◆トレーラー
アカデミアにハロウィンがやってくる。
それはたとえば、クリスマスのようなビッグイベントではないけれど
学生たちが有り余る活力を発散するには十分すぎる名目。
校舎のそこかしこにジャック・オー・ランタンが吊るされ、
技巧を懲らした仮装の数々が、息を潜めて出番を待つ。

砂糖の匂う空気の中、流れ始めた一つの噂。
それは逢魔が時を行く怪物たちの、愉快で自由な"ハロウィン・パレード"。
浮ついたアカデミアは、彼らを愉快なフライング・ランナーとして歓迎した。
その存在が、やがて『ハロウィン中止のお知らせ』を発令させることも知らずに。
 
戦士は再び立ち上がり、
知者は静かに見守って、
仮面の奥で誰かが笑い、
希望の残滓が輪舞する。

パレードは止まらない。

ダブルクロス3rd Edition
『アカデミア・モンスターズ・ナイト/人形は涙を流さない』
ダブルクロス、それは裏切りを意味する言葉。

後編から読む

GM:◆PC1 合砂 文月
GMhttp://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFgsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYvrftdww
GM:という訳で、ここからPC番号順に軽く自己紹介とかしてもらいます。どんな人格や能力をしているかなどです。
合砂 文月:はい。
GM:まずはPC1、合砂文月さん!
GM:自己紹介のやろう、軽くひねってやってください!
合砂 文月:はい。合砂文月(あいしゃ・ふづき)……です。一年。本土の方でいろいろあって、夏休みの少し前に転校してきました。
合砂 文月:エフェクトの扱いがうまい、んだそうです。Aランク、スペシャリストの認定をいただきました。実感はないですけど……。
GM:Aランクともなればそれは相当なものだ! 偏差値60くらい
合砂 文月:何か、褒められるのって慣れていないので……気まずいというか。はい。
合砂 文月:(エンジェルハイロゥ/モルフェウスの、カバーしたら自分が即死するタイプのカバーキャラです)
合砂 文月:(おまけに【守護者】まで持ってるのでもっと死ねるドン)
合砂 文月:ええと、ゲーム研です。幽霊部員です。部室には出てませんけどゲームが趣味です。
GM:なんらかの部活に所属しているPCは意外と少ないので希少だ。
合砂 文月:ええと、コン……ちょっと古いゲームばっかり遊んでます。お陰で、同級生とはあんまり話が合わなくて……
合砂 文月:がんばりたいです。よろしくお願いします……あ。そうだ。直前にちょっといろいろ足したので。
合砂 文月:立ち絵とか変えておきます。
GM:マニア趣味で共通点を見いだせると思いきやジャンルが全然違う奴~
GM:立ち絵! 了解しました。よろしくお願いしまーす
合砂 文月:シナリオロイスのほう……も、言っておいたほうがいいですか?
GM:それは今からハンドアウトを貼ります!
合砂 文月:はい。
GM:という訳でそんな文月さんのハンドアウトはこちら!

シナリオロイス…"メタル・ブロッサム"希枝 蕾(きえ つぼみ)  推奨感情…P:好意/N:隔意
君の同級生である希枝 蕾は、どこか翳りを感じさせる物静かな少女だ。
あまり他人と交流したりする性質でもない彼女は、ハロウィンに対しても特に興味を示していなかった。
だがある日の夕方、偶然君と"ハロウィン・パレード"を目にした彼女は、動揺した様子でこう言った。
「声が……聞こえる」

GM:という訳でこの希枝 蕾さんがシナリオロイスです。
合砂 文月:はい。では、指定通り好意/隔意で、好意表でいただきます。
合砂 文月:友達に……なれるといいな。
GM:なれると……いいね!
GM:それじゃそんな感じでよろしくお願いします!
合砂 文月:はい。がんばります。
GM:それじゃ次に行きましょう
合砂 文月:はい。よろしくおねがいします。

GM:◆PC2 山縣 亜鷺
GMhttp://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFgsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYlJmmeAw
GM:PCの2番目は山縣亜鷺さん!自己紹介をお願いします。
山縣亜鷺:はい!
山縣亜鷺:山縣亜鷺(やまがた あさぎ)。生徒会役員の二年生で、副会長。
山縣亜鷺:NPCじゃないです!PCです!
GM:PC!
山縣亜鷺:性格は淑やかで献身的。問題児だらけの生徒会で頑張っています。
山縣亜鷺:とても頑張っています。
GM:過尽力してそう
山縣亜鷺:あと、学園天使なので、なんらかのファンクラブめいた会もあるとの噂です。
山縣亜鷺:どっかの誰かのアイテム欄に書いてあった気がする。
山縣亜鷺:性能的には、完全に後乗せサクサク丸に特化しており、
山縣亜鷺:5種の後出し達成値増強により、高水準の攻防支援を行います。HRで1個増えたよ。
GM:ヤバイ
山縣亜鷺:あと、ランク詐欺をやめて誠実に生きることにしました。
山縣亜鷺:具体的には、AランクからSランクサポーターに変更しています。
山縣亜鷺:以上!よろしくお願いします。
GM:Sランク! とんでもないことだ……偏差値で言うと70くらいだぞ。
GM:ほいよろしくお願いします。そんなあなたの本日のハンドアウトはこちら!

シナリオロイス…"ハロウィン・パレード"  推奨感情…P:好奇心/N:恐怖
君はある日の夕方、古いビスクドールがミニカーや赤服の兵隊の玩具を連れて歩いているのを見た。
その奇妙な行進は、君の横を通り過ぎ、いつの間にかどこにもいなくなっていた。
……これが後に"ハロウィン・パレード"と呼ばれる怪奇現象の第一目撃例である。
日々列を長くしていく神出鬼没の"ハロウィン・パレード"について調査するよう、君は命じられた。

GM:第一目撃者です。
山縣亜鷺:大変だ
GM:一応、流れ的には、まだハロウィンとかそういう空気ではなく、比較的手が空いていた頃に見かけていて
山縣亜鷺:手が空いていた頃!
山縣亜鷺:あるといいな!
GM:比較的!比較的!
山縣亜鷺:比較的!
GM:その後アカデミアがハロウィン方面にぬるく動き出して余計な時間が一秒たりともなくなり……からだが三つあっても足りなくなり……その他この世のあらゆる忙しさの表現を結集しても足りないくらいの忙しさになり……
山縣亜鷺:もどってきてGM!
GM:ふと息をついて「そういえばあの怪現象どうなったっけ?」となってみんなで顔を見合わせてみたら、誰もなんもしてなかったので、慌てて調査に動き出す
GM:的な展開になると思うので、そんな気持ちでいてください。
山縣亜鷺:わかりました!
GM:そういうことでよろしくお願いします!
GM:んじゃ次です。

GM:◆PC3 芙蓉堂 太一
GMhttp://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFgsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYl9DyIQw
GM:PC3は芙蓉堂太一くん!自己紹介をお願いします。
芙蓉堂太一:はい! 芙蓉堂太一(ふようどう・たいち)です。
芙蓉堂太一:ぼんやり男子に見せかけ裏で情報屋をやっている高等部二年生。短髪糸目!
芙蓉堂太一:面白い情報には目がないのでよろしくお願いします。今回もなんだか面白そうな事件だぜ。
GM:しろそうなのだ。
芙蓉堂太一:好奇心旺盛でちょっとずるっこですが、まあ悪い奴じゃないです。
芙蓉堂太一:これまでのセッションでは島外と遠距離恋愛をしていたりするけど、参考までに。
GM:ダブルクロス……それは裏切りを意味する言葉。
芙蓉堂太一:不穏!
芙蓉堂太一:Aランクサポーターでピュアハヌマーンの純支援型。ダイスをじゃらじゃら増やします。Dロイスは超血統。
芙蓉堂太一:イニシアチブで動いてエンジェルヴォイスしたり、援護の風でミドルからクライマックスまで支援していきます。
芙蓉堂太一:今回支援ふたりもいるのでなんかいい感じに分担したいですね。
GM:ツインサポートエンジンの恐怖……
芙蓉堂太一:あと社会は高いので情報収集でもがんばるのだ。情報屋の底力を見せたい!
GM:クックック……見つけ出せるかな?
芙蓉堂太一:そこだ!(バシッ)
芙蓉堂太一:そんな感じでよろしくお願いします!
GM:ほいよろしくです!
GM:そんなあなたのハンドアウトはこちら!

シナリオロイス…奇妙な手紙  推奨感情…P:有為/N:不信感
君はある日の夕方、ほんの些細な偶然(あるいはそう見せかけた必然)により、一通の手紙を手にした。
封のされていないその手紙に記されていたのは、アカデミアのとある場所。『見守ってくれ』の六文字。
暇潰しか、あるいは正義感か。その場所に向かった君は、最近噂の"ハロウィン・パレード"に遭遇する。
手紙は翌日、そしてまた翌日と続き、すべて"ハロウィン・パレード"の出現を言い当てていた。

GM:謎の手紙がロイスです。感覚的には手紙の送り主ってことでまあ。
芙蓉堂太一:そんな手紙面白くないわけないじゃん……。
芙蓉堂太一:感情は推奨通り○有為/不信感で取得したいです。
GM:ほいさほいさ!不信だぜ~
芙蓉堂太一:あっいや、ポジティブは○好奇心にしても構いませんか?
GM:お任せします! 確かに好奇心の方が
GM:ワクワク感がある
芙蓉堂太一:ではそれで! パレード見物だ!
GM:なんてやろうだぜ!よろしくです!
芙蓉堂太一:よろしくお願いします!
GM:それじゃ次、ラストPC4です。

GM:◆PC4 巴 慶一郎
GMhttp://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFgsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYopaHWQw
GM:巴……慶一郎ッ! 自己紹介をしてもらおう!
巴慶一郎:アカデミア一年。融通のきかない鋼の風紀委員、巴慶一郎です。
巴慶一郎:由緒正しい剣術道場の跡取り息子でしたが、オーヴァードになってしまったので
巴慶一郎:今はベアトリス・ハックマンを主とする現代のサムライ!
GM:極東からやってきた剣士なのだ。
巴慶一郎:いわゆる共生型レネゲイドビーイングであり、手にした妖刀「残雪」は
巴慶一郎:豊富な知識と優れた判断力でたびたび慶一郎に助言をしているらしい。(本人談)
GM:刀のようせいさんだ。
巴慶一郎:YO
巴慶一郎:性能的には《プレディクション》と《バリアクラッカー》を使う必中アタッカー
巴慶一郎:防御も回避も装甲値も許さない。その分、火力は低めです。
巴慶一郎:《アンシーントーカー》と《オリジン:ヒューマン》で情報収集も頑張るよ
GM:堅実サムライ! SAMURAI!
巴慶一郎:職務熱心なあまり、場合によっては空気を読まないマジレスを始めるので
巴慶一郎:その時はみんなで叩いて軌道修正してください。よろしくお願いします。
GM:信頼……絆……絆ザムライ。よろしくお願いします!
GM:そんな君のハンドアウトはこれだ。YO!

シナリオロイス…"ラーズグリーズ"  推奨感情…P:執着/N:嫌悪
ある日の夕陽が沈む頃、君は"ハロウィン・パレード"を観察するメガネ型の仮面を付けた女生徒と遭遇した。
ディオゲネスクラブの"ラーズグリーズ"と名乗った彼女は、どうも今回のシナリオでは捕まりそうにない。
彼女は「今は楽しい実験中ですので、手を出さないでもらえませんか!」と元気にお願いしてきた。
……もちろんそう言われて、黙って見過ごす訳にはいかない!

GM:ディオゲネスクラブです。
巴慶一郎:叩き斬るしかない
GM:打てば響く!
巴慶一郎:絶対に捕まえてみせる!絶対にだ!取り逃がすわけにはいかない!
GM:クックック……君の健闘次第といった所だなァ。
巴慶一郎:ロイスはP:執着/○N:嫌悪で取得したいですね
GM:悪を嫌う! サムライだから!
GM:まあシナリオロイスはOP後とかに適当にちゃちゃってしまっても構いませんので。これに限らず。
GM:そんな感じでよろしくお願いします!
巴慶一郎:よろしくお願いします!

GM:◆OP1 登場PC…合砂文月
GM:侵蝕率を上げて登場してください。
合砂 文月:1d10+34
DoubleCross : (1D10+34) → 9[9]+34 → 43

GM:ふう……最初のOPでこれを忘れなければ、セッション中忘れる事はないという都市伝説があるので、私はこれで一安心です。
GM:それではシーンですが、君はアカデミア内の渡り廊下を歩いています。時刻はもう夕方。隣には希枝 蕾。
合砂 文月:「ずいぶん暗くなっちゃった……ね」
GM:「ん。そうだね。こんな時間まで校舎にいるの、珍しいかも」
希枝 蕾:「ん。そうだね。こんな時間まで校舎にいるの、珍しいかも」
GM:君と蕾はクラスメイトだが、これまで特別に関係したことはない。今回はたまたま、教師に用事を頼まれてしまったのだ。
合砂 文月:「多かった……もんね。でも、ちょっと新鮮だった……っていうか……」
希枝 蕾:「かもね。ま、私も別に用事はなかったし。合砂さんは大丈夫だった?」 笑いかけながら尋ねる
GM:遠くからはなんらかの声……運動部のかけ声にオーヴァード的なエフェクト音がわずかに混ざる、アカデミアらしい放課後の音が聞こえてくる。
合砂 文月:「あ。うん、だいじょぶ。その……えっと、暇だから。私」ぎこちなく笑う。
希枝 蕾:「そっか。良かった。でも遅くなったしね。早く帰ろう」
合砂 文月:「うん。……あの、希枝さん」
希枝 蕾:「ん。……何?」
合砂 文月:「声かけてくれて、ありがとう。一人だったら、もっと遅くなってたかも、だから」 そういうことにしたいです。
希枝 蕾:「いいんだ。本当に何も用事なかったし、仕事みたいなことするの、結構好き」
合砂 文月:「うん。でも、ありがとう」
希枝 蕾:「それにね、私、委員会とかできな、い、し……」 そう話していると、蕾の足が止まる
希枝 蕾:その視線はすぐそば、窓の外へと向けられている。
合砂 文月:「……?」
合砂 文月:蕾の気配が変わった(《七色の直感》経由)のに気付いて、目線を追う。
GM:窓の向こう、その先では、様々なグッズの行列がずんずんと進んでいた。兵士の人形、車のおもちゃ、幽霊シーツに、色とりどりの飾り物。ジャックオーランタン、そしてビスクドール。
GM:『ハロウィン・パレード』。噂程度になら聞いた事があるかもしれない。
GM:意図不明、原理不明のおもちゃの行列。ただ誰かがハロウィンを賑やかそうとしてやっている何かだろう……そういう風に誰もが好意的に受け止め、とくに気にも留めていない。ちょっとした怪奇現象。
合砂 文月:「わあ。すごい……」進んでるなあ、くらいの……だけども。
合砂 文月:「あの……」
合砂 文月:袖を引く。「希枝さん? 大丈夫?」
希枝 蕾:「……ん? 大丈夫って、どうしたの?」 さっきと同じ、綺麗な笑顔を返す
希枝 蕾:「まあ、さすがにちょっと、びっくりするけどね。オーヴァードの学園なら、ああいうのも日常でいいかな、って」
合砂 文月:「うん。そうだよね。……誰がやってるのかなあ。マンガみたい」
希枝 蕾:「……ハロウィンかあ。合砂さん、何かやる? ハロウィン」
合砂 文月:「え……」ぽかん、として。
合砂 文月:「か、考えたことなかった……かな。何か、やるの。あ、ええと、希枝さんは」
希枝 蕾:「あはは。やらないかな、私も」 苦笑
希枝 蕾:「あんまりこういうの、楽しもう、ってタイプじゃないんだよね。ワイワイする、みたいなの、どうすればいいのかよくわかんないから」
合砂 文月:「……おんなじかも。私も。そういうの、得意じゃなくて」
合砂 文月:「部活。入ってみたんだけど、みんな仲いいから……顔、出しにくくて……」
希枝 蕾:「そうそう。何だかね。私、ここにいて良いのかな、とか考えちゃったりして……」
GM:そうこうと話している内に、パレードは校舎の影へと姿を消していく。
GM:その去り際、ビスクドールがくるりと舞うように回転し、
合砂 文月:「?」
GM:君たちを見た、ような――
希枝 蕾:「……え?」 ハッとした様子で顔を上げ、消えていったパレードの方をもう一度見る
希枝 蕾:「声……」
合砂 文月:「中の人、あそこにいたのかな……あれ、どう、したの?」
合砂 文月:「…………」耳を澄ませて、きょろきょろとあたりを見回す。
希枝 蕾:「……合砂さんは、聞こえなかった?」 君の方を見て
合砂 文月:「……ううん。何も」
希枝 蕾:「……そっか。私にだけ……」
合砂 文月:希枝さんのオーラの色、とか、見えませんか。
合砂 文月:「何か……言ってた、の?」
希枝 蕾:「声が、聞こえたの。『私を守って』って」
希枝 蕾:「合砂さんには聞こえなかった……私に……」
合砂 文月:「……守って?」
GM:《七色の直感》で見えるものという意味なら、不安定ですね。色々混ざって、よくわからない色になっている。
合砂 文月:なるほど。だと、よくわかりませんね。
希枝 蕾:こめかみを押さえて、話していた時の穏やかな表情とは違う、真面目で固い表情を浮かべていたが
合砂 文月:「……希枝さん?」
希枝 蕾:「……ちょっと、気になる。あの"パレード"。私、気になるかな」 表情から硬さは消えている
希枝 蕾:「うん。……ね。放課後、基本的に用事とか、ないでしょ。ちょっと手伝ってくれない?」
合砂 文月:「……うん。お礼。ね」
希枝 蕾:「ありがとう。こういう時は一人より二人だとやれることの量は全然違うから」 また笑いかけてくる
合砂 文月:「手伝うよ。……ありがとう。希枝さん」 手伝おうか、って、自分から言い出せなかったから。
希枝 蕾:「今日はもうそれなりな時間だし、帰ろう。明日から色々調べたいから、その下準備もあるし……うん、うん」 自分で納得するように頷きながら
希枝 蕾:「……ん。じゃあ帰ろうか。明日に備えてね!」
合砂 文月:「……うん」
GM:夕陽が沈み夜が近付く中、二つの影はいそいそと帰路を辿る――

GM:◆OP2 登場PC…山縣亜鷺
GM:侵蝕率を上昇させて登場してください。
山縣亜鷺:山縣亜鷺の侵蝕率を+1(1d10->1)した(侵蝕率:46->47)
山縣亜鷺:すでにめっちゃ高い……
GM:ウロボロス……
GM:それでは、現在より前の時間軸になります。二週間ほど前のことです。
GM:君はなんらかの荷物の片付けをするため、アカデミア内のとある倉庫に向かっていた。
GM:時刻は夕方。オレンジの夕陽は暗さを増して、視界を赤く染めている。
GM:ハロウィンを思わせるような飾りの類は、まだない。一応それらしい企画が有志生徒から上がっているのは確認しているが……
山縣亜鷺:「……ふう」少し息をつく。
山縣亜鷺:ようやく、業務も一段落してきた頃だ。休み明けは本当に大変だったのだ。
GM:そんな君の耳に、がさり、という音が聞こえた。何かが崩れた……というほどではないが、ずれ動いたような音。
山縣亜鷺:「んっ」聞き耳を立てる。《地獄耳》。
GM:それに続き、がさがさがさ、と物音が続く。《地獄耳》なら分かるでしょう。猫ほどの大きさのものが列をなして歩いているように思えるが、足音はまちまちだ。
GM:少なくとも自然の動物っぽさはない。まるで玩具が歩いているかのような……
山縣亜鷺:「……何でしょう?」
山縣亜鷺:音のもとに寄っていこう。
GM:ではそうしようとするのとほとんど同時に、建物の影からがさっと、ビスクドールが姿を見せる。
GM:こう、あれですね。抱っこできるくらいの大きさの。
GM:ふわふわと糸で操られているかのような動きではあるが、自ら歩いている。それに続くのは、ミニカーや赤服の兵隊。
山縣亜鷺:「?」
GM:それらは特に君のことを認識した様子もなく、目的があるようにも見えず、ただ列をなして移動して……
GM:特に君が何かしなければ、そのまま君の横を通り過ぎ、別の建物の影に消えていくだろう。別にちょっかいをかけてもいい。
山縣亜鷺:声はかけよう。「こんにちは。どちらへ行かれるのですか?」
GM:それにはドールが反応する。君の方を向いて、姿を崩し、軽くスカートの端を摘まみんで見せる。カーテシーというやつだ。
GM:だが返事らしいものはなく、ドールもまたすぐに列の動きに混ざり、去って行きます。
山縣亜鷺:「あっ」遅れてカーテシーを返すが、既に去られていることだろう。
GM:ついでに言うと、追ってみてもすでにその姿は消えています。
山縣亜鷺:唇に手を当て思案する。「あれは、一体……?」
GM:そう考えている内に、君の携帯が何らかの着信を告げる。思えばまだ荷物の片付けも途中である。この後も生徒会室に戻ってこなさなければいけないタスクが……ある!
山縣亜鷺:「どなたかのエフェクトの使用なのでしょうか……あっ」
山縣亜鷺:「油を売っている場合ではないですよね。はい、山縣です」電話に出ながら、倉庫への道行きを急ぐ。
GM:――これが後々"ハロウィン・パレード"、あるいは単に"パレード"と呼ばれるようになる怪奇現象との、第一遭遇例。
GM:"パレード"はやがて学校中の噂となり、ハロウィンの浮かれた空気に溶け込んで、生徒達には好意的なものとして受け入れられた。
GM:その遭遇から二週間が経過し、現在。時刻は昼。アカデミア内にも、随分とハロウィンの飾り付けが目立ち始めた頃。
GM:君は生徒会長の雲雀 宏一に呼び出されていた。
雲雀 宏一:「うーん、うーん」
GM:会長は体操着で床に突っ伏している
山縣亜鷺:「どうしました、会長?」
雲雀 宏一:「ハロウィンの仮装のために、筋肉をつけようって思ったんだけど……」
GM:見ればただ突っ伏しているのではなく、手を床について腕をプルプルと震わせている……腕立て伏せを試みているのだ!
山縣亜鷺:「……はい?」
雲雀 宏一:「結構……大変だね! 腕立て伏せ!」
雲雀 宏一:「こんな調子でハロウィン本番に間に合うかなあ……ふんっ! ふんっ!」 かけ声だけで妥協し始めた
山縣亜鷺:「あの、会長?」
山縣亜鷺:「私、呼び出されたと記憶してるんですけれど」
山縣亜鷺:「この惨状をお見せすることが目的だったんですか……?」
雲雀 宏一:「ふんっ! ふんっ! ……あ、そうそう。そっちの件ね」
雲雀 宏一:「ははは、まさか。ちゃんと用事はあるよ。でも筋トレもしたかったんだ。スキマ時間の有効活用だね!」
雲雀 宏一:「……全身の節々が痛むからこのままでいい?」
山縣亜鷺:「……」
山縣亜鷺:「……どうぞ?」
雲雀 宏一:「くっ……僕に力さえあれば……」
雲雀 宏一:「ふんっ! ふんっ! ……"パレード"、知ってるよね? 確か一番最初に報告してくれたの、山縣さんだし」
山縣亜鷺:「ええ、ありましたね。あ、そうだ」
雲雀 宏一:「ふんっ! ふんっ! ……え、どうだ?」
山縣亜鷺:「あれ、どうなったんです?私、ちょっと立て込んでて、顛末確認できてないんですよね」
雲雀 宏一:「そうそう、それそれ! あれが不安だっていう声は割とあったし、まあそれは風紀の方にタライ回ししてたんだけど……」
雲雀 宏一:「なんとね。生徒会では誰も調査をしていません! ふんっ! ふんっ!」
山縣亜鷺:「会長、静かにしてもらっていいですか……えっ」
山縣亜鷺:「してないんですか……?」
雲雀 宏一:「うん。まあ特に問題ないし、ほっといて良いかなーってなんとなく」
雲雀 宏一:「実際、まずいことなかったでしょ? そういう報告もないしさ」
山縣亜鷺:「まあ確かに、他の案件に比べれば、具体的な被害は報告されていませんから」
山縣亜鷺:「優先度が下がってしまうのは仕方がないですけど」
雲雀 宏一:「うんうん。でもね、生徒会でハロウィンのイベントを管理するってなると、やっぱり全部ちゃんとしておかなきゃ怒られそう……」
雲雀 宏一:「もとい、示しがつかないから。ふんっ! ふんっ!」
山縣亜鷺:「静かにしてもらっていいですか?確かに、それはあるかもしれませんね」
雲雀 宏一:「あたた、この調子じゃ明日には喉のほうも筋肉痛かな……」
雲雀 宏一:「ってことで、お願いね! 第一報告者の山縣さん!」
山縣亜鷺:「静かにしてもらっていいですか?そうですね……やらないといけないのは確かですから」
山縣亜鷺:「見ておいたほうがいいですよね」
雲雀 宏一:「うん。今回はなんと、強力な助っ人も手配してるからさ。まあそんなに大変な話にはならないよ」
雲雀 宏一:「助っ人、来てくれればだけどね……ふんっ! フーン! フゥーンッ!!」
雲雀 宏一:会長はラストスパートをかける
山縣亜鷺:「助っ人?あ、歩さんですか?」
雲雀 宏一:「あーだめだ……喉が……くっ、僕に力さえあれば……」
雲雀 宏一:「まあ、おいおいだね。ともかくそうだな、今日の夕方にでも動けると思うから、そのつもりでよろしく!」
山縣亜鷺:「は、はあ。分かりました」
山縣亜鷺:一礼して、生徒会室を後にする。
山縣亜鷺:部屋の外に出て。
山縣亜鷺:可愛らしい人形が、列を成していた光景を思い出す。
山縣亜鷺:「"ハロウィン・パレード"。無邪気なものであってくれると、私はとても嬉しいのですけど」
山縣亜鷺:思い出し、軽くカーテシーの真似事をしてみて。
山縣亜鷺:「アカデミアですから。どうなることやら」ちょっと自嘲げに笑って、次のお手伝い先への路をゆく。
山縣亜鷺:シナリオロイスは"ハロウィン・パレード"/P:好奇心;○/N:脅威 で取得します。
GM:へいありがとうございます!それではシーンカット!

GM:◆OP3 登場PC…芙蓉堂太一
GM:侵蝕率を上げて登場してください。
芙蓉堂太一:33+1d10
DoubleCross : (33+1D10) → 33+2[2] → 35

GM:芙蓉堂くんは低血圧っぽいね
芙蓉堂太一:ローテンション!
GM:さて、君の物語はなんて事のない昼時の廊下で始まる。
GM:午後の授業の始まる前、たまたま廊下を一人で歩いていた君だったが、
女生徒:「……あの、すみません!」
GM:不意に後ろから、大きな声で呼び止められる。
芙蓉堂太一:「へ? 僕?」今日はヒマだなあ、と思いながら歩いていたところ。
芙蓉堂太一:声に振り返る。
女生徒:「あ、はい……すみません、これ……」 自分で出た声が存外に大きかったためか、少し恥ずかしげな様子だが
女生徒:それでも彼女は、封筒をそっと差し出してきた。特に封なんかはされていない。
女生徒:「これ、その……さっき、あなたのポケットから落ちたように見えて。気のせいだったかもしれないんですけど」 言い出してから、ちょっと違っただろうか、と不安げな表情
芙蓉堂太一:封筒に見覚えはありますか?
GM:ない……とも言い切れない。飾り立てのない白封筒は、購買などで取り扱われている標準品だ。アカデミアの職員室なんかでもちょいちょい見かける。
GM:ただ、心当たりはない。
芙蓉堂太一:ふむふむ。では、一旦受け取ってしげしげと見ましょう。
芙蓉堂太一:「なんだろ。覚えはないけど……」
GM:宛名などもなし。中には折られた紙が一枚入っている手触りがある
女生徒:見知らぬ女生徒は、じっとその顛末を見守っている。
芙蓉堂太一:「……とりあえず、中見てみないと誰のかわかんないし……っと」
芙蓉堂太一:中を見てみましょう。見たいし。
芙蓉堂太一:(何かいいネタになるかもしれないしね!)
GM:封筒からこぼれてきた紙には、シンプルにこれだけ。
GM:『第二グラウンド 南西  見守ってくれ』
芙蓉堂太一:「えー、何これ。果たし状の見届け依頼とかじゃないよね?」
女生徒:おずおず覗き込み 「い……イタズラとかでしょうか? だったらその、ごめんなさい……」 小さくなる
女生徒:「……でも、見守ってくれ、っていうことは、何かあるんでしょうか? 放課後とか……?」
芙蓉堂太一:「や、イタズラでもいいじゃん。何かここにあるなら絶対面白いよ」紙を丁寧に畳んで元に戻す。
芙蓉堂太一:「そうだねえ、何があるのか、実際に行ってみたいな……」にんまりと笑う。
芙蓉堂太一:「ありがと、ヒマだったからちょうど良かった」
GM:ではここで<知覚>判定を振ってください。難易度は8。
芙蓉堂太一:おお!?
GM:フレーバー面が強いので失敗しても全然大丈夫ですw
芙蓉堂太一:2dx+1=>8
DoubleCross : (2R10+1[10]>=8) → 8[5,8]+1 → 9 → 成功

芙蓉堂太一:おっしゃ
GM:おお
女生徒:「そうですか……」
GM:君の『行く』という態度を見て、その女生徒は心なしか安心した様子を見せた、ことに気付いた。
GM:本当に彼女の言う通りの経緯の封筒だとしたら、ちょっと不自然な気がする。
芙蓉堂太一:ほほう
GM:……そこで、予鈴が鳴る。
芙蓉堂太一:封筒を、彼女が言った通りポケットに入れよう。
女生徒:「……あ。もうこんな時間。それじゃあ」 ぺこりと頭を下げ、彼女はぱたぱたと走り去っていく
芙蓉堂太一:「ああ、タイミング悪いなあ。……放課後、が良さそうなんだっけ」
芙蓉堂太一:「……もしあの子がなんか狙ってたとして……まあ、でも、乗ってみるのも悪くはない、と」
芙蓉堂太一:「悪くはないっていうか、乗るのが僕だよね。さて、第二グラウンド、第二グラウンド」
芙蓉堂太一:この場は、少しばかりうきうきしながら教室に行きましょうか。
GM:……そして、放課後。
GM:手紙の示された先に向かった君は、昨今噂の"ハロウィン・パレード"をぴったりと目撃する。
GM:車の玩具、ジャックオーランタン、兵隊たちに、ビスクドール。ふわふわ進む行進縦列。
GM:そして、それ以外のものを目撃することはついぞなく、であれば手紙が『見守ってくれ』としていたものは、この"パレード"か、と当たりをつけることもできるだろう。
GM:そうして一日が終わり、翌朝。
GM:昇降口、君の靴箱。いつものように上靴に履き替えようとした時、そこに封筒が入っているのに気付く。
芙蓉堂太一:「ありゃ」ラブレターかな?とは一瞬も思わず、依頼か何かかな、と手に取ります。
GM:中身はシンプル。昨日と同じ間隔、筆跡で。
GM:『北広場 西に伸びる歩道  見守ってくれ』
GM:と。
芙蓉堂太一:「ふっふーん」これは、また同じやつだな、と当たりをつけ。
芙蓉堂太一:「……でも、変な話。僕になんでまたパレードを見物してほしいのかな」首を傾げる。
芙蓉堂太一:「情報を流して、パレード見学ツアーでもやってほしいの? そもそも、あれ、何?」疑問は尽きない。
GM:手紙は答えを返さない。ただ機械的に、何らかの意志だけを伝えてくる。
芙蓉堂太一:「ま、招待されるけどねえ」
芙蓉堂太一:封筒を再びポケットに入れ、校舎に入っていきましょうか。
GM:さて、この手紙は翌日以降も続いた。君は興味で……毎回律儀にか、それとも途中で引き上げたり、あるいは途中から立ち寄るくらいの気分でいたかもしれないが……
GM:ともかく確実なことは、ふたつ。第一に、君に届いた手紙の全てが、"パレード"の出現場所を見事に言い当てていたこと。
GM:……第二に、最初に手紙を渡してきた女生徒を再び見ることは、ついぞなかったということだ。

GM:◆OP4 登場PC…巴 慶一郎
GM:侵蝕率を上げて登場してください。
巴慶一郎:33+1d10
DoubleCross : (33+1D10) → 33+3[3] → 36

GM:刀を見てると安心するよね。
巴慶一郎:ほっ
GM:それでは君は、風紀委員の職務として校内の見回りをしているところです。
GM:最近はハロウィンだなんだということで学生達も多く校内に残っており、見回りも増員されているのだ。
巴慶一郎:背筋をぴんと伸ばし、眼光鋭く。総髪を揺らして廊下を歩く。
GM:時刻は夕と夜の境。空は紫に沈み、小さな星が光る。
巴慶一郎:(たかだかハロウィンなどという祭の影響で、学園秩序を乱すべからず)
GM:そんな光景が望める渡り廊下に、一人の女子生徒が立っていた。彼女は窓の外……空ではなく、階下、地面の方をじっと見ている。
巴慶一郎:「む」目ざとく見つけ、近寄っていこう。用事が無いならば早く下校するよう注意しなければ。
女子生徒:「ねえ、見てくださいよ、あれ」 彼女は君に向け、しかし君を見ず、窓の下の地面を指差す
巴慶一郎:言われるがまま、そちらに視線を移す。
GM:眼下に小さく見えるのは、最近噂の"ハロウィン・パレード"。兵士の人形、玩具の車、真っ白い幽霊のようなシーツに、キラキラした飾り物。ジャックオーランタン、そしてビスクドール。
巴慶一郎:「あれが、噂の妖怪行列……」顔をしかめる。
巴慶一郎:(風紀としては、先にあの行列を取り締まるべきか?)などと、迷いが生まれる。
女子生徒:「妖怪行列? ひどい言い方をするんですね。だってあれ……」 ゆっくりと顔を上げ、君を見る
眼鏡型仮面の女:「……あんなに楽しそうで、可愛いじゃないですか!」 明るい声のその顔には、円が二つ連なり目元を隠す、眼鏡を思わす形の仮面!
巴慶一郎:「!」
巴慶一郎:腰に差した刀の柄に手をかけ、低く構えながら仮面を睨みつける。
眼鏡型仮面の女生徒:「あらあら? あっちを睨んだりこっちを睨んだり忙しい人ですね? まあ、無理もありませんか」
"ラーズグリーズ":「とっても可愛くてとっても有能な、この"ラーズグリーズ"に目を奪われるのは、男子的に当然のこと! 恥ずかしがらなくったっていいんですよ!」 仮面の上から分かるドヤ顔をする
巴慶一郎:「自分は一年、風紀委員、巴慶一郎」
巴慶一郎:「恥というならば、お前はその珍妙な仮面を恥じるがいい」
巴慶一郎:言いながらじりじりと距離を詰める。
"ラーズグリーズ":「怖い! あとこの仮面が珍妙なのは言わないでください! あたし的にも不本意なんです!」
"ラーズグリーズ":「ついでに言うと、そのこわーい感じもやめてください! 刀を納めて、ってやつですか?」
"ラーズグリーズ":「今は楽しい実験中ですので、手を出さないでもらえませんか! です!」
巴慶一郎:「我ら風紀。人心乱す仮面風情の願い事、聞き入れる道理はなし」
巴慶一郎:手にした刀。鞘に納まったままのそれを、耳元へ近づける。
巴慶一郎:「……残雪もそう言っている」
"ラーズグリーズ":「もう、堅苦しい人! そんなことじゃ人生楽しくありませんよ? 寄り道脇道、楽しまなきゃ!」
"ラーズグリーズ":「……ついでに言うと、その間合いの進め方じゃあたしは捕えられませんよ」
巴慶一郎:「蛙鳴蝉噪の騒ぎは不要……!」
巴慶一郎:もう一歩踏み込めば刀の間合いに入るというタイミング。思わず足を止める。
"ラーズグリーズ":「ふふ! あたし普段は中学生なので、中学生でわかるように話して欲しいですね!」 クスクス笑いながら体を揺らし
"ラーズグリーズ":それからちらりと、窓の外へ視線を送る。"パレード"はもう見えない。
"ラーズグリーズ":「うーん、そろそろ良いかな……面白そうなこともできそうだし。楽しくなるかな? 折角のハロウィンだものね」
巴慶一郎:「成程、中等部か。道理で言動が幼い」
巴慶一郎:嘲るように溜息を吐く。
"ラーズグリーズ":「おさない、ダメー! かわいいって言ってください! きょうのかわいいオシャレポイントはシュシュです! これこれ!」 自分の手首に巻いたピンクのシュシュを見せびらかす
巴慶一郎:「そうか」
巴慶一郎:挑発で引き出した一瞬の隙を突き、電光石火の踏み込み。納刀したままの鞘でラーズグリーズに一閃を見舞う。
"ラーズグリーズ":刀が触れようとした瞬間、音もなく、ただその輪郭がブレる。次の瞬間には、"ラーズグリーズ"の姿は慶一郎のはるか先へ。
"ラーズグリーズ":少し遅れて、ピンクのシュシュだけがポトリとその場に落ちて残る。
巴慶一郎:「!」
"ラーズグリーズ":「言ったでしょー! それじゃあたしは捕えられない、って! 堅苦しいんだから!」
巴慶一郎:(今の一撃を見切られた……!?)
"ラーズグリーズ":ぶんぶん手を振って声を上げてくる。楽しそうな様子だ。
巴慶一郎:じわりと背に汗が浮かぶ。
"ラーズグリーズ":「それ、先輩にあげます! あたし毎日違うオシャレする主義ですから! きっと使ってくださいね? あはは! 想像しただけでウケる!」
巴慶一郎:「捕えられぬと言うならば、自分は意地でも捕らえてみせる。"ラーズグリーズ"!」
"ラーズグリーズ":「きゃー、ストーカー! 風紀委員がストーカーなんてダメなんですから! 先生に言っちゃおうー! あははは!」
"ラーズグリーズ":そう言って、手近の階段をぱたぱたと駆け降りていく。追いかけても良いが……
巴慶一郎:「くっ……!」急いで後を追う。
GM:姿はもちろん、足音すら聞こえない。夜闇に暗くなっていく校舎は、シンと水を打ったようだ。
巴慶一郎:歯噛みし、手にした刀の柄を力を込めて握る。
巴慶一郎:「あの妖怪行列、やはりディオゲネスクラブと何らかの関わりがあるか」
巴慶一郎:「いいだろう。ラーズグリーズ。貴様らが何を企もうと、全ては未然に防ぐ」
巴慶一郎:「風紀委員としての誇り。巴一刀流の名にかけても……!」
巴慶一郎:"ラーズグリーズ"に、○P:執着/N:嫌悪 でロイスを取得したいです。
GM:OKです!
巴慶一郎:あ、PN逆だ。
巴慶一郎:P:執着/○N:嫌悪 ですね
GM:一目惚れで執着しちゃっても良いんですよ?
巴慶一郎:叩き斬る
GM:こわーい!

GM:◆ミドル1 シーンプレイヤー…芙蓉堂太一
GM:山縣さんにも登場してもらいます。他の方は登場不可ということで……
GM:ダイス振って登場してください!
芙蓉堂太一:35+1d10
DoubleCross : (35+1D10) → 35+5[5] → 40

山縣亜鷺:山縣亜鷺の侵蝕率を+4(1d10->4)した(侵蝕率:47->51)
GM:はいありがとうございます。
GM:ある日の放課後、今日も今日とて謎の手紙を受け取った芙蓉堂くんですが、その昼前頃に
GM:いや昼過ぎ頃かな……(些事)
雲雀 宏一(校内放送):「ピンポンパンポン! ふんっ! ふんっ! 芙蓉堂太一くん! 放課後生徒会室来てね! ちなみに僕は内申点に口を出せる! フンッフンッ!」
GM:と、呼び出しを受けました。
芙蓉堂太一:ひどい放送だ
GM:内申点が惜しくないなら行かなくても良いけど……
芙蓉堂太一:超惜しい上に周りの目が辛かったので、行くことにしますよ!
GM:わあい進行に協力的
GM:生徒会室に入ると、天井から逆さに吊るされた体操服の雲雀宏一が君を迎えます。
雲雀 宏一:「やあ、待ってたよ。君なら来てくれると思ってた」
芙蓉堂太一:「どうも……うっわ、コウモリの仮装ですか?」
雲雀 宏一:「違うよ! 常識的に考えてコウモリの仮装なんてするわけないじゃないか!」 ぶらぶら揺れる
芙蓉堂太一:「はあ、じゃあ、そういう趣味か……」
芙蓉堂太一:メモっておく。
雲雀 宏一:「これはね、仮装のための筋トレだ。腹筋運動でこういうのがあるって……おっと内申(ストップ、の意)!」
芙蓉堂太一:「な、内申!(了解の意)」メモを止める。故あって成績は高めをキープしておきたい。
雲雀 宏一:「まあ、そんな事は良いんだ。これはスキマ時間の有効活用で……山縣さんもそろそろ来るかな?」 吊られたまま腕時計を確認
GM:あ、山縣さんはお好きな時にご入室ください
雲雀 宏一:「ともかくだ。君を今日呼び出したのは他でもない……最近噂の"ハロウィン・パレード"についてなんだ」
芙蓉堂太一:「パレード?」悪いことをしているわけではないが、心当たりはある。強いて無表情の振りをする。
芙蓉堂太一:「そりゃ当然知ってますけど、それが僕に何か?」
雲雀 宏一:「もちろん、単に情報が欲しいのなら、校内放送で呼び出したりはしない。でも僕は敢えて君を呼び出した……」
雲雀 宏一:「それが何を意味するか……ンンン……」 上半身をプルプルさせている。腹筋運動をしようとしているらしい
芙蓉堂太一:「……」風向きの怪しさを感じる。あとちょっと気持ち悪いなこの人、と思っている。
山縣亜鷺:「ウィル・オ・ウィスプ部の消火対応終わりました……もう、聞いてくださいよ、あそこ本当に大変で……」
山縣亜鷺:「あれ、お客様ですか?」
雲雀 宏一:「ぜーはー……筋トレって大変だな……ああ、山縣さん。戻ってきたね」
芙蓉堂太一:「あ、ども。呼び出され人です」
山縣亜鷺:「もう、ちゃんとお茶くらい出してあげてくださいよ。お茶請けまだありましたよね……」
雲雀 宏一:「うーん、僕もそうしたいのはやまやまなんだけどね。この格好だとできることは限られるし……」
雲雀 宏一:「あっ、お茶入れるなら僕のぶんだけで良いよ! 君と彼にはまた出てもらうから!」
芙蓉堂太一:「その格好でお茶飲めるんですか?」
山縣亜鷺:「また、ですか?」
雲雀 宏一:「分からない……できるか、できないかなんて、考えたこともなかった」
雲雀 宏一:「まあ、それは良いんだ。山縣さん、お茶入れながら聞いて」
山縣亜鷺:「私と、彼?」普通にお茶を淹れている。
山縣亜鷺:「は、はい」
雲雀 宏一:「さて芙蓉堂くん。別に隠したりする必要はない。それで内申に傷を付けるつもりはないんだ」
山縣亜鷺:(会長、いつから内申への裁量権を得たんでしょう。持ってないと思うんですけど)
雲雀 宏一:「君は"ハロウィン・パレード"の動向を把握してるだろう? その情報網によるものかは分からないけれど」
芙蓉堂太一:「あれ、ばれてました?」
芙蓉堂太一:「まあ、それはこちらも隠すつもりないですよ。僕別に悪いことしてないですし」
雲雀 宏一:「ふっふっふ……生徒会のみんなは優秀だからね」
雲雀 宏一:「で、一応生徒会としても、"パレード"について本腰入れて調べなきゃいけないな、ってことになったから」
山縣亜鷺:「あ、どうぞ」芙蓉道君の前にお茶とお茶請けを用意する。
芙蓉堂太一:「あ、ども」
山縣亜鷺:「なったの、ついさっきですけどね」嘆息する。
雲雀 宏一:「こうして呼び出して協力を……山縣さん! 僕も! 僕も!」
山縣亜鷺:「急須に入ってますから、姿勢正してからお飲みくださいね」
山縣亜鷺:「絶対こぼすじゃないですか」
雲雀 宏一:「トライアンドエラー!」
芙蓉堂太一:「ははあ、なるほど……」山縣さんの注意にはなんだか心が和むなあ、と思いながらお茶をすする。
雲雀 宏一:「あー、おほん。とにかくね、"パレード"について調べたいとなったら、実際に追って、見て、観察とか色々するのが、一番じゃない?」
雲雀 宏一:「くっ……くっ……やはり僕は無力なのか……」 上半身を起こそうと努力している
山縣亜鷺:「尾行ですか?あの、私」
山縣亜鷺:「そういうのちょっと苦手なんですけど」
雲雀 宏一:「ああ、追いかけてもあまり意味がないことは調べがついてるんだ。消えちゃうんだって」
雲雀 宏一:「どちらかというと、観察かな? 広い視点を持って……的な」
芙蓉堂太一:「そうなんですよね」お茶を置く。
芙蓉堂太一:「僕も実際"パレード"を見てて思ったんですよ、もっと知りたいなあって」
芙蓉堂太一:「だから、生徒会のお墨付きがいただけて、協力もあるならそれが嬉しいな。一人じゃどうしても限界があるんで」
雲雀 宏一:「そうかそうか、協力してくれるんだね! うんうん、助かるなあ。やっぱり君を選んだ僕の目に狂いはなかったよ」
雲雀 宏一:「大事にならなければ、他から協力者を引っ張ってきても良いからね。二人でもまだまだ大変ではあるだろうし」
山縣亜鷺:「あ、眼鏡曇ってますね」取り上げて拭いて返す。
雲雀 宏一:「おっ、ありがとう。運動すると曇るんだよね……体が燃えてる証拠かな? 燃える生徒会長!」
芙蓉堂太一:(まあ、内申はともかく、ここで断っても厄介なことになりそうだしね……)
山縣亜鷺:「確かに、いつも炎上してらっしゃいますね」
雲雀 宏一:「リーダーが熱いからこそ、生徒会のみんなも頑張ってくれるんだよね。うんうん」
雲雀 宏一:「という訳で、山縣さん、芙蓉堂くん。"ハロウィン・パレード"のことは君たちに任せよう! 僕も頑張るからね!」
山縣亜鷺:「ええ。分かりました。精一杯務めさせていただきますね」
芙蓉堂太一:「了解です」山縣さんの方を見て。「よろしく、学園天使さん」
山縣亜鷺:芙蓉堂くんに向き直り、会釈をする。「山縣亜鷺です。よろしくお願いしますね」
雲雀 宏一:「よしよし、これでこの件は安心だ。僕もハロウィンまでに仕上げるぞー」 上半身をぷるぷるさせる
芙蓉堂太一:「あと会長、なんか面白いネタ流してくれたら、もっと効果的な腹筋のやり方教えますよ」
山縣亜鷺:「あ、いえ、どうせすぐにお飽きになるんでいいですよそんな」
山縣亜鷺:「次のシーンにもなればやめてますから……」
芙蓉堂太一:「や、僕は会長がすぐ飽きようが腹筋が割れようがどうでもいいんで……情報が手に入れば」
芙蓉堂太一:にっと笑う。
山縣亜鷺:「あ、なるほど」手を打つ。「効率的です」
雲雀 宏一:「えっホントに腹筋がランチパックに!? じゃあ実はこの前山縣さんが……あっ、山縣さんがいる所で話したらまずい!」
雲雀 宏一:自分の口を覆う 「じゃあ、その件はまた後でということで……」
山縣亜鷺:「情報がタダで手に入りますもんね。悪い人です」
山縣亜鷺:「こっちの人ほどじゃないですけど」
雲雀 宏一:「むっ、どこに悪い人が」 身体をぶんぶんさせて辺りを見回す
芙蓉堂太一:「気味が悪い人ならいますね。じゃ、会長、後で興味が残ってたらぜひさっきの話、ね」
山縣亜鷺:「私に、そんなご興味のあるような情報なんて無いとも思いますけどね」苦笑する。
雲雀 宏一:「それじゃ、後のことは任せたよ!」
GM:というところでシーンを切りましょう。ロイス等あればどうぞ。調達はまだムリってことで
芙蓉堂太一:ロイス取得、山縣さんに○好奇心/隔意で。
山縣亜鷺:まだ保留します!
GM:OKです。それじゃシーンを切ります

GM:◆ミドル2 シーンプレイヤー…合砂文月
GM:慶一郎くんも出ます。二人ともダイスを振って侵蝕率ドーンでバーン!
巴慶一郎:36+1d10
DoubleCross : (36+1D10) → 36+9[9] → 45

合砂 文月:1d10+43
DoubleCross : (1D10+43) → 10[10]+43 → 53

GM:ほいありがとうございます。
GM:時間は合砂さんが希枝と"パレード"を見かけ、そして慶一郎くんが"ラーズグリーズ"と接触した翌日の放課後でもあります。ちなみに、生徒会室の方では芙蓉堂くんと山縣さんが出発した頃合いでもあります。
GM:合砂さんサイドは、希枝が"パレード"を見かけた風紀委員と渡りを付けたので、その人に会いに行こうとしているところ。
合砂 文月:はい。
GM:そして慶一郎くんは、後輩から"パレード"について知りたがっている子がいるので会って話をしてくれないか、と言われたところです
GM:待ち合わせの場所は、特に理由がなければ昨日慶一郎くんが"パレード"を見かけた渡り廊下でと思っていますが、なんかリクエストがあれば場所を変えます。
巴慶一郎:こちらはOK
合砂 文月:問題ないです。
GM:じゃそういうことで……
GM:放課後。待ち合わせた渡り廊下への道程。
合砂 文月:「あ……ご、ごめん、希枝さん、ちょっと、待って……」小さな袋に入れた小石を嗅ぐように覗いていて、ちょっと出遅れました。
希枝 蕾:「ん、大丈夫? ……どうかしたの?」
合砂 文月:「あ、うん。その……何か役に立つかと思ったんだけど。大丈夫」
合砂 文月:「ま、待たせたらいけないよね。……あの人、かな?」
希枝 蕾:「えーと、髪の長い……そうだね。あの人かも。こんにちはっ!」
GM:ということで慶一郎くんの元に二人の女生徒がやってきます。君は別に何をして待っていても構わない。真剣素振りとかでも。
合砂 文月:し、真剣……?
巴慶一郎:周囲を警戒していた鋭い目つきのまま、二人に向き直る。
巴慶一郎:「こんにちは。一年、風紀委員の巴慶一郎です」堅苦しい一礼。
希枝 蕾:「う」 鋭い目つきに気圧されつつも 「こ、こんにちは……一年の希枝蕾です」
合砂 文月:「あ。ええと、一年の、合砂文月……です」ワンテンポ遅れる感じでがばっと頭を下げる。
巴慶一郎:「件の妖怪行列……もとい、"ハロウィン・パレード"について興味があるとお聞きしましたが、間違いありませんか」
希枝 蕾:「そう、です! 私、あの"パレード"について知らなきゃいけなくって……どんなことでもいいんです。だから」
合砂 文月:「はい。えっと、き……わたしたちも、あのパレードを見て。探してるんです」
巴慶一郎:「……」顎に手を当ててやや思案気味。
巴慶一郎:「お二人があれを目撃されたのは、いつのことですか?」
合砂 文月:「きのう……の夕方です。時間は……」六時過ぎくらい?
希枝 蕾:「六時過ぎくらい。私たち、先生に頼まれごとしてて、それで」
巴慶一郎:「成程。であれば、自分が見回り中に見たものと同じかもしれませんね」
合砂 文月:「渡り廊下の……」制服のポケットから、折れ目の付いたA4版のコピー用紙を出して「このあたりです」
GM:それで大体、同じものを見ただろうということが分かるでしょう
巴慶一郎:「拝見します……ありがとうございます、位置関係的にもやはりそうなるかと」
巴慶一郎:「その際に、何か変わったことは?」
合砂 文月:希枝さんを見て。
合砂 文月:「あの……」
希枝 蕾:「私、あの……ええと……」 少し迷いつつも
希枝 蕾:「……『守って』って。言われた気がしたんです。あの……なんていうか……あの、"パレード"に」 言葉を選んでいる
合砂 文月:小さく頷いて。「だから、探してるんです」
巴慶一郎:「守る?」眉をひそめる。
合砂 文月:「あの。風紀委員……さんたちは、あのパレードを、何か……」
希枝 蕾:「変、ですよね。でも本当なんです。私、そういう風に言われて……だから、見つけないといけなくって」
希枝 蕾:「どんなことでもいいんです。教えてもらえませんか? あの"パレード"について、何でも」
巴慶一郎:「残念ですが、あのパレードは何かしら危険なものと推定されます」
巴慶一郎:「学園秩序を乱す集団が、あのパレードを”実験”と称するのを確認しています」
合砂 文月:「…………」プリントを握りしめる。ぐしゃっとしてしまう。
希枝 蕾:「学園秩序を……それって、ディオゲネスクラブのことですか。FHと関係があるって言う」
合砂 文月:「で。でも、たとえば……利用、されているとか! そういうのかもしれないじゃ、ないですか」
巴慶一郎:「確かに、その線での調査も必要ですが……」
合砂 文月:「……あの……」
巴慶一郎:「何か?」
巴慶一郎:姿勢正しく、真っ直ぐに合砂さんを見据えている。
合砂 文月:ごくりとのどが動きます。
合砂 文月:「一緒に……あ。そう、協力……協力です! あの、私たち、協力させてもらうことは! ……できませんか」
合砂 文月:言い切るまでは巴さんの目を見てましたが、そのあとは目を伏せる感じ。
巴慶一郎:「……自分としても、助力が得られるのは有り難いことです」
合砂 文月:「……えっ?」
巴慶一郎:「風紀や番長連に所属していない生徒でも、事件の解決には欠かせない要員たりえる」
巴慶一郎:「そのことは身に染みてよく分かっています」
合砂 文月:「あ。ええと、あ、ありがとうございます! 希枝……さん……あの」
合砂 文月:「だ、だいじょうぶ……だった? その、この……」
希枝 蕾:「ほ……本当に良いんですか? 私たち、その協力して……」
巴慶一郎:「ディオゲネスクラブが関与している以上、お二人だけでの調査は危険、と判断します」
希枝 蕾:「ううん、大丈夫、合砂さん。これで"パレード"に近付けるなら……」
合砂 文月:「……うん」露骨に安心した様子で息を吐く。
巴慶一郎:「学園風紀も、生徒の身の安全あってこその話ですので。残雪もそう言っている」
合砂 文月:「ざんせつ?」
巴慶一郎:刀の鍔を耳にあてて頷く。
希枝 蕾:「……?」 小首を傾げる
巴慶一郎:「この刀の名です。妖刀であり、自分よりも正しい判断を下します」
巴慶一郎:大真面目に。
合砂 文月:そういうこともあるんだろうな。
合砂 文月:「あ。あの、私も……戦えない、わけでは、ないです。から」コインケースを出して。(正直何だかわからない)
希枝 蕾:「ん……分かりました。レネゲイドビーイングの類、ですよね……たぶん」 ちょっと自信なさげに
希枝 蕾:「ともかく改めて、協力させてください! 確か"パレード"は、夕方にしか出ないって話ですから、それまでは風紀委員のお手伝い、しますので!」
合砂 文月:「は、はい! もちろんです!」
巴慶一郎:「それは重畳です。先ほど入った連絡によると、ウィル・オ・ウィスプ部でまたボヤ騒ぎがあったようですし」
巴慶一郎:「その他諸々、風紀業務はいつでも人手が足りませんので」
合砂 文月:「ウィル・オ・ウィスプ部……?」
希枝 蕾:「よかった……」 安心した様子で胸をなで下ろし、合砂さんに笑いかける 「ありがとう。協力してくれて」
合砂 文月:「あ。う、ううん。だいじょぶ。私も……」迷って言葉を切って「私がやりたくて、やったことだから」
合砂 文月:「あの、巴さん。……よろしくおねがいします!」がばっと頭を下げる。
巴慶一郎:「はい。よろしくお願いします」
巴慶一郎:「では行きましょう」先頭を切ってさっさと歩き始めている。
希枝 蕾:「……行こう。これできっと、近付ける」 存外にしっかりした足取りで慶一郎くんに続く
合砂 文月:「う、うんっ」2テンポくらい遅れて小走りでついていく。
GM:ではこの辺りでシーンを切ります。ロイス等あればどうぞ! 調達はまだナシで
合砂 文月:はい。ええと……巴さんにロイスを。「風紀委員/巴慶一郎:信頼/○恐怖」で。
巴慶一郎:合砂さんにPC間ロイスを取っておきましょうか。同行者/○P:庇護対象/N:意志薄弱
GM:OK! それじゃシーンを切ります

GM:◆ミドル3 シーンプレイヤー…山縣亜鷺
GM:事実上の合流シーンなので全員登場してもらいますが、最初は山縣さんと芙蓉堂くんだけです
山縣亜鷺:山縣亜鷺の侵蝕率を+2(1d10->2)した(侵蝕率:51->53)
芙蓉堂太一:40+1d10
DoubleCross : (40+1D10) → 40+1[1] → 41

GM:ほいありがとうございます。お二人は芙蓉堂くんが受け取っていた手紙に従い、おそらく"パレード"が出現するであろう場所に向かう所ですね。
GM:ちなみに場所は「第二部活棟脇」。手紙のことを話すかどうかはお任せします。かくかくしかじかで済ませちゃっても良いし。
芙蓉堂太一:「今日の手紙からすると、こっちの方だね」簡単にいきさつを話したことにしましょう。
山縣亜鷺:「犯行予告、ということなのでしょうか」
芙蓉堂太一:今までの手紙は全部スキャンしてスマホにデータをいれてあります。
芙蓉堂太一:「犯行、ってほどのこともまだ起こってないみたいだけどねえ」
山縣亜鷺:「そうですね。それにそういうものをお一人に渡すというのも妙です」
芙蓉堂太一:「見守ってくれっていうから、まあ、その通りにしてたけど……」
山縣亜鷺:「見てもらいたい、ということなのでしょうか?」
芙蓉堂太一:「やっぱりツアーとか組織するのが良かったのかな?」
芙蓉堂太一:「でもさ、僕ひとり特等席っていうのも、こう、いいものじゃない?」
山縣亜鷺:「すみません。特等席に相席与ってしまって」微笑む。
GM:では、そうこう話している内に君たちは第二部活棟脇へ到着します。
芙蓉堂太一:「ま、別に隠すつもりはなかったからね。ひとりで来いとも書いてないし」
GM:折り良くも時刻は夕方。分かっているセオリー通りであれば、そろそろ姿を現す頃合い……
山縣亜鷺:「ここ、ですよね」キョロキョロと、人の気配を探る。
芙蓉堂太一:何か変わったこととかはありますか?
芙蓉堂太一:あ、そうだ。イージーエフェクト《蝙蝠の耳》使用して音などを探りたいです。
GM:くっ、二人とも聴覚エフェクト持ちか
山縣亜鷺:いえーい
GM:ならそうだな。部活棟の方がざわざわしてます。別に事件があったとかじゃなくて、何か活発に話し合ったり、足音がいっぱいしたりする感じ。
芙蓉堂太一:普通に人がいる感じですかね。
GM:ハロウィンの準備というにはいそいそし過ぎている。まあ、そんなこともあるといえばあるかな、程度の、ちょっとした不自然とでもいうか。
GM:などと君たちが耳を立てていると、宙にバロールシンドロームの魔眼のような黒い球体が現れ、そこからぽんぽんと"ハロウィン・パレード"が姿を現し始めました。
GM:ちなみに、登場するところを見るのは芙蓉堂くんも初めてです。
山縣亜鷺:「あんな風に出るんですね、あれ」
芙蓉堂太一:「わ」驚いて写真を撮ろう、などというのも忘れている。
山縣亜鷺:「やはり、誰かのエフェクトによるものなのでしょうか」
芙蓉堂太一:「これはそんな感じだねえ。へえー、こうなってたのか」
GM:兵士の人形に、玩具の車。真っ白なシーツがクルクル踊って、キラキラした飾り物がそこに混じり合う。大小様々のジャックオーランタンに、ビスクドール。
GM:"パレード"はいつものように列をなして進んでいきます。部活棟の方からはどよめきが聞こえ、いっそう慌ただしく学生の動く音がする。
芙蓉堂太一:「あ、山縣さんはこれまで見た事あったんだっけ、"パレード"」
山縣亜鷺:「一度だけ、ですけど。あ、挨拶もしましたよ」
芙蓉堂太一:「挨拶。僕してないや。お招きいただき感謝ってすればよかったかな」
山縣亜鷺:「向こうから折目正しく挨拶くださいましたから。あまり、良くないものとは考えたくないですよね」
芙蓉堂太一:「そうなんだよねえ、今のところ、かわいいだけじゃん?」
芙蓉堂太一:「ただ、あっちの音が気になるかなあ」部活棟を示す。
山縣亜鷺:「そうですね。列を成して動いているのは不思議ですけど。それだけなんですよね」
山縣亜鷺:「それは、私も気になっているんですが。こちらから目を離すわけにもいきませんし……」
GM:さて、"パレード"は何事もなく歩み続けて、芙蓉堂くんの経験則的には姿を消すまでの時間の折り返し地点です。第二部活棟はいっときより静まり返っている。
GM:という辺りで、合砂さんと慶一郎くんにも登場してもらおうかな。ダイス振ってレネゲイドウィルスの侵蝕をその身に受けてください!
合砂 文月:はい。
合砂 文月:1d10+53
DoubleCross : (1D10+53) → 9[9]+53 → 62

巴慶一郎:ラジャ
巴慶一郎:45+1d10
DoubleCross : (45+1D10) → 45+3[3] → 48

GM:芙蓉堂くんと山縣さんが"パレード"を観察している反対側辺りに、合砂さん、慶一郎くん、あと希枝が姿を現します。
合砂 文月:「あ……い、いたよ!」
希枝 蕾:「やっぱり……高いところからならもしかして、って思ったけど!」
巴慶一郎:「風紀委員です。そこなパレード、止まりなさい」呼びかけてみる。
合砂 文月:「と、止まるのかな……?」
GM:"パレード"が止まる様子はありません。ビスクドールの方はちらっと慶一郎くんの方を見た気がするけど、そもそも動きがふわふわしているので定かではない。
合砂 文月:「見付けた……けど、どうしよう……」
希枝 蕾:「……言葉は聞いてくれないんだ。でも、『守って』って言われて……」
巴慶一郎:「さて。下手人が近くに居れば好都合ですが」周囲を見渡す。対面の二人に気が付く。
合砂 文月:「……お知り合い、ですか?」
巴慶一郎:「いえ。ただ、女性の方は心当たりが」
山縣亜鷺:「どうやら特等席、たくさん席があるみたいですね」
芙蓉堂太一:「……あれは確か風紀の……」こちらも巴君に気づいたりしよう。
巴慶一郎:「失礼。生徒会副会長の山縣先輩ではないでしょうか?」
芙蓉堂太一:「うーん、独占禁止かあ」
山縣亜鷺:「え、あ、はい。そうですけれど」
合砂 文月:困ったのでぺこりと頭を下げる。
巴慶一郎:「やはり、そうでしたか。自分は一年の風紀委員、巴慶一郎です」一礼。
希枝 蕾:じっと"パレード"を見ている
巴慶一郎:「この現状……パレードについて、何かご存知ないでしょうか?」
山縣亜鷺:「風紀委員……巴くんは、パレードの捜査を?」
合砂 文月:「……希枝、さん?」
山縣亜鷺:「私たちも、捜査を始めたところなのですが」パレードの列を見やる。
希枝 蕾:「……ううん。何か話しかけてくるかな、って思ってただけで。あ、そちらの人はお知り合い……?」
山縣亜鷺:「あの通り、特に、特筆して妙なところはないんですよね」
GM:"パレード"は依然変わらず行進を続けている。そろそろ姿を消すだろうか、という頃合いだ。
芙蓉堂太一:「風紀も動いてるんだ。まあ、そうか」三人の方に近づく。
巴慶一郎:「成程。捜査状況は同程度ですか」
合砂 文月:「あ。ええと、一年、高等部の、合砂、です……」パレードの行先を目で追いながら。
山縣亜鷺:「生徒会の山縣です。合砂さんも風紀委員を?」
合砂 文月:「あ。いえ、私と……希枝さんは、その。いりー……じゃなくて、ふつうの生徒で」
芙蓉堂太一:「だよね。見おぼえなかったもん」スマホの名簿を参照しながら。
合砂 文月:「?」スマホを見る。
巴慶一郎:「手伝っていただいています。……そちらは生徒会の方ですか?」芙蓉堂くんに。
山縣亜鷺:「全部把握してらっしゃるんですか?」
芙蓉堂太一:「僕、芙蓉堂太一。高二。まあ、生徒会のお手伝いかな、今は」
山縣亜鷺:「手伝っていただいています」
芙蓉堂太一:「や、さすがに全校生徒は無理だよ。委員はざっとわかるけど」
巴慶一郎:「芙蓉堂先輩ですね。この一件に、計5名動いていることになる」
合砂 文月:「それで、その、山縣……さんと、芙蓉堂さんは、あの、パレードをどう……」言いかけたあたりで
芙蓉堂太一:「ファンシーグッズの行列のわりには多いよねえ」
希枝 蕾:「あの、"パレード"についてご存じなんですか? 私、彼女を守らなくっちゃいけなくって……」
GM:と、本格的に情報を交換しようとした所で、
男子生徒の声:「……軍事研究会最高顧問、藤堂八斬が命じる!」
GM:太い声が辺りに響き渡ります。気付けば第二部活棟の屋上のふちに、軍服を着込んで付け髭の男が立っている。
藤堂八斬:「非戦闘員は頭を低くし衝撃に備えよ――総員、構え!」
山縣亜鷺:額に手をかざして見上げる。「あれは……?」
巴慶一郎:「何奴……!」刀の柄に手をやる。
GM:そして第二部活棟の窓がガラリ、ガラリと開いていき、同じく軍服に身を包み、モデルガンめいた銃を構えた生徒が続々と姿を見せる。
合砂 文月:「え、え、うぇ」
芙蓉堂太一:「なんかやな予感がする」しゃがんで頭を守っている。
希枝 蕾:「……え」
藤堂八斬:「撃て!!」
合砂 文月:「!」
合砂 文月:《砂の結界》(カバー)とか言えますか。
GM:射程伸ばせるんだっけ?
合砂 文月:《砂の祝福》もあります。いけます。
GM:じゃあOKです。でも一体だけだ。
合砂 文月:……動くならこうだと思う。ビスクドールの子、を。
GM:号令と共に次々響き渡る銃声。銃弾が――真贋は不明だが――降り注ぎ、"パレード"の隊列を踏み荒らしていく。
GM:カバーリングするならエフェクトを使用して、つまり侵蝕率が伸びて、ついでに20点の装甲有効ダメージを負ってください。
巴慶一郎:「発砲を止めなさい。ここには一般生徒も居る。危険だ!」伏せながら怒号を上げる。
合砂 文月:拡張された感覚が暴力の気配を感じて、勝手に身体が動いた。
合砂 文月:はい。《砂の祝福》と《砂の結界》で+6、装甲はないので生で20ダメージを受けます。HP残り3。
藤堂八斬:「じきに終わる! お前達が動きさえしなければ……何ッ!?」
山縣亜鷺:「あ、だ、ダメです!下がって!」
藤堂八斬:「や、止め! 撃ち方を止め! 馬鹿な、なんてことを……!」
巴慶一郎:「合砂さん!?」
合砂 文月:銃弾の巻き上げた砂埃が消えたあとに、何かを抱えて、制服を真っ赤に染めて転がっています。
芙蓉堂太一:「うわ、痛そう」眉を顰める。
希枝 蕾:「あ、合砂さん……そんな……」
山縣亜鷺:「大丈夫ですか……!」駆け寄って抱き起こす。
藤堂八斬:「おわわ……まずい……」
合砂 文月:「だ……」未致命傷でリザレクトが始まってないので、血を吐いて咳き込みます。
芙蓉堂太一:「君らも、何? なんでまたこんなことするの?」屋上に向けて声を発する。
巴慶一郎:合砂さんの側に立ち、遠く藤堂八斬を睨む。
合砂 文月:「だいじょうぶ。です」
GM:騒動の傍ら、合砂さんが庇ったビスクドールは、くるりと己の後ろを振り返る。自分に続いてきたものの全滅を確かめる。
藤堂八斬:「何、と……そ、そうだ。これは風紀委員からの命令で……指令書もここに……!」 わたわたしながら懐からプリントを出したりして
GM:もちろん慶一郎くんはそんなことは聞いていません。
芙蓉堂太一:「なんか知ってる? だとしたらさー、僕にも教えてくれてもいいと……風紀?」
芙蓉堂太一:巴くんの方を見よう。
合砂 文月:「……大丈夫、そう?」ビスクドールの言葉はわからない、というかメトリー越しでも何も聞こえないけど……
巴慶一郎:「風紀ではそのような命令は聞いていませんね。軍事研究会、この始末をどう付けますか」
芙蓉堂太一:「聞いてないってー」
山縣亜鷺:抱き起こしたまま、頭を撫でていよう。「大丈夫なら、よかったです」
藤堂八斬:「そ、そんな筈はない……確かに風紀委員の女子生徒が持ってきて! 名前もここに控えて……」
合砂 文月:小さく咳き込んで。「はい」瞬きで目を閉じる時間が伸びてる。
GM:合砂さんの目の前で、唯一無傷のビスクドールは緩やかに宙へと浮かび、現れた時と同じく、バロールの魔眼めいたゲートを発生させ、その中に沈み込んでいく。
巴慶一郎:「あるいは偽装か。それもディオゲネスクラブ絡みならば有りうる事」
合砂 文月:「あ」
山縣亜鷺:「消え……た」
GM:だが、その姿が消える直前、白い何かがスッと宙を滑り、そのゲートの中へ放り込まれた。
GM:薄く、白く、小さな――仮面のようにも見える、何か。
巴慶一郎:消えていくビスクドール、そして放り込まれた物を見、渋い顔をする。
巴慶一郎:「……ともかく、今は合砂さんの傷の手当てを」
山縣亜鷺:「え、ええ。重傷では、無いと思います」
芙蓉堂太一:「そうだ。君らも気をつけなよね。内申に響くよー」上に。
GM:夕陽はいつの間にか沈み、夜色の空の下、街灯が順々に点灯し始めている。騒ぎを聞きつけた風紀委員たちが集まってきつつある。
合砂 文月:「だ、だいじょぶです、立てます……から。ほら。あの、ありがとうございます……」ふらふらとしたまま、山縣さんに体重支えてもらっておきあがり。
藤堂八斬:「バカな……一体何が起きてるんだ……我々は利用されたのか……!?」
希枝 蕾:ビスクドールが消えたのを確かめると、合砂さんの元に向かい 「……とにかく保健室、行かないと。銃創は致命にはなりづらいけど、処置をちゃんとしなきゃ……」
山縣亜鷺:「しかし、一体。何が起きているんでしょう……」壊滅したパレードの列を見やり、呟く。
合砂 文月:「うん……希枝さん、だい、じょぶ?」詳しいな、と思うけど、そんなものかもしれない。
巴慶一郎:パレードの列、呆然とする藤堂八斬、山縣亜鷺に支えられる合砂文月。順繰りに視線をやる。
巴慶一郎:「自分はなんと未熟な……」
GM:こうして、辺りは騒然としながらも、夜を迎えていく……
GM:というところでシーンを切ります。あればロイスと調達をどうぞ!
巴慶一郎:ロイスは変更なしでいいかな
芙蓉堂太一:ロイスは保留で。
山縣亜鷺:スペリオる!
合砂 文月:ロイス枠があとふたつ……山縣さんに。「上級生/山縣亜鷺:安心感/○後悔」で。ありがとうございます……
山縣亜鷺:ラッキーメダル:ホワイトを使用。
山縣亜鷺:2dx+5
DoubleCross : (2R10+5[10]) → 6[1,6]+5 → 11

合砂 文月:こちらもスペリオルミックスを……
山縣亜鷺:買っておきます。財産4点使用。
山縣亜鷺:即座に使用します。
合砂 文月:2dx+4>=15
DoubleCross : (2R10+4[10]>=15) → 10[1,10]+6[6]+4 → 20 → 成功

巴慶一郎:すごい
合砂 文月:出ました。飲んでおきます。
山縣亜鷺:合砂さんにロイス取ろうかな。後輩/合砂文月/感服:○/憤懣
山縣亜鷺:以上!
芙蓉堂太一:じゃあUGNボディアーマーを
芙蓉堂太一:5dx+2=>12
DoubleCross : (5R10+2[10]>=12) → 9[3,5,6,7,9]+2 → 11 → 失敗

山縣亜鷺:バディムーヴ。
合砂 文月:頼りになる。
巴慶一郎:すかさず…!
芙蓉堂太一:ありがたさ……!
芙蓉堂太一:ということで購入し装備します。山縣様!
巴慶一郎:ラッキーメダルWH使用、保健室利用許可証にチャレンジ
巴慶一郎:2dx+2+1=>10
DoubleCross : (2R10+2+1[10]>=10) → 10[10,10]+1[1,1]+3 → 14 → 成功

芙蓉堂太一:おおー
巴慶一郎:やったあ。これは合砂さんに渡しましょう
合砂 文月:ありがとうございます……!
合砂 文月:ちょっと横になってきます……
GM:いきなり装備充実し過ぎやん……
GM:もう全員やったかな
巴慶一郎:あいあい!
合砂 文月:はい
芙蓉堂太一:ういす
山縣亜鷺:ます!
GM:ではシーンカット!

GM:◆マスターシーン
GM:続々と集まる風紀委員たち。
GM:その人波に逆行して、その女子生徒は悠々と歩く。
女子生徒:「ちょーっと想定外のこともあったけど……有能なあたしの計画が壊れるほどじゃないのです」
女子生徒:「さあ……楽しいハロウィンにしていきましょう! おー!」
GM
GM:夜。寮の一室。
GM:少女はばたりとベッドに倒れ込み、天井を見上げる。
GM:……思い返すのは、今日のこと。大して関わりもなかったクラスメイト、合砂文月のその反応。
希枝 蕾:「……私が……」
希枝 蕾:「私が……守らないといけないのに……」
GM:己の爪が食い込むくらいに拳を握り、下唇を噛んで。
GM:希枝蕾の安らぎなき夜は、刻々と過ぎていく――

GM:◆ミドル4 シーンプレイヤー…巴慶一郎
GM:翌日、会長が説明を求めて関係者を生徒会室に呼び出すシーンです。他プレイヤーは登場自由。
巴慶一郎:48+1d10
DoubleCross : (48+1D10) → 48+6[6] → 54

GM:登場する方は侵蝕率をスルスルしてハイしてください。
合砂 文月:保健室で寝ています。(買ってもらった使用権を使用)
山縣亜鷺:山縣亜鷺の侵蝕率を+2(1d10-1->3-1)した(侵蝕率:53->55)
芙蓉堂太一:41+1d10
DoubleCross : (41+1D10) → 41+2[2] → 43

GM:昼休みの生徒会室。
GM:生徒会長、雲雀宏一は、今日はちゃんと座っています。
GM:「ええと、とりあえず、一人出たっていう怪我人はどうなってるのかな? あ、楽にして良いよ」
GM:君たちに問う彼の様子は、普段と変わらぬ"昼行灯"そのものだ。
山縣亜鷺:「現在、保健室で療養中です。再生域圏外との話なので、すぐに復帰できるとは思うんですが」
山縣亜鷺:「風紀委員権限で優先使用させてもらえて助かりました」巴くんに一礼する。
巴慶一郎:「いえ。自分がついていながら合砂さんに怪我をさせてしまい、面目次第もありません」
巴慶一郎:楽にして、と言われてもぴしりと気を付けの姿勢を維持したまま。
雲雀 宏一:「うん、それはひとまず良かった。軍事研の彼にもあまり大きな罰を与えないで済みそうだ」
雲雀 宏一:「まあ仕方ないさ。こういうのは出る時は出ちゃうものだからね。後でフォローができれば大丈夫大丈夫」
巴慶一郎:「お心遣い、痛み入ります」
雲雀 宏一:「それじゃ今後どうするかだけど、まあ引き続き、"パレード"については調べてもらう」
雲雀 宏一:「ただ、背後で何か嫌な動きがある訳だから、もうちょっと積極的に、って感じになるのかなあ。だよね、巴くん?」
山縣亜鷺:「そうですね。収穫も一応はありましたし、今後の懸念もあります」
芙蓉堂太一:「了解です。まあ、そのつもりでしたけど」
巴慶一郎:「はい。警戒すべきはディオゲネスクラブ、”ラーズグリーズ”と名乗る不届者の暗躍」
巴慶一郎:「珍妙な眼鏡型の仮面を着け、パレードを”実験”と称し、邪魔をするなと言っていました」
山縣亜鷺:「眼鏡型の仮面……?」
芙蓉堂太一:「実験ねえ。何がどう実験なんだろ」
雲雀 宏一:「ぼ、僕じゃないよ!」 自分の眼鏡を覆う
巴慶一郎:「眼鏡型の仮面です。中等部の女子のようでしたが、それは自己申告でしたので……」
芙蓉堂太一:「仮面、年々バリエーションに富んでますよね」
山縣亜鷺:「あれだけ廃棄したのに、まだこんなに……」独り言つ。
雲雀 宏一:「やだねえ。ほんと、どこから出てくるんだか」
巴慶一郎:「害虫のようですね」
山縣亜鷺:「もう、そんな季節でもないんですけどね」ハロウィンの飾り付けを見ながら苦笑する。
雲雀 宏一:「ま、そこまで分かってるなら僕に言うことは何もなああぁぁ!!」 突如、奇声を上げて生徒会長が後方へとぶち倒れる
雲雀 宏一:バランスボールに座っていたのだが、それを忘れていつものようにふんぞり返ろうとした結果である!
山縣亜鷺:「ただ、仮面をかぶるには格好の時期とも言えるかもしれません……会長?」
芙蓉堂太一:「わー奇行」
巴慶一郎:「パレード自体が実験かと思いきや、パレードを中断させたのも何らかの工作のようであり、意味不明ですね」
巴慶一郎:お構いなしに話を続けている。
山縣亜鷺:「ああもう!おとなしいと思ったら!」
雲雀 宏一:「あつつ……やっぱり慣れないことはするもんじゃないなあ。ま、いいや」
芙蓉堂太一:「君、動じないねえ……」巴くんに。
巴慶一郎:「はい。風紀でもよくあることですので」
芙蓉堂太一:「あー、そっかそっか。なるほど」
巴慶一郎:「上に立つ人間は、時に部下には真意を掴みかねる行動を取るものです」
雲雀 宏一:「うーん、ああ言われると逆に敗北感感じちゃうね。どうしようかな……」
芙蓉堂太一:「いや、それはどうかな……普通にノーブルでいいと思うよ……」
雲雀 宏一:「ま、ともかくそういうことだから」 よっこいしょとバランスボールに座り直し 「調査、引き続きよろしくね」
山縣亜鷺:「ええ、お任せください」
巴慶一郎:「は。挽回して見せます」再度、姿勢を正す。
芙蓉堂太一:「はい、続行します」
GM:それではここから情報収集に入ります。現段階で調べられる項目は三つ!

情報収集1
・軍事研究会…<情報:アカデミア> 難易度8
・手紙の出所…<情報:アカデミア><情報:噂話> 難易度9
・"パレード"の残骸…<情報:アカデミア><情報:学問> 難易度12

GM:良い感じにどうぞ!
山縣亜鷺:高いのをおまかせしたいです。ムーヴを渡せるので。
芙蓉堂太一:援護欲しい人いるかー あげるよー
巴慶一郎:アカデミアならエフェクト使用で固定値8から行けますが
GM:難易度+10くらいしよっか
山縣亜鷺:勝ち格じゃん……
芙蓉堂太一:すごいな固定値
巴慶一郎:でも、侵蝕的に節約して芙蓉堂君に支援を貰ってもいいかな
芙蓉堂太一:はいはい、あげるよー
山縣亜鷺:こっち2人が単体で突破できるかどうかななあ
芙蓉堂太一:サポーターもあるよー
巴慶一郎:じゃあ自分が12を越しちゃいましょう
芙蓉堂太一:おお、頼みます。こちらはロイス的には手紙かなあ
巴慶一郎:では、マイナー《オリジン:レジェンド》、メジャー《アンシーントーカー》
巴慶一郎:4dx+2+5+1=>12
DoubleCross : (4R10+2+5+1[10]>=12) → 7[3,3,7,7]+8 → 15 → 成功

芙蓉堂太一:おおー
山縣亜鷺:強い……
GM:くっ……
巴慶一郎:侵蝕は3上がって57に
山縣亜鷺:じゃあこちらに風をもらってもいいでしょうか……!
芙蓉堂太一:はーい。送ります。
山縣亜鷺:では軍事研究会について。情報収集チームを使用。
芙蓉堂太一:《援護の風》使用。ダイス数8個増加。
山縣亜鷺:す、すごい
山縣亜鷺:10dx+3>=8
DoubleCross : (10R10+3[10]>=8) → 10[1,2,3,4,5,6,7,8,9,10]+10[10]+7[7]+3 → 30 → 成功

山縣亜鷺:えらいことになった
芙蓉堂太一:たっか! 侵蝕値+2します。
GM:ひい
巴慶一郎:すご…
巴慶一郎:あ、すいません。さっきの《オリジン:ヒューマン》でした
芙蓉堂太一:ではこちらは手紙の出所について、〈情報:アカデミア〉で。学園通の友人使用。
芙蓉堂太一:7dx+2=>9
DoubleCross : (7R10+2[10]>=9) → 9[1,2,4,7,8,9,9]+2 → 11 → 成功

芙蓉堂太一:よしよし
GM:難なく成功! サポーターズめ!
GM:順々に開示していきます。

・"パレード"の残骸
残骸として残されていたものは、大別して二種類。
第一に、どこにあったかも分からない古い玩具。ミニカーや赤服の兵隊など、山縣亜鷺が初遭遇した時にビスクドールが連れていたものと相違ない。
第二に、生徒がこのハロウィンのために作った仮装や飾り付けの一部。シーツのような幽霊布や、ジャックオーランタンなど。
"パレード"が日々長くなっていたのは、生徒の作ったものを行列に組み込んでいったのが原因のようだ。
実際、ごく少数かつ深刻な要件でないながらも、"パレード"に前後して装飾が紛失したという報告は確かに上がっている。
→ 新しい項目 ・古い玩具の出所 を追加


・軍事研究会
文字通り、軍事に関する研究組織である。近現代の軍事事情から兵士としての振るまいまで様々な要素を網羅的に研究する。
その活動方針は決して過激なものではなく、日々真面目な研究に打ち込みつつ、アカデミアの許可下で、愛好的に銃を扱ったりもしていた。
特に、毎年春に発表する論集『桜』のクオリティは世界的に見ても極めて高いものであり、研究会を出身して各国の士官となり、UGNと軍とのコネクションを築くのに貢献したものもいる。
その一方で、研究成果としての軍事学術知識を学園運用に活用すべしという提言が成されるのも長く続く伝統である。風紀委員が委員会活動に軍事的なカラーが持ち込まれることを嫌ってそれを却下するのも、同じく。
事実上の会長である最高顧問、藤堂八斬(とうどう はちぎり)もその困った伝統を継ぎ、そしてそこへ偽の指令書を受け取って、張り切って今回の行動に出たという経緯だ。ちなみに、研究会は現在活動停止処分を受けている。

→ 新しい項目 ・偽の指令書、"ラーズグリーズ"について を追加


・手紙の出所
朝練に出る運動部員の証言によれば、毎朝異なる女生徒が、芙蓉堂太一の下駄箱近くで目撃されている。
その女生徒(たち)の容姿に共通項はないが、皆揃いに揃って制服をキッチリと着て、毎日決まった時間に目撃されていたので、運動部員もちょっと気になっていたらしい。
決まった時間にやってくる彼女の後をつければ、一体どこから来てどこへ行っているのか、分かるのではないだろうか。

→ 次の情報収集シーン冒頭で尾行イベントが発生

GM
GM:という所で、一旦シーンを区切りましょう。ロイスと調達あればここでどうぞ!
巴慶一郎:ロイスは…まだこのままでいいかなー
芙蓉堂太一:ロイスは保留。調達は自前は防具揃ったので、他の人の手助けに回れればと。
巴慶一郎:ボディアーマーを買おう。
山縣亜鷺:ボディアーマーでも狙ってみるかな。
山縣亜鷺:2dx+5>=12
DoubleCross : (2R10+5[10]>=12) → 7[3,7]+5 → 12 → 成功

巴慶一郎:2dx+2+1=>12
DoubleCross : (2R10+2+1[10]>=12) → 6[6,6]+3 → 9 → 失敗

山縣亜鷺:バディム!
巴慶一郎:ヒューッ
GM:後乗せの脅威……
山縣亜鷺:自分も買えたので装備しておきます。
山縣亜鷺:ロイスは保留して終わり!
芙蓉堂太一:あっみんな成功してら
巴慶一郎:先輩の奢りで買えた。こちらも装備!
山縣亜鷺:合砂さん用の防具あたりですかね狙うとしたら
合砂 文月:あ。実は、防具はあまりワリがよくないので……
芙蓉堂太一:そしたらブルーゲイルを!
芙蓉堂太一:5dx+2=>20
DoubleCross : (5R10+2[10]>=20) → 9[2,3,4,4,9]+2 → 11 → 失敗

芙蓉堂太一:うーん、まあ今回は失敗で。
芙蓉堂太一:以上です!
GM:よし、以上っぽいね。それではシーンを切ります!

GM:◆ミドル5 シーンプレイヤー…合砂文月
GM:登場は自由です。ダイスを振って登場してください。
合砂 文月:1d10+68-1
DoubleCross : (1D10+68-1) → 1[1]+68-1 → 68

合砂 文月:最低1、なので69です。
芙蓉堂太一:45+1d10
DoubleCross : (45+1D10) → 45+8[8] → 53

山縣亜鷺:山縣亜鷺の侵蝕率を+4(1d10-1->5-1)した(侵蝕率:55->59)
巴慶一郎:57+1d10
DoubleCross : (57+1D10) → 57+10[10] → 67

巴慶一郎:オウ
GM:保健室で休んでいた合砂文月、そして希枝蕾と落ち合った君たちは、今朝も受け取っていた芙蓉堂太一の手紙に従い、"パレード"の出現ポイントに向かっていた。
GM:今回示されていた場所は『高等部普通科外周』だ。……今までに比べると、少し広い。
合砂 文月:「……キロメートル単位、あります、ね」広いなあ。
山縣亜鷺:「大丈夫ですか、お怪我は」肩を貸せる位置に寄る。
希枝 蕾:「とりあえず歩きで見回るしかないだろうけど……ちゃんと会えるかな」 そわそわしている
芙蓉堂太一:「なんだろ、こないだのことで逆にテンション上げちゃったのかなあ」
芙蓉堂太一:「我々は屈しない!みたいな」
巴慶一郎:「出て即消えるものでもないですし、なんとかなるものと思いますが」
合砂 文月:「あ。大丈夫です、保健室……すごいですね。すっかり、治っちゃって」ぎこちなく微笑む。
巴慶一郎:「合砂さんは、くれぐれも無理はなさらないよう」気遣うような、釘を刺すような一言。
合砂 文月:「っは、はい」息をつまらせるような感じで応える。
合砂 文月:「希枝さん、何か……聞こえたり、しない?」
希枝 蕾:「……聞こえないかな、何も。そういうのは」 申し訳なさそうに
GM:夕刻の、放課後である。グラウンドから部活動にいそしむ生徒達の声が届き、時折下校途中の生徒とすれ違う。
合砂 文月:「ううん。……ご、ごめんなさい。無理言っちゃって」
山縣亜鷺:「しかし、この間の一件で、ほとんど壊されてしまったようにも見えますけど」
山縣亜鷺:「パレードとして、成立するんでしょうか……?」
合砂 文月:「……校舎の飾り付けを、多めに使えば……?」首を傾げて。
山縣亜鷺:こちらも常に聞き耳は立てたまま。
希枝 蕾:「どうだろう……そもそもその手紙も、結局どういうものか分かってないんですよね?」
希枝 蕾:「そうなると、もしかしたら会えない、ってこともあるのかな……?」
芙蓉堂太一:「それねー。なんだか毎日来るってだけで。なんで僕なのかも……」
合砂 文月:「芙蓉堂さんだと……ええと、満たしやすい条件がある、とか」
芙蓉堂太一:「僕は罪もない生徒ですよ?」わざとらしく肩を竦める。
巴慶一郎:「特定の個人に続けて観測される事に意味があるのかもしれませんが。謎です。複雑怪奇です」
山縣亜鷺:「見守ったほうがいいのか、止めたほうがいいのかもわからないんですよね、今は」
山縣亜鷺:「そうだしたら、見守ってあげてたほうが、何かあった時に対応しやすいのかな、なんて思っちゃいます」
合砂 文月:「……はい」
芙蓉堂太一:「こないだの件だけだとまあ、被害者には見えたしね……わかんないけど」
巴慶一郎:「自分は……一刻も早く取り締まるべきかと思っていましたが」
希枝 蕾:「……そうです。この間のことみたいになったら、いけない。早く見つけて、守れるようにしないと」
芙蓉堂太一:「僕は多少"パレード"寄りかなあ。一方的とはいえ、文通相手だしね」
山縣亜鷺:「とはいえ、少ないながらも物損が出ている以上、看過もしがたいもの事実なんですが……」
山縣亜鷺:「難しいものですよね」困ったように笑う。
合砂 文月:「……はい」少し肩と視線を落として。
山縣亜鷺:「少なくとも、軍事研究会については活動停止処分が出ましたし、同じようなことが起こらないといいんですけど……」
巴慶一郎:「無いとは思いますが」
芙蓉堂太一:「まあ、でも相手がなんだかよくわかんないんだけどさ……誤解されたら困るなあ」
巴慶一郎:「合砂さんが身を呈して庇ったものですし、無碍に破壊されるようなことはないように努力しましょう」
合砂 文月:「あ。いえ、私……じゃなくて……」言いかけたあたりで、かな。
GM:では、そう話していると、耳が良い組……芙蓉堂くんと山縣さんかな。
GM:二人は、少し離れた所でなにか騒ぎが起こっていることを聞きつけました。高等部普通科外周、の範疇です。
芙蓉堂太一:「ありゃ、なんかあったのかな」では、そちらに注意を向けます。
山縣亜鷺:「ん」髪を掻き上げ、耳を出す。
山縣亜鷺:「聴こえますよね」
合砂 文月:「……来た、んでしょうか」
巴慶一郎:「動きがありましたか」
GM:騒ぎは困惑めいたものでしたが、やがて悲鳴混じりの派手なものに。
GM:走ればすぐに向かえる距離です。
山縣亜鷺:「!」駆け出す。
芙蓉堂太一:「なんだなんだ」走ります。速くはない。
合砂 文月:「……い、こっ」走ります。
巴慶一郎:周囲を警戒しつつ音も無く走る。
希枝 蕾:「いるの……!?」 続く
GM:果たして皆さんが向かった先には、確かに"ハロウィン・パレード"がいました。すぐ近くには、校舎外壁にハロウィンの飾りをしようとしていたであろう生徒たちが数名。
GM:"パレード"に関しては、赤い服の兵隊。ミニカー。そしてビスクドール。山縣さんの初遭遇と同じ顔ぶれです。
GM:一点違う所を挙げれば、ドールの顔を、白い仮面が覆っているということ。そして……
生徒たち:「何、何よこれ……キャー!」
生徒たち:「いたたた! うおっこりゃやべえ!」
GM:ハロウィンの飾り付けをしていた生徒たちを、彼らが本格的に襲っているという所です。
山縣亜鷺:「あれはっ……!」
GM:兵隊はおもちゃの銃から弾丸を撃ち、自動車は歪に巨大化して、生徒の靴を踏み巻き込んでガリガリと圧迫している。ドールは黒い魔眼を《黒の鉄槌》めいて放ち、逃げようとしている生徒たちを妨害しています。
GM:そしてそうしている傍らで、生徒たちが飾り付けようとしていたハロウィンの装飾を、えっほえっほと兵隊がドールの元に運んで行っている。
芙蓉堂太一:「うわー、やっちゃってる」
合砂 文月:「……やめてっ!」考えるより先に走り出している。……魔眼の射線塞ぐように、かな。
巴慶一郎:「止まれ。さもなくば窃盗、および傷害の現行犯で風紀執行する!」声を上げて注意を惹こうとする。
GM:うんにゃ、こっから先は判定的に処理してもらいます
巴慶一郎:ほほう
合砂 文月:なるほど。
山縣亜鷺:ハンテイ!

・VS"パレード" その1
銃撃する兵隊への妨害…距離10mの相手へ何らかの攻撃を行う。15点以上のダメージを出せば成功。防御等は行わない。
生徒の靴を踏むミニカーの排除…下手に攻撃すれば生徒を巻き込む。力尽くで抜けるしかない!<運転:自動車>判定で12以上の達成値が出れば成功。
装飾を奪おうとする兵隊の妨害…下手に攻撃すれば装飾を破損する。隙を突いて奪え!<知覚>判定で12以上の達成値が出れば成功。
ビスクドールへの攻撃の妨害…距離15mの相手へ攻撃を行う。10点以上のダメージを出せば成功。防御等は行わない。

GM:以上四つの判定を、4PCで分担してクリアしてもらいます。
GM:このへんの判定の可否は、"パレード"の規模(トループとしてのHP)に繋がってきます。もし今後"パレード"と交戦することがあれば、影響が出ることでしょう。
GM:何かルール的な疑問点等あればどうぞ!
芙蓉堂太一:ほほう……
合砂 文月:距離は、戦闘移動で潰せますか?
GM:ですね。マイナー+メジャーって感じでこう……
巴慶一郎:マイナーで移動してメジャーで判定する感じ?
GM:それそれ
巴慶一郎:「防御などは行わない」はドッジもガードも行わない事を意味しますか?
GM:そうです
巴慶一郎:了解です。質問は以上です
合砂 文月:こちらも。
芙蓉堂太一:大丈夫です
GM:それじゃヘイヘイしていきましょう!
巴慶一郎:判定は行動値順ですか?
GM:いや、特に考えていないです。好きにやってくれたまえ!
山縣亜鷺:上から順とかでどうでしょう
合砂 文月:じゃあ、巴さんから……ですね。
巴慶一郎:了解
巴慶一郎:「銃撃する兵隊への妨害」を担当します
GM:OK! 赤い服の兵隊人形は、おもちゃのライフルから剣呑な銃声と共に弾丸を撃ちまくっている。
GM:外壁は既に弾痕だらけ! 擦り傷を超える負傷者こそまだ出ていないが、時間の問題と言っても良い!
GM:という訳で判定をどうぞ!
巴慶一郎:マイナーで10m移動。メジャーは《急所狙い》のみ
巴慶一郎:ダイスボーナス込で…
巴慶一郎:4dx+4
DoubleCross : (4R10+4[10]) → 8[4,4,4,8]+4 → 12

巴慶一郎:リアクションは無いそうなのでダメージロール行きます。
GM:ダメージを出すが良い!
巴慶一郎:2d10+8+7+4+2
DoubleCross : (2D10+8+7+4+2) → 16[7,9]+8+7+4+2 → 37

GM:ヒューッ固定値! 問題ないです。
GM:君の攻撃を受け、兵隊の人形の銃撃は乱れる! あるいはライフル銃だけを斬ってやっても良い。君の技量なら可能だろう。
巴慶一郎:弾丸を掻い潜りつつ、兵隊達の懐へと駆けこむ。
巴慶一郎:「巴一刀流……”徒花”」
巴慶一郎:鞘に収まったままの刀。妖刀・残雪を次々と振るい、ライフル銃を破砕する。
巴慶一郎:と言う感じで、次へどうぞっ
GM:銃撃が落ち着いたその隙を突いて、兵隊に睨まれていた生徒たちは慌ててその場を離れていく!
GM:上から順だったね。それじゃあ、
GM:・生徒の靴を踏むミニカーの排除…下手に攻撃すれば生徒を巻き込む。力尽くで抜けるしかない!<運転:自動車>判定で12以上の達成値が出れば成功。 です。誰が来る!
巴慶一郎:あ、侵蝕は+2で69でした
芙蓉堂太一:僕だ!
山縣亜鷺:支援します!
芙蓉堂太一:でも運転技能は持ってないので肉体の素振りでいきます。
山縣亜鷺:Sランク:サポーター使用。ダイスを+3個します。
芙蓉堂太一:ありがたさ!
山縣亜鷺:山縣亜鷺の侵蝕率を+3した (侵蝕率:59->62)
GM:お前の肉体……見せてみろ!
芙蓉堂太一:いきます
芙蓉堂太一:5dx=>12
DoubleCross : (5R10[10]>=12) → 8[5,6,7,7,8] → 8 → 失敗

山縣亜鷺:学園天使を使用。達成値を+5。
GM:フハハハハ! お前の肉体はその程度か!
GM:ギャーッ天使!
芙蓉堂太一:天使の加護!
生徒:「あれっなんか抜けない……これ地味にやばいのでは……足とか砕けるのではいたたたた!」
GM:説明的セリフと共に、前方が巨大化したミニカーに足をしこたまやられている男子生徒!
生徒:「引っ張られたりしないと抜けないのでは……? あるいはこのミニカーを良い感じに押さえるとかしてくれないとまずいのでは……?」
芙蓉堂太一:「あーあー、しょうがないなこれ。押さえられるかな……」後ろから取り押さえようとする。
GM:ギュンギュンギュン! 現状、この玩具の車は目の前の生徒の足を押さえて食べることに特化しているので、後ろからの引力に弱い!
芙蓉堂太一:「よいしょっと……あっ、意外と強っ」車に引っ張られそうになりながら押さえる!
山縣亜鷺:後ろから添えるように、影の手が伸びる。
山縣亜鷺:「大丈夫です!そのまま、全力で!」
芙蓉堂太一:「……お、どーも、ありがと!」えいや、と車をどうにか引っ張る!
GM:芙蓉堂くんに引っ張られ、変形ミニカーは噛み付くものを失いむなしくキュルキュルと空転しはじめる。
生徒:「うおーっありがとう! よっアカデミア一の力持ち! マッスル!」
GM:噛まれていた生徒は適当に芙蓉堂くんをおだてて逃げていく!
芙蓉堂太一:「いやあ、たまには人に助けられるのもいいね。協力のパワー?」ふう、と息をつきつつ。
芙蓉堂太一:「……何? 何の噂が立ってるの?」
芙蓉堂太一:以上で!
GM:次は……
GM:・装飾を奪おうとする兵隊の妨害…下手に攻撃すれば装飾を破損する。隙を突いて奪え!<知覚>判定で12以上の達成値が出れば成功。
GM:これ!
山縣亜鷺:やります!
芙蓉堂太一:支援をします
芙蓉堂太一:《援護の風》《Aランク:サポーター》でダイス数+10個。侵蝕+4。
山縣亜鷺:いっぱい!
GM:何それ……
山縣亜鷺:13dx>=12
DoubleCross : (13R10[10]>=12) → 10[1,1,1,2,4,6,6,7,8,8,10,10,10]+10[7,8,10]+3[3] → 23 → 成功

山縣亜鷺:いよっし
合砂 文月:すごい。
巴慶一郎:いやいやいや
芙蓉堂太一:やったぜ!
GM:せ、成功です!
巴慶一郎:ダイス数もすごいけど何その…何?
GM:兵隊たちがわっせわせとジャックオーランタンやらリース飾りみたいな奴を運んでいる訳ですが
GM:君の知覚力をもってすれば、運んだ後のそれらの山を監視する兵士は手薄で、こっそりすれば持って行けそうな感じがする……!
山縣亜鷺:では、つかつかと歩き寄ります。こっそり動くのは苦手だ。
芙蓉堂太一:その横を、透明の小鳥が飛んでいく。鳥は監視の兵士の元へやって来て、気を逸らそうと飛び回る。
GM:鳥を見た兵士人形は、ぶんぶんとライフルを振り回しながらそれを追い払おうとする。そっちに夢中だ!
山縣亜鷺:それを横目で見て、くすりと笑う。
山縣亜鷺:その隙にさっと歩み寄って、堂々と回収する。
GM:ほい、その流れで難なく成功しました。兵士はライフルを撃ち始めて、余計に気付かない。
山縣亜鷺:「正面から行ったほうがいい。エリスくんの言った通りですね」
山縣亜鷺:「まさか本当に活かすことになるとは思いませんでしたけど……」
GM:ではラスト!
GM:・ビスクドールへの攻撃の妨害…距離15mの相手へ攻撃を行う。10点以上のダメージを出せば成功。防御等は行わない。
GM:これをやってもらいます。カモン!
合砂 文月:はい。
合砂 文月:では、行きます。ええと……《ペネトレイト》のみで。
合砂 文月:6dx+6
DoubleCross : (6R10+6[10]) → 10[4,4,5,9,9,10]+10[10]+6[6]+6 → 32

合砂 文月:……?
巴慶一郎:!?
GM:こわっ……
芙蓉堂太一:すげえ
GM:うん、まあそれじゃ
合砂 文月:ダメージ、いきます。
希枝 蕾:《砂の結界》+《砂の祝福》 でドールをカバーリング
合砂 文月:5d10+7
DoubleCross : (5D10+7) → 23[10,1,7,4,1]+7 → 30

合砂 文月:なるほど。
希枝 蕾:UGNのエンブレム《ギャリソンズシールド》、そして《エバースタンド》の効果を使用。
希枝 蕾:ダメージは受けますが致命傷にはなりません。
合砂 文月:がちゃがちゃと、不格好な手つきでメダルを取り出して。
合砂 文月:(やらなきゃ。パレードが、本当に狩り立てられることになる)
合砂 文月:で、投げつけるんですが。
希枝 蕾:「……ッ」 君の隣で、希枝 蕾は息を呑み、
希枝 蕾:足下を瞬時に砂としてドールの元までレールを作り、それを滑って攻撃に割って入ります。
合砂 文月:「え」
希枝 蕾:その手にはUGNでも要人警護を担当する者の証、ギャリソンズシールド。データ的にはウェポンケースからオートアクションで取り出して装備したって所です。
合砂 文月:おもったよりも遥かに強く、コインが空中で爆ぜてネジ釘めいたものが飛び散る。
合砂 文月:その先にいるのは、人形ではなくて。
合砂 文月:「……希枝、さ……」
希枝 蕾:「……ごめん。体が勝手に動いて」
希枝 蕾:「守ってって言ってくれた人を守らない訳には、いかない」 悩むような表情をしていたが、すぐに変わる。頑なな、決意の表情
合砂 文月:「ご、ごめんなさ、私……」
GM:そうした希枝の背後で、ドールは攻撃を止める。あるいは周囲の"パレード"が止められていることに気付いたのか。
GM:宙にゲートを発生させると、ドールはその中に姿を消していきます。無事な兵隊や車の玩具も、同様に。
希枝 蕾:「……んん」 それを見送ると、片手で頭を抱えて、それから
希枝 蕾:「ごめんなさい!」 君たち全員に頭を下げる 「本当にごめんなさい、勝手なことをして……私……っ」
合砂 文月:「…………」口を半開きにして、遮るように立てた手を少し虚空に彷徨わせて。
合砂 文月:「ううん」希枝さんに駆け寄って、傷口を検めようとします。「ごめん。ごめんなさい、私……」
希枝 蕾:「わ、私の事は大丈夫だから。それこそあとで保健室にでも行くし……っ」 近寄られると、距離を置いて
希枝 蕾:「それにほら、他にも怪我をした人もいるだろうし……ね? 私は、大丈夫」
合砂 文月:「違うの。そうじゃないの。私……」俯いて早口で吐き出すように。「希枝さんがそうするの、分かってたのに」
生徒:周囲の生徒たちは、"パレード"がいなくなって一安心しつつも、まだ状況を理解しきれていないようでもある。
山縣亜鷺:「みなさん、落ち着いてください!」パンパンと手を打つ。
希枝 蕾:「……それでも良いよ。合砂さんは間違ってない。あれは止めなきゃいけなくて……私だって分かってる。あんな一度きりの声で……」
希枝 蕾:「!」 拍手の音を聞いてびくっと肩を震わせる
合砂 文月:目を上げる。
山縣亜鷺:「無事な方は、怪我している方を支えてあげてください!」
山縣亜鷺:「大丈夫です!落ち着いて行動してくださいね」
芙蓉堂太一:イージーエフェクト《空の楽器》で山縣さんの声を周囲に届けましょう。
巴慶一郎:「自分も誘導します。敵は既に撃退しました、安全です」
生徒:騒ぎだなんだと集まりつつあった生徒たちも、その声を聞いて事態の沈静を知り、去って行ったようだ。残り半分は野次馬だ。
芙蓉堂太一:「敵、かあ。敵になっちゃったのかなあ。"パレード"」ビスクドールの顔の仮面を思い出す。
芙蓉堂太一:「なんだかちょっと、残念だね」
巴慶一郎:「残念、ですが。仮面を纏ってしまった以上、あの人形はもはや守るべきものにはなり得ない。敵です」
芙蓉堂太一:「君、白黒好きでしょ。パンダとかオセロとか」
合砂 文月:ちら、と希枝さんを見て。
希枝 蕾:その言葉を聞いて、ぐっと歯噛みして俯くが、
合砂 文月:「なんとか……なんとか、ならないんですか!」
希枝 蕾:「……その通り、だと思います。仮面を纏ったのであれば……」
山縣亜鷺:「少なくとも、今のままではダメだと思います」
山縣亜鷺:「白にしても、黒にしても。どの色にしても」
合砂 文月:俯く。
山縣亜鷺:「私たちがバラバラでは、ダメです」
山縣亜鷺:「話しましょう。考えましょう。調べましょう」
山縣亜鷺:「そうやって悩んで、納得して。解決するんです」
巴慶一郎:「……それには同意します。まずは、知る事」
巴慶一郎:「残雪もそう言っている」目を閉じ、刀の鍔を耳にあてる。
芙蓉堂太一:「うん、それには賛成。調べるのは結構得意だよ」
合砂 文月:「……それで、先には、進めるんでしょうか」
山縣亜鷺:「先には勝手に進んじゃうものですよ」苦笑する。
合砂 文月:「はい」
山縣亜鷺:「私達ができるのは、どこに進むかを、ちょっぴりと変えてあげるだけなんです」
芙蓉堂太一:「状況の背中を押すってわけだ。うん、それも得意分野」
合砂 文月:「……はい」
希枝 蕾:頷きつつも 「……すみません。私も、無理はしないように……」
希枝 蕾:「……もしまたこういうことをしそうって、自分で思ったら、ついていかないようにしようと、思います。ご迷惑をかけたくないし」
山縣亜鷺:「そうなる前に、話して、吐き出してください。いつでもお聞きしますよ」
合砂 文月:「希枝さん……」
山縣亜鷺:「生徒会はいつでも、相談窓口です。どんとこいですよ」
巴慶一郎:「……」無言。やや観察するような目つきで希枝蕾を見ている。
希枝 蕾:「ありがとうございます」 疲れたような表情で、それでも笑う 「きっとそうします。今日……は、ちょっと整理つけたいので、でもいずれ」
芙蓉堂太一:「ま、あんまり気持ちに蓋してもいいことないと思うしねえ。無理しないでね」
合砂 文月:「……保健室」希枝さんの袖を掴んで。「保健室、いこう」
希枝 蕾:「……うん」 合砂さんに頷き 「今日は失礼します。また……はい。きっとまた明日」 と三人に
合砂 文月:「あの……おさわがせ、しました。よろしくお願いします」がばっと頭を下げる。
山縣亜鷺:「そうですね。今日はゆっくりしましょう。皆さんも」
芙蓉堂太一:「まあ、行っちゃったしね、"パレード"」手を見る。車を取り押さえた時に黒く汚れている。
巴慶一郎:「お疲れ様でした。では、また明日」
GM:"パレード"を探して、そして取り押さえるための一騒動ですっかり時間は経ち、辺りは夜と言っても過言でない暗闇になっている。もうそんな季節なのだ。
希枝 蕾:「はい……きっと、また明日」
GM:それではロイスと調達あればどうぞ! なんか調達はもうずいぶんなスピードで揃ってるけどね……!
芙蓉堂太一:ロイス、巴くんに○好奇心/パンダで取ろうと思います。
巴慶一郎:パンダ何
GM:ネガティブパンダ
合砂 文月:白のパンダを……
芙蓉堂太一:妙に白黒つけたがってめんどくせーなこいつ の略
合砂 文月:ロイスは……あと1枠、なんですよね。……いったん、保留で。そのままに。
巴慶一郎:希枝蕾にロイスを取りたいです
山縣亜鷺:-同級生/芙蓉堂太一/信頼:○/隔意/ロイス
巴慶一郎:えーと…P:庇護対象/○N:危険人物 で…
GM:DANGER!
山縣亜鷺:購入はシューターズジャケットでも狙いましょう。
山縣亜鷺:3dx+5>=13
DoubleCross : (3R10+5[10]>=13) → 8[5,7,8]+5 → 13 → 成功

山縣亜鷺:ジャスト!合砂さんにあげます!
合砂 文月:あ……ありがとう、ございますっ
芙蓉堂太一:巴くんスペリオルミックスいります?
巴慶一郎:ほ、欲しいかな…いつの間にか首位と同着に
芙蓉堂太一:あいよ!
芙蓉堂太一:5dx+2=>15
DoubleCross : (5R10+2[10]>=15) → 5[1,2,2,5,5]+2 → 7 → 失敗

芙蓉堂太一:あー、と、財産点8使用して買います。
巴慶一郎:す、すごい
合砂 文月:お金がある
巴慶一郎:8点もの財産点をポンと…ロイヤル!
芙蓉堂太一:ほほほ
山縣亜鷺:あ、や、
山縣亜鷺:バディームーブします。お金は節約するんだよ。
芙蓉堂太一:あっ
GM:儲けてんなあ情報屋……税でも取ろうか
山縣亜鷺:+3します!5点消費で済むはず。
巴慶一郎:ありがたさ…
芙蓉堂太一:ありがとう! せつやく!
合砂 文月:せ、せつぜい……
山縣亜鷺:税金対策です
芙蓉堂太一:あ、で、巴くんにあげましょう
巴慶一郎:頂戴します。即使用!
巴慶一郎:自分はどうしようかな。応急でも買っておこうか…
合砂 文月:どうしようかな。……ブルーゲイルにチャレンジ。
合砂 文月:2dx+2>=20
DoubleCross : (2R10+2[10]>=20) → 6[2,6]+2 → 8 → 失敗

合砂 文月:さすがに無理です。
巴慶一郎:3dx+2+1=>8
DoubleCross : (3R10+2+1[10]>=8) → 3[1,2,3]+3 → 6 → 失敗

巴慶一郎:失敗!まあいいか。
巴慶一郎:以上ですっ
GM:よし、全員済んだかな。それではここでシーンを切ります。
合砂 文月:はい。

GM:◆ミドル6 シーンプレイヤー…芙蓉堂太一
GM:登場は自由です。ダイスを振って登場してください。
芙蓉堂太一:57+1d10
DoubleCross : (57+1D10) → 57+5[5] → 62

GM:とりあえずいつでも登場して良いからね!
GM:朝。午前7時15分。
GM:情報通りの時間に、制服姿の少女は芙蓉堂くんの下駄箱にやってきて、いつも通りの封筒を入れ、しずしずと去って行く。
GM:今日は髪の長い美人系だ。
希枝 蕾:「本当に時間通りですね」 腕時計を見て呟く。自ら同行を名乗り出てきたのです
合砂 文月:1d10+69-1 で……出ます。
DoubleCross : (1D10+69-1) → 5[5]+69-1 → 73

芙蓉堂太一:「やー、なんかこう見るとなかなか感慨深い光景だねえ」
希枝 蕾:「感慨深い……?」
合砂 文月:「……?」
芙蓉堂太一:「いや、なんか一般的には下駄箱に女の子からの封筒っていいものなんじゃないの?」自分はそうでもないけど、的な口調で。
巴慶一郎:1d10+69-1 出ます
DoubleCross : (1D10+69-1) → 6[6]+69-1 → 74

合砂 文月:「あ……い、行っちゃいます、よ」
巴慶一郎:「自分も貰ったことがあります。果たし状を……む。では、追いますか」
希枝 蕾:「あ、私もやったことあります。小学生の頃だけど……」
希枝 蕾:「……果たし状じゃないからね」 念押し
合砂 文月:「……うん」
GM:ちらほらと登校を始めている生徒たちとは逆方向に、少女をひっそりつけていくと、彼女は高等部最寄りの駅へ向かい、路面電車に乗り込みました。
芙蓉堂太一:あ、下駄箱から今日の手紙も回収しておきます。
GM:はい。ちなみに今日の指定場所は カフェレストラン『四季シーズン』 です。めちゃくちゃ繁盛している訳じゃないけど、アカデミアの中でもそれなりに歴史あるお店。学生時代から通っているという先生もいるくらいです。
GM:行き先は知れませんが、どこに行くにしても、時間的に始業に間に合わないということはないでしょう……君たちも続きます。
GM:あ、全体的に確定っぽく言ってるけど、もしイヤなことあったらいつでも言ってね……!(今更)
合砂 文月:希枝さんのことをちらちら気にしてますが、特に何も言わず芙蓉堂さんに続いてます。
GM:人の少ない路面電車。追跡対象の少女は特に警戒もせず、ぼんやりと窓の外を眺めています。そして、ある駅で降車しました。
GM:島中央に位置する、中央研究所ブロックの最寄り駅です。(DRのP23参照)
芙蓉堂太一:そのまま追いましょうね。
GM:そのまま追うと、少女は研究設備の一つ……医療系の研究所の裏口(関係者入り口)に向かいます。
GM:そして、ポケットからカードを取り出すと、そこで何らかの認証をして、中へ入っていってしまいました。
希枝 蕾:「……生徒、立ち入り禁止だったはずですよね。この辺り」 設備の白い建物を見上げて
合砂 文月:「……ええと、治験……とか、そういうことなのかな……」
希枝 蕾:「中に入る……のはちょっと難しそうだし。どうしましょう。場所は控えておくとして……」
巴慶一郎:「ここが何の研究施設であるのか、その程度であれば探れなくはないかと」
芙蓉堂太一:《蝙蝠の耳》で何か物音は聞けますか?
合砂 文月:「正式なIDカード……なら、風紀委員さんで調べられたりは……その……」
GM:うーん、少し厳しいかな。普通の生活音……生活? ともかくおかしな音は聞こえない。
芙蓉堂太一:了解です。
芙蓉堂太一:「ふーん、ここから音で探るのは無理っぽい」
巴慶一郎:「どうでしょう。かけ合ってみますが、学外の研究施設となると風紀の権限では難しいかもしれません」と、こちらは合砂さんに
合砂 文月:「はい……」肩を落とす。
巴慶一郎:ここで調べられることは他にはない感じでしょうか?
GM:あ、ないですね! 情報収集項目が一つ増える感じです・
巴慶一郎:了解
希枝 蕾:「それじゃあ、そろそろ戻りましょうか。始業には間に合うと思うけど、余裕を持っておきたいし……」
芙蓉堂太一:「学生の本分はちゃんとしとかないとだよね。行こっか」
合砂 文月:「そう……だね」
巴慶一郎:「了解です。風紀委員たるもの、登校時間にも余裕を持たねば」
GM:それでは皆さんはこのままその足で学校に向かいました……ということで、
GM:情報収集フェイズに入りましょう。項目は以下の三つ。

情報収集2
・偽の指令書、"ラーズグリーズ"について <情報:UGN> 難易度9
・古い玩具の出所 <知識:科学>等 or<情報:アカデミア> 難易度11
・少女の入っていった医療設備について <情報:アカデミア><情報:UGN> 難易度12

GM:三項目! という訳で、さらっと片付けてしまってください。
巴慶一郎:では偽の指令書、"ラーズグリーズ"について 行きたいです
GM:OK!振って行ってください。
芙蓉堂太一:支援します!
芙蓉堂太一:《援護の風》でダイス8個増加。侵蝕+2。
巴慶一郎:ありがたい!
巴慶一郎:11dx+1+1=>9
DoubleCross : (11R10+1+1[10]>=9) → 9[2,2,2,3,3,3,5,6,9,9,9]+2 → 11 → 成功

巴慶一郎:やりました
芙蓉堂太一:やったね
GM:やったね
GM:出す時はまとめてにしましょう。他の方もどうぞ!
芙蓉堂太一:ではこちらも、少女の入っていった医療設備について 〈情報:UGN〉で。コネ使用。
芙蓉堂太一:8dx+4=>12
DoubleCross : (8R10+4[10]>=12) → 10[2,3,5,6,6,7,8,10]+7[7]+4 → 21 → 成功

GM:コネ男め……
巴慶一郎:さすが…
芙蓉堂太一:やったー
合砂 文月:さすがです
GM:成功です。残り一つ!
合砂 文月:はい。玩具の出処について。情報:アカデミアで、メダル載せてコネと《サイコメトリー》切ります。
芙蓉堂太一:支援!
芙蓉堂太一:《Aランク:サポーター》。ダイス2個増加。侵蝕2上昇。
合砂 文月:……あー。修正、《コンセントレイト》追記します。侵蝕3アップは76。
合砂 文月:ありがとうございます。これで……
GM:どうぞ!
合砂 文月:8dx7+5
DoubleCross : (8R10+5[7]) → 10[1,2,3,5,6,7,9,10]+10[7,9,10]+10[7,8,10]+10[1,7,10]+10[1,7]+6[6]+5 → 61

GM:ヒッ
巴慶一郎:うわああああ
芙蓉堂太一:わかりすぎだ!!
合砂 文月:こ、ここまではちょっと……サイコメトリーが……光が逆流して……
GM:な、何はともあれ成功です。順番に開示していきましょう。

・偽の指令書、"ラーズグリーズ"について
作りとしては、風紀委員が従来使用している指令書(正式には特殊課外活動要請書、など)と相違ない品質・形式である。
ただし、そもそもモルフェウスシンドロームのイージーエフェクト《文書偽造》を用いれば、これを作ることは困難なことではない。
また、記入してある名前は偽名であり、アカデミア内に存在しない生徒の名前であった。
指令の内容は『ハロウィン・パレードの発見・撃破』であり、『どこに出現するかは分からないので、組織力を活かせ』という旨が記されているので、
この指令書を出したディオゲネスクラブメンバー――恐らくは"ラーズグリーズ"――も、"パレード"の動向を正確には掴んでいないことが見て取れる。

・古い玩具の出所 <知識:科学>等 or<情報:アカデミア> 難易度11
発売時期、型番、価格帯、メーカーはもちろん国籍まで様々な種類の、使い古された玩具。
多様な国籍の子どもたちが集まるアカデミアにおいて、それらが雑多に存在していることは、そう不自然なことではない。
だが、物品に干渉して規模を大きくするという"ハロウィン・パレード"の性質からして、最初期のパレードであるこれらの玩具は一ヶ所にあったと考えるのが妥当である。
そのような状況はかなり限られてくるが、もっとも妥当と考えられるのは、病院――それも、入院者がいるような小児病棟である。
……アカデミアという場所の性質上、これだけでも断定することは難しい。
ただし、この情報があれば、本来学生の立ち入りが禁じられている場所へ、調査のために踏み入ることくらいはできるだろう。断定は困難でも、捜査の口実にはできるという訳だ。

※ 達成値が爆発していたので追加情報。
これらには子どもの体組織(肌とか髪とか)、体液(唾液とか)、薬品などの付着が確認された。
また、ホコリがスキマに詰まっていたりするので、昨日今日まで使われていたものでなく、どこかでホコリっぽい場所……例えば倉庫などで長年放置されていたと考えるのが自然だろう。

・少女の入っていった医療設備について
アカデミア内に多くある研究所の一つ。試験的な治療活動、臨床実験なども行っており、初等部のオーヴァードが主な対象。
この研究内容に関しては、アカデミアの厳重な検査と認可を受けており、問題があることは考えづらい。
責任者はアズラ・フェブリオス。ティエラ王国出身で、長い間アカデミアにてオーヴァードと医療に関する研究活動を行っている。本人もオーヴァード。

GM:という所で、一旦シーンを区切りましょうか。次のシーン、どっちにしても話をする機会を作りますので。
GM:ロイスと調達等あればどうぞ!
巴慶一郎:ロイスはこのままで
芙蓉堂太一:ロイス保留。スペリオルミックス調達試します。
芙蓉堂太一:6dx+2=>15
DoubleCross : (6R10+2[10]>=15) → 6[1,2,2,5,6,6]+2 → 8 → 失敗

芙蓉堂太一:失敗。以上!
巴慶一郎:スペリオル、ダメもとでチャレンジしてみる
巴慶一郎:3dx+2+1=>15
DoubleCross : (3R10+2+1[10]>=15) → 10[4,6,10]+2[2]+3 → 15 → 成功

芙蓉堂太一:!
巴慶一郎:か、買えた。芙蓉堂先輩どうぞ
GM:ス……スペリオル!
芙蓉堂太一:わー、パンダくんありがとう!
GM:スペリオル・フォー
芙蓉堂太一:さっそく飲みます。
巴慶一郎:誰がパンダだこのやろう
合砂 文月:パンダ……
合砂 文月:ロイスは現状維持……あ。希枝さんへのロイスをN表に(好意/○隔意)。
合砂 文月:調達は……応急手当ひとつ、買おうとしておきます。
合砂 文月:2dx+2>=8
DoubleCross : (2R10+2[10]>=8) → 10[9,10]+7[7]+2 → 19 → 成功

合砂 文月:手に入りました。
GM:その達成値は応急手当キットアカデミア黄金パック白衣の天使ブロマイドつきですね……
GM:以上で大丈夫かな?
芙蓉堂太一:です!
巴慶一郎:こちらオッケーです
合砂 文月:はい。
GM:それじゃシーンを切ります!

GM:◆ミドル7 シーンプレイヤー…山縣亜鷺
GM:登場はご自由! カフェレストラン『四季シーズン』にて喋ったりしつつ"パレード"の出現を待つシーンです。
山縣亜鷺:山縣亜鷺の侵蝕率を+9(1d10-1->10-1)した(侵蝕率:62->71)
芙蓉堂太一:66+1d10-1
DoubleCross : (66+1D10-1) → 66+2[2]-1 → 67

巴慶一郎:1d10+74-1
DoubleCross : (1D10+74-1) → 3[3]+74-1 → 76

合砂 文月:1d10+76-1
DoubleCross : (1D10+76-1) → 1[1]+76-1 → 76

合砂 文月:最低値で77に。
GM:ほいありがとうございます。
GM:カフェレストラン『四季シーズン』。
GM:アカデミアの中でも歴史あるその店は、シーズンのイベントに敏感で、子どもから大人まで楽しめる様々な催しを開いていることで知られます。
GM:そして今は、もちろんハロウィン! 店内はハロウィン一色で、カボチャを使ったプリンとかマフィンなどが限定メニューに並んでいます。
GM:ハロウィン本番ではないながらイベント中ということもあって、客足はそれなり。スイーツが好きそうな女子やスイートしてるカップルなどが目に付きますね。
GM:さて、君たちは店内の一画……外が見える席にまとまっています。
GM:(あっ、ちなみにお店の営業を止めるとか警告するみたいなのは店主の人に止められたと思っておいてください)
希枝 蕾:「昨日までと同じなら、今日はまだちょっと余裕がありそうですね……」 と、腕時計を見ながら
山縣亜鷺:「そうですね……今日は被害がないと、いいんですけど」
巴慶一郎:「不純異性交遊……」店内のカップルを横目に何か言いたげだが、騒ぎを起こすわけにもいかないので堪えている。
合砂 文月:「…………」だいぶ身体的に肩身が狭そうにしながら、アイスティーをストローでぐるぐるしている。
芙蓉堂太一:「純と不純の違いなんてわかりっこないんだから、ほどほどにねー」カフェオレを飲んでいる。
巴慶一郎:「むう……承知です」目前には玄米茶。
GM:カップルは君たちの状況はつゆ知らずのんきにあ~んとかしている。
合砂 文月:「ぅぅ……」
巴慶一郎:「ギリリ……こちらでも調査を進めましたが。度し難いことに、軍事研究系へ提出された書類は偽造でした」
希枝 蕾:「小さくなってもしょうがないよ。よそはよそ、うちはうち、って」
巴慶一郎:「ただ、内容からするとラーズグリーズ、ひいてはディオゲネスクラブさえパレードの詳細な動向は掴めていないようです」
山縣亜鷺:「そうなんですか?では、パレードについて把握しているのは」
希枝 蕾:芙蓉堂くんを見る
山縣亜鷺:「手紙の主のみ、というわけですか」
合砂 文月:「……誰なんでしょう、ね。書いてるの」
芙蓉堂太一:「そゆこと。でも、例の施設もそんなに問題がある感じじゃなかったからなあー」
合砂 文月:玩具を読んだときに微かに見えた、真っ暗で寂しい場所のような何かを思い出して。
山縣亜鷺:「仮面を着けてなお、動向を把握しているのですから、最重要人物ではあると思うんですけど」
山縣亜鷺:「どの線から調べるのがいいんでしょうね。その施設の責任者あたりになるんでしょうか」
希枝 蕾:「……ですね。一体どうしてあの子……"パレード"の動きを分かってるんでしょう」
希枝 蕾:「調べることって、できるんでしょうか。研究施設って、なかなか生徒は入れてくれなさそうなイメージで……」
巴慶一郎:「踏み入るにはそれなりに理由が必要ですね」
合砂 文月:「見学……とか、でき、ませんか?」
芙蓉堂太一:「今回の話とどうも繋がりがありそうだって持ってき方をすればあるいは、ね」
希枝 蕾:「話運び次第……ううん、何だか難しそう」 頼んだプディングの生クリームをまるっと口に入れつつ
希枝 蕾:「……あの。すみません。事件と関係のない話になっちゃうんですけど」
GM:おそるおそる、と言った風に蕾が口を開く
山縣亜鷺:「何でしょう?」
合砂 文月:希枝さんを上目遣いに見る。
希枝 蕾:「昨日の……迷惑をかけてしまったことで」
巴慶一郎:「……」無言で続きを待つ。
希枝 蕾:「私考えたんですけど、したいって思うことと、しなきゃいけないことが合ってなくて……」
希枝 蕾:「どっちつかずになってて、それで結局、『その時』どうしたいか、って勢いで決めるようになっちゃってると思うんです」
希枝 蕾:「……皆さんはそういうことって、あります? ううん、そういう時って、どうしてます……?」
GM:また一口、今度はプディングの方を食べる。割とモグモグ行くタイプであるようだ
山縣亜鷺:「私は、しなきゃいけないことが沢山ありますから」
山縣亜鷺:「それを片付けてから、改めて考えます」
山縣亜鷺:「まあ、片付けても、片付けても、すぐ増えちゃうんですけど。困りものですよね」曖昧に笑う。
生徒会室でプロテインを体に塗りたくっている雲雀 宏一:(くしゃみをする)
希枝 蕾:「しなきゃいけないことがたくさん……ふふ」 ちょっと笑って、視線を落とし
希枝 蕾:「やっぱり、そうなんですよね。する必要があることいっぱいあると、迷わないで済む、っていうか、考えなくて済む、っていうか……」
山縣亜鷺:「混乱させちゃうかもしれないですけど、もう一つ。先輩からのアドバイスです」
希枝 蕾:「は、はい」 背筋が伸びる
山縣亜鷺:「しなきゃいけないことなんて、本当は殆ど無いんですよ」
山縣亜鷺:「自分がやらなくても、きっと誰かがやります。やりたい人がやりますから」
希枝 蕾:「……」 目を瞬かせ 「そう、なんですか? でも山縣さん、しなきゃいけないことがたくさん、って」
山縣亜鷺:「はい」微笑む。「私は、やりたい人の側なので、やります」
希枝 蕾:「ほああ」 感心したように
希枝 蕾:「……そっか。なら私も、したいことをして良いのかな。良いんでしょうか。あ、いえ、この事件の話ではなくて」
合砂 文月:「あ……あの」
希枝 蕾:「ん、何?」
合砂 文月:「やってればよかった、ってあとで思うよりは……」コインケースをいじりながら。「やって、自分で……怒るほうがいいって。思う」
合砂 文月:「……ごめんなさい。へんなこと、いった」
希枝 蕾:くすりと笑ってくれて 「ふふ……ありがとう。気を遣ってくれて」 合砂さんの頭をぽんぽんする
芙蓉堂太一:「変かな。そういうもんじゃない?」横から口を挟む。
希枝 蕾:「そういうもん、ですか?」
芙蓉堂太一:「僕はそっち派だねえ。後でくよくよするのは嫌だな。やりたいことをやりたいように!」
合砂 文月:「ぅん……はい、そう、そういう……そういうのです」ぽんぽんされながら。
巴慶一郎:「事前の準備が肝要かと。考え、調べ、それから行動しなくては」
巴慶一郎:「取り返しのつかない過ちに繋がりかねませんので」
希枝 蕾:慶一郎くんの言葉を聞き 「……あの、本当は、風紀委員とか、興味があるんです。私、元々UGNで、結構そういう活動をしていたっていうか」
希枝 蕾:「でもそういうの、どうやって始めれば良いか分からないし、あと、委員会活動とかはしないように、って先生に言われてるから、控えてたんだけど……」
巴慶一郎:「委員会活動の制限を?」
希枝 蕾:「ええと、アカデミアに来る前の、UGNの先生ね。そういうの考えないように、って言われてて」
合砂 文月:「そう……だったんだ」
希枝 蕾:「……だからかなー。あの子……ええと、"パレード"の人形に『守ってほしい』って言われて、それをしなくちゃ、って思ったの」
希枝 蕾:「うん。ありがとうございます。なんとなく整理がついた」 納得したように頷き
希枝 蕾:「とにかく先生に話してみて、委員会とかしても良いか、聞いてみて……?」
GM:希枝が顔を上げる。イージーエフェクトで聴覚良い組は確実に気付きます。
山縣亜鷺:「そうですね。一つ一つです」スイートパンプキンを食べていた手を置く。
GM:アカデミア内では滅多に聞く事のない音……
山縣亜鷺:「……っ」
GM:……自動車のエンジン音が、急速にこの店へ接近してきている!
芙蓉堂太一:「おや」
合砂 文月:「……、どぅ……」
GM:他の客もその不穏な音に気付きました。辺りを見回したり、席から腰を浮かせたりして。
GM:次の瞬間、 ガシャンという破裂音、バキバキという亀裂音を伴い、店全体が大きく振動する!
巴慶一郎:「……これは!」刀を手に取り、立ち上がる。
GM:吊り飾りが天井から落ち、壁に掛けられた装飾がバラバラと落ちていく!
希枝 蕾:「……襲撃です!」
合砂 文月:つまるように息を吸ってコインケースを手にと……ろうとして。希枝さんを見ます
GM:店の一壁面には大穴が空き、そこには玩具のオープンカーをそのまま巨大化したような、歪な自動車のフロント。
GM:そしてその中から、特に巨大化などはしていないが手に持つ武器だけ最新鋭のアサルトライフルに持ち替えた赤服の兵隊人形が飛び出してきます。
山縣亜鷺:「……今日は被害がないと、よかったんですけど」
山縣亜鷺:物憂げに目を閉じ、開き。祈るように手を組んで構える。
合砂 文月:「止める……よ」
芙蓉堂太一:「悪化してるなあ……」
希枝 蕾:「……私は」 合砂さんの視線を受け、ギャリソンズシールドを手に取り
希枝 蕾:「皆を避難、させる。それが今、しなきゃいけない、したいことだ。私の全部、ひっくるめて」
巴慶一郎:そんな希枝蕾の様子を見て、それからもう一度乱入者へ視線を戻す。
合砂 文月:「……うん」頷いて。「じゃあ……こっちは、私、いく。から」
GM:兵隊の動きは変わりません。銃を乱射しながら、飾りやら何やらを持ち帰ろうとしている。
巴慶一郎:希枝蕾のロイスをP表に変更したいです。 ○P:庇護対象/N:危険人物
GM:そして、遅れて出てきたビスクドールは、重力の渦めいたものを起こして、イスやテーブルといった調度品を持ち去ろうと(?)しています。
GM:変更どうぞ!
巴慶一郎:ありがとうございます
合砂 文月:こちらも。さきほど隔意表にしたロイスを、好意表にひっくり返し直します。
GM:やーん変更どうぞ!
GM:という訳で、またミドル判定です。

VS"パレード" その2
・巨大ミニカーの妨害…車はなおもエンジンをふかして突っ込んでこようとしている。足を止めろ!距離5mの相手(装甲値10)へ15点以上のダメージを出せば成功。
・生徒たちの避難誘導…かなりの混乱の中、咄嗟に誘導しなければならない。<交渉>判定で難易度14。一度失敗した場合、難易度は10へ変更される。
・装飾を奪おうとする兵隊の妨害…下手に攻撃すれば手痛い反撃を受ける。隙を突いて奪え! <知覚>判定で12以上の達成値が出れば成功。失敗した場合、2d10点のHPを失う。
・ビスクドールの攻撃を妨害…距離5mの相手へ攻撃を行う。15点以上のダメージを出せば成功。


GM:またこれを一人一つで分担して判定を行ってもらいます。成功すればするほど良い!(当然)
巴慶一郎:ミニカー、ビスクドールは今回リアクション有り…?
GM:あ、ないです。ないない!防御行動は取りません
合砂 文月:判定……いきます?
巴慶一郎:お願いします
GM:あ、決まり次第どうぞ!
合砂 文月:いきます。……ミニカーの妨害から。
合砂 文月:マイナーでストライクチップの効果を起動。メジャーでコンセ/ペネトレイト。侵蝕率82へ。
合砂 文月:9dx7+9
DoubleCross : (9R10+9[7]) → 10[1,1,3,3,3,6,8,10,10]+10[4,4,9]+5[5]+9 → 34

GM:そのままダメージどぞ!
合砂 文月:で、ダメージを行きます。
合砂 文月:5d10+7 装甲無視
DoubleCross : (5D10+7) → 33[9,2,8,7,7]+7 → 40

合砂 文月:いけました。
GM:成功です。歪な赤い車はエンジン音を轟かせながら更に店内へと押し入ろうとするが……
合砂 文月:コインケースから出したチップを握りしめて。投げつけます。「(……どうしたらいいか。考えて)」
合砂 文月:コインが変形して、車止め(メタルマックス的な意味で)の物体になります。地面から突き上がって動きを止める。
GM:ギュンギュン! エンジンの音は荒々しいが、簡素な車止めによって先に進めず、タイヤは空転するばかりだ。
GM:見ていると、次第に勢いを失い、サイズもなんだかしぼんで、ツヤもなくなってきている。時間的な限界があるのかもしれない……
GM:ということで次の方どうぞ! また上から行きましょうか。 生徒たちの避難誘導、かな
芙蓉堂太一:はーい。そしてGM!
GM:はいな
芙蓉堂太一:こちらにはイージーエフェクト《空の楽器》があるのですが、こちらを使用し効率よく音声誘導ができそうな感じとかしませんか!
GM:OKです! 空間自体も割と狭いし……
GM:どのくらいあげると良いんだろう……+2Dくらい……?
GM:+2Dで!
芙蓉堂太一:いただきます!
芙蓉堂太一:交渉はないので社会平目で。いきます。
芙蓉堂太一:8dx=>14
DoubleCross : (8R10[10]>=14) → 10[3,3,4,6,6,9,9,10]+6[6] → 16 → 成功

芙蓉堂太一:おっしゃ
GM:できた! 成功です。
学生たち:「アワワ……どうすればいいんだ……逃げなきゃ」
学生たち:「でもこのスイーツ結構高かったよ!?」
学生たち:「一個くらいは持って行けるか……?」
学生たち:「でもそれドロボーにならない!?」
GM:錯乱!
芙蓉堂太一:『はい、皆さん。非常事態です。速やかに店内から移動してください』宙に透明の小鳥が舞い上がり、アナウンスを発する。
芙蓉堂太一:『押さない、駆けない、喋らない。落ち着いて、出口はこちらです』誘導を行う!
学生たち:「はっ小鳥。そしてアナウンス」
学生たち:「あれはノアの箱舟に安全を伝えに来たハトよ……従わなきゃ……」
学生たち:「喋っちゃだめだよハニー。もし喋ったらその唇、塞いじゃうからね……?」
学生たち:「やだ……///」
GM:学生たちは芙蓉堂くんのアナウンスによりきっちりと避難していきます。
GM:という訳で次です。 ・装飾を奪おうとする兵隊の妨害 !
山縣亜鷺:はいっ
芙蓉堂太一:支援をします
芙蓉堂太一:《援護の風》《Aランク:サポーター》でダイス10個増加。侵蝕4上昇。
山縣亜鷺:すごい……
山縣亜鷺:13dx>=12
DoubleCross : (13R10[10]>=12) → 10[1,2,2,3,3,4,5,6,6,6,8,9,10]+6[6] → 16 → 成功

山縣亜鷺:よしっ何とか。
GM:おおすごい……成功です
GM:昨日と同じく、玩具の兵隊たちは銃を持って装飾を一ヶ所に集めています。
玩具の兵隊:「&%_-/#&??==#%&@」
玩具の兵隊:「=+.__*%/*@#*!*#」
GM:違うのは、何やらモニャモニャとした言語っぽいもので会話をしているように見える所。
玩具の兵隊:「...!=+&$@%-%/*.!&+!!」
玩具の兵隊:「_&$/@%/-.! #/=+$+!!!」
GM:そして意思疎通をしている内に、奪った装飾品を見張る役割をしていた兵隊同士が言い争いを始めました。
山縣亜鷺:前回の反省を活かして、今回は装飾について、事前に触っておいている。
山縣亜鷺:そも、小鳥の誘導が目を引いている状況。更に言い争いで、目を離した隙。
山縣亜鷺:《テレキネシス》で動かし、抜き去る。
山縣亜鷺:奪い返した装飾を、影のカーテンが隠して消える。
山縣亜鷺:「……なんか、こんな行いばかり、上手くなってしまっている気もします」
山縣亜鷺:「本当に、悪い女になったみたい」くすりと独り笑う。
GM:OKです。兵隊たちは気付きますが、時既に遅し。少しあたふたした後、さらに激しい言い争いを始めます。
GM:ではラスト、ビスクドールの攻撃を妨害!
巴慶一郎:やりましょう
"ラーズグリーズ":その判定に、Eロイス:妄念の姿 で手に入れた《時の棺》を使用。
"ラーズグリーズ":失敗させます
巴慶一郎:!?
GM:演出をしましょう。 ドールは頭上に巨大な魔眼を浮かべ、重力の勢いで店内の有象無象を引き寄せ、自身のゲートに取り込んで行っています。
GM:装飾品はもちろん、イスや小さなテーブルまで。速度は大したものではないが、少しずつ、着実に。
巴慶一郎:先刻の会話を思い出す。
巴慶一郎:(……本当にやりたい事をやるための資格が、誰にもあるとは限らない)
巴慶一郎:速く、長く、強い一歩を踏み込む。
巴慶一郎:(だからこそ、せめて、やれる事をやらなければいけない。懸命に)
巴慶一郎:鞘ごと刀を振るい、ビスクドールの仮面を打ち据えようと試みる。
"ラーズグリーズ":「……もう。ダメですよ」
巴慶一郎:「!」
"ラーズグリーズ":耳元で囁き。刹那、激しい光が慶一郎くんの視界を灼く
巴慶一郎:「くあっ……!?」
巴慶一郎:反射的に身を丸める。意志では逆らえない肉体の反応。
GM:その瞬間、ドールの行動が止まった。重力の塊による黒い鉄槌が慶一郎くんに振り下ろされ、突き飛ばされる。
GM:攻撃を察知して反撃してきたのだ。演出なのでHPが減るほどではないが、判定は失敗する!
巴慶一郎:なすすべもなく距離を離される。
"ラーズグリーズ":「こんなに可愛い人形に乱暴するなんて、ちょっとトーサクですよ!」 ドールの傍らに立つのは眼鏡型仮面の少女、"ラーズグリーズ"。
巴慶一郎:「おのれ……ラーズグリーズ……!」目を開くが、視界は未だ白く霞んでいる。
"ラーズグリーズ":辺りを見回して 「……あら。希枝さんは? いないのか……」
合砂 文月:「……え」
"ラーズグリーズ":「ま、何はともあれあたしの実験をジャマしないで下さいね、ってことですよ!」 そう言って、壁の穴を示し
"ラーズグリーズ":「ほら見て下さい? "パレード"はどんどん知恵をつけて、行動力も増している。彼らが本当のハロウィンまでにどれだけリッパになるか、楽しみじゃないですか? ……ふふ!」
"ラーズグリーズ":言うだけ言うと、"ラーズグリーズ"はまたまぶしい光を放ち、そのままそこから消えます。
巴慶一郎:「ふざけた事を。またしても敵前逃亡か。正々堂々と勝負をしてみろ!」
"ラーズグリーズ":「ヤですよー! かわいいかしこいあたしが戦いなんてダッサダサなこと!」 捨て台詞しつつ《瞬間退場》です。
巴慶一郎:「……!」歯噛みし、拳を固く握る。
山縣亜鷺:「……今のが”ラーズグリーズ”ですか?」
巴慶一郎:「その通りです……見間違えようもない」
GM:そしてそのどさくさで"パレード"の面々もドールの魔眼
GM:魔眼ゲートの中に退場していきます。
巴慶一郎:「……申し訳ありません。取り逃がしました。自分の失態です」
巴慶一郎:皆に向かって頭を下げる。
合砂 文月:「い、いえ、その……」
山縣亜鷺:「無理もありません。面と向かっていたわけでもないですし」
山縣亜鷺:「いきなり出てきて、あれでは。捕らえるほうが難しいですよ」
芙蓉堂太一:「まあ、被害は抑えられたし、大丈夫大丈夫」
山縣亜鷺:「しかし、出現場所は把握していないはずだったのに……今後も、妨害があるかもしれませんね」
希枝 蕾:「大丈夫ですか……!」
GM:そこへ、騒ぎが収まったのを察した希枝がやってきます。
合砂 文月:「う、うん。無事……みんな無事だよ」
希枝 蕾:「みんな無事……良かった。あ、お店の方はめちゃくちゃになっちゃったけど……」
合砂 文月:「……でも、避難、うまくいったよ、ね」
希枝 蕾:「うん。ちゃんと皆を安全な所まで引き離して、それで万が一に備えてた。ちゃんとできたよ」 ギャリソンズシールドを見せて
GM:そのうち、騒動が落ち着いたのを見て、生徒がおそるおそる顔を出し、店主がバックから出てきます
店主:「うーん、これはまた派手にやったなあ。今度は何だい? 喧嘩?」 とか言いながら、モルフェウス能力で空いた壁を直し始める
合砂 文月:「ぅん……うん」何度も頷く。
山縣亜鷺:「だから営業中止を具申したんですよ、私」店主の手伝いに回る。
巴慶一郎:「……」刀の鍔を額に当て、考え込む。
店主:「あっはっは! なあに、壊れた物は直る! 怪我だって治る! でもあんたらの青春は今だけさ!」
GM:という辺りでシーンを切ります。ロイス、調達あればどうぞ!
巴慶一郎:ラーズグリーズへのロイス感情をちょっと変更したい
巴慶一郎:P:執着/○N:不倶戴天 こんな感じで!
山縣亜鷺:ロイスは保留かな。
山縣亜鷺:購入はボルトアクションライフルでも。
GM:変更どうぞ!
山縣亜鷺:3dx+5>=15
DoubleCross : (3R10+5[10]>=15) → 10[2,8,10]+7[7]+5 → 22 → 成功

巴慶一郎:すご…
合砂 文月:すごい。
芙蓉堂太一:ロイス保留。ブルーゲイル試します。
芙蓉堂太一:6dx+2=>20
DoubleCross : (6R10+2[10]>=20) → 10[3,3,6,7,8,10]+10[10]+7[7]+2 → 29 → 成功

芙蓉堂太一:!?
合砂 文月:すごい。
山縣亜鷺:すご……!
巴慶一郎:すご……
合砂 文月:では、ブルゲ挑戦。
芙蓉堂太一:えーと、巴くんいる?
合砂 文月:……あ。でも数的にはもう十分かな。念のための応急手当キット。
巴慶一郎:ください
芙蓉堂太一:では譲渡!
巴慶一郎:キャッチ!
合砂 文月:3dx+1>=8 応急手当を買おうとする
DoubleCross : (3R10+1[10]>=8) → 9[6,8,9]+1 → 10 → 成功

合砂 文月:出ました。確保しとく。
巴慶一郎:ええと…うん、応急ですかね
巴慶一郎:3dx+2+1=>8
DoubleCross : (3R10+2+1[10]>=8) → 10[4,9,10]+5[5]+3 → 18 → 成功

巴慶一郎:か、買えたよ
巴慶一郎:以上!
芙蓉堂太一:このシーンすごい
合砂 文月:unn.
GM:なんか物資の充実具合がとんでもないぜ……
GM:全員終わったかな。それじゃあシーンを切ります!

GM:◆マスターシーン
GM:夜。
GM:自室のベッドに倒れ込み、希枝蕾は今日のことを振り返る。
希枝 蕾:(やりたいこと……やるべきこと……)
希枝 蕾:(……『守って欲しい』っていう子を、守りたい)
GM:一番に出るのは、やっぱりそれだ。これは希枝蕾という少女の本能めいた行動原理。けれど、
希枝 蕾:(皆の日常を乱すのなら、それは駄目なんだ。私たちの使命は、日常を守ること……今はこのアカデミアの、日常を)
GM:『そうするべきではない』というよりは、『皆のためを思えば、そうしたくなくなる』ということ。そういうことだと、分かってきたし……
GM:その先で、それなりの満足を得られることも分かってきた。……生徒たちを背に盾を構えた、あの感覚を思い出す。
希枝 蕾:(大丈夫、大丈夫……私はちゃんと分かってる)
GM:そう己に言い聞かせるのは、まだ割り切れぬ己を理解しているがゆえ。
希枝 蕾:(先生に連絡しよう。委員会活動のこととか……もっとちゃんと、話したりして)
GM
GM:ピン、ポン。
GM:その暗闇の中に、脳天気なチャイムが響き渡った。
希枝 蕾:「……誰?」
GM:考えつくしてぼんやりした頭で、無警戒にドアを開ける。そこに立っていたのは、中等部の女子生徒だ。
女子生徒:「こんばんは、お姉ちゃん」
希枝 蕾:「……ええと……」
女子生徒:「もう、そんな事じゃダメじゃないですか。何ちょっと良い感じになっちゃってるんですか。吹っ切れられたら困るんですよ」
希枝 蕾:「え?」
女子生徒:「割り切ったフリなんかしちゃって……ホントは苦しんでるんですよね? やりたいことをやろう! とも、やるべきことだけやろう! ともなれない自分自身に」
女子生徒:「っていうか、そうでないと困るんですけど……うーん。これ使うにしてもイチバチかなあ。どうしよう。やめよっかな。続けよっかな?」
GM:明るくそう言う彼女の手には、一枚の仮面。
希枝 蕾:「ッディオゲネ……ス!」
GM:少女を突き飛ばして、ドアを閉じ、鍵を閉めチェーンを下ろし、振り返る。
GM:そこに立っている。"ラーズグリーズ"。伸びてくる腕を、その手の中にある仮面を、避けられない。
GM
"ラーズグリーズ":「……さあ」
"ラーズグリーズ":「お祭りなんですよ。無礼講なんですよ。目をそむけるなんてダメです。自分を解き放って。本当にやりたいことをして」
"ラーズグリーズ":「楽しいハロウィンにしましょう!」



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GM:前回までの『アカデミア・モンスターズ・ナイト』、三つの出来事!
GM:一つ! アカデミア内を跋扈する"パレード"は、仮面を被り凶暴化の一途を辿る。その動向を知るのは、芙蓉堂太一に手紙を届ける謎の存在のみ。
GM:二つ! "パレード"を構成する玩具は入院していた子どものものかもしれない。しかも、長年倉庫かなにかに放置されていたような。
GM:そして、三つ! 夜、ようやく前を向き始めていた希枝蕾の元に"ラーズグリーズ"が現れて……!


GM:◆ミドル8 シーンプレイヤー…芙蓉堂太一
GM:登場は自由です。侵蝕率ダイスを振るなどして登場してください
芙蓉堂太一:71+1d10
DoubleCross : (71+1D10) → 71+8[8] → 79

山縣亜鷺:山縣亜鷺の侵蝕率を+8(1d10-1->9-1)した(侵蝕率:71->79)
芙蓉堂太一:あ、スペリオル分があるので78でした。
GM:スペリオルなのだ
合砂 文月:1d10+82-1
DoubleCross : (1D10+82-1) → 9[9]+82-1 → 90

巴慶一郎:途中から合流します。とりあえず登場なしで
GM:それでは、生徒会室。
GM:「話があるので誰か来てね」と呼び出された皆さんの目の前で、会長がベッドに括り付けられています。
GM:その傍らでは闇医者番長が手術道具の準備をしている。
雲雀 宏一:「うーん、さすがにこれはやりすぎかな……」
合砂 文月:「…………?」困惑を顕にしています。
芙蓉堂太一:「どうも。来ましたけど、人体改造ですか?」
雲雀 宏一:「あ、みんなお疲れ様。相変わらずお茶も出せなくて悪いけれど……」 申し訳なさそうな顔
雲雀 宏一:「ハロウィンに間に合わせるならこうするしかないかと思ってね……一大決心さ」
山縣亜鷺:「元々、お客様来ても出さないじゃないですか、もう」
合砂 文月:「あの、この……ひとが、その」
山縣亜鷺:戸棚にパタパタとより、準備をする。
雲雀 宏一:「うん、何故かたまに『ホントに?』みたいなトーンで聞かれるけど、僕は間違いなく生徒会長だよ。安心して」
山縣亜鷺:「……本当です」目を伏せる。
合砂 文月:「はい……」
雲雀 宏一:「うん、それでね。昨日の"パレード"騒ぎもあってさ。結構いろんな所から苦情が来てて」
雲雀 宏一:「特にUGNの事務方、穏健派の方からさ。ほらここ、偉い人の子どもとかも預けられてるし、事態が落ち着くまで、余計な課外活動はやめた方が良いんじゃないかって」
雲雀 宏一:「課外活動っていうのは、大体ハロウィンに向けた準備のことなんだけど……」
山縣亜鷺:「それは……どうなんでしょうね」
雲雀 宏一:「ハロウィンってみんなで楽しむイベントとしてはまだあんまり定着しきってないからねえ。特に僕らの親世代には、さ」
山縣亜鷺:「最悪のパターンは、中止させること自体がこの事態の目論見に合致してしまうことでしょうか」
合砂 文月:胸の前でこぶしを握る。
雲雀 宏一:「とはいえUGNの方からあんまり圧がかかると、まあ折れちゃった方が面倒が少ない感じもあるんだよねえ。実際の所、他のイベントと違って全校的なものでもないからさ」
雲雀 宏一:「一応この後、風紀とお話したりしつつ、警備を強くしていくとかの方面で納得してもらう予定だけど」
芙蓉堂太一:「中止にしたからって"パレード"が遠慮するとも思えませんしねえ」飾りは盗まれないかもだけど。
雲雀 宏一:「あんまり事件があると、僕としても『ハロウィン中止のお知らせ』を出さなきゃってことになっちゃう。余計なことせずみんなが落ち着いてれば、生徒に対する被害は防ぎやすいだろうし?」
雲雀 宏一:「という訳で確認しておきたいんだけど、"パレード"何とかできる?」
合砂 文月:「…………」芙蓉堂さんを見ます。
芙蓉堂太一:「今のところどうにかはできてますけど、厄介なのはこないだの仮面の子だよねえ」
山縣亜鷺:「”ラーズグリーズ”、ですね」
雲雀 宏一:「うーん、彼らにも困るね。そこも含めて、どう? こっちとしても情報は集めるように影……影……」
雲雀 宏一:「……頼んだし」
芙蓉堂太一:「後で巴くんにその辺の感触も聞きたいなあ。どうしてもアタッカーは大事ですしね」
合砂 文月:「……はい。あの、仮面……は、壊したら……」
芙蓉堂太一:「まあ、僕の一番の危惧はそこ。あとは知恵と勇気でなんたらですよね」
雲雀 宏一:「ああ、仮面は壊しちゃって良いよ。大体剥がれるときに壊れるものだけど……」
雲雀 宏一:「よし、知恵と勇気でなんとかなりそうか。じゃあ何とかしてもらおう!」
雲雀 宏一:「そういう訳で、お願いするよ。大丈夫大丈夫、キミたちなら簡単な仕事だって」
闇医者番長:「その言葉が聞きたかった!」
雲雀 宏一:「"パレード"を押さえて、ディオゲネスクラブもなんとかして……あっ」
GM:闇医者番長が手に取った丸鋸がチュイィィーンと音を立て、『衛生に配慮』『無菌』などの威圧的なゴシック体が踊るカーテンがザァッと降り、会長と君たちを隔てる!
雲雀 宏一:「あっ……あの研究施設の調査許可は取っておいたから!」
雲雀 宏一:「そこに置いてある書類を持って行って……アッ」
合砂 文月:「…………」困惑を顕にしています
雲雀 宏一:「あ、アーッ! ア……アァーッ! アッ!? アアァァァーッ!!」
芙蓉堂太一:「はいはい、この書類かな、山縣さん」
山縣亜鷺:「はい。大丈夫ですよ、合砂さん」
山縣亜鷺:「今は目の前のことに集中しましょう。生徒の皆さんの安全と、ハロウィンの無事な開催がかかってますから」
芙蓉堂太一:「だーから、面白い話があればいいやり方教えるって言ってるのに」書類をひらひらさせながら。
合砂 文月:「……はい!」
GM
GM:芙蓉堂くんの下駄箱に手紙を入れた少女の消えた研究施設前。
GM:あ、ちなみに今日も芙蓉堂くんの下駄箱には手紙が入ってました。指定されたのは『大講堂前』。
GM:そしてもう一つ、関係者は現地集合みたいな感じで連絡を回しましたが、希枝蕾からは音沙汰なく、姿を現しません。
GM:LINEにも既読がつかない。
巴慶一郎:ここで出ます
巴慶一郎:1d10+76-1
DoubleCross : (1D10+76-1) → 10[10]+76-1 → 85

合砂 文月:そわそわしながらスマホの画面を定期的に確認していますが……
巴慶一郎:「みなさん、お疲れ様です」合流し、一礼。
山縣亜鷺:「お疲れ様です」礼を返す。
合砂 文月:「あっ……はい」しまう。がばっと礼
芙蓉堂太一:「どもー」手を振る。
巴慶一郎:「今回は希枝さんは不在ですか?」
山縣亜鷺:「どうにも、そのようです。息災だといいのですけど」
合砂 文月:「連絡がそのつかなくて……あとでもう一度してみます」
GM:調査許可書類は影山さんが丁寧に書いたようで、中身はしっかりしています。所定の時間に、施設責任者のアズラ・フェブリオスに事情を聴取できる。拒否する権利はあるが、今後の手続きで不利に働く可能性がある、みたいな感じのやつ。
GM:これを受付の事務員的な人に渡せば面通しはかなうでしょう。
巴慶一郎:「お願いします……一先ず、行きますか。何度も調査許可を得られる場所でもないでしょう」
GM:受付に書類を出すと、程なく研究員風の女性がやってきて、君たちを先導し始めました。
GM:エレベーターに乗って、最上階へ。少し歩き、『責任者室』とプレートのかかったドアを女性がノックします。
GM:低く落ち着きある男性の声で「入りたまえ」と返ってくると、女性は扉を開けて、皆を迎え入れる
アズラ・F:「ようこそ。ここの責任者をやっている。アズラ・フェブリオスだ」 白衣を羽織って眼鏡をかけた、ダンディな初老の外人男性が君たちを迎える
GM:彼は君たちを見回し、少し芙蓉堂くんに目を留め、頷きました。
アズラ・F:「悪事がバレてしまったかな」 真顔ではあるが、あまり深刻ではなさそうに、軽口っぽく
芙蓉堂太一:「どうも、こんにちは。……悪事?」
山縣亜鷺:「視察へのご協力に感謝します。生徒会副会長の山縣亜鷺で……」
山縣亜鷺:「どういう意味でしょう?」
合砂 文月:「…………」胸の前で片手をにぎる
巴慶一郎:「……」目が細まる。
アズラ・F:「昔から人使いが荒いとよく言われてね。今回もそうだろう。あの人形を見守るように、手紙で一方的に押しつけてしまって」
芙蓉堂太一:「それじゃ、あなたがあの手紙の……」
アズラ・F:「その件で怒り込みに来たと思ったのだが……」
GM:話している内に、先ほどの女性が紅茶を入れています。アズラは応接用のソファに座る
アズラ・F:「そうだ。私が直々に見届けられればそれで良かったのだが、生憎忙しくてね。私を待つ治療、研究は山ほどある」
アズラ・F:「指先代わりに動かせたのは『従者一つ』という訳だ」 お茶を淹れ終わると、研究者の女性は一礼し、音もなく姿を消す
芙蓉堂太一:「僕ら、差出人までは掴んでなかったです。手がかりを探してて」
山縣亜鷺:「あの、どういったことでしょう。ご説明頂かないことには、ご意図を測りかねます」
山縣亜鷺:「貴方は何をご存知なのですか?」
アズラ・F:「ははは、手のかかった所がそのまま答えだった、という訳だ。まあ、ここまで来れば時間の問題だったろう……いかにも、私があの手紙の差出人で」
アズラ・F:「意図はそのまま、見守ってもらうこと。何を知っているかは……話そうとすると長くなる。座ると良い」
アズラ・F:「紅茶が嫌いなら手を付けなくても結構。自分ではイケると思っているのだがね」 そう言って、自分の従者に淹れさせた紅茶を口にする
巴慶一郎:「……では」着席する。
芙蓉堂太一:「……」そのまま座って話を聞く姿勢だ。
山縣亜鷺:他の人が座ったのを見届けた後に、腰を下ろす。
合砂 文月:小さくなって座っています。
アズラ・F:「さて、何から話したものか……」
GM:という訳で、まず前提として、アズラは趣味で人相学をやっていること、それの証明のために、日々『特に目立たない顔』『ナンパされる顔』『道を聞かれる顔』といったテーマを決めて従者を作り、アカデミア内に放って検証していたと説明します。
アズラ・F:「あの人形が自律して"パレード"と呼ばれていることを知ったのは偶然だった。『知らない人の話に混ざれる顔』で色々な話を聞いている時でね……」
アズラ・F:「写真を見た時は驚いたよ。私はあの人形の持ち主を診たことがあったんだ。もう何年も前だが……」
巴慶一郎:「……部外者が学内を我が物顔で歩き回っていた事については、一先ず脇に置いておきます」
合砂 文月:「人形の……持ち主、って、いうのは……」
アズラ・F:「アカデミアは学校であり、研究設備でもある。その子は近付く者から生命を奪い取るという特異体質で、あのドールはその子が大事に飾っていた『友達』だった」
山縣亜鷺:「だった……?」
アズラ・F:「結局その子は島外の本格的な研究設備に移る事になったんだが、あのドールだけは置いていってしまったんだよ。新しいものが買われて、そちらを『友達』にしたから」
アズラ・F:「で、本当は捨てるべきだったんだろうが、この手の玩具は結構、取っておいてあるものなんだよね。人形を捨てるということを嫌ったり、あといざって時に使えるものが多いから……予算にも限りがあるし」
合砂 文月:「……置き去りに、なった、ひとりだけ、じゃ、なくて?」
アズラ・F:「ドールが連れていた赤い兵隊の人形……あれは確か赤い物を集めてしまう子だったかな……もそうだし、あとはミニカーもだ。あれは触った機械を解体してしまう子の」
アズラ・F:「そういう玩具が集まって、"パレード"を始めたなんて、何だか喜ばしいじゃないか。しかし現実問題、レネゲイドビーイングの関与する現象なら、何が起こるかも分からない」
アズラ・F:「だから、見守ってもらうように頼んだのさ。場所は、ほら」 ポケットから長いパンフレットを取り出す 「これに書いてある通りだったし」
山縣亜鷺:「これは……」パンフレットを覗き込む。
巴慶一郎:「既に喜ばしい事態ではないですね。校内で略取、破壊行為が行われていますので」言いながら、同じくパンフレットを見る。
GM:『アカデミア大文化祭 観光ガイド』と書かれた古い案内地図です。数年ほど前のものだ。
合砂 文月:「文化祭……あ」
GM:中身を開いてみれば、赤いペンで色々な所に丸印が入っていて、それから矢印が順々に伸びている。
GM:後半の方は君たちの知っている順序だ。『第二部活棟脇』『高等部普通科外周』の屋台を巡り、『四季シーズン』でのイベントに参加して、『大講堂前』で行われるストリートパフォーマンス大会を楽しみ……
芙蓉堂太一:「ははあ……この順に出てきてたってことか」
GM:最後には『グラウンド』。後夜祭のキャンプファイアーにとびきり大きな丸が入っている。
アズラ・F:「その子はよくこれを人形に見せて話しかけていたからね。まさか、と思って、出現順を調べてみたらビンゴだったという訳だ。で、君に見守って貰うよう頼んだ」
山縣亜鷺:「終わりがあるのならば。そこで収束に向かうという可能性もあるのでしょうか……」思案する。
芙蓉堂太一:「なるほど。ちなみに、なんで僕だったのかって聞いていいです?」
アズラ・F:「私の使える時間は限られていたからね。……しかし、略取・破壊行為とは。あの人形がかね?」
合砂 文月:「……おかしい、ですか?」
アズラ・F:芙蓉堂くんの問いに薄く笑い 「実績を買って。他にも候補はいたが、一人は既にアカデミアに不在で、もう一人は委員会活動に忙しそうだったのでね」
アズラ・F:「正直、あの人形がそういう行為に出る事はまったく想定していなかったよ。実際、最初の方は全然そんな様子は見せていなかっただろう」
芙蓉堂太一:「……」薄目を開け、少し困った顔をする。
アズラ・F:「あの子は人間の友達こそ欲しがっていたし、そのことをいつも人形に向けて話していた。文化祭巡りについても、体質改善が出来たら友達と、と……」
巴慶一郎:「……学内に潜伏するFH勢力についてはご存知でしょうか」
アズラ・F:「……FH。噂程度には。それかね?」
巴慶一郎:「彼らの関与により、既に人形は変質しています。建物を破壊し、人を襲う」
アズラ・F:「そうか……残念なことだ」 目を閉じる 「彼らはいつも、罪なき者を利用し、踏みにじる」
合砂 文月:「……でも。飾り付け、持っていっちゃってた、のは、その前からですよ……ね」
合砂 文月:「その、仮面を渡される前から」やや早口
アズラ・F:「その辺りは断言しかねるが……元来そういう性質のものとして目覚めたということは、考えられるだろう。そういう意味では、もともと迷惑だったのかもしれない、か」
巴慶一郎:「軽微とはいえ、罪は罪ですね」きっぱり。
合砂 文月:「友達が……」
合砂 文月:「……はい」(目を伏せる)
アズラ・F:「そこを追窮し始めるとなると、何故いま、あのドールがレネゲイドビーイングとして活動を始めたのか、なども気になってしまうのだが」
アズラ・F:「今回は研究者ではなく、あの子を診たものとして、感情的に行動した訳だ。……しかし、甚大なる実害が出ているとなれば、そうも言っていられない」
芙蓉堂太一:「まあ、そうですね。もう見守るとかいうレベルじゃないや」
アズラ・F:「ああ。面倒を負わせてしまったね」
アズラ・F:「何か協力できることはあるだろうか。ちょっと時間を貰えれば、あのドールが仕舞われている倉庫を特定するくらいはできるはずだが」
山縣亜鷺:「仕舞われている倉庫……?あ」
山縣亜鷺:「そうか。そうですね。いつも突然現れるから、すっかり失念していましたけど」
合砂 文月:「……帰ってくる、んですか?」
山縣亜鷺:「どこからか現れているだけで、普段の居場所は別にある……?」
アズラ・F:「断言しかねるが」
GM:君たちは軍事研の攻撃を受けて"パレード"が壊滅した翌日、兵隊とミニカーを新たに伴って出現した"パレード"のことを思い出しても良い
アズラ・F:「他に協力できそうなことは……あまり思いつかないな。アカデミアもあまり、私自身が出回ることはないし」
アズラ・F:「研究が本分なのでね。もしこの中に医療系に進むことを志望するものがいれば、勉強を見てやることくらいならできるだろうが」
山縣亜鷺:くすりと笑う。「ご志望の方は?」
巴慶一郎:「自分は剣の道を歩むのみですので」
合砂 文月:「あ、い、いえ、私も……」
芙蓉堂太一:「とりあえずもらえる情報はいただきますけど……」少し笑って。
芙蓉堂太一:「……ティエラ語なら習いたいな」
アズラ・F:「ふむ。ティエラの文化に興味が? まあ、基礎教養程度であれば、私でも叶うだろう……文化研究の方にも同郷者はいる、少し掛け合ってみるか。日本語が通じるかは分からないが」 頷き
芙蓉堂太一:「ども。こういうとこで伝手を作れるのはありがたいなあ」にっと笑う。
アズラ・F:それから時計を見て 「そろそろ時間だ。ドールの寝床については、従者に調べさせる。少し時間はかかるが、分かり次第伝えよう。それでいいかね?」
山縣亜鷺:「ええ。ありがとうございました」一礼して。
山縣亜鷺:「お忙しい中、申し訳ないんですけど。最後に、ちょっとだけ」
アズラ・F:「うむ、何かね」
山縣亜鷺:「……私たちは、手紙について、最初、どうしたものか決めかねていました」
山縣亜鷺:「そうですよね。だって。あれで全てを察してくれなんて、どうしても無理な話ですから」
アズラ・F:頷いて聞いている
山縣亜鷺:「ご説明してもらえれば、私たち、もっとしっかりと対応できたはずなんです」
山縣亜鷺:「もしの話なんて、詮無いことかもしれないですけど。もしかしたら、FHの介入も。防げたかもしれない」
山縣亜鷺:「こうしたいと、しっかりとご意思を説明していただければ。私たちは、それに応えることが出来ると思ってます」
山縣亜鷺:「あ、ご趣味の話もですからね。説明いただければ、正式に研究として認可されたと思います」
アズラ・F:「……ううむ」 バツが悪そうに頭を掻く
アズラ・F:「済まなかった。しかしな、私としてもこう……断言しかねたのだ。レネゲイドビーイングの活動に関しては研究外だし」
アズラ・F:「もしあれが偶然で、もっと大きな組織的なものを頼ったりして、次に違う所に出たりしたら、なんというか……」
アズラ・F:「恰好つかないというか……」
山縣亜鷺:「そういうときは、分からない、かもしれないって。仰ってくれればいいんです」
山縣亜鷺:「小娘が、生意気な口を聞いてすみません。でも、ここはアカデミアですから」
山縣亜鷺:「生徒のものですから。彼らに信任された生徒会としては、こういったお話も、しっかり差し上げないといけないんです」
山縣亜鷺:「あ、一つと言っていましたけど。すみません、もう一つ」
アズラ・F:「……うむ。分かった。しっかりと承った。いかにも、ここはアカデミア、か……何だね? もう一つ?」
アズラ・F:「妻の説教を思い出すので優しめにしてほしいのだが?」
山縣亜鷺:「このままだとおそらく、処罰は免れ得ないですけど」
山縣亜鷺:「そんな歳じゃないですよ」苦笑する。「ご協力さえいただけたのなら、口添えをすることもできちゃうかな、と思いますから」
山縣亜鷺:「頑張って下さいね。微力ながら、応援しています」微笑む。
山縣亜鷺:「あ」振り向く。「他の風紀委員の方には、秘密にしてくださいね?」
アズラ・F:「うむ、重ね重ねに心得た。手は尽くすとしよう」
巴慶一郎:「秘密……まあ、致し方ない……でしょう」
巴慶一郎:内心、密かに敬服する。
巴慶一郎:自分はもっと容赦なく切り捨てるような言い方を考えていたが、協力者に対しそれはうまくない。
巴慶一郎:「その分、助力していただきます」
アズラ・F:(やっぱり家内そっくりだなあ。今夜久しぶりに電話するか。また何か叱られそうだけど……)
山縣亜鷺:「ええ。やりたいこと、ですから」
アズラ・F:「ん、ああ。分かったとも」 頷き 「私も皆が平穏であるに越した事はないのだ」
GM
GM:それでは改めまして情報収集シーンです。先に断っておきますと、
GM:シナリオを進めるために必要な情報項目というのは、実はもうありません。知りたいこと、知っておいた方が良さげなことにダイスを振ると良いでしょう。
巴慶一郎:なんと
合砂 文月:はい。

情報収集3
・希枝蕾の所在について <情報:噂話> 難易度8
・希枝蕾の能力について <情報:噂話><情報:アカデミア><情報:UGN> 難易度10
・希枝蕾の来歴について(個人情報) <情報:UGN> 難易度16
・"ラーズグリーズ"の能力について <情報:UGN> 難易度9
・"ラーズグリーズ"の来歴について <情報:UGN> 難易度12

GM:以上五つ! 振るも振らぬも自由よ!
山縣亜鷺:では挑戦します!
芙蓉堂太一:支援します。
GM:来るがいい
山縣亜鷺:希枝蕾の能力について、<情報:UGN>。
山縣亜鷺:情報収集チームも使用します。
芙蓉堂太一:《援護の風》《Aランク:サポーター》でダイス10個増加。侵蝕
芙蓉堂太一:4増加。
山縣亜鷺:13dx+4>=10
DoubleCross : (13R10+4[10]>=10) → 10[2,2,5,6,6,6,7,7,8,9,9,10,10]+9[3,9]+4 → 23 → 成功

GM:す、すべてを白日の下に!
山縣亜鷺:支援しゅごい……
合砂 文月:感覚おかしくなります……
GM:今まで通り、成功した情報は後でまとめて出す感じにするんで良いです? それで大丈夫なら他の方もどうぞ!
巴慶一郎:いいよ!
芙蓉堂太一:はーい
合砂 文月:では、行きます。《サイコメトリー》のみで侵蝕率91。希枝さんの所在を。
合砂 文月:メダル、コネと放り込みまして……
合砂 文月:7dx+2>=8
DoubleCross : (7R10+2[10]>=8) → 7[1,1,2,4,5,7,7]+2 → 9 → 成功

GM:成功! あとでやる!
芙蓉堂太一:そしたら希枝蕾の来歴について、〈情報:UGN〉で。コネ使用。
山縣亜鷺:Sランク:サポーター2回め。ダイスを+3個。
山縣亜鷺:山縣亜鷺の侵蝕率を+3した (侵蝕率:79->82)
芙蓉堂太一:いただく!
芙蓉堂太一:12dx+4=>16
DoubleCross : (12R10+4[10]>=16) → 9[2,3,4,5,5,5,6,6,7,8,8,9]+4 → 13 → 失敗

山縣亜鷺:バディムーヴ!
芙蓉堂太一:ありがたい……
巴慶一郎:スッと出てくる
GM:こっ個人情報ーッ! 成功です
巴慶一郎:では自分は"ラーズグリーズ"の能力について 。エフェクト使用はなし、ダイスボーナスと固定値、メダル…
巴慶一郎:4dx+1+1=>9
DoubleCross : (4R10+1+1[10]>=9) → 9[3,4,7,9]+2 → 11 → 成功

GM:グワーッ固定値! 成功!
GM:"ラーズグリーズ"の来歴以外は開きましたね。開示します。

・希枝蕾の所在について
朝から行方知れずである。寮の隣室の生徒も、その行方を知らない。
夜間に来訪者があったようだが、最近色々な生徒(君たちのことだ)とつるんでいたので、ハロウィンの企画か何かの関係と思い、特に気にしなかった。
きわめて真面目な生徒であり、今まで姿を消すことはもちろん、欠席したことすらなかった。
真面目だから大丈夫だろうと思いつつ、もうちょっと気を遣えばよかった、と隣室の生徒も少し後悔している。

・希枝蕾の能力について
シンドロームはノイマン/ウロボロス/モルフェウス。
取得エフェクト 《八重垣》《原初の赤:無機なる四肢》《原初の黒:エネルギーシールド》など。
防御を得意とするが、<RC>による遠距離攻撃も可能。ただし、現在の彼女は極度に自身を抑制しているため、何らかの方法でタガが外れない限り、その能力を万全に発揮することはできないだろう。判断力も落ちており、咄嗟の事態に対応できない、というのがUGNからの評価である。
UGNエンブレムのギャリソンズシールドも保有している。

・希枝蕾の来歴について
その行動原理は『守られるべき誰かを守ること』である。
元は一般人であったが、小学生の頃に事件に巻き込まれ、自分を庇って命を落としたUGNエージェントの血液を浴びて覚醒。
そのエージェントの能力をまるまる受け継いでしまった彼女は、期待されるままにUGNイリーガルとして活動を開始する。
一般人護衛等を中心とした数年の活動の中ではミッション成功率100%を記録し、中学卒業と同時に正規エージェントとしてUGN入りする。
だがその後、要人の幼い息女を警護するという任務で、初めての、しかも最悪の失敗を犯してしまい、すっかり心身を失調してしまった。
そこで彼女の面倒を見ていた『先生』は、しばし休養させるという目的で彼女をアカデミアに送った。
その際に『委員会のような仕事っぽいことはしないように』と言い含めたが、これは命令というよりも気遣いである。
働かなければいけない、という強迫観念に駆られるのは望ましくないが、自らそれを望むのであれば、歓迎しただろう。

・"ラーズグリーズ"の能力について
シンドロームはエンジェルハイロゥ/ウロボロス。
取得エフェクト 《リフレックス:エンジェルハイロゥ》《ミラーコート》《まだらの紐》など。
攻撃的な出力は大したことはないが、知覚力と情報収集力に優れる。また、仮面によりいくつかのEロイスを獲得している。
(彼女のものに限らず、仮面は装備者にEロイスを与えるパターンが多い)

GM:開示された情報は以上です、という所でシーンを切りましょう。
GM:ロイス、調達等あればどうぞ!
山縣亜鷺:強化素材を狙ってみよう。
山縣亜鷺:3dx+5>=15
DoubleCross : (3R10+5[10]>=15) → 7[4,6,7]+5 → 12 → 失敗

山縣亜鷺:財産1たんないな……!
合砂 文月:こちらも狙ってみます。出ればラッキーくらい、で。
合砂 文月:3dx+3>=15
DoubleCross : (3R10+3[10]>=15) → 5[3,5,5]+3 → 8 → 失敗

合砂 文月:んー。届かない、で。
芙蓉堂太一:じゃあ強化素材!
芙蓉堂太一:7dx+2=>15
DoubleCross : (7R10+2[10]>=15) → 7[2,3,4,4,5,5,7]+2 → 9 → 失敗

芙蓉堂太一:もう財産点いらないかな?
山縣亜鷺:たぶん!
芙蓉堂太一:したら買っちゃおう。6点消費して購入します!
巴慶一郎:太っ腹!
芙蓉堂太一:そしてパンダ……巴くんにお渡しします
合砂 文月:さすが…
巴慶一郎:頂戴します。だれがパンダだ
巴慶一郎:残雪が残雪+1になった
巴慶一郎:じゃあ自分は照準器のほうを。
芙蓉堂太一:ロイスは保留。以上です!
巴慶一郎:4dx+2+1=>15
DoubleCross : (4R10+2+1[10]>=15) → 10[1,4,10,10]+6[5,6]+3 → 19 → 成功

山縣亜鷺:すごい
巴慶一郎:おお、買えた。山縣先輩にパス
芙蓉堂太一:すごい!
合砂 文月:すごい
山縣亜鷺:あ、いえ、
山縣亜鷺:合砂さんへ!
巴慶一郎:あ、そうか
巴慶一郎:合砂さんにパス!
合砂 文月:はい。いただきます。ありがとうございます…
合砂 文月:では、「上級生:芙蓉堂太一:○有為/恐怖」で最後のロイスを取って。
山縣亜鷺:こちらも以上です!
巴慶一郎:山縣さんにロイス
巴慶一郎:○敬意/劣等感 かな。以上です
合砂 文月:以上です。
GM:よし、全員済んだっぽいですね。それじゃシーンを切ります!

GM:◆ミドル10 シーンプレイヤー…巴慶一郎
GM:ダイスを振って登場するなどしてください
巴慶一郎:1d10+85-1
DoubleCross : (1D10+85-1) → 6[6]+85-1 → 90

芙蓉堂太一:82+1d10-1
DoubleCross : (82+1D10-1) → 82+8[8]-1 → 89

山縣亜鷺:山縣亜鷺の侵蝕率を+4(1d10-1->5-1)した(侵蝕率:82->86)
GM
GM:夕方の大講堂前。
GM:アズラの情報によれば、次に"パレード"が出現する場所はここのはずである。見たところ人気(ひとけ)もあまりなく……
GM:……と思っていたが、何やら大きなものをうんしょこらしょと運んでいる男子生徒がいる。
GM:山縣さんは分かります。ウィル・オ・ウィスプ部部員です。運んでいるのは、一度火災を起こしかけたファイアー・バルーン。
GM:自ら炎上して気球のように空へ浮上し、上空から安全性に配慮されたごく低温の火の玉を撒くすごいやつです。
山縣亜鷺:「あれは……!」
山縣亜鷺:「……停止処分、したはずなんですけど」額に手の甲を当てる。
ウィル・オ・ウィスプ部部員・火球舐蔵:「あ、山縣さん! お疲れッス!」 汗まみれながら良い笑顔を見せる
巴慶一郎:「速やかにそのバルーンを持って帰りなさい」
山縣亜鷺:「あ、お疲れ様です……ではなくて!」
火球舐蔵:「え? え? もしかしてまた何か変更があったんスか?」 困惑している
山縣亜鷺:「変更も何も……禁止しますと言ったばかりじゃないですか、もう」
山縣亜鷺:「この間、危うく大事故につながるところだったんですよ?」
火球舐蔵:「いや、でもちゃんと外部からの衝撃には強くしました! 部長のレネゲイド力を注がないと起動しないようになってますよ!」
火球舐蔵:「禁止のままなんすか? いや、なんか風紀の腕章した女の子に、まとまってると危ないからいろんな所に分散して保管するように言われて」
火球舐蔵:「それで良いのかと思ったんですけど、俺らも一度怒られてるんで素直に従ってる訳ですよ。ウス!」
山縣亜鷺:「風紀委員?分散?」
巴慶一郎:「……またしても工作というわけですか」苦い顔。
GM:巴くんはもちろん覚えがない。これはすぐに調べがつきますし、
山縣亜鷺:「……”ラーズグリーズ”」
GM:ついでに言うとこれは後で調べれば分かることですが、風紀を装った女の子がハロウィンで危険物を取り扱う二、三の部活に、その危険物を色々な所に保管するよう指示しているのが現状です。ウィル・オ・ウィスプ部はその一つですね。
芙蓉堂太一:「ははあ、またなんかやらかしの材料として狙われてると」
山縣亜鷺:「とにかく、いますぐ中断して、再回収ください」
山縣亜鷺:「私を信じてください!お願いします」
火球舐蔵:「うえーっ、マジッスか! 結構疲れるんですよ。ちゃんと頑丈にしましたし……仕方ないッスね」
山縣亜鷺:「ご苦労をかけて本当にすみません」頭を下げる。「でも、どうかお願いします」
火球舐蔵:「ああ、頭なんて下げないでください。了解ッス! でもホント、バッチリ制御効くようにしてるんですよ」
火球舐蔵:「まあ、自分で意志を持って動き出したりしたら話は別ッスけどねえ。なははは!」 言いつつ、彼は元来た道をえっさこらさと引き返し始めます
山縣亜鷺:「えっ」
巴慶一郎:「何か聞き捨てならないことを言ったような」
火球舐蔵:「もしもの話ッスよ、もしもの! まさかそんな、モノが自分で動き出すなんてあり得ないじゃないスか! ははは!」
GM:ではそんな風に彼が背を向けたところで、三人<知覚>判定を振って下さい。難易度は8。
巴慶一郎:知覚かあ…自信は無い
巴慶一郎:3dx+1=>8
DoubleCross : (3R10+1[10]>=8) → 8[6,8,8]+1 → 9 → 成功

芙蓉堂太一:4dx+1=>8
DoubleCross : (4R10+1[10]>=8) → 10[6,7,8,10]+2[2]+1 → 13 → 成功

芙蓉堂太一:osi
芙蓉堂太一:おし
山縣亜鷺:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 10[3,5,9,10]+2[2] → 12

GM:お見事。三人とも気付きますね。
GM:辺りは夕方。オレンジの地面に伸びる火球舐蔵の影の中――その中に、不自然な濃淡があるのに気付きます。
GM:それは円形のようで、しかしウィル・オ・ウィスプめいて揺らめいていて……
GM:"ラーズグリーズ"の能力について調べた慶一郎くんなら、《まだらの紐》というイージーエフェクトの存在に思い当たるでしょう。影の中に自身の端末を潜ませて情報を収集する、アレです。
巴慶一郎:「……そこか!」影に向かって斬りかかる。
GM:斬られた異物はぐにゃりと歪み、霧散します。慶一郎くんの刀にはススのような汚れがつく。
火球舐蔵:「ええっ狂人!?」 遅れて反応。ぼとっとバルーンを落とす。
山縣亜鷺:バルーンは影の手で支えよう。「今の、は」
火球舐蔵:「あっどうもッス……って、大丈夫ですよホント! 何ならハンマーで叩いたって爆発しません! 100人乗ってもダイジョーブ!」
火球舐蔵:「……え、なんすかなんすかこの空気」
芙蓉堂太一:「試したくないなあ……」
GM:……そうこうしている内に、空中に魔眼のゲートが開く。
山縣亜鷺:「……不思議だったんですよね」
芙蓉堂太一:「え?」
山縣亜鷺:「パレードの動向を把握していないはずの”ラーズグリーズ”が、どうして騒ぎに乗じて現れたのか」
山縣亜鷺:「こうして、生徒の影のうちに潜ませて、常に聞き耳を立てていた……」
GM:開いたゲートの中からまろび出るのは、ささやかにハロウィンの飾り付けを施された自動車サイズのミニカー。
芙蓉堂太一:「なーるほどね。それで駆けつけてたってわけか。だいたい僕のライバルじゃん」
GM:そしてそのボンネットやルーフの上に乗った赤服の兵士たち。中心には、古びた無表情のビスクドール。
GM:そしてそれと、ほとんど時を同じくして――
"ラーズグリーズ":「YES! その通りです!」
GM:眼鏡型仮面の女生徒が、無機質な青銅板を思わせる仮面を被った女生徒を伴い、逆側から(走って)姿を現します。
"ラーズグリーズ":「どうしてそこの糸目のお兄ちゃんが"パレード"の動向を知っていたのかはついぞ分かりませんでしたが……」
巴慶一郎:「影に隠れ、地を這い、隙を伺うせせこましい悪の努力といったところか」
"ラーズグリーズ":「結果はオーライ! 今度は最初から間に合いました! やりましたね、"カメリアー"!」
山縣亜鷺:「……正しく扱えば、とても善行に役立つ能力でしょうに。残念でならないです」
"カメリアー":「……」 青銅板めいた仮面の少女はほとんど動じない。"ラーズグリーズ"に追従するばかりだ
芙蓉堂太一:「あっちの仮面の子は……」目を細く開ける。
"ラーズグリーズ":「そう! そうなんですよ! あたし努力家なんです! いいんですよ褒めてくれても……アカデミアに来てリーダーと離ればなれで、誰も褒めてくれないの、ちょっと寂しいんですから」
"ラーズグリーズ":「こうしてずっと前から目を付けてたコとも仲良しになれたし……ね! "カメリアー"! ……まあ今、彼女に自我なんてないんですけど」
巴慶一郎:「無用な混乱を生む負の努力など賞賛に値しない。蔑むのみだ」
芙蓉堂太一:「そういうのは仲良しとは言わない」
"ラーズグリーズ":「ふふふ。まあ本気で分かってもらおうだなんて思ってませんしね。あたしだってもう13歳。世の道理は承知しています」
"ラーズグリーズ":「でも同類(ともだち)になれたのはホントなんですからね。"カメリアー"……ほら、あそこに守るべきものがありますよ?」
"ラーズグリーズ":「あれを守るためには邪魔なものが、ありますよね? ほーら、一人、二人、三人……」 君たちを順番に指さし
火球舐蔵:「あわわわわ」 舐蔵は錯乱!
巴慶一郎:「ここは危険です。直ちに撤退を」刀に手をかけ、舐蔵に顎で促す。
山縣亜鷺:「守るべきもの……それは……貴女、は……」
火球舐蔵:「はっはひ、はひい! あっでもこれ重くて! はひぃ!」
"カメリアー":「……守る」 "カメリアー"が動き出す 「守らないと。守ってほしいって、言われたん、だから」
GM:そして"パレード"はハロウィンの装飾として、火球舐蔵の手にしているバルーンを見据えている……!
巴慶一郎:「南無三……」パレードの狙いに気づき、目を細める。
芙蓉堂太一:「僕らが守らなきゃいけないのは、さしあたっての治安かな」
山縣亜鷺:「はい。やらなければならないことです」

VS"パレード" その3
"カメリアー"の妨害…"パレード"のビスクドールを守護すべく疾走する。彼女を妨害できなければそもそも他の妨害活動も効果が落ちる! 距離5mの相手へ何らかの攻撃で20点以上のダメージを出すと成功。
車と兵隊の略奪を妨害…赤服の兵士はもはや持ち出す物を選ばない。距離10mの相手に3回攻撃を行い、すべて15点以上のダメージを出せ!
ビスクドールの攻撃を阻止…巨大な魔眼で周囲の地面や植物まで吸引している。その中に、倒れたら甚大な被害の予想できる電柱が! 【肉体】判定で難易度14。
火球舐蔵の逃走支援…荷物を持って逃げなければいけない火球舐蔵は一般生徒だ! 【肉体】2で難易度12の肉体判定に挑む彼を成功させよ。
 
"ラーズグリーズ"…特に何もしていない。殴りかかりたければ殴っても良いが、現状においてはこれといってメリットはない!

合砂 文月:では、判定前に登場しておきたいです。
GM:OK! 登場どうぞ!
合砂 文月:1d10+91
DoubleCross : (1D10+91) → 5[5]+91 → 96

合砂 文月:スペリオル入れて、95、です。
GM:それでは判定をどうぞ! まず誰が来るかな
合砂 文月:ということで、繋いでカメリアーの妨害に行って……大丈夫でしょうか。
GM:来るがいい!
合砂 文月:マイナーでストライクチップの効果軌道、メジャーで《コンセントレイト》《ペネトレイト》。侵蝕率100に。
GM:"カメリアー"は疾駆する。淀みなく躊躇ない動きでその手に出現させるのは、ギャリソンズシールド。
合砂 文月:10dx7+10
DoubleCross : (10R10+10[7]) → 10[2,3,3,3,5,6,7,7,9,10]+10[1,2,4,7]+2[2]+10 → 32

合砂 文月:ダメージ、行きます。
GM:ダメージどうぞ!
合砂 文月:5d10+7 装甲無視
DoubleCross : (5D10+7) → 16[4,8,1,1,2]+7 → 23

合砂 文月:あ、危なかった……届きました。
GM:達成!
合砂 文月:「---------」ひゅん、と、その目の前に何かが飛来する。地面に着弾して、"盾のような"形にせり上がる。
"カメリアー":ごく当然の動きで盾により攻撃を阻み、しかしその変形には対応できない。足が止まり、攻撃者を見る。
合砂 文月:「----希枝さん!」
合砂 文月:大声で叫んで、ぜえひゅうと息を吐いて身体を丸める。咳き込む。
合砂 文月:「何を、してる、ん、ですか」
"カメリアー":「……守るべきものを守る。私はただそれだけのもの」
合砂 文月:息を無理矢理整えながら、かおをあげて、"カメリアー"の仮面と目線をぶつける。
"カメリアー":「そう在れれば良い……そう……私を呼んでいる……守って欲しいって……だから私は……!」
"ラーズグリーズ":「……ふふふ。仕上がりはそれなりに上手く行ってるかな。長持ちしてくださいねー」
GM:では次……また順番にやりましょうか。車と兵隊の略奪を妨害する人!
巴慶一郎:はい!
GM:来たまえ!
巴慶一郎:マイナーで10m移動。メジャーで白兵攻撃、1回目
巴慶一郎:5dx+4
DoubleCross : (5R10+4[10]) → 7[1,4,4,6,7]+4 → 11

GM:ダメージ!
巴慶一郎:2d10+7+4+1+2
DoubleCross : (2D10+7+4+1+2) → 14[9,5]+7+4+1+2 → 28

巴慶一郎:2回目 5dx+4
巴慶一郎:5dx+4
DoubleCross : (5R10+4[10]) → 9[2,2,4,6,9]+4 → 13

GM:ガンガン来なさい!
巴慶一郎:2d10+7+4+1+2
DoubleCross : (2D10+7+4+1+2) → 15[6,9]+7+4+1+2 → 29

巴慶一郎:3回目
巴慶一郎:5dx+4
DoubleCross : (5R10+4[10]) → 10[1,1,4,6,10]+7[7]+4 → 21

巴慶一郎:3d10+7+4+1+2
DoubleCross : (3D10+7+4+1+2) → 13[5,4,4]+7+4+1+2 → 27

GM:その刀身に歪みなし……ということか……ッ
GM:どうあれ成功です。もう兵隊たちは木の枝とか看板とか手当たり次第に引っこ抜いていく。
GM:そして無闇に近付けば玩具のライフルでレーザー弾めいたレーザーを撃ってきます
巴慶一郎:スライディングで車の下に滑り込み、柄の一撃で車体を跳ね上げる。
巴慶一郎:「このパレードの根本は悪意ではない。それは既に分かりました」
GM:平時であれば撥ねる側の車が跳ねる!
GM:車の上でレーザーを撃っていた兵隊がバラバラと散らばります。
巴慶一郎:車の影から飛び出し、基本の型通りの動きで玩具のライフルを次々と叩き落とす。
巴慶一郎:「……仮面によって歪められた想いならば、止める事が自分の務めです」
GM:次々放たれる慶一郎くんの攻撃に兵隊たちはしっちゃかめっちゃかだ!
GM:それでは次。ビスクドールの攻撃を阻止。事実上のVS電柱!
芙蓉堂太一:はーい
GM:ビスクドールの頭上に浮かんだ魔眼の引力は、風を起こしながら周囲の物を飲み込んでいく……そして君は、近くの古い電柱が軋んで倒れそうになっているのを見た!
GM:魔眼の勢いが収まるまで持ちこたえれば多分なんとかなるだろうと推測できます。頑張って!
芙蓉堂太一:では《援護の風》使用します。ダイス8個増加。侵蝕2上昇。
芙蓉堂太一:12dx=>14
DoubleCross : (12R10[10]>=14) → 10[3,3,3,4,4,7,8,8,9,9,9,10]+6[6] → 16 → 成功

芙蓉堂太一:よっし
GM:マッ、マッスル~~!
山縣亜鷺:ナイスバルク!
巴慶一郎:キレてる!
芙蓉堂太一:どうしてこういうイメージになっていくのか
合砂 文月:力強い、です。
GM:電柱が倒れれば周辺の電力は途切れ、更に電柱を取り込んだ"パレード"がどうなるかは分からない……!
芙蓉堂太一:では、倒れ来る電柱を背中で受け止めつつ、風の力を起こして衝撃を吸収! どうにか支える!
芙蓉堂太一:「うわ、重、重いよこれ……」
GM:OKです。想像通り、魔眼の吸引力はある程度のピークを超えるとまた落ち着いてきた。色々なものを吸い込んで吸い込み力が弱くなっていくのだ。
GM:ではラスト。火球舐蔵の逃走支援……判定前に何かはありますか?
山縣亜鷺:ないです!がんばって!
火球舐蔵:よっしゃあ! 火球舐蔵、男を見せるぜ!
火球舐蔵:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 5[4,5] → 5

火球舐蔵:失敗……すまねえ……
山縣亜鷺:しょうがないなあ
山縣亜鷺:『バディムーヴ』に加えて、『学園天使』。達成値を+8します!
火球舐蔵:がっ学園天使~~!
火球舐蔵:「ひっ……ひいこら……ダメだ……非オーヴァードの一般人である俺にウィル・オ・ウィスプは無理だったのか……!」
火球舐蔵:魔眼吸引力に負けて巨大ファイアバルーンが持って行かれそうになっています。少し手助けできればどうにか逃げられそうだが……
山縣亜鷺:「大丈夫です」微笑む。
山縣亜鷺:影の手が伸び、火球舐蔵の両手に添えるように拡がる。
山縣亜鷺:「私がついています。全力で支援します。ですから」
火球舐蔵:「あっ……温かい……」
山縣亜鷺:「貴方も、全力で!」
火球舐蔵:「あっはい! ウオーッ魂が燃えるぜ……名前のように!」
火球舐蔵:支援を受けて力強く駆け出す火球舐蔵は、ドールの吸引範囲から……脱出!
GM:という訳で四判定全てに成功です。
GM:"パレード"の兵隊と自動車はどうにか態勢を立て直し、ドールの元へ。ドールは静かに浮上し、中空の魔眼のゲートへ向かいます。
"カメリアー":「……守る……!」
GM:そして"カメリアー"もまた、攻撃を厭わずドールの元へ駆ける。"ラーズグリーズ"は静観です。
合砂 文月:「…………」何かを言おうとして、わずかに開いた口を引き結びます。コインを数枚取り出して、握りしめる。
合砂 文月:「ごめんなさい、あの。遅く……なりました」
山縣亜鷺:「……いえ、ありがとうございます。心強いです」
巴慶一郎:「十分、被害は抑えられましたし」
合砂 文月:「……はい」
芙蓉堂太一:「電柱もどうにかなったよー」肩をぐるぐる回す。
芙蓉堂太一:「今回肉体労働多くない? 鍛えられちゃうよ」
山縣亜鷺:「お疲れ様です。すみません、苦労をかけてしまって」
山縣亜鷺:「避難は完了しました。あとはやるだけです」
"カメリアー":ドールの下へたどり着いた彼女は、浮上していく車の上に躊躇なく乗る。
GM:ギャリソンズシールドを構える姿は、疑いようもなく君たちの知る希枝蕾とダブッて見える。
巴慶一郎:「……懸念はしていましたが。彼女の異常な守護への執着、仮面に取り込まれる生徒の傾向に近しいと」
"ラーズグリーズ":「ふふ! やっぱり良い絵ですね、思ったとーり……」 そしてそれを遠くから、手で作った四角いフレーム越しに見る"ラーズグリーズ"
巴慶一郎:「せめて一言警告を発しておくべきでした」
"ラーズグリーズ":「いよいよあたしの目的も達成させられそう! 今日は帰りにケーキを買っちゃおうかな!」
合砂 文月:「……あとで。言ってあげてください」
巴慶一郎:「了解です。全て終えた後に」
巴慶一郎:体勢を整え防御に徹されると、容易に斬りかかれるような隙はない。
"カメリアー":「……"メタル・ブロッサム"。散花を知らぬ鉄の花の防御は絶対」
"カメリアー":「守り切る……今度こそ……今度こそ、私は」
GM:という訳で"パレード"もろとも"カメリアー"は姿を消しました。
"ラーズグリーズ":「さてと! これであたしの役目もそろそろ達成だし、帰ろうかな! 今までのパターンだと次は明日だし……」
"ラーズグリーズ":「……ん?」 と、今までと変わらないのびのびとした様子だった彼女ですが、その動きを少し止めます
"ラーズグリーズ":「光……何これ。人……?」
GM:それと同時に、君たちの携帯端末に連絡が入る。連絡元はアズラ・フェブリオス。
アズラ・F:『ああ、いいかね。例の玩具がありそうな倉庫だが、候補が相当多くてね。今順番に調べている。まあ、調べてると言っても従者を使ってだが……』
合砂 文月:「……音。音か、光は?」
アズラ・F:『とりあえず六個あるうちの一つ。うん、これはまた随分と埃っぽいな……とりあえずすぐにいらないものは全部放り込んでいたんだな……ん』
アズラ・F:『……人が、っと!』
アズラ・F:『……女の子がいた。従者を破壊されたよ。何だ、あれは?』
巴慶一郎:「倉庫の場所を教えてください。すぐに向かいます」
巴慶一郎:ラーズグリーズに注意を払いながらハンズフリーで応答する。
アズラ・F:『あ、ああ。場所はちょっと分かりづらいが、どちらかというと高等部からの方が近いだろう。ええと……』 という訳で場所を教えて貰えました
"ラーズグリーズ":「……別口の動き。偶然じゃないのか。うーん、もう一仕事かな。ヤだなあ!」 という訳でこちらも特に何もなければ《瞬間退場》
合砂 文月:「行きましょう。いいですか」
山縣亜鷺:「はい。急ぎましょう」
芙蓉堂太一:「オッケー、行かなきゃね」
GM:ではこの辺でシーンを切ります。調達、ロイス等あればどうぞ。最後の機会です。
合砂 文月:ロイスは埋まりきってます。調達は……強化素材狙いましょうか。
合砂 文月:4dx+3>=15
DoubleCross : (4R10+3[10]>=15) → 8[1,6,6,8]+3 → 11 → 失敗

合砂 文月:届きません。こちらは終了です
芙蓉堂太一:ロイス、ラーズグリーズに親近感/○対抗心で取得します。
巴慶一郎:うーん、ロイスは埋まっている
山縣亜鷺:思いつかないな……リアクティブアーマー。
山縣亜鷺:4dx+5>=24
DoubleCross : (4R10+5[10]>=24) → 8[1,3,5,8]+5 → 13 → 失敗

山縣亜鷺:流石に無理!おわり。
芙蓉堂太一:あ、じゃあパリィシールドなどを
芙蓉堂太一:7dx+2=>17
DoubleCross : (7R10+2[10]>=17) → 9[1,3,4,5,5,6,9]+2 → 11 → 失敗

芙蓉堂太一:しっぱい! 以上です。
巴慶一郎:じゃあ私がそのシールドを買ったげよう
芙蓉堂太一:こ、後輩!
巴慶一郎:4dx+2+1=>17
DoubleCross : (4R10+2+1[10]>=17) → 10[6,7,8,10]+5[5]+3 → 18 → 成功

巴慶一郎:か、買えちゃった。どうぞ
芙蓉堂太一:いただきます!
合砂 文月:すごい。
巴慶一郎:以上!
山縣亜鷺:すご……
GM:それじゃ全員終わりですね。シーンを切ります!


GM:◆クライマックス
GM:全員登場してください
山縣亜鷺:山縣亜鷺の侵蝕率を+7(1d10-1->8-1)した(侵蝕率:86->93)
芙蓉堂太一:91+1d10-1
DoubleCross : (91+1D10-1) → 91+3[3]-1 → 93

巴慶一郎:1d10+90-1
DoubleCross : (1D10+90-1) → 7[7]+90-1 → 96

合砂 文月:1d10+100
DoubleCross : (1D10+100) → 4[4]+100 → 104

合砂 文月:Sミックス入れて、103です。
GM
GM:アカデミア高等部、倉庫近く。
GM:皆さんがたどり着く頃にはすっかり夜です。
GM:奇しくも……というよりは、必然、というか。山縣さんが初めて"パレード"に遭遇した場所に、近からずも遠からずといったところ。
合砂 文月:「こっち……ですか」肩で息をしながら。足は速いけど体力はない。
GM:白く無機質な街灯ばかりが辺りを照らす、夜。それら街灯のうち一つの下に、"カメリアー"……希枝蕾は、立っている。
"カメリアー":「……声が」
山縣亜鷺:「そうですよね。そう、遠くにいきなり行くことはないですもんね」
芙蓉堂太一:「やー、あっち行ったりこっち行ったり……あ」
"カメリアー":「声が聞こえる。守ってって、私を呼ぶ声が」
巴慶一郎:「……」黙して、刀の柄に手をかける。
"カメリアー":「何よりもそれに……それに答える事が、私の……すべきことだった……!」
GM:彼女の影が膨れ上がり、枝のように伸びていく。倉庫の影影から、赤い服の兵隊が銃を向けてくる。
"カメリアー":「"パレード"は終わらない。終わらせたくない……あの子が、そう望んでいる限り。守って欲しいと、私に言ってくれる限り!」
合砂 文月:「声は、聞こえなかった、けど」目線を金属板の仮面とぶつける。
合砂 文月:「でも、希枝さん。希枝さんが誰かのことを、守りたいって。助けが必要な人のところへ行ってあげたいって」
合砂 文月:「思ってるのは、わかったよ。……私も、助けてもらったから」数枚のコイン/チップを握りしめる。
合砂 文月:「……だから、今度は私の番。ああすればよかったって、思いたくないから。思ってほしくないから」
合砂 文月:「一緒に、考えよう。みんなと。どうすればいいか。まだ間に合うから。だから……」
"カメリアー":「……ッ……駄目……聞こえる……私には、聞こえる。あの子が呼んでいる。囁いている」
"カメリアー":「私を守って……みんなを守って……あなたたちを倒して……そうしなきゃいけない……ッ!」
合砂 文月:「勝負をしよう。希枝さん」手のひらを広げて、コインをもう一度握り込む。ちゃらりと音がする。
"カメリアー":「勝負……?」
合砂 文月:「そう。希枝さんのやりたい方法で、お互い、譲れないものを賭けて」
合砂 文月:「希枝さんが勝ったら、誰も文句は言えない。私……たちが、勝っても、誰にも文句は言わせない」
合砂 文月:「……まだ、このこと。他の誰も、知りませんよね?」山縣さんに。
山縣亜鷺:「ふふ」くすりと笑う。「悪い人」
山縣亜鷺:「そうです。そうですね。私たち以外は、誰も」
合砂 文月:「……悪党じゃないです。実は、ゲーマーなんです」
合砂 文月:「どっちが勝っても、"その子たちは守られる"。だから、どっちが、誰を守るかを賭けて、勝負、しよう」
"カメリアー":「そんなのは、駄目……許さない。許さない……! 守るのは、私!」
GM:明確な敵意が実体を伴う風のように吹き荒れ、君たちに叩き付けられる。衝動判定です
GM:あ、あとこれね、Eロイスの《堕落の誘い》が乗ります! 衝動判定に失敗したら即100%です!
合砂 文月:こわくない!
合砂 文月:4dx+2>=9
DoubleCross : (4R10+2[10]>=9) → 10[7,9,10,10]+6[2,6]+2 → 18 → 成功

合砂 文月:2d10+103
DoubleCross : (2D10+103) → 13[3,10]+103 → 116

巴慶一郎:6dx+1=>9
DoubleCross : (6R10+1[10]>=9) → 10[3,4,5,6,9,10]+1[1]+1 → 12 → 成功

GM:あと衝動判定の難易度はいつも通り9です!
芙蓉堂太一:5dx+2=>9
DoubleCross : (5R10+2[10]>=9) → 9[2,3,5,7,9]+2 → 11 → 成功

山縣亜鷺:6dx+2>=9
DoubleCross : (6R10+2[10]>=9) → 10[3,4,6,9,9,10]+2[2]+2 → 14 → 成功

GM:(言ってない内に振られた……)
山縣亜鷺:山縣亜鷺の侵蝕率を+9(2d10->2,7)した(侵蝕率:93->102)
巴慶一郎:2d10+96
DoubleCross : (2D10+96) → 16[7,9]+96 → 112

芙蓉堂太一:93+2d10
DoubleCross : (93+2D10) → 93+18[9,9] → 111

芙蓉堂太一:ぎゃー
GM:のびるのびる
"ラーズグリーズ":「……ホント、ロケーション地味ですよねえ。もうちょっと派手な所が良かったんですけど……人目にいっぱいつくような」
GM:レネゲイド風圧を涼風のように受けながら、君たちの背後でオシャレ無骨な一眼レフを構えて、"ラーズグリーズ"はぼやく。
"ラーズグリーズ":「どちらにしたって、"パレード"は終わらない。終わらせない……その有り様を衆目に晒すまで。誰もの目に届くまで!」
"ラーズグリーズ":「ギャリソンズシールド。選ばれたエージェントにだけ与えられる盾を持って、仮面を被り、守るべき一般生徒に危害を与えるものを守る……そんな所をみなさんに見せたい! そのために頑張ってきたんですから!」
芙蓉堂太一:「情報を恣意的に歪めるのは、あんまり好みじゃないなあ」肩を竦める。
山縣亜鷺:「成程。それが目的なんですね……よかった」
合砂 文月:「方向性は正しかった、ですね」
山縣亜鷺:「じゃあ、ここで止めてしまえば。もう終わらせられる」
"ラーズグリーズ":「ぶう! 情報は歪めてません! あたしが歪めたのはあの子の方! あなたたちのせいで危うくダメになる所だったんですから!」
芙蓉堂太一:「結局同じでしょ、結論ありきで誘導してんだからさ」
"ラーズグリーズ":「中学生に分かるように言ってくださーい! ……ともかく、止めさせたりはしません。あたしも今日は仕方ないので真面目にお手伝いです……!」
巴慶一郎:「……ラーズグリーズ。ふざけようが真面目にやろうが、お前の野望は達成されない、ケーキを買う必要も無い」
巴慶一郎:一際鋭い眼光がその仮面を見据える。
巴慶一郎:「監獄の床ならいくらでも舐めさせてやる」
芙蓉堂太一:「はしゃいでるんじゃないよってこと。僕だって真面目にお仕事してるんだよ? 見守れとか調べろとかさ」
"ラーズグリーズ":「女の子にそんなことするなんて! カタブツ風紀委員の密かな趣味!?」 きゃーみたいな顔をする
"ラーズグリーズ":「もう知りません! ……早く始めましょう。だから特等席から見せてください……みっともなくて意地汚い、裏切り者の舞踏会を!」


["ラーズグリーズ"] -5m- [PCs] -5m- ["カメリアー","ハロウィン・パレード","パレード・プリンセス"]


GM:配置は以上の通り。また、"ハロウィン・パレード"はトループです。
GM:また、"カメリアー"は"パレード・プリンセス"こと、パレードの中心であるビスクドール以外をカバーする様子は見せません!
GM:という辺りを踏まえて、それじゃあ戦闘を開始します。
GM:◆ROUND 1
GM:◇セットアップ
山縣亜鷺:なし!
巴慶一郎:ないよ
合砂 文月:ありません。
芙蓉堂太一:なしです
巴慶一郎:いや、待った
巴慶一郎:ブルーゲイル持ってた
GM:"ラーズグリーズ"は《ミラーコート》《光の騎士団》を使用。ドッジダイスを増やし、更にダメージを受けない限り攻撃力が増加します。
巴慶一郎:んー、やはりブルーゲイルは温存します。すみません
GM:違う違う、《光の銃》も使用。そしてこの《ミラーコート》は、Eロイス《超越活性》で強化されています
GM:温存どうぞ!
巴慶一郎:で、以上です
GM:他はセットアップなし。そっちも大丈夫ですね
GM:んじゃイニシアチブに移ります。何事もなければ"ラーズグリーズ"が動きますが
芙蓉堂太一:イニシアチブ、《スピードフォース》使用。メインプロセスを行います。
GM:何をするつもりだ……ッ!
芙蓉堂太一:コンボ『ガラスの群来鳥』。《風の渡し手》《エンジェルヴォイス》使用。侵蝕値7上昇。
芙蓉堂太一:合砂さんと巴くんと一応山縣さんのメジャーのC値を-1、ダイス数を+5個。
芙蓉堂太一:失礼しました。マイナーを宣言し忘れてました。
芙蓉堂太一:ラーズグリーズの側に2m後退し、エンゲージを切ります。
GM:あいよ!
芙蓉堂太一:そしてメジャーは先の通り、支援を行います。あと侵蝕間違えてて、まとめて11上昇ですね。
GM:判定はないよね? ちゃんと上げておくんだぞっ
芙蓉堂太一:自動成功です!
GM:それではイニシアチブに戻って、改めて"ラーズグリーズ"の手番です
芙蓉堂太一:では、手を上に差し上げ、宙に無数の透明の小鳥を生み出す。小鳥は一斉に美しい声でさえずりを上げる。
芙蓉堂太一:それは、人に力を与える音色。
芙蓉堂太一:「ここまでやれるのは一度だけだからさ、いい感じに受け取ってくれるとうれしいなあ!」味方側に笑いかける。
巴慶一郎:変化した感覚を確かめるように手を開き、閉じる。
GM:では改めてこちらが動きます
"ラーズグリーズ":マイナーなし、メジャーは《コンセントレイト:エンジェルハイロゥ》+《小さな塵》+《影縛りの魔弾》 狙いは慶一郎くんだ
"ラーズグリーズ":「苦手だけどしょうがない……えいえい!」
"ラーズグリーズ":13dx7+2
DoubleCross : (13R10+2[7]) → 10[1,2,2,4,4,6,6,7,9,10,10,10,10]+10[4,6,8,8,9,9]+10[1,1,8,9]+3[3,3]+2 → 35

GM:リアクションどうぞ
巴慶一郎:ガード値は大してないのでドッジに挑戦
巴慶一郎:6dx+1=>35
DoubleCross : (6R10+1[10]>=35) → 10[4,4,5,7,10,10]+5[2,5]+1 → 16 → 失敗

GM:4d10+22
DoubleCross : (4D10+22) → 20[9,2,4,5]+22 → 42

GM:諸々有効!
GM:更に命中したので、そのラウンドの間ガード値が-15されます。
巴慶一郎:装甲引いても34ダメ……死にます
巴慶一郎:ラーズグリーズのロイスをタイタスにして復活。
"ラーズグリーズ":「……狙うならあなたなのは当然ですよね、お兄ちゃん? その剣、"カメリアー"の防御を抜け得る……」
"ラーズグリーズ":手から放たれた光が慶一郎くんの影に的中すると、その部位に激痛が走る……心臓!
巴慶一郎:痛みと衝撃に膝を折り、沈みかける。
巴慶一郎:「いい判断だ。だが、この程度で止まるつもりはない」
巴慶一郎:顔色一つ変えずにゆらりと体を起こす。
"ラーズグリーズ":「あーもうっ、だからあたし、攻撃とか苦手なのにーっ!」
GM:という訳で次です。合砂さん!
合砂 文月:悩ましいですね。……ただ。
合砂 文月:マイナーでストライクチップを起動。メジャーで、ハロウィン・パレードを狙って攻撃します。
合砂 文月:判定前!
芙蓉堂太一:攻撃を支援します。
GM:来るが良い!
芙蓉堂太一:《援護の風》でダイス数+9個。侵蝕2上昇。
合砂 文月:では。行きます。《ペネトレイト》《コンセントレイト》、侵蝕率121。
合砂 文月:24dx6+10
DoubleCross : (24R10+10[6]) → 10[1,1,1,2,2,3,3,4,5,5,6,6,6,6,6,6,7,7,8,9,9,10,10,10]+10[1,1,1,2,2,3,3,3,5,5,5,8,10,10]+5[3,4,5]+10 → 35

合砂 文月:う。35……
山縣亜鷺:《妖精の手》。
山縣亜鷺:山縣亜鷺の侵蝕率を+4した(侵蝕率:102->106)
合砂 文月:ありがとうございます。最後の出目を10にして。
合砂 文月:1dx6+40
DoubleCross : (1R10+40[6]) → 3[3]+40 → 43

GM:《イベイジョン》です。ドッジは固定値。回避できない! ダメージをどうぞ。
合砂 文月:では、ダメージ行きます。
合砂 文月:6d10+7 装甲無視
DoubleCross : (6D10+7) → 28[2,4,10,4,2,6]+7 → 35

合砂 文月:装甲無視の35点。
GM:入りました! 兵隊たちは次々と姿を見せ、君たちに銃を向けていく。
合砂 文月:「道を開けさせます」手首を捻って投げつけたコインが、空中で大きく、花のように開く。先端に分銅の付いた大きな投げ網だ。
GM:投げ網に捕えられる兵士! ミャーミャーいいながら暴れもがく!
合砂 文月:「数が多い……!」
山縣亜鷺:「大丈夫です!そのまま、着実に!」投網の隙間から影のカーテンが覆いかぶさり、兵士の視界を奪う。
GM:視界を阻まれた兵士達は抵抗するように玩具のライフルめいた反重力物質銃を乱射し始めた。辺りの壁が抉れ、同士討ちも発生する!
GM:という訳で次は"カメリアー"ですが……
"カメリアー":マイナーで《ダブルクリエイト》《シールドクリエイト》、メジャーで《物質合成》。二つの盾を生み出し、それを即座に合成させます。
"カメリアー":腰を落とし、ギャリソンズシールドを両手で構える。それを取り囲むように金属質の盾が幾つも生成される……さながらそれは、鉄の花のように。
"カメリアー":「守る……絶対に。私はそのために咲く、鉄の花……!」
GM:ということで次は山縣さんです。どうします?
山縣亜鷺:マイナーでボルトアクションライフルを起動。
山縣亜鷺:メジャーでハロウィン・パレードに攻撃。
山縣亜鷺:10dx@9+5
DoubleCross : (10R10+5[9]) → 8[1,3,3,3,3,4,4,6,7,8]+5 → 13

GM:すまん、イベイジョンの達成値……難易度? はちょうど13なのだ……!
GM:という訳でこのまま行くと避けます。
山縣亜鷺:仕方ありません……《原初の黒:勝利の女神》。
山縣亜鷺:達成値を+18。達成値31に。
山縣亜鷺:山縣亜鷺の侵蝕率を+6した(侵蝕率:106->112)
GM:ゲボーッ! 何その伸び幅
GM:命中です。ダメージをどうぞ
山縣亜鷺:4d10+8 装甲有効
DoubleCross : (4D10+8) → 27[3,9,9,6]+8 → 35

山縣亜鷺:すごい威力出た
GM:ヒエッ……とはいえ装甲値は持ってるので若干引きます
GM:威力に引いてる訳じゃないよ
GM:あ、生存してますよ! まだピンピンしてます!
山縣亜鷺:「この状況なら……私でも!」投網の中へと撃ちかけていく。
GM:銃撃を受ければ、兵隊は止まります。反物質銃を持っていても銃弾には弱い!
GM:しかしそれでも、兵隊の人形は次々現れます。その中には木の人形や色々な材料が混じったパッチワークの人形が混ざり始め……
GM:……エンジン音と共に、自動車サイズのミニカーが倉庫から飛び出してくる!
GM:という事で同値。山縣さんに続き"ハロウィン・パレード"が動きます。
GM:マイナーで《斥力の矢》、メジャーで《コンセントレイト:モルフェウス》+《カスタマイズ》+《ギガンティックモード》。対象は合砂さん、山縣さん、慶一郎くんの三人。
GM:8dx7+2
DoubleCross : (8R10+2[7]) → 10[1,1,7,8,8,8,8,10]+6[1,2,3,4,5,6]+2 → 18

GM:リアクションをどうぞ
合砂 文月:うーん。ドッジを試みます。
山縣亜鷺:ドッジ。
山縣亜鷺:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 10[3,7,10,10]+5[3,5] → 15

合砂 文月:4dx>=18
DoubleCross : (4R10[10]>=18) → 10[1,3,9,10]+6[6] → 16 → 失敗

巴慶一郎:ドッジ
巴慶一郎:6dx+1=>18
DoubleCross : (6R10+1[10]>=18) → 9[1,2,4,5,7,9]+1 → 10 → 失敗

山縣亜鷺:合砂さんにバディムーブ。
山縣亜鷺:巴くんに《原初の白:栄光の血》。達成値+12。
山縣亜鷺:1d10
DoubleCross : (1D10) → 1

山縣亜鷺:HP1消費!
巴慶一郎:女神…!すると22でドッジ成功です。
山縣亜鷺:自分に《妖精の手》。
合砂 文月:ありがとうございます。では、ドッジ成立!
山縣亜鷺:1dx+20
DoubleCross : (1R10+20[10]) → 2[2]+20 → 22

山縣亜鷺:山縣亜鷺の侵蝕率を+8した(侵蝕率:112->120)
GM:で、では全員がドッジに成功しました。ヒェーッ……
GM:バリエーション豊かになった玩具の兵隊たちが反重力物質銃をドカドカ乱射します
山縣亜鷺:「いけない!下がって!」
山縣亜鷺:無数の影の手が銃弾を受け止めては霧散する。
巴慶一郎:影に覆われた地帯まで一歩で飛び下がる。
"ラーズグリーズ":「わーっ何あれ! 頑張るなあ……!」 後ろの方で感心
山縣亜鷺:霧散したそばから、新しい手が出ては防ぐ。
山縣亜鷺:「はあっ、はあっ……!皆さんは、私が守ります!」
合砂 文月:「……山縣さんっ」
巴慶一郎:「……真面目にやる、とはああいう事を言う」
合砂 文月:影のなかに、ほとんど転ぶようにして避難しながら
GM:次、"パレード・プリンセス"が動きます。マイナーはなし、メジャーで《コンセントレイト:バロール》+《死神の瞳》+《ペトリファイ》+《因果歪曲》!
GM:命中した場合、次のダメージが+5D、シーン中行動値が-6です
GM:8dx7+3
DoubleCross : (8R10+3[7]) → 10[1,4,4,4,5,5,8,8]+4[4,4]+3 → 17

GM:リアクションをどうぞ!
合砂 文月:ドッジを試みます
合砂 文月:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 10[3,6,8,10]+8[8] → 18

山縣亜鷺:4dx ドッジ
DoubleCross : (4R10[10]) → 8[1,2,4,8] → 8

巴慶一郎:ドッジしかない
合砂 文月:あ。平目で避けました
巴慶一郎:6dx+1=>17
DoubleCross : (6R10+1[10]>=17) → 7[3,3,5,7,7,7]+1 → 8 → 失敗

GM:"パレード"の主であるビスクドールは、これまでにやってきたように頭上に魔眼を発生させます。
GM:違うのは、その巨大な魔眼を緩慢な動きで皆さんへ向けて投げ放ってきたことです。
GM:触れた者の動きを極度に阻害するそれは、直接的なダメージにこそ繋がらないだろうが、無防備を晒す事になる……!
GM:という訳で次は芙蓉堂くん……は動いたよね。ソードマスタートモエ!
巴慶一郎:では、マイナーで《オリジン:ヒューマン》《イオノクラフト》。”カメリアー”のエンゲージに入ります
巴慶一郎:メジャーは《急所狙い》《プレディクション》《バリアクラッカー》で”カメリアー”を攻撃。
GM:来るが良い!
巴慶一郎:11dx9+4+6
DoubleCross : (11R10+4+6[9]) → 10[1,1,2,4,4,4,5,8,8,8,10]+5[5]+10 → 25

巴慶一郎:ドッジ、ガード不可だが…?
GM:《原初の黒:エネルギーシールド》がある……!
GM:《八重垣》+《レネゲイドイーター》+《原初の赤:氷盾》+《原初の黒:エネルギーシールド》 でガードします。ギャリソンズシールドのアイテム効果も使用
GM:ダメージを出すがいい
巴慶一郎:う、ううっ…
巴慶一郎:3d10+10+7+4+1+2
DoubleCross : (3D10+10+7+4+1+2) → 12[5,3,4]+10+7+4+1+2 → 36

巴慶一郎:装甲無視です…
GM:4D+6+7+20+36
DoubleCross : (4D6+6+7+20+36) → 17[1,5,5,6]+6+7+20+36 → 86

GM:弾く
巴慶一郎:侵蝕は+13で125
"カメリアー":花開いた鉄の盾は、ただ硬度にて攻撃を受けるのみでない。幾重にも重なった局面が、与えられる衝撃を悉く吸収する
巴慶一郎:「……行くぞ。残雪」
巴慶一郎:水の滴るような、怜悧な輝きを放つ刀身が顕わになる。
巴慶一郎:必殺の気合いを込めた無呼吸の連撃……だが、そのすべてが防がれる。
"カメリアー":「鉄の花は、散らない……私は負けない。負けないんだよ、巴くん……!」 攻撃を受け、盾越しに仮面に覆われた眼で見返してくる
巴慶一郎:「希枝蕾。ここまでとは……」
"ラーズグリーズ":「あはは! すごいすごい! まさかあの剣を受け止めてくれるなんて……溜飲が下がって下がって地殻突破しちゃいそうですよ!」
"ラーズグリーズ":「……これはひょっとしてひょっとするかも。ふふ、あたしの目ったら狂いないんだから!」
巴慶一郎:もはやラーズグリーズは意に介さない。目の前の相手、不壊の城壁に等しい相手を崩す手を考える。
GM:それじゃ全員動きましたね? 問題なければクリンナップを挟み次のラウンドに移ります

["ラーズグリーズ"] -3m- [芙蓉堂太一] -2m- [PCs] -5m- [巴慶一郎/"カメリアー","ハロウィン・パレード","パレード・プリンセス"]

GM:◆ROUND 2
GM:という訳でセットアッププロセス。"ラーズグリーズ"は再び《ミラーコート》《光の騎士団》を使用。
合砂 文月:宣言ありません。
巴慶一郎:こちらもなし。
芙蓉堂太一:なしです
山縣亜鷺:なし!
GM:ではイニシアチブに入ります。何事もなければこっちから動きますぞ!
芙蓉堂太一:今回はなしで!
GM:では"ラーズグリーズ"。 《コンセントレイト:エンジェルハイロゥ》+《小さな塵》+《影縛りの魔弾》の組み合わせは変わらず、対象も変わらず慶一郎くんだ。悪いが君以外を狙う理由は見当たらない……!
巴慶一郎:まあそうだよな…
"ラーズグリーズ":「あたしもあたしで慣れないこと、もうちょっと頑張りますか! たー!」
"ラーズグリーズ":13dx7+2
DoubleCross : (13R10+2[7]) → 10[2,3,4,4,4,4,5,7,7,8,8,8,9]+10[1,6,6,7,7,9]+10[10,10,10]+10[3,5,7]+2[2]+2 → 44

GM:リアクションをどうぞ
巴慶一郎:無理くせえ…けどドッジする…
巴慶一郎:6dx+1=>44
DoubleCross : (6R10+1[10]>=44) → 10[1,3,3,10,10,10]+8[2,4,8]+1 → 19 → 失敗

山縣亜鷺:『バディムーヴ』+『学園天使』+《原初の黒:勝利の女神》。
GM:ゲッ
山縣亜鷺:達成値を+26。
GM:こわっ……じゃあドッジ成功です
巴慶一郎:ありがたすぎる…
山縣亜鷺:山縣亜鷺の侵蝕率を+6した(侵蝕率:120->126)
"ラーズグリーズ":「ふふん、苦手ではあるんですけど、そっちだってガタガタですからね! その腕、頂き!」 街灯で伸びた慶一郎くんの影に光の弾丸を放つ
巴慶一郎:カメリアーへの集中が仇となる。回避行動は間に合わない。
山縣亜鷺:「支援します!斬って!」影の手が伸び、影と本体の位置を入れ替える。
巴慶一郎:「!」
山縣亜鷺:弾丸が彼の正面へと来るように。そこから先は彼の領域だ。
巴慶一郎:即座に刀を振るい、弾丸を両断する。
"ラーズグリーズ":「どうですか? お尻をまくって逃げるなら、あたしだってお情けの一つや二つ……あれー!?」
"ラーズグリーズ":「もう、やだな! ああいうデタラメ! 相性悪いですよ……!」
GM:では次です。合砂さんの行動。どうする?
巴慶一郎:「……このご恩は必ず返します。山縣先輩」
山縣亜鷺:「ふふ。今、この場で。期待していますから」
合砂 文月:ハロウィンパレードを狙って攻撃します。マイナーでストライクチップ起動、メジャーで《コンセントレイト》《ペネトレイト》。126に。
合砂 文月:判定前ですが……
芙蓉堂太一:支援。《援護の風》ダイス数9個増加。侵蝕2上昇。
GM:OK! 判定をどうぞ!
合砂 文月:ありがとうございます。では
合砂 文月:20dx7+10
DoubleCross : (20R10+10[7]) → 10[1,1,1,1,1,2,3,4,4,5,5,5,5,6,6,7,7,8,9,9]+6[1,5,6,6,6]+10 → 26

山縣亜鷺:《妖精の手》。
合砂 文月:はい。では、30からリスタートで
GM:イベイジョン13なので命中。ダメージど……どーん!
合砂 文月:1dx7+30
DoubleCross : (1R10+30[7]) → 3[3]+30 → 33

GM:だ、ダメージをどうぞ!
合砂 文月:では、ダメージ、いきます。
合砂 文月:4d10+7 装甲無視
DoubleCross : (4D10+7) → 24[9,2,3,10]+7 → 31

山縣亜鷺:山縣亜鷺の侵蝕率を+4した (侵蝕率:126->130)
合砂 文月:出目はだいたいど真ん中……31の装甲無視です。
合砂 文月:ストライクチップを重ねて投げつける。網状に、スパイク状に。動きを止めるために降り注ぐ。奇跡的な偶然で最高のあたり方。
GM:装甲無視、効いてますよ! 累計ダメージ93……
GM:HPが70+VSパレード判定失敗数*10なのでこちらは90。よって倒れます
合砂 文月:「……間に合いました」膝から崩れ落ちそうになるのを堪えながら
山縣亜鷺:合砂さんの身体を、影の手で支える。
芙蓉堂太一:「よーし、ナイス、合砂さん!」鳥の形をした風を吹き終える。
GM:放たれる攻撃を受けるのは"ハロウィン・パレード"の中心たる巨大化ミニカーだ。それはモルフェウス能力によるものか、更なる変貌を遂げようとしていたが……
合砂 文月:「……ありがとうご、ございます」噛みしめるようにこえを吐き出して。
GM:……合砂文月の言葉通り。間に合った! 放たれた攻撃により巨大ミニカーは耐久力を失い崩壊、停止。他の兵隊たちもその衝撃で動かなくなる。
"ラーズグリーズ":「……他は倒れた、か」 残るは"カメリアー"、そして彼女に守られている"パレード・プリンセス"のみだ
GM:という訳で次は"カメリアー"が動きます。
GM:マイナーはなし。メジャーで《コンセントレイト:ウロボロス》+《原初の赤:無機なる四肢》+《砂の刃》+《レインフォース》+《戦闘嗅覚》。対象は……合砂さん!
"ラーズグリーズ":12dx7+4
DoubleCross : (12R10+4[7]) → 10[1,1,5,5,5,6,6,7,7,10,10,10]+10[5,5,9,9,10]+10[7,9,9]+10[2,4,10]+10[10]+5[5]+4 → 59

GM:リアクションをどうぞ
合砂 文月:リアクション、しません。ダメージをください。
GM:あ、一応ドッジダイスは-1、ガード値は-5になります。一応ね……!
GM:6d10+33
DoubleCross : (6D10+33) → 38[5,3,7,10,9,4]+33 → 71

GM:諸々有効!
合砂 文月:ほかのみなさんの力で支えられながら、コインを一枚、つかみなおします。
合砂 文月:「希枝、さん」
合砂 文月:《鏡の盾》。装甲で3点弾いて68点ダメージ共有します。
"ラーズグリーズ":「……勝負だと言った、合砂さん。あなたが"パレード"のほとんどを倒した……けど」
合砂 文月:で、幼馴染へのロイスをタイタス化。昇華、します。
合砂 文月:「……まだ、希枝さんが残ってる」
"ラーズグリーズ":「そう。まだ私がいる……私が守る。私が手を、出させない……! 私がッ!」 鉄の花に隠された手元から枝葉のように伸びた影が、合砂さんに殺到します
"ラーズグリーズ":それらは合砂さんのすぐ近くで実体化し、その身を貫く
合砂 文月:「パレードを守りたいっていうのは本当。でも、学園だって、ううん。みんなを守りたいって」
合砂 文月:「欲張りだよね。希枝さん。でも」時間が引き伸ばされる。たぶん、この場の誰も見たことがないような顔で笑う。
合砂 文月:「希枝さんも、一人じゃないんだよ」コインを弾く。身体を鉄の花弁で貫かれながら。
"カメリアー":「捉え……ッ」
合砂 文月:鉄の花の本体に直撃。当然、貫通できるような力はない。弾かれる。
山縣亜鷺:「合砂さ……!?」
合砂 文月:けれど。カメリアーの、散らない鉄の花が"内側に、もういちど花開いた"。
合砂 文月:カメリアーの手元で変形し、仮面を狙って。鉄の花弁が咲き誇る。
合砂 文月:ということで、ざっくり刺されて戦闘不能になるのをタイタス昇華で堪えます。(演出的には瞬間失神)
"カメリアー":「は」 手元から開く花弁。己を守る防壁が瞬時に変形し、開き、迫る。それを避けるすべはない。絶対の防壁たる花が、牙剥くことなど……!
GM:59点なんて常識的に考えて耐えられる訳がないんだよなあ……戦闘不能になります。
巴慶一郎:「……覚悟の、一撃」
巴慶一郎:自分には突破できなかった壁を、彼女は超えて見せた。その姿を目に焼き付ける。
GM:が、"パレード・プリンセス"がEロイス《妄念の姿》で得ている《奇跡の雫》を使用。
GM:即座に復活します。HP20
"カメリアー":「……!」 倒れかけたその体躯を、"パレード"の残骸が支えた。その感覚に、意識が巻き戻る
合砂 文月:「……う」霞む視界の中で、崩れずになお咲く鉄の花を見た。
"カメリアー":制服は汚れ、目元を覆う仮面は半壊。息を荒げ、脂汗を流し、それでも"カメリアー"は立っている。
合砂 文月:「希枝さん」とぎれもつっかえもせず、名前を、口に。
"カメリアー":刹那、"パレード・プリンセス"の方を見て 「……それでも」
"カメリアー":「花は散らない……まだ……そうあろうと決めたから!」
合砂 文月:「ん」泣き笑いのような表情。私は、ここまでだ。でも。
"カメリアー":「……ごめんね。コレで結構、負けず嫌いで」 薄く笑って 「立てる限りは、立たせてもらうよ……!」
GM:という訳で、次。"パレード・プリンセス"の行動は……これどうしようかなあ。
GM:順序的にはあれか。合砂さんだけを対象に。《コンセントレイト:バロール》+《死神の瞳》+《ペトリファイ》だね。振ります。
合砂 文月:はい。
GM:8dx7+3
DoubleCross : (8R10+3[7]) → 10[1,2,4,4,4,5,8,8]+2[2,2]+3 → 15

GM:リアクションをどうぞ!
合砂 文月:ドッジを。
合砂 文月:5dx10>=15
DoubleCross : (5R10[10]>=15) → 6[1,2,5,5,6] → 6 → 失敗

合砂 文月:ああ……
GM:命中です。次のダメージが+5D、シーン中行動値が-6!
合砂 文月:「……っ!」
GM:"パレード"の主であるビスクドールが放つ魔眼が、合砂さんを捕える。撃つ限りには阻害しないだろうが、防御の瞬間に枷と働く重力の呪い。
合砂 文月:重さと、締め付ける痛みが、こんな私でも支えてくれた先輩たちのちからを思い出させてくれる。まだ終わってない。痛みの感覚にしがみつく。
GM:ドールに表情はない。だが無機質な街灯に照らされ影の差したその面持ち、瞳は沸々と揺れている……!
GM:ということで次はミスター芙蓉堂。君はどうする!
芙蓉堂太一:おう!
芙蓉堂太一:マイナーはなし。
芙蓉堂太一:訂正。マイナー、7m前進して巴くん達のエンゲージに入ります。
芙蓉堂太一:メジャー、コンボ『ガラスの小鳥』《エンジェルヴォイス》を合砂さんに使用。侵蝕4上昇。
芙蓉堂太一:効果はダイス数5増加。C値-1。
芙蓉堂太一:判定はなし。演出します。
GM:いいよ!
芙蓉堂太一:「……今回ほんとに、動く事多くておかしくない?」走って前進。その横を、小鳥が反対方向に流れていく。
芙蓉堂太一:「合砂さん、がんばって! ……あと巴くんね。君は」追いついて、息をつき。
芙蓉堂太一:「ま、一緒にがんばろ」ニヤリと笑う。
巴慶一郎:「心強いです。芙蓉堂先輩」無表情だが、そう返す。
合砂 文月:「……はい!」
GM:["ラーズグリーズ"] -5m- [PCs] -5m- [芙蓉堂太一,巴慶一郎/"カメリアー","パレード・プリンセス"]
GM:それでは次だ。山縣さん! どうする!
山縣亜鷺:待機します。
GM:OKです。では次、巴くん!
巴慶一郎:マイナーで《ペトリファイ》の行動値低下を解除します
巴慶一郎:メジャーは《急所狙い》《プレディクション》《バリアクラッカー》。対象はカメリアー
GM:くっ、ガードとかガードとかガードとかしたくなるが……
巴慶一郎:6dx+4
DoubleCross : (6R10+4[10]) → 10[2,3,4,6,7,10]+1[1]+4 → 15

巴慶一郎:ドッジ、ガード不可
GM:ふてえ奴だ! ダメージどうぞ!
巴慶一郎:2d10+10+7+4+1+2
DoubleCross : (2D10+10+7+4+1+2) → 16[6,10]+10+7+4+1+2 → 40

巴慶一郎:装甲無視です
GM:そいつは……無理さ。今度こそ倒れる!
巴慶一郎:侵蝕は+10で135
GM:復活エフェクトもないよ!
巴慶一郎:もはや連撃を仕掛ける余裕はない。深く腰を落とし、刃をカメリアーへと向ける。峰に軽く手を添える。
巴慶一郎:「不惜身命……自分も無茶をする。応えてくれ、残雪」
巴慶一郎:青白い光の線を描いて飛ぶ、突きの一撃に全力を込める。
巴慶一郎:狙うは、先ほど変成した一点。
巴慶一郎:「つああああああッ!」
GM:合砂さんの一撃によって生じた花の歪み……崩壊点。君の一撃は、そこを淀みなく切り裂いた。
"カメリアー":「あぁ……ッ!」 声が上がる。鉄の花が、引き裂かれ、花弁と散る。彼女を守るものはなく、故にその一閃は、届く。
"カメリアー":――彼女を"カメリアー"たらしめていた、無機なる仮面へ。それだけを突き砕く。
GM:また、"カメリアー"が失われたことにより、"パレード・プリンセス"の所持していた《不滅の妄執》が、その解除条件『自身に従うものが全て失われる』を満たしたので、これで行動不能となります。
GM:まあもともと支援しかできないしね……! プリンセスだから!
"ラーズグリーズ":「うええ、希枝さんが負けちゃうんですか……生半可なアタッカーの攻撃じゃあビクともしないと思ってたんですけどね!」
GM:という訳でこっちも及び腰です。ラウンド進行、続けます?
巴慶一郎:「ラーズグリーズ。お前の野望はこれで潰えた」
巴慶一郎:「これ以上の戦闘は無意味。違うか」
"ラーズグリーズ":「ほ……ほんとにそうですよ! 希枝さんのあのカッチョイー盾じゃないと"パレード"を使った件は意味ないですし……!」
"ラーズグリーズ":「なんで、えへへ、えへ! あたし的にもここらでおいとまですね! そこに転がってる人形とかは好きにしちゃってくださいよ!」
巴慶一郎:取り逃がすのは甚だ不本意。だが、状況を見る。自分を含め、既に皆限界だ。
"ラーズグリーズ":「まだ他にも目をつけてる子はいるし……」 ボソッと
巴慶一郎:「……何度来ようと阻んでみせる」
巴慶一郎:「残雪もそう言っている」
"ラーズグリーズ":「えへ! という訳で失礼しますね、お兄ちゃんにお姉ちゃん! 次はこうはいかないんですから!」
GM:そう言い捨てると、"ラーズグリーズ"の輪郭が歪み、ヴン、と幻影めいて消失しました。後に残るは静寂ばかり。
山縣亜鷺:「……それはこちらも同じことです。ゆめ、お忘れなきよう」独り言つ。
巴慶一郎:仮面の少女の姿が消えると同時、がくりとその場に膝を着く。
GM:仮面を砕かれた希枝蕾は力を失い気絶して、いつの間にか仮面の外れていたビスクドールも、また力を使い果たしたように微動だにせず……
GM:……勝ち、生き残ったのは君たちだ! 戦闘終了です。
山縣亜鷺:その様子を見て、微笑んで。「本当に、お疲れ様でした」
芙蓉堂太一:「お疲れ、巴君。手ぇ貸す?」自分も疲労しながら。そして、パレードの残骸を眺める。
山縣亜鷺:最後のロイスを。-後輩/巴慶一郎/感服:○/不安/ロイス
合砂 文月:「終わった……んですか?」ピンと来ない顔であたりを見回している
芙蓉堂太一:「……とりあえず、見守った……見届けたよ」小さく呟いた。
巴慶一郎:「有難うございます……本当に。誰一人欠けても危うい状況でした」
山縣亜鷺:「ふふ。ある意味では、まだ終わっていないのかもしれないですね」合砂さんに微笑みかけて。
山縣亜鷺:「ハロウィンのパレードは、これからなんですから。忙しくなりますよ、きっと」

GM:◆バックトラック
GM:さーて、今週のEロイスは~?
GM:"ラーズグリーズ"…《妄念の姿》《超越活性》 "カメリアー"…《堕落の誘い》(2個分)《虚実崩壊》  "パレード・プリンセス"…《妄念の姿》《不滅の妄執》
GM:という訳で7個分でした! 振るならば振るがいい!
巴慶一郎:振る。超振る
合砂 文月:もちろんです。
芙蓉堂太一:ふるふる
山縣亜鷺:ふる!
合砂 文月:132-7d10
DoubleCross : (132-7D10) → 132-37[2,6,8,2,9,5,5] → 95

芙蓉堂太一:130-7d10
DoubleCross : (130-7D10) → 130-44[6,7,5,8,8,8,2] → 86

山縣亜鷺:130-7d10
DoubleCross : (130-7D10) → 130-32[1,5,4,7,5,5,5] → 98

巴慶一郎:135-7d10
DoubleCross : (135-7D10) → 135-37[5,3,2,4,3,10,10] → 98

山縣亜鷺:1倍ぶりします。
GM:おっ戻ってんじゃーん。でも続けてロイス残留分をどうぞ!
山縣亜鷺:98-6d10
DoubleCross : (98-6D10) → 98-37[7,9,4,4,10,3] → 61

巴慶一郎:こちらも1倍で
合砂 文月:等倍で。
巴慶一郎:98-5d10
DoubleCross : (98-5D10) → 98-28[8,1,8,9,2] → 70

合砂 文月:95-5d10
DoubleCross : (95-5D10) → 95-36[9,8,8,7,4] → 59

芙蓉堂太一:86-6d10 一倍
DoubleCross : (86-6D10) → 86-26[9,7,2,3,3,2] → 60

合砂 文月:ああもう、こちらがわばかり出目が大きい……!
GM:おめでとうおめでとう。何はともあれ生還です。喜ばしく!

GM:◆エンディング
GM:ハロウィーン当日――
GM:何だかんだでそれなりに賑わうアカデミア。そこら中にジャックオーランタンが飾られ、お菓子が配られ、夜空にはウィル・オ・ウィスプが飛ぶ。
GM:そんなアカデミアの片隅。数日前、人知れぬ戦いがあった倉庫群の一画にて。
GM:アカデミア内を仮装して練り歩くパレード企画の準備が進められていた……
GM:君たち二人、合砂文月と希枝蕾の担当は、そのパレードの中の小さな自動馬車の飾り付け、及び管理だ。
合砂 文月:「……うん。できた」
合砂 文月:「こんな……感じで、いいかな? よく見えるかな」
希枝 蕾:「ん……どうだろう。私、こういうのよく分かんないからなあ」
GM:色々な角度から、飾り付けられた自動馬車を見る。背丈は1.5メートル程度で、長さもそんなにないが、馬型ロボットで牽引されるちゃんとした箱形馬車だ。
合砂 文月:「私も、その……苦手で。でも、お姫様だし……ね。やっぱり、その」簡単なメイクと変な帽子だけの簡易仮装(?)をしている。
希枝 蕾:「そうだね。とりあえず明るいし、派手すぎないし……大丈夫。大丈夫……かな?」
希枝 蕾:合砂さんに倣って、なんかネコミミっぽいカチューシャを被っている
合砂 文月:「うん……」
希枝 蕾:あれこれと試行錯誤しながら付けたり外したりしているが、結局一旦『これでいいかな?』となると、何をしても余計な気がしてしまうのだ
合砂 文月:「これで、友達に……なれた、かな」
希枝 蕾:「……ううん。お友達、って言うにはちょっと。お姫様だからね」 馬車の中、飾り立てられた人形を見て
希枝 蕾:「友達ならやっぱり手とか、繋いだりするものじゃないかな」
合砂 文月:希枝さんの手を遠慮がちに握る。
希枝 蕾:「んぇ?」 きょとんとして、合砂さんを見返し
合砂 文月:「ぅえ?」詰まったような声。
希枝 蕾:「…………っふふ」
希枝 蕾:「ふふ……ふふふ! 何、もう!」 握られた手を握り返し、空いている方の手で軽く合砂さんを叩く
合砂 文月:「ぅ、えっと……あの、え」赤。
合砂 文月:「え。あの、えっと……あの、このお姫様もそう、そうなんだけどっ、ええとっ」
希枝 蕾:「なぁに? 合砂さん、どうしたの?」 にこにこ笑いながら聞く
合砂 文月:「……と……ともだちに……」下むいてもごもごと
希枝 蕾:「……友達に?」
合砂 文月:「……なって、いいかな、って」
希枝 蕾:「……ふふ」 合砂さんの手を両手で握り直し、向き直る
希枝 蕾:「私も……友達って、どうなんだろ。正直、よく分かんない。みんなを観察してたから、一応形式? は分かるけど」
希枝 蕾:「合砂さんが友達って言ってくれるなら、嬉しい」
合砂 文月:「……うん。私も、希枝さんがそうだと……」ぎこちなく笑う。「うれしい」
希枝 蕾:「どっちも嬉しいなら、そうしようよ」 少し身体を揺らしながら笑う 「友達だ、私たち」
合砂 文月:「うん」にぎる手に、ちょっと強すぎるくらいに(非力なので大したことはない)力がはいる。
希枝 蕾:負けないように、少しだけ力を入れて握り返す(調整が利く)
スタッフ学生:「……それじゃそろそろ移動始めまーす! 準備の方、お願いしまーす!」
GM:スタッフの声が響く
合砂 文月:「……い、いこ。うん」
希枝 蕾:「……だね。ふふ。行こうか!」
GM
GM:……パレードは進み始める。
GM:出発地点が倉庫なので、まだ人は少ない。人が少ない内に最終的な試運転をして、大人数の前でヘマをしないようにという方針だ。
GM:先頭を進むのは生徒会長ロボを頂点に戴くアカデミア・センチュリー・キャリッジ。その少し後ろの左右に風紀治安車と馬面番長の人力車が続く。
GM:その他にも、各部活やサークルが突貫ながらも用意した馬車は個性豊かできらびやかだ。光ったり、電気を発したり、お菓子をばらまいたり……
GM:それに比べれば芽立ちはしないが、それでも綺麗で可愛らしい二人と一人のキャリッジは、ゆっくりと進んでいく。
希枝 蕾:「とりあえず、ちゃんと動いてるね。コードとか、絡みつかないようにって言われてたし」
合砂 文月:「うん。どうなるか、って思った、けど……配線、いじるのは、慣れてた、から」
希枝 蕾:「そうそう、手際良かったよね! 機械、強いんだ?」
合砂 文月:「ちょ、ちょっと、だけ……」
巴慶一郎:「おや。合砂さんに、希枝さん」
巴慶一郎:通りすがる二人に気が付き、声を上げる。慶一郎は、風紀委員として警備・誘導を担当。
巴慶一郎:服装は夜会服の上に黒マント、仏頂面に牙まで生やして、ドラキュラの仮装だ。
希枝 蕾:「あ……巴くん! お疲れ様……です!」
希枝 蕾:「……か、仮装したんだ」
合砂 文月:「あ、ええと、に……似合って……る?」
巴慶一郎:「自分はこういうものは似合わないと思うのですが、決まりだからとのことで」
巴慶一郎:「ありがとうございます。お二人もよくお似合いです」
合砂 文月:「あ、ありがとうございます」ちょっと早口で
希枝 蕾:「う、ふふ……ありがとう。なんか全然、ちゃんとしてないけど」
巴慶一郎:パレードの進みを見ながら、再度口を開く。
巴慶一郎:「希枝さんはその後、落ち着かれましたか」
希枝 蕾:「ん……おかげさまで。しばらくは、ちょっと力の過使用で、エフェクトの使用禁止って言われてるし」
合砂 文月:「…………」見る。
合砂 文月:「落ち着いてる、と、思います、その私から見て。です。あの」
巴慶一郎:「それは何よりです。……気が向いたら、例の話も考えて頂けますか」
希枝 蕾:「あ、そっちの方は是非……って思ってるので! 先生からも許可は下りましたし。今はエフェクトが使えないけど……!」 こっちが早口になる
巴慶一郎:「重畳です。見ての通り、こういうお祭り騒ぎとなると人手がいくらあっても足りませんし」
合砂 文月:「うん。……うん」
巴慶一郎:「年がら年中、何かしらイベントがあるもので……」
希枝 蕾:「はい。……その暁には、きっと必ず……守ります」
希枝 蕾:「……こうやって楽しい、アカデミアを。私、そうしたいです」 笑顔
合砂 文月:「……あの。巴さん、ありがと、ございます」
巴慶一郎:「む。自分は礼を言われるようなことは何も」
合砂 文月:「いえ……その、言いたかった、ので」
巴慶一郎:「……そうですか。自分はむしろ、合砂さんに謝罪したいことがあります」
合砂 文月:「え?」
巴慶一郎:「この事件の捜査を開始した時。自分は合砂さんが戦える人とは思っていませんでした」
巴慶一郎:「強い意志を持った人ではない、いざとなれば自分が守らねばならない、と」
巴慶一郎:「見誤っていました。お詫びします」頭を下げる。
合砂 文月:「あ。いえ……私は……その、誰かがいないと……」目線を横の誰かに彷徨わせて「だめ、なので、はい」
希枝 蕾:「?」 微笑を浮かべている
巴慶一郎:「そうですか。成程、そういった強さもある……」思案顔で頷く。
巴慶一郎:「ああ。パレードが先に進んでしまいますね。引き留めてしまって、すみません」
合砂 文月:「……ええと」
合砂 文月:「あ。はい、巴……くんも、気をつけて、がんばって、ください」
巴慶一郎:「はい。それでは、また。楽しいハロウィンを」
希枝 蕾:「はい。頑張ってください。また今度!」
GM
GM
GM:……パレードは進み続ける。
GM:人通りが、明るい飾りが増えてきた。屋台もそこかしこに立ち、甘い香りも鼻につく。
GM:携帯をこちらに向けて写真を撮る生徒もちらほらと。二人のキャリッジは派手に衆目を集めたりはしないが……
合砂 文月:割とかちかちで手綱(かざり)を握っています(棒が入ったように背筋が伸びている)
希枝 蕾:「固くなってる」 こちらは笑っている
合砂 文月:「あう」
希枝 蕾:「これからもっと人、多くなるよ。まあ、代わりに緊張してくれるっていうなら、良いけど……」
合砂 文月:「が、がんばる……」
GM:そんな風に話していると、カボチャ頭で黒いマントな背の高い怪人が近付いてきます
GM:ただし、そこら中にリボンやらシールやらでファンシーな飾り付けをさせられていて、恰好はつかない
合砂 文月:「……?」手を振る。
アズラ・F:「ああ、丁度良い所に……君、ちょっとこれ取ってくれないかね」 近付けば、カボチャ頭の奥に見覚えのある顔があるのが分かります
アズラ・F:「折角なんで恰好良く出ようと思ったら、事務員の子たちに、謹慎中なのでダメだって意地悪をされてね。どうしてもと頼み込んだら、これだ」
合砂 文月:「……それ、取ったら、まずいんじゃ」
アズラ・F:「いいんだよ! 子ども達にイタズラで取られたことにするから。ほらほら、頼むよ」
合砂 文月:「…………」チップを取り出してこねこねと練って、猫っぽい何かのバッヂ状にして。
アズラ・F:「おっ、おいおい。私は取ってくれと言ったと思うんだが!」
芙蓉堂太一:「それ、人相学的には『ハロウィンでウケの取れる顔』なんじゃないんですか」スッと割り込んでくる。
芙蓉堂太一:頭にネジ、傷跡メイクをしたフランケンシュタインの怪物の仮装だ。服は制服。
合砂 文月:「あ、芙蓉堂先輩……」カボチャ頭の上のところにバッヂを取り付けながら
アズラ・F:「おっ、君は」
アズラ・F:「ちょうどいい、なあ頼むよ。これでは……ああ、ほらまた!」
アズラ・F:「みんな増やしていくんだ! 割れ窓効果と言うんだよ!」
芙蓉堂太一:「やー、お疲れ様。すごいなあこれ」馬車を見上げる。
合砂 文月:「飾りは……いっぱい、あったので。その」
希枝 蕾:「あっ、お疲れ様です。その節はどうも」 頭を下げる
芙蓉堂太一:「元気そうで何よりー、と」馬車の中にあのドールを見つけ、目を細める。
芙蓉堂太一:「あの子もちゃんといるんだ。そうだよね」
合砂 文月:「はい」馬車の側面には、赤い揃いの服の兵隊が、らっぱを構えて並んでいる。
希枝 蕾:「頑張りました……バランスとか!」
芙蓉堂太一:「いいじゃんいいじゃん。まあ、ちょっとの付き合いだったけど、こうして晴れ舞台に出られるのは嬉しいよね」
芙蓉堂太一:「ですよね。アズラさん」カボチャ頭の方を見て。
合砂 文月:「芙蓉堂先輩……の、おかげです。アズラさん、もですけど……」含みがあるのか何なのかもごもご。
アズラ・F:「うーん、それは良いんだけども、私の方はどうだね。あっ、また重くなった!」
アズラ・F:もはや"そういう催し"と見られ、道行く人にどんどん飾りを増やさせられている
芙蓉堂太一:「あっはっは。面白いんで写真撮らせてください」スマホを向ける。
アズラ・F:「ああ、こらこら! やめてくれ! 注目されるのには慣れていないんだ!」 慌てふためく
合砂 文月:「…………ぁは」ぎこちなく笑う(作り笑いではない)
芙蓉堂太一:「まあ、あれだ。合砂さんたちも連絡でもくれれば、落ち着けるいいスポット教えたりもするからね!」
芙蓉堂太一:「……代わりにいい話提供してもらうけど」手を振る。
合砂 文月:「……話?」手を振りかえす。
希枝 蕾:「い、いい話……いい話かあ」 手を振り返し
芙蓉堂太一:「なんか面白い話。ネタ。僕、情報屋なんでね!」
芙蓉堂太一:この辺でアズラさんの方に向かいましょう。すれ違いざまに頭にぺたりと小鳥のシールを貼りつける。
希枝 蕾:「アカデミアも色々だね。情報屋って、在野の協力者みたい」
合砂 文月:「うん。不思議な、かんじ……で」
芙蓉堂太一:「……アズラさんも、こないだの件。よろしくお願いしますね」こそっと言って去っていきましょう。
アズラ・F:「あっこら、また! 全く! こうもされると小さい頃の王女を思い出すな……!」
アズラ・F:[]
アズラ・F:「ああ、もちろんだとも。……しかし今日は退散しよう。これじゃどれだけ荷物が増えるか」 いつの間にか猫まで抱えさせられている
アズラ・F:「まあ、君も……表情はあまり変わらないが、しかし良い顔になった。目元と顔色、あと首の向き……うん。楽しむと良いよ」 猫の腕を使って、合砂さんに手を振る
合砂 文月:「……? ありがとう、ございます……?」手を振る。
アズラ・F:「うん。やれやれ、これは笑われてしまうな……」 という訳で列から外れていきます
GM
GM
GM:……パレードは進み続ける。
GM:いよいよ今夜の中心地へ。高等部校舎外周。屋台からは甘い匂いが漂い、音楽で賑わい、パフォーマンスもそこかしこで。
合砂 文月:「……わあ」明るい。先程までより光が強い。ジャック・オ・ランタン、電飾のロウソク……
GM:道行く人々は様々に仮装して、その数も多い。合砂さんと希枝のキャリッジも、ちょくちょく目をつけられて、カメラレンズを向けられたりする。
希枝 蕾:「……こんなに、お祭りに参加する人がいるんだ」 感心している
???:では、その屋台の前。
???:白い布をまとった影が立ちはだかる。
???:「あ、あれ、お化けってどう叫ぶんでしょう……がおーじゃないですよね……?」
合砂 文月:「……おどろけ?」
希枝 蕾:「……びっくりしろー?」
???:「あ、なるほど。さすが合砂さんたちです。おどろけー!びっくりしろー!」
???:正体を見破るなら知覚判定対決を要求します。
GM:いいでしょう。
合砂 文月:すごい正体隠匿……
GM:しかし誰かから身を隠す判定にペナルティのあるDロイスなど持っていないかどうか注意してくださいね!
???:な、なにをう
合砂 文月:6dx+2 みやぶろうとしてみるよ!
DoubleCross : (6R10+2[10]) → 9[1,2,4,6,9,9]+2 → 11

希枝 蕾:4dx+1 知覚判定!
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 6[1,3,6,6]+1 → 7

???:こちらはダイス数が-3個なのでふれません。
GM:なんてことだ……
山縣亜鷺:「あの、これ、もしかして」
GM:判定は自動的失敗……その正体を隠すことはできない……!
山縣亜鷺:「バレてます?」
合砂 文月:「……? 山縣せんぱい、ですよ、ね?」首を傾げる。
希枝 蕾:「バレてるっていうか……」 くすくす笑う
山縣亜鷺:「難しいですね、仮装って」白い布をもぞもぞと開く。
山縣亜鷺:「改めて。お疲れ様です」ツノ付きのカチューシャと、悪魔の羽根、そして尻尾。
希枝 蕾:「こんばんは、山縣先輩。お疲れ様です」 頭を下げる
合砂 文月:「わあ」一瞬見とれて、ワンテンポ遅れてがばっと頭を下げる。「お、おつかれさまです!」
山縣亜鷺:「パレード参加者の皆さんに、色々お配りしてるんですよ。はい」
山縣亜鷺:飲み物を2つ渡す。黄色と紫に分離したジュース。
希枝 蕾:「わ、ありがとうございます! ……これは……」 まじまじ見つめる
合砂 文月:「……?」指先でカップを摘んだまま首を曲げて、境界面を見る。
山縣亜鷺:「すごいですよね、それ。ガムシロップで、オレンジジュースとグレープジュースを分けてるらしいですよ」
希枝 蕾:「へえー……そんな事ができるんですか! ガムシロップなんて、使ったことなかったなあ」 境目の辺りを指先で撫でている
合砂 文月:「……何も使わなくても、できる、んですね。こういうこと……」
山縣亜鷺:「創意工夫ですよね。見習いたいです」
合砂 文月:「……はい」
希枝 蕾:「……創意工夫かあ。オーヴァードの力がなくても、こんなことできるんだもんなあ」
山縣亜鷺:「もちろん、あればあったで、色んなことができます。でも」
山縣亜鷺:「やりたいことだったら、どんな方法だって、どうにかできちゃいます。それがアカデミアのいいところだと、私は思います」
希枝 蕾:「……はい」 胸元でジュースを握り、頷く
合砂 文月:「私た……は、その、何ができるか、とか。よくわからないので、その、ほんとに……」
合砂 文月:「困ったら、そのときは」
山縣亜鷺:「はい。もちろんお助けします。でも、今、お二人が出来ることで、お二人がやりたいことは、きっとお二人の力でできると思いますよ」
合砂 文月:「……はい」頷いて。「……くちつけるの、もったいない、ですね。ちょっと」
山縣亜鷺:「その答えです。例の言葉をお願いします」後ろに手を組んで小首を傾げる。
山縣亜鷺:「……」
山縣亜鷺:「あれ、伝わってなかったですか?ほら、ハロウィンといえば、です。お決まりの文句を、ね?」
合砂 文月:「あ」
希枝 蕾:「…………ああ!」
合砂 文月:「……トリック……」
希枝 蕾:「……オア……」
希枝 蕾:「……トリート!」
合砂 文月:「……ぁは」不器用に笑う
山縣亜鷺:「はい。正解は、ハロウィンを楽しむ、です」微笑みかけ、お菓子の包みを渡す。
希枝 蕾:「わ、本当に貰えた……初めてかも。ふふ」 受け取って
合砂 文月:「……もうちょっと、試して、みます」堂々と……話しかけていい日なんだった。
希枝 蕾:「折角だし……いっぱい、集めちゃおう。うん、お菓子好きだし。やってみよう」
希枝 蕾:「……ありがとうございます、山縣さん!」
山縣亜鷺:「はい。アカデミア・モンスターズ・ナイトはこれからです」
山縣亜鷺:「是非、全力で謳歌してください」両手で握りこぶしを作る。
合砂 文月:「はい。……ありがとう、ございます」
希枝 蕾:「謳歌します!」 真似て両手をぐってする
合砂 文月:数テンポ遅れて真似して。頷く。帽子がずり落ちる。
GM
GM:……パレードは進み続ける。
GM:一夜限り、賑やかな夜空の下を、緩やかな速度で、進み続ける。
GM:多くの人々を伴って、多くの笑顔を伴って、多くの輝きを伴って。最後の目的地、グラウンドに向けて、進み続ける。
GM:止まらない、止まらない。多くの思い出を生み出しながら、多くの楽しみを生み出しながら。
GM:きっと目的地に辿り着いたって、パレードは止まらない――
GM
GM
GM
GM:『アカデミア・モンスターズ・ナイト/人形は涙を流さない』
GM:-Fin-
GM
▼ アフタープレイ
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