヴィッツ"の冷気を受けて、不格好ながらもそれぞれで繋がり合いふたたび一つのかたまりとなる。まだ防御してくる公算は高い。
連城 夕太:「あーっ、ずるい!せっかく俺がかっこよく決めたのに!」
星宮千佳:「う、うわあ」
星宮千佳:横合いからフラググレネードを投げ込んで援護していたけど、それが余計に思えるほどの威力!
星宮千佳:「もしかして……」
星宮千佳:「ゆーた兄ちゃんって、強いのでは?」
連城 夕太:「そう?マジで?」
星宮千佳:「うん! 強いと思う!」
星宮千佳:「もっとこう、ダメな人だと思ってた!」
星宮千佳:-フーキ委員!/連城夕太/○尊敬/憐憫/ロイス  P感情を表にします。
連城 夕太:「やったー!千佳ちゃんが言うなら間違いなし!いや俺Cランクで全然評価されないし治癒能力なのにオーヴァードに使えないしでダメダメだから」
星宮千佳:「ええー、もったいない」
星宮千佳:「にーちゃんならSSランクになれるよー!」
連城 夕太:「こうやって血の使い方考えていろいろやってたんだけどそういうのって普段の能力判定とかで全然見てくれないみたいで」
連城 夕太:「まーじーでー!」
GM:という訳で次は同値の星宮千佳之介ちゃんだぞ! 行動をするといい!
星宮千佳:ちかのすけ!
柳武歩:この局面で新キャラが…
星宮千佳:じゃあ行動します。マイナーで《ハンドレッドガンズ》《ダブルクリエイト》。
三ツ辻リク:千佳之介…
星宮千佳:星宮千佳の侵蝕率を+8した(侵蝕率:118->126)
星宮千佳:で、《コンセントレイト:ノイマン》《マルチウェポン》《パーフェクトコントロール》。ジェミソンを狙います。
連城 夕太:あ、さっきので侵蝕は140に!
星宮千佳:9dx7+21
DoubleCross : (9R10+21[7]) → 10[1,1,2,3,3,4,7,7,8]+10[8,10,10]+5[3,3,5]+21 → 46

GM:ジェミーッ!(鳴き声) 判定をどうぞ!
星宮千佳:パーコン要らなかったなこれ……! まあいいや!
星宮千佳:後乗せエフェクトはなしにします。
GM:ガード! 《氷盾》使用。ダメージどうぞ!
星宮千佳:やっぱ氷盾もってんのかこいつ!
星宮千佳:ダメージを出します。サイドリールでダメージが1D増えるので、
星宮千佳:6d10+28
DoubleCross : (6D10+28) → 29[7,4,2,8,3,5]+28 → 57

星宮千佳:もろもろが有効です。
星宮千佳:星宮千佳の侵蝕率を+9した(侵蝕率:126->135)
GM:ゲボーッ。だがこの氷盾があるので……生き残る!
星宮千佳:「いくぞーっ! いくぞー!」
星宮千佳:「は!」「ち!」「の!」「す!」
星宮千佳:「だーっ!」 ギャガガガガガガ!
星宮千佳:両手のガトリングガンと、ガトリングガン付属のグレネードランチャーからの四連砲門一斉射撃!
菅野ジェミソン:「ぐうう……!?」空中にいるので、エフェクト発生氷とスキー板防御である程度の攻撃を防ぐが……到底捌ききれる量ではない!
星宮千佳:「しぶとい……!」
菅野ジェミソン:「くそっ……まだだ! ここにある以上……お前達を止める!」
連城 夕太:「千佳ちゃんもすげー!強い!SSランク!」
柳武歩:「星宮はムテキだもんな!」
菅野ジェミソン:「言っていられるのも今のうちだ……そろそろ"コールドヴィッツ"が動くぞ!」
GM:という訳で次は"コールドヴィッツ"の手番です。まずマイナーで《氷の加護》。
三ツ辻リク:「さぁて……ヤバいのが来るかもしれんのう」冷や汗
GM:メジャーで《コンセントレイト:サラマンダー》+《ブリザードブレス》+《焦熱の弾丸》+《黒の鉄槌》。範囲(選択)なので対象は君たち4人全員だ。
星宮千佳:あっ、ダメージ自体は低そう
GM:11dx7+7
DoubleCross : (11R10+7[7]) →10[1,2,4,4,6,6,7,8,9,9,10]+10[1,2,3,6,9]+4[4]+7 → 31

GM:リアクションなどするがいい
星宮千佳:千佳はともかく、三ツ辻くんはワンチャンあるかも・・
柳武歩:ダメもとドッジー
星宮千佳:暴走でリア不!喰らいます。
連城 夕太:ドッジ!
柳武歩:7dx+1>=31
DoubleCross : (7R10+1[10]>=31) → 10[3,3,4,6,9,10,10]+2[1,2]+1 → 13 → 失敗

柳武歩:回ったけどダメ!
連城 夕太:5dx>=31
DoubleCross : (5R10[10]>=31) → 10[3,3,8,10,10]+5[4,5] → 15 → 失敗

連城 夕太:むり!
三ツ辻リク:ここは……一番侵蝕率の高い連城くんを庇おう。他に誰かカバー欲しい人はいらっしゃいますか!
柳武歩:こっちはキニスンナー!
星宮千佳:ほしいけここは兄ちゃんで!
GM:無方向性で放たれていた冷気が、重力調整により流れを作り出し、炎のように揺らぐ青白い冷気の渦が君たちへと襲いかかる。
GM:ダメージが出るぞ!
三ツ辻リク:了解!ごめんね千佳ちゃん!カバーリングでガード!《崩れずの群れ》+念のため《氷盾》!
連城 夕太:助かります!
柳武歩:あっ、赤枝君の効果使う?
星宮千佳:使えば耐えられる可能性がある
柳武歩:ダメージ軽減のほう
星宮千佳:範囲カバーで二倍ダメージになる事を考えると、ダメージ軽減はここで切っちゃいましょう
三ツ辻リク:ここを温存するか、菅野の方で使うか、だから……やってしまいましょうか!失敗でも多分一度なら……イケる!と思う!
GM:ではダメージを軽減する!
GM:4d10+32-2d10
DoubleCross : (4D10+32-2D10) → 27[1,9,7,10]+32-6[3,3] → 53

星宮千佳:ほ、ほら! 危ない!
GM:頑張ったな……諸々有効。
三ツ辻リク:ヒュ、ヒュー
連城 夕太:怖い!
星宮千佳:とりあえず死にます。うーん、どのロイスも切りたくない……
星宮千佳:うーむ、取った順に行こう。三ツ辻くんのロイスを切って復活します。
柳武歩:普通に死ぬ!赤枝君のロイスをタイタスにして復活。
三ツ辻リク:クリスタルシールドと氷盾の合計ガード値で27点軽減!装甲で8点軽減!53-27-8 で18!カバーしたので2倍で36!
三ツ辻リク:機械化兵はダメージ軽減効果なので、最終ダメージから軽減!10点!26ダメージ!
柳武歩:おおおお!
GM:なんてヤツ……!
連城 夕太:耐えたー!
星宮千佳:赤枝効果は二倍したあとに適用?二倍する前に適用……?
三ツ辻リク:HP5で生き残る!
星宮千佳:あっこれ
星宮千佳:もう適用されてんのか!
柳武歩:そうだね
GM:ダメージ判定の直前に使用して、ダメージそのものを減らす効果なのですね。
三ツ辻リク:赤枝くんの分は最初に適用されてますねー
星宮千佳:あ、あぶねー
星宮千佳:赤枝くんいなかったら-1で死んでたじゃないか
星宮千佳:なんて使える小学生だ
三ツ辻リク:よ、よかった…
GM:触れたものを問答無用で凍らせ砕く、死の冷気の渦が君たちを蹂躙せんと迫る!
GM:これはもはや極寒の竜巻、脅威的災害である。尋常の生命であれば耐えられようはずもなし!
連城 夕太:「あ、これ死んだかも……」
星宮千佳:「げー……! これは死んじゃう!」
柳武歩:「……!」躱すこともできず飲み込まれる。
赤枝 東輝:「オーヴァードだからって死ぬ死ぬカンタンに言うな!……あっちが氷なら、俺だってなあ……ッ!」
三ツ辻リク:「っ!赤枝!」
赤枝 東輝:その右手から、爆発的な炎が柱と化して生み出される。冷気の竜巻の中で形を保てるほど強力なものではないが、ごくわずか、ごくわずかに、その冷気を弱めることは……できる!
三ツ辻リク:「こぉのっ!!」冷気の竜巻を切り裂く落雷!赤枝くんが弱めた冷気の前に更に立ちはだかる!
三ツ辻リク:全員とはいかなかったけど、連城くんを助けることを初め、幾らか効果を減じられたぞ…!
GM:……やがて、ごく自然な現象として、冷気の渦は霧散する。恐るべき氷の暴威の痕跡として、氷と白い寒気ばかりがその場に漂うように残る。
連城 夕太:「た、助かった……リク先輩、不死身っすか」
赤枝 東輝:「……俺も死んだと思ったのに。守られたのかよ。信じらんねえ……」
三ツ辻リク:「カカッ。これで……平気だったら、不死身とも言えたんじゃけどな……」体から煙、凍傷と内部からのオーバーヒートの痕。重傷だ
柳武歩:ぱりぱり音を立て、あちこち凍り付いた身体に鞭打って、震えながら立ち上がる。
柳武歩:「あいつが……赤枝が根性見せてんだ。倒れるのは……まだ早ェな」
GM:常人であれば即座に命を奪われて然る、静寂をもたらす嵐。それを経てなお生存する熱源を、暴走する"コールドヴィッツ"は、決して許しはしない……次なる冬の一撃を君たちは予感する。だが、それまでにはまだ猶予があるはずだ……!
GM:それはそれとして、HPはちゃんと変動させておいてね!
星宮千佳:させた!
柳武歩:現在値14です…!
連城 夕太:「はー……」腕を伸ばしてぐーぱーする。「思ってたよりもヤバイですね、これ」
三ツ辻リク:「そうじゃな……わしら体力組は……意地と体こそが資本じゃ……!」>早ェ
三ツ辻リク:あ!失礼、変動させておきました!5!
赤枝 東輝:「……やっぱりあいつ、暴走してるんだ。こんなに人を傷つけることなんて、しない奴なんだから」
赤枝 東輝:「止めないと……!」
GM:という訳で行動をどうぞ!
柳武歩:コンボ『オール・ヘル・ブレイクス・ルース』
柳武歩:マイナーで《インフィニティウェポン》からDロイス:器物使い
柳武歩:メジャー《コンセ:モルフェウス》《カスタマイズ》《咎人の剣》《伸縮腕》《怒涛の大蛇》
柳武歩:攻撃対象はシーンのエネミー全員だ。
GM:せんもんようごがいっぱいなのじゃぁ
GM:判定どうぞ!
柳武歩:14dx7+1
DoubleCross : (14R10+1[7]) →10[1,2,3,4,6,6,6,7,8,8,9,10,10,10]+10[2,3,4,4,6,7,8]+4[1,4]+1 → 25

柳武歩:ここから《剣精の手》で追加!ダイス1個の出目を10に変更する。
柳武歩:1dx7+31
DoubleCross : (1R10+31[7]) → 10[7]+6[6]+31 → 47

GM:ぐっ、更に回転数を追加したな。
GM:こっちは全員ガードです。で、氷塊AがBを、Cが"コールドヴィッツ"をガード。菅野は《氷盾》使用。ダメージどうぞ!
柳武歩:5d10+12+15
DoubleCross : (5D10+12+15) → 29[6,10,9,1,3]+12+15 → 56

柳武歩:そしてここに赤枝君のダメージアップ効果を使う!
GM:本当はダメージ判定の直前だけど、いいぜ! 振り足しな!
柳武歩:す、すまん!
柳武歩:56+2d10
DoubleCross : (56+2D10) → 56+10[3,7] → 66

柳武歩:装甲・ガード値などは有効。
GM:うおーん、頑ったんだがダメだな! 攻撃対象になった氷塊A、C、菅野全部落ちます!
GM:復活エフェクトも……ない!
柳武歩:よしっ
連城 夕太:やった!
三ツ辻リク:あ、菅野に復活は無かった!よかった
柳武歩:首に巻いたマフラーを外し、風になびかせる。
柳武歩:「赤枝。お前の火ィ貸してくれ」
赤枝 東輝:「タバコ吸う不良じゃん」 差し出した右手から炎が噴き出す
柳武歩:火が燃え移った布のはためきは徐々に小さくなり、硬質化して金属の輝きを帯びる。
柳武歩:「タバコはやめたんだよ。今は元不良、だな」
柳武歩:手にしているそれは、炎を帯びた鉄パイプ。
連城 夕太:(やっぱ吸ってたんだ……)
柳武歩:「……いい機会だ、練習の成果も見せてやっか。おおおらァ!」
柳武歩:気合の声と共に、手にした鉄パイプが怒涛の勢いで延長する。
柳武歩:その勢いのまま突き、力任せに払い、旋回させて止め、また突く。
柳武歩:荒れ狂う金属の筒が氷塊を破断して食らいつく!
菅野ジェミソン:「がばッ、こんなの!?」菅野、最初の突きを防ごうとしてそのまま持っていかれる!
GM:宙に浮かぶ氷塊も振るわれる鉄パイプの打撃に反応してどうにか"コールドヴィッツ"本体を守るが、攻撃の方がよほど強い。
GM:赤熱した打撃によりひとつ、ふたつと砕かれ散っていく。復活する予兆もない!
連城 夕太:「うわーヤッバい……あんなん死ぬじゃん、当たったら……」
三ツ辻リク:「ハハッ、体力組の面目躍如じゃな」
赤枝 東輝:「そればっかだなお前……」
柳武歩:「誰も死なねーよ。これはケンカだからな」
柳武歩:先端に火を抱く鉄柱を、脇に抱える。
柳武歩:侵蝕は116→134。
菅野ジェミソン:「くそっ……俺は守り切ることもできずに……だが……」
菅野ジェミソン:「負けないでくれ……"コールドヴィッツ"!」そのまま氷の上に倒れ、動かなくなります
連城 夕太:「どのツラ下げて言ってるんですかねー」
連城 夕太:「あ、今のなし!悪役っぽい!」
柳武歩:「うん。言われる前に気づいたからえらい」
GM:という訳で歩ちゃんの手番は終了。次はリクくんだ。どうする?
連城 夕太:「勝ちとか負けとかじゃなくて、俺たちはルーシーちゃんを助けに来たんすから」
三ツ辻リク:「何が守りきることもできずに、じゃボケ……あとで風紀委員なり何なりにきつく説教じゃからな……」
三ツ辻リク:次の攻撃で、カバーとかに遮られない、ルーシーちゃんに当てられそうな方に、
三ツ辻リク:《解放の雷》をしておこうと思います。「ラウンドをまたげない」との記述はないので!
三ツ辻リク:攻撃は、連城くんの方が先になりそうです?
連城 夕太:えーっと、多分氷塊Bにも復活エフェクト積んであるので
連城 夕太:反撃で1回落とせるかどうか次第……?
三ツ辻リク:氷塊Bの復活HPがAやCと一緒の20なら、こちらの反撃エフェクトで倒せるです!
連城 夕太:あ、いや
連城 夕太:行動順的に氷塊→PCで
連城 夕太:氷塊Bはまだ満タンなので
三ツ辻リク:あ!……そうでした……
連城 夕太:HPは分からない……
連城 夕太:歩ちゃん支援するのが一番確実ですね
星宮千佳:何がどうあっても、連城→千佳でBは絶対に落ちますからね
三ツ辻リク:ですね、確かに……!ありがとうございます!
三ツ辻リク:では、歩ちゃんに《解放の雷》を掛けようと思います。いきまっせ。……だ、大丈夫っすよね?あゆみん
柳武歩:もらうぜ!
三ツ辻リク:やった!では《解放の雷》!次に攻撃がC-1、攻撃力+4されます
柳武歩:ありがたい
三ツ辻リク:こちらの侵蝕率も上昇っと…以上です!
GM:OKです。ではクリンナップ。特になければ次ラウンドに行くよ!
柳武歩:なし!
三ツ辻リク:ない!
星宮千佳:ないよ!
連城 夕太:なし!
GM:では1ラウンド目終了!
GM
GM:◇Round 2
GM:セットアップ!こちらは変わらず何もないし、そちらも変わらず何もないというなら、こっちが行動に移るぜ……!
三ツ辻リク:ないぜ!
星宮千佳:なにもないよー
柳武歩:ないズェ…
連城 夕太:いいぜ、来な……
GM:ではまず残る氷塊Bが動く。前ラウンドと同じ、《コンセントレイト:サラマンダー》+《炎の刃》+《瞬速の刃》+《重力の足枷》
GM:対象は今まで狙われていないリクくんだ。イクゾー!
GM:9dx8+4
DoubleCross : (9R10+4[8]) →10[1,3,4,5,6,7,9,10,10]+10[8,8,10]+10[6,8,10]+3[1,3]+4 → 37

GM:がんばり……リアクションどうぞ!
三ツ辻リク:ガード!《氷盾》!
GM:血も涙もない! ダメージを出す!
三ツ辻リク:来いッッ
GM:4d10+16
DoubleCross : (4D10+16) → 27[7,7,10,3]+16 → 43

GM:がんばり……(ほっこり)
三ツ辻リク:クリスタルシールド12+氷盾15+装甲8、及び機械化兵10点軽減、締めて45!はじく!
三ツ辻リク:危なかったぜ……氷盾がなかったら、死んでいた
GM:なんてヤローだ……
GM:では氷塊Bはこれで終了。次、千佳ちゃんor連城くん! どうする!
星宮千佳:出しな連城……おめーのスタンドを……
柳武歩:リク君すごいな本当に
連城 夕太:OK!
連城 夕太:さっきと同じく、マイナーで《赫き剣》《破壊の血》、HP10使って武器作成!
連城 夕太:侵蝕140→144
連城 夕太:メジャーで《コンセントレイト:モルフェウス》《サンドシャード》《オーバーロード》、対象はエネミー2体!
GM:死力を尽くして来るが良い……!
連城 夕太:いきます!
連城 夕太:11dx7+7
DoubleCross : (11R10+7[7]) →10[2,2,2,3,4,5,6,7,7,8,9]+10[1,5,7,8]+10[1,8]+1[1]+7 → 38

GM:ガードにより自動命中。氷塊Bは《炎陣》で"コールドヴィッツ"をカバーリング。
GM:ダメージどうぞ!
連城 夕太:62+4d10 どん!
DoubleCross : (62+4D10) → 62+23[9,7,3,4] → 85

連城 夕太:もろもろ有効!
三ツ辻リク:85!でかい!
柳武歩:すご…
GM:どん、で出すダメージではないんだよなあ(畏怖) 十分です。氷塊Bは砕け散り、即座に《燃える魂》で復帰!
GM:HPを20点まで復活します。もう後がないぜ……
連城 夕太:「どんどん行くぜーっ!!」膨大な血液が渦を巻きながら立ち昇り、無数の針となって氷塊に殺到する!
連城 夕太:侵蝕153!
GM:氷塊がプロペラのような形を作り、ぐるぐると回転しながら弾く。氷塊自体は見る見る内に砕けていくが、"コールドヴィッツ"本体へはダメージが及ばない……
GM:そして砕けかけた氷塊も、そこから溢れ出る冷気によってムリヤリにつなぎ止められる。脅威の冷気永久円環!
GM:という訳で次です。チカチャン! 行動をどうぞ
星宮千佳:「に……にいちゃん、大丈夫? 無理してない?」
連城 夕太:「っしゃー!あと、ちょっと……!たぶん、もうひと踏ん張りぃ!」体制を崩さぬよう膝に手をついて、声を上げる。
星宮千佳:「出血多量で死なない? 大丈夫?」
連城 夕太:「大丈夫大丈夫、たぶん……だけど」
連城 夕太:「千佳ちゃんは、あと何発いけそう?」
星宮千佳:「2回くらい!」
星宮千佳:「……かな……?」
柳武歩:「こっちにも居るぞ。疲れたらいつでも休め」親指で胸を叩く。
連城 夕太:「2回。2回かー……」
連城 夕太:「……OK!じゃ、余裕っす!」片腕だけを上げてガッツポーズ。
星宮千佳:ならば動く! マイナーで戦闘移動してエンゲージを切ります。左へ5m移動。
星宮千佳:と思ったけど、左で大丈夫かな。ちょっと位置関係確認します
GM:[柳武歩/星宮千佳/三ツ辻リク/連城夕太] -20m- [氷塊B/"コールドヴィッツ"]
GM:およそこう!
星宮千佳:20mか!
星宮千佳:ハンドレッドガンズの射程は30mなので、まあ大丈夫かな。一応距離を詰める方向にしておきます。
星宮千佳:マイナーで戦闘移動して、前方へ5m移動。
星宮千佳:で、普通に撃ちます。《コンセントレイト:ノイマン》《マルチウェポン》。
GM:判定どうぞ!
星宮千佳:10dx7+11
DoubleCross : (10R10+11[7]) →10[2,3,4,5,6,6,7,7,9,9]+10[1,2,7,10]+6[5,6]+11 → 37

星宮千佳:よし!後乗せエフェクトはなし!
柳武歩:いい値出すわぁ!
GM:対象は誰って聞こうとしたけど、まあどっちにせよ氷塊Bがカバーリングします。ダメージどうぞ!
星宮千佳:あっ対象宣言し忘れてた。その通り、氷塊Bさんを狙ってます。どのみちカバーしてくれてありがとう!
星宮千佳:5d10+28 サイドリールで+1D、装甲とか有効
DoubleCross : (5D10+28) → 30[2,8,7,7,6]+28 → 58

星宮千佳:星宮千佳の侵蝕率を+5した(侵蝕率:135->140)
GM:明らかになっている数値からして無理! 氷塊Bも砕け散り、力を失います。
星宮千佳:ならば、放つのはいつものガトリングではなく、変形錬成したロケットランチャー。
星宮千佳:連城くんの二度の攻撃から、一発がデカい武器で粉砕するのが最適と判断した! ファイア!
星宮千佳:「われろー! もえろー!」
GM:弾頭の軌道上に氷塊はあり、命中の直前に細長い棒のような形へと変じた。接打撃面を極限まで少なくしたつもり、だったのだろう。
GM:……しかし、無為!ただでさえ継ぎ接ぎ歪んだ氷塊に、熱量ある爆発など耐えられる由もなし。砕け散る!
星宮千佳:「……ルーシーちゃーん!」
星宮千佳:「かえっておいで! かえっておいでよー!」
星宮千佳:「とーき君も待ってるよ。あたしも待ってるし、みんなルーシーちゃんが元に戻るの待ってるよ!」
星宮千佳:「仮面なんかに負けないで! それで、みんなで温泉いこうよ~!」
星宮千佳:無駄なのは分かっている……が、対話こそが重要だと信じている。呼びかけは続ける!
ルーシー・ヴィル:『……』
GM:その呼びかけの影響か、あるいは他の要因によるものか……ルーシーを包み込んでいた氷の結晶が、俄に変化した。宝石のような正立体から、ぐるりと内側から展開し、蓮華のような形に。
GM:新たに生まれた隙間から、更なる冷気が噴出する……!
GM:という訳でルーシーの手番だが……すまねえな! 防御が落ちて危機感が増したので全力だぜ!
連城 夕太:「ぬおおおおおさむさむさむッ!っていうかもう痛い!耳とか鼻とかもげる!」
柳武歩:うええ…こわい
三ツ辻リク:グワーッ
GM:マイナーで《氷の加護》、メジャーで《コンセントレイト:サラマンダー》+《コキュートス》+《焦熱の弾丸》+《クロスバースト》+《黒の鉄槌》+《魔王の理》。対象はシーンに登場している全員だろうが!
柳武歩:ごうぇー!
星宮千佳:うわーコキュートス
三ツ辻リク:ギャーッ
星宮千佳:sinde simau
連城 夕太:ぎゃー!
GM:白く冷たい風が、やがて嵐と化す。先ほどの攻撃とは明らかに違う。生まれ行く寒気の嵐は、君たちを飲み込むものではない……一帯を余さず飲み込む、極限の狂嵐だ!
GM:10dx7+7
DoubleCross : (10R10+7[7]) →10[2,3,4,5,7,8,9,10,10,10]+10[2,3,4,6,6,8]+10[7]+10[10]+4[4]+7 → 51

柳武歩:アビャアアア
GM:リアクションどうぞ!
星宮千佳:暴走りあふです
柳武歩:ド、ドッジを…する!
柳武歩:8dx+1>=51
DoubleCross : (8R10+1[10]>=51) → 10[1,1,4,8,9,10,10,10]+8[1,3,8]+1 → 19 → 失敗

連城 夕太:ドッジ!
柳武歩:無理だよぉ!
連城 夕太:5dx>=51
DoubleCross : (5R10[10]>=51) → 7[1,4,5,6,7] → 7 → 失敗

連城 夕太:全然ダメ!
三ツ辻リク:く……カバーリング、欲しい人は……!いやみんな欲しいだろうけど!
柳武歩:こっちはいい!
連城 夕太:連城はロイス1枚多く残ってるから大丈夫!
柳武歩:つまり千佳ちゃん!
三ツ辻リク:侵蝕値153ある連城くんか、ロイスを一個切ってる他のメンバーにするか!……と、考えて!
三ツ辻リク:よって、千佳ちゃんだ!
星宮千佳:た、たのむ……!3ラウンド目があったら殴るからね
三ツ辻リク:よし、カバーに行きます!《崩れずの群れ》と《命のカーテン》!《蒼き悪魔》と《自動触手》の反撃エフェクトも
三ツ辻リク:どうせ死ぬだろうから《氷盾》はなし!
GM:ではダメージです。
GM:6d10+52
DoubleCross : (6D10+52) → 34[4,10,3,7,8,2]+52 → 86

GM:諸々有効。
三ツ辻リク:なわけで、千佳ちゃんを守ります。来い!
連城 夕太:でかいよ!
星宮千佳:痛い痛い痛い
柳武歩:死ぬ死ぬ
三ツ辻リク:ギャー
三ツ辻リク:防御の計算は……してもダメだ、死ぬ!でも千佳ちゃんは無傷!
連城 夕太:死ぬので東輝のロイスを切って復活!
柳武歩:こちらは三ツ辻君のロイスをタイタスにして復活しよう
三ツ辻リク:こっちは……ごめん、あゆみんのロイスをタイタスに。復活!
GM:荒れ狂う極寒の嵐は、空気中のありとあらゆる物質を凍てつかせ、君たちに襲いかかる。刃のように、礫のように。
GM:それらは全て積もり積もり、君たちの身動きすら封じていく。抗わなければ、後には音も命もない雪の平原しか残らないだろう。
連城 夕太:「ふぎゅぎぎぎぎぎぎぎ……死……死……」
柳武歩:「かはっ、ぐ……!」叫び声さえ凍り付くような極低温。金属と一体化した腕は殊更冷たく痛みを訴える。
連城 夕太:「死ねるか……!まだまだ……!」
星宮千佳:「しんじゃう……これは……」
柳武歩:「はは。相性最悪か……!」
赤枝 東輝:「くそっ……ルーシ……!」抵抗するように火を出すが、暴れ狂うような氷の嵐の前では無力!
三ツ辻リク:「ぐおおおお……がっ……ちくしょう、が!」
連城 夕太:襲い来る吹雪を血液で染めて操り、かろうじて氷漬けを免れている。
三ツ辻リク:とっさの判断で体を雷光化、千佳ちゃんの方へ跳ぶ!氷の嵐に抗う、稲光!
星宮千佳:「ふおっ!」
星宮千佳:解凍!
柳武歩:ボロボロの三ツ辻君が、それでも盾になり、反撃に転じる姿を見る。
三ツ辻リク:バチバチバチ!閃光が暴風を弾く!弾く!そして——。
柳武歩:「さすが……それでこそ、番長だよな……!」
連城 夕太:「ぶはは……リク先輩、ナイス……」
GM:三ツ辻くんの反撃により、結晶の花弁の一片が飛んだ。それが原因かは分からないが、怖ろしい極北の嵐は次第にその力を失っていく。
星宮千佳:「あっ、なるほど」
星宮千佳:「あれがHPバーなんだ!」
GM:……程なくして、氷の嵐は収まる。嵐の後は不気味なくらいに晴れ渡り、暗黒の空には美しいオーロラがきらめく。
三ツ辻リク:嵐が去った時、わしはボロボロの状態で、そこに倒れている。《蒼き悪魔》《自動触手》により、ルーシーちゃんは30点の固定ダメージです
GM:とっておきましょう
ルーシー・ヴィル:「Jau-?a ... sv-> nas ...」
GM:不気味なほどの沈黙の頭上、花開いた結晶の中の彼女が、涼やかな声で何事か呟く。
三ツ辻リク:「ごほっ、がは……なるほどの……」>HPバー かろうじて無事なものの、被害は甚大だ
ルーシー・ヴィル:「Yra salta ... Man-」
ルーシー・ヴィル:「..-?rdis uz?-msta ...」
柳武歩:「これ、何語……?」意識が朦朧とし始めている。
星宮千佳:「……? なに? なに?」
赤枝 東輝:「……あのバカ。この期に及んで、叱られたくないとか、迷惑かけたくないとか、言ってやがる」
柳武歩:「ああ……OK、そうか。優しい子なんだな」
赤枝 東輝:「ケガさせたくないとか、今更だろ!嫌われたくないとか、そんなことで引きこもってる場合かっての……!」
連城 夕太:「……はぁー」
連城 夕太:「俺は大怪我だけど怒ってないんで!大丈夫!」
GM:吠える赤枝をよそに、やがて氷の花はぐるりと内側から異次元回転し、元の結晶型に戻って、ルーシーを封じ込める。
星宮千佳:「ほんとに怒ってない?」
三ツ辻リク:「なんじゃそら……まずは……まずは……(出てこない)……そうじゃな、ごめんなさい、じゃろが……」
星宮千佳:「あっ閉じちゃった!」
連城 夕太:「怒る相手が違うって」
GM:という訳で"コールドヴィッツ"の手番は終了だが、直後のイニシアチブで動きがある。
柳武歩:ギャッ
連城 夕太:何っ
三ツ辻リク:うおおー
星宮千佳:か、加速か・・!
GM:いや、《さらなる絶望》×2だ。君たちの往路を阻むかのように、氷の大地から何かが浮き上がる。それは、先ほど粉砕したはずの氷塊と同様の存在だ。
星宮千佳:うえええ
柳武歩:おげァ!?
GM:さすがに同一エンゲージではないから大丈夫! まあ、未行動で登場するから即動くけどね……!
三ツ辻リク:なにィー!!
柳武歩:こ、この…この…!
連城 夕太:「ちょいちょいちょい……」
GM:[柳武歩/星宮千佳/三ツ辻リク/連城夕太] -5m- [星宮千佳] -5m- [氷塊D/氷塊E] -10m- ["コールドヴィッツ"]
連城 夕太:「ちょ、ちょっと怒りそうだぞ……いくら美少女でも……!」
三ツ辻リク:「この……ボケナスが……」倒れたまま。息も絶え絶え
柳武歩:「っとに、次から次へと……」
赤枝 東輝:「……多分だけど、あれ動かしてるの、あのバカだから!」
赤枝 東輝:「ルーシー止めれば、あの氷? だって大したことないと思う! いや、多分だけど……」
赤枝 東輝:「……もしルーシー止めても、あいつら元気だったら、俺がマジで何とかするから!」
柳武歩:「あー、いいぜ。数だけならもっと多いのとやったこともある!」
柳武歩:「比べたら大した事ねー!うおー!」変なテンション!
連城 夕太:「うへ……先輩マジで百戦錬磨ですね……」
星宮千佳:「ルーシーちゃんを先に倒すしかないってことだよね……」 寒さでへろへろしている。
GM:氷塊は浮揚しながら、冷気を目に見えるほどに束ね始める……という訳で、登場した氷塊D、氷塊Eが動く。
GM:マイナーで《フレイムリング》、メジャーで《コンセントレイト:サラマンダー》+《炎の刃》+《瞬速の刃》+《重力の足枷》
GM:対象はー?
GM:1d4
DoubleCross : (1D4) → 1

GM:歩チャン! 青白い冷気の炎めいた塊が降り注ぐ!
柳武歩:ぐぇー
GM:9dx8+4
DoubleCross : (9R10+4[8]) → 10[1,1,3,4,4,6,8,9,10]+7[2,3,7]+4 → 21

柳武歩:ともかくドッジ!
柳武歩:8dx+1>=21
DoubleCross : (8R10+1[10]>=21) → 10[2,4,5,7,7,8,9,10]+4[4]+1 → 15 → 失敗

柳武歩:無理なんだよなあー!
三ツ辻リク:《崩れずの群れ》!倒れてるけどルール的に平気!カバーリング!
GM:それじゃあダメージを出すぞ、ぐへへ……今回は3d10だぜ
GM:3d10+16
DoubleCross : (3D10+16) → 14[3,10,1]+16 → 30

三ツ辻リク:ギャー!こ、こい!
柳武歩:いい数字だ
GM:諸々有効だ! いかに強靱な三ツ辻くんでもひとたまりもあるまい! ンハハハハ!
三ツ辻リク:素ガードで、30点までなら平気!
柳武歩:リッ君は神
GM:ゲボーッ!?
GM:氷塊Eが同じ行動。対象は……
GM:1d3
DoubleCross : (1D3) → 2

GM:リクくん本人だ! 緩さねえぞぉー!
GM:9dx8+4
DoubleCross : (9R10+4[8]) → 10[1,2,3,6,6,7,8,9,10]+10[3,3,10]+5[5]+4 → 29

GM:くっ、あとひと頑張り……
三ツ辻リク:ガード!ぐ、ぐ、ぐ……エフェクトは《氷盾》!念のため!
GM:3d10+16
DoubleCross : (3D10+16) → 27[10,7,10]+16 → 43

三ツ辻リク:ダメージ来い!
GM:ヒャハハハハ! どうだ! この数値ならひとたまりも……何ーッ!
三ツ辻リク:あっぶねー!《氷盾》なかったら大変なことになってた!素30+氷盾15で45まで平気!
柳武歩:神
GM:グググ……では氷塊は登場し次第めちゃくちゃに冷気をかけまくったが、阻まれて終わり、かなしい。
三ツ辻リク:バチーン!バチーン!かろうじて体から奔る閃光が冷気を弾く!ギリギリの攻防だ!
GM:ちなみにこいつら、今回はマイナーで《フレイムリング》使って終わったけど、次からは放っておいたらマイナーで移動するので、気をつけてね!
柳武歩:嫌な情報ありがとう!
三ツ辻リク:あわわわ
GM:という警告を発しておいて、本来の手番消化に戻りましょう。歩ちゃんだ。どうする?
柳武歩:ちょ、ちょっと相談させて
柳武歩:オーケイ。覚悟は決まった!
GM:聞かせてもらおうか……
柳武歩:マイナーで10m移動。氷塊D・Eのエンゲージまで移動します。
GM:[三ツ辻リク/連城夕太] -5m- [星宮千佳] -5m- [柳武歩/氷塊D/氷塊E] -10m- ["コールドヴィッツ"]
柳武歩:メジャーは《コンセ:モルフェウス》《カスタマイズ》《咎人の剣》《伸縮腕》、対象はコールドヴィッツ
GM:判定どうぞ!
柳武歩:さっきの三ツ辻君の支援が乗っているのでC値下げて…
柳武歩:15dx6+1
DoubleCross : (15R10+1[6]) →10[1,1,1,2,3,6,6,7,7,7,9,10,10,10,10]+10[1,1,2,3,7,7,9,10,10,10]+10[1,1,2,4,6,10]+10[6,9]+10[6,7]+10[1,10]+3[3]+1 → 64

GM:《イベイジョン》12! 命中です。ダメージどうぞ!
柳武歩:ダメ押し!《剣精の手》!
連城 夕太:でかい!
GM:おっと、その辺も当然あるか。どんどんやりたまえ
柳武歩:1dx6+71
DoubleCross : (1R10+71[6]) → 5[5]+71 → 76

柳武歩:ぬう、回らねえ
GM:では改めてダメージを……どうぞ!
柳武歩:ダメージは赤枝君の支援効果+2D10を込みで振るよ!
GM:よいぞ!
柳武歩:10d10+12+15+4
DoubleCross : (10D10+12+15+4) → 57[5,8,2,10,6,4,2,5,9,6]+12+15+4 → 88

GM:《氷雪の守護》
三ツ辻リク:ゲーッ”
GM:5d10
DoubleCross : (5D10) → 33[9,9,4,10,1] → 33

三ツ辻リク:でかいでかー……デカけりゃいいってもんじゃなーい!!うごご
GM:更に装甲点で減らして、それでも結構食らったぞ……!
柳武歩:「よう、ルーシー。そこじゃねえぞ。お前を見てくれる奴がいる場所は」
柳武歩:出現した氷塊に肉迫する。吹きつける冷気に髪が凍り、頬が裂ける。それでも前に進む!
柳武歩:「だから出てこい!そんな寒いとこに居んじゃねえ!」
赤枝 東輝:「また合わす……ッ!」右手から巨大な火柱を噴出させている。攻撃に合わせる準備は万端だ
柳武歩:鉄パイプはバキバキ音を立て、鋸状の刃を持つ剣に変形。
柳武歩:振りかぶって伸ばし、氷の花を目がけて振り下ろす!
GM:君の攻撃に対して、ルーシーも無防備ではない。自らを守る氷塊が失せ、今まで攻撃のためにのみ放出していた冷気を、初めて防御へと転化する。
GM:吹き付ける局地的吹雪がその勢いを削ぐが、横合いから放たれた炎がその吹雪の勢いをも弱め、君の攻撃を助ける!
柳武歩:「見えねえか、この火が!お前は知ってるはずだ!」
柳武歩:侵蝕134→146
ルーシー・ヴィル:「ッ……」
GM:氷の中、動かないはずの表情がにわかに曇る。二枚の仮面によりないまぜになった感情の中に、一筋の炎光りが差す……!
GM:……という訳で次だ。三ツ辻くん! どうするかね……?
三ツ辻リク:マイナーアクションで移動!千佳ちゃんのエンゲージに!
三ツ辻リク:そして……次のラウンドは連城くんはお休みのようだから、ルーシーちゃんより先に殴る千佳ちゃんに《解放の雷》。これがメジャーアクション!
GM:よかろう! びりばりせよ!
三ツ辻リク:千佳ちゃんに掛かったなら、次の攻撃のC-1,攻撃力+4。特に妨害がなければ、これで終了!
三ツ辻リク:以上だぜ
GM:では終了だ。全員行動したのでクリンナップを経てセットアップにイクゾー!
GM
GM:◇Round 3
GM:セットアッポは特にないなら飛ばすぜ!
星宮千佳:ないでーす
三ツ辻リク:ない!
柳武歩:ないよ!
連城 夕太:なし!
GM:まずは氷塊Dが動く。マイナーは特になし。メジャーは《コンセントレイト:サラマンダー》+《炎の刃》+《瞬速の刃》+《重力の足枷》
GM:対象は~?
GM:1d4
DoubleCross : (1D4) → 4

GM:連城くんじゃん!
連城 夕太:うわっ
GM:9dx8+4
DoubleCross : (9R10+4[8]) → 10[1,4,6,7,7,7,9,9,10]+6[3,4,6]+4 → 20

GM:リアクションしてもええんやで
連城 夕太:ドッジしてみる!
星宮千佳:避けろー!
連城 夕太:5dx>=20
DoubleCross : (5R10[10]>=20) → 10[2,4,6,7,10]+4[4] → 14 → 失敗

連城 夕太:むり!
柳武歩:おしい…
星宮千佳:妖精の手がほしい……
三ツ辻リク:カバーするかい!?
GM:ダメージが……出ちゃうぜ?
連城 夕太:カバーもらいます!
三ツ辻リク:いや、しよう!する!
柳武歩:リッ君マジゴッド
連城 夕太:超助かる!
三ツ辻リク:《崩れずの群れ》と《命のカーテン》!《氷盾》も!ディーフェンス!
三ツ辻リク:45点までなら平気だ!ダメージ来い!
GM:2d10+16
DoubleCross : (2D10+16) → 20[10,10]+16 → 36

GM:ぐおーっ、最大打点だのに!
星宮千佳:何その出目!
連城 夕太:出目が怖い!
三ツ辻リク:最大打点だが……凌いだ!
GM:まだまだ! もう一発行くぞォン! 氷塊Eの攻撃!
柳武歩:これ、もう出目関係ないんだな…w
GM:対象は~?
GM:1d3
DoubleCross : (1D3) → 2

GM:千佳ちゃんじゃん!
星宮千佳:死ぬ!
GM:9dx8+4
DoubleCross : (9R10+4[8]) → 10[1,2,3,3,5,6,7,8,10]+3[2,3]+4 → 17

星宮千佳:暴走りあふです。
三ツ辻リク:メジャー放棄!カバーリング!素受け!
GM:クックック……お得意の《崩れずの群れ》はどうしたァ~?
GM:ダメージ出します!
GM:2d10+16
DoubleCross : (2D10+16) → 6[1,5]+16 → 22

星宮千佳:よし・・・これはいい
柳武歩:ノー侵蝕、ノーダメージ!
三ツ辻リク:30点弾けるぜ……《崩れずの群れ》がなくても……屁でもないぜ!
GM:ケッ! 凌いだか……
GM:では次、連城くんと千佳ちゃんの手番だ。どうする?
星宮千佳:こっちから行きます。もう連城くんをこれ以上行動させるわけにはいかない
連城 夕太:やっちゃえー!
星宮千佳:ということで、マイナーで暴走解除します。メジャーで《コンセントレイト:ノイマン》《マルチウェポン》。
星宮千佳:開放の雷バフが乗っているので……
星宮千佳:10dx6+11
DoubleCross : (10R10+11[6]) →10[1,2,2,3,5,6,9,9,9,10]+10[3,5,7,8,10]+10[5,7,10]+10[1,10]+10[10]+2[2]+11 → 63

星宮千佳:よし……!
柳武歩:ムテキの千佳ちゃんー!
GM:大した奴だ……命中しているぞ。ダメージを出したまえ。
星宮千佳:あっ、対象はルーシーちゃん!
GM:そうとも!
星宮千佳:よかった。これで当たってなかったらセーブしたところからやり直すところだった
星宮千佳:7d10+1d10+28+4
DoubleCross : (7D10+1D10+28+4) → 40[2,9,10,3,9,4,3]+6[6]+28+4 → 78

GM:《氷雪の守護》
GM:5d10
DoubleCross : (5D10) → 27[8,8,6,4,1] → 27

星宮千佳:一応平均よりやや高めの出目なんだけど・・・そっちも高いなあ
星宮千佳:星宮千佳の侵蝕率を+5した(侵蝕率:140->145)
GM:うん、これはアレだな。赤枝の支援が忘れられているな……w
星宮千佳:あー!!
柳武歩:あっ
連城 夕太:おお
三ツ辻リク:あっ
星宮千佳:す、すみません!乗せさせてください!
星宮千佳:ここで小学生絆パワーアタックをする必要があるんです!
GM:こっちも《氷雪の守護》振り直すけど良いんだね?
GM:降り直しは……下がるぜ!
柳武歩:自信満々に…!
星宮千佳:うーん振り直しかー
星宮千佳:うーん……うーん……
星宮千佳:よし!振り直す!
GM:振り直すがよいぞ!
星宮千佳:赤枝くんサポートを入れて、攻撃力を+2d10。
星宮千佳:10d10+28+4
DoubleCross : (10D10+28+4) → 57[7,1,6,5,8,4,1,8,9,8]+28+4 → 89

星宮千佳:よし……!
GM:《氷雪の守護》!
GM:5d10
DoubleCross : (5D10) → 27[1,10,2,9,5] → 27

星宮千佳:出目が同じじゃないかw
柳武歩:ノーチェンジ!
連城 夕太:よしよし
三ツ辻リク:氷雪の守護が!変わらない!
星宮千佳:「とーき君! 合わせて!」
星宮千佳:「あたしに合わせるんじゃなくて!」
赤枝 東輝:「おう! ……星宮じゃなくて?」
星宮千佳:「あたしが支援するから、とーき君が!ルーシーちゃんの氷を溶かして!」
星宮千佳:「あれを溶かせるのはとーき君だと思う!」
星宮千佳:赤枝の炎が出来る限り通るよう、ガトリングガンで氷の分厚い部分を削っていく。
赤枝 東輝:「えっ、いや、星宮の方が火力は……っああもう!」
赤枝 東輝:反論しかけるが、千佳ちゃんがそうし始めたなら、もうそれに合わせるしかない
星宮千佳:「最後は王子さまがきめるんだよーっ!」
赤枝 東輝:「そんなんじゃ……ねえぇー!!」 右手に思い切り力を込めて、前へ、上へと突き出す。
赤枝 東輝:回転する炎の火柱が吹き上がり、千佳ちゃんが攻撃を重ねた部分へと食らいついて……
赤枝 東輝:「……帰ってこい、バカ……!」
赤枝 東輝:一際巨大な炎が暴れ狂うように噴出すると、それを最後に赤枝は脱力し、その場に膝を着く。
GM:……そしてそれと同時、空中のルーシーを閉ざしていた氷から、再び荒れ狂わんばかりの冷気が漏出する。
星宮千佳:「……はーっ、はーっ」 弾幕も止む。
星宮千佳:「うう……!」
GM:ごう、というその風は、しかし攻撃の敵意を感じない。凍えるようなそれは、押さえつけ、制御してきた力が溢れているかのようでもある。
GM:……氷の結晶が、先ほどの絶大な攻撃のように、蓮華の形を取ろうとする。しかしそれは叶わない。千佳の攻撃と、赤枝の炎が穿った穴が、それを許さない。
ルーシー・ヴィル:「ッ……あ……!」
GM:変形しようとした結晶は、砕け始める。砕けながらその高度を見る見る内に落としていき……
GM:……白く凍り付いた海面に落下すると同時、二枚の仮面諸共、跡形もなく砕け、消えた。
柳武歩:「……!」
三ツ辻リク:「…………」倒れたまま、動かない
GM:ステータスは、HP100、装甲値20。リクくんの反撃で-30、歩ちゃんの攻撃で-35、千佳ちゃんの攻撃で-42……合計ダメージは107
GM:ということで、"コールドヴィッツ"は完全に戦闘不能です。それに伴い、氷塊二つも力を失い、落下する。
連城 夕太:「っはぁー……なんとかなった……」
連城 夕太:凍りついた甲板に大の字に倒れる。
GM:仮面と結晶が力を失うのと同時、頭上に広がっていた澄み切った暗黒の空も消え、元の灰色空に戻っていく。
柳武歩:剣を放り捨て、赤枝君の下へ駆け出している。
赤枝 東輝:「……ほんと……あのバカ……」
柳武歩:「おおい!大丈夫か赤枝!」
星宮千佳:へなへなぺたんとその場に座り込んで、柔軟体操みたく上半身だけ突っ伏します。
赤枝 東輝:「俺……俺? いや、よく分かんねえ……大丈夫なのかな?こんな力、使ったことないからさ。ハハ……」
星宮千佳:「よかったあ~………………」
柳武歩:「お前、立派だよ。すげえカッコいいぞ」
柳武歩:身体を支え、ばしばし叩く。
赤枝 東輝:「へへ……でも、そんなんじゃねえ。最後、俺にああ言ってくれたのは、星宮だし……」
星宮千佳:「えへへ……でしょでしょ? 最後は王子様がお姫……」
星宮千佳:「ルーシーちゃんは!?」 立ち上がる。
星宮千佳:「どうなったの!?」
ルーシー・ヴィル:ルーシーは砕け散った氷の結晶の最中で、意識を失っています。ただし眠るような穏やかな表情で、大事あるようには見えません。
ルーシー・ヴィル:長い金髪と色素の薄い肌、ふわりとした睫毛などは、確かに眠りに就いたお姫様のようでもある。
柳武歩:「大丈夫そうだけど……念のため、急いで運んだ方がいいか」
星宮千佳:「し、死んでない……よかったぁ……」 へなへなぺたんと座り込んで突っ伏す。
連城 夕太:「あー……俺一歩も動けない。誰かSOSとか出しといてください」甲板の上でごろごろしている。
柳武歩:「おらー撤収だ撤収!無事帰るまでが調査隊!」赤枝君と氷の結晶を引きずって歩き始める。
三ツ辻リク:「ま、まったく……おさわがせな、お姫様、じゃったの……」ふらふらと膝立ちの状態で何とか起き上がる
赤枝 東輝:「ああ、そだな……これから帰んないとなのか。くっそ疲れてんだけど……」
連城 夕太:「歩先輩タフすぎません……?前世がゴリラ……?」
連城 夕太:「あ、なんでもないです。何も言ってないです」
柳武歩:「連城コラァ!お前は三ツ辻と星宮運べ!」
三ツ辻リク:「く、くそ、柳武の、元気じゃあないか……体力組として、こりゃへばってられん……!」
連城 夕太:「おお……がんばる……」よろよろ起き上がって千佳ちゃんのところへ。
連城 夕太:「しっかり掴まっててね。俺マジで体力ないから、暴れると倒れる」
連城 夕太:そう言って千佳ちゃんを抱き上げます。
星宮千佳:「ふおっ」 しがみつく。
星宮千佳:「おお……映画だっこだ……!」
三ツ辻リク:「連城、戻るぞ……星宮の嬢ちゃんも、平気か……」ヘロヘロの状態で甲板を歩いて行く
連城 夕太:「花火みたいな匂いする」ひくひく鼻を動かす。「鉄砲の火薬かな」
連城 夕太:「あ、俺も血の臭いひどいか……ちょっとだけ我慢してね……」
赤枝 東輝:「映画だっこってなあ……俺なんかほんと引きずられて、いつつ」
連城 夕太:「あー……千佳ちゃんがもうちょっと大人ならなぁ」
連城 夕太:ぶつぶつ言いながら、ふらふらよろめきながら、甲板の上を歩いていきます。
星宮千佳:「さらいねんは中学生だもーん」
GM:精魂尽きつつも、あてどない話を交しながら、君たちは帰路に就く……



GM:◇ Back Track
GM:おまたせ! 楽しい楽しいバックトラックの時間です!
連城 夕太:Eロイス!?振ります!
柳武歩:はい…
三ツ辻リク:はい——
GM:今回のEロイスの数はー
星宮千佳:50個くらいかな
GM:《愚者の契約》×4
《堕落の誘い》
《さらなる絶望》×2
《破壊神顕現》

GM:で、計9個扱いです。別に振らなくても良いんですけど……
星宮千佳:ふるふるふるふる
柳武歩:あ、実質9個扱いか
柳武歩:振ります。なんだかんだ言って私はまだ楽な方なんだよな
連城 夕太:153-9d10 振りますって!
DoubleCross : (153-9D10) → 153-65[6,8,8,10,6,9,2,9,7] → 88

星宮千佳:145-9d10
DoubleCross : (145-9D10) → 145-45[3,3,4,3,6,3,3,10,10] → 100

柳武歩:146-9d10
DoubleCross : (146-9D10) → 146-57[4,7,1,9,9,10,10,2,5] → 89

三ツ辻リク:9個www振ります振ります
連城 夕太:めっちゃ戻った
柳武歩:もう帰還してしまったw
三ツ辻リク:158-9d10
DoubleCross : (158-9D10) → 158-52[9,8,7,8,6,2,8,2,2] → 106

GM:ここぞという所で良い目を出すゥー!
星宮千佳:リク君が一番危ないじゃないか
三ツ辻リク:ヤッター
GM:あとはロイス依存の帰還をしたまえ
星宮千佳:1倍振り。
星宮千佳:100-5d10
DoubleCross : (100-5D10) → 100-31[3,7,10,10,1] → 69

連城 夕太:1倍振りでー
星宮千佳:出目が無駄にいい・・
連城 夕太:88-5d10
DoubleCross : (88-5D10) → 88-28[9,5,6,7,1] → 60

三ツ辻リク:結局のところ、スペリオルがほんと密かに役だってくれましたね
柳武歩:こちらも1倍かな
柳武歩:89-4d10
DoubleCross : (89-4D10) → 89-19[5,3,4,7] → 70

三ツ辻リク:等倍振りで
星宮千佳:70%を割ってしまった。ということで、4点。
三ツ辻リク:106-4d10
DoubleCross : (106-4D10) → 106-22[8,5,3,6] → 84

柳武歩:うむ。4点圏だ
GM:ウム、1、2個とちっても戻れるくらいの割合だね……よしよし
GM:という訳で全員無事に帰還です。おめでとうございます!
連城 夕太:4点だった
連城 夕太:わーい!なんとかなった!
三ツ辻リク:やったね!
柳武歩:おめでとう!



GM:◆Endling 1
GM:……事件が収束し、片手の指で足る程度の日が過ぎた。
GM:事件の元凶となったルーシリオ・ヴィヘルトゥヘニヤは、いくつかの検査と調査・審問の末、定期的な心身検査を条件として、元通りの学校生活に戻ることが許されたという。
GM:体調や能力の調子にも問題はなかったということで、様子を見ながらもアカデミア初等部へ既に復学していた。
GM:……異変収束後も、発生した雪があっという間に消えるということはない。アカデミア島の本来の外気温に従い、大量の白い積雪は、まだ大部分が残っている。
GM:そんな白い雪の残る校舎裏の庭の隅に、ルーシーと赤枝の姿があった。
赤枝 東輝:「えーと、言われた物置ってのは確かこれで……」
赤枝 東輝:右手から出る炎で積雪を溶かしながら、後者裏手で何かを探している。
ルーシー・ヴィル:「……Ihmi set menivät.aiem.」
ルーシー・ヴィル:そしてそんな彼の後ろにとことこと続く、緩く波打つ長い金髪の小さな少女。
赤枝 東輝:「ttä Bab」
ルーシー・ヴィル:「……eljäkymm」
GM:独り言のようなルーシーの呟きに、赤枝は時折何か返し、それに少し嬉しそうにルーシーが応じる。そんなぽつぽつとしたやり取りが繰り広げられている。
赤枝 東輝:「……あーこれかな。に-21番物置。多いっての……」
ルーシー・ヴィル:「uvull?」
赤枝 東輝:「uvull。 いちいち気、使うな」
ルーシー・ヴィル:「……kyll」
赤枝 東輝:積雪をゴーッとバーナー炎で溶かし、それから全身で物置の扉をゴリゴリと開いていく
赤枝 東輝:「重っ……」
ルーシー・ヴィル:「Menka」
赤枝 東輝:「っ……っ……はあっ。ちょい休憩」ほんの隙間しか開かない、古い物置を前に、えっこらせと近くのブロックへ腰を下ろす赤枝
ルーシー・ヴィル:ルーシーはその隣に座ると、手袋を着けた小さな両手で積もった雪を集め、もぞもぞと何か作業をし始める
赤枝 東輝:「お気楽なヤツ……」 それを見てちょっと呆れた様子になる赤枝
柳武歩:「おーす。やってんな」
柳武歩:遠くから軽く片手を上げて二人に呼びかける。
星宮千佳:「とーきくーん! ルーシーちゃーん!」
星宮千佳:「やほほー!」
星宮千佳:歩ちゃんの陰からひょこっと顔をだす。
赤枝 東輝:「ああ、うん。よう」 二人に向け、軽く手を振って応じる
星宮千佳:「……あたしたち、オジャマじゃなかった?」
星宮千佳:「あゆみん、かえったほうがよくない?」
星宮千佳:「いいフンイキだよ」
赤枝 東輝:「なんでだよ。そういうんじゃねーって」 じっとりとした目を千佳ちゃんに向ける
星宮千佳:「そーかなぁ」
ルーシー・ヴィル:対するルーシーは、青い大きな瞳で君たちのことをじっと見つめている
柳武歩:「まあ、二人に逢いに来たんだからな。二人で居るから帰るじゃいつまでたっても会えんし」
柳武歩:「……あー、ちゃんと顔合わせんのは初めてだな。ルーシー」
星宮千佳:「百理ある!」
ルーシー・ヴィル:「kyll」
柳武歩:「アユミ、ヤナタケ。おーけー?」
柳武歩:何語で話しかけたらいいのかわからず、とりあえず屈みこんで、自分を指して言ってみる。
星宮千佳:「千佳だよー! チカ・ホシミヤ!」
星宮千佳:「ドゥーユーアンダスタン? ユアウェルカム?」
赤枝 東輝:「あー。ほらこの二人は……nsim led aiay」
ルーシー・ヴィル:「……ya。……アユミ。チカ」 二人を順番に見る
赤枝 東輝:「そうそう。……悪い。こいつまだ英語も微妙で。バカなんだ」 と二人に
柳武歩:「すげえペラペラだな赤枝……通訳できてる!」
星宮千佳:「ルーシーちゃんが喋ってるの、なに語なの? ドイツ語?」
柳武歩:「そうか、ドイツ語かあ」
赤枝 東輝:「別にすごくねーし。エフェクトだからな」
赤枝 東輝:「違う! 東奥グリーンランド・ユイル系原住言語!」
星宮千佳:「とう……?」
星宮千佳:「……???」
柳武歩:「……?」
星宮千佳:「なるほどね?」
赤枝 東輝:「……とにかく珍しい言葉なんだよ。使えるヤツ、世界で100人もいないんだってよ」
星宮千佳:「年末ジャンボよりすごい!」
赤枝 東輝:「だから俺が面倒見なきゃいけないし、あと、ああ。なんか島の外から言語学の権威っつー人が来て話したりしてる」
柳武歩:「へぇー…!でも赤枝、ちゃんと面倒見てんだな。仲直りはできたわけだ」
星宮千佳:「あっ、それもそうだね」
星宮千佳:「えらいえらーい!」 赤枝くんの頭を撫でる。
赤枝 東輝:「……まあな。別に俺はどっちでも良かったんだけど。俺がほっぽりだしたら、俺以外のヤツが困るし」
柳武歩:「また、そういう事を」
赤枝 東輝:「ルーシーも、コイツ。ちゃんと自分が何やってるか分かってるしな。大目に見てやってる!」
赤枝 東輝:「……ほら。お前もちゃんと、教えた通りに言えよ。一緒に練習したろ?」 とルーシーに
星宮千佳:「お?」
ルーシー・ヴィル:一つ、こくりと頷いて
ルーシー・ヴィル:「寒くして、ごめんなさい。反省してます。もう悪いことは、しません」
ルーシー・ヴィル:「……止めてくれて、ありがとう」
ルーシー・ヴィル:ところどころ発音・抑揚が怪しいものの、きちんとした日本語でそう言い、君たちに頭を下げる
星宮千佳:「おお……!」 隣の歩ちゃんを見る。
柳武歩:「……うん」千佳ちゃんを見返して微笑む。
柳武歩:「それ、言いたくてちゃんと練習したのか。偉いな」
赤枝 東輝:「……前半は、俺が教えたんだけど」
赤枝 東輝:「俺が教えたっていうか、俺が覚えるように言ったんだけど、っていうのかな……」頭を掻き
赤枝 東輝:「後半はこいつが、止めた人に会えたら言いたいって、自分で言い出したから、俺が教えてやったんだ」
赤枝 東輝:「……まあ、だから、まあ。だから何、ってハナシだけど」 ぷいとそっぽを向く
ルーシー・ヴィル:「……kiuseli?」
赤枝 東輝:「ein!」
星宮千佳:「えっなになに?」
柳武歩:「?」
星宮千佳:「翻訳アプリ……翻訳アプリ……!」
星宮千佳:「kiuseli?」
スマホ:『kiuseli?』
星宮千佳:「役に立たない!」
赤枝 東輝:「そんなのでカバーできたら俺いらねえって。 ……照れてる?って言われたから、違う、って返しただけ」
星宮千佳:「あっ、そうなんだ」
柳武歩:「あはは。ホントに違うのかあー?」
星宮千佳:「……照れてない? ちがわなくなくない?」
星宮千佳:「ホントに違うのかあ~~~?」
赤枝 東輝:「……~~ッ」
赤枝 東輝:「またそうやってすぐケッタクして! 女子は!」
赤枝 東輝:「ケッタク禁止だ! バカ! 3バカ!」
星宮千佳:「kiuseli?」
赤枝 東輝:「バーカ!」
赤枝 東輝:跳ねるように立ち上がると、物置きの扉の隙間をぐぬぬぬと押し開く作業に戻ります
ルーシー・ヴィル:それを見送ると、ルーシーは手元の雪の塊にせっせこ何かの細工を加え始める
柳武歩:二人の様子を見て、もう一度微笑む。
柳武歩:「赤枝、それ手伝うか?大変そうだけど」
赤枝 東輝:「いい! 自分でやる……女子はケッタクしてろ!」
ルーシー・ヴィル:やがてルーシーが手を止めると、二人をちょいちょいと手招きする
星宮千佳:「む?」
柳武歩:「へいへい。……ルーシーは何やってたんだ?」呼ばれるままに応じる。
星宮千佳:「どしたのどしたの?」
ルーシー・ヴィル:その手の中にあるのは、いわゆる雪うさぎだ。白くて丸い体に、赤い実を目に、葉を耳に。全体が薄い氷でコーティングされていて、形を保っている
ルーシー・ヴィル:それが二匹、ちょっと大小がある。その小さい方を千佳ちゃんに、大きい方を歩ちゃんへ差し出す
星宮千佳:「……雪うさぎだー!?」
柳武歩:「おおー。これ、くれるの?」
ルーシー・ヴィル:こくりと小さく頷く
柳武歩:「ありがとな。うん、かわいいなこれ」
柳武歩:大きい方の雪うさぎを、そっと受け取る。
ルーシー・ヴィル:「meun……」 喋りかけて、少し止まり、それからごそごそとスマホを取り出す
ルーシー・ヴィル:画像アイコンの大きなそれを滑らかに操作して、画像を順番に選択し、日本語の文章を作って君たちに見せる
星宮千佳:「あっ、並べてチェキる?」
星宮千佳:「む?」
ルーシー・ヴィル:『冷凍庫』『の中』『なら』『長生き』『けど』『できれば』『外』『雪』『上』『置く』『してあげる』『ください』
星宮千佳:「……うんうん」
ルーシー・ヴィル:『自然』『溶ける』『帰る』『一番良い』
星宮千佳:「生まれ故郷で暮らすのがいちばんだよねえ」
柳武歩:「……ふんふん。無理に残さなくてもいい、ってことか」
ルーシー・ヴィル:千佳ちゃんの反応を見て、ふわっと微笑むと、また何か操作し始める
ルーシー・ヴィル:『とうき』『頑張る』『だった』『?』
ルーシー・ヴィル:『私』『助ける』『とうき』『自発的に』『頑張る』『だった』『?』
星宮千佳:「うんうん!」 ぶんぶん頷く。
柳武歩:「そりゃもう、頑張るなんてもんじゃなくて必死に……えー、これなんて言うんだろなあ」
柳武歩:赤枝君を指さして、ぶんぶん宙にパンチを繰り出して奮闘ぶりを伝えようとする。
ルーシー・ヴィル:『とても』『頑張る』『だった』『?』
星宮千佳:「死にもの……ぐるいに……」
星宮千佳:「Hell……ハード、ワーク……」
星宮千佳:「とてもガンバルだったよ!」
柳武歩:「そう、ファイトが……ガッツだったんだぞ!」その場で激しく足踏みし、ヘッドバンキングしている。
ルーシー・ヴィル:歩ちゃんの動きには、ちょっと首を傾げつつも、こくこく頷き
ルーシー・ヴィル:『本当は』『大丈夫』『このアプリ』『使う』『ならば』『生活する』
ルーシー・ヴィル:『しかし』『そうしたら』『とうき』『離れる』『可能性』『私は』『残念』『いや』
ルーシー・ヴィル:『そう考える』『私』『駄目ですか?』 また小首を傾げ、君たちを見る
柳武歩:「ああ。そういう心配してたのか」
赤枝 東輝:「……はー、やっと開きかけ……ちょっと歪んで……このまま溶かし……」話題になっている彼の声は遠い
星宮千佳:「別に、だめじゃないよねー? あゆみん?」
星宮千佳:「好きな人とはなれたくないのは、ふつーじゃない?」
柳武歩:「そうだな。全然ダメじゃない」
柳武歩:アプリ画面の『大丈夫』を指さす。
柳武歩:「赤枝も……俺も、星宮も。連城や三ツ辻だって」
柳武歩:「ルーシーの事、何かあれば力になりたいって思ってるから。一人じゃないさ」
柳武歩:「ってコレ日本語で言っても伝わらねえよな!ナントカ語っての、ベンキョーするかな。ちくしょう」
ルーシー・ヴィル:「……」 歩ちゃんの返事と表情を見て、ふわっと笑い
星宮千佳:「ううん、だいじょぶそうだよ」
星宮千佳:「伝わってる伝わってる!」
星宮千佳:「こういうのは……ハートだぜ!」
柳武歩:「お、そうか……?」
ルーシー・ヴィル:ルーシーは今までより少しゆっくりした操作でまた文章を作り、君たちに見せる
ルーシー・ヴィル:『私』『とうき』『好き』『だけど』『ちゃんと』『伝える』『難しい』『なので』『もう少し』『このように』『しています』
ルーシー・ヴィル:『今日』『した』『話』『すべて』『秘密』『お願い』『絶対』『かなり』 人差し指を立て、自分の口元に当てる
柳武歩:「おっとぉ」
星宮千佳:「うんうん。焦ってぐちゃぐちゃになっちゃうのが、いちばんよくないもんね」
星宮千佳:「シーッね! ルーシーちゃん、がんばってね!」 ルーシーちゃんの手をぎゅむぎゅむ握る。
星宮千佳:「あたし、応援してるからね!」
星宮千佳:「cheer!」
星宮千佳:「……Unterstützung!」
柳武歩:「えっ、星宮なんか話せてない?なんで?」
柳武歩:「俺だけ置いてかれてる!」
ルーシー・ヴィル:「……Kitos」 千佳ちゃんの手をふにゃふにゃ握り返し
ルーシー・ヴィル:「ありがとう、ございました」 今度はちゃんと日本語で二人に
柳武歩:「あ、おお。どういたしまして」
星宮千佳:「いたしまして!」
柳武歩:「さっきの話はナイショな。約束は守る」人差し指を立てて口に当てる。
星宮千佳:「とーき君、女の子、すなお、違うもんね」
星宮千佳:「照れる、絶対、だから、ヒミツ、ゆっくり、いいと思う」
ルーシー・ヴィル:微かに頬を赤らめ、微かに笑ってもう一度人差し指を口元に立てる
星宮千佳:「しーっ」
赤枝 東輝:「あー! やっと見つけた! ったく、何でこんなトコに……」赤枝が雪かき用のへらべったいスコップを担いで戻ってきます
赤枝 東輝:「……ん? 何か話してた?」
星宮千佳:「ないしょ!」
柳武歩:「ちょっと、kiuseliについてな」顔を見合わせてくすくす笑う。
赤枝 東輝:「ヘッ。またケッタクだ。これだから女子は」 ケーッという表情
赤枝 東輝:「まあいいや。戻るぞ。お前の代わりに俺が働いてやってんだから。感謝しろっつうの」
柳武歩:「まだ仕事あんだな。手伝わなくていいっつうし、俺らもそろそろ引き上げる?」千佳ちゃんに。
赤枝 東輝:「ああいいよ。女子の力がなくても大丈夫だし! それじゃ、柳武も星宮もまたな」
星宮千佳:「仲良くするんだよー!」
星宮千佳:「あっルーシーちゃん、雪うさぎありがとね!」
赤枝 東輝:「しねーし! 女子となんて!」
星宮千佳:「ちゃんと雪の上で生活させるからねー!」
柳武歩:「赤枝。お前も、照れんのはしょうがないけどほどほどにしとけよー?」
赤枝 東輝:「照れてねえし!」
GM:赤枝はずんずん歩き出し、ルーシーは君たち二人にもう一度頭を下げたあと、小走りで彼の後ろに続きます。
柳武歩:「……どうなるかね。まあ、人が口出す事じゃねえか」
柳武歩:二人の後ろ姿を見送り、小さく呟く。
星宮千佳:「だいじょうぶだよー」
星宮千佳:「とーき君、ほら。戦いの……最後の最後ではスナオになってたでしょ?」
星宮千佳:「きっとだいじょうぶ!」
柳武歩:「……本気で叫んでたもんな」
星宮千佳:「うん」
柳武歩:「うん。大丈夫ってことにして、俺らは俺らで遊びに行くか」
星宮千佳:「そのうちね! ルーシーちゃんがほかの男の子にコクハクされて、その時にようやくとーき君が自分の気持ちに気づいてね!」
星宮千佳:「そこで三角関係になってね!」 マンガで読んだ知識。
柳武歩:「なんかストーリーができている……」
星宮千佳:「いこいこ! 雪ちゃんとか、ゆーき兄ちゃんとか、りっくんも誘おう!」
星宮千佳:「ひまだと~いいな~」
柳武歩:「なー。空いてりゃいいけど」
星宮千佳:「でもあたし、あゆみんと二人でもぜんぜんいいよー」
星宮千佳:「あゆみん、かっこいいもん!」
柳武歩:「えー?何言ってんだ、星宮の方が凄かっただろ」
柳武歩:「はちのすだーっ、ってやつ!」
柳武歩:ばんばん銃を撃つジェスチャーをする。
星宮千佳:「えへへへー」
星宮千佳:「レンキンジュツシですから!」
星宮千佳:「ねーねー、あゆみん」
星宮千佳:「あたし、アカデミアに来れてよかったよ~」
柳武歩:「……そっか。星宮は体験入学だったよな」
柳武歩:「いつまで居られんの?」
星宮千佳:「……いつまでだっけ……?」
柳武歩:「はは。わかんねえか」
星宮千佳:「でも、いつか日本に帰らなきゃいけないから、いちんちも無駄にしたくないの!」
星宮千佳:「いっぱいお仕事して、いっぱい遊んでね!」
柳武歩:「じゃあ、居るうちに、アカデミアに来れてよかったって百回以上言わすぞ」
星宮千佳:「言う! 言う!」
星宮千佳:「あゆみんと会えてよかった~!」
柳武歩:「へへ…」ちょっと照れくさくなって頭を搔く。
柳武歩:「よーし、そうと決まれば急げ!あ、まずこの雪うさぎどこに置くか決めよう!」
星宮千佳:「とけちゃう……とけちゃう……!」
柳武歩:もらった雪うさぎを大事に抱えて、小走りに駆けだす。
GM:終わりに向かう冬空の下、アカデミアは動き続ける……



GM:◆Ending 2
GM:学園島を覆った極限極寒の大規模異変は収束した。
GM:しかしながら、その間に降り積もった雪が消滅する訳ではない。その雪によって毀損した施設や塞がれた道路なども、また同じくである。
GM:そんなアカデミア全土の復興を加速させるため、生徒会長は『チキチキ!アカデミア必殺除雪レース』を開催。風紀委員と番長連は雪かき勝負でしのぎを削っていた……
GM:そんな大局に関与してか、そんなこととは関係なくかはともかく、君もまた、アカデミア復興に心血を注ぐ生徒の一人であった
三ツ辻リク:「はーっはっはっは!雪かきじゃ、雪かきじゃ!クソ、幾らやっても終わらんぞ!」
三ツ辻リク:「ええい、どんどんかくから、ネコ(荷押し車)持って来てくれーい!」
ミニ番長たち:「「「うおーっす!」」」番長連に親しい生徒たち、通称ミニ番長たちが協力して猫車を持ってきたり、雪で満載の猫車を押して行ったりしている
三ツ辻リク:「ククク、無理やりテンションを上げなけりゃやっとれんわい……筋肉痛の心配せんでもええ(メカだから)のだけが幸運じゃな……!」
深山ユキ:「あの……きゃっ。ええと、あっ、すみません……」
GM:そんな風に作業をしている君の元へ、スキー部部長の深山ユキが姿を現した。縦横無尽に駆け回るミニ番長たちに対応できていないようだ。
三ツ辻リク:「はいはい何じゃー。ご用の向きは受付に……むっ」
三ツ辻リク:「……おおー部長さん。何じゃ何じゃこんな所まで!ヘヘッ、いらっしゃりませ、じゃな」
深山ユキ:「ええと……あっ、すみません……いえ、特には……お手伝い?で、ですけど……手が足りないというのなら……」 ミニ番長たちに迫られ仕事を与えられそうになっている所、君に声をかけられる
三ツ辻リク:「おおーいミニ番たち!お客さんじゃぞ。失礼のないようにな!」
三ツ辻リク:「あ、こら!そういうんじゃないと言うに!」
ミニ番長たち:「「「うっす! すいやせん! うす!」」」ミニ番長たちは蜘蛛の子を散らすように自分の作業へ戻っていく
三ツ辻リク:「いや、気持ちは嬉しいがの部長さん。こりゃちょっとした力仕事じゃ、いきなりよそ様に押し付けられんわい」
深山ユキ:「あっ……すみません、突然お邪魔してしまいました。お忙しそうで……大丈夫でしたでしょうか?」 思わしげに首を傾げ、輝くような長髪がさらりと流れる
三ツ辻リク:「すまんの。ええーと、茶の一杯でも出したい所じゃが……」
三ツ辻リク:「かまわんかわん。ありがとの、来てくれて。……ミニ番たち!お前らも適当に休憩とってええぞー!」
三ツ辻リク:「部長さんはどうじゃ。あの件はとりあえず落ち着いて……変わりはないかの?」
深山ユキ:「それは、ふふ」 くすりと笑って
深山ユキ:「……そういう意味では、お忙しくって助かったかもしれません。お茶を出されては生憎でしたから」 そう言う深山は、魔法瓶を持っている
ミニ番長たち:「「「うっす! 休むっす! UNOしてやす! オス!」」」
深山ユキ:「そうですね。そのこともご報告できればと思いまして」深山は休憩用のイスを三ツ辻くんに勧めます
三ツ辻リク:「おお、準備がええの。さすが部活のエライ人じゃ」
三ツ辻リク:「ヘヘッ、じゃあお言葉に甘えまして……」イスに掛ける
深山ユキ:三ツ辻くんが座ると、自分も別のイスに座り、持参した湯飲みにお茶を注ぎ始める
深山ユキ:「京の東部で取れた、露地栽培のお茶です。三:七で淡枯らしのものを混ぜたものなので、寒い日にはよく染みますよ」 と、差し出してくる
三ツ辻リク:茶をうけとり「おお……ええ香りがするの。へへ、でもわしに茶の良し悪しなんて高級なことが判るか……」
三ツ辻リク:「……うまいの。うん、染みる。それだけは、よくわかるわい」
深山ユキ:「よかった。その一言を頂ければ、十分です」 嬉しそうに目を細める
深山ユキ:「……さて、部活の件ですね。まだ細かな審議は続いているところですが……おおむね、OWSC連に与した部活動は、軽い処分を受けるに済みそうです」
三ツ辻リク:「そうか。まあ、何じゃ。やつらもカバチやらかしたがの、反省してケジメもつける覚悟じゃ。大した処分じゃないなら何よりじゃな」
三ツ辻リク:「……菅野はどうしとる?そのOWSCの、『へっど』じゃったあいつは」
深山ユキ:「……ええ。実は罰が軽く済みそうなのは、菅野さんが大々的に罰を引き受けそうだから、だそうで。彼の処遇に関しては、在校レベルに関わってくるかもしれない、と……」
深山ユキ:そう語る深山の面差しは、少し俯きがちだ
三ツ辻リク:「フゥーッ(茶啜り)……そうか。仕方ないのう。アホな奴じゃったが……リーダーの気骨くらいはあったか」
深山ユキ:「そうですね、リーダーの……」
深山ユキ:深山は少し口ごもり、湯飲みの中を見つめて言う
深山ユキ:「……三ツ辻さん。私。思うんです。変に意固地にならずに、菅野くんに従って……その上で、OWSC連を穏便に収めるという方法も、あったんじゃないかって」
深山ユキ:「そうすれば、菅野くんばかりが大きな罰を受けることはなかったのではないか、と……」
三ツ辻リク:「……部長さん。やつとは少しばかり話したが、おそらくそりゃあ無理じゃったよ」
深山ユキ:「そう、なんですか?」 君を見る
三ツ辻リク:「やつがどこで間違ってしもうたのかはわからんが、やつは……やつはな、一つのことに固執しておった」
深山ユキ:「固執……」
三ツ辻リク:「それこそ、その為に他のモン全部犠牲にする腹積もりじゃ。部長さんは……それをよしとは出来ん人間じゃろう?」
三ツ辻リク:「なら、どうあれ、絶対に破綻する。部長さんが、従えなくなる日が来る……と、わしは思う」
三ツ辻リク:「そうなれば……結局同じじゃ」
三ツ辻リク:「……すまんの。ちょっと差し出がましいこと言った。わし、部長さんと会って大して経ってないのにの。部長さんのこと、よう知らんのに、じゃ」
深山ユキ:「……いいえ。あなたの言う通りです。私だって、全部を犠牲にするなんてとても、できません」
深山ユキ:「私は思いきれない人間です。OWSC連に行けなかったのも、きっと本当は、父……家のことを思っていたからでした」
深山ユキ:「私は、菅野くんみたいに一所懸命にはなれない……」
深山ユキ:湯飲みを微かに傾け、濁った水面に映る自分を見る。
三ツ辻リク:「一生懸命、か……。部長さん、部長さんが一番やりたいことは何じゃ?」
深山ユキ:「私は……」
深山ユキ:言い淀み、答えは帰って来ない
三ツ辻リク:「スキーに……部活に、今まで通り全力で打ち込みたかったってことで、ええかの?ええなら……」
三ツ辻リク:「親父さんにな、一つそれを正面から伝えてみるのも手じゃないかと、わしゃ思うんじゃ」
深山ユキ:「父、に」 顔を上げる
深山ユキ:「聞いたんですね……菅野くんから」
三ツ辻リク:「勿論、それで結果どうなるかは分からんが……でもな、『一生懸命やったこと』は残ると思うんじゃよ」
深山ユキ:「一生懸命やったことは、残る……」
三ツ辻リク:「……すまんの。詮索するつもりはないんじゃが」
深山ユキ:「いえ。いいんです。特段に知られたくないことでは、ないですし」
三ツ辻リク:「ああ。全力を尽くして、後悔がなくやりきれたら、それはどうなろうと、きっと次にすすめる力になる気がするんじゃ」
深山ユキ:「……言ってはいけないことを、少しだけ言います」
深山ユキ:「本当は、楽しかったんです。この何日か。たくさんの雪が降って、見たことのない銀世界が広がって……」
深山ユキ:「……あの白い雪原を滑って、どこまでもいけるんじゃないか、なんて空想も、少し」
三ツ辻リク:「逆に、力を尽くせず終わったら、後悔ばかりが残ってしまう……それは、きっと……」
三ツ辻リク:「あ、おう」>少しだけ言います
深山ユキ:「秘密ですよ?」 どこか子供っぽい笑みを浮かべる
三ツ辻リク:「そうじゃな、実を言うと、わしも楽しかった。寒いわ疲れるわでしんどいばかりじゃ思うたが、楽しかったのぉ」
三ツ辻リク:「へへ、秘密か。そうか」笑顔で返す
深山ユキ:「まあ、いけない人。大変な目に遭った人も多いのに」 慎ましやかに笑い
三ツ辻リク:「わしゃ番長じゃからな。番長言うたら悪ガキで、悪ガキは雪が大好きと相場が決まってるもんじゃ」笑み
深山ユキ:「ふふ。それならもしかしたら、私も悪ガキなのかもしれません」
深山ユキ:「……あれは、アカデミアでは有り得ない景色でしたけれど……あれくらい当然、という所も、きっとあるんですよね」
深山ユキ:「見てみたいなあ……」 どこか、ここではない遠くを見るような目で
三ツ辻リク:「そうじゃの、北とか日本海とか、ぶちヤバい聞くのぉ」
三ツ辻リク:「……見れるぞ、部長さん」
深山ユキ:「…………」 その目をゆっくりと閉じ
深山ユキ:「……すみません。思わず長居してしまいました。話を聞いてくださって、ありがとうございます」
三ツ辻リク:「部長さんには、やろうち思えば何だってやれる。そんだけの未来がある。雪だって、きっと見られる」
三ツ辻リク:「菅野のために、スキー板をおる覚悟だって出来た部長さんじゃ。気持ち次第で、何だって出来るぞ」
深山ユキ:「ええ。それも踏まえて、もう少し考えてみます」 湯飲みを片付けながら
三ツ辻リク:「……ああ。いや、悪いの。せっかく来てくれたち、大したことも言えんくて」
深山ユキ:「家が大切なのも、私の本心ですから」
深山ユキ:「いえ、そんな。お話しできて良かったです、三ツ辻さん」
三ツ辻リク:「……ああ」>本心
三ツ辻リク:「部長さん。これだけは言うとくぞ。わしは、部長さんがどうすると決めても、部長さんの味方じゃ。……部長さんには、悔いのない選択をして欲しい」
深山ユキ:「ふふ……ちょっと大袈裟ですよ。そんなことを言って、私が悪い人になったらどうするんですか?」 少しからかうように
三ツ辻リク:×「……部長さんには、悔いのない選択をして欲しい」 ●「……部長さんには、悔いのない選択をして欲しい」
三ツ辻リク:「止めるつもりじゃ!部長さんが悪い人になってしもうたら……きっと今の部長さんは悲しむからのう!」どんど自分の胸を叩き
三ツ辻リク:↑ 間違った! ×「……部長さんには、悔いのない選択をして欲しい」 〇「……いや、部長さんには、悔いのない選択をして欲しい」 だ!
深山ユキ:その答えを聞くと、目を細めて嬉しそうに笑う
深山ユキ:「ありがとうございます。あの時会えて、菅野くんのことをお願いした相手が、あなたで良かった」
深山ユキ:「……さて」 イスから腰を上げ、軽く座面を払い「それでは本当に、失礼しますね。作業をいつまでもせき止めていては申し訳ありませんし」
三ツ辻リク:「少しは、部長さんの重荷を楽に出来たなら、わしも嬉しいよ。……部長さん」立ち上がった部長さんに
三ツ辻リク:「また、来るとええ。話なら、何だって聞いちゃるから。遠慮は無用じゃ」
深山ユキ:「ありがとうございます。きっといずれ。良いお話をしに参れればと思います」
深山ユキ:深く頭を下げ、深山はそのまま去って行きます
三ツ辻リク:「おう!それじゃあな、元気で!」暗くならないように、前向きに見送る
三ツ辻リク:「……フゥーッ」さってしまった部長さんを目に、ため息
ミニ番長たち:「「「ざわざわ ざわざわ」」」 ミニ番長たちがざわめいている
三ツ辻リク:「わしゃ、何の力もないのぉ……何が番長じゃ……」雪かきへ戻る。戻らんとする
三ツ辻リク:「ええいミニ番ども!何じゃ、休んだらさっさと作業へ戻れっ!」
ミニ番長たち:「「「ギャーワーヒー」」」 ミニ番長たちは作業に戻っていきました
三ツ辻リク:こうしてわしは雪かきに戻るのだ……やるべきことは、まだまだ多いぞ!



GM:◆ Ending 3
GM:アカデミア校舎。風紀委員室。
GM:そこに近付く者、そこに足を踏み入れる者が抱く印象は、きっと異変期間中の仮設校舎風紀委員室と、さして変わりはなかっただろう。
GM:すなわち、硬質にして無機質。どこまでも冷たく、緊張した空間。
GM:その空間の主たる者、ベアトリス・ハックマン風紀委員長に、君は呼び出されていた。
連城 夕太:「あの……報告書第7稿なんですけど、問題ありましたか……」委員長の前で直立不動の姿勢。修正に修正を重ねてなんとか形にしたのだ。
ベアトリス・ハックマン:「…………」 鉄面皮で連城くんの報告書を眺めている
ベアトリス・ハックマン:「……なぜそんなことを聞く?」 ちらりと僅かに君へと視線を向けて
連城 夕太:「顔が怖」
連城 夕太:「いえ、なんとなく!」
連城 夕太:「ちゃんと言われたところも直したし、ちょっと面倒くさいから略したところも書き直しましたし」
ベアトリス・ハックマン:「人間の顔は早々に変わらない。連城。君は私が顔を変えない限り緊張し、怯え続けるのか?」
連城 夕太:「報告書っぽく難しい単語もいっぱい使ったので、大丈夫だと思うんですけど」
連城 夕太:「いやあ、急に笑顔になられても怖いですけど」
ベアトリス・ハックマン:「…………」
連城 夕太:「あ、違うんです!そうじゃなくて!いい意味で!」
ベアトリス・ハックマン:「……いや」 何か口を開き駆けたが、すぐに閉ざし、軽く首を振る
ベアトリス・ハックマン:「小言はほどほどにしておこう。報告書については、中等部一般生徒としては及第点という所だ。高等部となればそうはいかないが……」
連城 夕太:「中学でよかった……」
ベアトリス・ハックマン:「君はきちんと悪い所を直し、良くしたんだろう。だったら報告書くらいは、胸を張って出してみたまえ」
連城 夕太:「……は」
連城 夕太:「はい!えへん!」
ベアトリス・ハックマン:「…………」 口に出さない代わり、目線が小言を帯びている!
連城 夕太:「あっ、ほ、ほどほどにします!」
ベアトリス・ハックマン:「……今日の用件は、他でもない。この報告書にあった、アカデミア極寒異変第二調査隊としての君の活動についてだ」
連城 夕太:「はいっ」改めて背筋を伸ばす。
ベアトリス・ハックマン:「生徒会長にも話を聞いた。他の参加者ときちんと連携し、大層活躍して、かつてない大異変を解決に導き出せたようだな」
連城 夕太:「はいっ」
ベアトリス・ハックマン:「非常に喜ばしい。君はよくやった。正直を言えば、私の想像を超える結果だ」
連城 夕太:「はいっ」
連城 夕太:「……は、あの」
ベアトリス・ハックマン:「何だ?」
連城 夕太:「……褒められました?」
ベアトリス・ハックマン:「受け取り方は君の自由だが」
ベアトリス・ハックマン:「私は褒めているつもりだ」いつもと変わらない淡々とした語調だが、いつも言葉の端々に感じる刺々しさを今日は感じない
連城 夕太:「やったー!ありがとうございます!」
連城 夕太:「そうなんですよ!俺頑張ったんですよ!報告書にも書いたけど!怪我もしたし寒かったしO連はよく分からない連中ばっかりだし!」
連城 夕太:「せっかく会えるかと思ったラズリーちゃんには逃げられるし!怪我もしたし!」
連城 夕太:「小学生には舐められ……」
ベアトリス・ハックマン:「連城」
連城 夕太:「あっ」
ベアトリス・ハックマン:「静かに」
連城 夕太:「はい」しゅんと縮こまる。
ベアトリス・ハックマン:ふう、と溜息を吐き 「喋るのが好きか?」
連城 夕太:「え……?いえ、人並みですけど」
ベアトリス・ハックマン:「しかし、少し気が緩むと、まるで堰切るように話し始める印象を覚える。好きではなく、性質なのか」
連城 夕太:「あ、はあ……」
連城 夕太:「うーん……」
連城 夕太:「……」
連城 夕太:「……い、言われてみれば」
連城 夕太:「俺、意外とおしゃべりです……?」
ベアトリス・ハックマン:「意外……?」 困惑の表情だ
連城 夕太:「いや!余計なことうっかり言っちゃうことはあるかなーと自分でも思ってたんですけど!皆だいたいこれぐら……」
連城 夕太:「いえ、いえ。はい」
連城 夕太:「なるほど」
ベアトリス・ハックマン:「……自覚を得られて何より。さて、そんなおしゃべりな君に提案がある」
連城 夕太:「……はい」
ベアトリス・ハックマン:「毎月始めの高等部風紀委員ミーティングで、その前月に良く働いた風紀委員に軽くスピーチ……喋ってもらうことにしているのだが」
ベアトリス・ハックマン:「来月分は君に頼もうと思っている。構わないな?」
ベアトリス・ハックマン:「あまり中等部の風紀委員を選ぶことはないのだが、今回に関して言えば、君が適任だろうと私は思っている」
連城 夕太:「いいんですか!?そんな重要そうなこと!」
連城 夕太:「ありがとうございます!俺……」勢い込んでまくし立てかけ、思いとどまる。
連城 夕太:「はい、風紀委員として、えっと……皆のモハンとなるようなスピーチを、ですね、はい」
連城 夕太:「えー……がんばります」
ベアトリス・ハックマン:フ、と薄く笑い
ベアトリス・ハックマン:「あまり気負わないでくれ。風紀委員たるもの、清濁併せて呑んでこそ」
連城 夕太:「委員長が……柔軟……」感動したようにわなわな震え始める。
ベアトリス・ハックマン:「そんなに堅くなられては、君を選ぶ意味がない。まあ、際限がないのも困るが……思うまま、好きなように喋ってくれ」
ベアトリス・ハックマン:「私も楽しみにしている」
連城 夕太:「は……はい!連城夕太、委員長の期待に全力で応えます!」
連城 夕太:「なんか……俺も風紀委員として認められたんだなー、って感慨が……嬉しいなぁ……あっ涙出てきた」
ベアトリス・ハックマン:少し緩んだ表情を、再び堅く引き締め「良し。用件は以上だ。風紀委員としての平常業務に戻ってくれ」
ベアトリス・ハックマン:「気を引き締めて、戻ってくれ」 念押しするように
連城 夕太:「はい!あったかくなっていつも通りの大騒ぎですからね!片っ端から首を……じゃない、綱紀粛正していきます!」
連城 夕太:「それでは!連城夕太、学園の風紀を守る業務に戻ります!失礼!」
ベアトリス・ハックマン:「ああ、ご苦労」
連城 夕太:早回しのような一礼をすると、そのままばたばた駆け去っていく。
連城 夕太:開け放されたままの風紀委員室の扉から、春風が吹き込んだ。
GM:……廊下を駆けていく君の前に、見覚えのある顔が歩いてくる。
連城 夕太:「お、カッコマン先輩」
平賀迅:「どうした、いつも以上の速度で廊下を走って。切符を切るか?」報告書類と思しきものを持った平賀である
連城 夕太:「あ、違っ……えっと、平賀先輩!」
平賀迅:「ああ、平賀先輩だ。私も風紀としては新顔だから、そう気を張ってくれなくても構わないが……それで?」
連城 夕太:「いやー、いい仕事をして信頼されるっていいものですね、先輩!」
平賀迅:「…………」
平賀迅:「……真っ当なことを言っている……」
連城 夕太:「俺、分かったんですよ!真面目に仕事をすれば見ていてくれる人はいるって!」
平賀迅:「……うむ」
連城 夕太:「素晴らしいことですよね……事件に首を突っ込んだ上に褒められて感謝もされるなんて……」
連城 夕太:「雪も解けてバカ騒ぎする人が増えて、また面白いことがどんどん出てきてるじゃないですか」
連城 夕太:「これに片っ端から首を突っ込めば感謝され放題の褒められ放題ですよ!」
平賀迅:「……なるほど。察するに」
平賀迅:「例の第二調査隊の件で委員長に褒められ、舞い上がっているな?」
連城 夕太:「すごい……エスパー!」
連城 夕太:「あっでも!舞い上がってるのはほんの少しですよ!99%普段通りです!」
平賀迅:「言われんでも分かる。……まあ、そうだな。今回の件に関して言えば、君は間違いなく大きな功労者の一人だ」
平賀迅:「1%と言わず、10%くらいは舞い上がっても許されるだろうとも」
連城 夕太:「いやぁー、やっぱりそうです?頑張りましたからね……うへへ……」
連城 夕太:「あ、でもでも!舞い上がるのはそれだけが理由じゃないですし!」
平賀迅:「へえ。他に何か?」
連城 夕太:「事件解決!それ自体がヨロコバしいことじゃないですか!」
連城 夕太:「あんなに寒くちゃいたずらの一つも起きない!誰もイベントを起こさない!」
連城 夕太:「つまり、あのままじゃ永久に面白いことなんて起きようがなかったわけですよ!」
連城 夕太:「俺、いつも通りのアカデミアが好きなんで」
連城 夕太:「おかしな先輩とかディオゲネとかが大騒ぎしてお祭りみたいになってる方が、面白いじゃないですか」
平賀迅:「……なるほど。そんな考えもあったか。では私から、ひとつ良いことを教えてあげよう」
連城 夕太:「なんです?事件?」
平賀迅:「君らが第二調査隊として冒険している間、避難先になった農作地帯では……」
平賀迅:「……暴れダイコンミサイルイヌの群れを率いた『調教番長』が、避難状態に不満を抱いた生徒たちを巻き込んで、暴動を起こしかけていた」
連城 夕太:「何それ!?ずるい!」
平賀迅:「夏川を始めとした風紀委員、そして番長連の協力もあり、事態は大きくなる前に収束したが、その裏にはディオゲネスクラブの暗躍もあったという……」
連城 夕太:「暴れ……何ですかそれ!俺も見たかった!ディオゲネにも会いたかったー!!」
平賀迅:くつくつと笑い、風紀委員室に向けて歩き始める「アカデミアはどんなになってもアカデミアということだ」
平賀迅:「いつでもどこでも励もうじゃないか。お互いにね」
連城 夕太:「先輩!連れてきてください、その暴れなんとか!待って!写真だけでも!」
連城 夕太:「すーるーいー!!」



GM:◆ After Play
GM:ノットアフターですがアフタープレイをします
GM:まず最初。セッションに最後まで参加した!
GM:脱落者の人は手を挙げて~
星宮千佳:脱落してないよー
三ツ辻リク:いないズェ…
柳武歩:だいじょうぶ!
GM:チッ……どこかに潜んでいるのかもしれねえが、今日の所は良いだろう。全員1点だ
柳武歩:やったー!もらいます
GM:で次。シナリオの目的を達成した!
GM:しました! Eロイス分足して18点でよいのでは?
柳武歩:やったー!もらいます
三ツ辻リク:18点!!
連城 夕太:わーい!
GM:基本ルールブックからして『1~10点が望ましい』というガバガバっぷりなので、そういうことで!
GM:次、最終侵蝕点!
GM:申告!
星宮千佳:4でーす
柳武歩:最終侵蝕70で4点!
星宮千佳:あんなに侵蝕高かったのに、Eロイスさまさま
三ツ辻リク:84!5点
連城 夕太:えっと
連城 夕太:4!だったはず
GM:じゃあそれで! 食らうがいいわ!
連城 夕太:ぐぎゃーっ
GM:次! 良いロールプレイをした!
GM:自薦他薦にしましょう。なさってください!
三ツ辻リク:他薦!連城くん!
柳武歩:へへへ…やっちまうぜ
三ツ辻リク:非常にテンポのいいおバカロールっぷりと、見せ場の演出のキマりぶりがうまかったです!
三ツ辻リク:他薦!千佳ちゃん!
連城 夕太:褒められたー!
柳武歩:連城君、うまいこと場の空気をかき混ぜてロールきっかけを作る動きが見事!
三ツ辻リク:本当に、ログで見た通りの千佳ちゃんでした!かわいい!赤枝くんとのやり取りが微笑ましい!噂の有名PCとご一緒できたぜ
星宮千佳:わーいわーい!
GM:連城くんは良いムードメーカーでしたねー。場の空気を滞らせず回し続けてくれる感じ。敵に向けてもグイグイ突っ込んできたし。
柳武歩:連城君はどんどん発言して絡んでくれるので、関係性を構築するのがすごく楽なんですよね
三ツ辻リク:……い、いや、どうぶつ奇想天外というか非合法セッション(非合法ではない)で一度一緒になってますけど、それは置いといて!
星宮千佳:話題をちょこちょこふってくれるのがよかったです、連城くん
柳武歩:他のキャラだとツッコみにくいようなところにも言及してくれるし
三ツ辻リク:滅茶苦茶助かりましたよ連城くん・・・
連城 夕太:えへへ……頭が空っぽなので動きが軽いのです
GM:千佳ちゃんも同じムードメーカーでしたけど、こっちは熱源って感じでしたねー。良い子であったかくて良かった。
柳武歩:千佳ちゃん!元気いっぱい、いい子!
連城 夕太:千佳ちゃんは元気いっぱいなのと、クライマックスで対話を試みる姿勢がとてもよかった!
星宮千佳:おはなしは大事だよー
柳武歩:連城君もそうだけど、率先してぱっと行動・発言できるところがいいですよね
連城 夕太:あと黒野先輩や東輝に親身になっていたのもいいこポイント!
柳武歩:NPCとの会話は大事だぜ!
GM:サンキューフォーリーディングNPC……
三ツ辻リク:「いいこ」「小さい子」「ちょっとおばかな子」がすごくセッションにピッタリでしたね、暖かみ……
星宮千佳:連城くんみたいなキャラ、あまり敵をバカにしすぎると空気壊しちゃう感があるんですけど(千佳も)
星宮千佳:そういうことは全然なくて、さすがだなーって思いました
星宮千佳:あと、アホが二名いるのであゆみんとリクくんが良い感じにまじめ担当してくれてた
連城 夕太:そう!高校生二人が真面目にやってくれてよかった……
三ツ辻リク:えへへー
柳武歩:いいバランスでしたね
連城 夕太:歩先輩は適度にわちゃわちゃしつつもNPCと向き合うところは真摯に向き合ってくれたし
星宮千佳:侵食率の問題がなければ、もうちょっとみんなとお話したかった!
三ツ辻リク:他薦!あゆみん!
星宮千佳:あゆみんは赤枝くんに対してとても良いお姉さんしてましたね
連城 夕太:引率のお姉さんみたいな頼もしさを感じた……
GM:歩ちゃんは今回はお姉さんでしたねー。落ち着きがあって、語りかけてくる感じを赤枝RPで感じていた
連城 夕太:なおかつ、こっちの振りにはちゃんと応じてくれるサービス精神ですよ!温泉のあれとか!
柳武歩:小さい子が多かったからねー
連城 夕太:おいしかったです
柳武歩:連城君もおいしかったよ
連城 夕太:ぐへへ
柳武歩:ありがとう…ありがとう…
三ツ辻リク:体力組、バランサー(周りを見つつ、抑えたりぶっこんだり的な意味で)担当として、いい仕事をされていました
星宮千佳:あと、個別のロールではないけど
三ツ辻リク:「頼もしい」の言葉がピッタリなんですよね。あゆみんがいるから、あんなロール使用こんなこと言わせようがやり易かったと言うか
星宮千佳:ラーズグリーズちゃんへの反応が三者三様でよかったです
連城 夕太:あー
連城 夕太:ラズリーちゃんとはまた会いたい……
柳武歩:それぞれのリアクション…
三ツ辻リク:CATさんの堅実かつ隙のない上手さが光ってたと思います、ありがとう……!
GM:前回元凶だったので、今回は使い捨て端役舞台装置に堕しました
柳武歩:うへへ…こちらこそ、三ツ辻君も適度に与太を入れつつ共に年長組っぽく立ち回ってくれたので
柳武歩:浮いてる感が無くなってありがたかったよ!
星宮千佳:千佳があわあわしてたり、連城くんが命乞い百連発します?とか言ってる横で
三ツ辻リク:ラズリーちゃんへのリアクションがみんな違うの、各キャラ性が出てたよかったすよね
星宮千佳:高校生二人が「またディオゲネスかー」みたいな冷めた態度なのがなんかすごくよかったんですよ
三ツ辻リク:ラズリーちゃん自体もかわいったしまた見たいぜ
星宮千佳:ラズリーちゃんはかわいかったなあ・・・
連城 夕太:年長組はディオゲネスクラブと会ったことあるから割と余裕あるんですよね
GM:三ツ辻くんは番長としては珍しく(?)、ちゃんとした仁義ある番長で頼りになる感じが良く出てましたねー
柳武歩:こんな番長な番長が…いてくれてよかった…
星宮千佳:まるで仁義ある番長が少ないみたいな表現
連城 夕太:そうそう、三ツ辻くんは番長連の中でも番長らしい番長だった……
三ツ辻リク:うへへー、あざます!
星宮千佳:ロールじゃないけど、クライマックス戦闘でもめっちゃ守ってくれましたからね
柳武歩:悪に憤り、人を慮る好漢ですよ
柳武歩:それな
連城 夕太:めっちゃ助かった
柳武歩:三ツ辻君居なかったらメッチャ死んでる
連城 夕太:連城のスケベリアクションに適度に付き合ってくれたのも嬉しかった
三ツ辻リク:広島弁キャラなので広島弁っぽい番長をやらせようというストレートキャラですが、
星宮千佳:連城くん、千佳ちゃんも将来美人になる!って言ってくれたのすっごく好きでした
三ツ辻リク:上手く行ってるみたいならよかったー
星宮千佳:等身大のスケベ男子はいいものだよ……
柳武歩:アカデミアでは貴重なストレートスケベ男子
三ツ辻リク:連城くんらしく、かつ他PCとも上手くからめる台詞でよかったですよね。千佳ちゃんは美人になる
連城 夕太:えへへ
星宮千佳:やった!美人になる!
GM:よし、じゃあそんな感じで、ここは全員に1点ですね!
連城 夕太:わーい!
星宮千佳:ウェイ!
三ツ辻リク:やったー!
柳武歩:もらいます!
GM:それじゃあ次、他のプレイヤーを助けるような発言や行動をーッ!
GM:行なった人!
星宮千佳:ゲーム的に言うと、クライマックスの三ツ辻くんと連城くん
星宮千佳:侵蝕が厳しいのにいっぱいカバーして、いっぱいサンドシャードしてくれました
星宮千佳:ありがとうありがとう・・・
GM:そう、ここはそんな感じの評価の場なのだ……
柳武歩:三ツ辻君本当に助けてくれてありがとう
連城 夕太:三ツ辻くんがいなければロイスがいくつ飛んでいたか
柳武歩:連城君、火力がおかしい
三ツ辻リク:へへ、良いってことでっせ……それが仕事だし、買ってもらったスペリオールも助かったしね……!
柳武歩:おかげで助かった…
星宮千佳:あ!あと、あたしもサポーターしたんだよ!
柳武歩:千佳ちゃんも射撃系ミドル判定を一手に引き受けてくれて
連城 夕太:ナイスサポート!
柳武歩:なおかつサポートも飛ばしてくれた!功労者!
星宮千佳:スペシャリストじゃなくてよかったー
星宮千佳:射撃系ミドル判定、ちょっと調子にのってハンドレッドガンズしすぎたのが反省点です
三ツ辻リク:うん、千佳ちゃんのサポートも助かりました!ミドルの大活躍は頼りになったね……クライマックスの戦闘も……
柳武歩:侵蝕がかさんでも頑張ってくれた…!
三ツ辻リク:連城くんはおかしい火力が超強い。こちらも助かった……
星宮千佳:なにげに、ミドルの判定ってみんな快調でしたよね
星宮千佳:防寒服壊れた人って結局いない・・・?
柳武歩:いないね
連城 夕太:そういえば……
星宮千佳:えらーい!
三ツ辻リク:いないんですよね
GM:いなかった……
星宮千佳:夢みたい!
連城 夕太:あっラッコ
連城 夕太:歩先輩はミドル判定で率先して役割決めていってくれたのと
GM:素直に《苛烈なる冷気》した方が演出的には正解だったかなと思いつつ、まあいっかという感じ
連城 夕太:シーン攻撃!あれがでかかった!
連城 夕太:そして格好よかった……!
星宮千佳:冷気されたらクライマックスがもっときつかった・・・
三ツ辻リク:あゆみんはですね、やはりシーン攻撃!一人いるとやっぱり安定感が違う!頼りになりました
柳武歩:シーン攻撃は一回きりだからね…活きるバランスにしてくれたGMに感謝
星宮千佳:氷塊さんがめっちゃヤバかったですからね
星宮千佳:サンドシャードとあゆみんコンボで氷塊がゴリゴリ落ちていってくれて、大変良かった
三ツ辻リク:そう、ミドル判定も快調でここも嬉しい役割をキメてくれてたのだ……
柳武歩:えっへっへ…よかった
GM:シーン攻撃がある時は……シーン攻撃を使うのだ……
GM:じゃあここも全員1点で大丈夫かな!
連城 夕太:千佳ちゃんは確実に当てられる安心感に助けられた
連城 夕太:はーい!
柳武歩:もらう!
三ツ辻リク:いいぜ!
GM:あ、まだあるなら気にせずガンガン褒め合ってくれ
GM:大事な事だ……生きるために
星宮千佳:わーい!
柳武歩:千佳ちゃんは安定性だね。とどめもしっかり赤枝君を立ててくれたし
星宮千佳:あ、そこはすごく良い動きをしたと思います(自画自賛)
星宮千佳:さいごは王子様がキメるんだよ!
三ツ辻リク:千佳ちゃんの危なげなさ、スゴイですよね。安定の鬼
GM:うむ……NPCリーディング……
柳武歩:見せ場であえてシナリオを優先した感じ
GM:ありがてえ限りです
連城 夕太:素晴らしい物語サポート力
GM:それじゃあ次、セッションの進行を助けた!
星宮千佳:これ、いつも何を言えばいいか悩むんですけど
星宮千佳:たぶんこれは日程調整とかそういうところなんですよねw
GM:いや、スケジュール調整は次の項目があるので……
星宮千佳:ここは……なに……?
星宮千佳:この世界はいったい……?
GM:恐らくなんていうか……困ったり詰まったりしたときの打開とか、そういうの……?
連城 夕太:言うほど困らなかった……
柳武歩:ハンドアウトに沿ったロールや決断、を示しているらしいよ
連城 夕太:すなわち全員が協力して未然に詰まりを予防した
柳武歩:(ルールブック1参照)
GM:なんと
GM:全ての答えはルールブック1にある
三ツ辻リク:あ、あーそう言えば…!>ハンドアウトに沿ったロールや決断
柳武歩:変な事しなければだいたい沿ってる気がするけど…w
GM:まあみんな協力的かつハンドアウトに添いすごくよかったので
GM:1点だ!
柳武歩:もらうぜさんきゅー!
三ツ辻リク:なるほど、それはみんなが率先して行おうとしたので、全員点ですね…
三ツ辻リク:やったー
連城 夕太:わーい!
星宮千佳:わーい
GM:最後、場所やスケジュールの調整的なやつ!
GM:みんな1点! ご協力ありがとう!
連城 夕太:みんなありがとう!
柳武歩:クオンタムさんはとふの提供もありがとう!
星宮千佳:なんか一匹、原稿で死にかけてて多大なる迷惑をかけた奴がいますけど
GM:細かく変更をお願いしていたのはGMだし、クオンタムさんは場所もくれたし
GM:俺たちの居場所……
星宮千佳:一回、『夜だけにして下さい……』って行ったら千佳の出番がなかったのはちょっと笑いました
星宮千佳:昼からやれたじゃねーか!
柳武歩:あれは…w
連城 夕太:そういうこともある!
三ツ辻リク:いい思い出……w
連城 夕太:シーンの長さは事前にわからない……から……
GM:まあ、後から見て『侵蝕率危険を押してでも出たかった……!』となることはあるので、その辺はね……難しいのだ
GM:今回は特にシーンの形が変だったからな
柳武歩:時間調整は事前連絡が出来ていればオッケー
柳武歩:と思っている
星宮千佳:そんなに変でしたっけ
三ツ辻リク:同じく!ちゃんと連絡が出来ればいいのぜ…
GM:一応事前計算はしてたんだけど
GM:登場侵蝕率、事故ったら怖いからね、ついね……
GM:これが単発セッションだったら気にせずやれるんだけど
三ツ辻リク:比較的長くはありましたけど、セッションにもあってて、これはこれでよかったと思います>変
GM:ともあれ全員1点です! ズンジャカ!
星宮千佳:なんか登場侵蝕が毎回きつかった気がするなあw
星宮千佳:わーいわーい
柳武歩:思ったより侵蝕高いから2シーンを1シーンにまとめるとか、あるある
柳武歩:もらいやす!
三ツ辻リク:ウォーッ
連城 夕太:いただきます!
GM:以上! 経験点を計上し、報告せよ!
星宮千佳:わーい
星宮千佳:けい……じょう
柳武歩:27かな
GM:23+侵蝕率依存 になるはず
三ツ辻リク:えーと、28点!?すごい点だ!
連城 夕太:27!おそらく!
柳武歩:これ俺のDAWの経験点と同じだ
星宮千佳:となると、23+4なんですが
星宮千佳:あたしはなんと、Sロイスがあるのです
GM:はっ
星宮千佳:Sロイスは……経験点が……5点も増える!
三ツ辻リク:アーッ、Sロイス!
柳武歩:つよい
GM:Eロイス……それは経験点を示す名前
GM:Sロイス……それも経験点を示す名前
星宮千佳:23+9! 32点です。
星宮千佳:絆・・・
GM:合計値114を……3で割って……
GM:38! それがGMの得点よ! ハハハーッ!
星宮千佳:わりざん できるかな
柳武歩:お納めくださいませ…GM様
三ツ辻リク:ありがとうGM…38点は貴方様のもの……
GM:という訳で経験点配布でした! このあと温泉レジャープールでEnding4をやるよ!21時からで大丈夫かな!
連城 夕太:OKでーす!
三ツ辻リク:いいよ!
星宮千佳:わーいわーい
星宮千佳:いいでーす
柳武歩:らじゃー!
GM:ではそのようにします。一旦解散でーす
GM:ごはんやおふろ、宇宙戦争の調停などをおこなってください。
連城 夕太:はーい!
三ツ辻リク:了解でーす
星宮千佳:温泉用の水着を掘ってきます
柳武歩:フ。21時までに…か。これは厳しい



GM:◆ Ending 4
GM:事件収束から数日……
GM:南海の天然温泉総合レジャー施設、アカデミア温泉プールは、正式復帰を前にした予備運転日として、限られた生徒のみを招いて運転していた。
GM:アカデミア温泉プールは水着もしくは湯浴着(色気のない水着みたいなもの)の着用を完全義務化することで、通常の温泉よりもカジュアルかつオープンに温泉を楽しめるようにした設備であり、
GM:座る程度の水深の湯浴ゾーン、立って泳げる水泳ゾーンなど、方向性によって様々にエリアが区切られている。
GM:……その日のアカデミア温泉プールの数少ない利用者は、少なからずその存在に目を奪われていた。
GM:何故なら、この予備運転日に招かれた生徒の選定基準として『学園島極寒異変の解決に寄与したもの』という条件があり……
歌織 ルル:「――♪♪」
GM:その中には、下半身が魚の人魚としか言いようのない彼女も含まれていたからである。
歌織 ルル:「少し、狭い、ですけど! あったかい! きもちいい! 不思議!」
歌織 ルル:「温泉、ただの熱湯、違う、ですので、不思議、気持ちいい、ですねー!」美しい声音に反した、大きく暢気で拙い喋りは、上機嫌のためかいつも以上におおらかに聞こえる
星宮千佳:「ルルちゃん、温泉はいってだいじょぶなの?」
連城 夕太:「やっぱり……無視できない存在感っすね……」ルルさんをじっと見つめている。
星宮千佳:「ゆで人魚にならない?」
星宮千佳:温泉のときと同じ、自前の水着です。ライトイエローのビキニ。
柳武歩:「これだけ広いプールでも、海に比べちまったら狭いか」
歌織 ルル:「ンー、このくらい、水温、大丈夫! ゆで人間、ならない、同じ!心配、する、してくれる?」
連城 夕太:「ウェットスーツでも充分にインパクトあったけど……水着だと、より一層……デカい」ため息のように独り言つ。
星宮千佳:「あっそうか! あたしもゆで人間にならないし、そういうことね!」
星宮千佳:「ゆーた兄ちゃんはなんか元気がないし……」
柳武歩:「元気ねえわけじゃないと思うぞこいつは…」
柳武歩:じとっとした視線を送っている。
歌織 ルル:「ンー。普段いる、プール? もうちょっと? 大きい!でも、普段いる、プール、冷たい。ここ、あったかい、ふしぎなにおい、いい!」
三ツ辻リク:「連城よ。そのな、人が少のぉからって、不躾に見てもええわけじゃないからな……」
連城 夕太:「ひぇっ!?な、何でもない何でもない!い、いつも通り……」びくっと震えて肩までお湯に浸かる。
歌織 ルル:「? 大丈夫? ゆで人間、なった?」 無防備にするっと連城くんに迫ります
連城 夕太:「っ!?なわわわわっ、な、なってない!だいじょぶ!げんき!」
星宮千佳:「げんきげんき!」
連城 夕太:「ただ、ルルさんの肌がちょっと眩しすぎて……」微妙に及び腰になりながら言い訳する。
星宮千佳:「でも、変な感じだねー。温水プールっていうか、温泉っていうか……」
歌織 ルル:「元気。そう? 元気ない、よくない! 我慢、よくない! 元気、一番!」
星宮千佳:「これ、コンヨクになるの? そうじゃないの?」
連城 夕太:「ぶふっ」コンヨク、の一言に過剰反応する。
柳武歩:「まあ実際プールみたいなもんだし……」
三ツ辻リク:「生殺しじゃな。いっそ呼ばれなかった方があいつの健康的にはよかったかもしれん……」
柳武歩:今日は遊びやすいように、スポーティな水着なので余裕がある。
星宮千佳:「温泉じゃないのかぁ」
星宮千佳:「でも、みんないっしょの方が楽しいから、これはこれでいっか!」
黒野 白雪:「温泉、と言うのであれば……」
連城 夕太:「ふおっ」
黒野 白雪:言葉を交す君たちの背後から知的な声が響く
黒野 白雪:「少なくとも、私たちが呼ばれることはなかっただろうね」
三ツ辻リク:「お、おお」辺りを見回す
黒野 白雪:声の主である白雪は、今日は人間の形態を取っている。ただしその背後に続くホワイトパンダたちは……パンダである!
連城 夕太:「く、黒野先輩……パンダじゃない……」
GM:どよめく周辺客!対するパンダたちはきちんと列を組んで『本日限り・パンダ用』と看板の立った温泉プールに続々入っていく!
星宮千佳:「あっ、お行儀いい!」
星宮千佳:「えらーい!」
星宮千佳:雪ちゃんとパンダ軍団にぶんぶん手を振ってます。
黒野 白雪:「いいや、私は生まれた時からパンダでしかないよ。今日も変わらずパンダだ。ただ、人の形を取っているだけ……」
連城 夕太:「俺には重要なんですよ、姿形も!その、特に今は……」
三ツ辻リク:「あれだけのパンダがどんどこ入水してくとなると、それだけで中々壮観じゃのぉ。結構な迫力じゃ」
黒野 白雪:パンダの列から人間形態の白雪(黒いビキニに湯浴用タオルをコートのように羽織っている)だけが外れ、君たちの元へやってくる。
三ツ辻リク:「よかったの連城。少なくともお前さんにとって顔は好みドンピシャな黒野さんじゃぞ」
黒野 白雪:「こんにちは。どうにかこの招待日までにちゃんと教育ができて良かった。さもなきゃまた、パンダの姿と薬物で彼らを魅了しなければいけなかったからね」
連城 夕太:「っていうか……肌、白っ!あと脚長っ」
柳武歩:「おーす。あの時は世話かけたな。風除けと怪我人運ぶの、やってくれて助かったよ」
連城 夕太:「この前は歩先輩でそれどころじゃなかったけど、めちゃくちゃ細い……」
連城 夕太:「あっ」
連城 夕太:「違う、な、何も言ってないし見てないです!」
柳武歩:「別にいいけどねー。黒野に比べられちゃかなわん」
黒野 白雪:「気にしないで欲しい。私も彼らを助けることができた訳だからね。あれくらいのことは、当然するとも」
黒野 白雪:「……そちらも、気にすることはない。褒めてもらうぶんには、そう悪い気分にはならないからね」
黒野 白雪:「あまり過ぎると、突然毛むくじゃらのずんぐりしたパンダになってしまうかもしれないけれど」
連城 夕太:「違うんです……歩先輩は予想外の破壊力があって……黒野先輩は改めて見るとシャープな攻撃力が……」
星宮千佳:「パンダになったら、水着がやぶれちゃうよ!」
柳武歩:「だから何でお前は口開くたびに余計な事を言うんだよ!」
連城 夕太:「ああああ……ちが、こういうことを言いたいんじゃなくて……」
柳武歩:お湯をすくって連城君の顔に投擲する。
三ツ辻リク:「なんて素直な奴じゃ……」>予想外の破壊力・シャープな攻撃力
連城 夕太:「がはっ……ごぼぼぼ」顔面にお湯を受けてそのまま沈んでいく。
星宮千佳:「そうそう、あたしがスヤスヤ寝てる時にパンダさんが運んでくれたんだよね」
黒野 白雪:「大丈夫、大丈夫。変形の過程で水着は脱げるし、私の認識的には、服は毛皮みたいなものだからね」
星宮千佳:「あれも雪ちゃんがやってくれたんでしょ? ありがとね!」
星宮千佳:「毛皮かあ」 自分の水着をビヨビヨ引っ張る。
黒野 白雪:「ああ。頼んだのは私だけど、実際に運んだのは、今あっちにいる……」パンダ用温泉プールの中でも、一際大きな個体を指差し
黒野 白雪:「……彼だね。良ければあとで撫でてやってくれ。喜ぶよ」
星宮千佳:「なでるなでる!」
連城 夕太:「……」ぷかりと顔を出す。「俺、リク先輩みたいにムッツリになりたい……」
星宮千佳:「ムッツリなの?」
柳武歩:「えっ、そうだったのか?」
三ツ辻リク:「ムッツリ!ムッツリいうたかわしを!」
三ツ辻リク:「違うわい!わしそういうこと感じたらちゃんというオープンなスケベじゃわい!」
星宮千佳:「えらい!」
星宮千佳:「えらい?」
連城 夕太:「えー!?さっきから俺ばっかりスケベみたいで不平等ですよ!」
黒野 白雪:「えらくはないね」 千佳ちゃんを撫でる
連城 夕太:「じゃあリク先輩はこの中で誰が一番いいんですか!はっきり言ってくださいよ!」
三ツ辻リク:「そういう事感じないから言わないんであって……あああああ違うぞ、ここの女子に魅力がないとかそういうんじゃなくてじゃな!」
柳武歩:「別方向にダメだなこいつら……」
三ツ辻リク:「こ、この中で……この中で!?」
三ツ辻リク:「……うーむ」腕を組む。真剣に考え始めた!
星宮千佳:「うぇへへ」 ごろごろ撫でられてます。
深山ユキ:「……あの」
連城 夕太:「のぉう!?」
星宮千佳:「ふおっ!?」
三ツ辻リク:「うおお!?」
深山ユキ:考え込む三ツ辻くんの背後から、淑やかな声!
柳武歩:「あ、スキー部の部長?」
三ツ辻リク:バシャーン!!突然の事態にそのまま温泉に落ちる!
星宮千佳:「びっくりしたあ」
星宮千佳:「パンダの雪ちゃんじゃない方の、スキーするユキちゃんだ!」
深山ユキ:「えっ? あ、す、すみません! お邪魔でしたでしょうか……?」金髪に碧眼、青いビキニ水着にカーディガンを羽織った少女である
連城 夕太:「こうして直接会うと……やっぱり美人……」
星宮千佳:「おじゃまじゃないよー!」
三ツ辻リク:「ぶくぶくぶく……ぷはっ。うお、ええ?部長さんか!いや驚いたわい。呼ばれとったんじゃなあ」浮上!
深山ユキ:「はい。スキー部元・部長の深山です。私は解決に寄与した訳ではありませんが、一度こうして皆さんに直接お礼を言いたくて、少し……我が儘を」 ちょっと恥ずかしそうにする彼女の胸は、けっこう大きい!
連城 夕太:「あ、リク先輩!アンサーは後でいいです!俺は空気の読める男なので!」
三ツ辻リク:「えっ!何言っとるのお前!?空気!?」
連城 夕太:べちん、とリク先輩の肩を叩く。「ファイトです、よ!」
黒野 白雪:「へえ。さすが、アカデミアを救っただけのことはある。こんな美人ともお知り合いとは……三ツ辻くんのかい?」
三ツ辻リク:「ハァー?!なんじゃおま、ハァー!?」肩を叩かれたまま押し切られる!
黒野 白雪:「なかなか隅に置けないじゃないか」 楽しそうである
柳武歩:(なんだこれ……美形率高すぎてPVみたいになってきた)
柳武歩:(端っこでおとなしくしてよう)
三ツ辻リク:「今回の件でちょっと頼まれごとをしただけじゃよ。本人が言うとる通り、スキー部の部長さんじゃ。すごいお人じゃぞ」>のかい?
星宮千佳:「ううーん、べっぴんさんだらけだねえ」
深山ユキ:「そんな、すごいだなんて……それにもう、『元』部長ですから」
星宮千佳:「スキー、もうやらないの?」
三ツ辻リク:「お、おお……そうか。部活、やっぱり戻らんのじゃな。そうか……」
深山ユキ:「ええ。少なくとも部活では……はい」 そう言って、改めて君たちを順々に見る
深山ユキ:「……改めまして、皆さん。今回の事件では、本当にありがとうございました。アカデミアの一生徒として、そして元スキー部部長として……お礼を申し上げます」 お手本のような振る舞いで頭を下げる
三ツ辻リク:「うんにゃ、そっちは、助けになったんならよかったわい。そうじゃな、折角来たんなら楽しんでいくとええ」
深山ユキ:「今回の事態が複雑化した、その原因の一端には、私の存在があります。それを皆さんが解決してくださったことを、改めてお礼したかったのです」
深山ユキ:「……それと、三ツ辻さん」
三ツ辻リク:「ん、わし?何じゃい?」
深山ユキ:「父と……話しました」
深山ユキ:「まだちゃんと、私のすべての気持ちで向き合うことができたわけではありませんでしたが、それでも、話すことができました」
三ツ辻リク:「む。……そうか」
深山ユキ:「……これからもっと、話ができるようにがんばりますから」
深山ユキ:「味方でいてくださいね」 ふわりと微笑む
三ツ辻リク:「そうか。……そうか。なあ部長さん、話してみて、やらんきゃよかったとか、後悔するようなことは、あったかの?」
深山ユキ:「いいえ。最初は少し、怖ろしさで後悔しましたけど、でも最終的には、話せてよかった、って思えました」
深山ユキ:「話せてよかったですし、こんどはもっと、自分の本当のこと、話せたら良いと思っています」
三ツ辻リク:「おお。……おお、そうか、そうか。ならええ。それが一番じゃ!ええぞ、これからも、わしゃ部長さんの味方でいるわい!約束じゃ!」
深山ユキ:「はい……良かった。ありがとうございます」 両手を合わせ、嬉しそうに笑う
深山ユキ:「……みなさん、改めてありがとうございました。お邪魔してすみません。あとは私のことは気にせず、おくつろぎください」 そう言うと再び頭を下げ、深山は去っていきます
三ツ辻リク:「うん、そういったこと(自分の本当のこと)も、もっと親父さんと話せたらええな。ははっ、ははは!」
三ツ辻リク:負けずに嬉しそうに笑う
三ツ辻リク:「あ、部長さん!」去る背に声を掛ける
深山ユキ:「はい! なんでしょう?」 振り返る
三ツ辻リク:「……またな、また、学校でな!」笑顔
深山ユキ:「……はい! またお会いしましょう」 小さく手を振り、去る
星宮千佳:「うおお」
星宮千佳:「なんか……根が……」
星宮千佳:「ねっこから美人さんだった……」
黒野 白雪:「そうだね……私も美人だという自覚はあるけれど、その実これは、後付けのテクスチャーだからな」
連城 夕太:「……甘酸っぱい」
黒野 白雪:「千佳ちゃんの言う通り、根っこからだ。つくづく隅に置けないじゃないか、三ツ辻くん……」
三ツ辻リク:手を振り返し「う~ん本当に、大したお人じゃわい……」
柳武歩:「三ツ辻、別に二人で遊んでてもいいんだぞ。俺らは見て見ぬふりをする…そのくらいの気遣いはできるからな?」
連城 夕太:「俺も、俺も気遣いの鬼ですよ!」
黒野 白雪:「なんならパンダを使って事故でも演出してみようか」 楽しそう
三ツ辻リク:「う~ん、そこなんじゃけどな連城、柳武の。わし、女子と楽しく遊べるようなプランとかスポットとか、知らんのよ」
連城 夕太:「えっ……」信じられない、という顔。「こーこーせー、ですよね……?」
三ツ辻リク:「今まで……ってもこの島に来てからの記憶しかないんじゃが……全然必要なかったけど、いざって時のために覚えた方がええのかのう……」
三ツ辻リク:悩みのポーズ!う~ん…!
柳武歩:「三ツ辻、連城と足して二で割るとちょうどいいかもしんないな」
連城 夕太:「当たり前じゃないですか!女子と楽しく遊ばないで何するんですか、人生!一生一度の青春ライフ!」
三ツ辻リク:「一応な、身分的にな!ちゃんと高校生じゃよ!実際の所は知らんけど、多分な!」
星宮千佳:「でも、女子と遊んでたら男子にバカにされない? だいじょうぶ?」
星宮千佳:「中学生になるとバカにされないの?」
連城 夕太:「バカにされても遊ぶ!」
星宮千佳:「こころがつよい」
三ツ辻リク:「マジか……わし、連城と平均値か……よし、覚えよう!そういうの、わしも色々覚えよう!」
連城 夕太:「そんな……だって女子とデートだよ……!バカにされるぐらいで済むならお釣りが来るよ……!」
柳武歩:「編集部が出してる雑誌とか、デートスポットなんかよく載せてるよ。読んでみたらいいさ」
三ツ辻リク:「嬢ちゃん、こいつはまあ、ある意味心が強いけどな、実際ちゃんとマジメに女子と遊んでくれる男子は貴重じゃよ」
連城 夕太:「カラオケ行ったり喫茶店で駄弁ったりRファイト観戦したり学園島周遊クルーズ乗ったり……」
星宮千佳:「ほー
三ツ辻リク:「もし見かけたら、優しくしてやるんじゃぞ」
星宮千佳:「ほー」
星宮千佳:「あのおっきなタワーはデートスポットじゃないのかな……」
三ツ辻リク:「ありがとう柳武の。わし、がんばるよ!」意欲に燃える瞳なのであった!
連城 夕太:「ふ、風紀委員権限さえあれば封鎖された旧校舎での肝試しだって……」
柳武歩:「タワーは折れちゃったからな…あんま縁起良くないかもな」
連城 夕太:「タワーは……女難の相がどうこうとかで不吉らしいから……」
星宮千佳:「ほほー」
柳武歩:「へー。女難?それは初めて聞いた」
星宮千佳:「ノロイの塔なのかな?」
連城 夕太:「知らないんすか?四人に同時に手を出した男子生徒が罪滅ぼしに建てたって噂……」
柳武歩:「何だそいつ。最低だな」
黒野 白雪:「あっはっは、すごい話だ。それはさぞ呪いが蓄積されてるに違いない」
柳武歩:「まったくだ。塔立てたくらいで許されるわけねーだろ」
連城 夕太:「ですよねー!四人とか……」なんとなくプールに視線を走らせる。ルルさん、歩先輩、黒野先輩、千佳ちゃん。
星宮千佳:「でもでも、四人ってすごくない?」
星宮千佳:「それだけモテモテってことじゃない?」
連城 夕太:「四人とか……マジか……」
星宮千佳:「ゆーた兄ちゃんも四人めざそう!」
連城 夕太:「た、たぶん体がよっつ必要……」
黒野 白雪:「いかにモテモテでも、人間の社会倫理的には難しいだろうね。哺乳類まで見る範囲を広げれば、ハレムを構築するものはそれなりに多いけれど……」
黒野 白雪:「おや。本当に一人あたり一つで足りるのかな?」 連城くんを見て挑戦的に笑う
三ツ辻リク:「そこでちゃんと体が四つ要るって尻込みできるだけ、ぬしはええ奴じゃよ、やっぱな……」
連城 夕太:「な、何すかその言い方。一つで充分ですよ……」
柳武歩:「とりあえず四人で手足引っ張ったら、体が四つになるんじゃねえか」
柳武歩:「試してみるか連城」
星宮千佳:「一人二つ必要なときもあるの……?」
連城 夕太:「怖っ!?それ四つとも動かなくなるじゃないですか!」
星宮千佳:「あ! きいたことある!」
星宮千佳:「愛があるお母さんが離すやつでしょ!」
星宮千佳:言いながら、とりあえず連城君の腕をぐいぐい引っ張ってます。
柳武歩:「大岡裁きなんかよく知ってんなー」
柳武歩:逆の腕を引っ張る。
星宮千佳:「われろー! ふえろー!」
黒野 白雪:「千佳ちゃんは時代劇、結構行ける口なんだろう?」
連城 夕太:「ま、待って!?何で試し始めてんの!?取れちゃう取れちゃう!」
黒野 白雪:ハンドサインでパンダを二頭ほど呼び出している
連城 夕太:「パンダパワーはガチすぎません!?」
赤枝 東輝:「…………」
三ツ辻リク:「なんじゃ、わしは頭を引っ張ればいい流れか?」
星宮千佳:「でも、ほんとに四人にふえるかもしれなくない?」
連城 夕太:「俺知ってる!中世とかの処刑方法だよこれ!」
赤枝 東輝:「……いや、何で処刑されそうなんだよ、連城」
柳武歩:「お?赤枝」急に手を離す。
赤枝 東輝:「……先輩?」 首を傾げて、違和感がありげに
星宮千佳:「とーきくん!」 手を離す。
連城 夕太:「おぶあぼぼっ」バランスを失って転倒水没。
赤枝 東輝:「よう。なんか、メッチャ目立ってたから」学校指定水着に海用パーカーっぽいものを羽織っています
ルーシー・ヴィル:で、その後ろにはルーシーもいる。やっぱり学校指定水着で赤枝のパーカーの端っこを摘まんでいます
ルーシー・ヴィル:君たちを見るとぺこりと頭を下げる
三ツ辻リク:「おうおう……」連城くんへ同情みのあるまなざし
柳武歩:「二人とも、ちゃんと呼ばれてたんだな」
三ツ辻リク:「おうおう、らっしゃい。よう来たの」にっかり
赤枝 東輝:「ああ、まあ一応。俺が呼ばれてて……で、別にルーシー放っておいてもよかったんだけど、ちょっと話したら来たいって言い出したから、頼んで、入れてもらった」
赤枝 東輝:「でもこいつすっげえドン臭いんだ。水着になったら、歩き方ヘンだし、転びそうになったし!」
柳武歩:「ふーん?じゃあいつにもまして、赤枝がちゃんと見ててやんないとだな。ルーシー、泳げるのか?」
柳武歩:水をかくジェスチャーをする。
連城 夕太:「げほごほっ……ぶふっ、ずだっ、ごほ、ずなおじゃだいな、がほっ……」
星宮千佳:「しにそう!!」
赤枝 東輝:「それが泳ぐどころじゃなくって、コイツ今までプールに入ったことも水着着たこともないんだって! 有り得ないよな?」
三ツ辻リク:「お前は素直すぎたばっかりにしにそう!!になっとるじゃないか連城……」
ルーシー・ヴィル:歩ちゃんのジェスチャーには首を振る。よく見れば確かにちょっと内股気味で足に力が必要以上に入っていて、プールサイドで滑らないよう必死に気をつけてる人っぽい感じだ
連城 夕太:「ぜー、ぜー……それは、誰かが……教えてやらないとだなあ」
赤枝 東輝:「ま、ケガでもされたらなんていうか……気分悪いし。ちゃんと見とくけど。はーぁ、何でわざわざついて来たがったんだか……」
星宮千佳:「えーと、えーと」
星宮千佳:「kiuseli?」
ルーシー・ヴィル:「……kiuseli」 ちょっと俯きがちで
赤枝 東輝:「え? なんて?」
連城 夕太:「……何?」
柳武歩:ふっ、と小さく笑う。
連城 夕太:「あっ歩先輩!なんすかその意味ありげな笑い!ずるいですよ!俺もやりたい!」
柳武歩:「あー、まあ、色々あんの。説明がめんどくさい」
柳武歩:「あれだろ。寒い国だから泳ぐ機会がなかったんじゃね。それでも挑戦してみるってのはいいことだし」
三ツ辻リク:「ふっ……そういうことじゃな?」腕を組み。まったくわかっていません!!
赤枝 東輝:「……何だよ。変なの。まあいいや」
柳武歩:「連城の言う通り、赤枝が泳ぎ方を教えてやれば危険も無いわけだな」
連城 夕太:「そうそう、それそれ」
赤枝 東輝:「え、ヤダ。面倒くさいし」 面倒くさそうな顔で否定
星宮千佳:「またまたー」
星宮千佳:「てれ屋さんなんだから!」
赤枝 東輝:「そんなの夏になればプールの授業で教えてもらえっだろ」
赤枝 東輝:「照れてねえし! バカ星宮!」
ルーシー・ヴィル:「Kesa……」
連城 夕太:「うわっ最悪ー!プールは今目の前にあるんですー!」
三ツ辻リク:「ほら、嬢ちゃんこれじゃ。こういうやつが、女子と遊んでくれない男子、じゃ。遊んでくれる男子は貴重なのが分かるじゃろう?」
柳武歩:「なー。悪い見本が出てきちゃったな」
赤枝 東輝:「うるせー! それより俺、ウォーターガンスライダーやんの!」
赤枝 東輝:「スライダー滑りながら水鉄砲で出てくる敵ブッ飛ばすやつ!それでハイスコア取るのに来たんだよ!」
赤枝 東輝:「てか、お前らに挨拶したのも、コイツ連れてきたのもそのついでだし! もう行く!じゃーな!」
柳武歩:「小学生だな……まあ実際小学生だけど……」
赤枝 東輝:「……ほら、手離すなよ。La lahde」
ルーシー・ヴィル:「ylla……」
星宮千佳:「ルーシーちゃんルーシーちゃん!」 小声で声をかける。
星宮千佳:《万能器具》で小さなメッセージボードを作ってます。
星宮千佳:『がんばってね」
ルーシー・ヴィル:「……?」 赤枝についていきながら、そっと振り返る
星宮千佳:『がんばってね!』と書いてある。
柳武歩:こちらは小さく握り拳を作って激励の意を示す。
星宮千佳:あゆみんのマネをします。ぐっ!
ルーシー・ヴィル:その言葉の意味は伝わらないだろう。動作の意味だって、正確に彼女が理解したかは分からないが……
三ツ辻リク:「ん、なんじゃ、悪くなさそうじゃないか赤枝のも……」にっこり
ルーシー・ヴィル:「kiitos……」 ルーシーは微笑し、君たちに向けて小さく頷いた
星宮千佳:「ほらほら! やっぱりハートがあれば伝わるんだよ!」
星宮千佳:ぱたぱた手を振って見送る。
連城 夕太:「……うーん、美少女」
柳武歩:「ん。……だな」こちらも手を振って。
黒野 白雪:「……異能にして異国の少女。あれが噂に聞く"コールドヴィッツ"か……」
星宮千佳:「フィンランドの子なんだってー」
黒野 白雪:「……北だな……?」 あまり自信がなさげ
柳武歩:「あっ、珍しく黒野がアホっぽい反応してる」
連城 夕太:「ベトナムからはたぶん遠くて……日本からも同じくらい遠い」
黒野 白雪:「言うな柳武。私だって世界のすべてを知っているわけじゃない……地理はあまり押さえていないんだ。日本、アメリカ、中国、EU主要都市くらいしか分からないよ」
三ツ辻リク:「あれじゃよ、ドイツとかフランスとかのさらに北にある所じゃ。大丈夫じゃ黒野さん、わしもそれしかわからん!」
柳武歩:「いーゆーしゅようとし……」
柳武歩:「なるほどな」神妙な顔をしている。
黒野 白雪:「北だね。合っている。フッ」 普段の余裕を取り戻す
連城 夕太:「俺の勝ちですね……スリジャヤワルダナプラコッテも知ってるから!」
柳武歩:「何だそれ。適当な事言うな、連城」
連城 夕太:「えっ、スリジャヤワルダナプラコッテ知らないんですか?」
黒野 白雪:「ああ、それはスリランカ首都だね。確か小学生用の地図帳の索引で一番長い名前だった……」
柳武歩:「そんな長い地名あるわけねーだろ。騙されねえぞ……えっ、あるの」
連城 夕太:「ぐっ……知ってた……!」
黒野 白雪:「君はそういうのだけ拾って覚えるタイプだな。少し分かる……さて」
黒野 白雪:白雪は立ち上がります
星宮千佳:「おお……」
星宮千佳:「すらっとしている……」
連城 夕太:「おお……」
星宮千佳:自分のおなかとかを見ている。
三ツ辻リク:「……わ、わしは知ってたもんね!スリジャヤワルダナププ……ええ所じゃよねー!」
柳武歩:「実際すごい……」
黒野 白雪:「あと数十秒のことさ。……元の姿でも少し休憩しておきたいんでね。あっちの浴槽に行くよ」
連城 夕太:「あっ、じゃあ見納め……」
黒野 白雪:自分のお腹に指を這わせ、水滴を拭い落とす
星宮千佳:「あ! じゃああたしも行く!」
連城 夕太:「いえ!見ないんで!大丈夫!訴えないで!」慌てて自分の顔を覆う。
星宮千佳:「せなか流して……せなかは流せないかな……」
三ツ辻リク:「ああ、うん。わざわざ挨拶に来てくれて、ありがとの。……なんかあったら、これからは番長連にも声掛けてみたらええ」
星宮千佳:「もふもふする!」
三ツ辻リク:「おもしろがって首突っ込むような奴ばっかりじゃからな」
黒野 白雪:「行くって……あっちにかい? 結構ケモノだが……」
連城 夕太:「風紀委員も頼ってくださいね!俺がいるんで!」顔を覆ったまま声を張り上げる。
黒野 白雪:「ああ、ありがとう三ツ辻くん、連城くん。もし次、何かあれば、ちゃんと君たちも頼ることにしよう。もちろん、何もなければそれが一番だが」
星宮千佳:「パンダさん達も、いっしょに戦った仲間でしょ?」 首をかしげる。
柳武歩:「星宮はこのガッコに居る間に、やりたいことは全部やるんだってさ」
連城 夕太:「何もなかったら俺から会いに行きますよ!見回りとかのついでに!」
星宮千佳:「そうそう、それそれ!」
星宮千佳:「パンダのみんなともコンヨクするんだよー」
黒野 白雪:「……そうか。実際、背中を流してくれるのはありがたいよ。パンダの腕が短いから、自分の背中はもちろん、他パンダの背中も上手く流せないんだ」
連城 夕太:「千佳ちゃん、俺の分までパンダさんを労ってあげてね」
連城 夕太:「俺は、ほら……うっかり黒野先輩をもふもふしたら、たいへんだから」
連城 夕太:「ほんとにたいへん」
黒野 白雪:「それは……素敵だね、千佳ちゃん。じゃあ一緒に行こうか」
三ツ辻リク:「そうじゃな、千佳の嬢ちゃんが、わしらの代表じゃ」
星宮千佳:「おまかせあれ!」
星宮千佳:「みんなのぶんまでモフモフしてくるよー!」
星宮千佳:「いこ! 雪ちゃん!」
黒野 白雪:「ああ」 千佳ちゃんの手をスッと取る
星宮千佳:「……」
星宮千佳:「うぇへへへ」
星宮千佳:「なんか、王子様とお姫様みたい」
星宮千佳:「よろしく王子様!」
黒野 白雪:「ふふ……任せてくれ、お姫様。王国の者全員で、歓迎しよう」
黒野 白雪:それから歩き出すが、少し距離が離れてから
黒野 白雪:「……やっぱりちゃんと言おう。ちょっと待っててね」 と千佳ちゃんに言う
黒野 白雪:そして三人へ向け、声を張り上げる
黒野 白雪:「……ありがとう! 協力してくれて……私たちを拒絶しないでくれていて」
黒野 白雪:「今回の件は、私にとっても大きな一歩になった。君たちのおかげだ!」
黒野 白雪:「……だから、ありがとう」 最後の方は、消え入るように
星宮千佳:「おお……」 雪ちゃんとみんなを交互に見てます。
連城 夕太:「当たり前のことですよ!俺、風紀委員なんで……いや」
連城 夕太:「風紀委員じゃなくても、手助けぐらいしますよ!」
連城 夕太:「俺、アカデミアが好きだから!アカデミアにいる人は大体皆好きです!」
三ツ辻リク:「みずくさいのう!わしらはな、面白いこと楽しいことが好きなんじゃ!」
三ツ辻リク:「ここはええとこじゃから……あんたもその仲間じゃよ!」小さく手を振って、笑顔
柳武歩:「……何かあったら、また呼べよ。俺も頼るからさ」
柳武歩:「友達として」
柳武歩:「一緒に戦った、仲間としてもさ」
黒野 白雪:君たちの返事に少し嬉しそうに頷いて、再び千佳ちゃんの手を引き歩き始める
星宮千佳:「ね?」
星宮千佳:「だいじょぶだよ雪ちゃん」
星宮千佳:「正体が何でも、雪ちゃんは雪ちゃんで、アカデミアの生徒なんだから!」
星宮千佳:「ずーっと友達だし、仲間だよー」
黒野 白雪:「……ああ。ありがとう」
黒野 白雪:「そう思ってくれる君や彼らに会えたことが、今はここでの生活で一番嬉しい」
黒野 白雪:「ここに来て良かった。ちょっとさっきのは、キャラではなかったけどね」その頬は少し赤くなっている。温泉の熱に当てられて、という訳ではないだろう
星宮千佳:「ううん。雪ちゃんらしかったよ」
星宮千佳:「あたし、アカデミアに来てよかったあ」
星宮千佳:「雪ちゃんと同じ。みんなに会えてよかった!」
星宮千佳:「これからもなかよくしてね。雪ちゃん」
黒野 白雪:「おや、もちろん」
黒野 白雪:「ずっと友達、なんだろう?」 片目をつむる
星宮千佳:「もちろんですとも!」
黒野 白雪:「よし、それじゃあ……行こうか!」
黒野 白雪:「君はこれから、人間でありながらすべてのホワイトパンダと友達になる、最初の存在になる……!」
黒野 白雪:話しながら歩きながら、千佳ちゃんと繋ぐ手が、細く白くしなやかなものから、毛が生えて大きく柔らかなものへ変わっていく……!
星宮千佳:「ギネスブック~♪ ギネスブック~♪」
星宮千佳:「らんらんら~♪」 雪ちゃんの手がパンダになっても特に気にしない。
星宮千佳:手をつなぎながらぺたぺた歩いていきます。
柳武歩:遠ざかっていく二人を見る。目の前で楽しそうにしている二人を見る。
柳武歩:今回の事件、柄にもなく生真面目にやり通せたのは何故かと考える。
柳武歩:理不尽への怒りだったり、苦しんでいる人を助けるためだったり。理由は色々だ。
柳武歩:今はこの島に居ない友が、見ていてくれると言ったから。それもある。
柳武歩:でも一番は。
柳武歩:自分で、自分に証明したかったのかもしれない。
柳武歩:頼りになる人に寄りかからなくても、仲間と力を合わせてやり遂げられると。
柳武歩:「……まだまだだけどな」
柳武歩:苦笑して、再び暖かな水に身を委ねた。
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GM: ダブルクロス3rd Edition
GM:『極限極寒極圏アカデミア/Academia Ice Break!』
GM: End
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